JP4325111B2 - エネルギ供給システムおよびそれ用の中継制御端末器 - Google Patents

エネルギ供給システムおよびそれ用の中継制御端末器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気、ガス、水道等のエネルギを供給するシステム、それ用の中継制御端末器、及びそれ用のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平9−304439号公報には、従来の電力提供装置が開示されている。図21は、従来の電力提供装置の概略構成を示すものである。
電力の提供を受けようとする需要者は、磁気カード読取・記録装置20にクレジットカードを挿入し、外部入力装置18よりクレジットカードに対応したパスワードを入力する。CPU10は、A/D変換器12よりクレジットカードの情報を入力し、また、外部入力装置18よりパスワードを入力し、通信用モデム16を介してクレジット会社の通信端末にクレジットカードの情報及びパスワードを送信する。クレジット会社の通信端末では、クレジットカードの情報及びパスワードによりそのクレジットカードが使用可能であるか否かを判別しその結果を、通信モデム16を介してCPU10に返信する。クレジットカードが使用可能であるとの返信を受けたCPU10は、ソリッドステートリレー8を動作させる。この動作により、リレー開閉器4が閉じ、柱上配電線より電力が供給されることとなる。積算電力検出器6により使用電力量を検出し、CPU10は使用電力量に応じた料金を演算しその演算結果を、通信モデム16を介してクレジット会社の端末装置に送信することにより、電力料金を徴収する。
【0003】
また、クレジットカードに代えて、プリペイドカードを磁気カード読取・記憶装置20に挿入することにより、CPU10はソリッドステートリレー8を動作させ、電力を提供する例も開示されている。この場合には、プリペイドカードの残度数をCPU10が判別し、この残度数の範囲内でのみリレー開閉器4が閉じ、電力が提供されるように構成されている。
【0004】
従来の電力提供装置は、上述したように、磁気カード読取・記憶装置20でクレジットカードやプリペイドカードを読み込み、使用可能か否かを判別し、CPU10が使用電力量に応じた料金の請求或いは度数の削減を指令するので、磁気カード読取・記憶装置20の設置スペースが必要となり、かつ使用電力量の料金体系を変更することが困難であるという問題があった。
この発明は、これらの課題を解決するものであって、省スペース、使用エネルギの料金体系の変更に対応できるエネルギ供給システム、それ用の中継制御端末器、及びそれ用のプログラムを提供するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする手段】
この発明に係るエネルギ供給システムは、負荷へのエネルギの供給及び停止を開閉信号に応じて切り換えるスイッチ部と、上記スイッチ部に対応した識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信する識別サーバと、 第1の通信部により上記識別サーバに上記スイッチ部に対応した識別コードを送信した後、この識別サーバより上記閉信号を受信したとき、上記第1の通信部と通信方式の異なる第2の通信部により閉信号を上記スイッチ部に送信する中継制御端末器とを備えたものである。
【0006】
また、識別コードが付され、スイッチ部を収納するとともに、エネルギの使用量を計量する計器を有し、上記計器の識別コードは、上記スイッチ部に対応する識別コードである。
また、中継制御端末器を介して計器の計量値を収集する計量サーバを設けたものである。
【0007】
また、中継制御端末器は、現在の計量値データを計器から受信し、前回の計量値及び前回の計量以前のエネルギ使用量データを計量サーバから受信し、これらの受信信号に基づいてエネルギ使用量をその表示部に表示するように構成されたものである。
また、計量サーバは、エネルギ使用量と料金に関連する複数の料金コースからなる料金体系データを保持し、過去のエネルギ使用量に基づいて、現在適用中の料金コースとその他の料金コースのときの料金を夫々演算し、その他の料金コースの中から最も料金が低くなる料金コースを選出し、その料金コースを適用したときの料金と現在の料金コースを適用したときの料金に関する信号を中継制御端末器に送信するように構成されたものである。
また、中継制御端末器は、エネルギ使用量に関連する複数の料金コースからこの料金コースを変更するための入力部と、現在の料金コースを適用したときの料金とその他の料金コースを適用したときの料金とを表示する表示部とを同一画面に表示するように構成したものである。
【0008】
また、中継制御端末器は、識別コードとともに自己の電話番号を送信する携帯電話器であって、識別サーバは、上記電話番号を上記携帯電話器を管理する携帯電話サーバに送信し、この携帯電話サーバより上記携帯電話番号に基づく承認があったとき、上記識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信するように構成されたものである。
また、識別コードが付され、エネルギの使用量を計量する計器を有し、識別サーバは、上記計器の計量値に基づいて得られたエネルギ使用量に対応した料金を演算し、この料金の決済を依頼する信号を携帯電話サーバに送信するものである。
また、開閉信号は、開信号と閉信号で異なる信号としたものである。
また、開閉信号に関する情報を中継制御端末器に表示しないものである。
【0009】
また、スイッチ部は、中継制御端末器と所定の期間通信できないとき、開閉しエネルギ供給を停止するように構成されたものである。
また、スイッチ部は、預り金払込信号を入力し、その預り金払込額に応じてエネルギ供給停止までの所定の期間を延長するものである。
また、識別コードが付され、エネルギの使用量を計量する計器を有し、スイッチ部は、計量開始からの期間を検出し、この期間に応じてエネルギ供給停止までの所定の期間を延長するものである。
【0010】
また、第1、第2の負荷へのエネルギの供給及び停止を第1、第2の開閉信号に応じて切り換える第1、第2スイッチ部と、上記第1、第2スイッチ部を統括する統括識別コードからこれら第1、第2のスイッチ部に対応した第1、第2の識別コードを選出し、この第1、第2の識別コードに基づいて上記第1、第2のスイッチ部を開閉する開閉信号を送信する識別サーバと、上記識別サーバに上記第1、第2のスイッチ部を統括する統括識別コードを送信した後、上記第1、第2の識別コードとともに第1、第2の開閉信号を受信したとき、上記第1、第2スイッチ部に上記第1、第2の開閉信号を送信する中継制御端末器とを備えたものである。
また、中継制御端末器は、第2の通信部により通信可能な機器の識別コードを収集し、この収集した識別コードのうち、第1、第2の識別コードが一致する機器に第1、第2の開閉信号を送信するように構成されたものである。
【0011】
