JP4322725B2 - 医療用ペースト注入器の押出装置及び医療用ペースト注入装置 - Google Patents

医療用ペースト注入器の押出装置及び医療用ペースト注入装置 Download PDF

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Description

本発明は医療分野で用いられるペーストを体内に注入するために使用する医療用ペースト注入器のための押出装置又は医療用ペースト注入器を押出装置に装着した医療用ペースト注入装置に関する。
現在、歯科を含む医療分野において、例えばリン酸カルシウム系骨ペーストを体内に注入して生体骨や歯の欠損部位を補ったり、金属やセラミックス等からなる人工骨を生体骨に接着する治療が行われている。
前記ペーストの注入には、先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内に摺動自在に設けられ前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有する専用の注入器が使われる。このような医療用ペースト注入器には、例えばピストンの軸中心にピストンロッドを突設した注射器型のものや、ピストンにピストンロッドを設けず、後述する押出装置の押圧シャフトでピストンを押し込むものなどがあり、種類やサイズが多種多様に存在する。
なお本出願人は、かかる医療用ペースト注入器に撹拌機能を付加した特許出願を既に行っている(特許文献1参照)。
特開2000−237208号公報
医療用ペースト注入器のピストンを軽い力で動かすための補助具として押出装置(「注入ガン」と呼ばれる拳銃型のものが一般的)が使われている。
ところが従来の押出装置は、ピストンの軸中心或いはピストンロッドの軸中心に自己の押圧シャフトを当ててピストンを押す構造であったため、例えばピストンロッドの無いタイプの医療用ペースト注入器対応の押出装置に、ピストンロッドを有する医療用ペースト注入器をセットしようとしても、押出装置の押圧シャフトとピストンロッドが干渉し合うから適合しない、というように特定の医療用ペースト注入器にしか対応できない問題があった。
請求項1に記載したように、先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有する医療用ペースト注入器に対し、その医療用ペースト注入器のピストンを押圧してペーストを押し出すために使用する押出装置であって、
前記シリンダを支持する支持部と、前記ピストンを押圧する押圧シャフトと、前記押圧シャフトを前進させる駆動手段とを備え、
前記押圧シャフトは、その先端がピストンの軸中心から外れた外側の位置に当たるようにすると共にの先端でピストンをダイレクトに押圧するように形成し
前記駆動手段は、ハンドルレバーを握る動作を押圧シャフトの前進運動に変換する運動変換機構と、押圧シャフトの逆進を止めるブレーキ機構で形成し、さらにそのブレーキ機構にはブレーキ作用を解除する指掛式の解除レバーを形成し、この解除レバーを前記ハンドルレバーより前方に配置すると共にブレーキ解除を実行するための操作方向を前記ハンドルレバーの握り方向と一致させるようにした医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項2に記載したように、先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有する医療用ペースト注入器に対し、その医療用ペースト注入器のピストンを押圧してペーストを押し出すために使用する押出装置であって、
前記シリンダを支持する支持部と、
前記ピストンを押圧する押圧シャフトと、
前記押圧シャフトを前進させる駆動手段とを備え、
前記押圧シャフトは、その先端がピストンの軸中心から外れた外側の位置に当たるようにすると共にの先端でピストンをダイレクトに押圧するように形成し
