JP4323708B2 - 画像処理方法、画像処理装置および記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーバーシュートを抑制して良好な階調変換を行う画像処理方法、装置および記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、X線胸部画像は、X線が透過しやすい肺野の画像、及びX線が非常に透過しにくい縦隔部のの画像より構成されるため、画素値の存在するレンジが非常に広い。このため、肺野及び縦隔部の両方を同時に観察することが可能なX線胸部画像を得ることは困難であるとされてきた。
【0003】
そこで、この問題を回避する方法として、SPIE Vol.626Medicine XIV /PACS IV(1986)に記載される方法がある。この方法は処理後の画素値SD、オリジナル画素値(入力画素値)Sorg、オリジナル画像(入力画像)の低周波画像の画素値SUS、定数A,B,Cをもって(例えばA=3、B=0.7)
D=A[Sorg−SUS]+B[SUS]+C (1)
なる式(1)で表わされるものである。この方法は高周波成分(第一項)、低周波成分(第二項)の重み付けを変えることが可能で、例えばA=3、B=0.7では高周波成分を強調し、かつ全体のダイナミックレンジを圧縮する効果が得られるものである。5人の放射線医には処理なし画像と比較し、診断に有効であるという評価が得られている。
【0004】
また、第2509503特許公報には、処理後の画素値SD、オリジナル画素値(入力画素値)Sorg、オリジナル画像(入力画像)のY方向プロファイルの平均プロファイルPyとX方向プロファイルの平均プロファイルPxをもって
D=Sorg+F[G(Px、Py)] (2)
なる式(2)で表わされる方法が記載されている。ここで、関数f(x)が有する特性について説明すると、まず、「x>Dth」ではf(0)が「0」となり、「0≦x≦Dth」ではf(x)が切片を「E」、傾き「E/Dth」として単調減少するものであり、(3)式で示される。
F[x]=E−(E/Dth)X (3)
Py=(ΣPyi)/n (4)
Px=(ΣPxi)/n (5)
但し、(i=1〜n)、pyi、pxiはプロファイル。そして例えば
G(Px,Py)=max(px、py) (6)
で示されるものである。この方法では低周波画像の画素値でDth以下の濃度レンジが圧縮されるものである。
【0005】
また、第2509503特許公報の方法と同様な方法に「日本放射線技術学会雑誌 第45巻第8号1989年8月 1030頁 阿南ほか」、第2663189特許公報がある。この方法は処理後の画素値SD、オリジナル画素値(入力画素値)Sorg、オリジナル画像(入力画像)をマスクサイズM×M画素で移動平均をとった時の平均画素値SUS、単調減少関数f(X)をもって、
D=Sorg+f(SUS) (7)
US=ΣSorg /M2 (8)
なる式(7)、(8)式で表わされるものであり、(2)式と低周波画像の作成方法が異なり、(2)式では1次元データで低周波画像を作成していたのに対し、2次元データで低周波画像を作成するものである。この方法も低周波画像の画素値でDth以下の濃度値を圧縮するものである。
【0006】
上述のダイナミックレンジ圧縮方法は低周波画像を変換する関数f1()と定数Aをもって(9)式のようにあらわせるものである。
D=f1(SUS)+AX(Sorg−SUS) (9)
【0007】
しかし、(9)式のようにあらわされるダイナミックレンジ圧縮方法では以下に説明するオーバシュート、アンダーシュートといわれるアーティファクトが生じる。図9、図10はその原理を説明する図であり、図9において一番上の図は原画像のエッジ部分のプロファイルでり、中段はその原画像の平滑化画像のプロファイルであり、下段は原画像からその平滑化画像を減じることにより作成した高周波画像のプロファイルである。図9において上段は図9の中段の平滑化画像の絶対値の値を1/2倍にした画像のプロファイルであり、中段は図10の高周波画像のプロファイルと同一の図であり、下段は平滑化画像の値を変換した上段の画像に中断の高周波画像を加算した画像のプロファイルである。この下段に示す画像のようにダイナミックレンジを圧縮する処理をダイナミックレンジ圧縮処理と呼ぶ。
【0008】
図10において、エッジ部においてはその平滑化画像がエッジ構造を保持することができず、高周波成分としては矢印で示す様にエッジ部で大きな値を示す様になる。ただし、これらの平滑化画像と高周波画像を加算すると元の原画像にもどるものである。
【0009】
しかし、図10に示す様に低周波画像の値を変換して高周波画像を加算すると図10矢印で示す様にエッジ構造が崩れる。これをオーバシュート、アンダーシュートという。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
