JP4338831B2 - 発券システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技場において、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を景品と交換する際に用いられるシステムに係り、特に、遊技媒体を計数してこれをレシート等に記録して発券する発券システムに関する。さらに詳しくは、計数機または発券機に対する不正の発見を容易とし、不正行為によって誤って景品を交換してしまうことを防止するのに好適な発券システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場において、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を景品と交換するには、遊技客は、獲得した遊技媒体を計数機に投入し、計数機の計数結果が記録されたレシートを発券機から受け取り、このレシートを景品交換カウンタに持っていくことにより行われる。景品交換カウンタでは、レシートに記録された遊技媒体数をPOS端末装置により参照して景品の交換を行う。
【0003】
従来、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を景品と交換する際に用いられる景品管理システムとしては、例えば、特開平5-111577号公報に開示されたものがあった。図6は、従来の景品管理システムの構成を示す図である。
この景品管理システム10は、図6に示すように、遊技媒体の個数を計数する第1計数機11および第2計数機12と、計数機11,12の計数値を少なくとも含むバーコードプリントデータをレシートに記録して発券する発券機20と、景品交換処理を行うPOS端末装置30と、レシートのバーコードプリントデータの照合を行う集中管理装置40と、で構成されている。
【0004】
発券機20は、計数機11,12の計数値、発券時刻および発券順序を含むバーコードプリントデータをレシートに記録して発券するとともに、そのバーコードプリントデータを集中管理装置40に出力するようになっている。
集中管理装置40は、発券機20からのバーコードプリントデータを発券記憶部43に記憶しておき、POS端末装置30からの照合要求があったときは、POS端末装置30がレシートから読み取ったバーコードプリントデータと、発券記憶部43のバーコードプリントデータと、を照合するようになっている。
【0005】
POS端末装置30は、照合結果が一致したバーコードプリントデータに応じた景品の払出管理と、照合結果が不一致の景品の払出禁止管理と、払出済みデータに応じた景品の払出禁止処理と、を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記景品管理システム10によれば、確かに、偽造された不正なレシートが景品交換カウンタに持ち込まれても、誤って景品を交換してしまうことを未然に防止することができるが、計数機11,12または発券機20に対して不正が行われた場合には、対処しきれない可能性がある。
【0007】
すなわち、上記景品管理システム10にあっては、計数機11,12の計数値自体に細工が施された場合には、その計数値が偽造のものであるにもかかわらず、その計数値を含むバーコードプリントデータを正規のものとして管理してしまうので、結果として、そのバーコードプリントデータが記録されたレシートにより、誤って景品を交換してしまうこととなる。
【0008】
一般に、計数機11,12は、遊技媒体の個数を計数し、その計数値に相当する数のパルスからなるパルス信号を発券機20に出力するようになっているため、例えば、計数機11,12と発券機20とを接続する信号線にパルス信号を出力するリレー等を介在させれば、このリレーにより計数機11,12の計数値に細工を施すことが比較的容易であり、実際に、遊技場においてこうした形態での不正行為がしばしば行われている。
【0009】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、計数機または発券機に対する不正の発見を容易とし、不正行為によって誤って景品を交換してしまうことを防止するのに好適な発券システムをシステムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明に係る発券システムは、遊技媒体の個数を計数する計数機と、前記計数機の計数結果を記録媒体に記録して発券する発券機とを伝送媒体で接続し、前記計数結果を前記伝送媒体を介して伝送するシステムであって、前記計数機は、前記計数結果の出力とともに、当該計数結果を判定するための判定情報を出力するようになっており、前記判定情報に基づいて前記計数結果の異常を検出したときは、所定のエラー処理を実行するようになっている。
