JP4320006B2 - メール送受信プログラムおよびメール送受信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信プログラムおよびメール送受信装置に関し、特に、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有を実現することができるメール送受信プログラムおよびメール送受信装置に関する。
電子メールの普及にともない、企業においても社内および社外との情報のやりとりに電子メールをもちいることが一般的になっている。企業において電子メールをもちいる場合、送信されるメールは組織の代表としての性格を有することがあるにもかかわらず、メールの内容は送信者と送信者により指定された受信者にしか分からないという問題がある。
そこで、特許文献1では、メールのヘッダ情報等を解析することによってメールの送信者もしくは受信者の属するグループを特定し、特定したグループに対応する保存領域にメールを保存するシステムに関する技術が開示されている。
この技術をもちいることにより、グループのメンバーは、他のメンバーが送信もしくは受信したメールの内容を確認できるようになり、情報の共有化が図られるとともに電子メールによる不適切な行為の監視をおこなうことも可能になる。
特開2003−198633号公報
しかしながら、特許文献1で開示されている技術には、メールの配送処理の負荷が増大するという問題がある。近年、インターネットの普及にともなうメールの流量の増大に加え、ウィルスメールやスパムメールといった迷惑メールの対応も求められていることにより、メールの配送処理の負荷が大きくなっている。
特許文献1で開示されている技術は、メールの配送処理の処理量をさらに増加させるものであり、負荷の増大によるメール配送の遅延を生じさせる可能性がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有を実現することができるメール送受信プログラムおよびメール送受信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信プログラムであって、メールスプールに格納されているメールの属性情報を該メールの所有者が属しているグループを示す情報とともにインデックス情報へ格納するインデックス作成手順と、グループ単位でのメールの操作が求められた場合に、前記インデックス情報に格納されているグループを示す情報を参照して操作対象のメールを選択するメール操作手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信装置であって、メールスプールに格納されているメールの属性情報を該メールの所有者が属しているグループを示す情報とともにインデックス情報へ格納するインデックス作成手段と、グループ単位でのメールの操作が求められた場合に、前記インデックス情報に格納されているグループを示す情報を参照して操作対象のメールを選択するメール操作手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、配送処理が完了し、メールスプールに格納されたメールを対象としてメールの属性情報とメールの所有者の属するグループの情報をインデックス情報に格納することとし、このインデックス情報を利用してグループ単位でのメールの共有化をおこなうように構成したので、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有化を実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、指定されたIDとパスワードとを予め登録されたグループ認証情報と照合する認証手順をさらにコンピュータに実行させ、前記メール操作手順は、前記認証手順にて正常に認証がおこなわれた場合にグループ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする。
この発明によれば、グループのIDとパスワードでの認証が成功した場合にグループ単位でのメールの操作に応じるように構成したので、適切な権限をもったユーザのみを対象としてメールの共有化を実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記認証手順は、グループ認証情報をもちいた認証が失敗した場合に予め登録されたユーザ認証情報をもちいた認証をおこない、前記メール操作手順は、前記ユーザ認証情報をもちいた認証が正常におこなわれた場合にユーザ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする。
この発明によれば、グループとしての認証が失敗した場合は同一のIDとパスワードをもちいてユーザとしての認証をおこない、ユーザとしての認証が成功した場合は、そのユーザが所有するメールのみを操作の対象とするように構成したので、ユーザ認証の仕組みはあるがグループ認証の仕組みはもたない端末プログラムをグループ単位でのメール操作とユーザ単位でのメール操作の両方に対応させることができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記メール操作手順は、メールスプールに格納されているメールの削除を求められた場合に、前記インデックス情報に該メールを削除した旨を示すフラグを設定して論理的に削除をおこない、ユーザ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象外とし、グループ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象とすることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザ単位での操作におけるメールの削除を物理的にはおこなわずに論理的な削除とし、グループ単位でのメールの操作においては論理的に削除されたメールも操作対象とするように構成したので、ユーザ単位での操作において削除されたメールも共有することができる。
