JP4337592B2 - プロファイル作成装置、プロファイル作成方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

プロファイル作成装置、プロファイル作成方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、RGBデータをCMYKデータに変換する際に用いられるプロファイルを作成するためのプロファイル作成装置、プロファイル作成方法、記録媒体及びプログラムに関する。
近年、印刷物の原稿は、DTP(desktop publishing)の普及に伴ってコンピュータを用いて作成される機会が多くなっている。コンピュータを用いて原稿を作成する場合、原稿作成者は、コンピュータのディスプレイ(モニタ)上で原稿画像の色を認識する。そのため、実際に作成された原稿の製版、刷版、印刷などを行う会社(以下、まとめて「印刷製版会社」という)では、原稿の画像データを表示デバイス用のデータであるRGB(赤、緑、青)データの形で受け取ることになる。そのため、原稿の画像データを受け取った印刷製版会社では、表示デバイス用のRGBデータを印刷デバイス用のCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)データに変換する必要がある。
一般に、RGBデータで表現できる色域は、CMYKデータで表現できる色域よりも広いため、RGBからCMYKへの色変換は色域圧縮を伴うものとなる。また、印刷によって得られた印刷物の色は、ディスプレイ上で見た原稿画像の色のイメージに合わせて再現される必要がある。そこで、例えば下記特許文献1には、色再現性の異なるデバイス間において、出力デバイスに依存しない色再現を行うための高品質な出力系のRGBデータによる色補正方法が開示されている。
また、RGBデータやCMYKデータは、いずれもデバイス依存の色空間で表される色データであるため、RGBデータをCMYKデータに変換する場合は、デバイス依存のRGBデータをデバイス非依存の色空間の色データに変換してから、デバイス依存のCMYKデータに変換する必要がある。通常、印刷製版会社は自社の印刷機の印刷特性に合わせた独自の色変換方式を採用してRGBデータをCMYKデータに変換しており、そこで採用されている色変換方式は外部の第三者が知り得ない情報(ノウハウ)となっている。そのため、印刷製版会社に印刷を依頼する印刷依頼元では、印刷製版会社で試し印刷(試し刷り)された印刷物を見て、所望の色で印刷されているかどうかを確認している。
ただし、印刷製版会社に試し印刷を依頼してから、実際に試し印刷された印刷物を入手するまでにはかなりの時間(日数)を要する。そのため、何らかの理由ですぐに印刷物の色(印刷結果)を確認したい場合は、印刷依頼元が所有する廉価なプリンタ装置を用いて印刷のシミュレーションを行う必要がある。その場合、RGBデータからCMYKデータへの色変換は、ICC(International Color Consortium)で規定されたプロファイルやシステム用のプロファイルを用いて行われる。例えば、表示デバイスに依存するRGBデータをデバイス非依存の色空間であるCIELAB色空間(均等色空間)の色データ(以下、Labデータ)に変換した後、このLabデータを印刷デバイスに依存するCMYKデータに変換する場合は、2つのプロファイル(RGBデータからLabデータへの色変換用プロファイル、LabデータからCMYKデータへの色変換用プロファイル)を用いて色変換が行われる。
特開平7−283958号公報
しかしながら、コンピュータのディスプレイ上で作成した原稿のRGBデータを印刷デバイス用のCMYKデータに変換する場合は、プリンタ装置で印刷された印刷物の色がディスプレイ上で表示された原稿の色に出来るだけマッチングするように予め色域圧縮を定めたプロファイルを適用するものの、実際に印刷業務を請け負う印刷製版会社ではどのような色変換方式を採用しているのか分からないため、プリンタ装置を使ってシミュレーションした印刷物の色が、印刷製版会社で印刷された印刷物の色と異なるケースが多かった。また、双方の印刷物の色をマッチングさせるには、色の異なる部分ごとにCMYKの分量比率を適宜調整してその都度プリンタ装置で印刷し、印刷物の色を確認するといった作業を何度も繰り返す必要があった。そのため、プロファイルの作成に多大な時間と労力を要していた。また、印刷シミュレーションを精度良く行えるプロファイルを作成することが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、RGBデータをCMYKデータに変換して印刷する第1の印刷環境が不明な場合でも、第1の印刷環境によって印刷される印刷物の色を、第1の印刷環境と異なる第2の印刷環境で精度良く再現できるようにすることにある。
