JP4341718B2 - 細径同軸ケーブルハーネスおよび細径同軸ケーブル接続構造 - Google Patents

細径同軸ケーブルハーネスおよび細径同軸ケーブル接続構造 Download PDF

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本発明は、細径の同軸ケーブルを複数束ねて形成した細径同軸ケーブルハーネスおよび細径同軸ケーブルで接続された筐体に関する。
携帯端末や小型ビデオカメラなどの精密小型機器は、互いにスライド可能あるいは回動可能に連結された筐体内の回路基板を配電材料によって接続している。
このような精密小型機器では、配電材料としてフレキシブル配線基板を用い、このフレキシブル配線基板が挿通される通し孔を密閉するための防水用部材を、インサート成形によってフレキシブル配線基板の一部を包み込むように一体成形し、防水用部材によって防水性を高めたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−344813号公報
ところで、フレキシブル配線基板は、屈曲半径が大きく、繰り返しの屈曲により信号線の断線が容易に発生する欠点を持つ。そのため、屈曲半径を小さくすることができ、しかも繰り返しの屈曲にも有利な細径の同軸ケーブルを束ねたハーネスを使用することが考えられる。また、細径同軸ケーブルはノイズ特性に優れ安定した信号伝送を行うことが出来る利点を兼ね備えている。
しかし、この同軸ケーブルハーネスは、同軸ケーブルを束ねたものであるため、断面の外形が不定形となり、同軸ケーブル同士の隙間もできることから、各筐体の通し孔での防水が困難である。
そこで本発明は、良好な防水性を得つつ筐体同士を接続することができ、屈曲半径の小径化及び繰り返し屈曲に対する耐久性に優れた細径同軸ケーブルハーネスおよび細径同軸ケーブルハーネスで接続された筐体を提供することを目的としている。
前記課題を解決することのできる本発明に係る細径同軸ケーブルハーネスは、複数の細径同軸ケーブルが束ねられ、位置関係が変化し得る二つの筐体間を接続する細径同軸ケーブルハーネスであって、
前記細径同軸ケーブルを束ねる結束部が防水チューブからなり、
前記細径同軸ケーブルハーネスの前記筐体への導入箇所に取り付けられる防水部がシールキャップおよびOリングからなり、
前記シールキャップは径方向外側へ延出するフランジ部および前記フランジ部の一方の面側から延出する円筒部を有しており、
前記フランジ部の外周に前記Oリングが装着され、
前記防水部の間が前記防水チューブで覆われ、前記円筒部が前記防水チューブに挿入され、または前記防水チューブが前記円筒部に圧入され、前記シールキャップが接着材によって前記筐体に接着されて前記防水チューブと前記防水部とが水密に取り付けられていることを特徴とする。
水チューブは、フッ素樹脂、ポリオレフィンやシリコーンゴム等の軟質の樹脂からなるものとすることができる。防水チューブは、防水性が保たれる範囲において、それらの材料からなる多孔体であってもよい。
本発明の細径同軸ケーブルハーネスにおいて、前記防水チューブと前記防水部とが金属または熱収縮性樹脂によるかしめによって水密に取り付けられていることが好ましい。
本発明の細径同軸ケーブルハーネスにおいて、当該同軸ケーブルハーネスの両端または一端に、コネクタが取り付けられていることが好ましい。
また、本発明に係る細径同軸ケーブルハーネスで接続された筐体は、前記筐体の端面に形成された平面視円形の凹部に前記シールキャップが前記Oリングとともに嵌め込まれ、前記シールキャップが接着材によって前記筐体に接着されることにより、前記筐体と前記防水部とが水密に接続されている。
本発明の細径同軸ケーブルハーネスによれば、結束部からその中の細径同軸ケーブルに水が浸み込むことがない。そして、筐体への導入箇所に、結束部に対して水密な防水部が設けられているので、防水部を筐体に水密に装着することにより、細径同軸ケーブルハーネスを伝って水が筐体内に浸入することがない。したがって、筐体の防水性を確保しつつ、細径同軸ケーブルハーネスによって筐体同士を接続することができる。
以下、本発明に係る細径同軸ケーブルハーネスおよび細径同軸ケーブルハーネスで接続された筐体の実施形態の例について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態では、第1筐体1及び第2筐体2を備えた携帯電話端末3のそれぞれの第1筐体1及び第2筐体2が、細径同軸ケーブルハーネス11によって接続されている。
携帯電話端末3は、第1筐体1及び第2筐体2の端部同士が、ヒンジ4によって回動可能に連結され、開閉されることにより位置関係が変化する。
第1筐体1及び第2筐体2は、その連結側の端面に、ケーブル挿通孔5,6がそれぞれ形成されており、これらのケーブル挿通孔5,6から、細径同軸ケーブルハーネス11の両端がそれぞれ導入されている。
