JP4326490B2 - 加熱炉用の燃焼装置 - Google Patents
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Description
前記燃料噴出体の側周壁の先端側に形成されたノズル嵌め込み用開口に嵌め込み状態で装着されるノズルに、ガス燃料噴出用の複数の噴出孔が、前記燃料噴出体の長手方向に沿う長手方向視にて、前記ノズルの横幅方向に並び且つ前記ノズル嵌め込み用開口より露出するガス燃料噴出側の前面と前記燃料噴出体の内部に位置する内面とにわたる状態で形成された加熱炉用の燃焼装置に関する。
つまり、前記複数の噴出孔全てのガス燃料供給側の開口が燃料噴出体内に開くように構成して、前記複数の噴出孔の全てに対して、燃料噴出体内を通じてガス燃料を供給するように構成していた(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、加熱炉横側部の供給口からの炉内に対する燃焼用酸素含有ガスの供給方向(以下、火炎長手方向と称する場合がある)における長さが比較的長いものや、火炎長手方向における長さが比較的短いもの等、種々の形状のものがある。
そして、燃焼装置にて、加熱炉の形状に適合した火炎を形成して、炉内を加熱することが望まれる。
従って、例えば、火炎長手方向における長さが長い形状の加熱炉に適合させるべく、比較的長い形状の火炎を形成するように、噴出孔形成形態を設定すると、火炎長手方向における長さが比較的短い形状の加熱炉に対しては、火炎が長過ぎるという不都合が生じる。
逆に、火炎長手方向における長さが比較的短い形状の加熱炉に適合させるべく、比較的幅広で短い形状の火炎を形成するように、噴出孔形成形態を設定すると、火炎長手方向における長さが長い形状の加熱炉に対しては、火炎が短過ぎるという不都合が生じる。
従って、加熱炉の形状に適合した形状の火炎を形成すべく、加熱炉の形状に応じた火炎の形成が可能なノズルを燃料噴出体に装着する必要があった。
前記燃料噴出体の側周壁の先端側に形成されたノズル嵌め込み用開口に嵌め込み状態で装着されるノズルに、ガス燃料噴出用の複数の噴出孔が、前記燃料噴出体の長手方向に沿う長手方向視にて、前記ノズルの横幅方向に並び且つ前記ノズル嵌め込み用開口より露出するガス燃料噴出側の前面と前記燃料噴出体の内部に位置する内面とにわたる状態で形成されたものであって、
第1特徴構成は、前記燃料噴出体の内部に、前記ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔のうちの中央側に位置する中央側噴出孔にガス燃料を供給する内筒状体が設けられ、
前記燃料噴出体内を通流するガス燃料を、前記ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔のうちの前記中央側噴出孔の両横側方に位置する側方側噴出孔に供給するように構成され、
前記燃料噴出体内へのガス燃料の供給量と前記内筒状体内へのガス燃料の供給量との比率を調節する燃料供給比率調節手段が設けられている点を特徴とする。
そこで、中央側噴出孔からのガス燃料の噴出量及び側方側噴出孔からのガス燃料の噴出量夫々を所要の噴出量に設定すべく、内筒状体へのガス燃料の供給量及び燃料噴出体内へのガス燃料の供給量を夫々設定することにより、加熱炉の形状に応じた長さや幅を有する形状の火炎を形成することが可能となり、又、加熱対象物に応じた温度分布となるように炉内を加熱するのに適した形状の火炎を形成することが可能となる。
従って、燃料噴出体に装着するノズルの仕様を異ならせることなく、形成する火炎の形状を変化させることが可能な加熱炉用の燃焼装置を提供することができるようになった。
