JP4327663B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の駐車階と複数の駐車列とを有する立体駐車装置に関する。
複数の駐車階と複数の駐車列とを有する従来の立体駐車装置の一例が、特許第3498688号公報(特許文献1)に記載されている。この従来例は、地下階の全てのパレットを横行可能とし、かつ、各列の全てにリフタ−を設けている。これらのリフタ−は、パレットとは別体に構成され、それぞれが最下階から地上階にわたって、巻上げ機等によって上下方向に駆動されるように構成されている。
上記従来例では、入出庫させる車両が乗ったパレットを上下させる際に、該パレットの下側からリフターを重ね、このリフタ−を巻上げ機によって昇降させることにより、該パレットを上下方向に移動させている。この場合、出庫する車両が乗ったパレットの上側のパレットを水平方向に退避させる必要がある。また、出庫する車両が乗ったパレットの下側に車両が存在している場合には、その車両が乗っているパレットを水平方向に退避させる必要もある。
その際の退避スペースを確保するために、他の列のリフタ−によって他の列のパレットを上昇させ、この上昇したリフターの下に形成されたスペースに向かって、出庫する車両の下側の車両を水平方向に退避させる。そののち、出庫する車両が乗ったパレットの下側から前記リフタ−を重ね、このリフタ−によって車両を出入口まで上昇させている。このようにパレットの動きが複雑であり、パレットの制御が難しく、パレットの移動に要する時間も長くかかる。
しかも特許文献1に記載された従来例では、出庫する車両の下側の車両を退避させるためのスペースを確保する際に、出庫する車両が乗ったパレットを上昇させるリフタ−とは別の列のリフタ−が上昇することによって、この上昇したリフタ−の下側にスペースを形成し、このスペースに、出庫する車両の下側の車両を退避させている。この場合、退避する車両とその上に存在するリフタ−とが干渉しないようにするために、上階側のパレットの下面と下階側の車両の上面との間に、リフターの厚み(上下方向の厚み)以上の空間的な余裕が必要となる。このため、地下の駐車階の容積が比較的大きくなるという問題がある。
立体駐車装置の他の例が、特公平7−51853号公報(特許文献2)に記載されている。この従来例は、車両を取り囲むことができる形状の押し上げポストを備えたパレット(やぐら形パレット)を有している。このやぐら形パレットの上に、上階側の横行パレットを重ねた状態で、やぐら形パレットと、その上の横行パレットを一体に昇降させるようにしている。
この従来例(特許文献2)の場合、やぐら形パレットの上方のパレットに乗っている車両を地下階から出庫させる際には、やぐら形パレットを上昇させることにより、やぐら形パレットの上に乗っている車両を出入口まで上昇させることができる。その際に、地上1階の横行パレットを水平方向に退避させる必要があるが、パレットの動き自体は、前記特許文献1の駐車装置と比較して単純である。
しかしこの従来例(特許文献2)は、押し上げポストを有するパレットとその上のパレットを同時に昇降させる必要があるため、押し上げポストを有するパレット自体が重いこととあいまって、大荷重に耐える容量の大きな駆動機構が必要となる。また、押し上げポストを有するパレット自体が大形であり、地下等の駐車階の容積が比較的大きくなるという問題がある。
特許第3498688号公報 特公平7−51853号公報
前述したように特許文献1に記載された従来例では、パレットの動きが複雑で、しかも地下の容積が大きくなる。特許文献2に記載された従来例では、やぐら形パレットが大重量で大形であり、大容量の巻上げ機が必要となり、地下の容積も大きくなる。
したがって本発明の目的は、パレットの動きが比較的簡単であり、駐車階に必要な容積が従来よりも減少する立体駐車装置を提供することにある。
発明の立体駐車装置は、上下方向に複数の駐車階と、水平方向に複数の駐車列と、を備えた立体駐車装置であって、車両の出入口から最下の駐車階の下部にわたって上下方向に駆動されるリフターを有する駐車列と、前記リフターを有する駐車列の隣に設けられていてリフターを有しない駐車列とを具備し、最下の駐車階を除く駐車階には、前記駐車列の数よりも1つ少なく、水平方向に移動可能でかつ前記リフタ−に載置可能な横行パレットが設けられ、最下の駐車階のうち前記リフターを有する駐車列には、該駐車列に設けられた固定構造物の上に載置され前記リフタ−によって上昇させることが可能なパレットが設けられ、最下の駐車階のうち前記リフターを有しない駐車列には、該駐車階から前記出入口にわたって上下方向に移動可能な昇降パレットが設けられ、前記リフタ−が、前記固定構造物上のパレットに対し上下方向に通り抜けることが可能な開口と、前記固定構造物上のパレットに対して係合可能な位置と係合を解除する位置とに変位可能な係止機構とを具備している。
