JP4312659B2 - 回転ブラシのクリーニング装置 - Google Patents

回転ブラシのクリーニング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4312659B2
JP4312659B2 JP2004157951A JP2004157951A JP4312659B2 JP 4312659 B2 JP4312659 B2 JP 4312659B2 JP 2004157951 A JP2004157951 A JP 2004157951A JP 2004157951 A JP2004157951 A JP 2004157951A JP 4312659 B2 JP4312659 B2 JP 4312659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
rotating brush
photosensitive drum
foamed elastic
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004157951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005338492A (ja
Inventor
洋一 竹沢
洋 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004157951A priority Critical patent/JP4312659B2/ja
Priority to US11/138,854 priority patent/US7346290B2/en
Priority to CNB2005100743630A priority patent/CN100456169C/zh
Publication of JP2005338492A publication Critical patent/JP2005338492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4312659B2 publication Critical patent/JP4312659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる回転ブラシのクリーニング装置に関する。
周知の様に電子写真方式の画像形成装置においては、感光体ドラム(静電潜像担持体)を回転させつつ、帯電装置により感光体ドラム表面を均一に帯電させ、光ビームにより感光体ドラム表面を走査して、感光体ドラム上に静電潜像を形成し、現像剤を感光体ドラム上の静電潜像に付着させて、感光体ドラム上に現像剤像を形成し、現像剤像を感光体ドラムから記録用紙へと転写させ、記録用紙上の現像剤像を加熱及び加圧して定着させている。
ここで、帯電装置としては、コロナ放電により帯電を行うものや、ブラシの接触により帯電を行うもの等がある。前者のコロナ放電の帯電装置では、感光体ドラムを非接触で帯電させており、感光体ドラム表面の均一な帯電に有利である。ただし、その一方で、オゾンの発生量が多いという欠点がある。
また、後者のブラシ接触の帯電装置では、バイアス電圧を印加したブラシを感光体ドラム表面に接触させて、感光体ドラムを帯電させており、オゾンが殆ど発生しないという利点がある。
しかしながら、ブラシ接触の帯電装置では、感光体ドラムの残留現像剤等の汚れがブラシに付着して、ブラシが汚れるという欠点がある。このブラシの汚れは、感光体ドラムの帯電むらや傷の原因となり、画像品質の低下を招く。
より詳しくは、感光体ドラム上の現像剤が100%の転写効率で記録用紙上に転写されず、感光体ドラム上に残留現像剤が発生する。この残留現像剤は、クリーニング用のゴムブレード等を感光体ドラム表面に十分に強く圧接することにより除去することができるものの、このゴムブレードの圧接力を強くすると、感光体ドラムの感光層が削れてしまうので、このゴムブレードの圧接力を十分に強くすることができない。このため、残留現像剤のうちの小さな粒子径のもの、あるいは感光体ドラムとの静電結合力の強いものが除去されず、除去されなかった感光体ドラム上の残留現像剤が帯電装置のブラシに静電的に吸着されて付着する。
このため、ブラシ接触の帯電装置では、ブラシに付着した現像剤等を除去するためのクリーニング機構を備えることが多い。
例えば、特許文献1では、感光体ドラム及び回転ブラシを相互に反対の方向に回転させて、感光体ドラムと回転ブラシの接触部位ではそれらの外周を同一方向に移動させつつ、感光体ドラムを帯電させ、またブラシクリーナを回転させつつ回転ブラシの毛に押し付けることにより、回転ブラシの汚れを除去している。
