JP4335908B2 - 縦型熱処理装置及び縦型熱処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、縦型熱処理装置及び縦型熱処理方法に関する。
半導体装置の製造においては、半導体ウエハ(基板)に例えば酸化処理、成膜処理等の各種の処理を施す工程があり、このような処理を行う装置として例えば多数枚のウエハをバッチ式に処理可能な縦型熱処理装置(半導体製造装置)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。この縦型熱処理装置は、下部に炉口を有する縦型の熱処理炉の下方にローディングエリア(移載領域)を有し、このローディングエリアには、上記炉口を開閉する蓋体の上部に大口径例えば直径300mmの多数枚(100〜150枚程度)のウエハを搭載保持するボート(基板保持具)を保温筒を介して載置し、蓋体を昇降させてボートを熱処理炉内に搬入・搬出する昇降機構や、複数枚のウエハを収納したキャリア(収納容器)と上記ボートとの間でウエハの移載を行う移載機構等が設けられている。
上記ボートは、石英製で、非常に高価なものである。また、上記ウエハも、高価であり、処理工程が進むに連れ、製造コストが増大する。従って、これらの取扱いは慎重に行われる。
しかしながら、前述したバッチ式の半導体製造装置においては、装置の構成上、ハード及びソフトの面で様々な制約があり、耐震構造ないし耐震機能を持たせることが難しく、充分な耐震対策がなされていないのが現状である。このため、地震が発生して、装置が大きな揺れを受けると、ボートが転倒し、ボートやウエハの破損等、大きな損害を招く恐れがある。
この問題を解消するために、特許文献1記載の縦型熱処理装置においては、基板保持具の底板と保温筒とを基板保持具固定部材により互いに連結固定する構造が採用されている。
特許第3378241号公報 特開2003−258063号公報
ところで、縦型熱処理装置においては、上記ボートを2個使用し、一方のボートを熱処理炉内に搬入して熱処理を行っている間に、他方のボートに対する半導体ウエハの移載を行うようにした、いわゆるツーボートシステムを採用したものがある。
しかしながら、このようなツーボートシステムを採用した縦型熱処理装置においては、保温筒上のボートの移替えを伴うため、基板保持具固定部材により保温筒と基板保持具とを連結固定する構造を採用することが難しく、地震等の外力を受けると保温筒上のボートが転倒する恐れがある。なお、蓋体上に保温筒を有しないタイプのものにおいては、蓋体上の載置部に回転により基板保持具に係合解除可能なロック部材と、このロック部材を回転させる回転部とを設けた構造のものが提案されている(特許文献2参照)が、この構造のものは基板保持具を回転させる回転機構の他にロック部材の回転部が必要であるため、構造の煩雑化を余儀なくされるだけでなく、保温筒を有するものには適用することができない。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、ツーボートシステムでありながら地震等の外力による保温筒上のボートの転倒を簡単な構造で防止することができる縦型熱処理装置及び縦型熱処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、熱処理炉と、該熱処理炉の炉口を閉塞する蓋体と、該蓋体上に保温筒を介して載置され多数の基板を多段に保持する基板保持具と、上記蓋体に設けられ保温筒を介して基板保持具を回転させる回転機構と、上記蓋体を昇降させて基板保持具を熱処理炉内に搬入・搬出する昇降機構と、上記基板保持具が熱処理炉内にあるときにもう一つの基板保持具を基板の移載のために載置する載置台と、該載置台と上記保温筒との間で基板保持具の搬送を行う搬送機構とを備えた縦型熱処理装置において、上記保温筒の上部と基板保持具の底部に、基板保持具を搬送機構により保温筒の直上に位置させた状態で保温筒を回転機構により所定角度回転させることで互いに係止可能又は解除可能となる係止部と被係止部を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、熱処理炉の炉口を