JP4314915B2 - 情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム - Google Patents

情報通知装置、情報通知方法、情報通知プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが他のユーザへ通知したい通知情報を当該他のユーザへ通知し表示させる通知情報装置、特に通知情報の表示の改良に関する。
近年、インターネットサービスプロバイダ(ISP)は、会員間でメッセージ等を自由にやりとりできる様々なコミュニケーションツール・サービスを提供している。例えば、ヤフー(株)は、無料で利用できるコミュニケーションツールとしてYahoo!メッセンジャーを提供している。Yahoo!メッセンジャーには、ユーザにとって便利な機能が種々搭載されている。このうち、オンライン/オフラインという基本機能を利用すれば、予め設定登録しておいたユーザのログイン/ログアウト状態をリアルタイムに知ることができるので、チャット等の相手を即座に見つけることができる。
また、このようなコミュニケーションツールでは、ログイン/ログアウトという状態だけでなく、所定のリストボックスから選択したり、入力フィールドに文字入力すれば、例えば「会議中」などのように自分の現在の状態を設定登録してあるユーザに通知することができる。なお、このように相手に通知されるメッセージを特にインスタントメッセージと呼ばれているが、各ユーザが使用する情報端末装置の画面には、このインスタントメッセージが表示されることになるので、インスタントメッセージを受けたユーザは、他のユーザが現在何をしているかなどの状態を知ることができる。
しかしながら、自分の状態を他のユーザに通知するために、例えば「新商品の開発プロジェクトのための会議中」などというメッセージを入力すると、このメッセージは、その文言のまま設定登録してある全てのユーザの画面上に表示されてしまう。一般に、各自がコミュニケーションツールを利用してメッセージ交換をしようとする相手は、仕事の仲間、遂行中プロジェクトの仲間、顧客、趣味の仲間、家族等公私に及ぶと考えられるが、従来のコミュニケーションツールを用いると、通知するメッセージの内容は、メッセージ入力者とメッセージ受信者との関係に依存することなく入力された表現のままメッセージ受信者使用の各端末装置に画面表示されることになる。すなわち、通知したいメッセージの表現を、メッセージ受信者によって使い分けたいときでも従来においては入力された文言がそのまま表示されるだけなので不可能である。
上記メッセージの例に基づけば、そのメッセージの内容は、メッセージ入力者(以下、「ユーザA」)の所属部署等のメンバに対しては有用な情報であっても、家族等の私的な仲間には「仕事中」程度の簡易若しくは省略した内容で自分の状態を通知すれば十分であり、メッセージの詳細な内容まで知らせる必要がない、あるいは知らせたくないかもしれない。更に、通知先が顧客等の外部者ともなれば、メッセージの詳細な内容を知らせてはならない場合もある。この場合は、「会議中」程度の内容で状態を通知すれば十分であると考えられる。
このように、従来のコミュニケーションツールでは、通知先によってメッセージを伝える表現を変えたいという要求に対応できる機能を提供していなかったため、メッセージを送信したいユーザは、別の手段を利用して、個々のユーザに対して異なる表現でメッセージを通知しなければならなかった。仮に、メッセージの入力負荷を軽減するためにユーザをグループ化することができたとしても、これは通知先の数を削減した場合の効果と同じであり、各グループに対して異なる表現でメッセージを入力する必要があることには変わりない。
本発明は以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、通知情報を通知先により異なる表現で開示することのできる情報通知装置及び情報通知方法を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る情報通知装置は、ユーザにより入力された他のユーザへの通知情報を、他のユーザが使用する情報端末装置へ通知し表示させる情報通知装置において、ユーザをグループ化したときに、各ユーザの所属グループ及び通知先情報を記憶するグループ情報記憶手段と、グループ間の包含関係を記憶するグループ間情報記憶手段と、通知情報を異なる表現で開示するための変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段と、グループ間毎に適用する変換ルールを記憶する適用変換ルール記憶手段と、通知情報を入力したユーザと異なるグループに属するユーザへ通知する通知情報を、当該グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い変換する通知情報変換手段とを有し、入力された通知情報を、他のユーザが属するグループによって異なる表現での表示を可能にしたことを特徴とする。
なお、ユーザが実際に入力したことのみならず、表示された通知情報の中から選択指定する場合も上記「ユーザにより入力された」に該当する。また、ユーザをグループ化したときの各グループには、一人以上のユーザが属していればよく、更に一人も属さない場合もあり得る。また、一ユーザは複数のグループに所属しうる。
また、前記通知情報変換手段は、通知情報を入力したユーザが所属しているグループを包含しているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては変換ルールに従い異なる表現に変換し、通知情報を入力したユーザが所属しているグループに包含されているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては表現を変更しないことを特徴とする。