特開2000−187373号公報
しかしながら、特許文献1では、ブラシクリーナにより回転ブラシの毛に付着した現像剤を除去しても、ブラシクリーナに付着した現像剤の除去についての記載がなく、このためブラシクリーナに付着した現像剤が多くなると、逆にブラシクリーナに付着した現像剤が回転ブラシに逆転移する可能性がある。従って、回転ブラシの毛に付着した現像剤を確実に除去しているとは言えなかった。
また、ブラシに付着した現像剤等を除去する方法としては、他に、電気的にブラシから残留現像剤を除去するというものがある。しかしながら、この方法では、残留現像剤を除去する電界と感光体ドラムの帯電極性とが逆極性となるので、感光体ドラムの帯電特性に悪影響を与えてしまう。
更に、この様な回転ブラシの問題は、感光体ドラム等に接触して除電を行なう除電用のブラシや、感光体ドラム等に接触してクリーニングを行うクリーニング用のブラシなどにも共通しており、除電むらやクリーニングむらが生じていた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れを確実に除去し、しかも回転ブラシの毛の乱れを防止することが可能な回転ブラシのクリーニング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、電位を静電潜像担持体に付与するために静電潜像担持体に当接もしくは摺接される回転ブラシをクリーニングする回転ブラシのクリーニング装置において、静電潜像担持体との接触部位よりも回転ブラシの回転方向下流側で、回転ブラシの毛に圧接される滑り部材と、滑り部材よりも回転ブラシの回転方向下流側で、回転ブラシの毛に圧接される発泡弾性体とを備えている。
また、本発明においては、滑り部材は、平滑面を有しており、この平滑面を回転ブラシの毛に圧接して、回転ブラシの毛の方向を揃えている。
更に、本発明においては、発泡弾性体は、連発泡の発泡弾性体である。
また、本発明においては、発泡弾性体は、回転ブラシとの接触面及び該発泡弾性体に侵入した現像剤等を排出する排出面を除く他の面を封止されている。
更に、本発明においては、静電潜像担持体の下側表面に回転ブラシが接触する。
本発明によれば、回転ブラシの毛にそれぞれ圧接される滑り部材及び連発泡の発泡弾性体を備えている。発泡弾性体の表面には多数のセル(気泡)の孔が形成されているため、この発泡弾性体を回転ブラシの毛に圧接すると、この発泡弾性体の面の各セル孔により回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れが掻き取られ、更に現像剤等の汚れが該各セルを通じて発泡弾性体内に吸収されて行く。このため、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れが確実に除去され、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れを原因とする静電潜像担持体の帯電むらや傷等を防止することができる。ただし、発泡弾性体を回転ブラシの毛に圧接させると、回転ブラシの毛の向きが乱れる。そこで、滑り部材は、ここに圧接されて移動して行く回転ブラシの毛を一定方向に揃える。これにより、回転ブラシの毛の向きの乱れを原因とする静電潜像担持体表面の帯電むらを防止することができる。
従って、回転ブラシの毛に発泡弾性体を圧接して、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れを除去し、このときに乱れた回転ブラシの毛を滑り部材に圧接して、回転ブラシの毛を一定方向に揃えている。これにより、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れを原因とする静電潜像担持体表面の帯電むらを防止し、回転ブラシの毛の向きの乱れによる静電潜像担持体表面の帯電むらが生じない様にしている。
一方、本発明のクリーニング装置によれば、静電潜像担持体表面との接触部位よりも回転ブラシの回転方向下流側に、回転ブラシの毛に圧接される滑り部材を設け、より下流側に、回転ブラシの毛に圧接される発泡弾性体を設けている。ここでは、滑り部材により、回転ブラシの毛が一定方向に揃えられるだけではなく、回転ブラシの多数の毛が押し分けられて、各毛の根元付近が露呈される。そして、各毛の根元付近に、滑り部材よりも下流側の発泡弾性部体が押し付けられ、発泡弾性体により各毛の根元付近に付着した現像剤等の汚れが掻き取られる。これにより、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れを原因とする静電潜像担持体表面の帯電むら、及び回転ブラシの毛の向きの乱れによる静電潜像担持体表面の帯電むらが防止される。