本発明によれば、配送処理が完了し、メールスプールに格納されたメールを対象としてメールの属性情報とメールの所有者の属するグループの情報をインデックス情報に格納することとし、このインデックス情報を利用してグループ単位でのメールの共有化をおこなうように構成したので、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有化を実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、グループのIDとパスワードでの認証が成功した場合にグループ単位でのメールの操作に応じるように構成したので、適切な権限をもったユーザのみを対象としてメールの共有化を実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、グループとしての認証が失敗した場合は同一のIDとパスワードをもちいてユーザとしての認証をおこない、ユーザとしての認証が成功した場合は、そのユーザが所有するメールのみを操作の対象とするように構成したので、ユーザ認証の仕組みはあるがグループ認証の仕組みはもたない端末プログラムをグループ単位でのメール操作とユーザ単位でのメール操作の両方に対応させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ユーザ単位での操作におけるメールの削除を物理的にはおこなわずに論理的な削除とし、グループ単位でのメールの操作においては論理的に削除されたメールも操作対象とするように構成したので、ユーザ単位での操作において削除されたメールも共有することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るメール送受信プログラムおよびメール送受信装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係るメール共有方式の概要について説明する。図1は、本実施例に係るメール共有方式の概要を説明するための説明図である。
同図に示すように、本実施例に係るメール送受信装置100は、ユーザをグループに割り当てて管理し、ユーザとグループの対応をグループメンバーテーブル134aにて定義する。
また、メールの配送処理によって新たなメールがメール送受信装置100内のメールスプールに格納されると、メールのヘッダ情報等を抽出してメールインデックステーブル134bに格納する。このメールインデックステーブル134bは、ユーザからメールの閲覧要求があった場合に、ユーザが保有するメール情報の一覧を高速に生成するためのものである。
ここで、メールスプールとは、メール送受信装置100にユーザ登録されているユーザ宛に配送されたメールや、メール送受信装置100にユーザ登録されているユーザが発信したメールの写し等が格納される領域をいう。
メールスプールにおけるメールの格納方式は様々であり、たとえば、代表的なメール配送プログラムであるsendmailでは、ユーザごとにmailboxと呼ばれるファイルを設け、その中に該当するユーザのメールを全て格納する方式をとる。また、もう一つの代表的なメール配送プログラムであるqmailでは、ユーザごとにmaildirと呼ばれるディレクトリを設け、その中に該当するユーザのメールを1件ずつ1ファイルとして格納する方式をとる。
本実施例に係るメール共有方式では、メールスプールにおけるメールの格納方式はどのような方式であってもよく、メールスプール中のメールを一意に識別することができるメールIDをメールインデックステーブル134bに保持することにより、メールインデックステーブル134bとメールスプール中のメールとの対応をとる。
メールIDは、独自の方式で割り当てたものであってもよいし、IMAP(Internet Message Access Protocol)において個々のメールを識別するためにもちいられるUID(Unique Identifier)等を利用することもできる。
メールスプールは物理的もしくは論理的にユーザごとに領域を分けて管理されており、メールスプールに格納されたメールの情報をメールインデックステーブル134bに格納する際、メールが格納された領域に対応するユーザのユーザIDが取得される。そして、このユーザIDをグループメンバーテーブル134aと照合してユーザの属するグループのグループIDが取得され、ユーザIDとグループIDが他の情報とともにメールインデックステーブル134bに格納される。
メール送受信装置100は、通常のメール送受信装置と同様に、ユーザ単位でのメールの受信/閲覧に対応する。たとえば、ユーザIDとパスワードの認証後にメールスプール中のメールの一覧の照会を求められると、認証したユーザの情報をメールインデックステーブル134bから抽出して応答する。