式(1)および(2)に示されるダイナミックレンジ圧縮処理では、ダイナミックレンジ圧縮処理は行なえるが高周波成分の調整を行なう思想の開示がない。したがってダイナミックレンジ圧縮は行なえるが、高周波成文帯域の調整が行なえない問題がある。
【0011】
また、(9)式に示される平滑化画像の値を変換して高周波成分を足しこむダイナミックレンジ圧縮方法では、平滑画像の変換の程度によらず、一律に高周波成分を抑制している。よって、平滑画像の変換の程度を変更した場合に、オーバーシュートとアンダーシュートが抑制しきれないという問題がある。
【0012】
例えば、図7において平滑化画像全体を1/2倍に変換する場合、オーバシュート、アンダーシュートに対応する部分の高周波成分を1/2倍すれば、ダイナミックレンジ圧縮処理の画像において、エッジ構造は保存されるものである。しかし、平滑化画像全体を1/3倍に変換したり、複雑な曲線形で変換した場合には、オーバシュート、アンダーシュートに対応する部分の高周波成分を1/2倍にしていたのではオーバシュート、アンダーシュートを抑制しきれない。
【0013】
本発明は、低周波成分に対するダイナミックレンジを調整する階調変換の結果に応じて高周波成分を調整できるようにすることにより、良好な出力画像を得られるようにすることを目的とする。
【0014】
特に、オーバシュートを抑制し、高精度なダイナミックレンジを調整する階調変換を行えるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の1つは、原画像から作成された低周波成分であって所定の変換曲線による階調変換がされたものに、前記原画像から作成された高周波成分を足し合わせることにより得られる画像を生成する画像生成ステップを有する画像処理方法において、前記画像生成ステップでは、前記足し合わせる前記原画像から作成された該原画像の高周波成分に対して、前記階調変換による前記低周波成分の変更分に合わせて、該高周波成分の画素値が大きくなるほど、前記低周波成分になされた前記階調変換の変換曲線の曲線形により近い曲線形を有する変換曲線により変更する補正を行うことを特徴とする。また本願他の発明は、前記高周波成分に対する補正を行う曲線は微分連続であることを特徴とすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1によるX線撮影装置100を示す。すなわち、X線撮影装置100は、DRC処理機能を有するX線の撮影装置であり、前処理回路106、 cpu108、メインメモリ109、操作パネル110、画像表示器111、 画像処理回路112を備えており、CPUバス107を介して互いにデータ授受されるようになされている。
【0018】
また、X線撮影装置100は、前処理回路106に接続されたデータ収集回路105と、データ収集回路105に接続された2次元X線センサ104及びX線発生回路101とを備えており、これらの各回路はCPUバス107にも接続されている。画像処理回路112において、113は平滑化画像を作成する低周波成分作成回路、114は低周波成分作成回路113で作成された平滑化画像の値を変換する低周波成分変換回路、115は低周波成分作成回路113で作成された平滑化画像を原画像から減じることで高周波成分を作成する高周波成分作成回路であり、116は高周波成分作成回路で作成された高周波成分の値を変換する高周波成分変換回路であり、117は低周波成分変換回路114で変換された平滑化画像と高周波成分変換回路116で変換された高周波成分を加算する合成回路である。
【0019】
図2はこの発明の実施の形態1の処理の流れを示すフローチャートである。図3は低周波成分変換回路114で平滑化画像の値を変換するために用いる関数の一例を示す図である。図4は高周波成分変換回路116で高周波成分を変換するために用いる関数の一例を示す図である。
【0020】
上述の様なX線撮影装置100において、まず、メインメモリ109は、CPU108での処理に必要な各種のデータなどが記憶されるものであると共に、CPU108の作業用としてのワークメモリを含む。
【0021】
CPU108は、メインメモリ109を用いて、操作パネル110からの操作にしたがった装置全体の動作制御等を行う。これにより画像処理装置100は、以下のように動作する。
【0022】
先ず、X線発生回路101は、被検査体102に対してX線ビーム102を放射する。X線発生回路101から放射されたX線ビーム102は、被検査体103を減衰しながら透過して、2次元X線センサ104に到達し、2次元X線センサ104によりX線画像として出力される。ここでは、2次元X線センサ104から出力されるX線画像を、例えば人体画像等とする。
【0023】
データ収集回路105は、2次元X線センサ104から出力されたX線画像を電気信号に変換して前処理回路106に供給する。前処理回路106は、データ収集回路105からの信号(X線画像信号)に対して、オフセット補正処理やゲイン補正処理等の前処理を行う。この前処理回路106で前処理が行われたX線画像信号は原画像として、CPU108の制御により、CPUバス107を介して、メインメモリ109、画像処理回路112に転送される。
