JP4317568B2 - 配管接続方法、空気調和装置及び配管接続部品 - Google Patents

配管接続方法、空気調和装置及び配管接続部品 Download PDF

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Description

本発明は、配管接続方法、空気調和装置及び配管接続部品に関する。
図13〜図15は、従来の配管接続方法を説明するために示す図である。
空気調和装置1を設置するには、図13に示すように、室外ユニット2や室内ユニット3を設置箇所に据付けた後、これらのユニット間を連結するために銅管からなる配管41同士を接続する必要がある。この配管41同士の接続は、図14に示すように、接続しようとする2つの配管41,41のうちいずれか一方の配管の端部を大径化して大径端部43とした後、大径端部43に他方の配管の端部42を差し込み、その部位をろう付けする、すなわちその部位にろう材5を流し込む、ことにより行う。
ところで、配管41同士の接続を行うにあたり、配管41の内部に空気が含まれた状態でろう付けを行うと、配管41の内面に酸化被膜が形成されてしまう。そうなると、空気調和装置1を使用する際に、配管41内を流れる熱交換媒体によって酸化皮膜が配管41の内面から剥離することとなる。その結果、配管41の内面から剥離した酸化皮膜が、熱交換媒体を汚染したり、配管41中の狭い箇所を封鎖したりする。これにより、空気調和装置1の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題を引き起してしまう。
そこで、従来より、設置箇所に窒素ボンベを持参しておき、ろう付けを行うのに先立って、持参しておいた窒素ボンベを用いて、配管41の内部の空気を窒素で予め置換する第1の配管接続方法が実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、図15に示すように、空気調和装置1を構成する室外ユニット2及び室内ユニット3のうち少なくとも一方のユニット(図15では室外ユニット2)に窒素ガスなどの不活性ガスを充填しておき、ろう付けを行うのに先立って、その一方のユニットに充填された不活性ガスを配管41の内部に放出して、配管41の内部の空気を窒素ガス等で予め置換する第2の配管接続方法が実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
これらの配管接続方法によれば、配管41の内部の空気が窒素ガス等で置換された状態でろう付けが行われるため、配管41の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、空気調和装置1の性能が低下したり、空気調和装置1自体が故障したりするという問題が解決される。
特開平7−190575号公報
しかしながら、第1の配管接続方法によれば、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要が生じ、また、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要があるため、配管接続作業を煩雑にさせるという問題があった。
また、第2の配管接続方法によれば、空気調和装置を構成する室外ユニット及び室内ユニットのうち少なくとも一方のユニットに窒素ガス等を充填しておく必要がある。また、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もある。これらのため、空気調和装置の構造を複雑化させ、空気調和装置の製造コストを増大させるという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法を提供すること目的とする。また、このように優れた配管接続方法によって形成された配管接続構造を含む空気調和装置を提供することを目的とする。さらにまた、上記のように優れた配管接続方法に好適に用いることができる配管接続部品を提供することを目的とする。
(1)本発明の配管接続方法は、接続しようとする2つの配管をろう付けによって接続する配管接続方法であって、前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入した後、ろう付けすることを特徴とする。
このため、本発明の配管接続方法によれば、2つの配管の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで置換された状態でろう付けを行うこととなるため、配管の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、本発明の配管接続方法によれば、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もない。また、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、本発明の配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
なお、本発明の配管接続方法においては、2つの配管の内部全体の空気がバーナーの排気ガスで置換されていなくてもよい。2つの配管の内部における少なくともろう付けが行われる部分又はその近傍の空気がバーナーの排気ガスで置換されていればよい。
