JP4339490B2 - 信号処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号処理装置に関するものである。本発明の好適な実施形態は、デジタル音声信号プロセッサに関するものである。説明の都合上、本明細書では音声(オーディオ)信号処理について述べるが、本発明は、音声信号に限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
微分量子化技術を用いてアナログ信号をデジタル信号に変換することは、周知である。微分量子化では、信号をサンプリングし、或るサンプル値と予定したサンプルの値との間の差を量子化している。予定サンプルは、前のサンプルでもよい。
【0003】
一般原則として、上記の差は量子化してmビット信号で表すことができる。ただし、mは1より大きいか又は1に等しい任意の整数である。
実際におけるmの通常の値は、1,8及び16である。m=1の場合を除き、上記の差は、正負符号のついた数、例えば2の補数によって表される。1ビットの信号は、2つの信号レベルを表す。ビットの数が多ければ多い程、表すレベルの数は多くなる。例えば、8ビットの信号は、256のレベルを表す。
【0004】
1ビットのデジタル音声信号のプロセッサは、例えば英国特許GB−A−2,319,931号にて提案されている。そのプロセッサは、デルタ・シグマ変調器(DSM)のフィルタ部を含んでいる。1ビットのデジタル信号プロセッサは、音声信号を含む1ビットの出力を発生するが、その信号は、量子化雑音によって容認できないレベルにまでぼやける。その雑音スペクトラムを適当に整形して雑音のできるだけ多くを音声信号帯域の外に置くことが不可欠となる。雑音は、主として音声信号を1ビットに量子化することによって発生する。
【0005】
DSMのフィルタ部は、上記の雑音を適当に整形して音声帯域内の雑音をできるだけ少なくするように設計されている。DSMフィルタ部は一般に、数ある回路の中で少なくとも1個の乗算器と1個の量子化器を含んでいる。乗算器は、nビットの係数と上記1ビット信号の積を作る。量子化器は、その積を1ビット信号として再び量子化する。DSMフィルタ部の他の回路は、一般に遅延素子や加算器を含んでいる。
【0006】
1ビット信号の処理は、難しい量子化雑音の整形を伴うが、ハードウェアが簡単になる利点がある。例えば、1ビットの乗算器は比較的簡単な回路である。更に、1ビット信号プロセッサは、本来直列構造であって、デジタル技術の長所を保持しながら高品質アナログシステムに近い位相応答及び歪を有するという公知の利点をもつ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、1ビット信号処理装置の多くの利点を保持しながら量子化雑音を減少させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、微分量子化されたデジタル信号を使用する信号処理装置であって、
量子化器と、デルタ・シグマ変調器を具える信号プロセッサとを有しており、
上記量子化器は、
アナログ信号を受ける入力と、
第1及び第2の出力と、
上記第1及び第2の出力に結合された夫々の出力を有し、夫々の第1の入力が上記アナログ信号を受ける入力に結合され、夫々の第2の入力の一方は正のインクリメントの半分の基準レベルを受け、その他方は負のインクリメントの半分の基準レベルを受ける第1及び第2の比較器と
を具え、各比較器は、上記アナログ信号が上記第2入力に加えられる基準レベルに比べより正であるか又はより負であるかを示す2値信号を生成し、これにより、上記デジタル信号として、3つの値のみを表す2ビットを有する3値信号で、ビット11が+1を表し、ビット00が−1を表し、ビット01又は10がゼロを表すものを生成し、
上記プロセッサは、上記3値信号の2つのビットを並列で受ける入力と、上記量子化器から2つのビットが並列に入力された上記3値信号にnビット(n>1)の係数を乗じてnビットの積を生成する係数乗算器とを、上記デルタ・シグマ変調器のフィルタ部に具えており、
上記乗算器は、上記係数のnビットの各々に対し、該係数のビットを受ける第1の入力及び上記3値信号のビットの一方を受ける第2の入力を有する排他的ORゲートと、該排他的ORゲートの出力を受ける第1の入力及び上記3値信号の2ビットを排他的NORゲートと結合したものを受ける第2の入力を有するANDゲートとを具える信号処理装置を提供する。
【0009】