前記駆動手段は、ハンドルレバーを握る動作を押圧シャフトの前進運動に変換する運動変換機構と、押圧シャフトの逆進を止めるブレーキ機構で形成し、前記ハンドルレバーを押圧シャフト前進用の握り方向に対して逆方向へも動き得るように形成し、一方、前記ブレーキ機構にはブレーキ作用を解除する解除レバーを形成し、さらにハンドルレバーの前記逆方向への運動を前記解除レバーのブレーキ解除運動に変換する運動変換機構を設けるようにした医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項3に記載したように、前記押圧シャフトをパイプ状に形成してその先端がピストンの軸中心の回りに当たるようにした請求項1又は2記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項4に記載したように、前記医療用ペースト注入器は、先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有し、前記ピストンの軸中心にピストンロッドを突設すると共にそのピストンロッドの軸端に着脱自在なハンドルを設け、該ハンドルを外した状態で前記シリンダを前記支持部に支持させるものである請求項1乃至3の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項5に記載したように、前記医療用ペースト注入器は、前記シリンダ内でペーストを調製するための撹拌手段設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項6に記載したように、前記医療用ペースト注入器の前記撹拌手段は、前記ハンドルとピストンロッドと該ピストンロッドの先端に設けた撹拌翼で形成されている請求項記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項7に記載したように、前記ペーストが骨ペーストである請求項乃至の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項8に記載したように、前記骨ペーストがリン酸カルシウム系骨ペーストである請求項記載の医療用ペースト注入器の押出装置を提供する。
また、請求項9に記載したように、請求項1乃至の何れか1項に記載の押出装置に医療用ペースト注入器を装着してなる医療用ペースト注入装置を提供する。
請求項1の押出装置は、押圧シャフトの先端がピストンの軸中心から外れた外側の位置に当たるようになっていて、その押圧シャフトの先端でピストンをダイレクトに押圧するようにしたため、ピストンロッドを有する医療用ペースト注入器に対してはピストンロッドの位置と押圧シャフトの位置にずれがあって干渉し合わないため使用可能であり、一方、ピストンロッドを有しない医療用ペースト注入器に対しては押圧シャフトがダイレクトにピストンを押圧するため使用可能であり、このように1つの押出装置でタイプの異なる複数の医療用ペースト注入器に対応できる。
また、ピストンロッドを有する医療用ペースト注入器に対して使用する場合、押圧シャフトとピストンロッドが干渉し合わないから、ピストンロッドの長短に合わせるための面倒な調節等を必要とせず、さらにピストンから後のサイズが、ピストンロッドと押圧シャフトの何れか長い方の大きさで決まるため、ピストンロッドの長さに押圧シャフトの長さが単純に加算される従来装置に比べてコンパクト化が可能である。さらにまた、ピストンロッドに荷重が加わらないため、ピストンロッドの強度を考慮する必要が無く、構造面や材質面でより広範囲の医療用ペースト注入器に対応できる。
また、ブレーキ解除用の解除レバーを押圧シャフトを動かすハンドルレバーより前方に配置し、しかも解除レバーとハンドルレバーの操作方向を一致させるようにすれば、解除レバーとハンドルレバーの操作が択一的になるから両レバーを同時に操作してしまうおそれがない。
また、請求項2の押出装置は、ハンドルレバーの通常の操作による動きとは逆の動きでブレーキ解除用の解除レバーを操作するようにしたため、解除レバーとハンドルレバーを同時に操作してしまうおそれがなく、しかも解除レバーをハンドルレバーで操作するようにしたため、解除レバーの前方に指掛け用のスペースを設ける必要がなく、その分装置のコンパクト化が可能になる。
また、請求項のように押圧シャフトをパイプ状に形成してピストンの軸中心の回りに当たるようにすれば、ピストンに対して押圧シャフトの力が均等に作用するため、ピストンの動きが円滑になる。
また、請求項のように医療用ペースト注入器のピストンロッドにハンドルを設けてそれを着脱自在とすれば、本発明の押出装置に装着する際にハンドルのみ取り外せばよいため、手動操作に都合の良い大きさや形状のハンドルが制限無く使える。
[実施形態1]
以下に本発明の実施の形態1を図面を参照しつつ説明する。なお、図1は医療用ペースト注入装置の斜視図、図2は医療用ペースト注入装置の縦断面図、図3は医療用ペースト注入器と押出装置を分解した縦断面図、図9(a)は医療用ペースト注入器の縦断面図、図9(b)は医療用ペースト注入器のハンドルとキャップを外した縦断面図、図10は医療用ペースト注入器の拡大平面図である。
