JP4316068B2 - 作業用走行車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クローラトラクタ等の作業用走行車の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種クローラトラクタ等の作業用走行車のなかには、PTO変速ケース、走行用油圧ポンプ、作業用油圧ポンプ、PTO関連の油圧バルブ、走行関連の油圧バルブ等の機器を機体に設けるにあたり、これらの機器を、メンテナンス性に優れる運転席の下方スペースに配置したものがあるが、各機器を、運転席の下方スペースに個別に配置した場合には、機体に対する各機器の組付作業や、機体組付後の油圧配管作業が煩雑になる許りでなく、スペース不足が生じる不都合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、前記PTO変速ケースに、予め走行用油圧ポンプおよび作業用油圧ポンプを一体的に組付けて変速・油圧アッシーを構成することにより、油圧ポンプ等の機体組付作業を容易にすると共に、スペース不足を解消することが提案されているが、油圧バルブにあっては、依然として個別配置されているため、機体に対する油圧バルブの組付作業や、機体組付後の油圧配管作業が煩雑であり、しかも、油圧バルブをメンテナンスする際に変速・油圧アッシー等が邪魔になる可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、クローラ式走行部、キャビンで覆われ、運転席が設けられる操作部を備えて構成された作業用走行車において、アッシーベースとなる作業動力変速用のPTO変速ケースの上部に走行用油圧ポンプを、前部に作業用油圧ポンプをそれぞれ一体的に組付けて変速・油圧アッシーを構成し、該変速・油圧アッシーを前記運転席の下方スペースに配置したものに作業関連および走行関連の油圧バルブを設けるにあたり、該作業関連の油圧バルブは、作業用油圧ポンプからの油圧でPTO変速ケース内のPTOクラッチ機構を入切するPTOクラッチバルブであり、走行関連の油圧バルブは、走行用油圧ポンプの相反する斜板制御用油路を連通させるバイパスバルブであり、これら油圧バルブを前記変速・油圧アッシーの上部に一体的に組付けたことを特徴とする作業用走行車である。つまり、機体組付前の変速・油圧アッシーに油圧バルブや油圧配管を予め組付けておくことができるため、機体組付作業や油圧配管作業を簡略化することができ、しかも、油圧バルブは、変速・油圧アッシーの上部に組付けられているため、運転席側からのメンテナンスが容易になる許りでなく、変速・油圧アッシーの周囲に油圧配管等のレイアウトスペースを確保することができる。しかもPTOクラッチバルブは、変速・油圧アッシーを構成する作業用油圧ポンプおよびPTO変速ケースに接続されるものであるため、機体組付前に油圧配管の組付けを済ませておくことができ、その結果、機体組付後の油圧配管作業を軽減することができる。またバイパスバルブは、変速・油圧アッシーを構成する走行用油圧ポンプに接続されるものであるため、機体組付前に油圧配管の組付けを済ませておくことができ、その結果、機体組付後の油圧配管作業を軽減することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はクローラトラクタの走行機体であって、該走行機体1は、クローラ式の走行部2、キャビン3で覆われた操作部4、各種の作業機(図示せず)を連結可能な作業機連結部5等を備えている。そして、作業機連結部5には、機体後部に上下揺動自在に連結される昇降リンク機構6、該昇降リンク機構6のロアリンク6aをリフトロッド7を介して吊持する左右一対のリフトアーム8、該リフトアーム8と機体後部との間に介設される左右一対の作業機昇降シリンダ9、左右何れかのリフトロッド7に介設される作業機傾斜シリンダ10等が設けられており、そのため、作業機昇降シリンダ9の油圧伸縮作動に応じて作業機が昇降する一方、作業機傾斜シリンダ10の油圧伸縮作動に応じて作業機が左右傾斜するが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0006】
11は前記操作部4に設けられる運転席であって、該運転席11の下方には、後述する油圧機器等の機器を組込むためのスペースSが確保されているが、該スペースSの上方には、運転席11の着脱操作もしくは傾倒操作に応じて開放されるメンテナンス用の開口(図示せず)が確保されている。
【0007】
12は前記スペースSに組体として組込まれる変速・油圧アッシーであって、該変速・油圧アッシー12は、アッシーのベースとなるPTO変速ケース13、該PTO変速ケース13の上部に一体的に組付けられる走行用油圧ポンプ14、PTO変速ケース13の前部に一体的に組付けられる作業用油圧ポンプ15等で構成されている。そして、前記PTO変速ケース13は、機体前部に搭載されるエンジン16の動力をプロペラシャフト17を介して入力し、該動力を、PTO変速ケース13に内装されるPTOクラッチ機構やPTO変速機構を介してPTO軸(作業機動力取出軸)18に伝動すると共に、前記走行用油圧ポンプ14および作業用油圧ポンプ15に伝動するように構成されている。
【0008】
前記走行用油圧ポンプ14は、直列状に連結される一対の可変容量ポンプ19L、19R、該可変容量ポンプ19L、19Rの斜板制御をする斜板制御回路20L、20R等を組込んで構成されており、各可変容量ポンプ19L、19Rの吐出ポートには、それぞれ走行用油圧モータ21L、21Rが接続されている。
【0009】