このように3つのレベルしか表さない2ビットの3値信号を設けると、雑音対信号比が1ビット信号より良くなり、DSMフィルタ部を雑音整形のために設計することが容易になる。また、3つのレベルを2ビットで表すことで、好適な実施形態では、1ビット信号プロセッサのDSMフィルタ部の乗算器及び量子化器にごく僅かの修正を施すだけで済む。その修正は、コストを非常に効率的にするものである。
【0010】
3つのレベルは、ビット11が+1を表し、ビット00が−1を表し、ビット01又は10がゼロを表すので、2つのビットを伝送する2ビット並列バスの2本の信号線を逆にしても、3値信号によって表される値に影響を与えない点に注目されたい。
【0011】
本発明で使用する3値信号は、「従来の」2ビット信号のように00,01,10,11の夫々により4つのレベルを表す2ビット信号ではない。それらが表すレベルは、ゼロに関して非対称であり、それらのどれもゼロ自体を表さない。このような従来の2ビット信号を使用する信号プロセッサは、本発明の3値信号を使用する場合より多くのゲートを必要とし、したがって本発明よりコストの効率が落ちる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明の実施例を組込んだ音声信号処理装置のブロック図である。図1において、アナログ信号源10は、この例ではマイクロホンであって、アナログ音声信号を発生し、増幅器12で増幅及び/又はレベル調整され、アナログ・デジタル(A/D)変換器14に適合したレベルの信号にされる。
【0015】
A/D変換器14は、シグマ・デルタ変換器であって、アナログ信号をサンプリングし、或るサンプル値と予定されたサンプル値との差を表すデジタル信号を生成する。シグマ・デルタ変換器の動作原理は周知であるので、変換器14については詳述しない。図1の本発明の実施例では、変換器14は、次の如き3つのアナログ信号レベルのみを表す2ビット信号を発生する量子化器16(その一例を図2にもっと詳しく示す。)を含む。
【0016】
したがって、この2ビット信号は3値信号であり、以下3値信号ということにする。この3値信号はサンプル値と予定したものとの差を表すので、レベル+1,0,−1もまた値の段階的変化とみなしてよい。
変換器14の出力における3値信号は、2本の信号線上の2ビット並列信号である。
【0017】
上記3値信号は、信号プロセッサ18に供給される。この信号プロセッサは、音声信号の振幅/周波数特性を調節するイコライザを含むことがある。信号プロセッサ18は、音声ミキサでもよい。信号プロセッサ18は、音声信号の強弱を調整してもよい。これらの機能を果たすために、本例のプロセッサ18は、DSMフィルタ部を具えている。DSMフィルタ部の例は、図4〜8においてもっと詳細に示す。
【0018】
処理された3値信号は、ブロック19で示すように、光ディスクレコーダ又はテープレコーダの如き記録装置或いは伝送チャンネルに供給される。
3値信号は、伝送チャンネルから受信されるか又は記録装置から再生されて、プロセッサ18と類似のもう1つのプロセッサ118に供給される。アナログ音声信号を再生するため、処理された3値信号は、デジタル・アナログ(D/A)変換器114でアナログ信号に変換され、増幅器112で増幅され、例えばラウドスピーカ110によって再生される。
なお、3値信号は、各機能ブロック14,18,19から次のブロックに2ビット並列バスを介して供給される。
【0019】
図2は、図1のアナログ・デジタル変換器の量子化器16の概略ブロック図である。この量子化器は、第1及び第2の比較器20,22を有する。アナログ信号は、入力24を介して各比較器に供給される。第1の比較器20は、アナログ信号の値を基準値(+1/2)と比較する。アナログ信号値が+1/2を越える(より正になる)と、第1比較器はロジック(論理値)1を出力し、その他の場合はロジック0を出力する。第2の比較器22は、アナログ信号の値を基準値(−1/2)と比較する。アナログ信号の値が−1/2を越える(より正になる)と、第2比較器はロジック1を出力し、その他の場合はロジック0を出力する。
【0020】
このようにして、次表に従った2ビット3値信号が生成される。図3は、このようなアナログ信号の量子化を説明する図である。
【0021】
上記の2ビット3値信号は、正負の符号ビットをもたない。それは、連続する信号サンプル間に変化がないことを表す値01(又は10)をもつ。それはまた、00及び11がゼロの両側における等しいインクリメントを表し、また、ゼロの両側に同数(1つ)のレベルが存在するという意味において対称である。この3値信号は、2本の信号線を逆にしても影響を受けない点が特徴である。−1が00により、+1が11により表されるから、信号線を入れ替えても信号の値は変化しない。また、0値は同じような01及び10によって表されるから、信号線を入れ替えても信号値は変化しない。