本発明によれば、リフタ−を有する駐車列とリフタ−を有しない駐車列とを隣り合わせて設け、かつ、横行パレットと昇降パレットとを組合わせたことにより、全ての駐車列にリフタ−を設けていた従来の立体駐車装置と比較して、パレットの動きが簡略化され、しかも地下の駐車階の高さを減じることができる。また、リフターの数が減るため構造を簡略化することができる。また本発明によれば、最下階のパレット横行機構を省略できるため、さらに構造を簡略化することができる。
また、やぐら形のパレットを用いていた従来の立体駐車装置と比較して、パレットを小型、軽量に構成することができ、地下の駐車階の容積を減らすことが可能である。
以下に立体駐車装置について、図面を参照して説明する。
図1は第1の開示例に係る立体駐車装置1aを示している。この立体駐車装置1aは、上下方向に複数(地上1階、地下2階)の駐車階F,F,Fと、水平方向に2列の駐車列R,Rとを備えている。
さらに詳しくは、この立体駐車装置1aは、リフター4を有する駐車列Rと、リフターを有しない駐車列Rとを具備している。リフター4は、図示しない巻上げ機等を有する駆動機構によって、車両の出入口5と最下の駐車階Fの下部とにわたって、上下方向に駆動されるようになっている。リフター4を有する駐車列Rの隣に、リフターを有しない駐車列Rが設けられている。
地上1階の駐車階Fには、1つの横行パレットPが設けられている。地下1階の駐車階Fにも、1つの横行パレットPが設けられている。これらの横行パレットPは、それぞれ、水平方向に延びるレール(図示せず)に沿って、各列R〜Rにわたって、水平方向に移動可能である。
最下の駐車階Fにおいて、リフター4を有する駐車列Rには、リフタ−4の上方に横行パレットPが設けられている。最下の駐車階Fにおいて、リフターを有しない駐車列Rに、昇降パレットZが設けられている。昇降パレットZは、最下の駐車階Fから出入口5の高さにわたり、図示しない昇降機構によって、上下方向に移動することができる。各々の横行パレットPと昇降パレットZの上に、車両6を乗せることができる。
図2は、第2の開示例に係る立体駐車装置1bを示している。この立体駐車装置1bは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に3列の駐車列R,R,Rとを備えている。
さらに詳しくは、この立体駐車装置1bは、リフター4を有する駐車列Rと、リフターを有しない駐車列R,Rとを具備している。地上1階の駐車階Fには、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(2台)の横行パレットPが設けられている。地下1階の駐車階Fにも、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(2台)の横行パレットPが設けられている。
最下の駐車階Fにおいて、リフター4を有する駐車列Rには、リフタ−4の上方に横行パレットPが設けられている。最下の駐車階Fにおいて、リフターを有しない駐車列R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Zが設けられている。リフターを有しない駐車列R,Rは、リフター4を有する駐車列Rの両隣に設けられている。
図3は、第3の開示例に係る立体駐車装置1cを示している。この立体駐車装置1cは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に4列の駐車列R,R,R,Rとを備えている。
さらに詳しくは、この立体駐車装置1cは、リフター4を有する駐車列R,Rと、リフターを有しない駐車列R,Rとを具備している。地上1階の駐車階Fには、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(3台)の横行パレットPが設けられている。地下1階の駐車階Fにも、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(3台)の横行パレットPが設けられている。
最下の駐車階Fにおいて、リフター4を有する駐車列R,Rには、それぞれのリフタ−4の上方に横行パレットPが設けられている。最下の駐車階Fにおいて、リフターを有しない駐車列R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Zが設けられている。リフター4を有する駐車列R,Rは、互いに隣り合っている。
図4は、第4の開示例に係る立体駐車装置1dを示している。この立体駐車装置1dは、図3に示す立体駐車装置1cと同様に、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に4列の駐車列R,R,R,Rとを備えている。リフター4を有する駐車列R,Rの間に、リフターを有しない駐車列Rが設けられている。それ以外の構成は図3に示す立体駐車装置1cと同様である。
図5は、第5の開示例に係る立体駐車装置1eを示している。この立体駐車装置1eは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に5列の駐車列R,R,R,R,Rとを備えている。