本発明に係るプロファイル作成装置は、3色成分の表色系データで表される複数の異なる第1パッチデータと4色成分の表色系データで表される複数の異なる第2パッチデータとを入力するとともに、第1パッチデータを適用して印刷された第1パッチチャートを測色して得られる第1測色データと第2パッチデータを適用して印刷された第2パッチチャートを測色して得られる第2測色データとを入力するデータ入力手段と、このデータ入力手段によって入力された第1パッチデータ、第1測色データ、第2パッチデータ及び第2測色データに基づいて、3色成分の表色系データから4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成するプロファイル作成手段と、前記データ入力手段で入力される前記第1測色データに基づいて墨生成の比率を求め、この墨生成比率を表す情報を前記第1測色データに付加する墨生成情報付加手段とを備え、前記プロファイル作成手段は、前記第2パッチデータと前記第2測色データとを対応付ける第1の手段と、前記第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する第2の手段と、前記第2の手段で抽出された前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとを対応付ける第3の手段と、前記第3の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとの対応関係にしたがって前記色変換用プロファイルを生成する第4の手段とを含み、前記第2の手段では、前記墨生成付加手段で墨生成比率の情報が付加された前記第1測色データを用いて、当該第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出するものである。
本発明に係るプロファイル作成装置においては、データ入力手段から入力される第1パッチデータ、第1測色データ、第2パッチデータ及び第2測色データに基づいてプロファイル作成手段が3色成分の表色系データから4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成する。その際、第1パッチデータと第1測色データとの対応関係から第1パッチチャートの印刷に使用した特性(3色成分の表色系データを4色成分の表色系データに変換した特性と印刷デバイスの印刷特性を含む)を把握できるとともに、第2パッチデータと第2測色データとの対応関係から第2パッチチャートの印刷に使用した印刷デバイスの印刷特性を把握できるため、各々の測色データの突き合わせにより第1パッチデータと第2パッチデータとを対応付け、この対応関係にしたがって色変換用プロファイルを作成することにより、各々のパッチチャートの印刷に使用した印刷デバイスの印刷特性を反映した色変換用プロファイルが得られる。
本発明によれば、データ入力される第1パッチデータ、第1測色データ、第2パッチデータ及び第2測色データに基づいて、3色成分の表色系データから4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成することにより、各々のパッチチャートの印刷に使用した印刷デバイスの印刷特性を反映した色変換用プロファイルを得ることができる。そのため、3色成分の表色系データを4色成分の表色系データに変換して印刷する第1の印刷環境及び3色成分の表色系データを4色成分の表色系データに変換した方法が不明でも、第1の印刷環境によって印刷される印刷物の色を、第1の印刷環境と異なる第2の印刷環境で精度良く再現することができる。その結果、3色成分の表色系データで作成された原稿画像の印刷結果を高精度にシミュレーションすることが可能となる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るプロファイル作成装置を含むプロファイル作成システムの構成例を示す概略図である。図示したプロファイル作成システムは、測色機1とプロファイル作成装置2とを用いて構成されている。測色機1とプロファイル作成装置2は、例えば通信ケーブル等を用いて接続されるものである。このうち、測色機1は、印刷物として用紙等に印刷されたカラーパッチの色を、例えば、カラーパッチに白色光を照射したときに得られる反射光の分光特性に基づいて測定する分光光度計を用いて構成されるものである。プロファイル作成装置2は、例えばアプリケーションプログラムの1つとして、プロファイル作成用のプログラムが組み込まれた(インストールされた)コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ等)によって構成されるものである。コンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどを用いて構成され、CPUがROMやハードディスクに書き込まれたプログラムを読み出して実行することにより、様々な処理を行うものである。
