JP4313804B2 - 干渉除去装置及び干渉除去方法 - Google Patents

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本発明は、干渉除去装置及び干渉除去方法に関し、特に無線受信装置に用いて好適な干渉除去装置及び干渉除去方法に関する。
従来、マルチパスフェージングによる干渉、シンボル間干渉及び多元接続干渉等の様々な干渉を除去して復調信号を取り出す方法として、ジョイントディテクション復調を用いる方法がある。
ジョイントディテクション復調は、行列演算を用いた復調方法の一例である。すなわち、ジョイントディテクション復調は、各通信端末(ユーザ)毎のチャネル推定値と、各通信端末(ユーザ)に割り当てられた拡散コードと、の畳み込み演算結果を行列配置したシステムマトリクスを用いて所定の行列演算を行い、その行列演算結果を受信信号のデータ部分に乗算することにより、干渉を除去して復調信号を取り出す。上記ジョイントディテクション復調によれば、干渉を除去した復調データが得られる。ジョイントディテクション復調は、RAKE合成と比較して干渉除去能力が高く、復調データの信頼度が高いという特徴を有する。
しかしながら、従来の装置においては、受信レベルの大きい信号(コード、フレーム)の復調結果と受信レベルの小さい信号(コード、フレーム)の復調結果とをジョイントディテクション復調した結果は、信号のレベルの大きさが同程度になるので、信号レベルから信号の尤度を決定することができず、復調結果の大きさを尤度情報に用いる誤り訂正復号方式に適用した場合、誤り訂正の精度が上がらないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ジョイントディテクション復調の結果を誤り訂正復号方式に適用した場合に、誤り訂正の精度を向上することのできる干渉除去装置及び干渉除去方法を提供することを目的とする。
本発明の干渉除去装置は、チャネル推定値の大きさを正規化するレベル調整手段と、前記大きさを正規化したチャネル推定値を用いてジョイントディテクション演算を行うジョイントディテクション演算手段と、を具備する構成を採る。
本発明の干渉除去方法は、チャネル推定値の大きさを正規化する工程と、前記大きさを正規化したチャネル推定値を用いてジョイントディテクション演算を行う工程と、を具備する方法を採る。
本発明の干渉除去装置及び干渉除去方法によれば、受信信号をジョイントディテクション復調した結果に受信信号の受信レベルを反映させることにより、ジョイントディテクション復調の結果を誤り訂正復号方式に適用した場合に、誤り訂正の精度を向上することができる。また、本発明の干渉除去装置及び干渉除去方法によれば、受信レベルを正規化した受信信号にジョイントディテクション復調を行うことにより、ジョイントディテクション復調の結果を誤り訂正復号方式に適用した場合に、誤り訂正の精度を向上することができる。
本発明者は、ジョイントディテクション演算の結果は、演算結果は、信号レベルが同程度になり、信号レベルから信号の尤度を決定することができず、信号レベルを尤度情報に用いる誤り訂正復号を適用した場合、誤り訂正の精度が悪くなる点に注目し本発明をするに至った。
すなわち、本発明の骨子は、受信信号に対してジョイントディテクション復調を行う干渉除去装置において、受信信号のレベルを尤度として用い、誤り訂正を行うことにより受信性能を向上することである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、受信信号にジョイントディテクション演算を行い、演算結果に対して受信レベルに基づいた重み付けを行い、受信レベルを尤度情報として扱う誤り訂正復号を行い、受信性能を向上させる場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る干渉除去装置の構成を示すブロック図である。図1の干渉除去装置100は、無線部101と、A/D変換部102と、遅延器103と、MF部104a〜104nと、パス選択部105a〜105nと、JD復調部106と、振分け部107と、乗算器108a〜108nと、誤り訂正復号部109a〜109nと、から主に構成される。