【0024】
以下に図2の処理の流れに従い画像処理回路102で行われる処理を説明する。
【0025】
まず、低周波成分作成回路113は原画像の平滑化画像を式(10)に従い作成する(s201)。ここで、Org(x、y)を2次元の原画像、Sus(x,y)平滑化画像、x、yを2次元上の座標、dをマスクサイズとする。
【0026】
【外1】
Figure 0004323708
【0027】
次に低周波成分変換回路114は変換関数f()に従い(11)式に示す様に平滑化画像を変換して変換後の画像Sus1(x,y)を得る(s202)。
Sus1(x、y)=f(Sus(x,y)) (11)
【0028】
ここで例えば関数f()としては図3に示すような関数形を用いる。例えば実線1は傾き1の関数である。つまり、入力値と出力値を変更しない場合であり、ダイナミックレンジ圧縮の効果はない。次に破線2の場合は低画素値側のダイナミックレンジを圧縮する関数形であり、破線3は低画素値側のダイナミックレンジを拡大する関数形である。同様に破線4は高画素値側のダイナミックレンジを拡大するものであり、破線5は高画素値側のダイナミックレンジを圧縮する関数形である。
【0029】
なお、これらの曲線形は微分連続に構成する方が好ましい。微分不連続点で擬輪郭が生じることがあるからである。
【0030】
次に高周波成分作成回路115は(12)式に示す様に低周波成分作成回路113で作成した平滑化画像Sus(x,y)を原画像Org(x、y)から減じることで高周波成分h(x、y)を得る(s203)。
h(x、y)=Org(x、y)− Sus(x、y) (12)
そして、高周波成分変換回路116は(13)式に従い高周波成分h(x、y)をh1(x、y)に変換する(s204)。
h1(x,y) = h(x,y) + f1(|h(x,y)|)X(f'(x,y)-1)X h(x,y) (13)
【0031】
ここで関数f1()は例えば図4に示すような関数形を有する。h(x、y)の値が小さいときには0で一定値以上ならば1となる関数形となっている。これはh(x、y)の値がエッジ部分で通常の高周波成分よりも大きくなる性質を利用したものであり、h(x、y)がエッジ部分の値に相当すれば値1をそれ以外ならなだらかに0になるようにしたものである。
【0032】
これにより(13)式に示す様に、h1(x、y)は高周波成分が一定値以上ならばf’(X、Y)Xh(x、y)となり、それ以外ならばなだらかにh(x、y)となる。これにより、オ−バシュートを構成しない高周波成分はそのまま画像Sus1(x,y)に足しこまれ、オーバーシュートを構成する高周波成分はS202で用いられる関数f(x、y)の傾きf’(x、y)に依存した値となる。
【0033】
したがって、エッジ部分における平滑化画像Sus(x,y)の変更分を考慮して高周波成分h(x、y)を変更していることになり、ダイナミックレンジ圧縮処理後の画像でエッジ構造が保存される効果がある。
【0034】
次に合成回路117では低周波成分変換回路114で変換された平滑化画像Sus1(x、y)と高周波成分変換回路116で変換された高周波成分h1(x、y)を(14)式に示す様に加算し処理画像Prc(x、y)を得る(s205)。
Prc(x,y)= Sus1(x,y) + h1(x、y) (14)
【0035】
以上の処理によって、実施の形態1では、以下の処理を実現する。原画像の画素値Org(x、y)、原画像の処理済み画像の画素値Prc(x、y),原画像の平滑化画像の画素値Sus(x、y)、関数f( )、f1( )、定数a,b,、画像上の座標x、yとした場合、
Figure 0004323708
なる演算式で表わされる変換処理を原画像に対して行う。
【0036】
実施の形態1によれば、高周波成分を平滑化画像の変更分と高周波成分の大きさに依存して変更することで、オーバシュートを構成しない高周波成分の振幅は原画像の振幅を維持することがでる効果がある。さらに、オーバシュートを構成する高周波成分は平滑化画像の変更分にあわせて変更するのでエッジ部分にオーバシュートが生じることなくダイナミックレンジ変更処理後でもエッジ構造が保存される効果がある。また、平滑化画像を変換する曲線形を微分連続とすることで儀輪郭が生じない効果がある。さらに、高周波成分を変換する曲線形を微分連続とすることで擬輪郭を生じない効果がある。
【0037】
(他の実施形態)
また前述した実施形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0038】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0039】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM,、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0040】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0041】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、低周波成分に対するダイナミックレンジを調整する階調変換の結果に応じて高周波成分を調整できるようにすることにより、良好な出力画像を得られるようにすることができる。