また、ヒンジ4には、連通孔4aが形成されており、この連通孔4a内に細径同軸ケーブルハーネス11が挿通されている。
図2に示すように、細径同軸ケーブルハーネス11は、複数本(20〜60本)の細径同軸ケーブル12を束ねた結束部10を有するもので、両端は、携帯電話端末3の第1筐体1及び第2筐体2内の配線基板(図示省略)への接続のためのコネクタ13が取り付けられて成端処理されている。
細径同軸ケーブル12は、中心軸に直交する径方向の断面において、中心から外側に向かって、中心導体、内部絶縁体、外部導体、外被を有する構成であり、それぞれの端部では、端末処理が施されて、外部導体、内部絶縁体、中心導体が段階的に所定長さに露出され、コネクタ13に接続されている。また、細径同軸ケーブルハーネス11には、複数本の細径同軸ケーブル12の他に、外部導体のない細径絶縁ケーブルが含まれていても良い。なお、図面では、細径同軸ケーブル12の本数を少なく示して簡略化している。
本発明でいう細径同軸ケーブル12は、AWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG40よりも細い同軸ケーブルである。AWG44よりも細い極細同軸ケーブルを用いるのが望ましい。これにより、細径同軸ケーブルハーネス11は、曲がり易く、第1筐体1及び第2筐体2が回動するときの抵抗を小さくすることができる。また、複数本の細径同軸ケーブル12を束ねて結束部10を形成したときに、細径同軸ケーブルハーネス11の径を細くすることができ、限られた配線スペースでの高密度配線を可能とする。
細径同軸ケーブルハーネス11を構成する結束部10は、20本から60本程度の細径同軸ケーブル12を含むものである。細径同軸ケーブル12がAWG46の細さである場合には、チューブを結束部10として、その中に細径同軸ケーブル12を挿通させて束とすると、結束部10をU字状に屈曲させた際のU字の幅は5mmから10mm以内に収めることができる。心数(細径同軸ケーブル12の本数)の増加によりU字の幅も広がるが、AWG44の細径同軸ケーブル12を60本束ねたとしても、そのU字の幅は12mm以内にできる。
図3に示すように、細径同軸ケーブルハーネス11は、その結束部を、チューブ21とすることができる。このチューブ21の一部分が、携帯電話端末3のヒンジ4に形成された連通孔4aに挿通されている。このチューブ21は、例えば、フッ素樹脂、ポリオレフィンやシリコーンゴム等の軟質の樹脂またはこれらの多孔体から形成されている。チューブ21は防水性を有する防水チューブであることが好ましい。結束部はフィルムやテープを巻いて筒状としたものでもよい。
図4にも示すように、このチューブ21は、その両端が、シールキャップ(キャップ)22に連結されている。
このシールキャップ22は、例えば、ABSなどの硬質樹脂から成形されたもので、その中心に形成された挿通孔24に、細径同軸ケーブル12が挿通されている。シールキャップ22は、径方向外方へ延出する円板状のフランジ部25を有しており、このフランジ部25の外周部に、シリコーンゴムなどで構成されるOリング26が装着されている。Oリング26自体が水を通さないものであり、シールキャップ22とOリング26が防水部23を構成する。
また、シールキャップ22は、フランジ部25の一方の面側から延出する円筒部27を有しており、この円筒部27が、チューブ21に挿入されている。円筒部27の外周には、チューブ21を介してかしめ部材28が装着されている。このかしめ部材28は、例えば、バネ鋼から形成されており、このかしめ部材28によってチューブ21がシールキャップ22の円筒部27に、その外周側からかしめ部材28の付勢力によって圧接され、シールキャップ22がチューブ21に水密に取り付けられる。チューブ21がシリコーンゴムのような伸長方向からの復元力を持つ材料である場合、シールキャップ21の外径をチューブ22の内径より小さくすることで、チューブ21の復元力によってシールキャップ22との水密をとることができて効果的である。
結束部10であるチューブ21は防水構造であり、結束部10であるチューブ21が防水部23を構成するシールキャップ22に水密に取り付けられるので、結束部10内の細径同軸ケーブル12に水が浸み込むことはない。
結束部10が筒状であるのでその外形が一定の形状となり、かつ表面の凹凸も小さい(数十μm以下とすることができる)ので、結束部10と防水部23との接続箇所に隙間ができず、両者を水密に接続することができる。
上記構造の細径同軸ケーブルハーネス11は、その端部のコネクタ13が、第1筐体1のケーブル挿通孔5に挿通されて第1筐体1内に入れられる。さらに、第1筐体1の端面に形成された平面視円形の凹部7内に防水部23を構成するシールキャップ22とOリング26が嵌合されている。