測色機1では、予め印刷デバイス(印刷機、プリンタ装置など)を用いて印刷出力された2つのパッチチャート3,4が測色される。1つは、3色成分の表色系として、例えばRGB表色系のデータ(以下、RGBデータ)で表される複数の異なるRGBパッチデータ(第1パッチデータ)を適用して印刷されたRGBパッチチャート(第1パッチチャート)3であり、もう1つは、4色成分の表色系として、CMYK表色系のデータ(以下、CMYKデータ)で表される複数の異なるCMYKパッチデータ(第2のパッチデータ)を適用して印刷されたCMYKパッチチャート(第2のパッチチャート)4である。RGBパッチチャート3には、それぞれRGBデータの値が異なる複数のカラーパッチが印刷によって記録され、CMYKパッチチャート4には、それぞれCMYKデータの値が異なる複数のカラーパッチが印刷によって記録されている。RGBパッチデータとは、RGBデータで表されるカラーパッチ(以下、RGBパッチとも記す)の色データをいい、CMYKパッチデータとは、CMYKデータで表されるカラーパッチ(以下、CMYKパッチとも記す)の色データをいう。
いま、印刷製版会社が所有する印刷機を使って色材のインキにより印刷された印刷物の色を再現するために、例えばCMYKの4色のトナーを色材として使用するカラープリンタ装置で印刷のシミュレーションを行う場合を想定すると、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4は、印刷シミュレーションの基準(対象)となる印刷製版会社の印刷機(印刷デバイス)を使って印刷されたものを用いることになる。その場合、印刷製版会社には、RGBパッチチャート3の印刷に適用されるRGBパッチデータとCMYKパッチチャート4の印刷に適用されるCMYKパッチデータを提供して印刷を依頼し、印刷製版会社の印刷機で印刷されたRGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4を入手する。なお、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4は、1つ(共通)の印刷媒体(シート等)にまとめて印刷されたものでもよいし、別々の印刷媒体に分けて印刷されたものでもよい。
図2はパッチデータとこれを適用して印刷されたパッチチャートの関係を示すもので、図中(A)はRGBパッチデータ、(B)はCMYKパッチデータ、(C)はRGBパッチチャート、(D)はCMYKパッチチャートを示している。
まず、図2(A)に示すRGBパッチデータSd1は、RGBデータの値をR,G,Bの各色成分ごとに256段階(0〜255)で表すものとすると、RGBパッチデータが取り得る範囲内、すなわちRGB(0,0,0)〜RGB(255,255,255)の範囲内で、各色成分の値をパッチごとに変化させたものである。同様に、図2(B)に示すCMYKパッチデータPd2は、CMYKデータの値をC,M,Y,Kの各色成分ごとに256段階(0〜255)で表すものとすると、CMYKパッチデータが取り得る範囲内、すなわちCMYK(0,0,0,0)〜CMYK(255,255,255,255)の範囲内で、各色成分の値をパッチごとに変化させたものである。
また、各々のパッチデータPd1,Pd2において、RGBやCMYKの各色成分の値を所定の間隔で変化させるものとすると、この所定の間隔は、プロファイル作成に必要なパッチ数や印刷媒体に印刷可能なパッチ数の制限などに合わせて、例えば8段階(0,8,16,…,240,248,255)や、それよりも粗い16段階(0,16,32,…,224,240,255)、或いは32段階(0,32,64,…,192,224,255)などに設定される。その場合、CMYKパッチデータについては、例えば、CMYの各色成分の値を8段階の間隔で変化させる一方、Kの値をそれよりも粗い16段階の間隔で変化させるなど、CMYの間隔とKの間隔を変えるようにしてもよい。また、パッチ作成は各色成分の値を等間隔のステップで変化させるだけでなく、異なる間隔のステップで変化させることも可能である。具体的には、濃度の高低に応じて、高濃度部は低濃度部よりもステップ間隔を小さく設定するなどの対応をとることができる。
ちなみに、RGBは加法混色の3原色であり、CMYは減法混色の三原色である。したがって、図2(C)に示すRGBパッチチャート3において、RGB(0,0,0)で印刷されたパッチの色は黒となり、RGB(255,255,255)で印刷されたパッチの色は白となる。また、図2(D)に示すCMYKパッチチャート4において、CMYK(0,0,0,0)で印刷されたパッチの色は白となり、CMYK(255,255,255,255)で印刷されたパッチの色は黒となる。
また、測色機1に各々のパッチチャート3,4をセットして測色を行った場合は、各々のパッチチャート3,4に対応する測色データ(測色結果)が得られる。測色データは、デバイスに依存しない色空間、例えばCIELAB表色系の色空間(均等色空間)で定義されるLabデータとして生成される。Labデータは、明度を表すL*の値と、色相及び彩度を表すa*,b*の値で表現されるデータである。この測色データは、各々のパッチチャート3,4に含まれるカラーパッチごとに生成される。例えば、RGBパッチチャート3に4096個のRGBパッチが記録されている場合は、このRGBパッチチャート3を測色機1で測色することにより、RGBパッチ数と同じ4096個の測色データが得られる。同様に、CMYKパッチチャート4に4096個のCMYKパッチが記録されている場合は、このCMYKパッチ数と同じ4096個の測色データが得られる。
