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本発明は、プラスチックシート等のシート状部材からなる折り畳み可能な袋体に関し、特に、折り襞により2つ折りになった底面壁及び側面壁を有して自立可能に形成された自立袋及びその製造方法に関する。
従来、互いに対向した前面壁および後面壁と、内向きに2つ折りにされた一対の側面壁とを筒状に形成し、得られた筒状体の開口部の端縁に底面壁を溶着した四角底袋タイプの自立袋(角底自立袋ともいう)が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、この種の角底自立袋の連続的な製造方法としては、特許文献3、4に記載の方法が知られている。この種の角底自立袋は、底面壁や両側の側面壁が拡開するため、自立しやすく、また容量の大きな包装袋とすることができる。
特開平6−179455号公報 特開平7−314587号公報 特開2000−95251号公報 特開2000−334861号公報
近年、廃棄物の減容や再利用の必要性が高まっており、包装容器においても、廃棄あるいは回収する際に折畳み性に優れることが望まれる。上述のような角底自立袋においては底面壁や両側の側面壁を折り襞に沿ってきちんと折り畳まないと減容しにくく、丸めたり潰したりしても後で自然に膨んできて、かさばってしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、使用後に折り畳みやすく、廃棄性や回収性に優れる自立袋及びその製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、互いに対向した前面壁および後面壁とこれら前面壁と後面壁との間に配置され内向きに2つ折りにされた一対の側面壁とにより筒状部が形成され、該筒状部の少なくとも一方の端縁には内向きに2つ折りにされた底面壁が溶着された自立袋であって、底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接して溶着されていることを特徴とする自立袋を提供する。
また、本発明は、互いに対向した前面壁および後面壁とこれら前面壁と後面壁との間に配置され内向きに2つ折りにされた一対の側面壁とにより筒状部が形成され、該筒状部の少なくとも一方の端縁には内向きに2つ折りにされた底面壁が溶着された自立袋の製造方法であって、底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接するように底面壁と側面壁とを重ね合わせ、前記底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分を溶着することを特徴とする自立袋の製造方法を提供する。
本発明によれば、底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接して溶着することにより、自立袋の外方に突出するような山折り部が形成される。底面壁または側面壁のうち同じ壁の内面同士を溶着した方の壁が該山折り部に向かって引き寄せられ、該山折り部に応力が集中して自然に折り畳まれやすくなる。従って、使用後(空にした状態)に折り畳んで減容しやすく、廃棄性や回収性に優れ、かさばりにくくなる。また、使用前の自立袋も折り畳み易く、空袋の包装がコンパクトになるという効果もある。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1〜図5は、本発明の第1形態例の自立袋及びその製造方法を説明する図面である。図1は、底面壁の一例を示す平面図である。図2は、舟形に折り込まれた底面壁を筒状部に挿入する様子の一例を示す説明図である。図3は、折り畳んだ状態の自立袋の底部付近の一例を示す正面図である。図4は、拡開した状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。図5は、底面壁と側面壁とが互いに接する箇所における底面壁と側面壁との重なり状態の一例を示す断面図である。
図3,図4に示すように、本形態例の自立袋10においては、互いに対向した前面壁1および後面壁2とこれら前面壁1と後面壁2との間に配置された一対の側面壁3,3とにより自立袋の胴部となる筒状部4が形成されている。筒状部4の少なくとも一方の端縁4aには底面壁7が溶着されている。
図4に示すように、側面壁3には該側面壁3が自立袋10の内向きに2つ折りになるような側部折り線3aが形成されている。また、底面壁7には該底面壁7が自立袋10の内向きに2つ折りになるような底部折り線7cが形成されている。側部折り線3aと底部折り線7cとは、いずれも前面壁1と後面壁2が該折り線の両側に配置されるような向きに設けられている。
さらに、底面壁7と側面壁3とが互いに接する箇所において、底面壁7の底部折り線7cを挟む両側の部分が互いに接して溶着され、自立袋10の外方に突出するような鰭状の山折り部12が底面壁7の底部折り線7cに沿って形成されている。