【0011】
このような構成であれば、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を計数機に投入すると、計数機では、投入された遊技媒体の個数が計数され、その計数結果が伝送媒体を介して発券機に出力されるとともに、その計数結果を判定するための判定情報が出力される。そして、判定情報に基づいて計数結果の異常が検出されたときは、所定のエラー処理が実行される。
【0012】
ここで、遊技媒体とは、遊技機で遊技を行う際に用いられる媒体をいい、こうした媒体としては、例えば、パチンコ機で使用されるパチンコ玉や、スロットマシンで使用されるメダルやコインを挙げることができる。以下、第2の発明の発券システムにおいて同じである。
また、記録媒体とは、一定の事項を確実に記録することができる記録手段をいい、こうした手段としては、例えば、レシート等の記録紙や、磁気カード、ICカード等の記録カードを挙げることができる。以下、第2の発明の発券システムにおいて同じである。
【0013】
また、伝送媒体とは、計数機の計数結果を伝送するための伝送手段をいい、これには、有線または無線による伝送手段が含まれ、有線による伝送手段としては、例えば、導体ケーブル、光ファイバケーブルを挙げることができる。以下、第2の発明の発券システムにおいて同じである。
また、判定情報とは、計数結果に異常があるか否かを検査するための情報をいい、こうした情報としては、例えば、パリティチェックコード、群計数チェックコード等の誤り検出符号や、CRC(cyclic redundancy check)、ハミングコード等の誤り訂正符号や、限度検査、合計検査を行うための検査情報や、計数結果を所定の暗号キーで暗号化した暗号化情報を挙げることができる。以下、第2の発明の発券システムにおいて同じである。
【0014】
また、所定のエラー処理とは、計数結果の異常を検出したときに対処するための処理をいい、こうした処理としては、例えば、不正が行われたことを通知する警告音、警告光(警告ランプの点灯等)またはその旨の警告メッセージを出力すること、ホールコンピュータや景品カウンタのPOS端末装置に不正が行われたことを通知すること、発券機でレシートを発券することを禁止すること、計数機または発券機の電源を遮断すること、電源を遮断する等の所定の操作を行うまで計数機または発券機に対する操作を受け付けないようにすること、計数結果の異常を検出した時点を特定するためにそのときの時刻等を記憶すること、を挙げることができる。以下、第2の発明の発券システムにおいて同じである。
【0015】
また、所定のエラー処理は、計数機と発券機との間で不正が行われる現状を考慮すると、発券機で行うようにすることが好ましいが、将来的に、計数機と発券機との間以外のところで新たな不正が行われることを想定し、計数機または発券機とは別の場所、例えば、ホールコンピュータ、POS端末装置その他の装置で行うようにしてもよい。
【0016】
さらに、第2の発明に係る発券システムは、遊技媒体の個数を計数する計数機と、前記計数機の計数結果を記録媒体に記録して発券する発券機とを伝送媒体で接続し、前記計数結果を前記伝送媒体を介して伝送するシステムであって、前記計数機と前記発券機とを第2の伝送媒体で接続し、前記計数機は、前記計数結果の出力とともに、当該計数結果を判定するための判定情報を前記第2の伝送媒体を介して前記発券機に出力するようになっており、前記発券機は、前記判定情報に基づいて前記計数結果の異常を検出したときは、所定のエラー処理を実行するようになっている。
【0017】
このような構成であれば、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を計数機に投入すると、計数機では、投入された遊技媒体の個数が計数され、その計数結果が伝送媒体を介して発券機に出力されるとともに、その計数結果を判定するための判定情報が第2の伝送媒体を介して発券機に出力される。発券機では、判定情報に基づいて計数結果の異常が検出されたときは、所定のエラー処理が実行される。
【0018】
ここで、第2の伝送媒体とは、計数機の計数結果を伝送するための伝送手段をいい、これには、有線または無線による伝送手段が含まれ、有線による伝送手段としては、例えば、導体ケーブル、光ファイバケーブルを挙げることができる。もっとも、第2の伝送媒体は、伝送媒体と同一の手段を用いるものであってもよいし、伝送媒体とは異なる手段を用いるものであってもよい。