例えば、滑り部材の平滑面に回転ブラシの毛を圧接して、回転ブラシの毛の方向を揃えている。
また、発泡弾性体として、連発泡の発泡弾性体を用いている。この連発泡の発泡弾性体では、連発泡により形成された各セルがつながっているので、現像剤等の汚れが該各セルを通じて速やかに流通し、より多くの現像剤等の汚れを吸収することが可能になる。更に、回転ブラシと発泡弾性体の接触面及び該発泡弾性体に侵入した現像剤等を排出する排出面を除く他の面を封止しておけば、回転ブラシの毛に付着した現像剤等の汚れが、発泡弾性体の接触面から吸収されて該発泡弾性体の各セルを通じて流通し、更に発泡弾性体の排出面から排出される。これにより、多量の現像剤等の汚れを回転ブラシの毛から除去することが可能になる。
また、本発明によれば、静電潜像担持体の下側表面に回転ブラシが接触している。この場合は、重力に逆らわずに、発泡弾性体の各セルにより回転ブラシの現像剤等の汚れを除去して、現像剤等の汚れを該各セルを通じて排出面へと流通させて排出することができ、汚れの除去効率が向上する。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の適用対象となる画像形成装置を示す側面図である。この画像形成装置1は、原稿搬送部2、原稿読取り装置3、印刷部4、記録用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙トレイ7を備えている。
原稿搬送部2では、少なくとも1枚の原稿が原稿セットトレイ11にセットされると、原稿を1枚ずつ原稿セットトレイ11から引き出して搬送し、原稿の先端がPSローラ12に達したときに原稿の搬送を一時的に停止して、原稿の先端をPSローラ12と平行にする。そして、印刷部4による画像記録動作と同期を取ってから、PSローラ12と駆動軸間のクラッチをオンにして、PSローラ12を回転駆動し、PSローラ12によって原稿を再搬送して、原稿をプラテンガラス8aと原稿押え板9間に通過させる。
原稿読取り装置3では、原稿の搬送に際し、第1走査ユニット15によって原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿を光電変換素子(以下CCDと称する)18上に結像する。CCD18は、原稿を主走査方向に繰り返し走査して読取り、原稿を示す画像データを出力する。
また、原稿がプラテンガラス8b上に置かれた場合は、第1及び第2走査ユニット15、16を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、第1走査ユニット15によってプラテンガラス8b上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿をCCD18上に結像する。
CCD18から出力された画像データは、マイクロコンピュータ等の制御回路により各種の画像処理を施されてから、印刷部4に出力される。
印刷部4は、画像データによって示される原稿を記録用紙に記録するものであって、感光体ドラム21、ブラシ帯電装置22、レーザスキャンユニット(以下LSUと称する)23、現像器24、転写器25、クリーニング器26、除電器(図示せず)、及び定着器27等を備えている。感光体ドラム21は、一方向に回転しており、その表面をクリーニング器26と除電器によりクリーニングされてから、その表面をブラシ帯電装置22により均一に帯電される。レーザスキャンユニット23は、画像データに応じてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラム21表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム21表面に形成する。現像器24は、トナーを感光体ドラム21表面に供給して、静電潜像を現像し、トナーの可視像を感光体ドラム21表面に形成する。転写器25は、感光体ドラム21表面のトナーの可視像を記録用紙搬送部5により搬送されてきた記録用紙に転写する。定着器27は、記録用紙を加熱及び加圧して、記録用紙上のトナーの可視像を定着させる。この後、記録用紙は、記録用紙搬送部5により排紙トレイ7へと更に搬送されて排出される。