本発明の医療用ペースト注入装置(以下単に「ペースト注入装置」という。)1は、医療用ペースト注入器(以下単に「ペースト注入器」という。)2を補助具たる押出装置3に装着したものである。そこで先ずペースト注入器2について説明する。
[ペースト注入器]
ペースト注入器2は、図9(a),(b)に示したように、先端にノズル部4を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダ5と、そのシリンダ5内に摺動自在に設けられ前記ペーストをノズル部4から押し出すピストン6とを有し、本発明ではさらにペーストの撹拌手段が付加されている。
前記シリンダ5は合成樹脂製であって、非ノズル部側の筒端に外向きのフランジ7が突設され、また、ノズル部4の先に取り外し可能な状態にキャップ8が嵌められている。前記フランジ7は、図10に示したように、長辺の長さをx、短辺の長さをyとするような長方形を基本形とし、その長方形の短辺をシリンダ5と同心の半径x/2の円弧に丸めた形態である。
前記ピストン6は、別体の止め工具(図示せず)係合用の首部9を有する高強度の主体部10と、シリンダ5の内面に密着する弾性的なシール部材11とからなり、主体部10の前にシール部材11が一体に取り付けられている。また、主体部10には軸心に雌ネジ孔12が貫設されており、その雌ネジ孔12に前記撹拌手段の構成要素でもあるネジ軸形態のピストンロッド13が螺合している。
前記撹拌手段は、前記したネジ軸形態のピストンロッド13と、そのピストンロッド13の先端に形成した撹拌翼14と、ピストンロッド13の後端に設けたハンドル15とからなる。ピストンロッド13とハンドル15は、ピストンロッド13の軸端に形成した角軸部13aをハンドル15の中心に貫設した角穴15aに嵌め、さらにピストンロッド13の角軸部13aに形成した弾性変形可能な爪片13b,13bをハンドル15の角穴15aの段部15bに係合させて繋がっている。従って、ピストンロッド13の角軸部13aの爪片13b,13bを中心寄りに撓ませてハンドル15の段部15bとの係合を外せば、ピストンロッド13からハンドル15が抜ける。また、逆にピストンロッド13の角軸部13aにハンドル15の角穴15aを嵌め入れて強制的に押し込めば、爪片13b,13bが角穴15aの内周に擦れて撓みつつ最終的に段部15bに係合して結合状態に戻る。このようにハンドル15はピストンロッド13に対し着脱自在である。
本発明のペースト注入器2は以上のように構成されているため、乳鉢等を使わずにシリンダ5内で直にペーストが調製できる。
すなわち、先ずシリンダ5内にペースト原料(例えばリン酸カルシウムの粉末)と混練液(例えば蒸留水)を入れ、図9(a)のようにキャップ8とピストン6でシリンダ5を密封し、次ぎに図9(a)の状態でピストン6の主体部10の首部9に止め工具(図示せず)を外から嵌めてピストン6を完全にロックし、次ぎに図9(a)矢示Iのようにハンドル15を回転させて同図二点鎖線のようにピストンロッド13を前進させ、また、同図矢示IIのようにハンドル15を逆転させてピストンロッド13を後退させ、このときピストンロッド13と一体に撹拌翼14が回転しながら前進・後退してペースト原料と混練液を十分に混練する。この操作を3〜10回繰り返せば必要とするペースト(例えばリン酸カルシウム系骨ペースト)が出来る。
この状態で首部9から止め工具を外してピストン6のロックを解除し、図9(b)のようにハンドル15をピストンロッド13から取り外せば、前記押出装置3への装着準備が完了する。
なお、本発明のペースト注入器2は、ハンドル15を装着した状態で手動注入も可能である。すなわち、上記の要領でペーストをシリンダ5内で調整した後、止め工具を外してピストン6のロックを解除し、ノズル部4のキャップ8を外して所定のチューブに付け替え、シリンダ5のフランジ7を固定して手でハンドル15を押し込めば、ピストンロッド13と一体にピストン6が前進してシリンダ5内のペーストが押し出される。
[押出装置]
押出装置3は、図3に示したように、前記シリンダ5を支持する支持部16と、前記ピストン6を押圧する押圧シャフト17と、前記押圧シャフト17を前進させる駆動手段18とを備えている。
