JP4314482B2 - インク吸収材、プラテン、インクジェット式記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

インク吸収材、プラテン、インクジェット式記録装置、液体噴射装置 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェット式記録装置において、被記録媒体を支持することにより被記録媒体とインクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンに配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材と、前記プラテンと、そして前記インク吸収材或いは前記プラテンを備えたインクジェット式記録装置に関する。また、本発明は、液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
以下、インクジェット式記録装置或いは液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンタを例に説明する。近年、ホームDPEと称されるが如く、銀塩写真並の超高画質印刷を家庭で容易に実現可能なインクジェットプリンタが一般に広く普及しており、そしてこの様なインクジェットプリンタには、銀塩写真と同等な出力結果を得る為に印刷用紙の四辺に余白無しで印刷する所謂縁無し印刷が実行可能に構成されたものがある。
この様なインクジェットプリンタの構成としては、インクジェット記録ヘッドと対向して設けられ、印刷用紙とインクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンに凹部を設け、用紙端部から外れた領域にインクを吐出するとともに当該外れた領域に吐出するインクを前記凹部に打ち捨てる構成が一般的である。
また、前記凹部には、打ち捨てられるインクのミスト化による浮遊を極力防止する為に、インク吸収するインク吸収材が設けられるとともに、その底部には吸収したインクを下方に排出する穴部が形成されている。そして、インク吸収材に吸収されたインクは、前記穴部からプラテンの下方に設けられた廃液回収手段(例えば、廃液トレイ)等に滴下する様な構成が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−86757号公報
しかし、前記凹部にインク吸収材が配設された状態では、特に前記インク吸収材の周縁が前記凹部から浮き上がり易く、この様にインク吸収材が浮き上がると、インク吸収材が印刷用紙の裏面と接触し、これによって印刷用紙の裏面がインクで汚損される虞がある。また、印刷用紙がインク吸収材によって持ち上げられて、インクジェット記録ヘッドと印刷用紙とのギャップが不適切となり、場合によっては印刷用紙がインクジェット記録ヘッドに擦れて、印刷品質を著しく低下させる虞もある。しかし一方で、この様な問題を防止するために、インク吸収材を前記凹部に保持する手段を別途設ける場合には、コストアップや、組立作業性の低下を招き易い。
そこで本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、その課題は、コストアップや組立作業性の低下を招くことなく、インク吸収材の浮き上がりを防止することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向に向けて突出することで、前記穴部の内壁に圧接する突起が形成されていることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、プラテン前記に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成されたインク吸収材において、前記ガイド部を形成する舌片部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向に向けて突出することで、前記穴部の内壁に圧接する突起が形成されていることから、前記舌片部を前記穴部に挿通させた際に、前記突起が前記穴部の内壁に圧接し、これによって前記舌片部の折れ曲がり部に捻れ応力が生じて、前記本体部に捻れ傾向が付与される。従ってこの様な捻れ傾向の発生により、前記本体部の、前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを防止することが可能となる。また、前記舌片部を前記穴部に挿通させるのみで、この様な浮き上がり防止効果が得られるので、コストアップを招くことなく、且つ作業性容易に、インク吸収材の浮き上がり防止効果を得ることが可能となる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記舌片部が、前記本体部の主走査方向端部において、被記録媒体の副走査方向両端部から、主走査方向に沿って外側に突出する様に形成され、副走査方向上流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向上流側に向かって突出する様に、且つ、副走査方向下流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向下流側に向かって突出する様に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記舌片部が、前記本体部の主走査方向端部において、被記録媒体の副走査方向両端部から、主走査方向に沿って外側に突出する様に形成され、副走査方向上流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向上流側に向かって突出する様に、且つ、副走査方向下流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向下流側に向かって突出する様に形成されているので、当該構成によって前記本体部は副走査方向両端、即ち前記本体部において前記インクジェット記録ヘッドの外周縁が前記インクジェット記録ヘッドから離間する様な捻れ傾向が付与され、これにより前記本体部の前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを確実に防止することが可能となる。