【0043】
特に、オーバシュートを抑制し、高精度なダイナミックレンジを調整する階調変換を行えるようにすることができる。
本願他の発明によれば、高周波成分を平滑化画像の変更分と高周波成分の大きさに依存して変更することで、オーバシュートを構成しない高周波成分の振幅は原画像の振幅を維持することがでる効果がある。さらに、オーバシュートを構成する高周波成分は平滑化画像の変更分にあわせて変更するのでエッジ部分にオーバシュートが生じることなくダイナミックレンジ変更処理後でもエッジ構造が保存される効果がある。
本願他の発明によれば、高周波成分を変換する曲線形を微分連続とすることで擬輪郭を生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の処理の流れを示す図である。
【図3】平滑画像を変換する関数形の例である。
【図4】高周波成分を変換する関数形の例である。
【図5】オーバシュートを説明する図である。
【図6】オーバシュートを説明する図である。

Claims (8)

  1. 原画像から作成された低周波成分であって所定の変換曲線による階調変換がされたものに、前記原画像から作成された高周波成分を足し合わせることにより得られる画像を生成する画像生成ステップを有する画像処理方法において、
    前記画像生成ステップでは、前記足し合わせる前記原画像から作成された該原画像の高周波成分に対して、前記階調変換による前記低周波成分の変更分に合わせて、該高周波成分の画素値が大きくなるほど、前記低周波成分になされた前記階調変換の変換曲線の曲線形により近い曲線形を有する変換曲線により変更する補正を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 原画像から作成された低周波成分であって所定の変換曲線による階調変換がされたものに、前記原画像から作成された高周波成分を足し合わせることにより得られる画像を生成する画像生成ステップを有する画像処理方法において、
    前記画像生成ステップでは、前記足し合わせる前記原画像から作成された該原画像の高周波成分のうち画素値の大きさが所定値以上である部分について前記低周波成分になされた前記所定の変換曲線により変更する補正を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  3. 前記低周波成分に対する階調変換を行う曲線は微分連続であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  4. 前記高周波成分に対する補正を行う曲線は微分連続であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  5. 前記原画像は医療画像であることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 前記高周波成分への補正は、オーバーシュートを抑制すべく前記高周波成分を補正することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  7. 原画像から作成された低周波成分であって所定の変換曲線による階調変換がされたものに、前記原画像から作成された高周波成分を足し合わせることにより得られる画像を生成する画像生成手段を有する画像処理装置において、
    前記画像生成手段においては、前記足し合わせる前記原画像から作成された該原画像の高周波成分のうち大きさが所定値以上である部分に対して、前記階調変換による前記低周波成分の変更分に合わせて、前記低周波成分になされた前記所定の変換曲線により変更する補正を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 原画像から作成された低周波成分であって所定の変換曲線による階調変換がされたものに、前記原画像から作成された高周波成分を足し合わせることにより得られる画像を生成する画像生成ステップとを実行するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記画像生成ステップでは、前記足し合わせる前記原画像から作成された該原画像の高周波成分のうち大きさが所定値以上である部分に対して、前記階調変換による前記低周波成分の変更分に合わせて、前記低周波成分になされた前記所定の変換曲線により変更する補正を行う
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録された記憶媒体
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