また、前記各記憶手段に記憶されたグループ情報、グループ間情報、変換ルール又は適用変換ルールのいずれか少なくとも一つの情報に対してカスタマイズ情報を別途設定するカスタマイズ手段を有し、前記通知情報変換手段は、前記カスタマイズ手段によりカスタマイズ情報が別途設定されているときには、その設定されたカスタマイズ情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする。
更に、前記カスタマイズ手段は、1又は複数のグループ毎にカスタマイズ情報を設定し、前記通知情報変換手段は、前記カスタマイズ手段によりカスタマイズ情報が別途設定されているグループからの通知情報に対して当該カスタマイズ情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする。
また、前記通知情報変換手段は、通知情報を複数の情報に分割したとき、分割した情報毎に変換を行うことを特徴とする。通知情報を5W1Hに分割することは、通知情報の分割の一例である。
更に、前記通知情報変換手段は、分割した情報の一部分のみを変換することを特徴とする。
また、通知情報は、各ユーザの現在の状態を表す情報であることを特徴とする。
また、各ユーザが入力するべき通知情報を、ユーザにより指定されたグループに対応した既登録の通知情報で自動設定することを特徴とする。
本発明に係る情報通知方法は、コンピュータにより実施され、複数のユーザがグループ管理されている場合において、情報通知手段が、ユーザにより入力された他のグループに属する他のユーザへの通知情報を受け付けるステップと、ステータス変換手段が、他のユーザへ通知すべき通知情報を、グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い異なる表現に変換する変換ステップと、他のユーザが使用する情報端末装置で表示させるために、情報通知手段が、前記変換ステップにより変換された通知情報を送信する通知ステップとを含み、入力された通知情報を、他のユーザが属するグループによって異なる表現での表示を可能にしたことを特徴とする。
本発明に係る情報通知プログラムは、ユーザにより入力された他のユーザへの通知情報を、他のユーザが使用する情報端末装置へ通知し表示させるコンピュータを、ユーザをグループ化したときに、各ユーザの所属グループ及び通知先情報を記憶するグループ情報記憶手段、グループ間の包含関係を記憶するグループ間情報記憶手段、通知情報を異なる表現で開示するための変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段、グループ間毎に適用する変換ルールを記憶する適用変換ルール記憶手段、通知情報を入力したユーザと異なるグループに属するユーザへ通知する通知情報を、当該グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い異なる表現に変換する通知情報変換手段として機能させる
また、前記通知情報変換手段は、通知情報を入力したユーザが所属しているグループを包含しているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては変換ルールに従い異なる表現に変換し、通知情報を入力したユーザが所属しているグループに包含されているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては表現を変更しないことを特徴とする。
また、前記各記憶手段に記憶されたグループ情報、グループ間情報、変換ルール又は適用変換ルールのいずれか少なくとも一つの情報を別途設定するカスタマイズ機能を有し、そのカスタマイズ機能により情報が別途設定されているときには、その設定された情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする。
本発明によれば、通知したいユーザが所属するグループとの間に設定した変換ルールに従い、入力された通知情報を変換するようにしたので、各ユーザが所属するグループによって入力された通知情報を異なる表現で通知し表示させることができる。
また、グループの包含関係や変換ルール等を設定できるようにカスタマイズ機能を設けたので、ユーザの関係により適合した表現で通知情報を表示させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る情報通知装置の一実施の形態を示した構成図である。本発明は、主に、P2P(ピア・ツー・ピア)コンピューティングやグリッドコンピューティングにより実現することを想定しているが、説明を簡略化するために装置構成として、本実施の形態において特徴的なコミュニケーションツール・サービスを提供するISPが保有するサーバ10と、インターネット2を介して前記ISPが提供するコミュニケーションツールを利用するユーザ所有のユーザ端末装置20のみを示した。本実施の形態では、ユーザが他のユーザへ通知する通知情報として、通知元ユーザの現在の状態を示すステータスメッセージ(以下、単に「ステータス」)を例にして説明する。
サーバ10は、ユーザ情報、グループ情報、グループ間情報、変換ルール及び適用変換ルールをそれぞれ記憶する各記憶部11,12,13,14,15と、情報通信部16と情報管理部17とステータス変換部18とを有している。情報通信部16は、ユーザ端末装置20との間でステータス等の情報の交換を行う。情報管理部17は、各記憶部11〜15に記憶されている情報の管理を行う。ステータス変換部18は、ユーザにより入力されたステータスをグループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い変換する。なお、図1には、本実施の形態において特徴とする処理機能を実現するために必要な構成要素を図示しており、サーバ10には、図示しなくてもコミュニケーションツール・サービスを提供するウェブサーバとして持つべき標準機能は搭載されている。