すなわちこの立体駐車装置1eは、リフター4を有する駐車列R,Rと、リフターを有しない駐車列R,R,Rとを備えている。地上1階の駐車階Fには、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(4台)の横行パレットP11〜P14が設けられている。地下1階の駐車階Fにも、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(4台)の横行パレットP21〜P24が設けられている。
最下の駐車階Fにおいて、リフター4を有する駐車列R,Rには、それぞれのリフタ−4の上方に横行パレットP32,P34が設けられている。最下の駐車階Fにおいて、リフターを有しない駐車列R,R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Z,Zが設けられている。リフター4を有する駐車列R,Rと、リフターを有しない駐車列R,R,Rとは、水平方向に交互に設けられている。
以下に、この第5の開示例に係る立体駐車装置1eの動作について、図5〜図15を参照して説明する。なお、前記第1〜第4の開示例の立体駐車装置1a〜1dの動作も、基本的に第5の開示例の立体駐車装置1eと共通である。
一例として、図5において、地下1階2列目のパレットP22上の車両6を出庫させる場合について説明する。この場合、図6に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動することにより、出庫する車両6の上方に通路が確保される。また、地下1階の横行パレットP23,P24が水平方向に移動することにより、出庫する車両6の側方にスペースが形成される。
図7に示すように、3列目の昇降パレットZが上昇することにより、この昇降パレットZの下方にスペースが形成されるとともに、図8に示すように、地下2階の横行パレットP32が水平方向に移動することにより、出庫する車両6が乗った横行パレットP22の下方にスペースが形成される。
この状態で、2列目のリフタ−4が上昇することにより、図9に示すように、出庫する車両6を乗せた横行パレットP22が出入口5の高さまで上昇する。
他の出庫例として、図5に示す地下1階1列目のパレットP21上の車両6を出庫させる場合について説明する。この場合、図10に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP22,P23,P24が水平方向に移動することにより、出庫する車両6の側方にスペースが形成される。
また図11に示すように、出庫する車両6のパレットP21が水平方向に移動して2列目の駐車列Rに入るとともに、リフター4が上昇することにより、リフタ−4が横行パレットP21に重なった状態で上昇し、出庫する車両6が出入口5の高さまで上昇する。
他の出庫例として、図5に示す地下1階3列目のパレットP23上の車両6を出庫させる場合について説明する。この場合、図12に示すように、地上1階の横行パレットP14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP24が水平方向に移動することにより、出庫する車両6の側方にスペースが形成される。
そして図13に示すように、出庫する車両6のパレットP23が水平方向に移動して4列目の駐車列Rに入り、3列目の昇降パレットZが上昇するとともに、空いたスペースに地下2階の横行パレットP34が入る。この状態で、4列目のリフター4が上昇することにより、リフタ−4が横行パレットP23に重なった状態で上昇し、出庫する車両6が出入口5の高さまで上昇する。
他の出庫例として、地下2階1列目の昇降パレットZ1上の車両6を出庫させる場合には、図14に示すように、地上1階の横行パレットP11,P12,P13,P14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP21,P22,P23,P24も水平方向に移動する。こうすることにより、昇降パレットZ1の上に通路が形成される。この状態で昇降パレットZ1が上昇することにより、昇降パレットZ1上の車両6が出入口5の高さまで上昇する。
他の出庫例として、地下2階2列目の横行パレットP32上の車両6を出庫させる場合には、図15に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP22,P23,P24も水平方向に移動する。こうすることにより、横行パレットP32の上に通路が形成される。この状態で、2列目のリフター4が上昇することにより、このリフタ−4が横行パレットP32に重なった状態で上昇し、出庫する車両6が出入口5の高さまで上昇する。