ちなみに、RGBパッチチャート3を印刷するときに適用されるRGBパッチデータPd1と当該RGBパッチチャート3を測色したときに得られるRGB測色データSd1との対応付けは、例えば、RGBパッチチャート3に含まれる各々のRGBパッチごとに固有のパッチ識別情報(ID)を割り当て、このパッチ識別情報を共通のRGBパッチに対応するRGBパッチデータとRGB測色データにそれぞれ付与することで行われる。同様に、CMYKパッチチャート4を印刷するときに適用されるCMYKパッチデータPd2と当該CMYKパッチチャート4を測色したときに得られるCMYK測色データSd2との対応付けは、CMYKパッチチャート4に含まれる各々のCMYKパッチごとに固有のパッチ識別情報(ID)を割り当て、このパッチ識別情報を共通のCMYKパッチに対応するCMYKパッチデータとCMYK測色データにそれぞれ付与することで行われる。
プロファイル作成装置2は、パッチデータ入力部5と、測色データ入力部6と、プロファイル作成部7とを備えた構成となっている。パッチデータ入力部5は、上述したパッチチャート3,4の印刷に適用されたRGBパッチデータPd1及びCMYKパッチデータPd2を入力するためのものである。測色データ入力部6は、RGBパッチチャート3を測色機1で測色した際に得られる測色データ(以下、RGB測色データとも記す)Sd1や、CMYKパッチチャート4を測色機1で測色した際に得られる測色データ(以下、CMYK測色データとも記す)Sd2を入力するためのものである。
プロファイル作成部7は、パッチデータ入力部5から入力されるRGBパッチデータPd1及びCMYKパッチデータPd2と、測色データ入力部6から入力されるRGB測色データSd1及びCMYK測色データSd2に基づいて、RGBデータからCMYKデータへの色変換用プロファイルを作成するものである。さらに詳述すると、プロファイル作成部7では、各々のデータ入力部5,6が入力されるデータのうち、RGBパッチデータPd1とRGB測色データSd1との対応関係からRGBパッチチャート3の印刷に使用した特性(RGBデータをCMYKデータに変換した特性と印刷デバイスの印刷特性を含む)を把握できるとともに、CMYKパッチデータPd2とCMYK測色データSd2との対応関係からCMYKパッチチャート4の印刷に使用した印刷デバイスの印刷特性を把握できる。そのため、プロファイル作成部7では、各々の測色データSd1,Sd2の突き合わせによりRGBパッチデータPd1とCMYKパッチデータPd2とを対応付け、この対応関係にしたがって色変換用プロファイルを作成することにより、各々のパッチチャート3,4の印刷に使用した印刷デバイスの印刷特性を反映した色変換用プロファイルを得ることができる。このようなプロファイル作成のための具体的な構成として、プロファイル作成部7は、図3に示すように、第1のモデル作成部8と、墨生成情報付加部9と、データ抽出部10と、第2のモデル作成部11と、プロファイル生成部12とを備えた構成となっている。
第1のモデル作成部8は、パッチデータ入力部5から入力されたCMYKパッチデータPd2と測色データ入力部6から入力されたCMYK測色データSd2とに基づいて、当該CMYKパッチデータPd1とCMYK測色データSd2とを対応付けるとともに、それらの対応関係(相関)を示す第1のモデル(ダイナミックルックアップテーブル)を作成するものである。この第1のモデル作成部8では、CMYKパッチチャート4に印刷された各々のCMYKパッチごとに、それぞれ共通のパッチ識別情報が付与されたCMYKパッチデータとCMYK測色データを1:1の関係で対応付けてデータベースに順に蓄積することにより、それらの対応関係を示す第1のモデルを作成する。第1のモデル作成部8で作成される第1のモデルは印刷製版会社がCMYKパッチチャート4の印刷に使用した印刷機の特性をモデル化したものとなる。したがって、第1のモデル作成部8で作成した第1のモデルから、印刷製版会社が所有する印刷機の印刷特性を把握することができる。なお、CMYKパッチデータPd2は、C,M,Y,Kの各色成分の値を所定の間隔で変化させたものとなるため、これに対応するCMYK測色データSd2もLAB色空間上で飛び飛びの点となって現れるが、上記所定の間隔によるデータの空白部分については補間演算によって補間することができる。
墨生成情報付加部9は、測色データ入力部6から入力されるRGB測色データSd1に基づいて墨生成(K生成)の比率(%)を求め、この墨生成比率(墨量)を表す情報Bkを上記RGB測色データSd1に付加するものである。この墨生成情報付加部9では、予めLabデータと墨生成比率とを対応付けたLUT(ルックアップテーブル)を参照することにより、各々のRGBパッチを測色して得られるRGB測色データごとに墨生成比率を求める。墨生成比率を求める際に参照されるLUTでは、L*の値が小さくなるほど、また彩度の指標となるC*(=√(a*2+b*2)の値が小さくなるほど、墨生成の比率が大きくなるように、Labデータと墨生成比率が対応付けられる。