【0022】
上記3値信号には他の利点がある。それは、1ビット信号に比べて雑音対信号比がよく、高周波量子化雑音が少ないので、余計なハードウェアのコストが極めて少ないという1ビット信号の長所を保持しつつプロセッサ18のフィルタ部を設計することがより簡単になる。高周波雑音が減少すれば、フィルタのカスケード接続がもっと簡単になることが分かるであろう。それはまた、4つのレベルを表す2ビット信号に比べてハードウェアのコストが低下する利点をもつ。
【0023】
図4は、DSMのフィルタ部の例を示す概略ブロック図である。この図は、プロセッサ18又は118に用いられる一般化されたm次フィルタ部の例を示す。このフィルタ部は、入力3値信号X(n)用の2ビット並列入力バス2と、処理された3値信号Y(n)出力用の2ビット並列出力バス5とを有する。フィルタの次数mは、1か又はそれより大きくてもよい。
上記フィルタ部は、m個の積分セクションと最終セクションとを具えている。ビットはすべて、公知のクロック装置(図示せず)によってフィルタ部を通じてクロックされている。
【0024】
出力信号Y(n)は、最終段で量子化器Qによって生成される。量子化器Qの一例を図7に示す。量子化器Qは、その入力におけるnビット信号を下記の如き3値信号として再量子化する。
積分セクションは、乗算器A1〜A6及びC1〜C6を含む。適当な乗算器の一例を図6に示す。
【0025】
最初の積分セクションは、入力2に接続された第1の係数乗算器A1と、量子化器Qの出力5に接続された第2の係数乗算器C1と、これら乗算器A1及びC1の出力を加算する加算器61と、加算器61の出力を積分する積分器71とを具える。積分器は、1サンプル期間の遅延を行う。係数乗算器A1,C1は、3値信号にpビットの係数A1及びC1を乗じる。
【0026】
m−1個の中間の積分セクションも、夫々同様に、入力2に接続された第1の係数乗算器A2,‥‥‥,A5と、量子化器Qに接続された第2の係数乗算器C2,‥‥‥,C5と、加算器62,‥‥‥,65と、積分器72,‥‥‥,75とを具える。加算器62〜65の各々は、係数乗算器A及びCの出力の外に前段の積分器の出力を受ける。
【0027】
最終セクションは、入力2に接続された係数乗算器A6と、加算器66と、量子化器Qとを具える。加算器66は、前段の積分器75即ち遅延素子の出力と、乗算器A6とに接続される。
図4のフィルタ部はまた、フィードバック乗算器α,β,γをも具える。乗算器αは、積分器72の出力に係数のαを乗じ、その積を加算器62にフィードバックする。乗算器βは、積分器74の出力に係数βを乗じ、その積を加算器64にフィードバックする。乗算器γは、積分器75の出力に係数γを乗じ、その積を乗算器65にフィードバックする。
【0028】
乗算器α,β,γは、フィルタ部に、例えばチェビシェフ特性を与えることを可能とする。これらは、他の特性が要求される場合は、省略してもよい。
係数A1〜A6,C1〜C6及びα,β,γをすべて指定することにより、フィルタに一定の特性を与えることができる。
係数A1〜A6は、フィルタ部の利得を調整するもので、可変であってもよい。係数A1〜A6が可変の場合、係数発生器40を設けて制御信号41により係数を制御する。係数発生器40は、マイクロコンピュータを具えてもよい。以下の説明の都合上、乗算器α,β,γは省略されていると仮定する。
【0029】
図4のフィルタ部は、信号ミキサとして動作するように一部変更してもよい。図5は、図4のDSMをミキサ用に変形したものを示す概略ブロック図である。中間セクションの1つを示す図5において、各積分セクション及び最終セクションは、乗算器A(これは、第1の3値音声信号を受けるための入力2に接続されている。)の外に、第1の音声信号と混合すべき第2の3値音声信号を受けるためのもう1つの入力22に接続された追加乗算器Bを有する。この乗算器Bは、そのセクションの加算器6に接続される。
【0030】
乗算器A及びBは、第1及び第2の音声信号に係数A及びBを乗じ、信号のミキシングを行う。係数A及びBは、可変ミキシングを行うため可変であるのがよい。
係数A1〜A6及び係数C1〜C6並びに与えられることがある係数B及び/又はα,β,γは、当業者に公知の方法により選定して所望の音声信号処理特性を与えることができる。これらの係数はまた、量子化雑音を整形し、音声信号の周波数帯域内でそれが最小となるように選定しなければならない。