【0019】
さらに、第3の発明に係る発券システムは、第2の発明に係る発券システムにおいて、前記計数機は、遊技媒体の個数を計数する計数手段と、前記計数手段で計数した計数値に相当する数のパルスからなるパルス信号を前記伝送媒体を介して前記発券機に出力する第1のパルス信号出力手段と、前記計数手段で計数した計数値に対して所定の割合となる数のパルスからなるパルス信号を前記第2の伝送媒体を介して前記発券機に出力する第2のパルス信号出力手段と、を備え、前記発券機は、前記伝送媒体を介して入力したパルス信号のパルス数を計数する第1のパルス計数手段と、前記第2の伝送媒体を介して入力したパルス信号のパルス数を計数する第2のパルス計数手段と、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数が前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数に対して前記所定の割合とならないときは前記所定のエラー処理を実行するエラー処理手段と、を備えている。
【0020】
このような構成であれば、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体を計数機に投入すると、計数機では、計数手段により、投入された遊技媒体の個数が計数され、第1のパルス信号出力手段により、計数手段で計数された計数値に相当する数のパルスからなるパルス信号が伝送媒体を介して発券機に出力されるとともに、第2のパルス信号出力手段により、計数手段で計数された計数値に対して所定の割合となる数のパルスからなるパルス信号が第2の伝送媒体を介して発券機に出力される。
【0021】
発券機では、第1のパルス計数手段により、伝送媒体を介して入力されたパルス信号のパルス数が計数されるとともに、第2のパルス計数手段により、第2の伝送媒体を介して入力されたパルス信号のパルス数が計数される。そして、第2のパルス計数手段で計数されたパルス数が第1のパルス計数手段で計数されたパルス数に対して所定の割合とならないときは、エラー処理手段により、所定のエラー処理が実行される。
【0022】
ここで、所定の割合とは、計数値に対する比率をいい、この比率は、1以上であってもよいし、1未満であってもよい。例えば、計数値が“10”である場合には、第2のパルス信号出力手段は、20個のパルスからなるパルス信号を出力するようにしてもよく、この場合、所定の割合は“2”となり、これに対して、1個のパルスからなるパルス信号を出力するようにしてもよく、この場合、所定の割合は“0.1”となる。
【0023】
また、第2の伝送媒体を介して伝送されるパルス信号は、合計検査を行うための検査情報であって、第2の発明に係る判定情報に対応している。
さらに、第4の発明に係る発券システムは、第3の発明に係る発券システムにおいて、前記エラー処理手段は、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数が前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数に対して前記所定の割合とならないときであっても、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数に前記所定数を乗じて得た値と前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数との差値が前記所定数未満となるときは、前記所定のエラー処理を実行しないようになっている。
【0024】
このような構成であれば、発券機では、第2のパルス計数手段で計数されたパルス数が第1のパルス計数手段で計数されたパルス数に対して所定の割合とならないときであっても、第2のパルス計数手段で計数されたパルス数に所定数を乗じて得た値と第1のパルス計数手段で計数されたパルス数との差値が所定数未満となるときは、所定のエラー処理が実行されない。
【0025】
例えば、所定の割合が“0.1”であり、これにより、第2のパルス出力手段は、第1のパルス信号出力手段が10個のパルスを出力するごとに1個のパルスを出力するようになってる場合に、計数値が“19”であるときは、計数機では、第1のパルス信号出力手段により19個のパルスからなるパルス信号が、第2のパルス信号出力手段により1個のパルスからなるパルス信号が出力されることとなる。このような場合は、異常であると検出することはなく、したがって、発券機では、第2のパルス計数手段のパルス計数値“1”が第1のパルス計数手段のパルス計数値“19”に対して所定の割合“0.1”とならないが、第2のパルス計数手段のパルス計数値“1”に所定数“10”を乗じて得た値“10”と第1のパルス計数手段のパルス計数値“19”との差値“9”が所定数“10”未満となるので、所定のエラー処理が実行されない。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は、本発明に係る発券システムの実施の形態を示す図である。