さらに、メール送受信装置100は、グループ単位でのメールの受信/閲覧にも対応する。メール送受信装置100は、グループIDとそれに対応するパスワードをグループ認証テーブル131bに保持しており、この情報を利用してグループIDの認証をおこなう。そして、グループIDの認証後にメールスプール中のメールの一覧の照会を求められると、認証したグループIDに対応する情報をメールインデックステーブル134bから抽出して応答する。
また、メールの一覧の照会後にその中のメールの本文および添付ファイルの閲覧を要求された場合は、メールインデックステーブル134bを参照して要求されたメールのグループIDが認証したグループIDであることを確認後、メールIDに基づいてメールスプールからメールの本文および添付ファイルを取得して応答する。
このように、本実施例に係るメール共有方式では、メールのヘッダ情報とメールの所有者のグループの情報を格納したインデックス情報を設け、この情報を利用することで、グループ単位でのメールの共有を実現する。このインデックス情報の作成は、メールの配送が完了し、メールがメールスプールに格納された後におこなわれるため、メールの配送処理の負荷を増大させることなくメールの共有を実現することができる。
また、本実施例に係るメール共有方式では、メールスプールと独立して設けたインデックス情報をもちいてメールの共有を実現するため、どのような形式のメールスプールであっても対応でき、メールスプール中に共有用の記憶領域を特別に設ける必要もない。
ここで、メール送受信装置100の基本機能について説明しておく。図2は、本実施例に係るメール送受信装置100の基本機能を説明するための説明図である。同図に示すように、メール送受信装置100は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)機能と、POP(Post Office Protocol)/IMAP機能と、WEBメール機能という3つの基本機能を有する。
SMTP機能は、メールの配送をおこなう機能である。具体的には、配送を依頼されたメールのヘッダ情報から配送先を決定し、決定した配送先へメールを配送する処理をおこなう。メールの配送の依頼元は、端末装置201〜202のようなメールの送信者が利用する端末装置、もしくは、メール送受信装置101〜103のような他のメール送受信装置である。また、メールの配送先は、メール送受信装置101〜103のような他のメール送受信装置、または、メール送受信装置100内のメールスプールである。
SMTP機能には、ウィルスメールやスパムメール等の迷惑メールを検出し、迷惑メールとして検出したメールを排除したり、メールヘッダに迷惑メールとして検出されたことを示す情報を付与したりする機能を追加することもできる。
POP/IMAP機能は、メール送受信装置100内のメールスプールに格納されているメールを受信者の求めに応じて受信もしくは閲覧させる機能である。受信もしくは閲覧に際しては、IDとパスワードを送信させ、予め登録されている認証情報と一致した場合のみ、当該IDに対応するメールの受信もしくは閲覧をおこなわせる。
WEBメール機能は、WEBブラウザ上でメールの送受信を可能にする機能である。この機能は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に基づいてユーザの要求を受け付け、必要に応じてSMTP機能やPOP/IMAP機能を内部的に呼び出してメールの送受信を実現する。
ユーザがメール送受信装置100の機能を利用する形態は、大別して2種類ある。一つは、端末装置201のように端末装置内に導入されたメール端末プログラム210をユーザが操作する形態である。この形態の場合、メール送受信装置100のSMTP機能を利用してメールの送信をおこない、POP/IMAP機能を利用してメールの受信もしくは閲覧をおこなうことになる。
もう一つの形態は、端末装置202のように端末装置内に導入されたWEBブラウザ220をユーザが操作する形態である。この形態の場合、メール送受信装置100のWEBメール機能を利用してメールの送信と閲覧をおこなう。この形態は、使い勝手の面で前者の形態に及ばないが、複数の端末装置からメールの送信と閲覧をおこなうことができる長所がある。
次に、本実施例に係るメール送受信装置100の構成について説明する。図3は、本実施例に係るメール送受信装置100の構成を示す機能ブロック図である。同時に示すように、メール送受信装置100は、ネットワークインターフェース部110と、制御部120と、記憶部130とを有する。ネットワークインターフェース部110は、ネットワークを通じて各種の情報をやり取りするためのインターフェース部である。
制御部120は、メール送受信装置100を全体制御する制御部であり、メール配送部121と、メール受信応対部122と、HTTP制御部123と、メール管理部124とを有する。
メール配送部121は、メールの配送をおこなう処理部であり、図2のSMTP機能を実現する。メール受信応対部122は、記憶部130のメール記憶部133に記憶されているメールの受信もしくは閲覧をおこなわせる処理部であり、図2のPOP/IMAP機能を実現する。
HTTP制御部123は、HTTPによる通信を制御する処理部であり、メール管理部124と連携して図2のWEBメール機能を実現する。メール管理部124は、メールの送受信や管理に関連した各種の処理をおこなう処理部である。
記憶部130は、各種情報を記憶する記憶部であり、認証データ記憶部131と、設定情報記憶部132と、メール記憶部133と、運用情報記憶部134とを有する。