閉塞する蓋体上に、多数の基板を多段に保持した基板保持具を保温筒を介して載置し、蓋体を上昇させて基板保持具を熱処理炉内に搬入し、回転機構により保温筒を介して基板保持具を回転させながら基板を熱処理し、この熱処理中に載置台上のもう一つの基板保持具に対する基板の移載を行い、熱処理後に熱処理炉から搬出した保温筒上の基板保持具と載置台上の基板保持具とを搬送機構により移替える縦型熱処理方法において、上記保温筒の上部と基板保持具の底部に保温筒の回転により互いに係止可能又は解除可能となる係止部と被係止部を設けておき、上記搬送機構により基板保持具を保温筒上に下降させ、基板保持具が保温筒上に載る直前に保温筒を回転機構により所定角度回転させて係止部と被係止部が係止可能となる状態にした後、基板保持具を更に下降させて保温筒上に載置することを特徴とする。
上記基板保持具は、環状の底板を有し、上記保温筒は、上記底板の下面をその周方向に沿って適宜間隔で支持する複数の支柱を有し、これら支柱の外側部に溝状の被係止部を設け、上記底板の下面に上記各被係止部に係止される鉤状の複数の係止部を設けていることが好ましい。
上記回転機構は、保温筒の回転方向の原点位置を検出するセンサと、該センサからの検出信号に基いて上記係止部と上記被係止部が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒を回転制御するための制御装置とを有していることが好ましい。
上記保温筒は、上部中央から立上り左右方向に鍔状に延出された係止部を有し、上記基板保持具は、上記保温筒の上部に載置可能な底板を有し、該底板には上記係止部が通過可能な鍵穴が形成され、該鍵穴を通過した係止部を保温筒と一体に所定角度回転させることにより該係止部と対向する上記底板の上面が被係止部とされていることが好ましい。
本発明によれば、いわゆるツーボートシステムでありながら地震等の外力による保温筒上のボートの転倒を簡単な構造で防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置を概略的に示す縦断面図、図2は同縦型熱処理装置のローディングエリア内の構成を概略的に示す平面図、図3は保温筒上のウエハボートの載置状態を概略的に示す斜視図、図4は搬送機構によりウエハボートを保温筒上に載置する状態を示す斜視図、図5は係止部と被係止部が係止可能になった状態を示す斜視図である。
図1ないし図2において、1はクリーンルーム内に設置される半導体製造装置例えば縦型熱処理装置であり、この熱処理装置1は装置の外郭を形成する筐体2を備えている。この筐体2内には、基板例えば半導体ウエハwを複数枚収納した収納容器であるキャリア3の搬送・保管を行うための搬送保管領域Saと、多数例えば100〜150枚程度のウエハを上下方向に所定ピッチで多段に搭載するボート4と上記キャリア3との間でウエハの移載作業や、熱処理炉5へのボート4の搬入・搬出作業を行うための作業領域(移載領域)であるローディングエリアSbとが設けられている。上記搬送保管領域SaとローディングエリアSbとは隔壁6によって仕切られている。
上記キャリア3は、所定口径例えば直径300mmのウエハを水平状態で上下方向に所定間隔で多段に複数枚例えば13〜25枚程度収容可能で持ち運び可能なプラスチック製の容器からなり、その前面部に開口形成されたウエハ取出口にこれを気密に塞ぐための蓋を着脱可能に備えている(図示省略)。
上記筐体2の前面部には、オペレータあるいは搬送ロボットによりキャリア3を搬入搬出するための搬入出口7が設けられ、この搬入出口7には上下にスライド開閉するドア8が設けられている。搬送保管領域Saには、搬入出口7近傍にキャリア3を載置するための載置台9が設けられ、この載置台9の後部にはキャリア3の蓋を開けてウエハWの位置および枚数を検出するセンサ機構10が設けられている。また、載置台9の上方および隔壁6側の上方には、複数のキャリア3を保管しておくための保管棚11が設けられている。
搬送保管領域Sa内の上記隔壁6側には、ウエハの移載を行うために、キャリア3を載置するための移載ステージ12が設けられている。搬送保管領域Saには、上記載置台9、保管棚11および移載ステージ12の間でキャリア3の搬送を行うためのキャリア搬送機構13が設けられている。