ユーザ端末装置20は、情報通信部21、ユーザインタフェース(UI)部22及び適用ルール設定部23を有している。情報通信部21は、インターネット2を介してサーバ10及び必要に応じて他のユーザ端末装置20との間で情報の交換を行う。ユーザインタフェース(UI)部22は、ユーザ端末装置20のディスプレイ上にコミュニケーションツールが提供するサービス画面を表示するなどの機能を有するユーザインタフェース手段であり、ユーザにより入力されたステータスを受け付けるステータス入力部24と、サーバ10から送られてくる他のユーザのステータスを表示するステータス表示部25を有している。サーバ10のステータス変換部18は、変換ルール記憶部14に記憶されている予め定義された変換ルールに従い、ユーザにより入力されたステータスを異なる表現に変換するが、適用ルール設定部23は、この変換に用いる変換ルールやグループの包含関係等を別途設定できるカスタマイズ機能を有している。なお、ユーザ端末装置20には、その他にもブラウザ機能などのサーバ10が提供するサービスを利用するクライアント装置として持つべき標準機能は搭載されている。
本実施の形態においては、上記のように構成したことで誰にどのような表現で情報(本実施の形態ではステータス)を開示させるかを指定できるようにしたことを特徴としているが、ここで、この特徴的な機能を実現するために設定するユーザ情報等の各情報について説明する。なお、各種情報の登録更新等の情報管理は、情報管理部17により行われる。
コミュニケーションツールを利用する者は、通常、メンバ登録を事前にしておく必要があるが、本実施の形態においても同様である。図2は、ユーザ情報記憶部11に記憶されているユーザ情報のデータ構成例を示した図である。ユーザ情報には、ユーザを識別するユーザID(ツールへのログインユーザID)、画面表示等に用いられるユーザ名、ステータスの通知先指定などに用いられる通知先情報が含まれる。ユーザ情報は、コミュニケーションツールが保持管理している情報を利用するようにしてもよい。
図3は、グループ情報記憶部12に記憶されているグループ情報のデータ構成例を示した図であり、図4は、図3に示したグループ情報に定義されている各グループの包含関係を示したグループ間情報のデータ構成例を示した図である。まず、図3に示したように、グループ情報は、ユーザをグループ分けしたときの各グループに関する情報である。本実施の形態では、グループを識別するグループIDと、ユーザが各グループを認識するためのグループ名と、各グループに所属するユーザを特定するための情報としてユーザIDとが対応付けされている。なお、各グループに所属するユーザ数は0以上であればよい。また、一ユーザは、複数のグループに所属することができる。なお、グループ情報の形成方法については、ISPが提供する汎用的な機能を利用することにし、特に具体的な設定手順等については本実施の形態では言及しない。
図4に示されるグループ間情報は、通知元グループIDと通知先グループIDとの組で表現できる。通知元グループIDには、ステータスを通知する側のグループのIDが設定され、通知先グループIDには、ステータスが通知される側のグループのIDが設定される。図5は、図4に示したグループ間情報の定義内容に基づきグループ間の関係を模式的に示した図であり、楕円で図示された各グループの右肩若しくは左肩にグループIDを示した。図5によると、例えば、グループIDがG1の“World”からG2の“B社社員”に向けて矢印がひかれているが、これは(2,1)と表現されたグループ間情報に基づくものである。そして、これは、矢印の元にあたる“World”は、矢印の先にあたる“B社社員”を包含するが、“B社社員”は“World”を包含しないということを示している。同様に、例えば、グループIDがG7の“技術開発部”からG11の“Web技術G”に向けて矢印がひかれているが、これは(11,7)と表現されたグループ間情報に基づくものであり、そして、“技術開発部”は“Web技術G”を包含するが、“Web技術G”は“技術開発部”を包含しないということを示している。図5から明らかなように、本実施の形態では、半順序関係が構築されるように包含関係は定義されている。
なお、グループ情報及びグループ間情報はISP側で定義され、原則ツール利用者全体で一つ用意される。例外については後述する。
図6は、変換ルール記憶部14に記憶されている変換ルールを模式的に示した図である。図6によると、R1からRnまでの変換ルールIDが割り振られた変換ルールが予め定義されていることがわかる。本実施の形態では、他のユーザに伝えるステータスを5W1Hという共通の表現形式にて通知することにしている。5W1H共に入力指定されたステータスの例を図7に示す。以下、変換ルールについて説明する。
なお、以下のパターンマッチの説明では、プログラミング言語「PERL」における正規表現と変数表記を用いるが、本実施の形態は本発明の範囲を「PERL」の正規表現に限定するものではない。例えば、POSIX 1003.2で規定される正規表現など、任意のパターンマッチング言語を用いても良い。