従って、従来のように、ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔の全てに対して、燃料噴出体内を通流するガス燃料を供給する構成では、燃焼量を変化させても、ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔から噴出されるガス燃料の噴出量の比率は殆ど変化しないので、燃焼量を小さくするほど、火炎の長さが短くなるのに合わせて火炎の幅も狭くなるので、炉内における火炎幅方向での温度分布が悪くなる。
従って、ノズルを燃焼噴出体に装着した状態で、火炎形状を変更することが可能となるので、使い勝手を向上することができるようになった。
前記中央側噴出孔及び前記複数の側方側噴出孔の夫々が、孔の長さが孔の直径の2倍以上になるように形成されている点を特徴とする。
そして、央側噴出孔及び複数の側方側噴出孔の夫々から噴出されるガス燃料の拡散を抑制することが可能となることにより、形成される火炎の形状を安定化させることができる。
従って、火炎の形状を安定化させることができるので、炉内の加熱対象物の加熱を安定化させることができるようになった。
前記側方側噴出孔の噴出方向が、前記中央側噴出孔の噴出方向に対して、45°以下の傾斜角度にて外側に傾斜している点を特徴とする。
一方、中央側噴出孔と複数の側方側噴出孔とにより、ガス燃料を広げて噴出するにしても、広げ過ぎると、火炎に隙間が形成されて温度分布が悪くなるので好ましくない。
そこで、中央側噴出孔の噴出方向に対する側方側噴出孔の噴出方向の傾斜角度を、45°以下に設定することにより、火炎に隙間が形成されるのを防止することが可能となるのである。
従って、幅広の火炎を隙間が生じることなく適切に形成することが可能となるので、中央側噴出孔及び側方側噴出孔夫々からのガス燃料の噴出量を夫々所要の噴出量に設定することにより火炎形状を変更するに当たって、その火炎形状の変更可能範囲を、火炎に隙間が形成されるのを防止できながら、より一層大きくすることが可能となった。
前記燃料噴出体が円筒状に形成され、
前記ノズルの前記ガス燃料噴出側の前面が、前記燃料噴出体の長手方向に沿う長手方向視にて、前記燃料噴出体の側周面に沿う円弧状に形成されている点を特徴とする。
そこで、上述のように、ノズルの前面を燃料噴出体の側周面に沿う円弧状に形成することにより、ノズルの横幅方向での長さを長くしながらも、ノズルを燃料噴出体のノズル嵌め込み用開口に装着したときに、燃料噴出体の外周面からの突出量を極力少なくするように、又は、燃料噴出体の外周面から突出しないようにすることが可能となるので、ノズルの過熱を防止してノズルの耐久性を向上することが可能となる。
そして、幅広の火炎を隙間が生じることなく適切に形成することが可能となることにより、中央側噴出孔及び側方側噴出孔夫々からのガス燃料の噴出量を夫々所要の噴出量に設定することにより火炎形状を変更するに当たって、その火炎形状の変更可能範囲を、火炎に隙間が形成されるのを防止できながら、より一層大きくすることが可能となる。
従って、ノズルの耐久性を向上しながら、火炎形状の変更可能範囲をより一層大きくすることができるようになった。
前記中央側噴出孔の横断面積が前記内筒状体の横断面積よりも小さくなり、且つ、前記複数の側方側噴出孔の横断面積の総和が、前記燃料噴出体内に前記内筒状体により区画されて形成される流路の横断面積よりも小さくなるように構成されている点を特徴とする。
そして、ガス燃料を良好に緩慢燃焼させることにより、火炎の形成範囲を広くすることができるので、炉内の温度分布を小さくすることが可能となり、又、火炎の最高温度を低くすることができるので、低NOx化を図ることができる。
従って、炉内の温度分布を小さくし、且つ、低NOx化を図ることができるようになった。