前面壁1、後面壁2、側面壁3、底面壁7としては、例えば、単層のプラスチックフィルム、共押出により多層のプラスチックを積層させた積層フィルム、アルミ箔などの金属箔や紙等をプラスチックとラミネートしたラミネートフィルムなどを用いることができる。前面壁1、後面壁2、側面壁3、底面壁7は、それぞれ互いに同種の基材であってもよく、あるいは異なる基材であってもよい。
側面壁3と前面壁1もしくは後面壁2とは互いに接し合う側縁6においてシールされている(側縁シール部6)。筒状部4を構成するフィルムである前面壁1、後面壁2並びに側面壁3は、互いに向かい合う側の表面に、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱溶着性樹脂を積層してシーラント層を有することが好ましい。これにより、側面壁3と前面壁1もしくは後面壁2とのシールを溶着によって行うことができる。
前面壁1、後面壁2、側面壁3としては、特に、ポリエステルやポリアミドなどの延伸フィルムを最外層として最内層に熱溶着性樹脂を積層した積層体を用いると、強度に優れると共に自立袋10を形成する際に、重ね合わされた複数のフィルムのうち、熱溶着性樹脂層が向かい合った面同士のみでシールされるようになり、不必要な箇所で溶着してしまうことが避けられる。
側面壁3の材料として、前面壁1および後面壁2よりも厚みの薄い材料を用いることも好ましい。この場合、側面壁3を側部折り線3aに沿って2つ折りにしやすくなるとともに、筒状部4あるいは自立袋10の状態で、厚ぼったくなりにくく好ましい。
図1に示すように、底面壁7は、前面壁1または後面壁2に接するように配される長辺7aと、側面壁3に接するように配される短辺7bとを有する長方形状のフィルムである。底面壁7は、長辺7aの方向に延びる底部折り線7cによって2つ折りにされ、さらに、両短辺7bの側で底部折り線7cをもとの折り方向とは逆に折り返して略直角方向に方向転換することによって舟形折込部7dを有する舟形形状に折り畳まれている。舟形折込部7dを形成する際に、底面壁7の隅部から斜めに延びる隅部折り線7eが形成される。
底面壁7としては、特に限定されるものではないが、前面壁1、後面壁2、あるいは側面壁3を構成するフィルムと同種のものを用いることができる。底面壁7の厚みが前面壁1および後面壁2の厚みよりも薄いと、底面壁7を折り込みやすくなるとともに、自立袋10の状態で厚ぼったくなりにくいので、好ましい。
底面壁7と筒状部4とは、底面壁7の長辺7aが前面壁1または後面壁2に接し、底面壁7の短辺7bが側面壁3に接するように重ね合わせられ、シールされている。底面壁7の周縁(長辺7aまたは短辺7b)と筒状部4の端縁4aとがシールされることにより、底部シール部8が形成されている。
底面壁7の短辺7b側では、底面壁7の底部折り線7cを挟む両側の部分が互いに接するように折り重ねられて、底部シール部8の幅で溶着されており、底面壁7の底部折り線7cに沿って、自立袋10の外方に突出するような山折り部12が形成されている。ここでは、底面壁7の底部折り線7cを挟む両側の部分が溶着されている箇所は、山折り部12のうち底部シール部8に沿う箇所になっている。
次に、本形態例の自立袋の製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、筒状部4は、側面壁3となる2枚のフィルムを2つ折りにし、側部折り線3aを内向きに向かい合わせて、前面壁1および後面壁2となるフィルムの間に配置し、前面壁1と側面壁3の端縁同士および後面壁2と側面壁3の端縁同士をシールして側縁シール部6を形成することにより形成することができる。筒状部4は、フィルムの送り方向(図2の上下方向)と直交する方向に切れ目を入れることにより、開口部5が形成される。筒状部4の開口部5を形成する際には、筒状部4を構成するフィルムのうち後面壁2がつながったままとし、前面壁1と両側面壁3を切断すると、筒状のフィルムを連続的に送りながら製袋が可能となる。なお、このように重ね合わせた複数のフィルムのうちの一枚を残して他を切断する方法は、筒状部4内にあて板を入れる方法や、公知のハーフカット方法などを採用できる。
次に、筒状部4の開口部5に、上述したように舟形に折り畳まれた底面壁7を挿入し、筒状部4の開口部5の端縁4aに溶着する。底面壁7を挿入する際には、図5に示すように、底面壁7の舟形折込部7dと側面壁3とが互いに接する箇所において、側面壁3の側部折り線3aと底面壁7の底部折り線7cとの間に隙間11が生じるように底面壁7を押し込むのが好ましい。上記隙間11を生じやすくするためには、例えば、開口部5において筒状部4の端縁4aの周の長さよりも底面壁7の周の長さが大きくなるように、長辺7aおよび/または短辺7bが長くなった底面壁7を用いると、開口部5への挿入時に底面壁7に皺が寄りやすくなり好ましい。または、底面壁7を少し斜めに傾けて挿入したり、一方の側面壁3に押し付けて不均等な姿勢にて挿入してもよい。