図6において、変換ルールIDがR1の変換ルールを参照すると、マッチ用パターンの“who”、“why”、“how”には“(.*)”が指定され、対応する出力用パターンの“who”、“why”、“how”にはそれぞれ“null”、“null”、“$1”が指定されている。これは、ステータスの“who”、“why”に何が指定されていようとも“who”、“why”に関してはnull、すなわち空白に変換して通知することを意味している。図7の例に従うと、“who”、“why”には、それぞれ“AさんDさんEさん”、“商品仕様を定めるため”と指定されているが、R1の変換ルールに従うと、それぞれ空白に変換され出力される。つまり、その情報は開示されないことになる。また、“how”に関しては、出力用パターンが“$1”なので、これは何が入力されようともその入力された情報の先頭の語句のみを開示するように変換し出力することを意味している。図7の例に従うと、“how”には、“TV会議システムで”と指定されているので、R1の変換ルールに従うと、“TV”という情報が出力されることになる。“$1”は“$1”でなくても“$n”(nは自然数)であればよい。入力されたステータスに対し、出力用パターンがnullのときは何も出力しない。また、図6には例示していないが出力用パターンが“$&”のときには入力された表現をそのまま出力する。これに対し、出力用パターンが“$n”のときは入力されたステータスのnで指定された位置に相当する一部の語句のみを出力する。本実施の形態では、このように、5W1Hそれぞれについて、入力されたステータス全体をそのまま出力したり、全体を出力しなかったり、一部のみを出力したりすることができる。
続いて、マッチ用パターンの“when”には“今”が指定され、その出力用パターンにも“今”が指定されている。これは、“when”に“今”が指定されていれば、特に変換せずに“今”のまま出力することを意味している。この変換ルールR1は、入力された“when”のステータスが“今”についてのみのルールであり、他の語句については何のルールも定義していない。
また、マッチ用パターンの“where”、“what”にはそれぞれ“本社”、“会議”が指定され、その出力用パターンにはそれぞれ“社内”、“仕事中”が指定されている。これは、“where”のステータスに“本社”と入力されていたときには“社内”と変換して出力することを意味している。また、“what”のステータスに“会議”と入力されていたときには“仕事中”と変換して出力することを意味している。この変換ルールは、“本社”、“会議”についての変換ルールであって、その他のステータスについてのルールについては何も言及していない。
図8は、適用変換ルール記憶部15に記憶されている適用変換ルールを示した図である。図8には、例えば、グループ間情報が(2,1)に適用する変換ルールとして、R1,R25,R6が設定されている。これは、グループIDがG2の“B社社員”からG1の“World”に向けてステータスを通知するときには、設定された変換ルールR1,R25,R6を設定した順で適用することを表している。例えば、図7に例示したステータスが“B社社員”から“World”へ通知されるとする。“B社社員”からのステータスの“where”には“本社”が指定されているので、設定された最初の変換ルールR1に従い“社内”に変換されて“World”へ通知される。もし、変換ルールR1に該当しなかったステータスは、次に設定された変換ルール(この例ではR25)の適用を試みる。この例では、明示していないが、例えば、適用変換ルールの最後尾に5W1H共にnullとする変換ルールを設定しておけば、無用なステータスの開示を防止することができる。
以上のように、種々の変換ルールを事前に定義しておき、そして、図8に示したように、各グループ間関係に対して適用変換ルールを設定しておけば、ステータス変換部18は、ステータスが通知元のグループから通知先のグループへ転送される際に、各適用変換ルールに従いステータス変換が行われることになる。
なお、本実施の形態では、各グループは包含関係を形成しているので、(2,1)が設定されていれば、(1,2)は原則設定されない。つまり、適用する変換ルールはないので、ステータス変換部18は、グループIDがG1の“World”からG2の“B社社員”へ通知されるステータスに対して何も変換しない。換言すると、何も変換しないという変換ルール(5W1H共に“(.*)”)に従いステータス変換を実行したということができる。
図9は、本実施の形態におけるユーザ端末装置20のディスプレイに表示される画面例を示した図である。この表示画面は、コミュニケーションツールによって用意された画面の一例であり、UI部22におけるブラウザ機能によって表示される。図9には、自己が所属するグループを表示する領域32と、自己がコミュニケーション相手として設定登録したユーザのログイン“◎”又はログアウト“×”の状態及び各ユーザからのステータスを表示する領域34と、自己のステータスを入力する入力領域36とが示されている。自己が所属するグループは、サーバ10のグループ情報から取得できる。前述したように、本実施の形態では、5W1Hでステータスを入力することになるので、入力領域36にはこの形式に合致した入力フィールドが設けられている。ユーザは、この各入力フィールドに通知したいステータスを入力することになるが、実際に文字を入力しなくても過去に入力したステータスをリストボックスに表示させ選択できるようにしてもよい。このように、実際に文字を入力せずに表示されたステータスを指定する場合も「入力されたステータス」に該当する。
以下、本実施の形態における動作について説明する。なお、ここでは、ステータスを入力するユーザを“ユーザA”として説明する。
自己(ユーザA)が複数のグループに所属しているとき、ユーザAは、まず、自己が現在、通知したい状態にいるグループのアイコンを指定する。例えば、現在、商品企画Gとしての職務を遂行しており、商品企画Gの一員としてこれから会議を始めるので、このことを他のユーザに通知したいのであれば、「商品企画G」を選択することになる。図9の例では「商品企画G」を選択した例を示している。