(2)上記(1)に記載の配管接続方法においては、前記2つの配管を接続する際に前記2つの配管の間に配置して用いる略管状の配管接続部品であって、長手方向中間部に開口を有する配管接続部品を準備する配管接続部品準備工程と、前記配管接続部品を、前記2つの配管の間に前記開口が外部に露出するように配置する配管接続部品配置工程と、前記開口から前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入する排気ガス導入工程と、ろう付けによって、前記開口を閉塞するとともに前記2つの配管と前記配管接続部品とを接続する配管接続工程とをこの順序で含むことが好ましい。
このような方法とすることにより、配管接続部品の開口から2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを容易に導入することができる。また、開口を有する配管接続部品を施工前に準備しておけば、接続しようとする配管に施工現場で開口を開ける必要もないため、配管接続作業を容易にすることができる。
なお、排気ガス導入工程においてバーナーの排気ガスを導入するために用いた開口は、配管接続工程におけるろう付けによって閉塞することができるため、配管接続構造の品質(密閉度など)が劣化することもない。
なお、上記(2)に記載の配管接続方法においては、前記配管接続部品の開口を閉塞した後に、前記2つの配管と前記配管接続部品とを接続することが好ましい。このような方法とすることにより、配管接続部品の開口を閉塞した後に開口から空気が導入されることがなくなるため、2つの配管と配管接続部品とを接続する際に開口から空気が導入されるという事態を防止することができる。
(3)上記(2)に記載の配管接続方法においては、前記配管接続部品は、前記長手方向中間部に配管突き当て部を有することが好ましい。
上記(2)に記載の配管接続方法においては、配管接続部品配置工程で2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を配置するためには、2つの配管における各端部を所定の間隙を開けて正確な位置関係で配置する必要がある。
しかしながら、上記のような方法とすることにより、2つの配管の間に配管接続部品を配置する際に、2つの配管の各端部を配管接続部品の配管突き当て部に突き当てるだけで、2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を適正に配置することが可能になる。また、上記のような方法とすることにより、2つの配管における各端部の間隙に配管突き当て部が配置されることになるため、ろう材の使用量を減じることができる。また、それに付随して配管接続構造の接続強度を高くすることができる。
(4)上記(3)に記載の配管接続方法においては、前記配管突き当て部は、前記配管接続部品の外側に突出していることが好ましい。
このような方法とすることにより、配管接続部品として2つの配管の端部よりも小径の配管接続部品を用いるとともに、2つの配管の各端部を配管接続部品の外側から配管接続部品に嵌入するとともに配管突き当て部に突き当たるまで押し込むだけで、2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を適正に配置することが可能になる。
(5)上記(4)に記載の配管接続方法においては、前記配管接続部品配置工程を実施する前に、前記2つの配管の端部を大径化して大径端部とする配管端部大径化工程をさらに含むことが好ましい。
上記(4)に記載の配管接続方法においては、配管接続部品配置工程を実施する前に配管端部大径化工程を実施しないこととすることもできる(この場合は、配管接続部品として、接続しようとする2つの配管の外径よりも小さい外径を有する配管接続部品を用いることとなる。)。
しかしながら、上記(5)に記載の配管接続方法のように、配管端部大径化工程を実施することとすれば、接続しようとする2つの配管の外径と略同一の外径を有する配管接続部品を、2つの配管における大径端部にスムーズに差し込むことができ、爾後の配管接続部品配置工程、排気ガス導入工程及び配管接続工程を容易に行うことができるようになる。また、熱交換媒体の流れを極力阻害しない配管接続構造を形成することができる。
この場合、配管接続部品の長さを、大径端部の深さの2倍よりも所定長さ(長手方向に沿った開口の長さ)だけ長く設定することが好ましい。このように構成することにより、配管接続部品を2つの配管における大径端部に差し込むだけで、2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を適正に配置することが可能になる。
(6)上記(3)に記載の配管接続方法においては、前記配管突き当て部は、前記配管接続部品の内側に突出していることも好ましい。
このような方法とすることによっても、配管接続部品として2つの配管の端部よりも大径の配管接続部品を用いるとともに、2つの配管の各端部を配管接続部品の内側に嵌入するとともに配管突き当て部に突き当たるまで押し込むだけで、上記(4)に記載の配管接続方法の場合と同様に、2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を適正に配置することが可能になる。
この場合、配管接続部品配置工程を実施する前に2つの配管を大径化する必要がないため、配管接続方法を簡略化することができるという効果も得られる。
(7)上記(1)に記載の配管接続方法においては、前記2つの配管のうち一方の配管の端部を大径化して大径端部とするとともに、前記2つの配管のうち他方の配管の所定位置に開口を設ける配管加工工程と、前記他方の配管を、前記一方の配管に対して前記開口が外部に露出するように配置する配管配置工程と、前記開口から前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入する排気ガス導入工程と、ろう付けによって、前記開口を閉塞するとともに前記2つの配管を接続する配管接続工程とをこの順序で含むことが好ましい。