また、この発明に係るエネルギ供給システム用の中継制御端末器は、負荷へのエネルギの供給及び停止を閉開信号に応じて切り換えるスイッチ部に対応した識別コードを入力する手段と、識別サーバに上記識別コードを送信するとともにこの識別サーバからこの識別コードにより得られたスイッチ部の開信号を受信する第1の通信部と、上記第1の通信部と通信方式が異なり、上記識別サーバより上記閉信号を受信したとき、閉信号を上記スイッチ部に送信する第2の通信部とを備えたものである。
【0012】
また、この発明に係るエネルギ供給システム用のプログラムは、負荷へのエネルギの供給及び停止を閉開信号に応じて切り換えるスイッチ部に対応した識別コードを入力させるステップと、識別サーバに上記識別コードを第1の通信部より送信させるステップと、上記識別サーバから上記識別コードより得られたスイッチ部の開信号を上記第1の通信部により受信させるステップと、上記識別サーバより上記閉信号を受信したとき、上記第1の通信部と通信方式が異なる第2の通信部により、閉信号を上記スイッチ部に送信させるステップとを含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について説明する。実施の形態1では、電力、ガス、水道等のエネルギ供給システムのうち、電力の供給システムについて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る電力供給システムの概略構成を示すブロック図、図2は図1の電力量計の機能を説明するブロック図、図3は図1の携帯電話器の機能を説明するブロック図、図4は図1の電力供給システムの概略動作を説明するタイミングチャート、図5は図1の携帯電話器に表示される画面、図6は図1の携帯電話器で実行されるプログラムのフローチャートである。
【0014】
図1において、100は電力の供給を受けた負荷108が電力を消費するユーザ宅であり、例えば、賃貸マンションや賃貸アパートの一戸、長期滞在型ホテルや病院や養護施設の一室、オートキャンプ場、会議室、貸し倉庫等である。102は需要家(ユーザ)に配電線104を介して電力を供給する柱上配線電路、108は照明設備や空調設備等の負荷であり、配電線106を介して電力が供給される。配電線106には、負荷108及び配電線106を保護する図示しない回路遮断器が設けられている。
【0015】
110は、配電線104と配電線106間に直列に接続され負荷108への電力の供給を制御するスイッチ部114や、使用電力量の積算値等を表示する表示部118等を有し、その筐体にID番号124(識別コード)例えば製造番号が付された電力量計(計器)である。その詳細は図2を参照し、センサ部112は、負荷108に供給される電流及び電圧を計測する。スイッチ部114は、演算部116からの開閉信号に応じて開閉し、配電線104、106間をスイッチングする。演算部116は、センサ部112で計測された電流値及び電圧値並びに図示しない時計装置からの時刻により電力量を演算により求め、表示部118に表示させる。120はbluetooth(近距離の無線データ通信規格:Telefonaktiebolaget LM Ericsson社の登録商標)対応の通信部であり、演算部116の指令により、アンテナ122を介して外部のbluetooth対応機器と通信する。
【0016】
図3を参照し、130は通信方式の異なる2系統の通信部134、136、液晶の表示部132等を有する中継制御端末器例えば携帯電話器である。第1の通信部134は電話通信プロトコルに対応しWWW(World Wide Web)ブラウザ機能を有し、電力会社サーバ150とインターネット回線140を介して通信できる。また、第2の通信部136は、bluetooth対応であり電力量計110と通信できる。131は、制御指令や演算処理する演算部(CPU)、132は演算部131の表示指令に応じた表示をする液晶の表示部、134は第1の通信部、135は第1の通信部134の周波数帯域の信号を送受信するアンテナ、136は第2の通信部、137は第2の通信部136の周波数帯域の信号を送受信するアンテナ、138は半導体のメモリにより構成された記憶部、139はテンキー等などの数値、文字を入力する入力部である。
【0017】
図1に戻って、150は電力会社の管理する電力会社サーバ(識別サーバ、計量サーバ)であり、携帯電話器130がダウンロードして電力の使用開始、料金の表示等をするソフトウェア、ID番号124に対応しスイッチ部114を開閉させるためのパスワード、電力料金体系等を記憶している。160は携帯電話器のサービスを提供する電話会社の管理する電話会社サーバ(携帯電話サーバ)であり、携帯電話器130の電話番号、契約者氏名、支払い実績、決済口座等のデータを記憶している。170はクレジット会社の管理するクレジット会社サーバであり、電力会社サーバ150や電話会社サーバ160からの請求に応じて、電力料金や電話料金を金融機関等からオンラインにより精算(決済)する。
【0018】
次に動作について説明する。
(入居時)
図1〜図6を参照し、ユーザは、新たにユーザ宅100に入居したとき、携帯電話器130のWWWブラウザ機能により電力会社サーバ150の新規入居画面にアクセスし(S100)、新規入居用のJAVAアプレット(ソフトウェア(SW))をダウンロードする(S102)。
このJAVAアプレットを起動すると(S102a)、新規入居画面W100(図5(a))が表示される(S102b)。ユーザは電力量計110のID番号124を参照して、ID番号を入力ボックス200より入力し(S110a)、退居日時が予め決まっていれば退居日時を入力ボックス202より入力し(S110b)、電力料金の決済方式を選択ボックス204より選択した(S110c)後、送信釦206を押下(実行)する。
この操作により送信指令を検出すると(S110d)、新規入力画面W100を設定画面W102(図5(b))に切り換えるとともに、電話番号を携帯電話器130の記憶部138から取得し(S110f)、ID番号とともに電力会社サーバ150へ送信する(S110)。
【0019】
なお、S110aにおけるID番号124の入力は、キー入力でもよいが、新規入居画面W100において、例えばプルダウンメニュー形式で、通信可能なbluetooth対応機器の一覧を表示させ、その中から選択するようにしてもよく、この方式は入力ミスがないので好ましい。ID番号124が入力されたとき、このID番号124を記憶部138に記憶すれば、これ以降ID番号124が必要なときは記憶部138から呼び出して使用することができる。
また、S110cにおける選択ボックス203で選択する決済方式とは、携帯電話器130の使用料と同一口座による清算(引き落とし)、指定金融機関による清算(引き落とし)、請求書(用紙)の配送等の方式である。
実施の形態1では、決済方式として、携帯電話器130の使用料と同一口座による清算、退居日時は未入力の場合について説明する。
【0020】
S110によりID番号及び電話番号を受信した電力会社サーバ150は、承認要求とともに電話番号を電話会社サーバ160に送信する(S112)。