本発明の第3の態様は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部が前記穴部に差し込まれた際に、前記舌片部が前記本体部に捻れ傾向を付与する様に構成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、プラテンに形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成されたインク吸収材において、前記ガイド部を形成する舌片部が前記穴部に差し込まれた際に、前記舌片部が前記本体部に捻れ傾向を付与する様に構成されていることから、従ってこの様な捻れ傾向の発生により、前記本体部の、前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを防止することが可能となる。また、前記舌片部を前記穴部に差し込むのみで、この様な浮き上がり防止効果が得られるので、コストアップを招くことなく、且つ作業性容易に、インク吸収材の浮き上がり防止効果を得ることが可能となる。
本発明の第4の態様は、上記第3の態様において、前記舌片部が、前記本体部において前記インクジェット記録ヘッドと対向する面の外周縁が前記インクジェット記録ヘッドから離間するような捻れ傾向を前記本体部に付与することを特徴とする。
上記態様によれば、前記本体部において前記インクジェット記録ヘッドと対向する面の外周縁が前記インクジェット記録ヘッドから離間するような捻れ傾向が付与されるので、これによって前記本体部の前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを防止することが可能となる。
本発明の第5の態様は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンであって、前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に形成され、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されたインクを吸収するインク吸収材を配設可能な凹部と、前記凹部に形成され、前記凹部に打ち捨てられたインクを前記プラテンの外へと導く穴部と、を有し、前記インク吸収材は、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、且つ、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられるとともに前記穴部に差し込まれることで成されるものであり、前記穴部において前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向の内壁面に、突起が形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、インク吸収材の舌片部を差し込み可能な穴部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向の内壁面に突起が形成されているので、前記舌片部を前記穴部に差し込んだ際に、前記舌片部の折れ曲がり部に捻れ応力が生じて、インク吸収材の本体部に捻れ傾向が付与される。従ってこの様な捻れ傾向の発生により、インク吸収材における本体部の、前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを防止することが可能となる。また、前記舌片部を前記穴部に差し込むのみで、この様な浮き上がり防止効果が得られるので、コストアップを招くことなく、且つ作業性容易に、インク吸収材の浮き上がり防止効果を得ることが可能となる。
本発明の第6の態様は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンであって、前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に形成され、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されたインクを吸収するインク吸収材を配設可能な凹部と、前記凹部に形成され、前記凹部に打ち捨てられたインクを前記プラテンの外へと導く穴部と、を有し、前記インク吸収材は、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、且つ、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられるとともに前記穴部に差し込まれることで成されるものであり、前記穴部が、前記舌片部が前記穴部に差し込まれた状態において、前記舌片部を介して前記凹部に配設された前記本体部に捻れ傾向を付与する様に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、プラテンに形成された穴部が、当該穴部にインク吸収材の舌片部が差し込まれた状態において、インク吸収材の本体部に捻れ傾向を付与する様に形成されているので、従ってこの様な捻れ傾向の発生により、前記本体部の、前記インクジェット記録ヘッド側への浮き上がりを防止することが可能となる。また、前記舌片部を前記穴部に差し込むのみで、この様な浮き上がり防止効果が得られるので、コストアップを招くことなく、且つ作業性容易に、インク吸収材の浮き上がり防止効果を得ることが可能となる。
