JP4332034B2 - 人間工学的座部モジュール及び該座部モジュールを取り付けた椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子、肘掛け椅子、又はスツールなどの静置して使用される座部と、車両に取り付けられる座部との、両方の座部に関する。より詳しくは、本発明は、人間工学的座部モジュールと該座部モジュールを取り付けた椅子の両方に関する。
単純化のために、この文献において、「座部モジュール」という表現の代わりに、椅子の、臀部が載る実際の座を形成する部分を指す「座部」という語が使用されることがあることを理解されたい。
静置して使用される椅子においては、通常、座部は、クッションで覆われた固い材料でできた板で形成されている。この座部は、背もたれと肘掛けとを有していてもよい。例えば、会社等でコンピュータを用いて働く人を特に対象にしたある種の椅子は、多少なりとも座部と背もたれとを傾斜させる継手と弾性部材とを有する。非常に多くの改良が椅子には加えられてきたが、健康上の問題、特に背骨に関する問題は依然として残っている。このような問題を有する椅子に座して仕事をすることは、背骨を患う人に非常に有害であり、深刻な欠勤をもたらし、ひいては仕事に重大な影響を与える。
例えば、自転車又は原動機付き自転車のサドルは、通常、鞍頭要素と鞍尾要素とを有する固い枠、及び鞍頭要素と鞍尾要素とを接続して支持面を形成する、通常は三角形の部分を有している。この部分は、乗り物の様々な部品を調節することによって得られる、使用者の姿勢への適合を可能にするある種の柔軟性を有している。この種のサドルは固定された支持体上に配置されて固定的な椅子を形成する。一般に、自転車のサドルの快適性が問題になることがないとしても、同じ原理を固定した椅子に適用することの理由にはならない。この相違は、恐らく、動きのない状況においては座部と接触する使用者の四肢が固定されているのに対して、自転車に乗っているときには使用者の四肢がほぼ永久的に動き続けているという事実によるものである。
椅子の問題を適切に理解するためには、その使用状態を思い出すのが一助となる。今日においては、座した状態が、職業活動の最も代表的な形態の1つになっている。この範囲内において、その作業が「能動的」か「受動的」かによって、全く異なる二種の姿勢が、通常、発生する。「能動的」作業は、例えば、キーボードを打つ、絵などを描く、座して行う手作業(時計製造、電子部品、研究所、服飾業界など)、又は車両を運転するなど、手が多く使用される作業を意味する。したがって、手がその仕事を行うことができるように、身体を配置しなくてはならない。身体は、通常、その体幹を実質的に垂直にする位置に配される。逆に、議論や熟考又は息抜きの時などの「受動的」作業においては、手の使用は少なく、体幹を後方に傾けてその背部が背もたれに寄り掛かるように身体を配することができる。
座業用の椅子の設計者は、筋肉組織にストレスを与えないように椅子を作る。このアプローチが、身体を休ませる「受動的」作業には適当であるとしても、「能動的」作業においては人間にとって有害である。実際、初期の段階においては快適さが増したとして受け入れられたものが、身体を支持する筋肉を弱めることになり、その結果、数多くの不調が発生し、腰痛が最も頻繁に起こることになる。
経験上、座業の人に起こる健康上の問題は、身体を支持する筋肉組織が弱まることから発生するようである。この筋肉組織は人の動きには直接的に関係しないが、その人が立っているとき、静止しているとき、もしくは動いているときと、その人が座っているとき、もしくはしゃがんでいるときとの両方において、バランスの取れた***置を保証する。この筋肉組織は、1つの筋肉、又は他の筋肉が巻縮するのを防ぎつつ、常に使用されることによってのみ、調和を保って発達又は維持され得る。
本発明の目的は、使用者の支持筋肉組織が自然且つ自動的に使用される***を採ることを実際的に使用者に強いて、健康上の問題を防止する人間工学的な座部を備えた椅子を提供することである。
より詳細には、本発明は、
−鞍頭要素を備えたフレーム構造体、
−鞍尾要素を備えたフレーム(前記フレーム構造体と該フレームとは、同一の面に関して面対称な形状をそれぞれ有している)、
−前記フレーム構造体に関して、前記面対称の対称面に垂直な軸周りに前記フレームを傾斜させることを可能にする接続具を有する、前記フレーム構造体を前記フレームに接続する手段、及び