前記支持部16は、内部に部品空間19を有する金属製の支持ベース20と、金属製の帯板を角型C字形に折り曲げた支持鍵部21で構成される。前記支持ベース20は下半部をグリップ部22とし、片手で握るに適した形状になっている。一方、前記支持鍵部21は、高さ方向の内寸が前記シリンダ5のフランジ7の長さxとほぼ同じに設定され、また、前面の割口部21aの高さが前記シリンダ5のフランジ7の長さyより若干大きく設定されている。
前記押圧シャフト17は金属製のパイプであって、その内径が前記ペースト注入器2のピストンロッド13より大径で、さらに長さがピストンロッド13より長くなっている。従ってペースト注入器2のピストンロッド13は押圧シャフト17の中にすっぽり収まる。この押圧シャフト17は、前記支持部16の支持鍵部21中心と支持ベース20の後壁20aに設けた2個の軸受け23,23によって摺動自在に支えられている。なお、押圧シャフト17の両端には抜け止め用の止め環17a,17aが嵌められている。
前記駆動手段18は、支持ベース20のグリップ部22の上部に横軸24で揺動自在に軸着したハンドルレバー25と、支持ベース20の部品空間19内にあって押圧シャフト17の外周に若干の遊びを持って遊嵌した送り輪爪26と、送り輪爪26を後ろ向きに付勢するため押圧シャフト17に外装した送りスプリング27と、送り輪爪26の下端と前記ハンドルレバー25の上端に自己の両端を夫々軸着して送り輪爪26とハンドルレバー25を機械的に連結するリンク28と、支持ベース20の後壁20aの外側であって押圧シャフト17の外周に若干の遊びを持って遊嵌され且つ上端を支持ベース20の後壁20a上縁に引っ掛けて揺動可能とした解除レバー29と、解除レバー29を後ろ向きに付勢するため押圧シャフト17に外装したブレーキスプリング30とからなる。これらの要素のうち、送り輪爪26と、送りスプリング27と、リンク28が、前記ハンドルレバー25を握る動作を押圧シャフト17の前進運動に変換する運動変換機構を構成する。また、解除レバー29とブレーキスプリング30が、押圧シャフト17の逆進を止めるブレーキ機構を構成する。
押出装置3の駆動手段18は以上のような構成であり、図2二点鎖線のように支持ベース20のグリップ部22を持って指先でハンドルレバー25を握ると、ハンドルレバー25が横軸24を支点に傾動してリンク28が前進し、そのリンク28で送り輪爪26の下側が前方に引っ張られる。
そうすると送り輪爪26が僅かに傾いて押圧シャフト17上でこじれるから、そのこじれに伴う摩擦抵抗の増大により送り輪爪26と一緒に押圧シャフト17が前進する。
一方、ブレーキ機構の解除レバー29は、ブレーキスプリング30で押されて支持ベース20の後壁20a上縁を支点として僅かに傾き、押圧シャフト17上で常にこじれた格好になっている。この解除レバー29のこじれに対して押圧シャフト17の前進はそのこじれを解消させる向きの力として作用するため、解除レバー29は押圧シャフト17の前進に対しブレーキ機能を果たさない。これに対し押圧シャフト17の後退は解除レバー29のこじれを増大させる向きの力として作用するため、押圧シャフト17の後退に対し解除レバー29はブレーキ力を発揮する。
しかして、先程握ったハンドルレバー25の力を緩めると、送りスプリング27の付勢により送り輪爪26とハンドルレバー25が復動する。このとき送りスプリング27の力の作用線と押圧シャフト17の軸線がほぼ一致するため、送り輪爪26がこじれることなく押圧シャフト17上を素直に移動する。加えて、押圧シャフト17には解除レバー29によって逆進方向に対するブレーキ力が常時働いているため、送り輪爪26の前記復動につられて押圧シャフト17が逆進するおそれもない。
以上のようにハンドルレバー25を1回握って緩める操作で押圧シャフト17が所定量前進するから、その操作を複数回実行すれば押圧シャフト17を必要量前進させることができる。なお、図3中符号31は押圧シャフト17の1回当たりの前進量(送出し量)を調節する送り調節手段である。この送り調節手段31は回転ダイヤル式であり、グリップ部22内に設けた回転軸32により回転自在な円板形のダイヤル33と、回転軸32からの距離を違えてダイヤル33の側面に突設した複数の停止ピン34,34,34と、グリップ部22に貫設した小孔35,35…(図1参照)に係合してダイヤル33の動きを簡易固定する球体36で構成され、押圧シャフト17の送出し量を調節する場合はグリップ部22の後面に設けた調節窓37から指先でダイヤル33を回し、ハンドルレバー25の揺動領域内に任意の1つの停止ピン34を臨ませる。そうすると、その停止ピン34にハンドルレバー25が当たってその分ハンドルレバー25の揺動範囲が減少するから、当然押圧シャフト17の送出し量も減少する。図示したように実施形態のダイヤル33には3本の停止ピン34,34,34が設けてあるため、何れの停止ピン34,34,34も使わない設定を含めて押圧シャフト17の送出し量は4通りに設定できる。なお、実施形態では停止ピン34の1つを筒状にしてその内部にスプリング(図示せず)を内装し、そのスプリングで前記球体36をグリップ部22の小孔35に押し付けるようにしてある。