キャリア搬送領域Saは、図示しない空気清浄機(ファン・フィルタユニット)により清浄化された大気雰囲気とされている。ローディングエリアSbも、その一側に設けた空気清浄機(ファン・フィルタユニット)14により清浄化されており、陽圧の大気雰囲気又は不活性ガス(例えばN2ガス)雰囲気とされている。上記隔壁6には、移載ステージ12に載置されたキャリア3の前面部を搬送保管領域Sa側から当接させてキャリア3内とローディングエリアSb内を連通するための図示しない開口部が設けられていると共に、該開口部をローディングエリアSb側から閉鎖する扉15が開閉可能に設けられている。開口部は、キャリア3の取出口とほぼ同口径に形成されており、開口部からキャリア3内のウエハの出し入れが可能になっている。
上記扉15には、キャリア3の蓋を開閉する図示しない蓋開閉機構および扉15をローディングエリアSb側から開閉する図示しない扉開閉機構が設けられ、この扉開閉機構により扉15および蓋がローディングエリアSb側に開放移動され、更にウエハの移載の邪魔にならないように上方または下方へ移動(退避)されるようになっている。上記移載ステージ12の下方には、結晶方向を揃えるためにウエハの周縁部に設けられているノッチ(切欠部)を一方向に整列させるためのノッチ整列機構16が設けられている。このノッチ整列機構16は、ローディングエリアSb側に臨んで開放されており、後述する移載機構24により移載ステージ12上のキャリア3から移載されるウエハのノッチを整列させるように構成されている。
一方、ローディングエリアSbの奥部上方には、下部に炉口5aを有する縦型の熱処理炉5が設置されており、ローディングエリアSbには、多数例えば100〜150枚程度のウエハwを上下方向に所定間隔で多段に搭載した例えば石英製のボート4を蓋体17の上部に保温筒19を介して載置して熱処理炉5内への搬入・搬出及び炉口5aを開閉する蓋体17の昇降を行う昇降機構18が設けられている。蓋体17の上部にはその閉塞時に炉口5a部分からの放熱を抑制する保温筒(遮熱体)19が載置され、この保温筒19の上部にボート4が載置されている。熱処理炉5は、反応管と、この反応管の周囲に設けられた加熱装置(ヒータ)とから主に構成され、反応管には処理ガスや不活性ガス(例えばN2)を導入するガス導入系と、反応管内を所定の真空度に減圧排気可能な真空ポンプを有する排気系が接続されている。
上記蓋体17には保温筒19を介してボート4を回転する回転機構20が設けられている。炉口5aの近傍には、蓋体17が開放されて熱処理後のボート4が搬出された際に炉口5aを遮蔽するためのシャッター21が水平方向に開閉移動可能(旋回可能)に設けられている。このシャッター21は、これを水平方向に旋回移動させて開閉させる図示しないシャッター駆動機構を有している。
ローディングエリアSbの一側すなわち空気清浄機14側には、ウエハwの移載等のためにボート4を載置しておくための載置台であるボート載置台(ボートステージ、基板保持具載置台ともいう)22が設けられている。このボート載置台22は、1つでもよいが、図2に示すように空気清浄機14に沿って前後に配置された第1載置台(チャージステージ)22aと第2載置台(スタンバイステージ)22bの2つからなっていることが好ましい。
ローディングエリアSb内の下方であって、移載ステージ12と熱処理炉5との間には、ボート載置台22と蓋体17上の保温筒19との間、具体的にはボート載置台22の第1載置台22a若しくは第2載置台22bと降下された蓋体17上の保温筒19との間、及び第1載置台22aと第2載置台22bとの間でボート4の搬送を行う搬送機構であるボート搬送機構23が設けられている。また、このボート搬送機構23の上方には、移載ステージ12上のキャリア3とボート載置台22上のボート4との間、具体的には移載ステージ12上のキャリア3とノッチ整列機構16との間、ノッチ整列機構16とボート載置台22の第1載置台22a上のボート4との間、および第1載置台22a上の熱処理後のボート4と移載ステージ12上の空のキャリア3との間でウエハwの移載を行うための移載機構24が設けられている。