−前記鞍頭要素に前記フレームを接続し、その機能が前記フレーム構造体に対する前記フレームの静止位置を定めると共に、使用者が前記フレームを一方又は他方に傾けたときにフレームを元に戻すことである弾力性のある膜で形成されている座部
を有する座部モジュールに関する。
本発明の座部モジュールは、さらに、次のような主立った特徴を有している。
−静止位置においては、床に対して、約10°の角度でフレームは前傾している。
−フレーム構造体は、平面図上では、T字形をしており、前記対称面中に配されたT字の縦方向の棒は、前方に延びて、上向きに曲がり、鞍頭要素中で終わる。
−前記T字における水平方向の棒の両端は、持ち上がって前記フレーム構造体との接続部を形成する。
−前記フレームはフォーク状体であり、平面図上では、その軸を前記対称面中に配したU字形をしている。U字の横方向の棒は高くなって鞍尾要素を形成しており、2本の縦方向の棒は、フォーク状体の上方にある鞍頭要素に実質的に達するまで前方に延びている。
−前記弾性膜は、前記対称面に垂直な線に沿って凸状であると共に、この対称面に含まれる線に沿って凹状である支持面を形成している。
−前記弾性膜は、前記鞍頭要素と鞍尾要素との間、前記フォーク状体の2本の歯の間、そして該歯の端部と前記鞍頭要素との間に配設されている。
−前記弾性膜は、クッションを形成する芯部材で覆われており、該芯部材は使用者の尾骨を受け入れる空間を形成するための長手方向の溝を有している。
本発明は、また、床と接触する支持体と前記座部モジュールとを備えた椅子に関し、該支持体は上前方に延びると共に使用者の膝を支える支持部材を形成する横棒が取り付けられたアームを有している。前記横棒には、クッションを形成するために、パッドが当てられている。
本発明の他の特徴は、添付の図面を参照してなされる以下の記述から明らかになろう。
本発明による座部モジュール、又は座部は、フレーム構造体10、フォーク形フレーム12、継手方式でフレーム構造体10とフォーク形フレーム12とを接続する蝶番14、及び図3及び4のみに示されている弾性膜16を実質的に有している。座部は、図1及び3のII−II線を通る垂直面に関して対称的な構造をしている。
より詳しくは、フレーム構造体10は、平面において、T字形をしており、軸II−II中に位置するその縦方向の棒18は前方に延びて上方に曲がり、鞍頭要素20で終わる。T字の2つのアーム22の端部22aは、前記軸に対して垂直であり、持ち上がって、図では見えない穴を有している。フレーム構造体10は、後述するように、座部を支持体に固定する穴24aを備えた中央部24を有している。
平面図では、フォーク形フレーム12は軸II−IIを対称線とするU字形をしている。U字の横方向の棒26はわずかに持ち上がって折れ曲がっており、鞍尾要素として機能する。フォーク形フレームの2つの歯28は、その2〜3センチメーター上にある鞍頭要素20と実質的に同じところまで、前方に延びている。
図に示されるように、座部の静止位置においては、鞍尾要素26の先端が、鞍頭要素20と実質的に同じ高さに位置しており、フォーク形フレーム12は、地面に対して約10゜の角度で前傾している。
フォーク形フレーム12の歯28は、そのほぼ中央部に、下方に延びる耳状突起30aを有しており、その各々はフレーム構造体の端部22aの一つに近接し、同軸の穴を有している。これらの穴と棒とを咬合させるベアリングは蝶番14を形成し、これによって、フォーク形フレーム12は、軸A−A周りをフレーム構造体10に対して軸支回転することができる。
フレーム構造体10とフォーク形フレーム12とが、それぞれ、アルミニウムと鋼とで作られていると都合がよい。
図3は、弾性膜16が、
−まず、鞍頭要素20と鞍尾要素26との間、
−次に、フォーク形フレーム12の2本の歯28の間、そして、
−三番目に、歯28の端部と鞍頭要素20との間
に固定的に張設されることを示している。
膜16は、例えばPVC等の、図3及び4に示されているような織物状のいかなる弾性材料、又は一枚もしくは複数の細片状フィルムのいかなる弾性材料から形成してもよい。後者の場合は、細片状フィルム16aの第一のセットは鞍頭要素20と鞍尾要素26とを結び、第二のセット16bはフォーク形フレーム12の2本の歯28を相互に結ぶと共に第一のセットを覆い、第三のセット16cは歯28の端部と鞍頭要素20とを結ぶ。
フォーク形フレーム12の形状と鞍頭要素20の位置故に、膜16は、鞍尾要素26と鞍頭要素20との間に凹部を有し、2本の歯28の間に凸部を有する馬の鞍の形状をしている。これらの特徴を有しているので、膜16の機能は、
−フレーム構造体10に対するフォーク形フレーム12の静止位置、即ち、誰も座部に腰掛けていないときに採る位置を定め、そして
