JP4341307B2 - カップ状物品のトレー集積方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、段ボールケース等への箱詰めに先立って行われるカップ麺、その他のカップ状物品のトレー集積方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ麺、その他のカップ状物品は、安定性を有しないため段ボールケース等への箱詰めに際しては、カップ状物品の下半部が挿入されるように成形した薄いプラスチックからなるトレーが使用されている。
【0003】
前記カップ状商品のトレーへの集積装置として、下方から上昇させながらトレーを搬送し、前記トレーの上昇部の上方に吊り下げ状態で供給したカップ状物品の吊り下げを解除して、トレーに形成されたカップ状物品の受入れ凹部にその下半部を挿入する装置が提案されている(特公昭56−41527号公報他)。
【0004】
【特許文献】
特公昭56−41527号公報
特公昭57−28649号公報
特公昭57−37486号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記安定性を有しないカップ状物品のトレー集積を、簡単な方法及び装置により自動的に、しかも確実且つ高速に行うことを目的とする。
【0006】
前記目的を達成するため、請求項1の方法の発明は、倒立させられたカップ状物品を両側方向にトレー集積間隔をあけて適数列に搬送し、該倒立させられたカップ状物品間に生じる空間に下方から円錐状部材を侵入させて前記カップ状物品の前後方向の間隔をトレーの集積間隔とし、該カップ状物品の搬送方向後方の上方から前記カップ状物品の搬送路へ傾斜させて前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部を下向きにしたトレーを供給し、該トレー先端の前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部を前記搬送された先端のカップ状物品に適合させ、前記カップ状物品及びトレーを前方へ同時搬送することを特徴とする。
【0007】
この請求項1の発明によれば、カップ状物品が倒立させられて供給及び搬送される。したがって、供給及び搬送中におけるカップ状物品の安定性が確保され、直立状態で供給及び搬送する場合に比べて搬送装置、その他、機構を簡略化できるとともに確実な集積及び高速集積が可能である。
【0008】
また、前記カップ状物品が最終的にトレー集積間隔をあけて搬送される。すなわち、すなわち、前記カップ状物品は、底部の直径が小さく上部にいくにしたがって直径が大きく構成されている。したがって、前記カップ状物品の下半部を受入れるトレーの凹部は隣接させて形成されることなく所定間隔をあけて形成されている。
【0009】
すなわち、前記カップ状物品の下半部を前記トレーの凹部に挿入した場合に直径の大きい部分(口部)がぶつかり合わないように前記凹部が所定間隔をあけて形成されている。したがって、この請求項1の発明においては、倒立させたカップ状物品がトレー集積間隔、すなわち、前記カップ状物品が、前記トレーの凹部に適合するように両側及び前後に小間隔(以下「トレー集積間隔」と言う。)をあけた状態でトレー集積部に搬送する必要がある。
【0010】
具体的には、前記トレー集積部に搬送されるカップ状物品の両側方向のトレー集積間隔は、予め供給及び搬送コンベア上の進行方向に設けられた列間ガイドによって行われる。また、前記トレー集積部に搬送されるカップ状物品の前後方向のトレー集積間隔は、供給された前記倒立させられたカップ状物品間に生じる空間に下方から侵入する円錐状部材により行われる。具体的には、供給された隣り合う四個(両側では二個)のカップ状物品間に生じる空間、すなわち、略菱形(両側では略三角形)の空間に下方から円錐状部材を侵入させて搬送されるカップ状物品の前後方向の間隔が少し広げられトレー集積間隔とされる。すなわち、前記円錐状部材が、それぞれ前記略菱形(略三角形)の空間に侵入させられると、搬送されたカップ状物品の前後方向の間隔が少し広げられトレー集積間隔が確保され、また、搬送されたカップ状物品の両側方向のトレー集積間隔は前記列間ガイドによって規制されており、その結果、前記カップ状物品の前記両側前後方向のトレー集積間隔が確保されるものである。
【0011】
つぎに、前記トレー集積間隔をあけて倒立させて搬送されたカップ状物品の搬送方向の上方から該カップ状物品の下半部を受入れる凹部を下向きにしたトレーが供給され、該トレー先端の前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部が、前記搬送された先頭のカップ状物品に適合させられる。なお、該適合は、前記トレー先端の前記カップ状商品の下半部を受入れる凹部に前記搬送された先頭のカップ状物品が係止させられた状態で足りる。