ボート4は、図3に示すように天板4aと底板4bの間に複数例えば3本の支柱4cを介設してなる。上記支柱4cにはウエハwを多段に保持するための溝部4dが所定ピッチで櫛刃状に形成されている。正面側の左右の支柱4c間は、ウエハを出し入れするために拡開されている。
ボート搬送機構23は、一つのボート4を垂直に支持して水平に伸縮可能なアームを有している。ボート搬送機構23は、水平旋回および昇降可能な第1アーム23aと、この第1アーム23aの先端部に水平旋回可能に軸支されボート4の下面(底板4bの下面)を支持する平面略U字状の第2アーム23bと、第1アーム23a及び第2アーム23bを駆動する駆動部23cと、これら全体を昇降動させる昇降機構23dとを備え、第1アーム21aと第2アーム21bの水平旋回動作を同期させることにより、水平直線方向の搬送が可能に構成されている。このようにしてアームを伸縮させることによりボート4を搬送するエリアを必要最小限にすることが可能で、装置幅と奥行き寸法を減少できる。
上記移載機構24は、水平回動可能な基台24a上に半導体ウエハを載置する複数枚例えば5枚の薄板状の移載アーム24bを進退可能に設けてなる。上記移載アーム24bとしては、5枚のうちの中央の枚葉移載用の1枚の移載アームと、他の4枚の移載アームとが基台24a上に独立して進退可能に設けられていると共に、他の4枚の移載アームが中央の移載アームを基準として上下方向にピッチ変換可能に構成されていることが好ましい。基台24aは、ローディングエリアSbの他側に設けられた昇降機構24cにより昇降可能とされている。
上記保温筒19上に載置されたボート4の地震等の外力による転倒を防止するために、上記保温筒19の上部とボート4の底部4bには、図5〜図9に示すようにボート4をボート搬送機構23により保温筒19の直上に位置させた状態で保温筒19を回転機構20により所定角度例えば90度回転させることで互いに係止可能又は解除可能となる係止部である引っ掛け部25と被係止部である係止溝部26が設けられている。
図3〜図5に示すように上記ボート4の底板4bは環状であり、上記保温筒19は上記底板4bの下面をその周方向に沿って適宜間隔で支持する複数例えば4本の支柱19aを有している。更に具体的には、保温筒19は、円板状のベース部19bと、このベース部19bに立設された複数の支柱19aと、これら支柱19aに沿って高さ方向にスぺーサ19jを介して適宜間隔で多段に配置された複数枚の遮熱板19cとから主に構成されており、これらの構成部材は例えば石英によって形成されている。支柱19aは円筒状であり、上端部にはその開口端を塞ぐ上端部材19eが一体的に設けられている。また、内外の圧力差による支柱19aの破損を防止するために支柱19aの側面には支柱19aの内外を連通する孔部19fが適宜形成されている。支柱19aの上端部すなわち上端部材19eにはボート4の底板4bの下面を受ける載置面19gと、該載置面19gより立上り底板4bの内周に接して底板4bを位置決めする位置決め部19hとが形成されている。底板4bの内周に位置決め部19hが嵌合ないし係合し易くするために位置決め部19hの上端縁部には傾斜面19iが形成されていることが好ましい。
ボート4の環状の底板4bを支持すべくその周方向に沿って適宜間隔で配置された上記支柱19aに外接する外接円の直径は底板4bの外径よりも小さく形成されており、ボート搬送機構23の第2アーム23bがボート4の底板4bの下面を支持して保温筒19の支柱19aの上端部に載置する際に支柱19aと干渉しないようになっている。そして、これら支柱19aの外側部に溝状の被係止部である係止溝部26が設けられ、上記底板4bの下面には上記各係止溝部26に係止される鉤状(断面L字状)の複数の係止部である引っ掛け部25が上記係止溝部26と対応する位置に設けられている。
