JP4342039B2 - ガラススクライバー及びスクライブ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス板に閉曲線で囲まれた領域を切り抜くのに適したガラススクライバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス板を切断するには、ガラスカッターホィールを用いてガラス板表面を一方向にスクライブしてガラス板表面から下方に向かうクラック(垂直クラックと呼ぶ)を生じさせ、次いでガラス板に応力を加え、その垂直クラックをガラス下面まで成長させることによってガラス板を切断(ブレイク)している。ここで図1の上図(A)に示すように、ガラス板1から閉曲線の領域1aをくりぬく場合、中図(B)に示した側面図にあるように、スクライブ時の垂直クラックVの方向を常に閉曲線の外側に向かって斜め方向に傾斜させれば、下図(C)に示すように、切り取り対象の領域1aをガラス板1から切り抜くブレイク作業が容易となる。
【0003】
かかる目的のために、傾斜した垂直クラックを形成できるガラスカッターホィールが例えば特開平9−278474号公報で紹介されており、それを引用してここで述べる。
【0004】
図2はそのガラスカッターホィールを正面(スクライブ方向)から眺めた図である。ホィールカッタ11に対して回動自在に設けられるガラスカッターホィール12において、刃先の稜線13に対する左側の刃先角度が73°で右側の刃先角度が83°となっている。このガラスカッターホィール12を用いてガラス板1に対して、スクライブすれば、下方に向かって図中左側に傾斜した垂直クラックVと、ガラス板表面に生じたクラック14、15(水平クラックと呼ぶ)とが生じることが記されている。
【0005】
このようなガラスカッターホィール12を用いて閉曲線のスクライブを行ったガラス板1に対するブレイクにおいては、上述の直線的なブレイクのように垂直クラックが成長する向きにガラス板を撓ませるようなことはできないため、スクライブの時点で深い垂直クラックを形成しておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら図2にあるような従来のホィールカッタ11を用いたスクライブ装置では、形成される垂直クラックVが浅く、かつその傾斜角も小さいため、通常の打ち抜きによるブレイクを行うと、製品1aのブレイク端面がギザギザになったり、あるいは製品1aそのものが粉々に破断してしまい、適正なブレイクを行うことは困難であった。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、閉曲線のスクライブ時に傾斜した深い垂直クラックを形成できるガラススクライバーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本出願人が先に提出した特開平9−188534号の「ガラスカッターホィール」を図3に示している。このガラスカッターホィール21は、通常のカッターホィール(即ち、両側の刃先角度θ1、θ2が共に等しい)の稜線22に、拡大図A1、B1に示すように、所定の間隔pで深さhのU字形状をなす溝23’(溝自身の形状はこれに限定されない)を切除することで刃先稜線上に微細な突起24を形成したものであり、深い垂直クラックを得ることができ、スクライブ性能が飛躍的に向上した。
【0009】
前記拡大図B1でわかるように、溝23’の形状は両側で対称になっており、溝23’の切り取り量は稜線22の両側で均等になっている。その拡大図B1に記したラインL1での断面を図4に示している。稜線22から両側への溝幅W1、W2は相互に等しく、又、溝両端での溝深さは同一である。つまり、溝23’の切り取り面23a’は、当該ガラスカッターホィール21の軸心方向に対して平行関係にある。
【0010】
これに対し、図5のガラスカッターホィール25に示すように、溝23の切り取量を稜線の両側で不均等にし、溝の切り取り面23aを傾斜させると、切り取り量の多い方に傾斜角Uで傾く深い垂直クラックが形成されることが判明した。
【0011】
垂直クラックが傾く理由としては、スクライブするときの刃先稜線が溝部において若干のズレを生じ、これがガラス板に与えるストレスの左右不均衡を生ずる結果からと思われる。
【0012】
図5では、ガラス板1は平板なテーブルTに吸引固定されているが、スクライブ時に、ガラス板1を凹面状に撓ませておくと(あるいはスクライブ圧で撓むようにしておくと)、垂直クラックVの傾斜角Uが更に大きくなることも判明した。このような構成のガラスカッターホィールおよびガラス板を撓ませてのスクライブ法を適用すればより傾斜した深い垂直クラックが得られるので閉曲線領域の切り抜きに最適である。