このような方法とすることにより、他方の配管における開口から2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを容易に導入することができる。
なお、排気ガス導入工程においてバーナーの排気ガスを導入するために用いた開口は、配管接続工程におけるろう付けによって閉塞することができるため、配管接続構造の品質(密閉度など)が劣化することもない。
上記(7)に記載の配管接続方法においては、前記他方の配管における開口を閉塞した後に、前記2つの配管を接続することが好ましい。このような方法とすることにより、他方の配管における開口を閉塞した後に開口から空気が導入されることがなくなるため、2つの配管を接続する際に開口から空気が導入されるという事態を防止することができる。
(8)上記(2)〜(7)のいずれかに記載の配管接続方法においては、少なくとも前記排気ガス導入工程においては、前記2つの配管又は前記2つの配管のうち少なくともいずれかに接続された配管における開放端に、所定の孔を有する栓がされた状態でバーナーの排気ガスを導入することが好ましい。
このような方法とすることにより、2つの配管の内部に外気が導入されるのを抑制しつつ、2つの配管の内部にバーナーの排気ガスをスムーズに導入することができる。
(9)本発明の空気調和装置は、上記(2)〜(6)のいずれかに記載の配管接続方法によって前記2つの配管及び前記配管接続部品が一体化された配管接続構造を含むことを特徴とする。
このため、本発明の空気調和装置は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法を用いて形成された配管接続構造を含んでいるため、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりすることのない空気調和装置となる。また、設置コスト及び製造コストの安価な空気調和装置となる。
(10)本発明の空気調和装置は、上記(7)に記載の配管接続方法によって前記2つの配管が一体化された配管接続構造を含むことを特徴とする。
このため、本発明の空気調和装置は、上記(9)に記載の空気調和装置の場合と同様に、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法を用いて形成された配管接続構造を含んでいるため、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりすることのない空気調和装置となる。また、設置コスト及び製造コストの安価な空気調和装置となる。
(11)本発明の配管接続部品は、上記(2)に記載の配管接続方法に用いるための略管状の配管接続部品であって、前記長手方向中間部に開口を有することを特徴とする。
このため、本発明の配管接続部品は、長手方向中間部に開口を有するため、上記(2)に記載した配管接続方法を実施するのに好適なものとなる。
(12)本発明の配管接続部品は、上記(3)に記載の配管接続方法に用いるための略管状の配管接続部品であって、前記長手方向中間部に開口及び配管突き当て部を有することを特徴とする。
このため、本発明の配管接続部品は、長手方向中間部に開口及び配管突き当て部を有するため、上記(3)に記載した配管接続方法を実施するのに好適なものとなる。
上記(11)又は(12)に記載の配管接続部品は、切削法やプレス法を用いて、銅管などの金属管から容易に製造することができる。
実施形態1に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 比較例に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る配管接続方法の効果を説明するために示す図である。 実施形態2に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態3に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態4に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態5に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態6に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 実施形態6に係る配管接続方法を説明するために示す図である。 従来の配管接続方法を説明するために示す図である。 従来の配管接続方法を説明するために示す図である。 従来の配管接続方法を説明するために示す図である。
以下、本発明の配管接続方法、空気調和装置及び配管接続部品について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1に係る配管接続方法及び配管接続部品について、図1〜図4を用いて説明する。
実施形態1に係る配管接続方法は、接続しようとする2つの配管をろう付けによって接続する配管接続方法であって、配管接続部品準備工程と、配管接続部品配置工程と、排気ガス導入工程と、配管接続工程とをこの順序で含む配管接続方法である。以下、実施形態1に係る配管接続方法を図1〜図4を用いて各工程毎に詳細に説明する。
図1〜図4は、実施形態1に係る配管接続方法を説明するために示す図である。