一方、前記作業用油圧ポンプ15は、一対の定容量ポンプ22、23を直列状に連結して構成されており、そのうち定容量ポンプ22の吐出ポートには、外部油圧制御弁24および作業機制御弁25が直列状に接続されているが、作業機制御弁25には、定容量ポンプ22から供給される作動油を分流させる分流弁26、一方の分流油路に接続される作業機昇降制御弁27、他方の分流油路に接続される作業機傾斜制御弁28等が組み込まれている。そして、作業機昇降制御弁27は、前記作業機昇降シリンダ9(単動シリンダ)の伸縮作動を制御する一方、作業機傾斜制御弁28は、作業機傾斜シリンダ10(複動シリンダ)の伸縮作動を制御するが、作業機昇降制御弁27と作業機昇降シリンダ9との間には、作業機の降下速度を調整する降下速度調整弁29が介設されている。
【0010】
30は前記PTO変速ケース13内のPTOクラッチ機構を入切するPTOクラッチバルブであって、該PTOクラッチバルブ30のポンプポートは、前記作業用油圧ポンプ15を構成する定容量ポンプ23の吐出ポートに油圧配管31を介して接続される一方、タンクポートは、作動油タンクを兼ねるPTO変速ケース13に油圧配管32を介して接続されている。そして、図示しないPTOクラッチ操作具の操作に応じたバルブ切換作動によってPTOクラッチ機構を入切するように構成されるが、PTOクラッチバルブ30は、変速・油圧アッシー12(PTO変速ケース13)の上部に一体的に組付けられるようになっている。即ち、機体組付前の変速・油圧アッシー12にPTOクラッチバルブ30や油圧配管31、32を予め組付けておくことができるため、機体組付作業や、機体組付け後の油圧配管作業を簡略化することができ、しかも、PTOクラッチバルブ30を変速・油圧アッシー12の上部に組付けているため、運転席11側からのメンテナンスが容易になる許りでなく、変速・油圧アッシー12の左右側方(周囲)に油圧配管等のレイアウトスペースを確保することができるようになっている。
【0011】
さらに、33は前記斜板制御回路20L、20Rの相反する斜板制御用油路を所定の操作に応じて連通させるバイパスバルブであって、該バイパスバルブ33は、4本の油圧配管34、35、36、37を介して前記走行用油圧ポンプ14に接続されるものであるが、変速・油圧アッシー12の上部に一体的に組付けるようにしたため、機体組付前の変速・油圧アッシー12にバイパスバルブ33および油圧配管34、35、36、37を予め組付けておくことが可能になり、その結果、機体組付作業や、機体組付け後の油圧配管作業を簡略化することができ、しかも、バイパスバルブ33を変速・油圧アッシー12の上部に組付けることによって、運転席11側からのメンテナンスが容易になる許りでなく、変速・油圧アッシー12の左右側方(周囲)に油圧配管等のレイアウトスペースを確保できる利点がある。
【0012】
叙述の如く構成されたものにおいて、作業動力を変速するPTO変速ケース13に、走行用油圧ポンプ14および作業用油圧ポンプ15を一体的に組付けて変速・油圧アッシー12を構成すると共に、該変速・油圧アッシー12を運転席11の下方スペースSに配置した走行機体1において、作業関連もしくは走行関連の油圧バルブ30、33を設けるにあたり、該油圧バルブ30、33を、前記変速・油圧アッシー12の上部に一体的に組付けたため、機体組付前の変速・油圧アッシー12に油圧バルブ30、33や油圧配管31、32、34、35、36、37を予め組付けておくことが可能になり、その結果、機体組付作業や油圧配管作業を簡略化することができる。
【0013】
しかも、前記油圧バルブ30、31は、変速・油圧アッシー12の上部に組付けられているため、運転席11側からのメンテナンスが容易になる許りでなく、変速・油圧アッシー12の周囲に油圧配管等のレイアウトスペースを確保することができる。
【0014】
また、前記作業関連の油圧バルブは、変速・油圧アッシー12を構成する作業用油圧ポンプ15およびPTO変速ケース13に接続されるPTOクラッチバルブ30であるため、機体組付前に油圧配管31、32の組付けを済ませておくことができ、その結果、機体組付後の油圧配管作業を軽減することができる。
【0015】
また、前記走行関連の油圧バルブは、走行用油圧ポンプ14の相反する斜板制御用油路を連通させるバイパスバルブ33であるため、機体組付前に油圧配管31、32の組付けを済ませておくことができ、その結果、機体組付後の油圧配管作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラトラクタの側面図である。
【図2】同上要部側面図である。
【図3】同上要部背面図である。
【図4】変速・油圧アッシーの平面図である。
【図5】同上側面図である。
【図6】走行系および作業系の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 走行機体
4 操作部
11 運転席
12 変速・油圧アッシー
13 変速ケース
14 走行用油圧ポンプ
15 作業用油圧ポンプ
20 斜板制御回路
30 PTOクラッチバルブ
33 バイパスバルブ

Claims (1)

  1. クローラ式走行部、キャビンで覆われ、運転席が設けられる操作部を備えて構成された作業用走行車において、アッシーベースとなる作業動力変速用のPTO変速ケースの上部に走行用油圧ポンプを、前部に作業用油圧ポンプをそれぞれ一体的に組付けて変速・油圧アッシーを構成し、該変速・油圧アッシーを前記運転席の下方スペースに配置したものに作業関連および走行関連の油圧バルブを設けるにあたり、該作業関連の油圧バルブは、作業用油圧ポンプからの油圧でPTO変速ケース内のPTOクラッチ機構を入切するPTOクラッチバルブであり、走行関連の油圧バルブは、走行用油圧ポンプの相反する斜板制御用油路を連通させるバイパスバルブであり、これら油圧バルブを前記変速・油圧アッシーの上部に一体的に組付けたことを特徴とする作業用走行車。
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