認証データ記憶部131は、メール受信応対部122が認証処理をおこなうための認証情報を記憶する記憶部である。設定情報記憶部132は、メール送受信装置100の動作に係る各種設定情報を記憶する記憶部である。メール記憶部133は、当該のメール送受信装置宛に配送されたメールを記憶する記憶部であり、メールスプールに相当する。運用情報記憶部134は、メールの管理に必要な各種情報を記憶する記憶部である。
図4は、図3に示した認証データ記憶部131の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように認証データ記憶部131は、ユーザ認証テーブル131aと、グループ認証テーブル131bとを記憶する。
ユーザ認証テーブル131aは、ユーザを認証するための情報を保持する。図5に示すように、ユーザ認証テーブル131aは、ユーザID、パスワード、ユーザ名といった項目を有し、ユーザごとにデータが1件ずつ作成される。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのIDであり、パスワードは、ユーザIDとの組合せによってユーザを認証するためのパスワードである。ユーザ名は、ユーザの名称である。
グループ認証テーブル131bは、グループを認証するための情報を保持する。図6に示すように、グループ認証テーブル131bは、グループID、パスワード、グループ名といった項目を有し、グループごとにデータが1件ずつ作成される。
グループIDは、グループを識別するためのIDであり、パスワードは、グループIDとの組合せによってグループを認証するためのパスワードである。グループ名は、グループの名称である。
図7は、図3に示した運用情報記憶部134の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように運用情報記憶部134は、グループメンバーテーブル134aと、メールインデックステーブル134bとを記憶する。
グループメンバーテーブル134aは、グループのメンバーに関する情報を保持する。図8に示すように、グループメンバーテーブル134aは、グループID、ユーザID、メールアドレスといった項目を有し、グループのメンバーごとにデータが1件ずつ作成される。
グループIDは、メンバーが属するグループのIDであり、グループ認証テーブル131bのグループIDと対応する。メンバーIDは、メンバーを識別するためのIDであり、ユーザ認証テーブル131aのユーザIDと対応する。メールアドレスは、メンバーのメールアドレスである。
メールインデックステーブル134bは、メール記憶部133に格納されているメールの各種属性情報を保持する。図9に示すように、メールインデックステーブル134bは、メールID、グループID、メールID、削除フラグといったメール送受信装置100にて付与された項目と、to、from、subject、dateといったメールヘッダから抽出された項目とを有し、メールごとにデータが1件ずつ作成される。
メールIDは、メール記憶部133に格納されているメールを識別するためのIDである。グループIDは、メールの所有者が属するグループを識別するためのIDであり、グループ認証テーブル131bのグループIDと対応する。ユーザIDは、メールの所有者を識別するためのIDであり、ユーザ認証テーブル131aのユーザIDと対応する。
削除フラグは、当該のメールが削除されたか否かを論理的に管理するためのフラグである。削除フラグの値が「1」の場合、当該のメールが論理的に削除されていることを意味し、「0」の場合は削除されていないことを意味する。
本実施例に係るメール共有方式は、メールスプール中の各ユーザの領域に格納されているメールをメールインデックステーブル134bを介して参照することによりグループで共有化するものであるが、メールスプール中のメールが削除されるとそのメールは共有されなくなってしまう。
そこで、通常の利用時にはメールスプール中のメールを物理的には削除せずに、削除フラグを利用して論理的に削除するものとし、ユーザIDによって認証がおこなわれた場合は、削除フラグの値が「1」のメールは存在しないものとして処理をおこなう。一方、グループIDによって認証がおこなわれた場合は、削除フラグの値が「1」のメールも閲覧等の処理の対象とし、共有化の対象に含める。
なお、記憶領域の制限等の理由からメールスプール中のメールを物理的に削除する必要がある場合は、システム管理者等の特別な権限を有する者が対応する。
to、from、subjectおよびdateは、メールヘッダから抽出した情報である。メールインデックステーブル134bには、必要に応じてメールヘッダ中の他の情報を格納してもよいし、当該のメールに関連した他の情報を格納してもよい。
図10は、図3に示したメール受信応対部122の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、メール受信応対部122は、ユーザ認証部122aと、グループ認証部122bと、メール操作部122cとを有する。
ユーザ認証部122aは、ユーザ認証テーブル131aを参照してユーザIDとパスワードの認証をする処理であるユーザ認証をおこなう処理部である。グループ認証部122bは、グループ認証テーブル131bを参照してグループIDとパスワードの認証をする処理であるグループ認証をおこなう処理部である。
メール受信応対部122は、必要に応じてユーザ認証部122aとグループ認証部122bを組み合わせて認証処理をおこなう。図2に示した端末装置201のように端末装置内に導入されたメール端末プログラム210を利用してメールの受信/閲覧をおこなう場合、メール端末プログラム210とメール送受信装置100の間ではPOPもしくはIMAPをもちいて情報をやりとりするのが一般的である。