図1において、無線部101は、無線信号を受信して、ベースバンドに周波数変換する等の無線処理を行い、A/D変換部102に受信信号を出力する。A/D変換部102は、受信信号をアナログデジタル変換して遅延器103及びMF部104a〜104nに出力する。遅延器103は、受信信号を後述するJD復調部106の処理タイミングまで遅延する。MF部104a〜104nは、受信信号に各チャネルの拡散符号を乗算して遅延プロファイルを作成し、パス選択部105a〜105nに出力する。
パス選択部105a〜105nは、遅延プロファイルから雑音等の有効なパス以外の信号をカットして、有効なパスのみを選択して得られるチャネル推定値をJD復調部106に出力する。また、パス選択部105a〜105nは、有効なパスの受信レベルを乗算器108a〜108nに出力する。
JD復調部106は、各通信端末(ユーザー)毎のチャネル推定値と、各通信端末(ユーザー)に割り当てられた拡散コードとの畳み込み演算結果を行列配置したシステムマトリクスを用いて所定の行列演算を行い、行列演算結果と遅延器103から出力された受信信号を乗算し、干渉を除去した各ユーザーの軟判定データを振分け部107に出力する。
振分け部107は、各ユーザーの軟判定データをユーザー毎に振り分けて、ユーザー毎に乗算器108a〜108nに出力する。乗算器108a〜108nは、各ユーザーの軟判定データにパス選択部105a〜105nから出力された受信レベルの値を乗算して重み付けし、誤り訂正復号部109a〜109nに出力する。
誤り訂正復号部109a〜109nは、軟判定データを硬判定して各ユーザーの復調データ#1〜復調データ#nを得る。例えば、誤り訂正復号部109a〜109nは、ビタビ復号等の復調結果の大きさを尤度情報として用いる誤り訂正復号を行う。
次に、本実施の形態に係る干渉除去装置の信号処理について説明する。最初に、受信信号は、MF部104a〜104nにおいて各チャネルの拡散符号を乗算され、遅延プロファイルが作成される。図2は、遅延プロファイルの一例を示す図である。図2において、縦軸は受信レベルを示し、横軸は、時刻を示す。
図2Aの遅延プロファイルは、受信信号にユーザー1に対応する拡散符号を乗算して得られる遅延プロファイルの例である。また、図2Bの遅延プロファイルは、受信信号にユーザー2に対応する拡散符号を乗算して得られる遅延プロファイルの例である。図2Aの遅延プロファイルでは、有効なパスP210が時刻t211に、パスP220が時刻t221に、パスP230が時刻t231にあり、残りは干渉成分または雑音成分である。
同様に、図2Bの遅延プロファイルでは、有効なパスP240が時刻t241に、パスP250が時刻t251にある。パス選択部105a〜105nは、上記有効なパスの図2A及び図2Bの遅延プロファイルから有効なパスが選択する。図3は、本実施の形態に係る干渉除去装置が選択するパスの一例を示す図である。図3において、縦軸は受信レベルを示し、横軸は、時刻を示す。
図3Aは、ユーザー1のチャネルの受信信号から有効なパスを選択した例を示す。図3Aでは、受信レベルがL212であるパスP210と、受信レベルがL222であるパスP220と、受信レベルがL232であるパスP230が選択したパスとして示されている。同様に、図3Bは、ユーザー2のチャネルの受信信号から有効なパスを選択した例を示す。図3Bでは、受信レベルがL242であるパスP240と、L252であるパスP250が選択されている。
パス選択部105a〜105nにおいて、上記有効なパスのチャネル推定値が算出される。そして、JD復調部106において、チャネル推定値にシステムマトリクスを用いて所定の行列演算を行い、行列演算結果に受信信号を乗算して、復調結果を得る。
復調結果は、振分け部107において、チャネル毎の復調信号に振り分けられる。この復調信号には、図3に示す有効なパスに含まれる受信レベルの情報が含まれていない。そこで、乗算器108a〜108nにおいて、復調信号に受信レベルの値を乗算して重み付けし、復調結果に受信レベルを反映させる。
例えば、復調信号に対して、フレーム毎に選択した有効パスの和のパワーの合計を乗算する。または、復調信号に対して、フレーム毎に選択した有効パスのパワーの和の合計の二乗根を乗算する。