【0012】
その後、前記カップ状物品及びトレーを前方へ同時搬送すれば、前記トレー集積間隔をあけて搬送された倒立状態の前記カップ状物品の下半部に、前記トレーが自動的に被嵌される。
【0013】
その後、前記カップ状物品に前記トレーが被嵌されたままの状態で箱詰め工程へ搬送すればよい。なお、箱詰めは、待機させた段ボールケースの開口部から前記トレーが被嵌された状態のカップ状物品をそのまま送り込む等して行われる。
【0014】
請求項2の実施の一形態は、前記カップ状物品の搬送路への前記トレーの供給、さらに搬送を、前記トレーの凹部と反対面に形成された凹条部に係止して回動する押圧バーによって行うことを特徴とする。
【0015】
前記トレーは、一側面に前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部が形成され、他側面には反対に凸部が形成されている。この請求項2の実施の一形態では、前記他側面に形成された凸部間に生じる横方向のへこみ部分(以下「凹条部」と言う。)に係止して回動する押圧バーによって前記トレーの供給、さらに搬送を行うものである。このように前記トレーの供給、さらに搬送を行うと前記カップ状物品の搬送とタイミングを合わせることが容易である。
【0020】
請求項3の装置の発明は、倒立させられ両側方向にトレー集積間隔をあけてカップ状物品を適数列に搬送する供給コンベアと、該供給コンベアに連続させて設けられ、前記供給されたカップ状物品間に生じる空間に下方から侵入し前記カップ状物品の前後方向をトレー集積間隔にする円錐状部材を有する搬送コンベアと、前記カップ状物品の搬送方向後方の上方から該カップ状物品の前記搬送コンベアへ傾斜させて設けられ該カップ状物品の下半部を受入れる凹部を下向きにしたトレー供給部と、該トレー供給部と前記カップ状物品の搬送コンベアの略交差地点の上部に設けられ前記トレーの凹部と反対側に形成された凹条部に係止して回動するプッシャバーを有する回転ドラムと、からなることを特徴とするカップ状物品のトレー集積装置である。
【0021】
この請求項3の装置によれば、前記請求項1、さらに請求項2を含むカップ状物品のトレー集積方法を効果的に実施できる。
【0022】
請求項4の装置の発明は、前記請求項3における円錐状部材が前記搬送コンベアに着脱及び間隔調整自在に設けられてなることを特徴とする。この請求項4の装置によれば、各種大きさの異なるカップ状物品、同各種サイズのトレーに合わせて必要とする円錐状部材を準備し、各種カップ状物品のトレー集積を容易に行うことができる。
【0023】
請求項5の装置の発明は、前記請求項3又は4における円錐状部材が前記搬送コンベアによる上昇時及び下降時に垂直状態を維持するように構成されていることを特徴とする。この請求項5の装置によれば、送られてくるカップ状物品間の空間に前記円錐状部材がスムーズに侵入させられ、さらに前記空間からスムーズに抜き去られ、前記カップ状物品を変形等させることがなく、正確なトレー集積間隔が確保される。
【0024】
請求項6の装置の発明は、前記請求項3、4及び5においてプッシャバーが前記回転ドラムに間隔調整自在に設けられていることを特徴とする。この請求項6の装置によれば、各種大きさの異なるカップ状物品に対応する各種サイズのトレーの供給を正確に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るトレー集積装置の側面図、図2は図1のII−II線矢視図、図3は要部斜視図、図4は図3の一部拡大斜視図、図5はカップ状物品の前後方向をトレー集積間隔にする説明図、図6はカップ状物品の搬送コンベアの側面図、図7はカップ状物品に対するトレーの被嵌状態を示す斜視図である。
【0026】
図中、1はカップ状物品Gを倒立及び両側方向(列間)にトレー集積間隔をあけて搬送する供給コンベアであり、例えば、製造装置(図示せず)から一列で供給されたカップ状物品Gが適宜の方法で倒立させられ、さらに適宜の方法(例えば、特公昭57−28649号)によって、適数列に整列させられて供給される。図面実施の一形態では、前記カップ状物品Gが5列に供給させられ、且つ列間ガイド2によって、それぞれのカップ状物品Gの両側方向が小間隔をあけられたトレー集積間隔とされている。
【0027】
図中、3は前記供給コンベア1に連続させて設けられる搬送コンベアであり、該搬送コンベア3には、前記両側方向に小間隔をあけて供給されるカップ状物品Gに生じる空間に下方から侵入し、前記カップ状物品Gの前後方向の間隔をトレー集積間隔にする円錐状部材4が設けられている。なお、図面実施の一例では、前記円錐状部材は裁頭円錐状部材とされている。また、前記円錐状部材4は、前記カップ状物品G間の空間部への侵入をスムーズにするものである。