[ペースト注入装置]
ペースト注入装置1は、前記押出装置3に前記ペースト注入器2を装着したものである。前記のようにペースト注入器2は、シリンダ5内でペーストを調製し、ピストンロッド13からハンドル15を外した状態になっているため、そのペースト注入器2を図3のように支持鍵部21の前に移動させ、ピストンロッド13の端を押圧シャフト17の中心に向かわせて内部に差し入れる。このときシリンダ5のフランジ7を横長の向きにして支持鍵部21の割口部21aを通す。そして支持鍵部21内でピストンロッド13を中心としてシリンダ5を90度回転させると、フランジ7が支持鍵部21に係合して抜けなくなる。これでペースト注入器2の支持部16への取り付けが完了し、押圧シャフト17の先端がピストン6の軸中心の回りにドーナツ状に当たっている。
この状態でペースト注入器2のノズル部4に嵌めたキャップ8を外し、そのノズル部4にチューブ等をつないでからハンドルレバー25を操作すると、上記の要領で押圧シャフト17が前進し、その押圧シャフト17の先端でピストン6がダイレクトに押圧され、シリンダ5内のペーストがノズル部4から押し出され、それがチューブを通って体内に注入される。
そして予定量の注入が完了した場合は、先ず解除レバー29の下側を支持ベース20の方に押して解除レバー29の押圧シャフト17に対する僅かな傾斜を打ち消す。これによりこじれによる解除レバー29の摩擦抵抗が無くなってブレーキが解除されるから、押圧シャフト17を持って簡単に引き戻すことができる。その後、シリンダ5を90度回転させるとフランジ7が横長の向きになって支持鍵部21との係合が外れるから、そのまま引っ張ればペースト注入器2が支持部16から外れる。なお、ペースト注入器2のピストン6はピストンロッド13を引っ張れば元の位置に戻る。
[実施形態2]
図4,図5は押出装置3の実施形態2を示すものであり、図4は医療用ペースト注入装置の縦断面図、図5は図4の要部拡大図である。なお、図4,図5において図1〜図3と同符号の部分は、前記実施形態1と同一又は同機能の部分を示すものであり、従って詳細な説明を省略する。
本実施形態2の特徴は、ブレーキ機構を構成する解除レバー29の配置と形態にある。すなわち本実施形態2において解除レバー29は指掛式であって、図4,図5に示したようにハンドルレバー25の前方に配置され、且つ、ブレーキ解除を実行するための操作方向(図5矢示III参照)がハンドルレバー25の握り方向(図5矢示IV)と一致するようになっている。こうすることにより、解除レバー29とハンドルレバー25の操作が択一的になるから、例えば所定量の注入を終えた段階で押圧シャフト17を戻すために解除レバー29を操作し、そのとき誤ってハンドルレバー25を握ってペーストを漏らす、というようなおそれがない。また、解除レバー29とハンドルレバー25の同時操作は、押圧シャフト17がどちらの方向にも動かなくなるトラブルを誘発するおそれがあるが、解除レバー29とハンドルレバー25の操作が択一的である限りそのようなトラブルは発生しない。
なお、本実施形態2の送り調節手段31はプッシュレバー式であり、支持ベース20の後端上部に設けた出没自在なレバー38と、そのレバー38を上昇位置に支える座金状のバネ39と、レバー38の下面に形成した引掛部38aとからなり、レバー38に指を載せて図5矢示V方向に押圧すると、レバー38が下がって引掛部38aが送り輪爪26の移動領域の中に入る。そうすると送り輪爪26が引掛部38aに当たって止まるから送り輪爪26の移動範囲が短く規制される。また、レバー38から指を離すとバネ39の力で元の姿勢に復動し、引掛部38aが送り輪爪26の移動領域から外れるため前記規制が解除される。従って、本実施形態の押圧シャフト17の送出し量の設定は長短2通りである。
[実施形態3]
図6〜図8は押出装置3の実施形態3を示すものであり、図6は医療用ペースト注入装置の縦断面図、図7は図6の要部拡大図、図8は図7のX−X線断面図である。なお、図6〜図8において図1〜図5と同符号の部分は、前記実施形態1又は2と同一又は同機能の部分を示すものであり、従って詳細な説明を省略する。