データ抽出部10は、墨生成情報付加部9で墨生成比率の情報Bkが付加されたRGB測色データSd1を用いて、当該RGB測色データSd1に対応するCMYKパッチデータPd2’を、第1のモデル作成部8で対応付けられたCMYKパッチデータPd1とCMYK測色データSd2との対応関係(第1のモデル)にしたがって抽出するものである。具体的には、第1のモデルはCMYKパッチデータPd2とCMYK測色データSd2との対応関係を示すもので、CMYK測色データSd2はRGB測色データSd1と同様にLabデータで表されるものである。また、同じLabデータで表される色であっても、この色を印刷によって再現可能なCMYKデータ(C,M,Y,Kの各値の組み合わせ)は墨生成量の違いによって複数存在する。そこでデータ抽出部10においては、RGB測色データSd1に付加された墨生成比率の情報Bkと、CMYKパッチデータPd1とCMYK測色データSd2との対応関係を示す第1のモデルとにしたがって、RGB測色データSd1に対応するCMYKパッチデータPd2’を抽出する。ここで抽出されるCMYKパッチデータPd2’は、CMYKパッチチャートの印刷に適用されるCMYKパッチデータPd2と同じ表色系のデータであるが、各色成分の値は異なるものとなる。また、データ抽出部10においては、RGB測色データSd1のデータ数(RGBパッチ数)と同数のCMYKパッチデータPd2を抽出する。
第2のモデル作成部11は、データ抽出部10によって抽出されたCMYKパッチデータPd2’と、パッチデータ入力部5から入力されたRGBパッチデータPd1とを対応付けるとともに、それらの対応関係(相関)を示す第2のモデル(ダイナミックルックアップテーブル)を作成するものである。この第2のモデル作成部11では、データ抽出部10でRGB測色データSd1に対応するCMYKパッチデータPd2’を抽出したときに、当該データ抽出に用いられたRGB測色データSd1を、これに対応するRGBパッチデータPd1に置換することにより、CMYKパッチデータPd2’とRGBパッチデータPd1とを1:1の関係で対応付けてデータベースに順に蓄積することにより第2のモデルを作成する。RGB測色データSd1からRGBパッチデータPd1への置換は、共通のパッチ識別情報が付与されたRGBパッチデータとRGB測色データとの間で行う。これにより、RGBパッチチャート3上において、RGB(a,b,c)のパッチデータを適用して印刷された1個のRGBパッチを測色したときにLab(d,e,f)の測色データが得られたものと仮定すると、データ抽出に用いられるRGB測色データとなるLab(d,e,f)は、これに対応するRGBパッチデータとなるRGB(a,b,c)へと置換されることになる。
プロファイル生成部12は、第2のモデル作成部11で作成された第2のモデル(CMYKパッチデータPd2’とRGBパッチデータPd1の対応関係)にしたがって、RGBデータからCMYKデータへの色変換用プロファイルを生成するものである。このプロファイル生成部12では、ヘッダ、タグテーブル、タグ要素からなるICCプロファイル構造やダイナミックルックアップテーブル構造にしたがって色変換用プロファイルを作成する。また、プロファイル生成部12では、例えば、RGBデータで表現される入力データとCMYKデータで表現される出力データの全ての対応関係をLUTに格納したり、それらの入出力の関係をマトリクス演算によって対応付けたりすることにより、色変換用プロファイルを作成する。
続いて、上記構成からなるプロファイル作成システムを用いたプロファイルの作成方法(手順)について、図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4とを用意したら、測色機1を用いてこれらのパッチチャート3,4を順に測色する(ステップS1)。この場合、測色機1においては、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4のどちらを先に測色してもかまわない。
次に、プロファイル作成装置2において、パッチデータ入力部5からRGBパッチデータPd1及びCMYKパッチデータPd2を入力するとともに、測色データ入力部6からRGB測色データSd1及びCMYK測色データSd2を入力する(ステップS2,S3)。この場合、RGBパッチデータPd1及びCMYKパッチデータPd2の入力(ステップS2)と、RGB測色データSd1及びCMYK測色データSd2の入力(ステップS3)は、どちらを先に行ってもかまわない。また、RGB測色データSd1及びCMYK測色データSd2の入力(ステップS3)はパッチチャートの測定(ステップS1)が終了してから行うことになるが、RGBパッチデータPd1及びCMYKパッチデータPd2の入力(ステップS2)はパッチチャートの測定(ステップS1)前に行うようにしてもよい。