先ず、燃焼装置を設けたガラス溶解炉について説明する。
図5及び図6に示すように、ガラス溶解炉は、溶解槽2を下部に備えると共にアーチ型の天井を備えた炉本体1を中央に設け、溶解槽2の一端からガラス原料を投入し、他端から溶融ガラスを取り出すように構成し、ガラス原料の移送方向Tに対して、炉本体1の左右夫々に、蓄熱室3を原料移送方向Tに沿って延設し、炉本体1の左右の炉壁4の上部に、複数の空気口(所謂ポート)5を原料移送方向Tに沿って並設し、蓄熱室3と各空気口5とを空気供給路6にて連通させて、所謂サイドポート式に構成してある。
つまり、空気供給路6は、溶解炉横側部の空気口5(供給口に相当する)を通して炉内7に空気を燃焼用酸素含有ガスとして供給するように構成してあり、酸素含有ガス供給路に相当する。
炉内7の燃焼ガスEは、ガス燃料Gの噴出を停止している燃料噴出体Bの側の空気口5から、蓄熱室3に流入し、蓄熱材を通過して、蓄熱材に排熱が回収された後、排気される。
蓄熱室3においては、燃焼ガスEを排出させる状態のときに、燃焼ガスEから排熱を蓄熱材に回収して蓄熱し、燃焼用空気Aを供給する状態のときには、蓄熱材の蓄熱により燃焼用空気Aを予熱する。そして、そのように予熱された燃焼用空気Aが、空気供給路6を通流して空気口5から炉内7に供給されるのである。
前述のように前記空気供給路6に設ける前記燃料噴出体Bは、基端側から先端側に向けてガス燃料を通流させるガス燃料流路20を内部に備えた横断面形状が円筒状の長尺状に形成してある。
燃料噴出体Bの側周壁の先端側に形成したノズル嵌め込み用開口10に嵌め込み状態で装着するノズル9に、ガス燃料噴出用の複数の噴出孔9a,9bを、前記燃料噴出体Bの長手方向に沿う長手方向視にて、前記ノズル9の横幅方向に並び且つノズル嵌め込み用開口10より露出するガス燃料噴出側の前面9cと燃料噴出体Bの内部に位置する内面における後面9dとの間に亘る状態で形成してある。
図1ないし図4に示すように、燃料噴出体Bは、それぞれ円筒状の外筒体11と内筒体12とを略同軸芯状に配置して、外筒体11及び内筒体12の基端部を、底板13にて閉塞し、内筒体12の先端は外筒体11の先端よりも引退させて、その外筒体11の先端部をキャップ14にて閉塞して構成してある。つまり、横断面形状が円筒状の燃料噴出体Bの側周壁は、外筒体11及び内筒体12から構成されている。
前記下部閉じ板16は、厚み方向視で円弧状に形成して、その下部閉じ板16により、前記切り欠き部分における下部部分の内筒体12と外筒体11との間を閉塞してある。
前記側方閉じ板17は、夫々長方形状に形成して、前記切り欠き部分における左右夫々の側の部分の内筒体12と外筒体11との間を閉塞してある。
各ノズル装着用柱18には、外側から内側に貫通するようにネジ挿通孔18bを形成してある。
そして、その内側燃料供給筒26を、先端を燃料噴出体Bのノズル嵌め込み用開口10に向けた状態で、長手方向を燃料噴出体Bの長手方向に沿わせた姿勢で、内筒体12の内部に設け、その基端側に燃料噴出筒Bの外部から中央側ガス燃料供給口32を連通接続してある。
この実施形態では、燃料噴出体Bの長手方向視にて、ノズル9の前記前面9cを燃料噴出体Bの側周面に沿う円弧状に形成し、ノズル9のガス燃料受入側の後面9dを、前面9cの側に凹入する凹入状に前記前面9cに平行状に形成し、燃料噴出体Bの長手方向に並ぶ上面9e及び下面9fを互いに平行で且つ前記前面9cに直交する平面状に形成してある。
又、ノズル9は、その前面9cを燃料噴出体Bの周方向の略半周にわたるように形成し、且つ、その後面9cを燃料噴出体Bの長手方向視にて中心角が略180°の円弧状に形成して構成してある。