電話会社サーバ160は、送信された電話番号が自己の管理・管轄するものであることを承認し(S114)、承認応答を電力会社サーバ150に送信する(S116)。S114において、電力会社サーバ160は、自己の管理・管轄するものであることに加え、この電話番号の携帯電話器130のユーザが所定期間料金を未納でないとき承認するようにしてもよい。
【0021】
S116により承認応答を受信した電力会社サーバ150は、ID番号124に対応するパスワードを選択し携帯電話器130に送信する(S118)。携帯電話器130はパスワードの受信を検出すると(S118a)、このパスワードを電力量計110に送信する(S120)とともに自己の記憶部138にこのパスワードを記憶する。
S120によりパスワードを受信した電力量計110は、演算部116により電力量計110の図示しない記憶部に記憶されたパスワードと、S120により受信したパスワードを比較し、一致するとき、演算部116はスイッチ部114に閉信号を与える。この閉信号によりスイッチ部114が閉成(ON)し、負荷108に電力が供給される(S122)。
これにより、電力量計110のセンサ部112及び演算部116により電力量の計測を開始するとともに、その計測開始時の初期指示値(初期検針値)を携帯電話器130に送信する(S124)。
携帯電話器130は、S124により初期指示値の受信を検出すると(S124a)、初期指示値を電力会社サーバ150に送信し(S126)、その表示部に使用表示画面W104(図5(c))を表示する(S126a)。使用表示画面W104の表示の詳細に(S202、S204、S206)ついては後述する。
【0022】
(料金徴収)
電力会社サーバ150は、所定の期間毎、例えば1ヶ月毎に、携帯電話器130に検針要求をする(S130)。S130により検針要求を受信したとき(S132a)、携帯電話器130は電力量計110に検針(値)を要求する(S132)。
S132により検討要求を受信した電力量計110は、そのときの指示値を検針値として、携帯電話器130に送信する(S134)。なお、電力量計110はS134により指示値を送信するまでは所定の期間毎の指示値を図示しない記憶装置に記憶しておくことが好ましい。S134により検針応答を受信したとき(S134a)、携帯電話器130は指示値を電力会社サーバ150に送信する(S136)。
電力会社サーバ150は、当月の指示値から前月の指示値の差に応じて電力料金を求める(S138)。ユーザが入居後、第1回目の電力料金は、当月の指示値からS126における初期指示値の差に応じて求めることとなる。
【0023】
S138により電力料金を求めた電力会社サーバ150は、携帯電話器130に当月の電力料金に係る請求額及び使用電力量を通知する(S140)。この通知を受信すると(S140a)、携帯電話器130の表示部に請求画面W106(図5(d))が表示され(S140b)、ユーザはコメント220により請求額を確認することができる。この画面W106の使用表示画面へ釦222を押下すると使用表示画面W104に戻る(S140c)。
また、電力会社サーバ150は、請求額と携帯電話器130の電話番号の情報を含む信号を電話会社サーバ160に送信し、決済を要求する(S142)。
S142により電力料金の決済要求を受けた電話会社サーバ160は、クレジット会社サーバ170に携帯電話器130の使用料金を決済するクレジット会社の口座番号、決済金額、債務者(ユーザ)氏名を通知する(S144)。クレジット会社は、携帯電話器130の使用料金と併せて電力料金を決済し、ユーザ、電力会社に領収を通知する。
【0024】
なお、携帯電話器130は、S124により初期指示値を受信したとき初期指示値を、S134により検針応答を受信したときその指示値を、S140aの通知により当月の電力料金及び使用電力量を受信したときその電力料金及び使用電力量を、記憶部138に記憶することが好ましい。この場合、指示値、電力料金、使用電力量は、最新のもののみを記憶することが記憶容量の削減の観点から好ましい。
【0025】
(退居時)
ユーザは、ユーザ宅100から退居するとき、使用表示画面W104の退居項目218「#」を選択する。この選択により、携帯電話器130は退居指令を検出し(S200a)、退居用の画面W110(図5(e))を表示する(S200b)。なお、S110bにより予め退居日時が入力されているときは、演算部116は自己の時計装置による日時と入力された退居日時を比較し、一致するとき退居指令を検出することとなる(S200a)。
ついで、入力ボックス230から退居日時を入力し(S200c)、送信釦232を押下すると(S200d)、ID番号124及び退居日時を含む退居情報が電力会社サーバ150に通知される(S200)。
また、S200dにより送信釦232が押下されると、ID番号124、電力量計110に現在の指示値である検針値を要求する情報、及びスイッチ部114を開離(OFF)させるパスワードを含む情報を送信する(S212)。なお、パスワードはS118により携帯電話器130の記憶部138に記憶しておいたものを読み出す。
【0026】
S212によりパスワードを受信した電力量計110は、演算部116により電力量計110の図示しない記憶部に記憶されたパスワードと、S212により受信したパスワードを比較し、一致するとき、演算部116はスイッチ部114に開信号を与える。このスイッチ部114の開離により負荷118への電力供給が停止される(S214)。
また、電力量計110は、そのときの指示値を検針値として、携帯電話器130に送信する(S216)。
携帯電話器130はS216による検針応答を受信すると(S216a)、その指示値を電力会社サーバ150に送信する(S218)。
【0027】
S220により電力料金を求めた電力会社サーバ150は、携帯電話器130に当月の電力料金に係る請求額を通知する(S222)。この通知を受信すると(S222a)、携帯電話器130の画面に請求画面W108(図5(d1))が表示され(S222b)、ユーザはコメント220により請求額を確認することができる。この画面W106の終了釦224を押下すると新規入居用のJAVAアプレットは全て終了する(S222c)。
また、電力会社サーバ150は、S218により受信した指示値から前月の指示値の差に応じて電力料金を求める(S220)。その後、S142、S144の手順と同様にして請求、決済、債権回収を行う(S224、S226)。
【0028】
以上のように、javaアプレットを電力会社サーバ150よりダウンロードし、携帯電話器130を介して、電力会社サーバ150から電力量計110のスイッチ部114へID番号124に対応したパスワード(開閉信号)を与えることができ、専用の磁気カードリーダや通信設備を不要にできる。また、ユーザ単位で、電力の使用、料金支払いをできるので、大家、管理会社等による料金集計等の管理が不要となる。
また、電力量計110の指示値を電力会社サーバ150に送信するので、javaアプレット(ソフトウェア)をアップグレード或いは変更するのみで、電力料金体系の変更や、夜間電力使用契約や時間帯別電力使用契約等様々な料金体系の中から容易に使用形態(契約方法)を選択或いは変更することができる。