【0013】
【発明の実施の形態】
図6はこのようなガラスカッターホイールおよびガラス板を撓ませてのスクライブ法を採用した本発明の1実施形態を示したガラススクライバー50である。ガラス板1が上面にセットされるテーブル2は、モータ3を駆動源として半固定テーブル4上で回転する。Qはテーブル2の回転中心を示す。この半固定テーブル4自体は2列のレール5、6に沿ってこの紙面に垂直な方向(Y方向)に移動可能である。
【0014】
テーブル2の上方にはX方向にガイドバー7が延在し、そのガイドバー7に沿って2基のスクライブヘッド8a、8bが設けられており、9a、9bはそれぞれのスクライブヘッド8a、8bを移動させるモータである。各スクライブヘッド8a、8bの下部には、上下動自在にかつ首振り自在にチップホルダー10が備えられ、それらのチップホルダー10の下端には上述したガラスカッターホィール25(25a、25b)が回転自在に装着されている。
【0015】
図7はガラススクライバー50を上方から見た図であり、各ガラスカッターホィール25a、25bは、ガイドバー7の中心線Oの直下に位置するようになっている。
【0016】
図8はガラスカッターホィール25の詳細を示し、図3と対応する部位については共通の符号を付している。本ガラスカッターホィール25では、図8内の拡大図A2、B2に示すように、溝23の切り取り面23aを傾斜させ、その切り取り量を稜線22の両側で不均等にしている。尚、拡大図A2は、矢印Z方向から眺めた図である。
【0017】
その拡大図B2に記したラインL2での断面を図9で示すように、本ガラスカッターホィール25における稜線22から両側への溝幅W1、W2は相互に等しくなく、従って溝両端での溝深さh1、h2も互に等しくない。ここで本ガラスカッターホィール25における各寸法を製作例として表1に示す。
【0018】
【表1】
Figure 0004342039
【0019】
図10は上記テーブル2の詳細断面図を示し、図11はテーブル2を上方から見た図である。テーブル2自体は円柱体の部材からなり、上面には、所定厚の周縁2aを残すようにして所定深さの凹部2bが形成されている。この周縁2aの上面がガラス板1の実質的な載置台となり、その上面には環状の吸引溝2cが形成され、ガラス板1を吸引ロックできるようになっている。又、このテーブル2にセットしたガラス板1を下方に撓ませるために、凹部2bを減圧するための吸引ポート2dが形成されている。
【0020】
次にこのガラススクライバー50により、ガラス板1に半径r1の円スクライブをするときの動作を述べる。図6に示したように、一方のスクライブヘッド8aを図中左側に退避させておき、そして、図7に示したように、テーブル2の回転中心Qがガイドバー7の中心線Oに合致するようにテーブル2を移動させる。次にガラス板1をテーブル2にセットしてテーブル2に真空吸着固定し、そしてテーブル2の凹部2bを減圧してガラス板1を下方に撓ませる。
【0021】
この状態で他方のスクライブヘッド8bを回転中心Qから右へr1だけ隔たった位置に移動させる。このとき、ガラスカッターホイール25bは図6中の部分拡大図に示す向きに(溝の切り取り量の多い方をスクライブ円の外側に)セットする。そしてチップホルダー10を下降させ、ガラスカッターホイール25bの刃先をガラス板1に当接させ、更に所定の刃先荷重を与え、この状態でテーブル2を図7のごとく矢印方向に回転させると、ガラス板1に半径r1の円スクライブが行なわれる。
【0022】
この円スクライブでガラス板1に形成される垂直クラックは、後で取り上げる図18においてVで示しているようにスクライブ円の外側に傾く。
【0023】
このときのガラスカッターホィール25の加工データの1例を表2の加工データ1として表2に示す。加工データ1はガラス厚0.7mmで図10に示すように減圧によりガラスを凹型に撓ませたものである。
【0024】
【表2】
┌───────────┬────────┐
│ │ 加工データ1 │
├───────────┼────────┤
│ガラス板厚 │ 0.7mm │
│刃先荷重 │ 2.5Kg/cm2
│スクライブ速度 │ 40mm/sec
│切抜き直径(φ) │ 40mm
│固定用真空力(ゲージ圧)│ -80kPa │
│撓ませ用圧力(ゲージ圧)│ あり(圧) │
└───────────┴────────┘
【0025】
上記の各加工データ1におけるスクライブ結果を表3に示し、比較例として図5のようにガラス板1を平板なテーブルT上でスクライブしたときの結果を表4に示す。
【0026】
【表3】
Figure 0004342039
【0027】
【表4】
Figure 0004342039