図1(a)〜図1(g)は配管接続部品準備工程を説明するために示す図であり、図1(a)は配管接続部品100の斜視図であり、図1(b)は図1(a)の矢印Aの方向から見た側面図であり、図1(c)は図1(a)の矢印Aの方向から見た断面図であり、図1(d)は図1(a)の矢印Aの方向から見た平面図であり、図1(e)は図1(a)の矢印Aの方向から見た断面図であり、図1(f)は図1(a)の矢印Aの方向から見た正面図であり、図1(g)は図1(a)の矢印Aの方向から見た断面図である。
図2(a)〜図2(c)は配管接続部品配置工程を説明するために示す図であり、図3(d)は排気ガス導入工程を説明するために示す図であり、図3(e)は配管接続工程を説明するために示す図であり、図3(f)は配管接続工程が終了した後の配管接続構造の外観を説明するために示す図である。
図4(a)は配管接続部品配置工程が終了した後の要部断面図であり、図4(b)は図4(a)と異なった角度から見た要部断面図である。図4(c)は配管接続工程が終了した後の要部拡大断面図であり、図4(d)は図4(c)と異なった角度から見た要部拡大断面図である。
(1)配管接続部品準備工程
配管接続部品準備工程は、2つの配管を接続する際に2つの配管の間に配置して用いる配管接続部品100を準備する工程である。
実施形態1に係る配管接続部品100は、図1に示すように、略管状の配管接続部品であって、長手方向中間部に開口104及び配管突き当て部106を有している。開口104は、接続しようとする2つの配管200,200(図2参照。)の内部にバーナー500の排気ガスG(図3(d)参照。)を導入する通路としての役割を果たすためのものである。配管突き当て部106は、接続しようとする2つの配管を突き当てる(図2(c)参照。)ためのものである。なお、配管接続部品100は、2つの配管200,200に差し込むための差し込み部102,102をさらに有している。
(2)配管接続部品配置工程
配管接続部品配置工程は、図2(c)に示すように、配管接続部品100を、2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配置する工程である。実施形態1に係る配管接続方法においては、配管接続部品配置工程を実施する前に、2つの配管200,200の端部202,202を大径化して大径端部204,204とする配管端部大径化工程をさらに含んでいる(図2(a)及び図2(b)参照。)。この配管接続部品配置工程が終了すると、配管接続部品100が2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配置される。
(3)排気ガス導入工程
排気ガス導入工程は、図3(d)に示すように、バーナー500を用いて、配管接続部品100の開口104から2つの配管200,200の内部にバーナー500の排気ガスGを導入する工程である。この排気ガス導入工程が終了すると、2つの配管200,200の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで置換される。
なお、実施形態1に係る配管接続方法においては、排気ガス導入工程は、開口104の大きさや配管の太さにもよるが、2つの配管をろう付けで接続する際にろう付け部分を予熱する時間に相当する時間(例えば、数秒〜十数秒程度。)行うことが好ましい。これにより、バーナーの排気ガスを十分に導入することが可能になるとともに、この間にろう付け部分も予熱されることになる。
(4)配管接続工程
配管接続工程は、図3(e)に示すように、ろう付けによって、、配管接続部品100の開口104を閉塞するとともに、2つの配管200,200と配管接続部品100とを接続する工程である。この配管接続工程が終了すると、図3(f)に示すように、2つの配管200,200と配管接続構造100とが一体化された配管接続構造300が完成する。
なお、配管接続工程においては、配管接続部品100の開口104を閉塞した後に、2つの配管200,200と配管接続部品100とを接続することが好ましい。このような方法とすることにより、配管接続部品100の開口104を閉塞した後に開口104から空気が導入されることがなくなるため、2つの配管200,200と配管接続部品100とを接続する際に開口104から空気が導入されるという事態を防止することができる。
実施形態1に係る配管接続方法においては、以上のような工程を経て2つの配管をろう付けすることとしている。このため、実施形態1に係る配管接続方法によれば、2つの配管200,200の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナー500の排気ガスGで置換された状態でろう付けを行うことができるため、配管200,200の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、実施形態1に係る配管接続方法によれば、配管接続部品100の開口104から2つの配管200,200の内部にバーナー500の排気ガスGを導入することにより、配管200,200の内部の空気をバーナー500の排気ガスGで置換することができるため、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もない。また、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、実施形態1に係る配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
また、実施形態1に係る配管接続方法によれば、配管接続部品100を2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配置した状態で、バーナー500の排気ガスGを導入することとしているため、配管接続部品100の開口104から2つの配管200,200の内部にバーナー500の排気ガスGを容易に導入することができる。また、開口を有する配管接続部品100を施工前に準備しておけば、接続しようとする配管200に施工現場で開口を開ける必要もないため、配管接続作業を容易にすることができる。