【0029】
また、スイッチ部114は、電力量計110の封印された筐体内部にあり、その開閉信号となるパスワードは電力会社サーバ150に保管されているので、セキュリティレベルが高く盗電を効果的に予防できる。
また、パスワードは携帯電話器130の表示部132に表示されないので、ユーザにパスワードを知られることがない。また、パスワードを暗号化することがセキュリティの観点からは好ましい。
【0030】
また、S126により、電力量計110の初期指示値を電力会社サーバ150に送信するので、それまでの計量値の累積を知ることができ、電力量計110の使用状況を把握するとともにその寿命管理をすることができる
また、携帯電話器130の電話番号により電力供給の承認をするので、暗証番号等を入力する必要がなくユーザの個人情報が漏洩しないとともに、その承認が容易である。
また、電力料金を携帯電話器130の使用料金と同一の口座により決済するので、新たに決済口座を設ける必要がなく、かつ確実に料金を清算(回収)できる。
【0031】
実施の形態2
実施の形態2では、使用表示画面W104(図5(c))の使用時の動作について説明する。図7は携帯電話器の使用時の表示画面を示す図である。図8はトレンド表示を説明するフローチャート、図9は見積り表示を説明するフローチャート、図10は過去実績表示を説明するフローチャートである。図11は電力会社サーバに記憶される料金体系テーブルを示す表図である。
S126a(図6)により表示された使用表示画面W104(図5(c))から1〜3のいずれかの項目番号を選択すると、表示指令を検出し(S202)、その表示指令に応じた表示画面が表示される(S204)。その後、戻る釦244を押下すると表示部が使用表示画面W104に切り換わる(S206)。
【0032】
(項目番号1)
項目番号1のトレンド表示212を選択すると(S202a)、電力会社サーバ150に月別のトレンドデータを要求し(S202b)、このデータを受信するとこのデータに基づいて月別のグラフ240(この例では9ヶ月間)を作成し(S202c)、表示部がトレンド表示画面(月)W130(図7(c1))に切り換わる(S204)。グラフ240は、横軸が月、縦軸が使用電力量を示し、当月(8月)の使用電力量を○印で表示している。
【0033】
この画面W130の日別釦242を押下すると(S208a)、電力量計110に当月の日別使用電力量データを要求し(S208b)、このデータを受信するとこのデータに基づいて日別のグラフ246(この例では7日間)を作成し(S208c)、トレンド表示画面(日)W132(図7(c2))に切り換わる(S208d)。トレンド表示画面(日)W132は、横軸が日、縦軸が使用電力量を示し、前日(20日)までのデータを表している。
トレンド表示画面(月)W130、トレンド表示画面(日)W132で、戻る釦244を押下すると表示部が使用表示画面W104に切り換わる(S206)。
【0034】
(項目番号2)
項目番号2の見積り表示214を選択すると(S202d)、電力量計110に当月の現在迄の使用電力量データを要求し(S202e)、このデータを受信するとこのデータを記憶部138に記憶するとともに(S202f)、電力会社サーバ150に当月の見積り要求信号を送信する(S202g)。この要求信号には、S202fで受信したデータ、ID番号124を含んでいる。
【0035】
S202gにより見積り要求信号を受信した電力会社サーバ150は、ID番号124に対応した前月の使用電力量を自己の記憶装置から呼び出し、この値と、現在迄の使用電力量(S202fで受信したデータ)、料金体系等に基づいて、当月の電力料金の見積り値を演算する。その後、電力会社サーバ150は、当月の電力料金の見積り値と、前月の使用電力量とを見積り応答として携帯電話器130に送信する。
【0036】
見積り応答を受信した(S202h)携帯電話器130は、電力会社サーバ150から受信した見積り値、前月の使用電力量、自己の記憶部138に記憶している当月の現在迄の使用電力量を、見積り表示画面W134(図7(c3))に表示する(S204)。即ち、見積り表示画面W134は、その表示領域250に、当月の現在までの使用電力量である現在電力量○○kWhと、前月の使用電力量である前月電力量××kWhと、当月見積り△△円を表示している。
見積り表示画面W134で、戻る釦244を押下すると表示部が使用表示画面W104に切り換わる(S206)。
【0037】
(項目番号3)
項目番号3の過去実績表示216を選択すると(202i)、電力会社サーバ150にID番号124、使用電力量及び電力料金に関する過去実績データを要求する信号を送信する(S202j)。電力会社サーバ150では、要求に応じた過去実績データと、この過去実績に基づいて推奨コースにおける電力料金データ、料金体系のコース番号、及びその料金体系を携帯電話器130に送信する。
ここで、推奨コースにおける電力料金とは、図11に示す料金体系テーブルを電力会社サーバ150は有しており、この料金体系の中から例えば前2ヶ月(6月と7月)の指示値データを用いて電力料金の和が最も低いものを選出した料金である。図11において、コース01は、基本料金がなく従量料金のみ、コース02は基本料金がなく、平日と休日でその従量料金単価が異なる、コース03〜05は基本料金があり、従量料金のみ、昼間と夜間でその従量料金単価が異なる、使用電力量によりその従量料金単価が異なる例を示している。そして、コース02、コース04の料金体系に対応するためには、S134、S136においてそのときの指示値に加えて、曜日別、時間帯別の指示値を併せて受信するようにしておく必要がある。
【0038】
電力会社サーバ150から過去実績データ及び推奨コースに関するデータを受信した携帯電話器130は、その受信データに含まれる過去の使用電力量、電力料金及び推奨コースにおける電力料金を、過去実績表示画面W136(図7(c4))に表示する(S204)。即ち、過去実績表示画面W136は、その表示領域260に、前月(7月)と前々月(6月)の使用電力量(kWh)と電力料金(円)、及び各月の推奨コースにおける電力料金を表示している。
過去実績表示画面W136で、戻る釦244を押下すると表示部が使用表示画面W104に切り換わる(S206)。
【0039】
一方、過去実績表示画面W136の推奨コース釦262を押下すると(S205a)、推奨コース表示画面W138(図7(c5))が表示される(S205b)。表示領域264には、現在のコース番号とその料金体系、及び推奨のコース番号とその料金体系が表示されている。
推奨コース表示画面W138で、コース変更釦264を押下すると(S205c)、携帯電話器130は、電力会社サーバ150に料金体系のコースを変更する信号を送信する(S205d)。この信号を受信した、電力会社サーバ150は翌月(次料金精算期間)から変更された料金体系に応じて、電力料金を計算し、精算する。
一方、推奨コース表示画面W138で、戻る釦244を押下すると(S206)料金体系は変更さず、表示部が使用表示画面W104に切り換わる。
【0040】