自分が現在いるグループを指定した後、ユーザAは、入力領域36から5W1Hを入力することでステータスを入力する。入力されたステータスをステータス入力部24が受け付けると、情報通信部21は、そのステータスをインターネット2を介してサーバ10へ送信する。図10は、図5に示した各グループの半順序関係に、通知されるステータスの例を付加した図であるが、この入力された情報をステータス40に例示する。
サーバ10において、ユーザ端末装置20から送られてきたステータスを情報通信部16が受信すると、ステータス変換部18は、次のようにステータスを変換する。
ステータス変換部18は、送られてきたステータスに付加された情報からユーザ及び所属するグループ(この例では「商品企画G」)を認識する。ここで、ステータス変換部18は、グループ間情報を参照することによりグループIDがG9の「商品企画G」と包含関係にあるG6の「法人営業部」を特定する。そして、(G9,G6)に対応する適用変換ルールを参照することによりステータスの変換に用いる1乃至複数の変換ルールを特定する。ステータス変換部18におけるステータス変換処理については前述したとおりなので説明は省略するが、ステータス変換部18がステータス変換処理を実施した結果、ステータス42が得られる。図10に示した例によると、“where”に該当する「コミュニティZで」というステータスが隠されたことになる。なお、図10における“×”は空白を意味している。
すなわち、情報通信部16は、「法人営業部」に所属するユーザに対してユーザAのステータスを配信することになるが、このとき、「法人営業部」に所属するユーザのディスプレイには、入力されたステータス40に対し、“where”に相当するステータスに関しては開示しない状態のステータス42で表示される。なお、「法人営業部」に所属するユーザは、グループ情報により特定でき、また、当該ユーザが使用するユーザ端末装置10もユーザ情報から特定できる。
次に、ステータス変換部18は、グループ間情報を参照することにより「法人営業部」と包含関係にあるグループIDがG3の「A社社員」を特定する。そして、(G6,G3)に対応する適用変換ルールを参照することによりステータスの変換に用いる変換ルールを特定する。そして、ステータス変換部18がステータス変換処理を実施した結果、ステータス44が得られる。図9に示した例によると、隠されるステータスはない。すなわち、情報通信部16は、「A社社員」に所属するユーザに対してユーザAのステータスを配信することになるが、このとき、「A社社員」に所属するユーザのディスプレイには、入力されたステータス40に対し、“where”に該当するステータスに関しては開示しない状態のステータス44で表示される。
続いて、ステータス変換部18は、グループ間情報を参照することにより「A社社員」と包含関係にあるグループIDがG3の「World」を特定する。そして、(G3,G1)に対応する適用変換ルールを参照することによりステータスの変換に用いる変換ルールを特定する。そして、ステータス変換部18がステータス変換処理を実施した結果、ステータス46が得られる。図9に示した例によると、“who”と“how”それぞれに該当する「社内メンバーと」と「TV会議システムで」というステータスが隠されたことになる。更に、ここで採用された変換ルールに従い、“what”の「会議」は「多忙」に変換されている。
すなわち、情報通信部16は、「World」に所属するユーザに対してユーザAのステータスを配信することになるが、このとき、「World」に所属するユーザのディスプレイには、入力されたステータス40に対し、“who”、“where”、“how”に相当するステータスに関しては開示しない状態で、かつ“what”に関しては「多忙」に変換されたステータス46で表示されることになる。
以上のように、ユーザAが所属するグループを包含する関係にある各グループに対してはステータス変換処理に用いられる変換ルールに従い、入力されたステータス40は、適宜開示されない状態で表示されることになる。
一方、ユーザAが所属している「商品企画G」に包含されているグループ(図9の例においては「マーケットG」)に関しては、ステータス変換部18は、入力されたステータス40を変換しない(なお、前述したように、変換されない変換ルールに従いステータス変換したとも言える)。そして、情報通信部16は、ステータスを「マーケットG」に包含されているグループに所属する各ユーザに配信するが、この配信されるステータスの内容は、ステータス48に例示したように入力されたステータス40と同じであり、詳細な内容のままである。更に、「World」に包含されているグループIDがG2の「B社社員」及びG8の「家族A」の各ユーザ端末装置20には、「World」と同じくステータス46の表現でステータスが表示されることになる。
ユーザAからのステータスを受け取ることになっているユーザのユーザ端末装置20には、図9に示した表示画面の領域34にそのステータスが表示されることになるが、この表示される内容は、ユーザによって異なる表現、すなわちステータス42,44,46,48という表現で表示されることになる。
なお、「Web技術G」は、半順序関係によるとステータス40と同じ内容のステータスと、ステータス44と同じ内容のステータスをそれぞれ受信可能である。この場合、「Web技術G」に所属するユーザのディスプレイには、グループの半順序関係からして強い関係にある「商品企画G」からのステータス40の内容が表示されることになる。もちろん、ステータス44を表示することを否定するものではない。また、ユーザは、複数のグループに所属しうるが、この場合もグループの包含関係に基づき入力されたステータスに対し、その内容がより開示される状態で表示させることが望ましいと考えられる。