本発明の第7の態様に係るインクジェット記録装置は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンと、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収する、上記第1から第4の態様のいずれかに記載の前記インク吸収材を備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、インクジェット式記録装置において、上述した第1から第4の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第8の態様に係るインクジェット式記録装置は、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定する、上記第5または第6の態様に記載の前記プラテンと、を備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、インクジェット式記録装置において、上述した第5のまたは第6の態様と同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第9の態様は、被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドと、被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被噴射媒体を支持して被噴射媒体と前記液体噴射ヘッドとの距離を規定するプラテンと、被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記液体噴射ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被噴射媒体の端部から外れて打ち捨てられる液体を吸収する液体吸収材と、を備えた液体噴射装置であって、前記液体吸収材が、前記液体噴射ヘッドと対向する本体部と、前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収した液体を前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向に向けて突出することで、前記穴部の内壁に圧接する突起が形成されていることを特徴とする。
以下、図1乃至図7を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る「インクジェット式記録装置」「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の側断面概略図、図2は記録部、特にプラテン35の外観斜視図、図3はインク吸収材40に形成された舌片部(ガイド部)41、42、43の斜視図、図4はプラテン35の断面斜視図、図5はプラテン35の断面図、図6及び図7はプラテン35の他の実施形態を示す断面図である。
先ず、図1を参照しながらプリンタ1の構成について概説する。
プリンタ1は、装置後部(図1の左側)に「被記録媒体」「被噴射媒体」の一例としての用紙P1を傾斜姿勢にセット可能な給送装置(ASF)11を備えるとともに、装置底部に、用紙P2を水平姿勢でセット可能な給紙トレイ52を備え、即ち2系統の用紙給送経路を備えている。尚、以下では適宜、用紙P1及び用紙P2を合わせて単に「用紙P」と言う。
給送装置11は、ホッパ12と、給送ローラ13と、分離ローラ14とを備えている。ホッパ12は、用紙P1を傾斜姿勢に支持するとともに、揺動することにより、支持した用紙P1を給送ローラ13に圧接させる状態と離間させる状態とを切り換え可能に設けられている。給送ローラ13は側面視略D形の形状を成し、回転することで給送ローラ13に圧接した最上位の用紙P1を下流側へ給送する。分離ローラ14は給送ローラ13と圧接可能に配設されるとともに、所定の回転抵抗力が付与された状態に設けられている。用紙P1の重送が発生せずに、1枚だけ用紙P1が給送されている場合には、分離ローラ14はこれに応じて従動回転し、用紙P1が給送ローラ13と分離ローラ14との間に複数枚存在する場合には、用紙間の摩擦係数が低いことにより、その回転が停止する様になっている。この様な分離ローラ14の作用によって、給送されるべき最上位の用紙P1につられて重送されようとする次位以降の用紙P1が、給送ローラ13から下流側へ進まずに、給送ローラ13と分離ローラ14との圧接点近傍で留まり、用紙の重送が防止される。
給送装置11の下流側には、搬送駆動ローラ27と、搬送従動ローラ28とが設けられている。搬送駆動ローラ27は、図2に示す様に主走査方向に長い軸体によって成されるとともに、図示しない駆動モータによって回転駆動される。搬送従動ローラ28は、図2に示す様に主走査方向に渡って複数並設された搬送従動ローラホルダ39によって自由回転可能に軸支されるとともに、搬送駆動ローラ27に圧接することで、搬送駆動ローラ27に従動回転する。給送装置11或いは装置底部の給紙トレイ52から給送された用紙Pは、搬送駆動ローラ27と搬送従動ローラ28とによってニップされるとともに、搬送駆動ローラ27の回転によって下流側へ搬送される。
搬送駆動ローラ27及び搬送従動ローラ28の下流側には、インクジェット記録ヘッド25と、プラテン35とが上下に対向する様に配設されている。インクジェット記録ヘッド25はキャリッジ22の底部に配設され、キャリッジ22の主走査方向への往復動作とともに用紙Pにインク滴を吐出し、これによって用紙Pの印刷面への記録が実行される。キャリッジ22は主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びる主キャリッジガイド軸24と副キャリッジガイド軸23とによって主走査方向に案内される様に配設されるとともに、駆動モータ(図示せず)によって駆動される無端ベルト(図示せず)の一部に固定されて、主走査方向に往復駆動される。尚、本実施形態に係るプリンタ1は、キャリッジ22にインクカートリッジを搭載せず、キャリッジ22から独立して装置前方側底部(図示せず)に配設されたインクカートリッジから、図示しないインク供給チューブを介して、インクジェット記録ヘッド25へとインクが供給される様構成されている。
プラテン35は、図2に示す様に主走査方向に延びる形状を成すとともに、副走査方向に延びるリブを、主走査方向に適宜の間隔で備え、用紙Pを支持して用紙Pとインクジェット記録ヘッド25との距離を規定する。また、プラテン35は、インクジェット記録ヘッド25と対向する面に、凹部36を備えている。主走査方向に延びる様に形成された凹部36の中には、主走査方向に渡って島部37が局在する様に配置されていて、この様な構成によって用紙Pの先端、後端、そして所定サイズの用紙P両側端から外れた部分へ吐出したインクが凹部36に打ち捨てられ、縁無し印刷が実行される。凹部36には、打ち捨てられたインクを吸収するインク吸収材40が配設されているとともに、凹部36の底部にはプラテン35の底面に連通する穴部(図1、図2では図示せず)が形成されていて、当該穴部によってプラテン35の下部に設けられた廃液回収トレイ38にインクが導かれる(排出される)様になっている。尚、プラテン35及びインク吸収材40の構成については、後に詳述する。