しかしながら、POPとIMAPは、ユーザ認証の手続きを備えているが、グループ認証の手続きは備えていない。このため、メール端末プログラム210がメール送受信装置100に対してグループ認証を要求する場合、ユーザ認証と同じ手続きを利用することとなる。
そこで、ユーザ認証部122aは、POPもしくはIMAPをもちいたユーザ認証がおこなわれた場合、まず、IDとパスワードをグループ認証部122bに引き渡してグループ認証をおこなわせ、認証が成功した場合はグループ認証が要求されたものとみなす。そして、認証が失敗した場合はユーザ認証が要求されたものとみなし、IDとパスワードをユーザ認証部122aに引き渡してユーザ認証をおこなわせる。
また、設定を変更することにより、まず、IDとパスワードをユーザ認証部122aに引き渡してユーザ認証をおこなわせ、認証が成功した場合はユーザ認証が要求されたものとみなし、認証が失敗した場合はグループ認証が要求されたものとみなし、IDとパスワードをグループ認証部122bに引き渡してグループ認証をおこなわせるようにすることもできる。
なお、図2の端末装置202のようにWEBブラウザ220を利用してメールの受信/閲覧をおこなう場合、WEBメールの機能を実現するメール管理部124がユーザ認証とグループ認証を区別してメール受信応対部122に認証を要求することができるため、このようにユーザ認証部122aとグループ認証部122bを組み合わせて認証処理をおこなう必要はない。
メール操作部122cは、メールの受信および閲覧に必要な各種の処理をおこなう処理部であり、たとえば、メールの一覧の送信や、メールの本文の送信等をおこなう。メール操作部122cは、ユーザ認証がおこなわれた場合は、メールインデックステーブル134bにおいてユーザIDが認証したIDと一致するメールを処理対象とする。また、グループ認証がおこなわれた場合は、メールインデックステーブル134bにおいてグループIDが認証したIDと一致するメールを処理対象とする。
図11は、図3に示したメール管理部124の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、メール管理部124は、グループ登録部124aと、グループメンバー登録部124bと、インデックス作成部124cと、グループ閲覧UI表示部124dとを有する。
グループ登録部124aは、グループ認証テーブル131bに情報を登録する処理部である。グループメンバー登録部124bは、グループメンバーテーブル134aに情報を登録する処理部である。これらの処理部は、情報登録用の画面を通じて情報の入力を受け付け、入力された情報を対応するテーブルに記憶させる。
インデックス作成部124cは、メール記憶部133に記憶されたメールのヘッダ情報等の情報を取得してメールインデックステーブル134bに格納する処理部である。メールの情報を取得するに際しては、メールの物理的もしくは論理的な格納場所からメールの所有者であるユーザを判定し、さらに、グループメンバーテーブル134aを参照してこのユーザの属するグループを判定する。そして、他の情報とともにユーザIDとグループIDをメールインデックステーブル134bに格納する。
インデックス作成部124cは、一定時間ごとに、もしくは、メール記憶部133に新たなメールが記憶されたことが検出されるたびに起動され、必要に応じてメールインデックステーブル134bに情報を追加する。
グループ閲覧UI表示部124dは、WEBメール機能を利用してグループ単位でのメール閲覧をおこなうための画面を表示させる処理部である。具体的には、まず、ユーザが操作するWEBブラウザからグループ単位でのメール閲覧の要求を受けると、グループ認証画面をWEBブラウザ上に表示させる。
図12は、グループ認証画面の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、グループ認証画面は、グループIDとパスワードを入力する項目を有し、ユーザがこれらの情報を入力してログインボタンを押下すると、入力情報がメール送受信装置100に送信され、グループ認証部122bにてグループ認証がおこなわれる。そして、グループ閲覧UI表示部124dは、グループ認証が正常におこなわれると、グループメール一覧表示画面をWEBブラウザ上に表示させる。
図13は、グループメール一覧表示画面の一例を示すサンプル図である。同図に示すように、グループメール一覧表示画面には、グループ認証画面にて認証されたIDと同一のグループIDを有する情報がメールインデックステーブル134bから検索された結果が一覧表示される。そして、一覧の「subject」の部分はアンカーとなっていて、この部分をユーザがマウス等で選択すると、メールの本文が表示されるようになっている。
また、一覧の上部にはグループのメンバーの名前の一覧からなるリストがあり、ここで特定のメンバーを選択して検索ボタンを押下するとそのメンバーが所有するメールの情報のみが一覧表示されるようになる。メンバーの名前のリストには「全員」という項目もあり、「全員」を選択して検索ボタンを押下するとグループ全員のメールの情報が再び一覧表示されるようになる。
次に、図3に示したメール送受信装置100の処理手順について説明する。図14は、図3に示したメール送受信装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図は、メール送受信装置100がメール端末プログラム210からメール一覧の送信要求を受けた場合の処理手順を示している。