上記ステータスの変換例から明らかなように、本実施の形態では、ステータスの通知元となるグループ(例えば「A社社員」)を包含しているグループ(例えば「World」)の方へ通知するステータスに関しては、「会議」を「多忙」と変換することで表現を曖昧にしている。あるいは、“how”の「TV会議システムで]のように開示しないようにしている。本実施の形態では、当グループを包含しているグループの方への通知を弱い関係の方への通知と呼ぶが、この弱い関係の方へステータスを通知する際には伝えるべきステータスの表現を曖昧にしている。この逆の方、つまり強い関係にある方へステータスを通知する際には伝えるべきステータスをそのままの表現にしている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ステータスを通知するユーザが所属するグループと、ステータスを受けるユーザが所属するグループとの包含関係に従い、ユーザにより入力されたステータスをどのように開示するかを指定することができる。ユーザAは、ステータスを受け取るユーザとの関係を意識せずにただ一つの詳細なステータス40を入力さえすればよい。
ところで、上記説明では、コミュニケーションツール・サービスのメンバ全体に共通の変換ルール等をサービス提供側保有のサーバ10に予め定義しておき、そのサーバ10にある変換ルール等に従いステータスを変換した。しかしながら、システム全体に共通の各種情報の設定内容がメンバ個人あるいは複数のメンバにとって必ずしも最良の設定内容であるとは限らず、サーバ10の各記憶部11〜15に設定された各情報をカスタマイズして、個人でグループを生成したり、あるいはグループ包含関係や変換ルールを設定したい場合もある。このようなメンバの要求に適応できるようにするために、本実施の形態では、カスタマイズ手段として適用ルール設定部23を設けている。
図11は、個人レベルで設定した包含関係を反映させたときのグループ間の関係を模式的に示した図である。図11では、個人レベルで設定した情報を破線で示しているが、図11においては、グループ情報としてグループ「面識者」を設定し、そこから「法人営業部」と「家族A」にグループ間情報を設定した。更に、「A社社員」から「家族A」にグループ間情報を設定した。また、特に図示していないが、設定したグループ間情報には適用変換ルールも別途設定する。なお、グループ間情報を設定する際には、システム全体の半順序関係を維持することに留意する必要がある。
図10の例によると、例えば、ステータス40に示された入力されたステータスの表現は、「家族A」に表示されるときには「World]を介して通知されるのでステータス46の表現に変換される。ここで、「A社社員」に「家族A」が包含されるように包含関係をカスタマイズ情報として設定すると、ステータス変換部18は、その設定されたカスタマイズ情報を優先的に用いてステータス変換を行う。これにより、「家族A」には「A社社員」のステータス44が通知されることになる。適用ルール設定部23による包含関係の設定によりこれが可能になる。更に、適用ルール設定部23により、「家族A」と「A社社員」とのグループ間情報に適用変換ルールをカスタマイズ情報として独自に設定すれば、ステータス変換部18は、その独自に設定されたカスタマイズ情報を優先的に用いてステータス変換を行う。これにより、図11に例示したように、「家族A」にはステータス46でもステータス44でもない独自に表現によるステータス50が通知されることになる。
グループIDがG3の「A社社員」というのは、グループとは言ってもそのグループには一人しか属さない個人を想定しており、また、「家族A」は「A社社員」の家族を想定している。つまり、上記例では、個人レベルでのグループ情報、グループ間情報、変換ルール及び適用変換ルールの設定について説明したが、更に「A社社員」が所属する「法人営業部」、「技術開発部」等の複数のグループを包含する部門レベル、会社レベルで上記カスタマイズ情報を設定するようにすることも可能である。
なお、上記説明から明らかなように、各記憶部11〜15に記憶した情報をカスタマイズ情報により上書きするのではなくステータスの通知元のグループと通知先のグループとの間にカスタマイズ情報が設定されていれば、そのカスタマイズ情報を別途保存し、ステータス変換部18は、適用ルール設定部23によりカスタマイズ情報が設定されているときには、その設定されたカスタマイズ情報を優先的に用いて通知情報を変換する。このように作用するために、カスタマイズ情報には、どのグループ間の変換のために用いる情報であるかを識別する識別情報を付加する必要がある。ここでいう識別情報というのは、個人レベルの場合は、ユーザID(ログインID)でよく、個人レベルで設定したグループ間情報や変換ルール等にユーザIDに付加して保存すればよい。部門レベルの場合は、当該部門に新たなIDを割り振り、その部門IDをカスタマイズ情報を付加して保存する。
これにより、ステータス変換部18は、例えば「A社社員」から「家族A」にステータスを通知する場合、グループ間情報、変換ルール及び適用変換ルールに「A社社員」のユーザIDが付加されているかによってカスタマイズ情報が保存されているかどうかを確認し、カスタマイズ情報が設定されていれば、該当するカスタマイズ情報を優先的に使用する。図11の例に基づくと、「A社社員」のステータス44は、カスタマイズ情報に基づきステータス44を変換して「家族A]に通知する。カスタマイズ情報が設定されていなければ、前述したように「A社社員」のステータス44は、「World」を経由するので、ステータス46の表現で「家族A」に通知されることになる。
このようにして、システム共通に設定した情報のみならず、各グループあるいは複数のグループのみに適用可能な変換ルール等を適用することができる。なお、本実施の形態では、適用ルール設定部23を各ユーザ端末装置20に設けたが、サーバ10に設けてもよい。