この実施の形態は、図1に示すように、計数機10が有する従来の機能であってホールコンピュータ70が計数機10の計数値を集計するために必要な対率パルス信号を出力する機能を利用して、計数機10の計数値に誤りが含まれているか否かをレシート発券機30で検査するものである。すなわち、従来、計数機10は、遊技媒体の個数を計数し、その計数値に対して所定の割合(例えば、“0.1”)の数のパルスからなる対率パルス信号をホールコンピュータ70に出力するようになっており、ホールコンピュータ70は、この対率パルス信号に基づいて、計数機10のおおよその計数値を取得するようになっている。遊技場では、計数機10の計数値や、遊技客に対して貸し出した遊技媒体の個数等を参照して、売上等の計算を行うようにしている。
【0027】
まず、本発明に係る発券システムの構成を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る発券システムの構成を示す図であり、図2は、計数機10およびレシート発券機30の外観の構成を示す図である。
このシステムは、図1に示すように、パチンコ玉等の遊技媒体の個数を計数する計数機10と、計数機10で計数した計数値をレシートに記録して発券するレシート発券機30と、で構成されており、計数機10とレシート発券機30とは、計数機10で計数した計数値に相当する数のパルスからなる計数パルス信号を伝送するための信号線98と、対率パルス信号を伝送するための信号線99と、で接続されている。
【0028】
レシート発券機30は、図2に示すように、計数機10の計数値に誤りがあることを検出したときに点灯させる異常ランプ32と、レシートを発券するための発券ボタン34と、レシートを発券するレシート発券口36と、を有し、計数機10に近接して設置されている。
次に、計数機10の内部構成を図3を参照しながら説明する。図3は、計数機10の内部構成を示すブロック図である。
【0029】
計数機10は、図3に示すように、図示しない遊技媒体回収口等から遊技媒体を1個回収するごとに検出信号を出力する計数センサ12と、計数センサ12からの検出信号に基づいて遊技媒体の個数を計数する計数カウンタ14と、計数カウンタ14で計数した計数値をパルス信号に変換するパルス変換回路16と、パルス変換回路16からのパルス信号に基づいて対率パルス信号を信号線99に出力する対率パルス出力回路18と、パルス変換回路16からのパルス信号に基づいて計数パルス信号を信号線98に出力する計数パルス出力回路20と、で構成されている。
【0030】
パルス変換回路16は、計数カウンタ14で計数した計数値を入力し、その計数値に相当する数のパルスからなるパルス信号を出力するようになっている。例えば、計数カウンタ14の計数値が“10”である場合は、10個のパルスからなるパルス信号を出力する。
対率パルス出力回路18は、パルス変換回路16からパルス信号を入力し、そのパルスを所定数(例えば、“10”)入力するごとに、1個のパルスを出力するようになっている。計数パルス出力回路20は、パルス変換回路16からパルス信号を入力し、そのパルス信号をそのまま計数パルス信号として出力するようになっている。
【0031】
次に、レシート発券機30の内部構成を図4を参照しながら説明する。図4は、レシート発券機30の内部構成を示すブロック図である。
レシート発券機30は、図4に示すように、信号線99を介して対率パルス信号を入力する対率パルス入力回路40と、信号線98を介して計数パルス信号を入力する計数パルス入力回路42と、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU44と、所定領域にあらかじめCPU44の制御プログラム等を格納しているROM46と、ROM46等から読み出したデータやCPU44の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM48と、レシートを発券するための処理を行うレシート発券処理部50と、異常ランプ32と、で構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバスで相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0032】