続いて、プロファイル作成装置2では、第1のモデル作成部8によってCMYKパッチデータPd2とCMYK測色データSd2との対応付けが行われ、これにしたがって両データPd2,Sd2の対応関係を示す第1のモデルが作成される(ステップS4)。次に、プロファイル作成装置2では、墨生成情報付加部9によってRGB測色データSd1に墨生成比率の情報Bkが付加される(ステップS5)。
その後、プロファイル作成装置2では、上記ステップS5において墨生成情報付加部9により墨生成情報Bkが付加されたRGB測色データSd1を用いて、当該RGB測色データSd1に対応するCMYKパッチデータPd2’が上記第1のモデル(CMYKパッチデータPd1とCMYK測色データSd2との対応関係)にしたがってデータ抽出部10により抽出される(ステップS6)。
次いで、プロファイル作成装置2では、上記ステップS6でデータ抽出部10により抽出されたCMYKパッチデータPd2’とRGBパッチデータPd1との対応付けが第2のモデル作成部11によって行われ、これにしたがって両データPd2’,Pd1の対応関係を示す第2のモデルが作成される(ステップS7)。
続いて、プロファイル作成装置2では、上記ステップS7で第2のモデル作成部11により作成された第2のモデル(CMYKパッチデータPd2’とRGBパッチデータPd1の対応関係)にしたがって、RGBデータからCMYKデータへの色変換用プロファイルが生成される(ステップS8)。
以上のような方法で色変換用プロファイルを作成することにより、例えば先述したように印刷製版会社が所有する印刷機を使って色材のインキにより印刷された印刷物の色を再現するために、CMYKの4色のトナーを色材として使用するカラープリンタ装置で印刷のシミュレーションを行う場合に、このカラープリンタ装置を使って精度良く印刷シミュレーションを行うことが可能となる。
具体的には、印刷シミュレーションの実施に先立って、印刷シミュレーションに使用するカラープリンタ装置を用いて、上記CMYKパッチデータPd2を適用した印刷を行ってCMYKパッチチャート(印刷物)を出力する。このCMYKパッチチャートはカラープリンタ装置の印刷特性を反映したものとなるため、全く同じCMYKパッチデータPd2を適用して印刷製版会社の印刷機で印刷したCMYKパッチチャート4とはCMYKパッチの印刷色が異なるものとなる。
そこで、印刷デバイス間の印刷特性の違いによる印刷色の誤差を解消するために、上記カラープリンタ装置を使って印刷出力したCMYKパッチチャートを上記測色機1で測色し、その測色結果となるCMYK測色データSd3を得る。そして、先のプロファイル作成方法で得られるCMYKパッチデータPd2及びCMYK測色データSd2の関係と、カラープリンタ装置を用いて得られるCMYKパッチデータPd2及びCMYK測色データSd3の関係から、印刷製版会社の印刷機を用いた印刷に適用されるCMYKデータを入力データとし、印刷シミュレーション用のカラープリンタ装置を用いた印刷に適用されるC’M’Y’K’データを出力データとして、それらの入出力の対応関係を示すデバイスプロファイルを作成する。
そして、実際に印刷シミュレーションを行う場合は、RGBデータで表現された原稿の画像データを、先のプロファイル作成方法で作成された色変換用プロファイルを用いてCMYKデータに変換した後、このCMYKデータを上記デバイスプロファイルを用いてC’M’Y’K’データに変換し、このC’M’Y’K’データにしたがってカラープリンタ装置で印刷を実行する。これにより、印刷製版会社でどのような色変換方式を採用しているのか全く分からない状況であっても、印刷製版会社で印刷される印刷物の色を、カラープリンタ装置を用いたシミュレーション印刷によって精度良く再現することができる。したがって、例えばデジタルカメラなどで撮影した画像の印刷結果をシミュレーション印刷によって精度良く予測することができる。また、印刷物の色の確認作業を何度も繰り返す必要がなくなるため、非常に短い期間で所望の印刷画像を得ることが可能となる。
なお、上記実施形態においては、測色機1とプロファイル作成装置2とを別々に構成したが、本発明はこれに限らず、測色機1をプロファイル作成装置2の1つの機能として組み込むことにより、これらを一体的に構成することも可能である。
なお、上記実施形態においては、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4を同じ印刷デバイス(印刷製版会社の印刷機)で印刷するものとしたが、本発明はこれに限らず、RGBパッチチャート3とCMYKパッチチャート4を異なる印刷デバイスで印刷するものとしてもよい。例えば、先述のように印刷製版会社が所有する印刷機を使って色材のインキにより印刷された印刷物の色を再現するために、CMYKの4色のトナーを色材として使用するカラープリンタ装置で印刷のシミュレーションを行う場合においては、RGBパッチチャート3を印刷製版会社の印刷機で印刷する一方、CMYKパッチチャート4をカラープリンタ装置で印刷するものとする。この場合、上記同様のプロファイル作成方法によって作成された色変換用プロファイルを用いてRGBデータをCMYKデータに色変換したときに、色変換によって得られるCMYKデータがカラープリンタ装置の印刷特性に適合したものとなるため、上述のようにデバイスプロファイルを用いてデータ変換(CMYKデータ→C’M’Y’K’データ)を行う必要はなくなる。