【0028】
表3と表4を比較してわかるように、ガラス厚み0.7mmにおいては図10のようにガラスを減圧により凹型に撓ませたスクライブのほうが図5のように平坦テーブル上でスクライブしたときよりも垂直クラックの傾きが大きく、かつ深い結果が得られた。
【0029】
ガラス厚み1.1mmで図12に示すように、テーブル2の部2bを減圧せず、大気圧としたときのデータの1例として表5に加工データ2として示す。
【0030】
【表5】
┌───────────┬────────┐
│ │ 加工データ2 │
├───────────┼────────┤
│ガラス板厚 │ 1.1mm │
│刃先荷重 │ 2.5Kg/cm2
│スクライブ速度 │ 40mm/sec │
│切抜き直径(φ) │ 40mm
│撓ませ用圧力(ゲージ圧)│ なし(大気圧) │
└───────────┴────────┘
【0031】
次に、ディスク作成等の用途として、ガラス板1に半径r1と、半径r2の同心円のスクライブを行う作業を述べる。図13に示すように、スクライブヘッド8bは図6と同じ位置とし、他方のスクライブヘッド8aをテーブル2の回転中心Qから左へr2だけ隔たった位置に移動させる。このとき、ガラスカッターホイール25aは図13中の部分拡大図に示す向きにセットする。そして両チップホルダー10を下降させ、ガラスカッターホイール25a、25bの両刃先をガラス板1に当接させ、更に所定の刃先荷重を与え、この状態でテーブル2を図14のごとく矢印方向に回転させると、半径r1、r2の同心円スクライブを行なえる。
【0032】
このときのガラス板1に形成される垂直クラックは後で取り上げる図24に示しており、外側の垂直クラックV1と内側の垂直クラックV2は共に外側方向に傾斜している。又、図13においてガラスカッターホィール25aの向きを180°回転させてスクライブしたときの垂直クラックは後で取り上げる図26に示しており、内側の垂直クラックV2は内側に傾斜する。
【0033】
図15は、テーブル2の凹部2b内を加圧してガラス板1上方に撓ませた状態で行うスクライブを示している。この場合、ガラスカッターホイール25bは図10の場合とは逆向きにセットすると、図中、スクライブ円の内側へ傾く深い垂直クラックVが得られた。
【0034】
図16のテーブル2Aは、図10のごとくガラス板1を下方に撓ませたときに、ガラス板1とテーブル2Aとの密着性を増すために、周縁2aにおける吸着面2fにその撓みに倣うような傾斜を設けている。
【0035】
又、図17のテーブル2Bは、図15のごとくガラス板1を上方に撓ませたときに、ガラス板1とテーブル2Bとの密着性を増すために吸着面2fにその撓みに倣うような傾斜を設けている。
【0036】
以上述べた各実施形態(各形態)では、スクライブヘッドを固定とし、スクライブ時にガラス板を移動させたが、ガラス板を固定とし、スクライブヘッドを移動可能に設ければ、所望形状の閉曲線領域をスクライブできる。
【0037】
又、ガラスカッターホイールに形成した溝を側方から見たときの形状は円弧形状であったが、U字形状、V字形状、鋸刃形状もしくは凹形状であっても同じ作用効果が得られる。
【0038】
以上のようにしてスクライブされた領域の切り抜きに適したブレイク装置を紹介する。その第1形態を示した図18、図19は、図7のスクライブで得られたガラス板1に対するブレイク装置を示し、深くかつ傾斜した垂直クラックVが得られているため単なるヘッダー(押圧治具)51の押下によりブレイクできる。
【0039】
アクリル(ナイロンでも同じ)の樹脂製によるヘッダー51を用いて板厚が0.7mmと1.1mmの場合の押圧荷重Wのデータをそれぞれ表、表に示す。
【表6】
┌─────┬────┬────┬────┐
│切抜き直径│20mm │40mm │66mm │
├─────┼────┼────┼────┤
│W(kgf) │2.0〜3.0│3.0〜4.0│3.0〜4.0│
└─────┴────┴────┴────┘
【表7】
┌─────┬────┬────┐
│切抜き直径│40mm │66mm │
├─────┼────┼────┤
│W(kgf) │ 9〜10 │5.0〜7.0│
└─────┴────┴────┘
【0040】
尚、このときのテーブルは図10で示したテーブル2をそのまま使用でき、その場合、スクライブ工程とブレイク工程とを一つのテーブル上で実施できるので、作業効率が向上し、作業スペースも小さくできる。
【0041】
図20、図21は第2形態を示しており、スクライブ後にテーブル2における凹部2bの減圧を更に強め、撓みを更に増すことでブレイクしており、この場合もスクライブ時のテーブルをそのまま用いることができる。板厚が0.7mmと1.1mmの場合の撓ませ圧(減圧)のデータをそれぞれ表、表に示す。尚、ガラス板のテーブルへの固定用圧は共に−80KPa(ゲージ圧)であった。