CPU44は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、電源投入とともに、ROM46の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図5のフローチャートに示す誤り検査処理を実行するようになっている。図5は、誤り検査処理を示すフローチャートである。
誤り検査処理は、対率パルス信号および計数パルス信号に基づいて、計数機10の計数値に誤りが含まれているか否かを検査し、計数値に誤りがあることを検出したときは、異常ランプ32を点灯させ、計数値に誤りがあることを検出しないときは、計数値をレシートに記録して発券するものであって、CPU44において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
【0033】
ステップS100では、計数パルス信号のパルス数を計数するための変数であるカウンタC1、および対率パルス信号のパルス数を計数するための変数であるカウンタC2にいずれも“0”を設定し、ステップS102に移行する。
ステップS102では、計数パルス信号に含まれる1パルスを計数パルス入力回路42から入力したか否かを判定し、計数パルス信号に含まれる1パルスを入力したと判定されたとき(Yes)は、ステップS104に移行して、カウンタC1の値に“1”を加算し、ステップS106に移行して、動作開始時から所定時間(例えば、数秒)を経過するとタイムアウトをするタイマの動作を開始させ、ステップS118に移行する。
【0034】
ステップS118では、ステップS106で動作を開始させたタイマがタイムアウトしたか否かを判定し、タイムアウトしたと判定されたとき(Yes)は、ステップS120に移行して、カウンタC2の値に所定値nを乗じて得た値をカウンタC1の値から減じて差値ΔCを算出し、ステップS122に移行して、差値ΔCが所定値n未満であるか否かを判定し、差値ΔCが所定値n未満でないと判定されたとき(No)は、ステップS124に移行して、異常ランプ32を点灯させ、一連の処理を終了する。すなわち、ステップS122において、差値ΔCが所定値n未満でないと判定されたときは、対率パルス信号のパルス数が計数パルス信号のパルス数に対して所定の割合とならないので、この場合は、エラー処理として異常ランプ32を点灯させる。
【0035】
一方、ステップS122で、差値ΔCが所定値n未満であると判定されたとき(Yes)は、ステップS126に移行して、発券ボタン34を有効にし、ステップS128に移行して、発券ボタン34の押下を検出したか否かを判定し、発券ボタン34の押下を検出しないと判定されたとき(No)は、ステップS128で待機するが、発券ボタン34の押下を検出したと判定されたとき(Yes)は、ステップS130に移行して、カウンタC1の値をレシートに記録して発券するようレシート発券処理部50を制御し、一連の処理を終了する。
【0036】
一方、ステップS118で、ステップS106で動作を開始させたタイマがタイムアウトしていない(タイマが動作していない場合も含む。)と判定されたとき(No)は、ステップS102に移行する。
一方、ステップS102で、計数パルス信号に含まれる1パルスを入力していないと判定されたとき(No)は、ステップS108に移行して、対率パルス信号に含まれる1パルスを対率パルス入力回路40から入力したか否かを判定し、対率パルス信号に含まれる1パルスを入力したと判定されたとき(Yes)は、ステップS109に移行して、ステップS106で動作を開始させたタイマが動作中であるか否かを判定し、タイマが動作中であると判定されたとき(Yes)は、ステップS110に移行して、カウンタC2の値に“1”を加算し、ステップS118に移行する。
【0037】
一方、ステップS109で、タイマが動作中でないと判定されたとき(No)は、ステップS124に移行する。
一方、ステップS108で、対率パルス信号に含まれる1パルスを入力していないと判定されたとき(No)は、ステップS102に移行する。
なお、この誤り検査処理が終了した場合には、再びステップS100から処理が実行される。ただし、ステップS124を経て終了した場合には、計数機10およびレシート発券機30の電源を遮断する等の所定の操作を行うまでは、処理を再開しないように構成してもよい。
【0038】
次に、上記実施の形態の動作を説明する。