次に、図1に戻ってインクジェット記録ヘッド25の下流側には、第1排出駆動ローラ30、第1排出従動ローラ31、第2排出駆動ローラ33、第2排出従動ローラ34が設けられている。第1排出駆動ローラ31と第2排出駆動ローラ33は図示しない駆動モータによって回転駆動され、第1排出従動ローラ31は第1排出駆動ローラ30に、第2排出従動ローラ34は第2排出駆動ローラ33にそれぞれ接して従動回転するよう設けられている。そして、記録の行われた用紙Pが、これらローラによってニップされ、スタッカ50へと排出される。
一方、装置底部に設けられた給紙トレイ52の先端側上部には、ピックアップローラ54が配設されている。ピックアップローラ54は揺動軸53aを中心に揺動可能な軸支部材53によって軸支されるとともに、図示しない駆動モータによって回転駆動される。そして、軸支部材53の揺動動作によって、給紙トレイ52にセットされた用紙P2に接する位置と、用紙P2から離間する位置とを変位し、用紙P2に接した状態で回転することにより、最上位の用紙P2を装置後方(図1の左方向)に向けて給送する。
給紙トレイ52の先端側には、図示しない駆動モータによって回転駆動される反転ローラ55が設けられるとともに、当該反転ローラ55を中心にした用紙P2の湾曲反転経路が形成されている。反転ローラ55と対向する位置には反転ローラ55に圧接する位置と離間する位置とを変位可能なニップローラ56が設けられており、ピックアップローラ54によって給送される用紙P2は、その後反転ローラ55とニップローラ56との圧接点を通過することで、重送が防止されるとともに、反転ローラ55の回転による給送力が付与されて更に下流側に給送される様になっている。そして、用紙P2は反転ローラ55を中心とする湾曲反転経路を経由し、給送装置11によって給送される用紙P1と同様に搬送駆動ローラ27及び搬送従動ローラ28によってニップされ、下流側へ搬送される。
以上がプリンタ1の大略構成であるが、プリンタ1は、装置上部にスキャナユニット(図示せず)を備えており、即ちスキャナ一体型のプリンタとして構成されていて、前記スキャナユニットによって読み取った画像を、上述した記録手段によって記録を実行することが可能となっている。但し、以下では上記スキャナユニットについての説明は省略する。
次に、図3乃至図7を参照しながら、プラテン35及びインク吸収材40について詳説する。
インク吸収材40は主走査方向に延びる形状を成すとともに、上述した様にプラテン35に形成された凹部36に配設されて、用紙Pの端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収する。従って、インク吸収材40は高いインク吸収性を有し、かつインクによって冒されにくい(耐インク性が高い)性能を有するものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート、アクリル、レーヨン等の合成繊維やパルプなどを原料とするフェルト材、或いは、スポンジなどの発泡性の軟質材や多孔質材を用いることができる。
インク吸収材40においてインクジェット記録ヘッド25と対向する本体部40aには、凹部36に設けられた島部37を避ける様に、主走査方向に空洞部が局在する様に形成されているとともに、その主走査方向(長手方向)両端部には、副走査方向(主走査方向と直交する方向)の両端から、主走査方向に沿って外側に突出する様に、舌片部41、43が形成されている。また、舌片部41、43の間には、舌片部41、43と同様な方向に突出する舌片部42が形成されている。尚、当該舌片部41、42、43および、後述する穴部45、46、47は、プラテン35及びインク吸収材40の主走査方向両端部に配置されているが、図4乃至図7では一方側の端部を示すとともに、以下では当該一方側の端部を説明することとする。但し、他端側の構成は、図4乃至図7に示すものと全く同様である。
主走査方向に延びる様に形成された凹部36の、主走査方向両端部には、図4に示す様にプラテン35の底部に連通する穴部45、46、47が形成されていて、凹部36に打ち捨てられたインクは、当該穴部45、46、47を通じて、下部の廃液回収トレイ38(図2)へと排出される。そして、インク吸収材40に形成された舌片部41、42、43は、図3に示す様に副走査方向と直交する面に沿うように折り曲げられて、それぞれ穴部45、46、47に差し込まれる。
即ち、舌片部41、42、43が折り曲げられるとともに穴部45、46、47にそれぞれ差し込まれることで、舌片部41、42、43が、プラテン35の外部へ突出し、吸収したインクをプラテン35の下部に配設された廃液回収トレイ38(図2)へと案内するガイド部としての機能を果たす。尚、廃液回収トレイ38の内部には、インクを保持するための廃液吸収材(図示せず)が配設されていて、舌片部41、42、43は、穴部45、46、47にそれぞれ差し込まれることで前記ガイド部を成した際に、その先端が前記廃液吸収材の上面に接する様に構成されており、これによってインク吸収材40に吸収されたインクが、前記廃液吸収材に円滑に導かれる様になっている。
続いて、本発明の特徴的な構成について述べる。図3及び図4に示す様に、舌片部41、43には、それぞれの折り曲げ方向と交差する方向(本実施形態では、直交する方向)、つまり本実施形態では副走査方向(図5の左右方向)に向けて突出することで、穴部45、47の内壁に圧接する突起41a、43aが形成されている。