図16は、第6の開示例に係る立体駐車装置1fを示している。この立体駐車装置1fは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に6列の駐車列R〜Rを備えている。2列目と4列目と5列目の駐車列R,R,Rに、リフター4が設けられている。リフタ−を有しない1列目と3列目と6列目の駐車列R,R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Z,Zが設けられている。それ以外の構成と動作は,第5の開示例の立体駐車装置1eと同様である。
図17は、第7の開示例に係る立体駐車装置1gを示している。この立体駐車装置1gは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に7列の駐車列R〜Rを備えている。リフター4を有する駐車列R,R,Rと、リフタ−を有しない駐車列R,R,R,Rとが交互に設けられている。リフタ−を有しない駐車列R,R,R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Z,Z,Zが設けられている。それ以外の構成と動作は,第5の開示例の立体駐車装置1eと同様である。
図18は、本発明の実施形態に係る立体駐車装置1hを示している。この立体駐車装置1hは、地上1階、地下2階の駐車階F,F,Fと、水平方向に5列の駐車列R,R,R,R,Rとを備えている。
すなわちこの立体駐車装置1hは、リフター10を有する駐車列R,Rと、リフターを有しない駐車列R,R,Rとを備えている。地上1階の駐車階Fには、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(4台)の横行パレットP11〜P14が設けられている。地下1階の駐車階Fにも、駐車列R〜Rの数よりも1つ少ない数(4台)の横行パレットP21〜P24が設けられている。
最下の駐車階Fにおいて、リフター10を有する駐車列R,Rに固定構造物11が設けられている。これら固定構造物11の上に、リフタ−10によって上昇させることが可能なパレットQ,Qが載置されている。リフター10は、図示しない巻上げ機等を有する駆動機構によって、車両の出入口5と最下の駐車階Fの下部とにわたって、上下方向に駆動されるようになっている。
最下の駐車階Fにおいて、リフターを有しない駐車列R,R,Rに、それぞれ昇降パレットZ,Z,Zが設けられている。昇降パレットZ,Z,Zは、最下の駐車階Fから出入口5にわたり、図示しない駆動機構によって、上下方向に移動可能である。リフター10を有する駐車列R,Rと、リフターを有しない駐車列R,R,Rとは、水平方向に交互に設けられている。
この実施形態のリフタ−10は、開口12を有している。この開口12は、各リフタ−10の上方にあるパレットQ,Qを上下方向に通り抜けることが可能な大きさを有している。またこのリフタ−10は、パレットQ,Qに対して係合可能な位置と、係合を解除する位置とに変位可能な可動フック等を備えた係止機構13(図20等に示す)を有している。
以下に、この実施形態に係る立体駐車装置1hの動作について、図18〜図24を参照して説明する。
一例として、図18において、地下1階2列目のパレットP22上の車両6を出庫させる場合について説明する。この場合、図19に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動することにより、出庫する車両6の上方の通路が確保される。
この状態で、リフタ−10が上昇する。そのとき係止機構13はパレットQと係合しない位置に退避している。このためリフタ−10は固定構造物11上のパレットQを通り抜ける。リフタ−10がパレットQを通り抜けたのち、図20に示すように係止機構13がパレットP22に係合する位置に突出する。この状態でリフタ−10が上昇することにより、出庫する車両6が出入口5の高さに上昇する。
他の出庫例として、地下1階1列目のパレットP21上の車両6を出庫させる場合について説明する。この場合、図21に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP21,P22,P23,P24が水平方向に移動することにより、出庫する車両が乗ったパレットP21が2列目のリフタ−10の上方に位置する。
この状態で、リフタ−10が上昇する。そのとき係止機構13はパレットQと係合しない位置に退避している。このためリフタ−10は固定構造物11上のパレットQを通り抜ける。リフタ−10がパレットQを通り抜けたのち、図22に示すように係止機構13がパレットP21に係合する位置に突出する。この状態でリフタ−10が上昇することにより、出庫する車両6が出入口5の高さに上昇する。
この実施形態の立体駐車装置1hによれば、リフタ−10に開口12と係止機構13を設けたことにより、リフタ−10が最下階のパレットQを通り抜けて、その上の横行パレットP21に係合することができる。このため、最下階のパレットQを水平方向に退避させる必要がないことから、パレットの動きがさらに簡略化される。