まず、計数機10またはレシート発券機30に対して不正行為が行われていない場合を説明する。
遊技客が遊技により獲得した遊技媒体(例えば、98個の遊技媒体)を計数機10に投入すると、計数機10では、計数センサ12および計数カウンタ14により、投入された遊技媒体の個数が計数され、パルス変換回路16により、その計数値“98”に相当する数“98”のパルスからなるパルス信号が計数パルス出力回路20および対率パルス出力回路18に出力される。
【0039】
そして、計数パルス出力回路20により、パルス変換回路16からのパルス信号がそのまま計数パルス信号として信号線98に出力されるとともに、対率パルス出力回路18により、パルス変換回路16からのパルス信号のパルスが10個出力されるごとに、1個のパルスからなる対率パルス信号が信号線99に出力される。すなわち、この場合、計数パルス出力回路20からは、98個のパルスからなる計数パルス信号が出力され、対率パルス出力回路18からは、9個のパルスからなる対率パルス信号が出力されることになる。
【0040】
レシート発券機30では、信号線98を介して計数パルス入力回路42から計数パルス信号が入力されると、ステップS102〜S106を経て、カウンタC1により計数パルス信号のパルス数が計数され、信号線98を介して対率パルス入力回路40から対率パルス信号が入力されると、ステップS108,S110を経て、カウンタC2により対率パルス信号のパルス数が計数される。この場合、計数パルス信号のパルス数は“98”として計数され、対率パルス信号のパルス数は“9”として計数されるが、計数パルス信号のパルスが10個入力されるごとに、対率パルス信号のパルスが1個入力されるので、エラーとはならず、正規の入力として引き続き処理が行われる。
【0041】
次いで、ステップS120,S122を経て、カウンタC2の値“9”に“10”を乗じて得た値“90”をカウンタC1の値“98”から減じて差値ΔC“8”が算出され、この差値ΔCが“10”未満であるので、エラーとはならず、正規の入力として引き続き処理が行われる。
そして、ステップS126を経て、発券ボタン34が有効にされ、ここで、遊技客が発券ボタン34を押下すると、レシート発券処理部50により、カウンタC1の値、すなわち計数機10で計数した遊技媒体の個数がレシートに記録され、そのレシートがレシート発券口36から発券される。
【0042】
遊技客は、レシート発券口34から発券されたレシートを受け取り、このレシートを景品交換カウンタに持っていき、所望の景品との交換を要求する。景品交換カウンタでは、レシートに記録された遊技媒体数をPOS端末装置により参照して景品の交換が行われる。
次に、計数機10またはレシート発券機30に対して不正行為が行われた場合であって、例えば、信号線98にリレー等が介在させられ、このリレーにより計数パルス信号のパルス数が不正に加算される場合を説明する。この場合、レシート発券機30に対して、本来、98個のパルスからなる計数パルス信号および9個のパルスからなる対率パルス信号が入力されるところ、不正加算によって200個のパルスからなる計数パルス信号が入力されるものとする。
【0043】
レシート発券機30では、信号線98を介して計数パルス入力回路42から計数パルス信号が入力されると、カウンタC1により計数パルス信号のパルス数“200”が計数され、信号線99を介して対率パルス入力回路40から対率パルス信号が入力されると、カウンタC2により対率パルス信号のパルス数“9”が計数されるが、この場合、計数パルス信号のパルス数が不正に加算されていることにより、計数パルス信号のパルスが98個計数された後は、計数パルス信号のパルスが10個入力されるごとに、対率パルス信号のパルスが1個も入力されないこととなるので、エラーとなり、ステップS124において、異常ランプ32が点灯する。
【0044】
次に、計数機10またはレシート発券機30に対して不正行為が行われた場合であって、例えば、信号線98,99にリレー等が介在させられ、このリレーにより計数パルス信号および対率パルス信号のパルス数が不正に加算される場合を説明する。この場合、レシート発券機30に対して、不正加算によって100個のパルスからなるパルス信号が計数パルス信号および対率パルス信号として入力されるものとする。
【0045】
レシート発券機30では、信号線98を介して計数パルス入力回路42から計数パルス信号が入力されると、カウンタC1により計数パルス信号のパルス数“100”が計数され、信号線99を介して対率パルス入力回路40から対率パルス信号が入力されると、カウンタC2により対率パルス信号のパルス数“100”が計数されるが、この場合、計数パルス信号のパルスが10個入力されるごとに、対率パルス信号のパルスが1個以上入力されることとなるので、この段階では、エラーとはならず、正規の入力として引き続き処理が行われる。