本実施形態3において解除レバー29は、実施形態2と同様にハンドルレバー25の前方に設けられている。一方、ハンドルレバー25は、図7に示したように、リンク28の軸孔28aを長くして遊びを持たせる(いわゆる長孔状にする。)ことにより送り輪爪26に影響を与えることなく、これまで説明した押圧シャフト17前進用の握り方向に対して逆方向(図7二点鎖線参照)へも動き得るように形成される。このハンドルレバー25の逆方向への運動(変位)を前記解除レバー29のブレーキ解除運動に変換すべく、解除レバー29の下半部を後方に向けて略「く」の字状に折り曲げると共に弧状に曲がった屈曲部外面にハンドルレバー25の前壁25aの頂部が接するように、換言すれば解除レバー29の前面下半部にハンドルレバー25の前壁25aが被さるようにして組み合わせる。このような解除レバー29とハンドルレバー25の組合せが、ハンドルレバー25の図7矢示VI方向への運動を解除レバー29のブレーキ解除運動に変換する運動変換機構となる。すなわち、図7実線の状態でハンドルレバー25を図7矢示VIの方向に揺動させると、ハンドルレバー25の前壁25aの頂部が横軸24を中心とする弧を描いて上昇し、その動きに押されて解除レバー29が図7二点鎖線のようにブレーキ解除実行方向に振れる。このときハンドルレバー25の自由端(下端)側に力を加える程、梃子作用により解除レバー29に強い力を伝えることができる。なお、ハンドルレバー25を押圧シャフト17前進用の握り方向(図6矢示VII方向)に握る場合は、解除レバー29の下半部の折れ曲がりによってハンドルレバー25の前壁25aと解除レバー29が全く干渉しない。従って何の支障もなく押圧シャフト17を前進させることができる。
実施形態3の送り調節手段31は、実施形態2のプッシュレバー式を回動式にしたものであり、図8に示したように、支持ベース20の後端上部に設けた回動自在なカバー40と、そのカバー40に固着した止めピン41とからなり、カバー40を図8矢示VIII方向に回すと、止めピン41が移動して送り輪爪26の移動領域の中に入る。そうすると実施形態2と同じように送り輪爪26が止めピン41に当たって止まるから送り輪爪26の移動範囲が短く規制される。また、カバー40を元の位置に戻すと、止めピン41が送り輪爪26の移動領域から外れるため前記規制が解除される。従って、本実施形態3の押圧シャフト17の送出し量の設定も実施形態2と同じく長短2通りである。
以上実施形態3の押出装置3は、解除レバー29とハンドルレバー25を同時に操作するおそれがないから、実施形態2と同様の利益が得られる。そしてさらに、前記実施形態2の押出装置3が解除レバー29の前に指掛け用のスペースを必要とするのに対し、本実施形態3ではハンドルレバー25で解除レバー29を操作するためそのようなスペースが不要であり、その分装置のコンパクト化が可能である。
以上本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば実施形態では押圧シャフト17の駆動手段をハンドルレバー25による手動操作方式としたが、モータやソレノイド等の電気的駆動源或いは油圧や空気圧のような流体圧による駆動源を使用するようにしてもよい。また、実施形態では運動変換機構として輪爪による摩擦力を利用したが、ハンドルレバー25を握る動作を押圧シャフト17の前進運動に変換できるものであれば、歯車やカム等の機械要素を適宜組み合わせるようにしてもよい。
また、実施形態では押圧シャフト17をパイプで形成したが、押圧シャフト17を中実のシャフトで形成してもよい。この場合、中実のシャフトを複数本にしてピストン6の軸中心の回りに均等に配置すれば、ピストン6をバランス良く押圧することができる。
また、実施形態では本発明の押出装置3にピストンロッド13を有するペースト注入器2を装着したが、もちろんピストンロッド13のないペースト注入器2を装着することもできる。また、実施形態のペースト注入器2は撹拌機能を付加したものであるが、本発明の押出装置3は、そのような撹拌機能のないペースト注入器2にも適用可能である。
ペースト注入装置の斜視図である。 ペースト注入装置の縦断面図である。 ペースト注入器と押出装置を分解した縦断面図である。 他の形態を示すペースト注入装置の縦断面図である。 図4の要部拡大図である。 医療用ペースト注入装置の縦断面図である。 図6の要部拡大図である。 図7のX−X線断面図である。 (a)はペースト注入器の縦断面図、(b)はペースト注入器のハンドルとキャップを外した縦断面図である。 ペースト注入器の拡大平面図である。