−座部を前又は後ろに傾けて座っていた人が座席を離れたときに、フォーク形フレーム12をこの静止位置に戻す
ことである。
図4から理解されるように、本発明による座部は、膜16を完全に覆い、永久的に又は取り外し可能に膜に固定される、クッションを形成する芯部材32を用いて仕上げると好ましい。この芯部材は、弾力性のある、又はゲルで形成された詰め物を含有する布製の袋状物によって形成することができる。クッションの全長に亘って延在する長手方向の溝34が設けられていると好ましい。その結果、座部に座っている人の尾骨が圧迫されることがなく、より快適になり、特に背骨に関する損傷を防ぐことができる。
図5は、これまで記載してきた座部モジュールが、公知の方法で、入れ子式の中央円柱38と、それぞれ足車42を備えると共に放射状に配設された足部40を有する支持体36によって形成された椅子に取り付けるためのものであることを示している。中央円柱38は、その最上部に、本発明による座部モジュール44を有しており、そのフレーム構造体10によって固定されている。
スツールの形状をしたこのような椅子は、例えば、歯科医や時計製造者など、実質的に「能動的」姿勢で働く人々によって効果的に使用される。この図に示されているように、鞍尾要素26に固定された背もたれ46を設けると、この椅子を使用して「受動的」姿勢を採ることもできる。
使用者が「能動的」姿勢で働くことが多い場合は、椅子に膝用の横方向支持棒48を設けると効果的である。この棒にパッドを当てて布又は皮で覆うと、膝と棒との接触が快適になり、好ましい。この横方向支持棒は、アーム50によって、永久的に、又は取り外し可能に支持体36に取り付けられる。使用者が頻繁に椅子を離れる場合には横方向支持棒を退けることができるように、アーム50が足車42を有していて、軸支回転又は滑動するように支持体36に接続されていると望ましい。
横方向支持棒48に対する膝の圧力はわずかであることを強調しておきたい。したがって、横方向支持棒は、使用者が座ること自体に実質的に関与することは殆どない。しかしながら、この横方向支持棒は使用者が足を組むのを妨げるので、この癖に関連するある種の不調を防止することができる。
図5より理解されるように、足部40の近傍、即ち床に非常に近い位置でアーム50は支持体36に固定されている。その結果、使用者が椅子に座ったり、椅子から立ったりするときに、アームが使用者の動きを妨げることはないか、殆どない。
最後に、非常に効果的な態様として、肘掛け54の付いた従来の調節可能な椅子傾斜機構52によって、座部モジュール44を中央円柱38に接続することもできる。
前記構造によって、使用者が「能動的」姿勢を採るために腰を下ろすと、座部44が最も快適な、即ち、大腿部関節が継手14に対してほぼ直角をなす静止位置を自動的に占めることに気付く。
使用者が前傾すると、フォーク形フレーム12が使用者の動きについて行き、使用者に自己支持過程において自分の姿勢を調節させる。これは使用者の支持筋肉組織を強化するのに寄与し、先に記載したように、健康上の問題が生じる危険性を低減するのに役立つ。
考えるため、又は電話をするために使用者が背もたれ46に寄り掛かった「受動的」姿勢を採ると、フォーク形フレーム12は後方に傾斜し、使用者は、その全筋肉組織が休んでいる姿勢にあるのがわかる。使用者の体重が臀部と太腿の裏側とに亘って非常に均一に分散されているという事実故に、この自動調節によって最も快適な状態が与えられる。
換言すると、本発明の椅子によると、「能動的」姿勢においては、自己支持筋肉の働きを容易にする姿勢の調節が可能であり、一方、「受動的」姿勢においてはこれらの筋肉は弛緩することができる。
以上に記載した座部モジュールと椅子との両方に数多くの変更を加えることができる。例えば、調節部材、より詳細には、フレーム構造体10上でのフォーク形フレーム12の傾斜機能を制限する留め具(図示せず)を両側に設けることもできる。鞍頭部材20に、フレーム構造体10に関するその位置を変える手段を設けることもできる。障害者には、芯部材32又は鞍尾要素26の形状において、非対称な構造を検討することもできる。
蝶番14によるフレーム構造体10とフォーク形フレーム12との接続は、玉継手によって行うこともできる。この場合、自己支持機構は、前方から後方へ、そして側方からの両方で働く。
前後の方向においては、使用者が腰掛けたときに蝶番が座骨と並ぶように、蝶番14の位置を効果的に調節することもできる。