他の出庫例として、地下2階2列目の固定構造物11上のパレットQ1上の車両6を出庫させる場合、図23に示すように、地上1階の横行パレットP12,P13,P14が水平方向に移動するとともに、地下1階の横行パレットP22,P23,P24も水平方向に移動する。こうすることにより、パレットQ1の上に通路が形成される。この状態のもとで、リフタ−10の係止機構13がパレットQ1と係合する位置に突出し、図24に示すようにリフタ−10が上昇することにより、車両6が出入口5の高さに上昇する。
なお本発明は、立体駐車装置を構成する各駐車階と各駐車列が、図1〜図24の奥行き方向に複数ずつ設けられた立体駐車装置においても、同様に適用することができる。
第1の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 第2の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 第3の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 第4の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 第5の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 図5に示された立体駐車装置の地下1階2列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図6に示された状態から3列目の昇降パレットが上昇した状態の正面図。 図7に示された状態から地下2階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図8に示された状態からリフタ−が上昇した状態の正面図。 図5に示された立体駐車装置の地下1階1列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図10に示された状態から1列目と2列目の横行パレットが移動しかつ昇降パレットが上昇した状態の正面図。 図5に示された立体駐車装置の地下1階3列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図12に示された状態から3列目と4列目の横行パレットが移動しかつ昇降パレットが上昇した状態の正面図。 図5に示された立体駐車装置の地下2階1列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図5に示された立体駐車装置の地下2階2列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 第6の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 第7の開示例に係る立体駐車装置の正面図。 本発明の一実施形態に係る立体駐車装置の正面図。 図18に示された立体駐車装置の地下1階2列目の車両を出庫する際に、地上1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図19に示された状態からリフタ−が上昇した状態の正面図。 図18に示された立体駐車装置の地下1階1列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図21に示された状態からリフタ−が上昇した状態の正面図。 図18に示された立体駐車装置の地下2階2列目の車両を出庫する際に、地上1階と地下1階の横行パレットが移動した状態の正面図。 図23に示された状態からリフタ−が上昇した状態の正面図。
符号の説明
1a〜1h…立体駐車装置
4…リフタ−
5…出入口
10…リフタ−
11…固定構造物
12…開口
13…係止機構
〜F…駐車階
〜R…駐車列
P…横行パレット
Z…昇降パレット
Q…パレット

Claims (1)

  1. 上下方向に複数の駐車階と、
    水平方向に複数の駐車列と、
    を備えた立体駐車装置であって、
    車両の出入口から最下の駐車階の下部にわたって上下方向に駆動されるリフターを有する駐車列と、
    前記リフターを有する駐車列の隣に設けられていてリフターを有しない駐車列とを具備し、
    最下の駐車階を除く駐車階には、前記駐車列の数よりも1つ少なく、水平方向に移動可能でかつ前記リフタ−に載置可能な横行パレットが設けられ、
    最下の駐車階のうち前記リフターを有する駐車列には、該駐車列に設けられた固定構造物の上に載置され前記リフタ−によって上昇させることが可能なパレットが設けられ、
    最下の駐車階のうち前記リフターを有しない駐車列には、該駐車階から前記出入口にわたって上下方向に移動可能な昇降パレットが設けられ、
    前記リフタ−が、
    前記固定構造物上のパレットに対し上下方向に通り抜けることが可能な開口と、
    前記固定構造物上のパレットに対し係合可能な位置と係合を解除する位置とに変位可能な係止機構と、
    を具備したことを特徴とする立体駐車装置。
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