引っ掛け部25は、底板4bの下面から垂下された垂直部25aと、この垂直部25aの下端から半径方向内方に突出された水平部25bとからなっている。また、上記係止溝部26は、ボート搬送機構23によりボート4を保温筒19の直上に搬送して保持した状態で保温筒19を回転機構20により所定角度回転させた時に、その係止溝部26内に周方向から引っ掛け部25の水平部25bが入り込むが、その際に引っ掛け部25の水平部25bと干渉しない溝幅及び溝深さに形成されている。また、引っ掛け部25が係止溝部26の位置に位置した係止可能位置で保温筒19の回転を停止され、ボート搬送機構23によりボート4が更に下降されて保温筒19の支柱19a上に載置されたときにも、引っ掛け部25の水平部25bが係止溝部26に接しないように溝幅が設計されていることがパーティクルの発生を抑制する上で好ましい(図6参照)。上記水平部25bの先端及び係止溝部26の底面は保温筒19の回転中心を中心とする曲面状に形成されていることが好ましい。
上記回転機構20としては、例えば特許第3579278号公報に記載のものが適用されている。すなわち、図10に示すように上記蓋体17の底部には軸孔を有する固定部材27が設けられ、この固定部材27の外周には有底筒状の回転筒体28が上下に配した図示しない軸受及び磁性流体シールを介して回転可能に設けられ、この回転筒体28の底部には上記固定部材27の軸孔に遊嵌通された回転軸29が設けられている。この回転軸29の上端部が蓋体17の中央部を遊貫通し、この回転軸29の上端部には蓋体17の上部に微少隙間を存して配置した回転テーブル30が取付けられ、この回転テーブル30上に上記保温筒19が載置され、保温筒19のベース部19bが固定部材31により回転テーブル30に固定されている。回転筒体28にはこれを回転駆動するためのモータ32がタイミングベルト33を介して連結されている。
また、上記引っ掛け部25と上記係止溝部26が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒19を自動で回転制御するために、上記回転機構20は、保温筒19の回転方向の原点位置を検出するセンサ34と、該センサ34からの検出信号に基いて上記引っ掛け部25と上記係止溝部26が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒19を回転制御するための制御装置35とを有していることが好ましい。上記回転筒体28の外周部には被検出部材(キッカー)36が突設され、この被検出部材36を検出するためのセンサ34が蓋体17の下方に設けられている。上記制御装置35は、熱処理時には保温筒19を介してボート4を連続的に回転させる制御を行うようになっている。
一方、ボート搬送機構23によるボート4の搬送中にそのボート4が地震等の外力で転倒するのを防止するために、図4に示すように上記第2アーム23bの上部には該第2アーム23bとの間でボート4の底板4bを上下から規制する転倒規制部材37が設けられていることが好ましい。この転倒規制部材37は、第2アーム23bの上面部の基部側に設けられ、第2アームの上面に支持されたボート4の底板4bの上面に所定の間隔を存して対峙する規制片37aを有している。
更に、ボート載置台22上に載置されたボート4が地震等の外力で転倒するのを防止するために、次のような構成が採用されている。図2、図11ないし図12に示すようにボート載置台22にはボート4を位置決めするための位置決め機構38が設けられている。この位置決め機構38はボート載置台22上においてシリンダ38aにより直径方向に拡縮される一対のピン38bを有している。一方、ボート4の底板4bの内周には上記一対のピン38bが拡開したときに係合するV字状の係合溝40が直径方向に対向して設けられている。係合溝40は所定の角度θ例えば120度で拡開している。これによりボート4が多少ずれてボート載置台22上に載置されたとしてもボート4が位置決めされるようになっている。そして、上記ピン39bの上部にはピン39bが係合溝40に係合する時にボート4の底板4bの上面に対峙しボート載置台22の上面との間でボート4の底板4bを上下から規制してボート4の転倒を防止する鍔状の転倒規制部38cが設けられている。