より詳しくは、副走査方向上流側(図3、図4の右上方向)に位置する舌片部41に、突起41aが、副走査方向上流側に向かって突出する様に形成され、副走査方向下流側(図3、図4の左下方向)に位置する舌片部43に、突起43aが、副走査方向下流側に向かって突出する様に形成されている。一方、穴部45、47は、それぞれ副走査方向の寸法が舌片部41、43の副走査方向寸法(突起41a、43aを含めた寸法)よりも小さく形成されているので、舌片部41、43をそれぞれ穴部45、47に差し込むと、図5に示す様に突起41aが穴部45の副走査方向上流側(図5では右側)内壁に圧接し、突起43aが穴部47の副走査方向下流側(図5では左側)内壁に圧接し、これによって舌片部41、43の折れ曲がり部(図3においてそれぞれ符号41b、43bで示す)にはそれぞれ矢印で示す様な方向の捻れ応力が発生する。
従ってインク吸収材40の本体部40aには、図5の矢印で示す様な方向の捻れ傾向が付与される。具体的には、この捻れ傾向は、本体部40aにおいてインクジェット記録ヘッド25と対向する面の外周縁(図3において符号40b、40cで示す)がインクジェット記録ヘッド25から離間する様な捻れ傾向である。より具体的には、舌片部41が、本体部40aに、本体部40aの副走査方向上流側端部(外周縁)40bがインクジェット記録ヘッド25から離間する方向の捻れ傾向を付与する。また、舌片部43が、本体部40aに、本体部40aの副走査方向下流側端部(外周縁)40cがインクジェット記録ヘッド25から離間する方向の捻れ傾向を付与する。
従ってこの様な捻れ傾向の発生により、本体部40aの、インクジェット記録ヘッド25側への浮き上がりを確実に防止することが可能となる。また、この様に穴部45、47に、舌片部41、43をそれぞれ差し込むのみで、上記浮き上がり防止効果が得られるので、コストアップを招くことなく、且つ作業性容易に、上記浮き上がり防止効果を得ることができる。
尚、上記突起41a、43aの形状は一例であり、舌片部41、43を穴部45、47に差し込んだ際に、本体部40aに捻れ傾向が付与される様な形状であれば、どの様な形状であっても構わない。
また、本実施形態においては舌片部41、43に突起41a、43aをそれぞれ形成することで、本体部40aに捻れ傾向を付与する様に成しているが、舌片部41、43を穴部45、47に差し込んだ際に、本体部40aに捻れ傾向が付与される様な構成であれば、どの様なものであっても構わない。
例えば、上記実施形態では、インク吸収材40の側に突起41a、43aを形成しているが、図6に示すプラテン35’の様に、穴部45’、47’に、それぞれ舌片部41’、43’の折り曲げ方向と交差する方向、より具体的には舌片部41’、43’の折り曲げ時の軌跡を含む平面と直交する方向の内壁面(図5乃至図7の左右方向)に突起51、52を形成することで、突起が形成されていない舌片部41’、43’を穴部45’、47’にそれぞれ差し込んだ際に、舌片部41’、43’が、図5と同様な捻れ傾向を本体部40aに付与するように構成することもできる。また、図7に示すプラテン35’’の様に、穴部45’’及び穴部47’’において舌片部41’、43’の折り曲げ方向と交差する方向の内壁面を傾斜面とすることで、突起が形成されていない舌片部41’、43’を穴部45’’、47’’にそれぞれ差し込んだ際に、舌片部41’、43’が、図5と同様な捻れ傾向を本体部40aに付与する様に構成することもできる。
つまり、プラテン35にインク吸収材40が配設された際に、インク吸収材40に形成された舌片部が、インク吸収材40の本体部40aに捻れ傾向、特に、本実施形態の様に本体部40aにおいてインクジェット記録ヘッド25と対向する面の外周縁がインクジェット記録ヘッド25から離間するような捻れ傾向、を付与するように構成されていれば、インク吸収材40の浮き上がり防止効果を得ることができ、用紙P裏面のインクによる汚損や、インクジェット記録ヘッド25と用紙Pとの距離の変化による記録品質の低下を防止することができる。
本発明に係るプリンタの側断面概略図。 本発明に係るプリンタの、記録部の斜視図。 本発明に係るインク吸収材に形成された舌片部の斜視図。 プラテンの断面斜視図。 プラテンの断面図。 プラテンの他の実施形態を示す断面図。 プラテンの他の実施形態を示す断面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、11 給送装置、12 ホッパ、13 給送ローラ、14 分離ローラ、22 キャリッジ、23 副キャリッジガイド軸、24 主キャリッジガイド軸、25 インクジェット記録ヘッド、27 搬送駆動ローラ、28 搬送従動ローラ、30 第1排出駆動ローラ、31 第1排出従動ローラ、33 第2排出駆動ローラ、34 第2排出従動ローラ、35 プラテン、36 凹部、37 島部、38 廃液回収トレイ、39 搬送従動ローラホルダ、40 インク吸収材、40a 本体部、40b、40c 外周縁、41、42、43 舌片部、45、46、47 穴部、50 スタッカ、52 給紙トレイ、53 揺動部材、54 ピックアップローラ、55 反転ローラ、56 ニップローラ

Claims (9)

  1. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、
    前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、
    前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、
    前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向に向けて突出することで、前記穴部の内壁に圧接する突起が形成されている、
    ことを特徴とするインク吸収材。
  2. 請求項1において、前記舌片部が、前記本体部の主走査方向端部において、被記録媒体の副走査方向両端部から、主走査方向に沿って外側に突出する様に形成され、
    副走査方向上流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向上流側に向かって突出する様に、且つ、
    副走査方向下流側に位置する前記舌片部に、前記突起が、副走査方向下流側に向かって突出する様に形成されている、
    ことを特徴とするインク吸収材。