なお、配管接続部品100の開口104は、配管接続工程におけるろう付けによって閉塞することができるため、配管接続構造の品質(密閉度など)が劣化することもない。
また、実施形態1に係る配管接続方法によれば、配管接続部品配置工程を実施する前に、2つの配管200,200の端部202,202を大径化して大径端部204,204とする配管端部大径化工程をさらに実施するようにしているため、接続しようとする2つの配管200,200の外径と略同一の外径を有する配管接続部品100を、2つの配管200,20における大径端部204,204にスムーズに差し込むことができ、爾後の配管接続部品配置工程、排気ガス導入工程及び配管接続工程を容易に行うことができるようになる。また、熱交換媒体の流れを極力阻害しない配管接続構造を形成することができる。
実施形態1に係る配管接続方法においては、配管接続部品100の長さを、図4(a)に示すように、大径端部204の深さLの2倍よりも所定長さ(長手方向に沿った開口104の長さL)だけ長く設定している。このため、配管接続部品100を2つの配管200,200における大径端部204,204に差し込むだけで、2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配管接続部品100を適正に配置することが可能になる。
実施形態1に係る配管接続方法においては、配管接続部品100は、長手方向中間部に配管突き当て部106を有している。このため、2つの配管200,200の間隙に配管突き当て部106が配置されることになるため、ろう材の使用量を減じることができる。また、それに付随して配管接続構造300の接続強度を高くすることができる。また、2つの配管200,200の間に配管接続部品100を配置する際に、2つの配管200,200の端部を配管接続部品100の配管突き当て部106に突き当てるだけで、2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配管接続部品100を適正に配置することが可能になる。
実施形態1に係る配管接続方法においては、配管突き当て部106は、配管接続部品100の外側に突出している。このため、配管接続部品として2つの配管200,200の大径端部204,204よりも小径の配管接続部品100を用いるとともに、2つの配管200,200の各大径端部204,204を配管接続部品100の外側から配管接続部品100に嵌入するとともに配管突き当て部106に突き当たるまで押し込むだけで、2つの配管200,200の間に開口104が外部に露出するように配管接続部品100を適正に配置することが可能になる。
また、実施形態1に係る配管接続方法においては、排気ガス導入工程及び配管接続工程においては、2つの配管200,200における開放端に、所定の孔512を有する栓510がされている。このため、2つの配管200,200の内部に外気が導入されるのを抑制しつつ、2つの配管200,200の内部にバーナー500の排気ガスGをスムーズに導入することができる。
次に、実施形態1に係る配管接続方法の効果を説明する。
図5は、比較例に係る配管接続方法を説明するために示す図である。図5(a)は配管200aに配管200aを差し込んだ状態を示す図であり、図5(b)は配管200aと配管200aとをろう付けしている状態を示す図であり、図5(c)は配管200aと配管200aとがろう付けされた状態を示す図である。
図6は、実施形態1に係る配管接続方法の効果を説明するために示す図である。図6(a)は実施形態1に係る配管接続方法によって得られた配管接続構造300の内面を示す図であり、図6(b)は配管接続構造300の内面(開口104が閉塞された部分)を示す図であり、図6(c)は比較例に係る配管接続方法によって得られた配管接続構造300aの内面を示す図である。
比較例に係る配管接続方法は、図5に示すように、接続しようとする2つの配管200a,200aのうち一方の配管200aの端部を大径化して大径端部204aとした後、大径端部204aに他方の配管200aの端部202aを差し込み、その部位をろう付けする配管接続方法である。従って、2つの配管200a,200aの内部に空気が含まれた状態でろう付けを行う配管接続方法である。
実施形態1に係る配管接続方法によって得られた配管接続構造300においては、図6(a)及び図6(b)に示すように、内面には酸化皮膜が形成されていないことがわかる。これに対して、比較例に係る配管接続方法によって得られた配管接続構造300aにおいては、図6(c)に示すように、内面に酸化皮膜(図6(c)中、黒く見える部分。)が形成されていることがわかる。
このように、実施形態1に係る配管接続方法によれば、図6(a)〜図6(c)に示すように、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することができることがわかった。
また、実施形態1に係る配管接続方法によれば、図6(b)に示すように、ろう材によって開口104をきれいに閉塞することができることがわかった。
以上のように、実施形態1に係る配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法である。
このため、このように優れた配管接続方法によって2つの配管200,200及び配管接続部品100が一体化された配管接続構造300を含む空気調和装置は、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりすることのない空気調和装置となる。また、設置コスト及び製造コストの安価な空気調和装置となる。