具体的には、10個の噴出孔9a,9bを、燃料噴出体Bの周方向に5個並ぶ列が燃料噴出体Bの長手方向に2列になるように形成してある。
又、燃料噴出体Bの径方向に沿う径方向視にて、各噴出孔9a,9bの噴出方向は燃料噴出体Bの軸心に直交する方向になるように構成してある。
更に、各ノズル装着用柱18のネジ挿通孔18bに外れ止め用ネジ25を挿通してノズル9の取付板24に螺入することにより、ノズル9の外れを止めるように構成してある。
そして、燃料噴出体Bの前記ノズル装着部Bnを、ノズル9を、燃料噴出体Bの内部に位置する内面の全体をガス燃料流路20に露呈させる状態で支持するように構成してある。
そして、図6において実線にて示すように、燃焼量が最大のときは、溶解槽2の上方における火炎長手方向の略全長にわたる状態で、細長状の火炎Fが形成される。
又、燃焼量が小さくなるに伴って、中央側噴出孔9aからのガス燃料の噴出量に対する側方側噴出孔9bからのガス燃料の噴出量の比率が大きくなるので、火炎Fの長さは短くなるものの、幅が狭くなるのが抑制され、燃焼量が最小のときは、図6において一点差線にて示すように、長さは短いものの幅が広い幅広状の火炎Fが形成され、炉内7における火炎幅方向での温度分布を小さくすることできる。
次に別実施形態を説明する。
(イ) ノズル9の外形形状は上記の実施形態において例示した形状に限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態では、ノズル9のガス燃料受入側の後面9dを、ガス燃料噴出側の前面9cの側に凹入する凹入状に形成したが、燃料噴出体Bの長手方向視にて、ノズル9の前面9cを燃料噴出体Bの側周面に沿う円弧状に形成しても、後面9dは、直線状、即ち平面状に形成しても良い。
又、燃料噴出体Bの長手方向視にて、ノズル9の前面9cを燃料噴出体Bの側周面に沿う円弧状に形成し、後面9dを前面9cの側に凹入する円弧状に形成する場合、前面9c及び後面9dのいずれも中心角が180°よりも小さい円弧状に形成しても良い。
又、その場合、燃料噴出体Bの長手方向視にて円弧状の前面9c及び後面9d夫々の中心角を互いに異ならせても良い。
又、ノズル9の前面9cは、燃料噴出体Bの長手方向視にて燃料噴出体Bの側周面に沿う円弧状に形成する場合に限定されるものではなく、例えば、料噴出体Bの長手方向視にて、多角形状や直線状に形成しても良い。
例えば、ノズル9の横幅方向に並ぶ噴出孔9a,9bの列における噴出孔9a,9bの個数は、上記の実施形態の如き5個よりも多くしても良いし、少なくしても良い。
例えば、図8に示すように、ノズル9の横幅方向に噴出孔9a,9bを3個形成する場合は、中央側噴出孔9aは1個になる。
又、中央側噴出孔9bの両横側方夫々に、複数の側方側噴出孔9bを形成しても良い。
又、上記の実施形態のように、側方側噴出孔9bの噴出方向を中央側噴出孔9aの噴出方向に対して外側に傾斜させる場合に限定されるものではなく、図10に示すように、側方側噴出孔9bの噴出方向を中央側噴出孔9aの噴出方向と平行にしても良い。
以下、エンドポート式のガラス溶解炉について説明する。
炉体1の一側面を形成する炉壁4の外側に、2室の蓄熱室3を設けると共に、その炉壁4に、各蓄熱室3に対応させて空気口5を形成し、各蓄熱室3と各空気口5とを空気供給路6にて連通させて、各空気供給路6に対して、第1実施形態と同様の燃料噴出体Bを第1実施形態と同様に設けて、左右の燃料噴出体Bを用いて交番燃焼を行わせるように構成してある。
つまり、投入口4iからガラス原料を溶解槽2に投入して、そのガラス原料を、燃料噴出体Bを設けた側面側からそれに対向する側面側の取り出し孔4eに向けて、火炎Fの長手方向に沿って流動させながら溶融させ、取り出し孔4eを通じて、清浄な溶融ガラスを作業槽8に導くように構成してある。