メール受信応対部122がIDとパスワードを受信すると(ステップS101)、まず、IDをグループIDとみなし、グループ認証部122bに認証をおこなわせる(ステップS102)。
グループ認証部122bでの認証が成功した場合は(ステップS103肯定)、グループIDが受信したIDと一致するデータをメールインデックステーブル134bから検索し(ステップS104)、検索結果の一覧を要求元へ応答する(ステップS105)。
グループ認証部122bでの認証が失敗した場合は(ステップS103否定)、IDをユーザIDとみなし、ユーザ認証部122aに認証をおこなわせる(ステップS106)。
ユーザ認証部122aでの認証が成功した場合は(ステップS107肯定)、ユーザIDが受信したIDと一致するデータをメールインデックステーブル134bから検索し(ステップS108)、検索結果の一覧を要求元へ応答する(ステップS109)。
ユーザ認証部122aでの認証が失敗した場合は(ステップS107否定)、認証が失敗した旨を要求元へ応答する(ステップS110)。
上記実施例で説明したメール送受信装置100の各種の処理は、あらかじめ用意されたメール送受信プログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15をもちいて、メール送受信プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図15は、メール送受信プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。このコンピュータ1000は、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置1010、モニタ1020、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る媒体読取り装置1030、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)1040、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース装置1050、HDD(Hard Disk Drive)1060およびCPU(Central Processing Unit)1070をバス1080で接続して構成される。
そして、HDD1060には、メール送受信装置100の機能と同様の機能を発揮するプログラムであるメール送受信プログラム1060cが記憶されている。HDD1060には、図3の認証データ記憶部131、設定情報記憶部132および運用情報記憶部134に対応するメール送受信用DB1060aも記憶される。また、メール記憶部133に対応するメールスプール1060bも設けられる。
なお、メール送受信用DB1060aについては、適宜統合または分散して配置することとしてもよい。
そして、CPU1070が、メール送受信プログラム1060cをHDD1060から読み出して実行することにより、同プログラムは、メール送受信プロセス1070aとして機能するようになる。このメール送受信プロセス1070aは、図3に示した制御部120に対応する。
また、CPU1070は、HDD1060のメール送受信用DB1060aから適宜必要な情報を読み出してRAM1040にメール送受信用データ1040aとして格納し、このRAM1040に格納されたメール送受信用データ1040aに基づいて各種データ処理を実行する。
なお、上記のメール送受信プログラム1060cについては、必ずしもHDD1060に格納されている必要はなく、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたメール送受信プログラム1060cを、コンピュータ1000が読み出して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN等を介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータ(またはサーバ)などにメール送受信プログラム1060cを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、配送処理が完了し、メールスプールに格納されたメールを対象としてメールの属性情報とメールの所有者の属するグループの情報をインデックス情報に格納することとし、このインデックス情報を利用してグループ単位でのメールの共有化をおこなうように構成したので、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有化を実現することができる。
なお、上記の実施例では、メール送受信装置100がSMTP等のインターネットにおいて標準的なプロトコルに従ってメールの送受信をおこなうことを前提として説明をおこなったが、本発明にかかるメールの共有方式は、その他のプロトコルに従ってメールの送受信をおこなう場合にも有効である。
(付記1)グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信プログラムであって、
メールスプールに格納されているメールの属性情報を該メールの所有者が属しているグループを示す情報とともにインデックス情報へ格納するインデックス作成手順と、