【0046】
ところが、ステップS120,S122を経て、カウンタC2の値“100”に“10”を乗じて得た値“1000”をカウンタC1の値“100”から減じて差値ΔC“900”が算出され、この差値ΔCが“10”未満とはならず、すなわち対率パルス信号のパルス数が計数パルス信号のパルス数に対して所定の割合とならないので、エラーとなり、ステップS124において、異常ランプ32が点灯する。
【0047】
このようにして、本実施の形態では、計数機10は、投入された遊技媒体の個数を計数し、計数した計数値に相当する数のパルスからなる計数パルス信号を信号線98に出力するとともに、計数した計数値に対して所定の割合(“0.1”)となる数のパルスからなる対率パルス信号を信号線99に出力するようにし、レシート発券機30は、信号線98を介して入力した計数パルス信号のパルス数を計数し、信号線99を介して入力した対率パルス信号のパルス数を計数し、対率パルス信号のパルス数が計数パルス信号のパルス数に対して所定の割合とならないときは、エラー処理として異常ランプ32を点灯させるようにした。これにより、例えば、信号線98にリレー等が介在させられ、このリレーにより計数パルス信号のパルス数を不正に加算するといった不正行為を発見することが可能となるので、従来に比して、不正行為によって誤って景品を交換してしまう可能性を低減することができる。
【0048】
さらに、本実施の形態では、計数機10が有する従来の機能であってホールコンピュータ70が計数機10の計数値を集計するために必要な対率パルス信号を出力する機能を利用して、計数機10の計数値に誤りが含まれているか否かをレシート発券機30で検査するようにした。したがって、計数値の誤りを検出するために新たな機能をさほど付加する必要がないので、安価でしかも簡易に構成することができる。
【0049】
さらに、本実施の形態では、計数機10では、計数パルス信号のパルスが所定数(“10”)出力されるごとに、1個のパルスからなる対率パルス信号を出力するようにし、レシート発券機30では、さらに、計数パルス信号のパルスが所定数計数されるごとに、対率パルス信号のパルスが1個計数されないときは、エラー処理として異常ランプ32を点灯させるようにした。これにより、例えば、信号線98,99にリレー等が介在させられ、このリレーにより計数パルス信号および対率パルスのパルス数を不正に加算するといった不正行為を発見することが可能となるので、不正行為によって誤って景品を交換してしまう可能性をさらに低減することができる。
【0050】
さらに、本実施の形態では、レシート発券機30は、対率パルス信号のパルス数が計数パルス信号のパルス数に対して所定の割合とならないときであっても、対率パルス信号のパルス数に所定数(“10”)を乗じて得た値を計数パルス信号のパルス数から減じた差値ΔCが所定数未満であるときは、異常ランプ32を点灯しないようにした。これにより、計数機10を、計数パルス信号のパルスが所定数出力されるごとに、1個のパルスからなる対率パルス信号を出力するように構成した場合に、不正行為が行われていないにもかかわらず、誤って異常ランプ32を点灯させてしまう可能性を低減することができる。
【0051】
なお、上記実施の形態においては、遊技媒体としてパチンコ玉を取り扱う場合について説明したが、これに限らず、遊技媒体としてメダルやコイン等を取り扱ってもよい。
また、上記実施の形態においては、レシート発券機30を、計数機10の計数値をレシートに記録して発券するように構成したが、これに限らず、計数機10の計数値を、磁気カードやICカード等に記録して発券するように構成してもよい。
【0052】
また、上記実施の形態において、図5のフローチャートに示す処理を実行するにあたっては、ROM46にあらかじめ格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記録された記録媒体から、そのプログラムをRAM48に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0053】
ここで、記録媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であれば、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0054】