【0028】
前記円錐状部材4は、前記カップ状物品Gを5列で搬送した場合には、図3及び図4に示すように、それぞれのカップ状物品Gの列間(4列)と、両側を加えた6列に設けられる。さらにその前後方向の間隔は、図5に示すように、前後方向が隣接されて供給されてくる前記カップ状物品Gの列間に生じる略菱形の空間S1及び両側の略三角形の空間S2の下方から侵入して、前記カップ状物品Gの前後方向の間隔をトレー集積間隔にするように設けられる。
【0029】
図面実施の一形態では、前記円錐状部材4は、図2及び図3に示すように、前記搬送コンベア3を構成する平行チェーン5、5間に支持された支持板6上に、前記6列に対応して6個ずつ設けられ、しかも前記カップ状物品G間に生じる前記空間S1及びS2に下方から侵入して前記カップ状物品Gの前後方向の間隔をトレー集積間隔にする間隔に予め設けられている。
【0030】
なお、各種大きさ等の異なるカップ状物品G、同各種サイズのトレーに合わせて必要とする円錐状部材4を準備し、前記支持板6の適位置に取付け自在に構成されるとともに、さらに前記支持板6が前記平行チェーン5、5に適当間隔をあけて取付け自在に構成されている。
【0031】
さらに、前記円錐状部材4が、前記搬送されたカップ状物品G間に生じた前記空間S1及びS2の下方から侵入する際、さらに該侵入した後に前記カップ状物品Gを所定位置まで搬送して前記空間S1及びS2から抜き去られる際に、できる限り垂直状態を維持するように構成される。
【0032】
すなわち、前記円錐状部材4の、特の先端方向が、大きな円弧状軌道を描いて前記搬送されたカップ状物品G間に生じた前記空間S1及びS2の下方から侵入すると、該空間S1及びS2間にスムーズに侵入が行われず、場合によっては、前記カップ状物品Gを変形するおそれが考えられるためである。このことは、前記空間S1及びS2に侵入した前記円錐状部材4が前記空間S1及びS2から抜き去られる場合も同様である。
【0033】
前記のごとき不都合を解消するため、図面実施の一例では、図6に示すごとく、前記搬送コンベア3の両端部に倣いカム7が設けられる。そして、前記円錐状部材4の、特に先端方向が、前記搬送されたカップ状物品G間に生じる空間S1及びS2に下方から侵入する際に大きな円弧状軌道を描くことがなく、さらに該侵入した後に前記カップ状物品Gを所定位置まで搬送して前記空間S1及びS2から抜き去られる際にも該空間S1及びS2から大きな円弧状軌道を描いて抜き去られることがなく、略垂直状態を保ってスムーズに上昇及び下降させられるように構成されている。図中、9は前記円錐状部材4の走行路の両側に設けられた前記カップ状物品Gの支持テーブルであり、それぞれ細板状に構成されている。
【0034】
つぎに、前記カップ状物品Gの搬送方向後方の上方から該カップ状物品Gの前記搬送コンベア3へ傾斜させて前記カップ状物品Gの下半部を受入れる凹部10を下向きにしたトレー11の供給路12が設けられる。
【0035】
前記トレー11の供給路12の上端部には、図示しないトレーマガジン部が設けられ、該トレーマガジン部から適時にトレー11を一枚ずつ取出し前記供給路12に供給できる構成とされる。図中、13は前記トレー10の供給を制御するストッパーである。
【0036】
さらに、前記トレー11の供給路12と前記カップ状物品Gの搬送コンベア3の略交差地点の上部には、前記トレー11の凹部10と反対面に形成された凹条部14に係止して回動するプッシャバー15を所定間隔をあけて有する回転ドラム16が設けられる。
【0037】
すなわち、前記回転ドラム16に設けられるプッシャバー15は、使用するトレー11の凹部10と反対面に形成された凹条部14と同等の間隔をあけて設けられ、好ましくは、使用するトレー11のサイズに合わせて間隔を容易に調整できる構成とされる。そのために、例えば、前記プッシャバー14を長尺ボルトとナットで構成し、前記回転ドラム16に対して着脱自在とし、さらに、前記回転ドラム16側に、図3及び図4に示すごとく複数間隔の取付孔17が予め設けられる。
【0038】
前記構成のカップ状物品Gのトレー集積装置におけるカップ状物品Gのトレー集積の実際を述べると、倒立させられたカップ状物品Gが、予め、両側方向にトレー集積間隔S3をあけ、前後方向が隣接させられて前記供給コンベア1上から前記搬送コンベア3間の支持テーブル9上へ供給される(図5及び図4参照)。
【0039】
前記搬送コンベア3間の前記支持テーブル9上に前記カップ状物品Gが供給されると同時に、該カップ状物品G間に生じる前記略菱形S1及び略三角形の空間S2に、それぞれ下方から前記搬送コンベア3に設けられた円錐状部材4が侵入させられ、前記カップ状物品Gの前後方向の間隔が徐々に広げられ、トレー集積間隔S4にされる(図5参照)。