また、本発明は、プロファイル作成装置やプロファイル作成方法としてだけでなく、上記図4のフローチャートに示した処理手順(各ステップ)に基づくプロファイル作成方法を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、さらには上記プログラム作成方法をコンピュータに実行させるプログラムの形態で提供することも可能である。また、プログラムを記録する記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
本発明の実施形態に係るプロファイル作成装置を含むプロファイル作成システムの構成例を示す概略図である。 パッチデータとパッチチャートの関係を示す図である。 本発明の実施形態に係るプロファイル作成装置の構成例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るプロファイル作成方法の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…測色機、2…プロファイル作成装置、3…RGBパッチチャート、4…CMYKパッチチャート、5…パッチデータ入力部、6…測色データ入力部、7…プロファイル作成部、8…第1のモデル作成部、9…墨生成情報付加部、10…データ抽出部、11…第2のモデル作成部、12…プロファイル生成部

Claims (4)

  1. 3色成分の表色系データで表される複数の異なる第1パッチデータと4色成分の表色系データで表される複数の異なる第2パッチデータとを入力するとともに、前記第1パッチデータを適用して印刷された第1パッチチャートを測色して得られる第1測色データと前記第2パッチデータを適用して印刷された第2パッチチャートを測色して得られる第2測色データとを入力するデータ入力手段と、
    前記データ入力手段によって入力された前記第1パッチデータ、前記第1測色データ、前記第2パッチデータ及び前記第2測色データに基づいて、前記3色成分の表色系データから前記4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成するプロファイル作成手段と
    前記データ入力手段で入力される前記第1測色データに基づいて墨生成の比率を求め、この墨生成比率を表す情報を前記第1測色データに付加する墨生成情報付加手段とを備え、
    前記プロファイル作成手段は、
    前記第2パッチデータと前記第2測色データとを対応付ける第1の手段と、
    前記第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する第2の手段と、
    前記第2の手段で抽出された前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとを対応付ける第3の手段と、
    前記第3の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとの対応関係にしたがって前記色変換用プロファイルを生成する第4の手段とを含み、
    前記第2の手段では、前記墨生成付加手段で墨生成比率の情報が付加された前記第1測色データを用いて、当該第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の手段で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する
    ことを特徴とするプロファイル作成装置。
  2. 3色成分の表色系データで表される複数の異なる第1パッチデータと4色成分の表色系データで表される複数の異なる第2パッチデータとを入力するとともに、前記第1パッチデータを適用して印刷された第1パッチチャートを測色して得られる第1測色データと前記第2パッチデータを適用して印刷された第2パッチチャートを測色して得られる第2測色データとを入力するデータ入力処理と、
    前記データ入力工程によって入力された前記第1パッチデータ、前記第1測色データ、前記第2パッチデータ及び前記第2測色データに基づいて、前記3色成分の表色系データから前記4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成するプロファイル作成処理と、
    前記データ入力処理で入力される前記第1測色データに基づいて墨生成の比率を求め、この墨生成比率を表す情報を前記第1測色データに付加する墨生成情報付加処理とを有し、
    前記プロファイル作成処理は、
    前記第2パッチデータと前記第2測色データとを対応付ける第1の工程と、