このようにして筒状部4の開口部5の端縁4aと底面壁7の周縁とを溶着して底部シール部8を形成すると、図3に示すように、側面壁3の側部折り線3aと底面壁7の底部折り線7cとの間の隙間11が潰されて底面壁7の底部折り線7cを挟む両側の部分が互いに接して溶着され、底面壁7の底部折り線7cに沿って山折り部12が形成される。この山折り部12は、図4に示すように自立袋10を拡開させた状態では、突っ張って自立袋10の外方に突出するようになる。
このような本形態例の自立袋によれば、底面壁7と側面壁3とが互いに接する箇所において、底面壁7の底部折り線7cを挟む両側の部分が互いに接して溶着することにより、拡開時に自立袋10の外方に突出するような山折り部12が底面壁7の底部折り線7cに沿って形成される。つまり、底面壁7の底部折り線7cは、舟形折込部7dの部分を除く箇所では自立袋10の外方から見て谷折りになっているが、舟形折込部7dでは山折り部12として山折りに固定されていることになる。このため、底部折り線7cを中心に底面壁7を拡開させて自立袋10を膨らませたとき、山折り部12には底面壁7の舟形折込部7dが底部折り線7cを中心にして閉じるような応力が作用し、該山折り部12に応力が集中して自然に折り畳まれやすくなるものと考えられる。このようにして、折り畳みが容易な自立袋10が実現される。本形態例の自立袋10は、使用後(空にした状態)に減容しやすく、廃棄性や回収性に優れる。また、使用前の自立袋も折り畳み易く、空袋の包装がコンパクトになるという効果もある。
次に、本発明の自立袋及びその製造方法の第2形態例を説明する。
図6〜図9は、本発明の第2形態例の自立袋及びその製造方法を説明する図面である。図6は、側面壁に底面壁受け部を形成する様子の一例を示す部分拡大斜視図である。図7は、2つ折りにされた底面壁を筒状部の底面壁受け部に向けて挿入する様子の一例を示す説明図である。図8は、折り畳んだ状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。図9は、拡開した状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。
図6〜図9において、図1〜図5で用いた符号と同一の符号は、図1〜図5に示す構成と同一または同様のものであることを示し、以下、重複する説明を省略する場合がある。
図7〜図9に示すように、本形態例の自立袋10においては、底面壁7が底部折り線7cに沿って2つ折りにされたフィルムである。筒状部4は、図6に示すように側面壁3の側部折り線3aをもとの折り方向とは逆に折り返して略直角方向に方向転換することによって形成された底面壁受け部9を有する。底面壁受け部9を形成する際に、側面壁3には、開口部5の側面壁3と前面壁1もしくは後面壁2とが溶着された隅部から斜めに延びる隅部折り線9aが形成される。
さらに、側面壁3の底面壁受け部9と底面壁7の短辺7b側の部分とが互いに接する箇所において、側面壁3の側部折り線3aを挟む両側の部分が互いに接して溶着され、自立袋10の外方に突出するような鰭状の山折り部12が側面壁3の側部折り線3aに沿って形成されている。
本形態例の自立袋は、第1形態例の自立袋の製造方法と同様にして製造することができる。まず図7に示すように、開口部5の両側の側面壁3に底面壁受け部9が形成された筒状部4に、底部折り線7cに沿って2つ折りにした底面壁7を挿入し、筒状部4の開口部5の端縁4aに溶着する。底面壁7を挿入する際には、側面壁3と底面壁7とが互いに接する箇所において、側面壁3の側部折り線3aと底面壁7の底部折り線7cとの間に隙間が生じるようにする。ただし、本形態例においては、図5と異なり、側面壁3が底面壁7よりも外側になるように重ね合わされる。
このようにして筒状部4の開口部5の端縁4aと底面壁7の周縁とを溶着して底部シール部8を形成すると、図8に示すように側面壁3の側部折り線3aと底面壁7の底部折り線7cとの間の隙間が潰されて側面壁3の側部折り線3aを挟む両側の部分が互いに接して溶着され、側面壁3の側部折り線3aに沿って山折り部12が形成される。この山折り部12は、図9に示すように自立袋10を拡開させた状態では、突っ張って自立袋10の外方に突出するようになる。
このような本形態例の自立袋によれば、底面壁7と側面壁3とが互いに接する箇所において、側面壁3の折り線3aを挟む両側の部分が互いに接して溶着することにより、拡開時に自立袋10の外方に突出するような山折り部12が側面壁3の側部折り線3aに沿って形成される。つまり、側面壁3の側部折り線3aは、底面壁受け部9の部分を除く箇所では自立袋10の外方から見て谷折りになっているが、底面壁受け部9では山折り部12として山折りに固定されていることになる。このため、側部折り線3aを中心に側面壁3を拡開させて自立袋10を膨らませたとき、山折り部12には側面壁3の底面壁受け部9が側部折り線3aを中心にして閉じるような応力が作用し、該山折り部12に応力が集中して自然に折り畳まれやすくなるものと考えられる。このようにして、折り畳みが容易な自立袋10が実現される。本形態例の自立袋10は、使用後(空にした状態)に減容しやすく、廃棄性や回収性に優れる。また、使用前の自立袋も折り畳み易く、空袋の包装がコンパクトになるという効果もある。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