透明ガラス用のガラス原料を溶解させる場合は、泡抜きを十分に行う必要があるので、ガラス原料を流動させながら加熱するに当たって、その流動経路の下手側において、即ち、炉内7における火炎長手方向の先側(取り出し孔4e側)おいて、十分に加熱する必要がある。
従って、炉内7における火炎長手方向での温度分布として、流動経路の上手側よりも下手側、即ち、炉内7における火炎長手方向の手前側よりも先側が高くなる温度分布が要求される。
従って、炉内7における火炎長手方向での温度分布として、流動経路の下手側よりも上手側、即ち、炉内7における火炎長手方向の先側よりも手前側が高くなる温度分布が要求される。
一方、色付きガラス用のガラス原料を溶解させる場合は、例えば、側方ガス燃料噴出量と中央ガス燃料噴出量との比を4:6として、図12において一点鎖線にて示すように、透明ガラス用のガラス原料を溶解させる場合の火炎Fと比較して、長さは短いが幅が広い幅広状の火炎Fを形成する。
6 酸素含有ガス供給路
7 炉内
9 ノズル
10 ノズル嵌め込み用開口
B 燃料噴出体
9a 噴出孔、中央側噴出孔
9b 噴出孔、側方側噴出孔
9c 前面
9d 内面、後面
26 内筒状体
30,31 燃料供給比率調節手段
Claims (5)
- 内部を通してガス燃料を通流させる横断面形状が筒状の長尺状の燃料噴出体が、加熱炉横側部の供給口を通して炉内に燃焼用酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給路内に突入する状態で設けられ、
前記燃料噴出体の側周壁の先端側に形成されたノズル嵌め込み用開口に嵌め込み状態で装着されるノズルに、ガス燃料噴出用の複数の噴出孔が、前記燃料噴出体の長手方向に沿う長手方向視にて、前記ノズルの横幅方向に並び且つ前記ノズル嵌め込み用開口より露出するガス燃料噴出側の前面と前記燃料噴出体の内部に位置する内面とにわたる状態で形成された加熱炉用の燃焼装置であって、
前記燃料噴出体の内部に、前記ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔のうちの中央側に位置する中央側噴出孔にガス燃料を供給する内筒状体が設けられ、
前記燃料噴出体内を通流するガス燃料を、前記ノズルの横幅方向に並ぶ複数の噴出孔のうちの前記中央側噴出孔の両横側方に位置する側方側噴出孔に供給するように構成され、
前記燃料噴出体内へのガス燃料の供給量と前記内筒状体内へのガス燃料の供給量との比率を調節する燃料供給比率調節手段が設けられている加熱炉用の燃焼装置。 - 前記中央側噴出孔及び前記複数の側方側噴出孔の夫々が、孔の長さが孔の直径の2倍以上になるように形成されている請求項1記載の加熱炉用の燃焼装置。
- 前記側方側噴出孔の噴出方向が、前記中央側噴出孔の噴出方向に対して、45°以下の傾斜角度にて外側に傾斜している請求項1または2記載の加熱炉用の燃焼装置。
- 前記燃料噴出体が円筒状に形成され、
前記ノズルの前記ガス燃料噴出側の前面が、前記燃料噴出体の長手方向に沿う長手方向視にて、前記燃料噴出体の側周面に沿う円弧状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱炉用の燃焼装置。 - 前記中央側噴出孔の横断面積が前記内筒状体の横断面積よりも小さくなり、且つ、前記複数の側方側噴出孔の横断面積の総和が、前記燃料噴出体内に前記内筒状体により区画されて形成される流路の横断面積よりも小さくなるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱炉用の燃焼装置。
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