【0031】
例えば、係数A,C及びB(与えられた場合)は、
a)所望のフィルタ特性、例えば雑音整形機能のZ変換H(Z)を見出すこと、及び
b)H(Z)を係数に変換すること
によって選定することができる。
【0032】
これは、Journal of Audio Engineering Society,Volume 39, No.7/8,1991 July/August 所載のR.W.Adams らによる論文“Theory and Practical lmplementation of a Fifth Order Sigma-Dlta A/D Converter ”に記載された方法と当業者の知識を用いて行うことができる。参考までに、係数A及びCの計算の一方法の概略を本明細書の終わりに付記しておく。
【0033】
乗算器A,B,Cは、2ビットの3値数にnビットの係数(n>2)を乗じてnビットの数を生成する。加算器6は、当業者に公知の適当なnビット加算器である。遅延素子Z-1もまた、当業者に公知の適当な素子である。
乗算器A,B又はCとして適当な回路の例を図6に示す。ここで、係数をnビットの2の補数と仮定する。これらの乗算器は、2ビットの3値信号にnビットの係数を乗算する。
【0034】
2ビット3値信号は、+1,0,−1を表す。係数がNの場合、乗算器の積は、3値信号の値に応じて+N,0又は−Nとなる。
図6は、一例として4ビットの乗算器を示す。4ビットの2の補数Nに3値信号を乗じる場合、3値信号が0を表す01か10であれば、その出力は0となることに注目されたい。3値信号が+1を表す11であれば、その出力は係数Nで変わらない。3値信号が−1を表す00であれば、その出力は該係数の符号が反転したものとなる。
【0035】
上記乗算器は排他的ORゲート62を有し、該ゲートは、第1の入力に係数Nの各ビットを受ける。該ゲート62の第2の入力は、インバータ66を介して3値信号のビットのどちらか一方を共通に受ける。
n個の排他的ORゲートの出力は、n個のANDゲート64の夫々の第1入力に接続される。ANDゲートの第2入力は、3値信号の2ビットを受ける排他的NORゲート60の出力に共通に接続される。排他的NORゲート60は、次のような真理表を有する。
【0036】
よって、3値信号が0を表す01,10の場合、ANDゲートの出力は、排他的ORゲートの出力に関係なく、すべて論理値0である。ここで、0000は、ゼロに対する2の補数の表示である。3値信号が−1(00)又は+1(11)を表す場合、ANDゲート64の出力は、排他的ORゲート62の出力によって決まる。
排他的ORゲートは、次のような真理表を有する。
【0037】
該ゲートへの一方の入力が論理値1のとき、その出力は、他方の入力ビットの反転したものとなる。該ゲートへの一方の入力が論理値0のとき、その出力は、他方の入力ビットとなる。
したがって、3値信号が11(+1)の場合、インバータ66は、2つのビットの一方を0に反転し、ゲート62は、係数Nのビットをそのまま、即ち2の補数Nを出力する。
3値信号が00(−1)の場合、ゲート62は、係数Nの反転されたビットを出力する、即ち1の補数を生成する。
【0038】
1の補数は、2の補数に十分近似したものと見なされるが、本発明の好適な実施例では、それに「1」を加えて本当の2の補数に変換する。図4又は5の例では、フィルタの各セクションはpビットの加算器6を含んでいる。値00(−1)が現れると、図6の乗算器のNORゲート65がこれを検出し、00(−1)に応答して論理値1を生成する。よって、NORゲート65が生成する論理値「1」は、10進法の−1の存在を示す。これを図4又は5では「neg」で示す。NORゲートの出力「1」は、図5の段の加算器6の桁上げ入力に供給される。図4又は5のDSMの場合、すべての乗算器A,B及びCは、3値信号で動作し、00(−1)に応答して1の補数を「neg」信号と共に生成し、関連する加算器は1の補数を2の補数に変換するものとする。
【0039】
図7は、図4の量子化器Qの例を示す。この量子化器は、その入力に、例えば4ビットの2の補数を受け取る。2の補数が正(ゼロを含む)の場合、MSBは常にゼロであり、2の補数が負の場合、MSBは常に1である。
値が+4〜+7の場合、次のMSBは1であり、値が0〜+3の場合、次のMSBはゼロである。値が−1〜−3の場合、次のMSBは1であり、値が−4〜−8の場合、次のMSBはゼロである。
【0040】