受信信号は、フェージングにより、受信レベルが変動する。例えば、受信した時刻等の条件によりフェージングの影響は異なるので、受信状態が良く受信レベルが高い受信信号と受信状態が悪く、受信レベルが低い受信信号では、信号の信頼性が異なる。受信レベルの値を乗算することにより、受信信号は、受信レベルの情報を反映することができ、ビタビ復号等の復調結果の大きさを尤度情報として用いる誤り訂正復号を適用することができる。
図4は、受信信号の変動の一例を示す図である。図4において、縦軸は受信レベルを示し、横軸は、時刻を示す。図4では、各チャネルの信号について、フェージングの影響により、時刻の変化と共に受信レベルが変化している。例えば、TDD(Time Division Duplex)を適用した通信では、1フレームに複数のタイムスロットを設定し、複数のチャネルの信号を多重化する。特定のチャネルの信号に着目すると、特定のタイムスロットにのみ伝送される。
最初のフレームでは、時刻t411から1タイムスロット分の受信信号、S412を、2番目のフレームでは、時刻t421からタイムスロットS422を、以下同様にタイムスロットS432、S442、S452、及びS462を受信する。ここで、タイムスロットS412の信号は、フェージングの影響が少なく、受信レベルが高い。ところがタイムスロットS422は、フェージングの影響を受け受信レベルが低い。
このように、受信するタイミングにより信号の受信レベルが異なり、信号の確からしさも異なる。上記受信した信号にジョイントディテクション演算を行った結果を以下に示す。図5は、本実施の形態に係る干渉装置におけるジョイントディテクション演算の結果の一例を示す図である。図5において、縦軸は、信号レベルを示し、横軸は、受信したフレームを示す。図5に示すように、ジョイントディテクション演算の結果は、受信レベルの大きさにかかわらず同程度になっており、受信レベルを反映していない。
時刻t421において受信した信号を復調した結果は、受信レベルが低いので復調した信号にノイズがのっている。
このジョイントディテクション演算の結果をフレーム単位で受信レベルの値を乗算する。図6は、本実施の形態に係る干渉除去装置の出力結果の一例を示す図である。図6では、縦軸は、信号レベルを示し、横軸は、受信したフレームを示す。
図6において、フレーム1の出力は、図4のt411のタイミングで受信したタイムスロット412の信号の受信レベルに比例している。またフレーム2の出力は、図4のt421のタイミングで受信したタイムスロット422の信号の受信レベルに比例している。
そして、誤り訂正復号部109a〜109nは、信号レベルを軟判定値として、受信データを硬判定して各ユーザーの復調データ#1〜復調データ#nを得る。
このように、本実施の形態の干渉除去装置によれば、受信信号をジョイントディテクション復調した結果に受信信号の受信レベルを反映させることにより、ジョイントディテクション復調の結果を誤り訂正復号方式に適用した場合に、誤り訂正の精度を向上することができる。
なお、上記説明では、誤り訂正復号部109a〜109nの前段階で復調の結果に重み付けを行っているが、これに限らず、JD復調部106内部において復調結果の大きさと比例する値を扱うブロックで重み付けを行っても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、受信信号の信号レベルをチャネル毎に正規化し、ジョイントディテクション演算を行い、受信レベルを尤度情報として扱う誤り訂正復号を行い、受信性能を向上させる場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2に係る干渉除去装置の構成を示すブロック図である。但し、図1と同一の構成となるものについては、図1と同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
図7の干渉除去装置は、レベル調整部701a〜701nと、JD復調部702と、誤り訂正復号部703とを具備し、ジョイントディテクション演算で入力する有効なパスの情報をチャネル毎に正規化する点が、図1の干渉除去装置と異なる。