上記実施の形態において、レシート発券機30は、第1ないし第3の発明の発券機に対応し、信号線98は、第1ないし第3の発明の伝送媒体に対応し、信号線99は、第2または第3の発明の第2の伝送媒体に対応し、対率パルス信号は、第1または第2の発明の判定情報に対応している。また、計数センサ12および計数カウンタ14は、第3の発明の計数手段に対応し、パルス変換回路16および計数パルス出力回路20は、第3の発明の第1のパルス信号出力手段に対応し、パルス変換回路16および対率パルス出力回路18は、第3の発明の第2のパルス信号出力手段に対応している。
【0055】
また、ステップS102,S104は、第3または第4の発明のパルス計数手段に対応し、ステップS108,S110は、第3または第4の発明の第2のパルス計数手段に対応し、ステップS120〜S124は、第3または第4の発明のエラー処理手段に対応している。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、第1ないし第4の発明に係る発券システムによれば、計数機または発券機に対する不正を発見することが可能となるので、従来に比して、不正行為によって誤って景品を交換してしまう可能性を低減することができるという効果が得られる。
【0057】
さらに、第4の発明に係る発券システムによれば、不正行為が行われていないにもかかわらず、誤って所定のエラー処理を実行してしまう可能性を低減することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発券システムの構成を示す図である。
【図2】計数機10およびレシート発券機30の外観の構成を示す図である。
【図3】計数機10の内部構成を示すブロック図である。
【図4】レシート発券機30の内部構成を示すブロック図である。
【図5】誤り検査処理を示すフローチャートである。
【図6】従来の景品管理システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 計数機
12 計数センサ
14 計数カウンタ
16 パルス変換回路
18 対率パルス出力回路
20 計数パルス出力回路
30 レシート発券機
32 異常ランプ
34 発券ボタン
36 レシート発券口
40 対率パルス入力回路
42 計数パルス入力回路
44 CPU
46 ROM
48 RAM
50 レシート発券処理部
70 ホールコンピュータ
98,99 信号線

Claims (2)

  1. 遊技媒体の個数を計数する計数機と、前記計数機の計数結果を記録媒体に記録して発券する発券機とを伝送媒体で接続し、前記計数結果を前記伝送媒体を介して伝送するシステムであって、
    前記計数機と前記発券機とを第2の伝送媒体で接続し、
    前記計数機は、
    遊技媒体の個数を計数する計数手段と、前記計数手段で計数した計数値に相当する数のパルスからなるパルス信号を前記伝送媒体を介して前記発券機に出力する第1のパルス信号出力手段と、前記計数手段で計数した計数値に対して少なくともこの計数値とは異なる所定の割合となる数のパルスからなるパルス信号を前記第2の伝送媒体を介して前記発券機に出力する第2のパルス信号出力手段と、を備え、
    前記発券機は、
    前記伝送媒体を介して入力したパルス信号のパルス数を計数する第1のパルス計数手段と、前記第2の伝送媒体を介して入力したパルス信号のパルス数を計数する第2のパルス計数手段と、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数が前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数に対して前記所定の割合とならないときは所定のエラー処理を実行するエラー処理手段と、を備えていることを特徴とする発券システム。
  2. 請求項において、
    前記エラー処理手段は、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数が前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数に対して前記所定の割合とならないときであっても、前記第2のパルス計数手段で計数したパルス数に前記所定数を乗じて得た値と前記第1のパルス計数手段で計数したパルス数との差値が前記所定数未満となるときは、前記所定のエラー処理を実行しないようになっていることを特徴とする発券システム。
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