本実施の形態では、入力されたステータスを異なる表現で他のユーザに通知し表示させることができるようにした。本実施の形態では、ステータス変換部18及び各記憶部11〜15をサーバ10に搭載してコミュニケーションツールの一機能として上記機能を説明したが、各ユーザ端末装置20に搭載することで、ユーザ端末装置20から他のユーザが使用するユーザ端末装置20へ直接変換したステータスを配信するようにすることも可能である。
また、本実施の形態が提供する機能を利用するには、ユーザは、まず自己が現在どのグループのメンバとして活動しているかを特定するために画面上からグループを指定し、そして、通知すべきステータスを5W1Hで入力する必要があることは前述したとおりである。しかし、グループを指定しただけで、ステータスが自動的に設定できるようにしておくと便利な場合もある。例えば、特別なプロジェクトのためにカスタマイズ機能に用いて新たなグループ(例えば「Aプロジェクト」)を生成する。そして、このAプロジェクトは、いつも会議を行い、それも決められた場所(例えば「新宿」)で会議が実施されるとする。このような場合には、Aプロジェクトのグループを指定する度に「会議」、「新宿」とステータスを入力するのは面倒である。このような場合、グループに対応させてステータス(「会議」、「新宿」)を予め登録できるようにしておき、ユーザにより当該グループ(Aプロジェクト)が指定されると、その指定されたグループに対しては、既登録のステータス(「会議」、「新宿」)を自動設定する。このように、グループに対してステータスを予め設定できる機能を設けておくと便利である。なお、予め設定しておくステータスは、5W1H全てである必要はなくその一部でよく、また、入力領域36に既登録のステータスを表示することによって修正できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ステータスを便宜的に5W1Hの形式で表したが、これに限定される必要はない。また、他のユーザに通知する情報も現在の状態を示すステータスに限定されるものではなく、スケジュール情報や過去の実績情報の通知にも応用することは可能である。
また、本実施の形態が提供する機能を利用するには、ユーザは、まず自己が現在どのグループのメンバとして活動しているかを特定するために画面上からグループを指定し、そして、通知すべきステータスを5W1Hで入力する必要があることは前述したとおりである。しかし、グループを指定しただけで、ステータスが自動的に設定できるようにしておくと便利な場合もある。例えば、特別なプロジェクトのためにカスタマイズ機能に用いて新たなグループ(例えば「Aプロジェクト」)を生成する。そして、このAプロジェクトは、いつも会議を行い、それも決められた場所(例えば「新宿」)で会議が実施されるとする。このような場合には、Aプロジェクトのグループを指定する度に「会議」、「新宿」とステータスを入力するのは面倒である。このような場合、グループに対応させてステータス(「会議」、「新宿」)を予め登録できるようにしておき、ユーザにより当該グループ(Aプロジェクト)が指定されると、その指定されたグループに対しては、既登録のステータス(「会議」、「新宿」)を自動設定する。このように、グループに対してステータスを予め設定できる機能を設けておくと便利である。なお、予め設定しておくステータスは、5W1H全てである必要はなくその一部でよく、また、入力領域36に既登録のステータスを表示することによって修正できるようにしてもよい。
本発明に係る情報通知装置の一実施の形態を示した構成図である。 本実施の形態におけるユーザ情報記憶部に記憶されているユーザ情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態におけるグループ情報記憶部に記憶されているグループ情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態において各グループの包含関係を示したグループ間情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態においてグループ間情報の定義内容に基づきグループ間の関係を模式的に示した図である。 本実施の形態における変換ルール記憶部に記憶されている変換ルールを模式的に示した図である。 本実施の形態において用いるステータスのフォーマットの例を示した図である。 本実施の形態における適用変換ルール記憶部に記憶されている適用変換ルールを示した図である。 本実施の形態におけるユーザ端末装置のディスプレイに表示される画面例を示した図である。 本実施の形態においてステータス変換処理が実行されることによって異なる表現に変換されたステータスの例を示した図である。 本実施の形態において個人が設定したグループ間関係が付加されたグループ間の関係を模式的に示した図である。
符号の説明
2 インターネット、10 サーバ、11 ユーザ情報記憶部、12 グループ情報記憶部、13 グループ間情報記憶部、14 変換ルール記憶部、15 適用変換ルール記憶部、16,21 情報通信部、17 情報管理部、18 ステータス変換部、20 ユーザ端末装置、22 ユーザインタフェース(UI)部、23 適用ルール設定部、24 ステータス入力部、25 ステータス表示部。

Claims (12)

  1. ユーザにより入力された他のユーザへの通知情報を、他のユーザが使用する情報端末装置へ通知し表示させる情報通知装置において、
    ユーザをグループ化したときに、各ユーザの所属グループ及び通知先情報を記憶するグループ情報記憶手段と、
    グループ間の包含関係を記憶するグループ間情報記憶手段と、
    通知情報を異なる表現で開示するための変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段と、