したがって、量子化器は、MSB及び次のMSBを受けるために接続された2本の信号線と、2の補数のMSBを反転するためのインバータとを具える。4ビットの数の他のビットは、接続されない(N/C)。
【0041】
図1の例のデジタル・アナログ変換器114は、2ビットの3値信号を受け、これをアナログ信号に変換する。しかし、変換器114は、図8及び9に示す本発明の他の実施例の説明から分かるように、1ビット信号を受けることもできる。
図8は、図4のDSMを簡略化したDSMを示す。それは、qビット信号を受ける入力と、rビット信号を出力する量子化器Qと、複数のセクションとを具える。図4を参照して更に詳細に述べる。
【0042】
qビット入力信号は1ビットの信号でよく、rビット出力信号は、本発明による3値信号でもよい。或いは、qビット入力信号が3値信号で、rビット出力信号が1ビット信号でもよい。更にまた、図4を参照して述べたように、両方が3値信号でもよい。入力及び出力信号は、独立しているので異なる形式のものでよい。これらは共に、加算器及び乗算器によってnビットの2の補数に変換されてから、DSMの各段の加算器で結合される。rビット出力信号は、量子化器Qの選択によって決まる。
【0043】
図9は、カスケードされた、即ち直列に接続された複数のDSM90,91,92を示す。最終のDSM92は、D/A変換器114に接続される。図9の例では、最終DSMは、3値信号を受け1ビット信号を変換器114に出力する。前段のDSM90及び91は、この例では3値信号を受け3値信号を出力する。最初のDSM90は、変形例として、1ビット信号を受ける3値信号を出力することもできよう。カスケード接続されたDSMにおいて3値信号を用いると、1ビット信号に比べて高周波雑音含有量が減少するので、雑音の増加による不安定性の問題が軽減される。
【0044】
以上、4ビット係数を例として本発明の実施形態を説明したが、本発明は4ビット係数に限定されない。係数は、1より大きい、好ましくは1より遙かに大きい任意の適当な数のビットを有するものでよい。
図4,5及び8のフィルタ部は例示的なものにすぎず、構成が異なる他の種類のフィルタ部を使用してもよい。DSMフィルタ部の多くの他の構成が当業者に知られており、これらは本発明の範囲内に入るものである。
信号源は、任意の適当なアナログ信号源でよい。音声信号の信号源としては、アナログ・ディスク又はテープレコードがある。
【0045】
【発明の効果】
本発明の効果については、既に繰返し述べたので重複記載を省略する。
【0046】
係数の計算について
5次のDSMを解析して所望のフィルタ特性の係数を計算する手順の概要を述べる。
a〜f及びA〜Eの係数、加算器6及び積分器7を有する5次DSMを図10に示す。各積分器7は1単位遅延を与える。積分器の出力は、左から右へs〜wで示す。DSMへの入力は、信号x〔n〕である。ただし、〔n〕はクロックされる一連のサンプル列内の1サンプルを示す。量子化器Qへの入力は、DSMの出力信号でもあるy〔n〕で示される。これの解析は、量子化器Qを、処理された信号にランダムノイズを加える単なる加算器であると仮定したモデル動作に基く。したがって、この解析では量子化器は無視する。
【0047】
信号y〔n〕=fx〔n〕+w〔n〕、即ちサンプル〔n〕における出力信号y〔n〕は、入力信号x〔n〕に係数fを乗じたものに前段の積分器7の出力w〔n〕を足したものである。
同じ原理を積分器7の各出力信号に適用すると、方程式の組1が得られる。
y〔n〕=fx〔n〕+w〔n〕
w〔n〕=w〔n−1〕+ex〔n−1〕+Ey〔n−1〕+v〔n−1〕
v〔n〕=v〔n−1〕+dx〔n−1〕+Dy〔n−1〕+u〔n−1〕
u〔n〕=u〔n−1〕+cx〔n−1〕+Cy〔n−1〕+t〔n−1〕
t〔n〕=t〔n−1〕+bx〔n−1〕+By〔n−1〕+s〔n−1〕
s〔n〕=s〔n−1〕+ax〔n−1〕+Ay〔n−1〕
【0048】
これらの方程式を当業者に周知のZ変換方程式に変換すると、方程式の組2が得られる。
Y〔z〕=fX〔z〕+W〔z〕
W(z)(1−z-1)=z-1(ex(z)+EY(z)+V(z))
V(z)(1−z-1)=z-1(dX(z)+DY(z)+U(z))
U(z)(1−z-1)=z-1(cX(z)+CY(z)+T(z))
T(z)(1−z-1)=z-1(bX(z)+BY(z)+S(z))
S(z)(1−z-1)=z-1(aX(z)+AY(z))
【0049】
Z変換方程式を解いてX(Z)の単一関数としてのY(Z)を得ることができる(方程式3)。