次に以上の構成からなる縦型熱処理装置1の作用ないし縦型熱処理方法について説明する。先ず、多数のウエハwを多段に保持し、保温筒4を介して蓋体17上に載置されたボート4を、蓋体17の上昇により熱処理炉5内に保温筒19と共に搬入すると共に熱処理炉5の炉口5aを蓋体17で密閉する。そして、回転機構20により保温筒19を介してボート4を熱処理炉5内で回転させながら所定の温度、所定の圧力及び所定の処理ガス雰囲気下でウエハwを所定時間熱処理する。この熱処理中にボート載置台22の第1載置台22a上のもう一つのボート4に対するウエハwの移載を行う。この場合、先ず、ボート4に搭載されている熱処理後のウエハを移載機構24により移載ステージ12上の空のキャリア3に搬出し、次に、移載ステージ12上に搬送された熱処理前のウエハを収納したキャリア3から上記空のボート4に熱処理前のウエハを搭載する。
上記熱処理炉5内における熱処理が終了すると、蓋体17の下降によりボート4が熱処理炉5内からローディングエリアSbに搬出される。このボート4に対してボート搬送機構23の第1アーム23aが下方から接近し(図6参照)、ボート4を所定高さだけ持ち上げ(図7参照)、この状態で回転機構20により保温筒19を所定の角度例えば90度回転させて引っ掛け部25と係止溝26が解除可能な位置にしたら(図8参照)、ボート4を更に所定高さ(引っ掛け部と保温筒の支柱が干渉しない高さ)まで持ち上げてからボート載置台22の第2載置台22bの方向へ搬送し(図9参照)、第2載置台22b上に載置する。第2載置台22b上に載置されたボート4は位置決め機構38により位置決めされると共に鍔状の転倒規制部38cによりボート4の転倒が防止される。
一方、第1載置台22a上のボート4は転倒規制部38cによる規制が解除された後、ボート搬送機構23の第2アーム23bに支持されて上記蓋体17の保温筒19の上方に搬送される。そして、ボート搬送機構23によりボート4を保温筒19上に下降させ、ボート4が保温筒19上に載る直前に保温筒19を回転機構20により所定角度例えば90度回転させて引っ掛け部25と係止溝部26が係止可能となる位置にした後、ボート4を更に下降させて保温筒19上に載置すればよい。こうして保温筒19上へのボート4の載置が完了したら、蓋体17の上昇によりボート4を熱処理炉5内に搬入して熱処理を開始すればよい。そして、この熱処理中に、上記第1載置台22a上のボート4がボート搬送機構23により第2載置台22b上に搬送され、この第2載置台22b上において、移載機構24による当該ボート4から移載ステージ12上のキャリア3への熱処理後ウエハの払い出し作業と、移載ステージ12上のキャリア3からボート4への熱処理前ウエハの搭載作業とが行われ、スループットの向上が図れる。
このように、本実施形態の縦型熱処理装置1によれば、上記保温筒19の上部とボート4の底部に、ボート4をボート搬送機構23により保温筒19の直上に位置させた状態で保温筒19を回転機構20により所定角度回転させることで互いに係止可能又は解除可能となる引っ掛け部25と係止溝部26を設けているため、いわゆるツーボートシステムでありながら地震等の外力による保温筒19上のボート4の転倒を簡単な構造で防止することができる。また、縦型熱処理方法によれば、上記搬送機構23によりボート4を保温筒19上に下降させ、ボート4が保温筒19上に載る直前に保温筒19を回転機構20により所定角度回転させて引っ掛け部25と係止溝部26が係止可能となる状態にした後、ボート4を更に下降させて保温筒19上に載置するため、いわゆるツーボートシステムでありながら地震等の外力による保温筒19上のボート4の転倒を簡単な構造で防止することができる。
この場合、上記ボート4は、環状の底板4bを有し、上記保温筒19は、上記底板4bの下面をその周方向に沿って適宜間隔で支持する複数の支柱19aを有し、これら支柱19aの外側部に係止溝部(溝状の被係止部)26を設け、上記底板4bの下面に上記各係止溝部26に係止される引っ掛け部(鉤状の係止部)25を設けているため、簡単な構造で保温筒19とボート4の間のロックと解除を確実且つ容易に行うことができる。
また、上記回転機構20は、保温筒19の回転方向の原点位置を検出するセンサ34と、このセンサ34からの検出信号に基いて上記引っ掛け部25と上記係止溝部26が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒19を回転制御するための制御装置35とを有しているため、保温筒19とボート4の間のロックと解除を確実且つ容易に行うことができる。