本発明では、底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接して溶着されることにより形成される山折り部は、底面壁および/または側面壁のうち、少なくとも1箇所に形成されていればよい。
また、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分において、底面壁の内面同士または側面壁の内面同士が溶着される箇所は、山折り部の一部であってもよい。または、山折り部の全長にわたっていてもよい。上記形態例においては、山折り部を形成する溶着の工程は、筒状部の端縁と底面壁の周縁を溶着する工程において同時に行う場合を記載したが、山折り部を形成するための溶着工程を、筒状部と底面壁とを接合するための溶着工程とは別に行うこともできる。例えば図2において底面壁7の底部折り線7cのうち舟形折込部7dの内側に折り込まれた図2の上下方向に延びる部分が山折り部となる部分であるが、この部分を底面壁7の折り線7cを挟む両側の部分が接するように予め溶着しておき、これを筒状部に挿入して溶着する方法や底部シール8の形成と同時に別のシール金型を用いて溶着するなどの方法が例示される。
さらに、本実施の形態では、筒状部4を形成するに際して、前面壁1、後面壁2および一対の側面壁3となるフィルムを別個に用意したが、これらは互いに連続したフィルムを用いてもよいし、チューブ状のフィルムを用いてもよい。この場合、フィルムが連続した箇所においては側縁シール部6を省略することができる。
そして、本発明を適用できる自立袋は、底面壁が筒状部(自立袋の胴部)の片側に設けられたものであってもよく、あるいは胴部の両側に設けられたものであってもよい。底面壁を胴部の両側に設けた場合には、拡開させたときに直方体状となる自立袋を製造することができる。このような角型の自立袋は、例えばバックインボックスの内袋などとして利用することもできる。
この種の自立袋にはキャップやコックなどによって開閉可能な注出口を設けることもできる。この場合、袋を破ったり切り裂いたりすることなく内容物を取り出し、また、内容物を一部分だけ取り出した後に袋の内部を密閉することができるので、保管性に優れる。
本発明は、例えば、塊状体、粒状体、粉体、液体など各種物品を包装するための包装袋に利用することができる。
底面壁の一例を示す平面図である。 舟形に折り込まれた底面壁を筒状部に挿入する様子の一例を示す説明図である。 折り畳んだ状態の自立袋の底部付近の一例を示す正面図である。 拡開した状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。 底面壁と側面壁とが互いに接する箇所における底面壁と側面壁との重なり状態の一例を示す断面図である。 側面壁に底面壁受け部を形成する様子の一例を示す部分拡大斜視図である。 2つ折りにされた底面壁を筒状部の底面壁受け部に向けて挿入する様子の一例を示す説明図である。 折り畳んだ状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。 拡開した状態の自立袋の底部付近の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1…前面壁、2…後面壁、3…側面壁、3a…側面壁の折り線(側部折り線)、4…筒状部、4a…筒状部の端縁、5…開口部、7…底面壁、7c…底面壁の折り線(底部折り線)、10…自立袋。

Claims (2)

  1. 互いに対向した前面壁および後面壁とこれら前面壁と後面壁との間に配置され内向きに2つ折りにされた一対の側面壁とにより筒状部が形成され、該筒状部の少なくとも一方の端縁には内向きに2つ折りにされた底面壁が溶着された自立袋であって、
    底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接して溶着されていることを特徴とする自立袋。
  2. 互いに対向した前面壁および後面壁とこれら前面壁と後面壁との間に配置され内向きに2つ折りにされた一対の側面壁とにより筒状部が形成され、該筒状部の少なくとも一方の端縁には内向きに2つ折りにされた底面壁が溶着された自立袋の製造方法であって、
    底面壁と側面壁とが互いに接する箇所において、底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分が互いに接するように底面壁と側面壁とを重ね合わせ、前記底面壁の折り線を挟む両側の部分または側面壁の折り線を挟む両側の部分を溶着することを特徴とする自立袋の製造方法。
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