1 …医療用ペースト注入装置
2 …医療用ペースト注入器
3 …押出装置
4 …ノズル部
5 …シリンダ
6 …ピストン
13…ピストンロッド
15…ハンドル
16…支持部
17…押圧シャフト
18…駆動手段
25…ハンドルレバー
29…解除レバー

Claims (9)

  1. 先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有する医療用ペースト注入器に対し、その医療用ペースト注入器のピストンを押圧してペーストを押し出すために使用する押出装置であって、
    前記シリンダを支持する支持部と、前記ピストンを押圧する押圧シャフトと、前記押圧シャフトを前進させる駆動手段とを備え、
    前記押圧シャフトは、その先端がピストンの軸中心から外れた外側の位置に当たるようにすると共にの先端でピストンをダイレクトに押圧するように形成し
    前記駆動手段は、ハンドルレバーを握る動作を押圧シャフトの前進運動に変換する運動変換機構と、押圧シャフトの逆進を止めるブレーキ機構で形成し、さらにそのブレーキ機構にはブレーキ作用を解除する指掛式の解除レバーを形成し、この解除レバーを前記ハンドルレバーより前方に配置すると共にブレーキ解除を実行するための操作方向を前記ハンドルレバーの握り方向と一致させるようにしたことを特徴とする医療用ペースト注入器の押出装置。
  2. 先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有する医療用ペースト注入器に対し、その医療用ペースト注入器のピストンを押圧してペーストを押し出すために使用する押出装置であって、
    前記シリンダを支持する支持部と、
    前記ピストンを押圧する押圧シャフトと、
    前記押圧シャフトを前進させる駆動手段とを備え、
    前記押圧シャフトは、その先端がピストンの軸中心から外れた外側の位置に当たるようにすると共にの先端でピストンをダイレクトに押圧するように形成し
    前記駆動手段は、ハンドルレバーを握る動作を押圧シャフトの前進運動に変換する運動変換機構と、押圧シャフトの逆進を止めるブレーキ機構で形成し、前記ハンドルレバーを押圧シャフト前進用の握り方向に対して逆方向へも動き得るように形成し、一方、前記ブレーキ機構にはブレーキ作用を解除する解除レバーを形成し、さらにハンドルレバーの前記逆方向への運動を前記解除レバーのブレーキ解除運動に変換する運動変換機構を設けるようにしたことを特徴とする医療用ペースト注入器の押出装置。
  3. 前記押圧シャフトをパイプ状に形成してその先端がピストンの軸中心の回りに当たるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の医療用ペースト注入器の押出装置。
  4. 前記医療用ペースト注入器は、先端にノズル部を形成した筒状形態であって内部にペーストを入れるシリンダと、そのシリンダ内の前記ペーストをノズル部から押し出すピストンとを有し、前記ピストンの軸中心にピストンロッドを突設すると共にそのピストンロッドの軸端に着脱自在なハンドルを設け、該ハンドルを外した状態で前記シリンダを前記支持部に支持させるものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置。
  5. 前記医療用ペースト注入器は、前記シリンダ内でペーストを調製するための撹拌手段設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置。
  6. 前記医療用ペースト注入器の前記撹拌手段は、前記ハンドルとピストンロッドと該ピストンロッドの先端に設けた撹拌翼で形成されていることを特徴とする請求項記載の医療用ペースト注入器の押出装置
  7. 前記ペーストが骨ペーストであることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の医療用ペースト注入器の押出装置
  8. 前記骨ペーストがリン酸カルシウム系骨ペーストであることを特徴とする請求項記載の医療用ペースト注入器の押出装置
  9. 請求項1乃至の何れか1項に記載の押出装置に医療用ペースト注入器を装着してなることを特徴とする医療用ペースト注入装置。
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