図13は保温筒の変形例を示す要部拡大断面図である。図13の実施形態の保温筒19においては、支柱19aの上端部材19eにボート4の底板4bを取付ネジ41で固定するためのネジ孔42が設けられている。取付ネジ41は、底板4bのV字状の係合溝40を通って上記ネジ孔42に捩じ込まれ、取付ネジ41の頭部41aが底板4bの上面を締め付けて底板4bを支柱19a上に固定するようになっている。この保温筒19によれば、保温筒19とボート4を取付ネジ41で固定することによりワンボートシステムに利用することができ、取付ネジ41を取外せばツーボートシステムにも利用することができる。
図14は保温筒とウエハボートを係止する他の構成を示す図で、(a)は解除可能状態の斜視図、(b)は係止可能状態の斜視図である。同図に示すように、保温筒19は、上部中央から立上り左右方向に鍔状に延出された長円板状の係止部であるラッチキー43を有し、上記ボート4は、上記保温筒19の上部に載置可能な底板4bを有し、この底板4bには上記ラッチキー43が通過可能な鍵穴であるラッチキーホール44が形成され、このラッチキーホール44を通過したラッチキー43を保温筒19と一体に所定角度例えば90度回転させることによりラッチキー43と、これと対向する上記底板4bの上面(被係止部)45とが係止可能状態となるようになっている。
円筒状の保温筒19の上端は閉塞されており、この上端部の中央には断面円形の軸部43aを介して上記ラッチキー43が一体形成されている。ラッチキー43の長径は保温筒19の直径よりも小さく且つ軸部43aよりも大きく形成され、ラッチキー43の短径は軸部43aの直径と略同じ大きさに形成されている。ボート4の底板4bにおけるラッチキーホール44の内周には、上記実施形態と同様に位置決め用のV字状の係合溝が形成されていることが好ましい(図示省略)。
ボート4を保温筒19上に載置する場合には、ボート搬送機構23の第2アーム23bによりボート4の底板4bの下面を支持してボート4を蓋体17の保温筒19の上方に搬送し、ボート4を下降させて底板4bのラッチキーホール44にラッチキー43を通し、ボート4が保温筒19上に載る直前に保温筒19を回転機構20により所定角度例えば90度回転させてラッチキー43と底板4bの上面45とが係止可能となる位置にした後、ボート4を更に下降させて保温筒19上に載置すればよい。これにより、保温筒19上のボート4の転倒を防止することができ、ボート4及びウエハwの破損を防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。
本発明の実施の形態に係る縦型熱処理装置を概略的に示す縦断面図である。 同縦型熱処理装置のローディングエリア内の構成を概略的に示す平面図である。 保温筒上のウエハボートの載置状態を概略的に示す斜視図である。 搬送機構によりウエハボートを保温筒上に載置する状態を示す斜視図である。 係止部と被係止部が係止可能になった状態を示す斜視図である。 保温筒上にウエハボートが載置されている状態を示す図である。 保温筒上からウエハボートを搬送する際に所定高さだけ持ち上げた状態を示す図である。 ウエハボートを所定高さだけ持ち上げた状態で保温筒を回転させて解除可能とした状態を示す斜視図である。 保温筒上からウエハボートを更に所定高さだけ持ち上げてから側方へ搬送する状態を示す図である。 保温筒の回転機構を概略的に示す図である。 ボート載置台上におけるウエハボートの位置決め機構を概略的に示す平面図である。 図11のA−A線拡大断面図である。 保温筒の変形例を示す要部拡大断面図である。 保温筒とウエハボートを係止する他の構成を示す図で、(a)は解除可能状態の斜視図、(b)は係止可能状態の斜視図である。
符号の説明
w 半導体ウエハ(基板)
1 縦型熱処理装置
17 蓋体
19 保温筒
20 回転機構
22 ボート載置台
23 ボート搬送機構
25 引っ掛け部(係止部)
26 係止溝部(被係止部)
34 センセ
35 制御装置
43 ラッチキー(係止部)
44 ラッチキーホール(鍵穴)
45 底板の上面(被係止部)

Claims (8)