また、実施形態1に係る配管接続部品100は、大径化された2つの配管を接続する場合に特に好適に使用することができる配管接続部品となる。
[実施形態2]
図7は、実施形態2に係る配管接続方法を説明するために示す図である。図7(a)は配管接続部品配置工程が終了したときの要部を示す図であり、図7(b)は配管接続工程が終了したときの要部を示す図である。
実施形態2に係る配管接続方法は、実施形態1に係る配管接続方法と基本的には同様の工程を有しているが、配管接続部品として、図7に示すように、長手方向中間部に配管突き当て部を有しない配管接続部品100Aを用いた点が実施形態1に係る配管接続方法と異なっている。
このように、実施形態2に係る配管接続方法は、用いる配管接続部品の構造が実施形態1に係る配管接続方法の場合と異なるが、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、配管の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで置換された状態でろう付けを行うことができるため、配管の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、実施形態2に係る配管接続方法によれば、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、配管接続部品100Aにおける開口104Aから2つの配管200,200の内部にバーナーの排気ガスを導入することにより、配管200,200の内部の空気をバーナーの排気ガスで置換することができる。
このため、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もない。また、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、実施形態2に係る配管接続方法は、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
その結果、実施形態2に係る配管接続部品100Aは、実施形態1に係る配管接続部品100の場合と同様に、大径化された2つの配管を接続する場合に好適に使用することができる配管接続部品となる。
[実施形態3]
図8は、実施形態3に係る配管接続方法を説明するために示す図である。図8(a)は配管接続部品配置工程が終了したときの要部を示す図であり、図8(b)は配管接続工程が終了したときの要部を示す図である。
実施形態3に係る配管接続方法は、実施形態1に係る配管接続方法と基本的には同様の工程を有しているが、図8に示すように、大径端部を有しない配管を用いた点(すなわち、配管接続部品配置工程を実施する前に2つの配管の端部を大径化して大径端部とする工程を有しない点)及び2つの配管200,200の外径よりも小さい外径を有する配管接続部品100Bを用いた点が実施形態1に係る配管接続方法と異なっている。
このように、実施形態3に係る配管接続方法は、用いる配管及び配管接続部品の構造が実施形態1に係る配管接続方法の場合と異なるが、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、配管の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで置換された状態でろう付けを行うことができるため、配管の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、実施形態3に係る配管接続方法によれば、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、配管接続部品100Bにおける開口104Bから2つの配管200,200の内部にバーナーの排気ガスを導入することにより、2つの配管200,200の内部の空気をバーナーの排気ガスで置換することができる。
このため、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もないし、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、実施形態3に係る配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
[実施形態4]
図9は、実施形態4に係る配管接続方法を説明するために示す図である。図9(a)は配管接続部品配置工程が終了したときの要部を示す図であり、図9(b)は配管接続工程が終了したときの要部を示す図である。
実施形態4に係る配管接続方法は、図9に示すように、配管接続部品を用いないで配管の接続を行うこととしている点で、実施形態1に係る配管接続方法と異なっている。
すなわち、実施形態4に係る配管接続方法は、2つの配管200A,200Aのうち一方の配管200Aの端部を大径化して大径端部204Aとするとともに、他方の配管200Aの所定位置に開口204Aを設ける配管加工工程と、他方の配管200Aを一方の配管200Aに対して開口204Aが外部に露出するように配置する配管配置工程と、開口204Aから2つの配管200A,200Aの内部にバーナーの排気ガスを導入する排気ガス導入工程と、ろう付けによって、開口204Aを閉塞するとともに、2つの配管200A,200Aを接続する配管接続工程とをこの順序で含む配管接続方法である。