グループ単位でのメールの操作が求められた場合に、前記インデックス情報に格納されているグループを示す情報を参照して操作対象のメールを選択するメール操作手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とするメール送受信プログラム。
(付記2)指定されたIDとパスワードとを予め登録されたグループ認証情報と照合する認証手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記メール操作手順は、前記認証手順にて正常に認証がおこなわれた場合にグループ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記1に記載のメール送受信プログラム。
(付記3)前記認証手順は、グループ認証情報をもちいた認証が失敗した場合に予め登録されたユーザ認証情報をもちいた認証をおこない、
前記メール操作手順は、前記ユーザ認証情報をもちいた認証が正常におこなわれた場合にユーザ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記1または2に記載のメール送受信プログラム。
(付記4)前記メール操作手順は、メールスプールに格納されているメールの削除を求められた場合に、前記インデックス情報に該メールを削除した旨を示すフラグを設定して論理的に削除をおこない、ユーザ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象外とし、グループ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象とすることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のメール送受信プログラム。
(付記5)グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信装置であって、
メールスプールに格納されているメールの属性情報を該メールの所有者が属しているグループを示す情報とともにインデックス情報へ格納するインデックス作成手段と、
グループ単位でのメールの操作が求められた場合に、前記インデックス情報に格納されているグループを示す情報を参照して操作対象のメールを選択するメール操作手段と
を備えたことを特徴とするメール送受信装置。
(付記6)指定されたIDとパスワードとを予め登録されたグループ認証情報と照合する認証手段をさらに備え、
前記メール操作手段は、前記認証手段にて正常に認証がおこなわれた場合にグループ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記5に記載のメール送受信装置。
(付記7)前記認証手段は、グループ認証情報をもちいた認証が失敗した場合に予め登録されたユーザ認証情報をもちいた認証をおこない、
前記メール操作手段は、前記ユーザ認証情報をもちいた認証が正常におこなわれた場合にユーザ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記5または6に記載のメール送受信装置。
(付記8)前記メール操作手段は、メールスプールに格納されているメールの削除を求められた場合に、前記インデックス情報に該メールを削除した旨を示すフラグを設定して論理的に削除をおこない、ユーザ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象外とし、グループ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象とすることを特徴とする付記5〜7のいずれか一つに記載のメール送受信装置。
(付記9)グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信方法であって、
メールスプールに格納されているメールの属性情報を該メールの所有者が属しているグループを示す情報とともにインデックス情報へ格納するインデックス作成工程と、
グループ単位でのメールの操作が求められた場合に、前記インデックス情報に格納されているグループを示す情報を参照して操作対象のメールを選択するメール操作工程と
を含んだことを特徴とするメール送受信方法。
(付記10)指定されたIDとパスワードとを予め登録されたグループ認証情報と照合する認証工程を含み、
前記メール操作工程は、前記認証工程にて正常に認証がおこなわれた場合にグループ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記9に記載のメール送受信方法。
(付記11)前記認証工程は、グループ認証情報をもちいた認証が失敗した場合に予め登録されたユーザ認証情報をもちいた認証をおこない、
前記メール操作工程は、前記ユーザ認証情報をもちいた認証が正常におこなわれた場合にユーザ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする付記9または10に記載のメール送受信方法。
(付記12)前記メール操作工程は、メールスプールに格納されているメールの削除を求められた場合に、前記インデックス情報に該メールを削除した旨を示すフラグを設定して論理的に削除をおこない、ユーザ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象外とし、グループ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象とすることを特徴とする付記9〜11のいずれか一つに記載のメール送受信方法。