以上のように、当月のデータを電力量計110に、過去のデータ電力会社サーバ150から得て、また、電力料金を電力会社サーバ150で演算するので、常時最新のデータを得ることができるとともに、電力料金の体系が変わっても即座に対応でき、さらに携帯電話器130の記憶部138の容量が小さいもので実現できる。
また、電力料金とともに料金体系の異なるコースから最適な(この実施の形態では最低料金)を表示するので、ユーザにとって安価にエネルギの提供を受けられるというメリットがある。また、コース選択釦264を押下するのみで、料金体系の異なるコースに変更でき手続きが容易である。また、現在のコースと推奨コースの料金体系とコース変更釦264が同一画面に表示されているので、操作を誤ってコースを変更する可能性が低い。
【0041】
実施の形態3
図12は実施の形態3に係る電力供給システムの動作を説明するフローチャートである。実施の形態3は電力量計110のスイッチ部114のパスワードを携帯電話器130の記憶部138に記憶しない点で実施の形態1と相違する。即ち、図12において、S120B、S210、S212Bが実施の形態1と相違する。その他の構成は実施の形態1と同様のであるのでその説明を省略する。
【0042】
次にこの相違を中心に動作を説明する。
入居時には、S118a(図6)により携帯電話器130がパスワードの受信を検出すると、このパスワードを電力量計110に送信する(S120B)。このとき、パスワードは携帯電話器130に保存しない。
退居時には、S200によりID番号124を含む退居通知を受信した電力会社サーバ150は、ID番号124に該当するパスワードを選択し携帯電話器130に送信する(S210)。この信号を受信した携帯電話器130は、電力量計110に現在の指示値である検針値を要求する情報、及びスイッチ部114を開離(OFF)させるパスワードを含む情報を送信する(S212B)。
【0043】
以上のように、携帯電話器130の記憶部138にパスワードを記憶しないので、パスワードが漏洩することを防止できる。
また、S120Bで電力量計110に送信するパスワードと、S212Bで電力量計110に送信するパスワードを異なるものとすることが好ましい。例えば、2台の携帯電話器130、110を使用するユーザが、誤って別の時に各携帯電話器130、110から電力会社サーバ150にアクセスし設定作業をすると、電力量計110は2度目のパスワード受信を退居指令と判断し、スイッチ部114を開離させるという問題がなく、システムの安定性に優れるからである。
【0044】
実施の形態4
この発明の実施の形態4について説明する。図13は実施の形態4に係る電力量計の動作を説明するフローチャートである。図14は携帯電話器のメッセージ画面を示す図である。図15は電力供給システムの入居時の動作を説明するタイミングチャートである。
実施の形態1で説明したように、ユーザが入居したとき、S122(図4、図13)により電力量計110のスイッチ部114が閉成し、負荷108に電力が供給される。
その後、電力量計110と携帯電話器130等のbluetooth機器は、bluetooth通信により、定期的に自己の通信可能相手を検出し、把握している。
電力量計110は、スイッチ部114を開離する基準となる所定の期間Tを演算し(S302〜S304)、携帯電話器130との通信が不通となってからの通信不通期間tと所定の期間Tとを比較している(S306)。
【0045】
ここで、所定の期間Tは、下式1により定められるもので、Tkは預り金の額に応じて増加する関数、Tcは契約継続期間に応じて増加する関数である。例えば、下式1は、預り金0円、契約継続期間0ヶ月、T0=10日のときは、T=T0=10日となる。
T=K*Tk+C*Tc+T0 ・・・(式1)
但し、K:定数、C:定数、T0:定数、Tk:預り金情報、Tc:契約継続情報
ここで、預り金とは、予め決済口座に所定の金額を入金しておき、電気料金未納時に優先的にその所定の金額の範囲内で決済権を電力会社に与えたもので、電気料金を完納して退居する際にはユーザに返金される。
【0046】
預り金の入金は、例えば、S302の対応としては、S110d(図6)で送信指令がなされた後、設定画面W102に代えて、メッセージ画面W140(図1(b1))を表示さること、また、S310の対応としては、使用表示画面W104(図5(c))に選択釦を設けておき、メッセージ画面W140(図14(b1))を表示さることで実現できる。メッセージ画面W140には10日不在で断電すること、また、ユーザが預り金を入金することで、式1に従った期間、例えば2000円で10日、5000円で50日断電期間が延長されることが表示されている。ユーザは、メッセージ画面W140の入金ボックス270に所定の金額(0円を含む)を入力し、送信釦274を押下することで断電期間を延長することができる(金額が0円の時は延長0日)。
【0047】
送信釦274を押下すると、携帯電話器130はID番号124とともに入金ボックス270に入金された金額である預り金情報を電力会社サーバ150に送信する(S128A)。
電力会社サーバ150は電話会社サーバ160に預り金の決済を請求し(S128B)、この請求を受信した電話会社サーバ160はクレジット会社サーバ170に所定の金額の決済を依頼する(S128C)。
クレジット会社サーバ170が所定の金額を決済すると、電話会社サーバ160に承認応答し(S128D)、この応答を受信した電話会社サーバ160は電力会社サーバ150に承認応答する(S128E)。
S128Eにより承認応答を受信した電力会社サーバ150は、預り金情報を携帯電話器130に送信する(S128F)。
S128Fを受信した携帯電話器130は預り金情報を電力量計110に送信する(S128G)。S128Gによる預り金情報は、S310或いはS314で入力され、その値をS303で代入することにより、断電期間が延長される。
【0048】
以上のように、bluetooth機器間の通信により相手の不在を検出するようにしたので、この不在期間が所定の期間を超えたとき断電することができ、不要な電力の消費を抑制でき、さらに料金未回収時の損失リスクが少ない。この効果は特に短期滞在型のユーザ宅の場合に特に有効である。
また、預り金や契約継続期間に応じて断電までの期間を延長できるので、不要な電力の消費を抑制でき、さらに料金未回収時の損失リスクが少ない。
【0049】
なお、預り金や契約継続期間による断電期間の延長をさせるプログラム、式1、或いは式1の定数は、予め電力量計110に記憶させておいても良いが、電力会社サーバ150にこれらの情報を記憶しておき、S102(図15)のSWダウンロードの際に併せてダウンロードし、携帯電話器130を介して、S120のパスワード送信の際に併せて電力量計110に送信し、設定するようにしてもよい。この場合には、電力量計110の使用状況や設置場所や預り金等と断電期間を容易に変更できるので好ましい。
また、断電期間を、式1により演算によって求める例について説明したが、預り金と契約継続期間と断電期間との関係を予め定めたテーブルを準備しておき、このテーブルを参照して断電気間を求めるものであってもよい。