このように、実施形態4に係る配管接続方法は、配管接続部品を用いないで配管の接続を行うこととしている点が実施形態1に係る配管接続方法の場合と異なるが、配管200A,200Aの内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで、置換された状態でろう付けを行うことができるため、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、配管の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、実施形態4に係る配管接続方法によれば、配管200Aの開口204Aから2つの配管200A,200Aの内部にバーナーの排気ガスを導入することにより、配管200A,200Aの内部の空気をバーナーの排気ガスで置換することができる。
このため、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もない。また、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、実施形態4に係る配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
その結果、このように優れた配管接続方法によって2つの配管200,200及び配管接続部品100が一体化された配管接続構造306を含む空気調和装置(図示せず。)は、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりすることのない空気調和装置となる。また、設置コスト及び製造コストの安価な空気調和装置となる。
[実施形態5]
図10は、実施形態5に係る配管接続方法を説明するために示す図である。
図10(a)は配管接続部品配置工程が終了したときの要部を示す図であり、図10(b)は符号Rで示す部分における第1の配管接続工程が終了したときの要部を示す図であり、図10(c)は符号Rで示す部分における第2の配管接続工程が終了したときの要部を示す図である。
実施形態5に係る配管接続方法は、図10(c)中、符号Rで示す部分における配管接続方法である。すなわち、実施形態5に係る配管接続方法は、配管200及び配管210がろう付け接続された配管200・210と、配管200Bとをろう付け接続する配管接続方法であって、配管接続部品を用いることなく、また、配管に開口を開けることもない配管接続方法である。しかしながら、実施形態5に係る配管接続方法を実施しようとするときには、図10(b)中、符号Rで示す部分における配管接続方法(配管200と配管210とをろう付け接続する配管接続方法)を行う際に配管接続部品100の開口104からバーナーの排気ガスが既に導入されている。
従って、実施形態5に係る配管接続方法は、配管接続部品を用いたり、配管に開口を開けたりすることのない配管接続方法である点で、実施形態1に係る配管接続方法や実施形態4に係る配管接続方法の場合とは異なるが、配管の内部の空気が、空気に比べて極めて酸化力の低いバーナーの排気ガスで置換された状態でろう付けを行うことができるため、実施形態1に係る配管接続方法や実施形態4に係る配管接続方法の場合と同様に、配管の内面に酸化皮膜が形成されてしまうことがなくなり、酸化皮膜の形成に起因して、空気調和装置の性能が低下したり、空気調和装置自体が故障したりするという問題が解決される。
また、実施形態5に係る配管接続方法によれば、第1の配管接続工程を行う際に、配管接続部品100における開口104から2つの配管200・210,200Bの内部にバーナーの排気ガスを導入することにより、2つの配管200・210,200Bの内部の空気をバーナーの排気ガスで置換することができる。
このため、実施形態1に係る配管接続方法や実施形態4に係る配管接続方法の場合と同様に、設置箇所に窒素ボンベを持参する必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガスを放出させる必要もないし、室外ユニット等に窒素ガス等を充填しておく必要もないし、配管の接続を行うのに先立って、配管中に窒素ガス等を放出させる必要もない。
このため、実施形態5に係る配管接続方法は、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
[実施形態6]
図11及び図12は、実施形態6に係る配管接続方法を説明するために示す図である。図11(a)〜図11(g)は配管接続部品準備工程を説明するために示す図であり、図11(a)は配管接続部品400の斜視図であり、図11(b)は図11(a)の矢印Aの方向から見た側面図であり、図11(c)は図11(a)の矢印Aの方向から見た断面図であり、図11(d)は図11(a)の矢印Aの方向から見た平面図であり、図11(e)は図1(a)の矢印Aの方向から見た断面図であり、図11(f)は図11(a)の矢印Aの方向から見た正面図であり、図11(g)は図11(a)の矢印Aの方向から見た断面図である。
図12(a)は配管接続部品配置工程を説明するために示す図であり、図12(b)は排気ガス導入工程を説明するために示す図であり、図12(c)は配管接続工程を説明するために示す図である。なお、図12(c)においては、配管接続部品400の開口を閉塞した後、バーナー500を移動して、配管接続部品400の両側からろう付けを行う。
実施形態6に係る配管接続方法は、図11及び図12に示すように、実施形態1に係る
配管接続方法とは、用いる配管接続部品の構造が異なっている。すなわち、実施形態6に係る配管接続方法においては、配管接続部品として、配管突き当て部406が配管接続部品の内側に突出している配管接続部品400を用いている。