【0050】
これは、次の方程式(方程式4)の右側に示すように書き直せる。このDSMの所望送達関数は、次の方程式の左側に与えられる直列形式
で表すことができる。これは方程式4の右側と等しい。
【0051】
方程式4を解くことにより、係数α0 〜α5 から係数f〜aを、係数β0 〜β5 から係数E〜Aを次のようにして得ることができる。ただし、係数αn 及びβn は、公知の如く所望の伝達関数を与えるように選定する。
fは分子における唯一のZ0 項であるから、f=α0 である。
それから、α0 (1−Z-1)5 項を左側の分子から減算してα0 +α1 Z-1‥‥‥+α5 Z-5−α0 (1−Z-1)5 を得、これを再計算する。
【0052】
同様に、f(1−Z-1)5 を右側の分子から減算する。eは唯一のZ-1項なので、再計算された左側の分子における対応するα1 と等しい。
この過程は、分子におけるすべての項について繰返される。
この過程は、分母におけるすべての項について繰返される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を組込んだ音声信号処理装置のブロック図である。
【図2】図1の装置のアナログ・デジタル変換器の量子化器の概略ブロック図である。
【図3】アナログ信号の量子化を説明する図である。
【図4】DSMフィルタ部の例を示す概略ブロック図である。
【図5】ミキサとして用いる図4のDSMの変形を示す概略ブロック図である。
【図6】図4又は5のDSMの係数乗算器のブロック図である。
【図7】図4又は5のDSMの再量子化器のブロック図である。
【図8】DSMの簡略化した例を示すブロック図である。
【図9】カスケード接続されたDSMのブロック図である。
【図10】5次DSMの例を示すブロック図である。
【符号の説明】
24‥‥アナログ信号を受ける入力、26,28‥‥第1及び第2の出力、20,22‥‥第1及び第2の比較器、16‥‥量子化器、18,118‥‥信号プロセッサ、62,64‥‥係数乗算器、62‥‥排他的ORゲート、64‥‥ANDゲート、60‥‥排他的NORゲート、65‥‥NORゲート、6‥‥加算器、90〜92‥‥‥DSM
Claims (6)
- 微分量子化されたデジタル信号を使用する信号処理装置であって、
量子化器と、デルタ・シグマ変調器を具える信号プロセッサとを有しており、
上記量子化器は、
アナログ信号を受ける入力と、
第1及び第2の出力と、
上記第1及び第2の出力に結合された夫々の出力を有し、夫々の第1の入力が上記アナログ信号を受ける入力に結合され、夫々の第2の入力の一方は正のインクリメントの半分の基準レベルを受け、その他方は負のインクリメントの半分の基準レベルを受ける第1及び第2の比較器と
を具え、各比較器は、上記アナログ信号が上記第2入力に加えられる基準レベルに比べより正であるか又はより負であるかを示す2値信号を生成し、これにより、上記デジタル信号として、3つの値のみを表す2ビットを有する3値信号で、ビット11が+1を表し、ビット00が−1を表し、ビット01又は10がゼロを表すものを生成し、
上記プロセッサは、上記3値信号の2つのビットを並列で受ける入力と、上記量子化器から2つのビットが並列に入力された上記3値信号にnビット(n>1)の係数を乗じてnビットの積を生成する係数乗算器とを、上記デルタ・シグマ変調器のフィルタ部に具えており、
上記乗算器は、上記係数のnビットの各々に対し、該係数のビットを受ける第1の入力及び上記3値信号のビットの一方を受ける第2の入力を有する排他的ORゲートと、該排他的ORゲートの出力を受ける第1の入力及び上記3値信号の2ビットを排他的NORゲートと結合したものを受ける第2の入力を有するANDゲートとを具える
信号処理装置。 - 上記プロセッサは更に、上記3値信号の2ビットとのNOR結合を形成してビット00を検出するNORゲートと、該NORゲートの出力を上記乗算器の出力に加算する加算器とを具える
請求項1の装置。 - 上記プロセッサは、上記nビットの積を再量子化する再量子化器を含む
請求項1又は2の装置。 - 上記再量子化器は、上記nビットの積を3値信号として再量子化するものである
請求項3の装置。 - 上記再量子化器は、上記nビット信号積の2個の最上位ビットを選択し、選択したビットのうち最上位のものを反転する
請求項4の装置。 - 上記再量子化器は、上記nビット積を1ビット信号として再量子化するものである
請求項3の装置。
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