弾性膜16の張力を調節するために、鞍頭要素20と鞍尾要素26との間の距離を変える他の調節手段を設けることも可能である。
座部44は、そのフレーム構造体10によって効果的に支持体36に取り付けられている。鞍尾要素26そのものを介しての取り付けを検討することも可能である。
弾性膜16によるばね機能も、この目的のために特に設計したばね、例えば、トーションばね、トラクションばね、又は圧縮ばねなどによって強化することができる。
最後に、取り外すことのできる、独立した永久接触腰部支持部を有する背もたれ46を使用するとより効果的であろう。
図1は、本発明による座部モジュールのフレーム構造体とフレームとを示す上面図である。 図2は、本発明による座部モジュールのフレーム構造体とフレームとを示す、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、主として、上方から見た、弾力性のある膜を備えたフォーク形フレーム示している。 図4は、図3のII−II線に沿った、座部モジュールの断面図である。 図5は、本発明による椅子を示している。

Claims (10)

  1. −鞍頭要素(20)を備えたフレーム構造体(10)、
    −前記フレーム構造体の上方に配され、鞍尾要素(26)を備えたフレーム(12)であって、前記フレーム構造体と前記フレームとは、該フレーム構造体と該フレームとの前後方向に沿った垂直な対称面に関して面対称であり、
    −前記フレーム(12)が前記面対称の対称面に垂直な軸を中心として前記フレーム構造体(10)に対して傾斜するのを可能にする継手(14)を有する、前記フレームを前記フレーム構造体に接続する手段、及び
    −前記フレーム(12)を前記鞍頭要素(20)に接続し、前記フレーム構造体(10)に対する前記フレーム(12)の静止位置を定めると共に、使用者が前記フレームを一方又は他方に傾斜したときにフレームをこの静止位置に戻す弾性膜(16)で形成される座部
    を有することを特徴とする椅子用座部モジュール。
  2. 前記フレーム(12)はフォーク状体であり、平面図上では、前記対称面に関して面対称なU字形をしており、U字の横方向の棒(26)は高くなって前記鞍尾要素を形成しており、該U字形フォーク状体の2本の歯(28)は、断面図上では、フォーク状体の上方にある鞍頭要素(20)が配されている位置まで延在していることを特徴とする請求項1に記載の座部モジュール。
  3. 前記静止位置において、前記フレーム(12)の2本の歯(28)が床に対して約10゜の角度で前傾していることを特徴とする請求項2に記載の座部モジュール。
  4. 前記フレーム構造体(10)が平面図上でT字形を有しており、このT字形における縦方向の棒(18)が前記対称面中に配されており、このT字の交差点から縦方向水平に延在し、次いで上方に斜行し、その先端部が前記鞍頭要素(20)となっていることを特徴とする請求項1に記載の座部モジュール。
  5. 前記T字の横方向の棒(22)の両端(22a)が持ち上がって前記フレーム構造体(10)における継手を形成することを特徴とする請求項4に記載の座部モジュール。
  6. 前記弾性膜(16)が、前記対称面に垂直な線に沿って下方に凸状であると共に、該対称面に含まれる線に沿って上方に凹状である支持面を形成することを特徴とする請求項2に記載の座部モジュール。
  7. 前記弾性膜(16)が、
    −前記鞍頭要素(20)と鞍尾要素(26)との間、
    −前記フォーク状体(12)の2本の歯(28)の間、及び
    −該歯(28)の端部と前記鞍頭要素(20)との間
    に配設されていることを特徴とする請求項6に記載の座部モジュール。
  8. 前記弾性膜(16)がクッションを形成する芯部材(32)で覆われていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の座部モジュール。
  9. 前記芯部材(32)が使用者の尾骨を受け入れる空間を形成するための、前記クッションの前後方向に配置された溝(34)を有することを特徴とする請求項8に記載の座部モジュール。
  10. 床と請求項1〜9のいずれか一項に記載の座部モジュール(44)とに接触し、該座部モジュールが固定されている支持体(36)を取り付けた椅子において、前記支持体が、上前方に延在すると共に使用者の膝を支える支持部材を形成する横棒(48)を取り付けたアーム(50)を有することを特徴とする椅子。
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