【0050】
実施の形態5
実施の形態5ではエネルギ供給システムとして、電力、ガス、水を供給する例について説明する。
図16は実施の形態5の電力、ガス、水を供給するシステムの概略構成を示すブロック図である。図17は図16の電力、ガス、水供給システムの概略動作を説明するタイミングチャートである。図18は図16の入力支援サーバに保管されたユーザ宅ID番号に対応する計器ID番号及びパスワードテーブルを示す図であり、パスワードは暗号化されており*****と表記してある。図19は図16の携帯電話器が収集した通信可能なbluetooth対応機器のID番号を説明する表図、図20は図16の携帯電話器に表示される画面を示す図である。
【0051】
図16において、502は需要家(ユーザ)に屋外ガス配管504を介してガスを供給するガス管、508はガス給湯器、ガスコンロ等の負荷であり、屋内ガス配管506を介してガスが供給される。510は、屋外ガス配管504と屋内ガス配管506間に直列に接続され負荷508へのガスの供給を制御するスイッチ部(バルブ)514や、ガス使用量の積算値等を表示する表示部518等を有し、その筐体にID番号524が付されたガス計であり、bluetooth通信機能を有している。
【0052】
602は需要家(ユーザ)に屋外配管604を介して水を供給する水道主管、608は水道蛇口等の負荷であり、屋内配管606を介して水が供給される。610は、屋外配管604と屋内配管606間に直列に接続され負荷608への水の供給を制御するスイッチ部(バルブ)614や、水使用量の積算値等を表示する表示部618等を有し、その筐体にID番号624が付された水道計であり、bluetooth通信機能を有している。
【0053】
800はユーザ宅100を識別するユーザ宅ID番号(統括識別コード)と入居支援サーバ700のアドレス(IP(internet protocol)アドレス、或いはHTTP(hyper text transfer protocol)アドレス)とが記載されたユーザ宅情報であり、入り口ドア等に設置されている。180はガス会社の管理するガス会社サーバであり、携帯電話器130がダウンロードしてガスの使用開始、料金の表示等をするソフトウェアを記憶している。190は水道会社の管理する水道会社サーバであり、携帯電話器130がダウンロードして水道の使用開始、料金の表示等をするソフトウェアを記憶している。700は電気、ガス、水道の使用開始、料金の表示等をするソフトウェアを記憶している入居支援サーバである。なお、ガス会社サーバ180、水道会社サーバ190に記憶しているソフトウェアは実施の形態1〜4で説明した電力会社サーバ150に記憶されたソフトウェアと同様のものである。その他の構成は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0054】
次に動作を説明する。
(入居時)
ユーザは、新たにユーザ宅100に入居したとき、ユーザ宅情報800に記載されたアドレスにアクセスし(S500)、新規入居用のJAVAアプレット(ソフトウェア(SW))をダウンロードする(S502)。
このJAVAアプレットを起動すると、新規入居画面W500(図20(a))が表示される。ユーザはユーザ宅情報800のユーザ宅ID番号を参照して、ユーザ宅ID番号(この例ではU003)を入力ボックス500より入力し、退居日時が予め決まっていれば退居日時を入力ボックス502より入力し、電力、ガス、水道料金の決済方式を選択ボックス504より選択した後、送信釦506を押下(実行)する。
この操作により、新規入力画面W500を設定画面W502(図20(b))に切り換えるとともに、電話番号を携帯電話器130の図示しない記憶装置から取得し、ユーザ宅ID番号とともに入力支援サーバ700へ送信する(S510)。
【0055】
S510によりユーザ宅ID番号及び電話番号を受信した入居支援サーバ700は、電話番号を電話会社サーバ160に送信する(S512)。
電話会社サーバ160は、送信された電話番号が自己の管理・管轄するものであることを承認し(S514)、承認応答を入居支援サーバ700に送信する(S516)。
【0056】
S516により承認応答を受信した入居支援サーバ700は、ユーザ宅ID番号に対応する計器ID番号及びパスワードテーブル(図18)を参照し、ユーザ宅ID番号(この場合U003)に対応した計器のID番号124、524、624(この場合E222、G814、M009)及び対応したパスワードを携帯電話器130に送信する(S518)。携帯電話器130はID番号124、524、624及び対応したパスワードを受信すると、受信したID番号124、524、624(図19の登録ID)に一致するID番号を通信可能なbluetooth対応機器(図19の検出ID)から選出し、電力量計110、ガス計510、水道計610に送信する(S520A、S520B、S520C)とともに自己の記憶部138にこれらのパスワードを記憶する。
【0057】
S520A、S520B、S520Cによりパスワードを受信した電力量計110、ガス計510、水道計610は、夫々の図示しない記憶部に記憶されたパスワードと、受信したパスワードを比較し、一致するとき、スイッチ部114、514、614に閉信号、開信号、開信号を与える。この閉信号、開信号、開信号によりスイッチ部114、514、614が閉成(ON)、開放、開放し、負荷108、508、608に電力、ガス、水が供給される(S522A、S522B、S522C)。
これにより、電力量計110、ガス計510、水道計610は、電力量、ガス量、水量の計測を開始するとともに、その計測開始時の初期指示値を携帯電話器130に送信する(S524A、S524B、S524C)。
携帯電話器130は、S524A、S524B、S524Cにより初期指示値を受信すると、初期指示値を電力会社サーバ150、ガス会社サーバ180、水道会社サーバ190に送信し(S526A、S526B、S526C)、その表示部に使用表示画面W504(図20(c))が表示される。
【0058】
料金徴収は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
退居時には、退居指令が、入力支援サーバ700を介して電力会社サーバ150、ガス会社サーバ180、水道会社サーバ190に送信される点を除いては実施の形態1と同様である。
なお、実施の形態1で説明したように、携帯電話器130のWWWブラウザ機能により電力会社サーバ150の新規入居画面にアクセスして、電力の供給を受け、電力と同様にして、ガス会社サーバ180、水道会社サーバの新規入居画面にアクセスして、ガス、水の供給を受けることもできる。
【0059】
以上のように、ユーザはユーザ宅情報800ユーザ宅ID番号を一度入力するのみで、入居時や退居時の手続きができ、効率的である
【0060】
【発明の効果】