【0042】
【表8】
Figure 0004342039
【表9】
Figure 0004342039
【0043】
図22、図23は第3形態を示しており、ガラス板1は垂直クラックVが内側方向に傾斜するように閉曲線のスクライブが行われ、その閉曲線領域を吸盤52で上方から持ち上げるようにしてブレイクしている。この吸盤52を搬送用のロボットアームに装着すれば、ブレイクした円盤1pをそのまま後工程へ搬送できる。
【0044】
図24、図25は第4形態を示しており、図14において同心円にスクライブしたガラス板1(垂直クラックVが共に外側方向に傾斜)に対するブレイク装置を示す。ヘッダー53に、スプリング54で付勢された内ヘッダー55を備え、かつ、テーブル2Cは凹部2b内の中央部に更に凹部2b’が形成される。
【0045】
図24に示すように、ヘッダー53を押下させると、まず外側の垂直クラックV1の個所で分断されて円盤1pが凹部2bに落下する。前記ヘッダー53を更に押下させていくと、そのヘッダー53は図25に示すように分断された円盤1pで係止されるが、この後は、スプリング54の付勢力に打ち勝って内ヘッダー55のみが押下されるようになり、今度は内側の垂直クラックV2の個所で中央部1qがブレイクされ、中央部がくり抜かれたディスク状の円盤1pが得られる。
【0046】
図26、図27は第5形態を示しており、内側の垂直クラックV2が内側に向けて傾斜しているガラス板1に対するブレイク装置を示す。この装置では、テーブル2Dには、内側の垂直クラックV2で囲まれた領域を支えるような支持台2gを凹部2bの中央部に設け、かつ、ヘッダー56の下面に所定の凹部56aを形成しておく。
【0047】
この構成により、ヘッダー56の1回の押下動作で外側の垂直クラックV1でのブレイクと、内側の垂直クラックV2でのブレイクを同時に行える。尚、ここのテーブル2Dをスクライブ用と兼用する場合、スクライブ時にガラス板1が撓めるように、前記支持台2gはガラス載置面より所定量だけ低くしておく。
【0048】
図28、図29は第6形態を示しており、外側の垂直クラックV1が側に向けて傾斜し、内側の垂直クラックV2が外側に向けて傾斜しているガラス板1に対するブレイク装置を示す。この装置では、ヘッダー57は下面中央に凸部57aを持ち、その凸部以外の下面には吸引穴57bが設けられている。
【0049】
図29に示すように、ヘッダー57を下降させ、凸部57aをガラス板1の中央部を押下することにより、内側の垂直クラックV2の個所でブレイクされ、この後、吸引穴57bによりガラス板1をヘッダー57に吸引させた状態でヘッダー57を上方に移動させることにより、ガラス板1は外側の垂直クラックV1の個所でブレイクされ、ディスク状のガラス板が得られる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガラススクライバーは、ディスク状ホィールの刃先稜線に当該ホィールの軸心方向に対して所定角度傾斜させた溝を所定のピッチで形成したガラスカッターホィールを用い、かつ、ガラス板が撓んだ状態でスクライブするようにしたので、深い垂直クラックが得られると共に、その垂直クラックがより大きく傾斜するため、閉曲線領域の切り抜きのためのスクライブに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 閉曲線の領域を切断する様子を示した図
【図2】 公報に開示された切断方法を示した図
【図3】 公報に開示されたガラスカッターホィールの図
【図4】 図3における刃先稜線部の部分拡大断面図
【図5】 ガラスカッターホィールの使用例を示した図
【図6】 本発明の1実施形態を示したガラススクライバーの正面図
【図7】 図6のガラススクライバーを上から眺めた図
【図8】 図6のガラススクライバーで採用したガラスカッターホィールの詳細図
【図9】 図8のガラスカッターホィールの部分拡大断面図
【図10】 図6のガラススクライバーにおけるスクライブ例を示した図
【図11】 図10のテーブルを上から見た図
【図12】 図6のガラススクライバーにおけるスクライブ例を示した図
【図13】 図6のガラススクライバーで別のスクライブ例を示した図
【図14】 図13のテーブルを上から見た図
【図15】 図6のガラススクライバーにおける別のスクライブ例を示した図
【図16】 図10のスクライブに適したテーブルの断面図
【図17】 図15のスクライブに適したテーブルの断面図
【図18】 図ブレイク法の一例を示した図