  1. 下部に炉口が形成された熱処理炉と、該熱処理炉の炉口を閉塞する蓋体と、該蓋体上に保温筒を介して載置され多数の基板を多段に保持する基板保持具と、上記蓋体に設けられ保温筒を介して基板保持具を回転させる回転機構と、上記蓋体を昇降させて基板保持具を熱処理炉内に搬入・搬出する昇降機構と、上記基板保持具が熱処理炉内にあるときにもう一つの基板保持具を基板の移載のために載置する載置台と、該載置台と上記保温筒との間で基板保持具の搬送を行う搬送機構とを備えた縦型熱処理装置において、上記保温筒の上部と基板保持具の底部に、基板保持具を搬送機構により保温筒の直上に位置させた状態で保温筒を回転機構により所定角度回転させることで互いに係止可能又は解除可能となる係止部と被係止部を設けたことを特徴とする縦型熱処理装置。
  2. 上記基板保持具は、環状の底板を有し、前記保温筒は、上記底板の下面をその周方向に沿って適宜間隔で支持する複数の支柱を有し、これら支柱の外側部に溝状の被係止部を設け、上記底板の下面に上記各被係止部に係止される鉤状の複数の係止部を設けたことを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。
  3. 上記回転機構は、保温筒の回転方向の原点位置を検出するセンサと、該センサからの検出信号に基いて上記係止部と上記被係止部が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒を回転制御するための制御装置とを有していることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。
  4. 上記保温筒は、上部中央から立上り左右方向に鍔状に延出された係止部を有し、上記基板保持具は、上記保温筒の上部に載置可能な底板を有し、該底板には上記係止部が通過可能な鍵穴が形成され、該鍵穴を通過した係止部を保温筒と一体に所定角度回転させることにより該係止部と対向する上記底板の上面が被係止部とされることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理装置。
  5. 熱処理炉の炉口を閉塞する蓋体上に、多数の基板を多段に保持した基板保持具を保温筒を介して載置し、蓋体を上昇させて基板保持具を熱処理炉内に搬入し、回転機構により保温筒を介して基板保持具を回転させながら基板を熱処理し、この熱処理中に載置台上のもう一つの基板保持具に対する基板の移載を行い、熱処理後に熱処理炉から搬出した保温筒上の基板保持具と載置台上の基板保持具とを搬送機構により移替える縦型熱処理方法において、上記保温筒の上部と基板保持具の底部に保温筒の回転により互いに係止可能又は解除可能となる係止部と被係止部を設けておき、上記搬送機構により基板保持具を保温筒上に下降させ、基板保持具が保温筒上に載る直前に保温筒を回転機構により所定角度回転させて係止部と被係止部が係止可能となる状態にした後、基板保持具を更に下降させて保温筒上に載置することを特徴とする縦型熱処理方法。
  6. 上記基板保持具は、環状の底板を有し、前記保温筒は、上記底板の下面をその周方向に沿って適宜間隔で支持する複数の支柱を有し、これら支柱の外側部に溝状の被係止部を設け、上記底板の下面に上記各被係止部に係止される鉤状の複数の係止部を設けたことを特徴とする請求項5記載の縦型熱処理方法。
  7. 上記回転機構は、保温筒の回転方向の原点位置を検出するセンサと、該センサからの検出信号に基いて上記係止部と上記被係止部が係止可能となる位置又は解除可能となる位置に保温筒を回転制御するための制御装置とを有していることを特徴とする請求項5記載の縦型熱処理方法。
  8. 上記保温筒は、上部中央から立上り左右方向に鍔状に延出された係止部を有し、上記基板保持具は、上記保温筒の上部に載置可能な底板を有し、該底板には上記係止部が通過可能な鍵穴が形成され、該鍵穴を通過した係止部を保温筒と一体に所定角度回転させることにより該係止部と対向する上記底板の上面が被係止部とされることを特徴とする請求項5記載の縦型熱処理方法。
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