    グループ間毎に適用する変換ルールを記憶する適用変換ルール記憶手段と、
    通知情報を入力したユーザと異なるグループに属するユーザへ通知する通知情報を、当該グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い変換する通知情報変換手段と、
    を有し、入力された通知情報を、他のユーザが属するグループによって異なる表現での表示を可能にしたことを特徴とする情報通知装置。
  2. 請求項1に記載の情報通知装置において、
    前記通知情報変換手段は、通知情報を入力したユーザが所属しているグループを包含しているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては変換ルールに従い異なる表現に変換し、通知情報を入力したユーザが所属しているグループに包含されているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては表現を変更しないことを特徴とする情報通知装置。
  3. 請求項1に記載の情報通知装置において、
    前記各記憶手段に記憶されたグループ情報、グループ間情報、変換ルール又は適用変換ルールのいずれか少なくとも一つの情報に対してカスタマイズ情報を別途設定するカスタマイズ手段を有し、
    前記通知情報変換手段は、前記カスタマイズ手段によりカスタマイズ情報が別途設定されているときには、その設定されたカスタマイズ情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする情報通知装置。
  4. 請求項3に記載の情報通知装置において、
    前記カスタマイズ手段は、1又は複数のグループ毎にカスタマイズ情報を設定し、
    前記通知情報変換手段は、前記カスタマイズ手段によりカスタマイズ情報が別途設定されているグループからの通知情報に対して当該カスタマイズ情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする情報通知装置。
  5. 請求項1に記載の情報通知装置において、
    前記通知情報変換手段は、通知情報を複数の情報に分割したとき、分割した情報毎に変換を行うことを特徴とする情報通知装置。
  6. 請求項5に記載の情報通知装置において、
    前記通知情報変換手段は、分割した情報の一部分のみを変換することを特徴とする情報通知装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報通知装置において、
    通知通常情報は、各ユーザの現在の状態を表す情報であることを特徴とする情報通知装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報通知装置において、
    ユーザが入力するべき通知情報を、ユーザにより指定されたグループに対応した既登録の通知情報で自動設定することを特徴とする情報通知装置。
  9. コンピュータにより実施され、
    複数のユーザがグループ管理されている場合において、情報通知手段が、ユーザにより入力された他のグループに属する他のユーザへの通知情報を受け付けるステップと、
    ステータス変換手段が、他のユーザへ通知すべき通知情報を、グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い異なる表現に変換する変換ステップと、
    他のユーザが使用する情報端末装置で表示させるために、情報通知手段が、前記変換ステップにより変換された通知情報を送信する通知ステップと、
    を含み、入力された通知情報を、他のユーザが属するグループによって異なる表現での表示を可能にしたことを特徴とする情報通知方法。
  10. ユーザにより入力された他のユーザへの通知情報を、他のユーザが使用する情報端末装置へ通知し表示させるコンピュータを、
    ユーザをグループ化したときに、各ユーザの所属グループ及び通知先情報を記憶するグループ情報記憶手段、
    グループ間の包含関係を記憶するグループ間情報記憶手段、
    通知情報を異なる表現で開示するための変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段、
    グループ間毎に適用する変換ルールを記憶する適用変換ルール記憶手段、
    知情報を入力したユーザと異なるグループに属するユーザへ通知する通知情報を、当該グループ間の包含関係に対応した変換ルールに従い異なる表現に変換する通知情報変換手段、
    として機能させる情報通知プログラム
  11. 請求項10に記載の情報通知プログラムにおいて、
    前記通知情報変換手段は、通知情報を入力したユーザが所属しているグループを包含しているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては変換ルールに従い異なる表現に変換し、通知情報を入力したユーザが所属しているグループに包含されているグループに所属するユーザに対して通知する通知情報に対しては表現を変更しないことを特徴とする情報通知プログラム。
  12. 請求項10に記載の情報通知プログラムにおいて、
    前記各記憶手段に記憶されたグループ情報、グループ間情報、変換ルール又は適用変換ルールのいずれか少なくとも一つの情報を別途設定するカスタマイズ機能を有し、そのカスタマイズ機能により情報が別途設定されているときには、その設定された情報を優先的に用いて通知情報を変換することを特徴とする情報通知プログラム
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