【図19】 図18におけるブレイク時の様子を示した図
【図20】 図ブレイク法の一例を示した図
【図21】 図20におけるブレイク時の様子を示した図
【図22】 図ブレイク法の一例を示した図
【図23】 図22におけるブレイク時の様子を示した図
【図24】 図ブレイク法の一例を示した図
【図25】 図24におけるブレイク時の様子を示した図
【図26】 図ブレイク法の一例を示した図
【図27】 図26におけるブレイク時の様子を示した図
【図28】 ブレイク法の一例を示した図
【図29】 図28におけるブレイク時の様子を示した図
【符号の説明】
1 ガラス板
2 テーブル
2a 周縁
2b 凹部
7 ガイドバー
8 スクライブヘッド
10 チップホルダー
23 溝
23a 溝切り取り面
25 ガラスカッターホィール
51 ヘッダー
52 吸盤
53 ヘッダー
54 スプリング
55 内ヘッダー
56 ヘッダー
V 垂直クラック
U 傾斜角
57 ヘッダー

Claims (12)

  1. 閉曲線のスクライブラインを刻むガラススクライバーにおいて、
    円柱状部材の中央部に凹部を形成したテーブルと、テーブルにセットしたガラス板を吸引固定するための手段と、ディスク状ホィールの刃先稜線に当該ホィールの軸心方向に対して所定角度傾斜させた溝を所定のピッチで形成したガラスカッターホィールと、前記ガラスカッターホィールを回転自在に保持するスクライブヘッドと、前記スクライブヘッドをガラス板に対して相対的に移動させて閉曲線のスクライブを行うスクライブ手段とを備えたことを特徴とするガラススクライバー。
  2. 前記凹部内を減圧して前記ガラス板を凹面状に湾曲させる減圧手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のガラススクライバー。
  3. 前記ガラスカッターホィールで閉曲線のスクライブをしたとき、垂直クラックが閉曲線の外側に傾くよう、当該ガラスカッターホィールを前記スクライブヘッドに装着することを特徴とする請求項2に記載のガラススクライバー。
  4. 前記凹部内を加圧して前記ガラス板を凸面状に湾曲させる加圧手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のガラススクライバー。
  5. 前記ガラスカッターホィールで閉曲線のスクライブをしたとき、垂直クラックが閉曲線の内側に傾くよう、当該ガラスカッターホィールを上記スクライブヘッドに装着することを特徴とする請求項4に記載のガラススクライバー。
  6. 前記ガラスカッターホィールが第1及び第2の2つのガラスカッターホィールで構成される一方、前記スクライブヘッドが第1及び第2の2つのスクライブヘッドで構成され、前記第1及び第2のガラスカッターホィールが夫々前記第1及び第2のスクライブヘッドによって回転自在に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のガラススクライバー。
  7. 請求項3に記載のガラススクライバーを用いてガラス板に閉曲線のスクライブを行うスクライブ方法であって、
    前記ガラス板を凹面状に湾曲させた状態でスクライブヘッドを前記ガラス板に対して相対的に移動させてスクライブし、閉曲線の外側に傾く垂直クラックを形成する工程を具備することを特徴とするスクライブ方法。
  8. 請求項5に記載のガラススクライバーを用いてガラス板に閉曲線のスクライブを行うスクライブ方法であって、
    前記ガラス板を凸面状に湾曲させた状態でスクライブヘッドを前記ガラス板に対して相対的に移動させてスクライブし、閉曲線の内側に傾く垂直クラックを形成する工程を具備することを特徴とするスクライブ方法。
  9. 請求項6に記載のガラススクライバーを用いてガラス板に閉曲線のスクライブを行うスクライブ方法であって、
    スクライブによる垂直クラックが常に閉曲線の側から第1の方向及び第2の方向に向くように第1及び第2のガラスカッターホィールを夫々第1及び第2のスクライブヘッドに装着する工程と、
    前記第1及び第2のスクライブヘッドを前記ガラス板に対して相対的に移動させてスクライブする工程を具備することを特徴とするスクライブ方法。
  10. 前記第1及び前記第2の方向は閉曲線の外側であることを特徴とする請求項9に記載のスクライブ方法。
  11. 前記第1及び前記第2の方向は夫々閉曲線の内側と外側であることを特徴とする請求項9に記載のスクライブ方法。
  12. 前記第1及び前記第2の方向は夫々閉曲線の外側と内側であることを特徴とする請求項9に記載のスクライブ方法。
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