  3. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収するインク吸収材であって、
    前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、
    前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、
    前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部が前記穴部に差し込まれた際に、前記舌片部が前記本体部に捻れ傾向を付与する様に構成されている、
    ことを特徴とするインク吸収材。
  4. 請求項3において、前記舌片部が、前記本体部において前記インクジェット記録ヘッドと対向する面の外周縁が前記インクジェット記録ヘッドから離間するような捻れ傾向を前記本体部に付与する、
    ことを特徴とするインク吸収材。
  5. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンであって、
    前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に形成され、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されたインクを吸収するインク吸収材を配設可能な凹部と、
    前記凹部に形成され、前記凹部に打ち捨てられたインクを前記プラテンの外へと導く穴部と、を有し、
    前記インク吸収材は、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、
    前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、且つ、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられるとともに前記穴部に差し込まれることで成されるものであり、
    前記穴部において前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向の内壁面に、突起が形成されている、
    ことを特徴とするプラテン。
  6. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンであって、
    前記インクジェット記録ヘッドと対向する面に形成され、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されたインクを吸収するインク吸収材を配設可能な凹部と、
    前記凹部に形成され、前記凹部に打ち捨てられたインクを前記プラテンの外へと導く穴部と、を有し、
    前記インク吸収材は、前記インクジェット記録ヘッドと対向する本体部と、
    前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収したインクを前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、且つ、前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられるとともに前記穴部に差し込まれることで成されるものであり、
    前記穴部が、前記舌片部が前記穴部に差し込まれた状態において、前記舌片部を介して前記凹部に配設された前記本体部に捻れ傾向を付与する様に形成されている、
    ことを特徴とするプラテン。
  7. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、
    被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定するプラテンと、
    被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記インクジェット記録ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被記録媒体の端部から外れて打ち捨てられるインクを吸収する、請求項1から4のいずれか1項に記載の前記インク吸収材と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  8. 被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、
    被記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被記録媒体を支持して被記録媒体と前記インクジェット記録ヘッドとの距離を規定する、請求項5または6に記載の前記プラテンと、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  9. 被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、被噴射媒体を支持して被噴射媒体と前記液体噴射ヘッドとの距離を規定するプラテンと、
    被噴射媒体に向けて液体を噴射する液体噴射ヘッドの主走査方向に延びる形状を成すとともに、前記液体噴射ヘッドと対向して設けられるプラテンに形成された凹部に配設されて、被噴射媒体の端部から外れて打ち捨てられる液体を吸収する液体吸収材と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記液体吸収材が、前記液体噴射ヘッドと対向する本体部と、
    前記凹部に形成された穴部から前記プラテンの外に突出することで、吸収した液体を前記プラテンの外へ案内するガイド部と、を備えて構成され、
    前記ガイド部は、前記本体部と一体的に形成された舌片部が折り曲げられて成されるとともに、前記舌片部には、前記舌片部の折り曲げ方向と交差する方向に向けて突出することで、前記穴部の内壁に圧接する突起が形成されている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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