    前記第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する第2の工程と、
    前記第2の工程で抽出された前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとを対応付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとの対応関係にしたがって前記色変換用プロファイルを生成する第4の工程とを含み、
    前記第2の工程では、前記墨生成付加処理で墨生成比率の情報が付加された前記第1測色データを用いて、当該第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する
    ことを特徴とするプロファイル作成方法。
  3. 3色成分の表色系データで表される複数の異なる第1パッチデータと4色成分の表色系データで表される複数の異なる第2パッチデータとを入力するとともに、前記第1パッチデータを適用して印刷された第1パッチチャートを測色して得られる第1測色データと前記第2パッチデータを適用して印刷された第2パッチチャートを測色して得られる第2測色データとを入力するデータ入力処理と、
    前記データ入力工程によって入力された前記第1パッチデータ、前記第1測色データ、前記第2パッチデータ及び前記第2測色データに基づいて、前記3色成分の表色系データから前記4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成するプロファイル作成処理と、
    前記データ入力処理で入力される前記第1測色データに基づいて墨生成の比率を求め、この墨生成比率を表す情報を前記第1測色データに付加する墨生成情報付加処理とを有し、
    前記プロファイル作成処理は、
    前記第2パッチデータと前記第2測色データとを対応付ける第1の工程と、
    前記第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する第2の工程と、
    前記第2の工程で抽出された前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとを対応付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとの対応関係にしたがって前記色変換用プロファイルを生成する第4の工程とを含み、
    前記第2の工程では、前記墨生成付加処理で墨生成比率の情報が付加された前記第1測色データを用いて、当該第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する
    プロファイル作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 3色成分の表色系データで表される複数の異なる第1パッチデータと4色成分の表色系データで表される複数の異なる第2パッチデータとを入力するとともに、前記第1パッチデータを適用して印刷された第1パッチチャートを測色して得られる第1測色データと前記第2パッチデータを適用して印刷された第2パッチチャートを測色して得られる第2測色データとを入力するデータ入力処理と、
    前記データ入力工程によって入力された前記第1パッチデータ、前記第1測色データ、前記第2パッチデータ及び前記第2測色データに基づいて、前記3色成分の表色系データから前記4色成分の表色系データへの色変換用プロファイルを作成するプロファイル作成処理と、
    前記データ入力処理で入力される前記第1測色データに基づいて墨生成の比率を求め、この墨生成比率を表す情報を前記第1測色データに付加する墨生成情報付加処理とを有し、
    前記プロファイル作成処理は、
    前記第2パッチデータと前記第2測色データとを対応付ける第1の工程と、
    前記第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する第2の工程と、
    前記第2の工程で抽出された前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとを対応付ける第3の工程と、
    前記第3の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第1パッチデータとの対応関係にしたがって前記色変換用プロファイルを生成する第4の工程とを含み、
    前記第2の工程では、前記墨生成付加処理で墨生成比率の情報が付加された前記第1測色データを用いて、当該第1測色データに対応する第2パッチデータを、前記第1の工程で対応付けた前記第2パッチデータと前記第2測色データとの対応関係にしたがって抽出する
    プロファイル作成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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