以上のように、本発明に係るメール送受信プログラムおよびメール送受信装置は、メールの共有に有用であり、特に、メールの配送処理の負荷を増大させることなくグループ単位でのメールの共有を実現することが必要な場合に適している。
本実施例に係るメール共有方式の概要を説明するための説明図である。 本実施例に係るメール送受信装置の基本機能を説明するための説明図である。 本実施例に係るメール送受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3に示した認証データ記憶部の構成を示す機能ブロック図である。 ユーザ認証テーブルのデータ構成の一例を示すデータ構成図である。 グループ認証テーブルのデータ構成の一例を示すデータ構成図である。 図3に示した運用情報記憶部の構成を示す機能ブロック図である。 グループメンバーテーブルのデータ構成の一例を示すデータ構成図である。 メールインデックステーブルのデータ構成の一例を示すデータ構成図である。 図3に示したメール受信応対部の構成を示す機能ブロック図である。 図3に示したメール管理部の構成を示す機能ブロック図である。 グループ認証画面の一例を示すサンプル図である。 グループメール一覧表示画面の一例を示すサンプル図である。 図3に示したメール送受信装置の処理手順を示すフローチャートである。 メール送受信プログラムを実行するコンピュータを示す機能ブロック図である。
符号の説明
100〜103 メール送受信装置
110 ネットワークインターフェース部
120 制御部
121 メール配送部
122 メール受信応対部
122a ユーザ認証部
122b グループ認証部
122c メール操作部
123 HTTP制御部
124 メール管理部
124a グループ登録部
124b グループメンバー登録部
124c インデックス作成部
124d グループ閲覧UI表示部
130 記憶部
131 認証データ記憶部
131a ユーザ認証テーブル
131b グループ認証テーブル
132 設定情報記憶部
133 メール記憶部
134 運用情報記憶部
134a グループメンバーテーブル
134b メールインデックステーブル
201〜202 端末装置
210 メール端末プログラム
220 WEBブラウザ
1000 コンピュータ
1010 入力装置
1020 モニタ
1030 媒体読取り装置
1040 RAM
1040a メール送受信用データ
1050 ネットワークインターフェース装置
1060 HDD
1060a メール送受信用DB
1060b メールスプール
1060c メール送受信プログラム
1070 CPU
1070a メール送受信プロセス
1080 バス

Claims (5)

  1. グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信プログラムであって、
    メールスプールに格納されているメール毎に、該メールの属性情報該メールの所有者が属しているグループを識別する情報とを対応付けてメールインデックステーブルへ格納するインデックス作成手順と、
    グループ単位でのメールの操作の要求を受け付けた場合に、該受け付けたグループに対応する前記グループを識別する情報に基づいて、前記メールインデックステーブルを参照して操作対象のメールを選択するメール操作手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするメール送受信プログラム。
  2. 指定されたIDとパスワードとを予め登録されたグループ認証情報と照合する認証手順をさらにコンピュータに実行させ、
    前記メール操作手順は、前記認証手順にて正常に認証がおこなわれた場合にグループ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする請求項1に記載のメール送受信プログラム。
  3. 前記認証手順は、前記グループ認証情報をもちいた認証が失敗した場合に予め登録されたユーザ認証情報をもちいた認証をおこない、
    前記メール操作手順は、前記ユーザ認証情報をもちいた認証が正常におこなわれた場合にユーザ単位でのメールの操作に応じることを特徴とする請求項2に記載のメール送受信プログラム。
  4. 前記メール操作手順は、メールスプールに格納されているメールの削除を求められた場合に、前記メールインデックステーブルに該メールを削除した旨を示すフラグを設定して論理的に削除をおこない、ユーザ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象外とし、グループ単位でのメールの操作を求められた場合にはこの論理的に削除されたメールを操作対象とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のメール送受信プログラム。
  5. グループ単位での電子メールの共有を実現するメール送受信装置であって、
    メールスプールに格納されているメール毎に、該メールの属性情報該メールの所有者が属しているグループを識別する情報とを対応付けて格納するメールインデックステーブルと、
    グループ単位でのメールの操作の要求を受け付けた場合に、該受け付けたグループに対応する前記グループを識別する情報に基づいて、前記メールインデックステーブルを参照して操作対象のメールを選択するメール操作手段と
    を備えたことを特徴とするメール送受信装置。
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