図7において、遅延器103は、受信信号を後述するJD復調部106の処理タイミングまで遅延する。パス選択部105a〜105nは、遅延プロファイルから雑音等の有効なパス以外の信号をカットして、有効なパスのみを選択して得られるチャネル推定値をレベル調整部701a〜701nに出力する。また、パス選択部105a〜105nは、有効なパスの受信レベルをレベル調整部701a〜701nに出力する。
レベル調整部701a〜701nは、パス選択部105a〜105nにおいて選択された有効なパスのチャネル推定値をパスの受信レベルに基づいて正規化を行い、正規化した有効パスの情報をJD復調部702に出力する。具体的には、レベル調整部701a〜701nは、有効なパスのチャネル推定値をフレーム単位で、有効なパスの受信レベルの和でそれぞれ除算する。例えば、図3Aのパスの場合、P210、P220、及びP230は、以下の式(1)、式(2)、及び式(3)を用いて正規化される。
L212´=L212/(L212+L222+L232) (1)
L222´=L222/(L212+L222+L232) (2)
L232´=L232/(L212+L222+L232) (3)
ここで、L212´、L222´、及びL232´は、それぞれ正規化されたP210、P220、及びP230の信号レベルを示す。
JD復調部702は、各通信端末(ユーザー)毎の正規化されたチャネル推定値と、各通信端末(ユーザー)に割り当てられた拡散コードとの畳み込み演算結果を行列配置したシステムマトリクスを用いて所定の行列演算を行い、行列演算結果と遅延器103から出力された受信信号を乗算し、干渉を除去した各ユーザーの軟判定データを誤り訂正復号部703に出力する。誤り訂正復号部703は、軟判定データを硬判定して各ユーザーの復調データ#1〜復調データ#nを得る。例えば、誤り訂正復号部703は、復調結果の大きさを尤度情報として用いるビタビ復号等の誤り訂正復号を行う。
次に、本実施の形態に係る干渉除去装置の信号処理について説明する。図8は、受信信号の変動の一例を示す図である。図8において、縦軸は受信レベルを示し、横軸は、時刻を示す。図8では、各チャネルの信号について、フェージングの影響により、時刻の変化と共に受信レベルが変化している。図8において、801は、ユーザー1のチャネルの受信レベルの変動を示し、802は、ユーザー2のチャネルの受信レベルの変動を示す。図4では、1つのチャネルの信号の変動について説明しているが、図8では、複数のチャネルに拡張して説明する。
例えば、TDD(Time Division Duplex)を適用した通信では、1フレームに複数のタイムスロットを設定し、複数のチャネルの信号を多重化する。ユーザー1のチャネルの信号について、最初のフレームでは、時刻t811から1タイムスロット分の受信信号、S812を、2番目のフレームでは、時刻t821からタイムスロットS822を、以下同様にタイムスロットS832、S842、S852、及びS862を受信する。
また、ユーザー2のチャネルの信号について、最初のフレームでは、時刻t811から1タイムスロット分の受信信号、S813を、2番目のフレームでは、時刻t821からタイムスロットS823を、以下同様にタイムスロットS833、S843、S853、及びS863を受信する。
ここで、タイムスロットS812の信号は、フェージングの影響が少なく、受信レベルが高い。ところがタイムスロットS822は、フェージングの影響を受け受信レベルが低い。また、タイムスロット813の信号は、フェージングの影響を受け受信レベルが低い。ところが、タイムスロット823の信号は、フェージングの影響が少なく、受信レベルが高い。
このように、受信するタイミングにより信号の受信レベルが異なり、信号の確からしさも異なる。上記受信した信号にジョイントディテクション演算を行った結果を以下に示す。図9は、本実施の形態に係る干渉装置におけるジョイントディテクション演算の結果の一例を示す図である。図9において、縦軸は、信号レベルを示し、横軸は、受信したフレームを示す。図9Aは、ユーザー1のチャネルの受信信号をジョイントディテクション演算した結果を示し、図9Bは、ユーザー2のチャネルの受信信号をジョイントディテクション演算した結果を示す。
図9A及び図9Bに示すように、ジョイントディテクション演算の結果は、受信レベルの大きさにかかわらず同程度になっており、受信レベルを反映していない。