この発明に係るエネルギ供給システムは、負荷へのエネルギの供給及び停止を開閉信号に応じて切り換えるスイッチ部と、上記スイッチ部に対応した識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信する識別サーバと、 第1の通信部により上記識別サーバに上記スイッチ部に対応した識別コードを送信した後、この識別サーバより上記閉信号を受信したとき、上記第1の通信部と通信方式の異なる第2の通信部により閉信号を上記スイッチ部に送信する中継制御端末器とを備えたので、磁気カードリーダ等が不要となり省スペース化できる。
【0061】
また、識別コードが付され、スイッチ部を収納するとともに、エネルギの使用量を計量する計器を有し、上記計器の識別コードは、上記スイッチ部に対応する識別コードであるので、セキュリティの高いシステムを提供できる。
【0062】
また、中継制御端末器を介して計器の計量値を収集する計量サーバを設けたので、検針員や大家による検針が不要となり、かつ、料金体系の変更にも容易に対応できる。
【0063】
また、中継制御端末器は、現在の計量値データを計器から受信し、前回の計量値及び前回の計量以前のエネルギ使用量データを計量サーバから受信し、これらの受信信号に基づいてエネルギ使用量をその表示部に表示するように構成されたので、中継制御端末器の記憶部の容量を小さくできる。
【0064】
また、計量サーバは、エネルギ使用量と料金に関連する複数の料金コースからなる料金体系データを保持し、過去のエネルギ使用量に基づいて、現在適用中の料金コースとその他の料金コースのときの料金を夫々演算し、その他の料金コースの中から最も料金が低くなる料金コースを選出し、その料金コースを適用したときの料金と現在の料金コースを適用したときの料金に関する信号を中継制御端末器に送信するように構成されたので、ユーザが安価にエネルギの供給を受けられる。
【0065】
また、中継制御端末器は、エネルギ使用量に関連する複数の料金コースからこの料金コースを変更するための入力部と、現在の料金コースを適用したときの料金とその他の料金コースを適用したときの料金とを表示する表示部とを同一画面に表示するように構成したので、誤操作が少なく、かつ安価にエネルギの供給を受けられる。
【0066】
また、中継制御端末器は、識別コードとともに自己の電話番号を送信する携帯電話器であって、識別サーバは、上記電話番号を上記携帯電話器を管理する携帯電話サーバに送信し、この携帯電話サーバより上記携帯電話番号に基づく承認があったとき、上記識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信するように構成されたので、ユーザの個人情報が漏洩しないとともに、容易に承認することができる。
【0067】
また、識別コードが付され、エネルギの使用量を計量する計器を有し、識別サーバは、上記計器の計量値に基づいて得られたエネルギ使用量に対応した料金を演算し、この料金の決済を依頼する信号を携帯電話サーバに送信するので、容易に決済が可能とあり、かつ確実に料金を精算できる。
【0068】
また、開閉信号は、開信号と閉信号で異なる信号としたので、誤動作によりスイッチ部が開閉することを防止できる。
【0069】
また、開閉信号に関する情報を中継制御端末器に表示しないので、セキュリティが優れる。
【0070】
また、スイッチ部は、中継制御端末器と所定の期間通信できないとき、開閉しエネルギ供給を停止するように構成されたので、不要なエネルギ消費を抑制でき、かつ料金未回収の損失リスクが少ない。
【0071】
また、スイッチ部は、預り金払込信号を入力し、その預り金払込額に応じてエネルギ供給停止までの所定の期間を延長するので、ユーザが利用しやすく、さらに料金未回収の損失リスクが少ない。
【0072】
また、識別コードが付され、エネルギの使用量を計量する計器を有し、スイッチ部は、計量開始からの期間を検出し、この期間に応じてエネルギ供給停止までの所定の期間を延長するので、ユーザが利用しやすく、さらに料金未回収の損失リスクが少ない。
【0073】
また、第1、第2の負荷へのエネルギの供給及び停止を第1、第2の開閉信号に応じて切り換える第1、第2スイッチ部と、上記第1、第2スイッチ部を統括する統括識別コードからこれら第1、第2のスイッチ部に対応した第1、第2の識別コードを選出し、この第1、第2の識別コードに基づいて上記第1、第2のスイッチ部を開閉する開閉信号を送信する識別サーバと、上記識別サーバに上記第1、第2のスイッチ部を統括する統括識別コードを送信した後、上記第1、第2の識別コードとともに第1、第2の開閉信号を受信したとき、上記第1、第2スイッチ部に上記第1、第2の開閉信号を送信する中継制御端末器とを備えたので、省スペース化で、きかつユーザの使用手続き処理が緩和される。
【0074】
また、中継制御端末器は、第2の通信部により通信可能な機器の識別コードを収集し、この収集した識別コードのうち、第1、第2の識別コードが一致する機器に第1、第2の開閉信号を送信するように構成されたので、正確に設定でき、かつユーザによる手続き処理がさらに緩和される。
【0075】
また、この発明に係るエネルギ供給システム用の中継制御端末器は、負荷へのエネルギの供給及び停止を閉開信号に応じて切り換えるスイッチ部に対応した識別コードを入力する手段と、識別サーバに上記識別コードを送信するとともにこの識別サーバからこの識別コードにより得られたスイッチ部の信号を受信する第1の通信部と、上記第1の通信部と通信方式が異なり、上記識別サーバより上記閉信号を受信したとき、閉信号を上記スイッチ部に送信する第2の通信部とを備えたもので、省スペース化できるとともに容易にエネルギを供給させ、システム変更に対応することができる。
【0076】
また、この発明に係るエネルギ供給システム用のプログラムは、負荷へのエネルギの供給及び停止を閉開信号に応じて切り換えるスイッチ部に対応した識別コードを入力させるステップと、識別サーバに上記識別コードを第1の通信部より送信させるステップと、上記識別サーバから上記識別コードより得られたスイッチ部の開信号を上記第1の通信部により受信させるステップと、上記識別サーバより上記閉信号を受信したとき、上記第1の通信部と通信方式が異なる第2の通信部により、閉信号を上記スイッチ部に送信させるステップとを含むので、容易にエネルギを供給させ、システム変更に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力供給システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の電力量計の機能を説明するブロック図である。
【図3】 図1の携帯電話器の機能を説明するブロック図である。
【図4】 図1の電力供給システムの概略動作を説明するタイミングチャートである。
【図5】 図1の携帯電話器に表示される画面を示す図である。
【図6】 図1の携帯電話器で実行されるプログラムのフローチャートである。
【図7】 携帯電話器の使用時の表示画面を示す図である。
【図8】 トレンド表示を説明するフローチャートである。
【図9】 見積り表示を説明するフローチャートである。
【図10】 過去実績表示を説明するフローチャートである。