【0040】
前記のごとくして、搬送されたカップ状物品Gの両側及び前後がトレー集積間隔S3、S4にされると同時に、前記ストッパー13が開放され、前記トレー11の供給路12からトレー11が供給される。
【0041】
同時に、タイミングを合わせて、前記トレー11の凹部10と反対面に形成された凹条部14に、前記回転ドラム16に設けられたプッシャバー15が係止させられ、その回動により前記トレー11が前記トレー集積間隔とされたカップ状物品G上に供給され、前記トレー11先端の前記カップ状物品Gの下半部を受入れる凹部10が前記搬送された先頭のカップ状物品Gに適合させられる。
【0042】
その後、前記カップ状物品Gが前記搬送コンベア3及び該搬送コンベア3に設けられた前記円錐状部材4により、また、前記トレー11が前記回転ドラム16のプッシャバー15により前方へ同時搬送され、前記トレー集積間隔をあけて搬送された倒立状態の前記カップ状物品Gの下半部に、図7に示すように前記トレー11が自動的に被嵌され、前記工程が連続させられる。
【0043】
その後、前記カップ状物品Gに前記トレー11が被嵌されたままの状態で後方へ搬送され、待機させた段ボールケースの開口部から一括送り込まれ、さらに適宜封緘が行われる(例えば、特公昭56−32162号公報参照)。
【0044】
【発明の効果】
本発明の方法及び装置によれば、安定性を有しないカップ状物品のトレー集積を、簡単な方法及び装置により自動的に、しかも確実且つ高速で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトレー集積装置の実施の一形態を示す側面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】図3の一部拡大図である。
【図5】カップ状物品の前後方向をトレー集積間隔にする説明図である。
【図6】カップ状物品の搬送コンベアの側面図である。
【図7】カップ状物品に対するトレーの被嵌状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 搬送コンベア
4 円錐状部材
10 凹部
11 トレー
12 (トレーの)供給路
14 凹条部
15 プッシャバー
16 回転ドラム
G カップ状物品
S1 略菱形空間
S2 略三角形空間
Claims (6)
- 倒立させられたカップ状物品を両側方向にトレー集積間隔をあけて適数列に搬送し、該倒立させられたカップ状物品間に生じる空間に下方から円錐状部材を侵入させて前記カップ状物品の前後方向の間隔をトレーの集積間隔とし、該カップ状物品の搬送方向後方の上方から前記カップ状物品の搬送路へ傾斜させて前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部を下向きにしたトレーを供給し、該トレー先端の前記カップ状物品の下半部を受入れる凹部を前記搬送された先端のカップ状物品に適合させ、前記カップ状物品及びトレーを前方へ同時搬送することを特徴とするカップ状物品のトレー集積方法。
- 前記カップ状物品の搬送路への前記トレーの供給、さらに搬送を、前記トレーの凹部と反対面に形成された凹条部に係止して回動するプッシャバーにより行うことを特徴とする請求項1に記載のカップ状物品のトレー集積方法。
- 倒立させられ両側方向にトレー集積間隔をあけてカップ状物品を適数列に搬送する供給コンベアと、該供給コンベアに連続させて設けられ、前記供給されたカップ状物品間に生じる空間に下方から侵入し前記カップ状物品の前後方向をトレー集積間隔にする円錐状部材を有する搬送コンベアと、前記カップ状物品の搬送方向後方の上方から該カップ状物品の前記搬送コンベアへ傾斜させて設けられ該カップ状物品の下半部を受入れる凹部を下向きにしたトレーの供給部と、該トレーの供給部と前記カップ状物品の搬送コンベアの略交差地点の上部に設けられ前記トレーの凹部と反対側に形成された凹条部に係止して回動するプッシャバーを有する回転ドラムと、からなることを特徴とするカップ状物品のトレー集積装置。
- 前記円錐状部材が前記搬送コンベアに着脱及び間隔調整自在に設けられてなることを特徴とする請求項3に記載のカップ状物品のトレー集積装置。
- 前記円錐状部材が前記搬送コンベアによる上昇時及び下降時に垂直状態を維持するように構成されてなることを特徴とする請求項3又は4に記載のカップ状物品のトレー集積装置。
- 前記プッシャバーが前記回転ドラムに間隔調整自在に設けられてなることを特徴とする請求項3、4又は5に記載のカップ状物品のトレー集積装置。
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