図9Aにおいて、チャネル1の信号では、時刻t821において受信した信号を復調した結果は、フレーム2に示され、受信レベルが低いので復調した信号にノイズがのっている。同様に、図9Bにおいて、チャネル2の信号では、時刻t824において受信した信号を復調した結果は、フレーム4に示され、受信レベルが低いので復調した信号にノイズがのっている。
図10は、本実施の形態に係る干渉除去装置の出力結果の一例を示す図である。図10では、縦軸は、信号レベルを示し、横軸は、受信したフレームを示す。図10Aは、ユーザー1のチャネルの信号をジョイントディテクション演算した結果を示す。同様に、図10Bは、ユーザー2のチャネルの信号をジョイントディテクション演算した結果を示す。
図10Aにおいて、フレーム1の出力は、図8のt811のタイミングで受信したタイムスロット812の信号の受信レベルに比例している。またフレーム2の出力は、図8のt821のタイミングで受信したタイムスロット822の信号の受信レベルに比例している。同様に、図10Bにおいて、フレーム1の出力は、図8のt811のタイミングで受信したタイムスロット813の信号の受信レベルに比例している。またフレーム2の出力は、図8のt821のタイミングで受信したタイムスロット823の信号の受信レベルに比例している。
そして、誤り訂正復号部109a〜109nは、信号レベルを軟判定値として、受信データを硬判定して各ユーザーの復調データ#1〜復調データ#nを得る。
このように、本実施の形態の干渉除去装置によれば、受信レベルを正規化した受信信号にジョイントディテクション復調を行うことにより、ジョイントディテクション復調の結果を誤り訂正復号方式に適用した場合に、誤り訂正の精度を向上することができる。
また、実施の形態1の干渉除去装置は、復調結果に受信レベルに比例した値を乗算する等、簡単な演算を行うが、シンボル単位で乗算を行うため計算量が多い。実施の形態1の干渉除去装置と比較して、実施の形態2の干渉除去装置は、正規化を行うため演算が複雑になるが、演算の対象がチャネル推定値であり、タイムスロット単位で演算を行うため計算量が少ない。
本発明の実施の形態1に係る干渉除去装置の構成を示すブロック図 遅延プロファイルの一例を示す図 上記実施の形態に係る干渉承知が選択するパスの一例を示す図 受信信号の変動の一例を示す図 上記実施の形態に係る干渉装置におけるジョイントディテクション演算の結果の一例を示す図 上記実施の形態に係る干渉除去装置の出力結果の一例を示す図 本発明の実施の形態2に係る干渉除去装置の構成を示すブロック図 受信信号の変動の一例を示す図 上記実施の形態に係る干渉装置におけるジョイントディテクション演算の結果の一例を示す図 本実施の形態に係る干渉除去装置の出力結果の一例を示す図
符号の説明
103 遅延器
105a〜105n パス選択部
106 JD復調部
107 振分け部
108a〜108n 乗算器
109a〜109n 誤り訂正復号部
701aー701n レベル調整部
702 JD復調部
703 誤り訂正復号部

Claims (6)

  1. チャネル推定値の大きさを正規化するレベル調整手段と、前記大きさを正規化したチャネル推定値を用いてジョイントディテクション演算を行うジョイントディテクション演算手段と、を具備する干渉除去装置。
  2. 遅延プロファイルからチャネルの有効なパスを選択する選択手段を具備し、前記レベル調整手段は、有効なパスのチャネル推定値の大きさをチャネル単位で正規化する請求項1記載の干渉除去装置。
  3. 前記レベル調整手段は、タイムスロット単位で正規化する請求項1または請求項2に記載の干渉除去装置。
  4. チャネル推定値の大きさを正規化する工程と、前記大きさを正規化したチャネル推定値を用いてジョイントディテクション演算を行う工程と、を具備する干渉除去方法。
  5. 遅延プロファイルからチャネルの有効なパスを選択する工程を更に具備し、前記正規化する工程は、有効なパスのチャネル推定値の大きさをチャネル単位で正規化する請求項4記載の干渉除去方法。
  6. 前記正規化する工程は、タイムスロット単位で正規化する請求項4または請求項5に記載の干渉除去方法。
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