このように、実施形態6に係る配管接続方法は、実施形態1に係る配管接続方法とは、用いる配管接続部品の構造が異なっているが、配管接続部品として2つの配管200,200の端部よりも大径の配管接続部品400を用いるとともに、2つの配管200,200の各端部を配管接続部品400の内側に嵌入するとともに配管突き当て部406に突き当たるまで押し込むことにより、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様に、2つの配管の間に開口が外部に露出するように配管接続部品を適正に配置することが可能になる。
この場合、配管接続部品配置工程を実施する前に2つの配管を大径化する必要がないため、配管接続方法を簡略化することができるという効果も得られる。
実施形態6に係る配管接続方法は、これ以外の点では、実施形態1に係る配管接続方法の場合と同様であるため、実施形態1に係る配管接続方法と同様に、ろう付けを行う際に発生することがある酸化被膜の発生を防止することのできる配管接続方法であって、配管接続作業を煩雑にさせたり、空気調和装置の製造コストを増大させたりすることのない配管接続方法となる。
以上、本発明の配管接続方法、空気調和装置及び配管接続部品を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
符号の説明
1…空気調和装置、2…室外ユニット、3…室内ユニット、4,41…配管、5…ろう材、12…継ぎ手、21…室外ユニットケース、22,32…熱交換媒体配管、23…室外側熱交換媒体回路、24…サービスポート、25…閉鎖弁、31…室内ユニットケース、33…室内側熱交換媒体回路、42…端部、43…大径端部、100,100A,100B,400…配管接続部品、102,402…差し込み部、104,104A,104B,204A,404…開口、106,406…配管突き当て部、200,200A,200A,200a,200a,200B,210…配管、202,202a,202A,202B…端部、204,204a,204A,214…大径端部、300,300a,302,304,306,308…配管接続構造,500…バーナー,510…栓,512…孔,S…ろう材、G…バーナーの排気ガス

Claims (12)

  1. 接続しようとする2つの配管をろう付けによって接続する配管接続方法であって、
    前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入した後、ろう付けすることを特徴とする配管接続方法。
  2. 請求項1に記載の配管接続方法において、
    前記2つの配管を接続する際に前記2つの配管の間に配置して用いる略管状の配管接続部品であって、長手方向中間部に開口を有する配管接続部品を準備する配管接続部品準備工程と、
    前記配管接続部品を、前記2つの配管の間に前記開口が外部に露出するように配置する配管接続部品配置工程と、
    前記開口から前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入する排気ガス導入工程と、
    ろう付けによって、前記開口を閉塞するとともに前記2つの配管と前記配管接続部品とを接続する配管接続工程とをこの順序で含むことを特徴とする配管接続方法。
  3. 請求項2に記載の配管接続方法において、
    前記配管接続部品は、前記長手方向中間部に配管突き当て部を有することを特徴とする配管接続方法。
  4. 請求項3に記載の配管接続方法において、
    前記配管突き当て部は、前記配管接続部品の外側に突出していることを特徴とする配管接続方法。
  5. 請求項4に記載の配管接続方法において、
    前記配管接続部品配置工程を実施する前に、前記2つの配管の端部を大径化して大径端部とする配管端部大径化工程をさらに含むことを特徴とする配管接続方法。
  6. 請求項3に記載の配管接続方法において、
    前記配管突き当て部は、前記配管接続部品の内側に突出していることを特徴とする配管接続方法。
  7. 請求項1に記載の配管接続方法において、
    前記2つの配管のうち一方の配管の端部を大径化して大径端部とするとともに、前記2つの配管のうち他方の配管の所定位置に開口を設ける配管加工工程と、
    前記他方の配管を、前記一方の配管に対して前記開口が外部に露出するように配置する配管配置工程と、
    前記開口から前記2つの配管の内部にバーナーの排気ガスを導入する排気ガス導入工程と、
    ろう付けによって、前記開口を閉塞するとともに前記2つの配管を接続する配管接続工程とをこの順序で含むことを特徴とする配管接続方法。
  8. 請求項2〜7のいずれかに記載の配管接続方法において、
    少なくとも前記排気ガス導入工程においては、前記2つの配管又は前記2つの配管のうち少なくともいずれかに接続された配管における開放端に所定の開口を有する栓がされた状態でバーナーの排気ガスを導入することを特徴とする配管接続方法。
  9. 請求項2〜6のいずれかに記載の配管接続方法によって前記2つの配管及び前記配管接続部品が一体化された配管接続構造を含むことを特徴とする空気調和装置。
  10. 請求項7に記載の配管接続方法によって前記2つの配管が一体化された配管接続構造を含むことを特徴とする空気調和装置。
  11. 請求項2に記載の配管接続方法に用いるための略管状の配管接続部品であって、
    前記長手方向中間部に開口を有することを特徴とする配管接続部品。
  12. 請求項3に記載の配管接続方法に用いるための略管状の配管接続部品であって、
    前記長手方向中間部に開口及び配管突き当て部を有することを特徴とする配管接続部品。
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