【図11】 図11は電力会社サーバに記憶される料金体系テーブルを示す表図である。
【図12】 実施の形態3に係る電力供給システムの動作を説明するフローチャートである。
【図13】 実施の形態4に係る電力量計の動作を説明するフローチャートである。
【図14】 携帯電話器のメッセージ画面を示す図である。
【図15】 電力供給システムの入居時の動作を説明するタイミングチャートである。
【図16】 実施の形態5の電力、ガス、水を供給するシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の電力、ガス、水供給システムの概略動作を説明するタイミングチャートである。
【図18】 図16の入力支援サーバに保管されたユーザ宅ID番号に対応する計器ID番号及びパスワードテーブルを示す図である。
【図19】 図16の携帯電話器が収集した通信可能なbluetooth対応機器のID番号を説明する表図である。
【図20】 図16の携帯電話器に表示される画面を示す図である。
【図21】 従来の電力供給装置を示す図である。
【符号の説明】
100 ユーザ宅、 104 負荷、 110 電力量計、 112 センサ部、 114 スイッチ部、 116 演算部、 118 表示部、 120 通信部、
124 ID番号、 130 携帯電話器、 131 演算部、 132 表示部、 134 第1の通信部、 136 第2の通信部、 138 記憶部、 139 入力部、 150 電力会社サーバ、 160電話会社サーバ、 170 クレジット会社サーバ、 180 ガス会社サーバ、 190 水道会社サーバ、 504 負荷、 510 ガス量計、 514 スイッチ部、 518 表示部、 604 負荷、 610 水道計、 614 スイッチ部、 618 表示部、 700 入居支援サーバ、 800 ユーザ宅情報
W100 新規入居画面、 W102 設定画面、 W104 使用表示画面、 W106 請求画面、 W108 請求画面、 W110 退居画面、 W130 トレンド表示画面(月)、 W132 トレンド表示画面(日)、 W134 見積り表示画面、 W136 過去実績表示画面

Claims (13)

  1. 負荷へのエネルギの供給及び停止を開閉信号に応じて切り換えるスイッチ部と、
    上記スイッチ部に対応した識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信する識別サーバと、
    第1の通信部により上記識別サーバに上記スイッチ部に対応した識別コードを送信した後、この識別サーバより上記閉信号を受信したとき、上記第1の通信部と通信方式の異なる第2の通信部により閉信号を上記スイッチ部に送信する中継制御端末器とを備えたことを特徴とするエネルギ供給システム。
  2. 識別コードが付され、スイッチ部を収納するとともに、エネルギの使用量を計量する計器を有し、
    上記計器の識別コードは、上記スイッチ部に対応する識別コードであることを特徴とする請求項1記載のエネルギ供給システム。
  3. 中継制御端末器を介して計器の計量値を収集する計量サーバを設けたことを特徴とする請求項2記載のエネルギ供給システム。
  4. 中継制御端末器は、現在の計量値データを計器から受信し、前回の計量値及び前回の計量以前のエネルギ使用量データを計量サーバから受信し、これらの受信信号に基づいてエネルギ使用量をその表示部に表示するように構成されたことを特徴とする請求項3記載のエネルギ供給システム。
  5. 計量サーバは、エネルギ使用量と料金に関連する複数の料金コースからなる料金体系データを保持し、過去のエネルギ使用量に基づいて、現在適用中の料金コースとその他の料金コースのときの料金を夫々演算し、その他の料金コースの中から最も料金が低くなる料金コースを選出し、その料金コースを適用したときの料金と現在の料金コースを適用したときの料金に関する信号を中継制御端末器に送信するように構成されたことを特徴とする請求項3記載のエネルギ供給システム。
  6. 中継制御端末器は、エネルギ使用量に関連する複数の料金コースからこの料金コースを変更するための入力部と、現在の料金コースを適用したときの料金とその他の料金コースを適用したときの料金とを表示する表示部とを同一画面に表示するように構成したことを特徴とする請求項3記載のエネルギ供給システム。
  7. 中継制御端末器は、識別コードとともに自己の電話番号を送信する携帯電話器であって、
    識別サーバは、上記電話番号を上記携帯電話器を管理する携帯電話サーバに送信し、この携帯電話サーバより上記携帯電話番号に基づく承認があったとき、上記識別コードに基づいて上記スイッチ部を閉成する閉信号を選択して送信するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエネルギ供給システム。
  8. 識別コードが付され、エネルギの使用量を計量する計器を有し、
    識別サーバは、上記計器の計量値に基づいて得られたエネルギ使用量に対応した料金を演算し、この料金の決済を依頼する信号を携帯電話サーバに送信することを特徴とする請求項7記載のエネルギ供給システム。
  9. 開閉信号は、開信号と閉信号で異なる信号としたことを特徴とする請求項1記載のエネルギ供給システム。
  10. 開閉信号に関する情報を中継制御端末器に表示しないことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載のエネルギ供給システム。
  11. スイッチ部は、中継制御端末器と所定の期間通信できないとき、開閉しエネルギ供給を停止するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のエネルギ供給システム。
  12. 第1、第2の負荷へのエネルギの供給及び停止を第1、第2の開閉信号に応じて切り換える第1、第2スイッチ部と、
    上記第1、第2スイッチ部を統括する統括識別コードからこれら第1、第2のスイッチ部に対応した第1、第2の識別コードを選出し、この第1、第2の識別コードに基づいて上記第1、第2のスイッチ部を開閉する開閉信号を送信する識別サーバと、
    上記識別サーバに上記第1、第2のスイッチ部を統括する統括識別コードを送信した後、上記第1、第2の識別コードとともに第1、第2の開閉信号を受信したとき、上記第1、第2スイッチ部に上記第1、第2の開閉信号を送信する中継制御端末器とを備えたことを特徴とするエネルギ供給システム。
  13. 負荷へのエネルギの供給及び停止を閉開信号に応じて切り換えるスイッチ部に対応した識別コードを入力する手段と、
    識別サーバに上記識別コードを送信するとともにこの識別サーバからこの識別コードにより得られたスイッチ部の信号を受信する第1の通信部と、
    上記第1の通信部と通信方式が異なり、上記識別サーバより上記閉信号を受信したとき、閉信号を上記スイッチ部に送信する第2の通信部とを備えたことを特徴とするエネルギ供給システム用の中継制御端末器。
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