凹部7の内周面7aの内径をOリング26の外径よりも小さくし、そこにOリングを嵌め込むことによりOリング26が凹部7の内周面7aとシールキャップ22とに密着して第1筐体1とシールキャップ22との間を水密にする。
シールキャップ22のフランジ部25の円筒部27とは反対側の面は、接着材29によって第1筐体1または第2筐体2に接着されて固着される。これにより、Oリング26に加えてさらに防水性を向上させることができる。接着材29は防水性を有することが望ましい。例えば、チューブ21が透明である場合、紫外線硬化性樹脂を、チューブ21とシールキャップ22の間に配しチューブ21の外側から紫外線を照射することで短時間に水密な結合を得ることが可能となる。接着材29には樹脂や両面接着テープを使用することができ、防水性を有する接着材が望ましい。
なお、第2筐体2においても、上記と同様に、細径同軸ケーブルハーネス11の端部のコネクタ13が、第2筐体2のケーブル挿通孔6に挿通され、さらに、第2筐体2の端面に形成された平面視円形の凹部8内に防水部23を構成するシールキャップ22およびOリング26が嵌合されている。
そして、このシールキャップ22のフランジ部25の外周面と凹部8の内周面8aとがOリング26によって水密に保たれる。
上記のような防水部23を有する防水構造を備えた細径同軸ケーブルハーネス11を製造するには、まず、両端にコネクタ13が接続された細径同軸ケーブルハーネス11(図2に示す状態のもの)をチューブ21に挿通させる。
その後、細径同軸ケーブルハーネス11に、その両端からシールキャップ22を挿通させ、シールキャップ22とチューブ21とをかしめ部材28でかしめて接続させる。また、シールキャップ22のフランジ部25の外周にOリング26を装着して防水部23を構成する。
上述のようにコネクタ13を先に細径同軸ケーブル12の端部に取り付け、コネクタ13をチューブ21およびシールキャップ22に通す場合は、チューブ21およびシールキャップ22の内径を、コネクタ13を挿通させることができる大きさとする。チューブ21またはシールキャップ22にコネクタ13を挿通させることが難しい場合は、チューブ21またはシールキャップ22に細径同軸ケーブル12を挿通し、その後に細径同軸ケーブル12の端部にコネクタ13を取り付ければよい。
防水部23が取り付けられた細径同軸ケーブルハーネス11は、携帯電話端末3を構成する第1筐体1及び第2筐体2に次のように装着する。コネクタ13を第1筐体1または第2筐体2の挿通孔5または6に挿通し、筐体の中に入れる。フランジ25の外周にOリング26を装着したシールキャップ22を第1筐体1の凹部7または第2筐体の凹部8に嵌合させる。両者はOリング26により水密とされる。
結束部10および防水部23が防水構造となっていて、防水部23が第1筐体1及び第2筐体2に水密に装着されるので、第1筐体1と第2筐体2との間に細径同軸ケーブルハーネスを伝って第1筐体1または第2筐体2に水が浸入することがなく、本実施形態の細径同軸ケーブルハーネス11は防水機能を発揮する。
これにより、良好な防水性を得つつ、屈曲半径を小さくすることができ、繰り返し屈曲にも有利な細径同軸ケーブルハーネス11によって第1筐体1及び第2筐体2同士を容易に接続することができる。また、細径同軸ケーブル12はシールド性が良好でありノイズ特性に優れているため、安定した信号伝送を行うことができる。
細径同軸ケーブルハーネス11は、両端のコネクタ13によって第1筐体1及び第2筐体2内の配線基板などに容易に接続することができる。
なお、上記実施形態では、金属製のかしめ部材28によってチューブ21の端部をシールキャップ22の円筒部27に締め付けて接続したが、かしめ部材28を熱収縮性の樹脂(例えばポリオレフィンなど)から形成し、このかしめ部材28を熱収縮させることによってチューブ21の端部とシールキャップ22の円筒部27とを水密に接続しても良い。また、バンドからなるかしめ部材28によって縛ることにより、チューブ21の端部とシールキャップ22の円筒部27とを水密に接続しても良い。
または、シールキャップ22の円筒部27にチューブ21の端部を圧入し、チューブ21をシールキャップ22の内周に密着させてシールキャップ22とチューブ21とを水密に接続しても良い。チューブ21がシリコーンゴムのような伸長方向からの復元力を持つ材料である場合、チューブ21の復元力によって水密をとることができて効果的である。
なお、チューブ21自体を熱収縮性の樹脂(例えばポリオレフィンなど)から形成し、チューブ21の両端にシールキャップ22の円筒部27を嵌合させた後に、少なくともチューブ21の両端を熱収縮させ、チューブ21の端部とシールキャップ22の円筒部27とを水密に接続しても良い。
また、細径同軸ケーブルハーネス11は、その中間部を、例えば、モノフィラメント繊維を筒状に編み込んだ編組スリーブによって束ねたり、バンドルテープや糸を螺旋状に巻き付けて束ねても良く、このようにすると、防水チューブ12への挿入作業の円滑化を図ることができる。
また、上記の実施形態では、チューブ21に細径同軸ケーブルハーネス11を挿通させ、シールキャップ22間における結束部10を防水処理したが、チューブ21以外の防水材を用いることもできる。例えば、撥水テープあるいはフッ素樹脂テープなどの防水性を有するテープを一部の幅ずつ重ねながら螺旋状に巻き付けて防水材としても良い。
また、シールキャップ22間の結束部10に防水処理を施さず、シールキャップ22の内周側に接着材を充填し、シールキャップ22と結束部10とを一体化させるとともに、シールキャップ22の挿通孔24内における細径同軸ケーブル12同士の隙間を接着材によって埋めて細径同軸ケーブルハーネス11が筐体内に導入される部分から筐体内に水が浸入しない構造としても良い。接着材には、湿度硬化性の樹脂、熱硬化性の樹脂、紫外線硬化性の樹脂を使用することができる。
また、細径同軸ケーブルハーネス11としては、コネクタ13を後付けするものでも良い。つまり、コネクタ13を取り付ける前の細径同軸ケーブルハーネス11を防水チューブ21及びシールキャップ22に通し、その後、両端にコネクタ13を装着しても良い。
なお、本発明は、コネクタ13を装着せずに、細径同軸ケーブルハーネス11の細径同軸ケーブル12を回路基板へ直接またはFPC等を介して接続する場合にも適用可能である。細径同軸ケーブルハーネス11の端部を筐体の挿通孔から筐体に入れることは上述の説明と同様である。
また、上記実施形態では、ヒンジ4の連通孔4aに細径同軸ケーブルハーネス11を挿通させる構造を例にとって説明したが、ヒンジ4の連通孔4aに挿通しない構造にも適用可能である。
なお、接着材29は必ずしも設ける必要はなく、この場合でも、Oリング26によってシールキャップ22と第1筐体1及び第2筐体2とのシールを図ることができる。
携帯電話端末の構造を示す連結側から視た斜視図である。 本発明の細径同軸ケーブルハーネスに係る実施形態の例を示す平面図である。 図2の細径同軸ケーブルハーネスによる接続構造を説明する断面図である。 図2の細径同軸ケーブルハーネスに装着される防水チューブ及びシールキャップを示す斜視図である。
符号の説明
1…第1筐体、2…第2筐体、10…結束部、11…細径同軸ケーブルハーネス、12…細径同軸ケーブル、13…コネクタ、21…チューブ(結束部、防水チューブ)、22…シールキャップ、23…防水部、24…挿通孔。

Claims (4)

  1. 複数の細径同軸ケーブルが束ねられ、位置関係が変化し得る二つの筐体間を接続する細径同軸ケーブルハーネスであって、
    前記細径同軸ケーブルを束ねる結束部が防水チューブからなり、
    前記細径同軸ケーブルハーネスの前記筐体への導入箇所に取り付けられる防水部がシールキャップおよびOリングからなり、
    前記シールキャップは径方向外側へ延出するフランジ部および前記フランジ部の一方の面側から延出する円筒部を有しており、
    前記フランジ部の外周に前記Oリングが装着され、
    前記防水部の間が前記防水チューブで覆われ、前記円筒部が前記防水チューブに挿入され、または前記防水チューブが前記円筒部に圧入され、前記シールキャップが接着材によって前記筐体に接着されて前記防水チューブと前記防水部とが水密に取り付けられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。
  2. 請求項1に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
    前記防水チューブと前記防水部とが金属または熱収縮性樹脂によるかしめによって水密に取り付けられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。
  3. 請求項1または2に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
    当該同軸ケーブルハーネスの両端または一端に、コネクタが取り付けられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の細径同軸ケーブルハーネスが前記二つの筐体に接続された細径同軸ケーブルハーネスで接続された筐体であって、
    前記筐体の端面に形成された平面視円形の凹部に前記シールキャップが前記Oリングとともに嵌め込まれ、前記シールキャップが接着材によって前記筐体に接着されることにより、前記筐体と前記防水部とが水密に接続されている細径同軸ケーブルハーネスで接続された筐体
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