記録用紙搬送部5は、記録用紙を搬送するためのPSローラ28、搬送ローラ29、搬送経路31、反転搬送経路32、排紙ローラ33、及び分岐爪34等を備えている。搬送経路31では、記録用紙を給紙部6から受け取り、記録用紙の先端がPSローラ28に達したときに記録用紙の搬送を一時的に停止して、記録用紙の先端をPSローラ28と平行にし、この後に記録用紙をPSローラ28により印字部4の転写器25へと搬送し、更に記録用紙を排紙部7へと搬送する。また、記録用紙の裏面にも画像を記録する場合は、分岐爪34を回転移動させ、搬送経路31と反転搬送経路32の分岐路を切換えてから、記録用紙を搬送経路31から反転搬送経路32へと逆方向に搬送する。反転搬送経路32では、記録用紙を搬送経路31から受け取ると、記録用紙の表裏を反転させてから、記録用紙を搬送経路31のPSローラ28へと戻す。これにより、記録用紙の裏面にも画像が記録される。これらの搬送経路31、32には、記録用紙の通過を検出するための複数の検知スイッチが配置されており、各検知スイッチの検知に基づいて記録用紙の搬送タイミング等の制御が行なわれる。
給紙部6は、未使用の記録用紙を収容して、この未使用の記録用紙を記録用紙搬送部5に供給するものであって、給紙カセット36を備えている。給紙カセット36には、記録用紙が積層収容され、半月形のピックアップローラ35により記録用紙が1枚ずつ引き出されて搬送される。記録用紙が給紙カセット36から引き出されてPSローラ28へと搬送される。
次に、ブラシ帯電装置22について、更に詳しく説明する。図2は、ブラシ帯電装置22を示す側面図である。このブラシ帯電装置22では、バイアス電圧回路42のバイアス電圧Vbを回転ブラシ41に印加し、回転ブラシ41を感光体ドラム21表面に圧接して、回転ブラシ41及び感光体ドラム21をそれぞれの矢印方向A、Bに同一の周速度で回転させ、これにより感光体ドラム21表面を帯電させている。
回転ブラシ41は、回転軸43の周りに弾性部材44を設けて、回転軸43と弾性部材44を同心円状に配置し、弾性部材44周りにブラシ布45を巻き付けたものである。回転軸43は金属製であり、弾性部材44、及びブラシ布45は、導電性を有する。従って、バイアス電圧回路42のバイアス電圧Vbを、回転軸43及び弾性部材44を通じてブラシ布45に印加することができる。
バイアス電圧回路42は、回転ブラシ41に印加するバイアス電圧Vbとして、直流電圧、又は直流電圧に交流電圧を重畳させたものを出力する。
直流のバイアス電圧Vbを用いた場合は、オゾンの発生量が少なくて済む。
また、直流と交流を重畳したバイアス電圧Vbを用いた場合は、オゾンの発生量が多くなるももの、感光体ドラム21表面の帯電むらをより抑えることができる。これは、回転ブラシ41の毛先から感光体ドラム21表面へと急激な電荷注入が起こっても、回転ブラシ41の他の毛の腹部が急激な電荷注入の箇所に接触して、この箇所の余分な電荷が他の毛からの交流電圧印加により放電され、該箇所の電位が周囲の電位に等しくなるためである。交流電圧の振幅電圧は、直流電圧の略2倍もしくは2倍以上が好ましい。
ここで、回転ブラシ41を感光体ドラム21表面に圧接して、回転ブラシ41及び感光体ドラム21をそれぞれの矢印方向A、Bに同一の周速度で回転させると、回転ブラシ41と感光体ドラム21の接触部位では回転ブラシ41の外周と感光体ドラム21の外周が同一方向に同一速度で移動する。回転ブラシ41の毛は、感光体ドラム21表面の回転方向に順目となる様に、その傾きの向きが設定されている。このため、図3に示す様に回転ブラシ41の毛先が感光体ドラム21表面に突き当たることなく、回転ブラシ41の毛の腹部が感光体ドラム21表面を滑って行く。
これにより、回転ブラシ41の毛先が感光体ドラム21表面に突き当たって乱されることが防止され、回転ブラシ41の毛が感光体ドラム21表面で滑って該回転ブラシ41の周方向に吹き流されることになり、回転ブラシ41の毛が周方向に常に整列される。
この様に回転ブラシ41の毛が周方向に常に整列されていれば、毛の並びの乱れが感光体ドラム21表面の帯電むらとなって映ることはなく、感光体ドラム21表面が均一に帯電される。仮に、回転ブラシの毛の並びに乱れが生じると、毛の並びの乱れが感光体ドラム21表面の帯電むらとなって映る。
また、回転ブラシ41の毛先が感光体ドラム21表面に突き当たらないので、回転ブラシ41の毛先から感光体ドラム21表面への急激な電荷注入が起こらず、この急激な電荷注入による感光体ドラム21表面の帯電むらが発生することもない。仮に、回転ブラシの毛先が感光体ドラム21表面に突き当たると、回転ブラシの毛先から感光体ドラム21表面へと電荷が急激に注入されて、感光体ドラム21表面の帯電むらが発生する。
図4(a)及び(b)は、本実施例の様に回転ブラシ41の毛が感光体ドラム21表面で滑って行く状態で記録された一定階調レベルのグレイ画像51と、回転ブラシの毛先が感光体ドラム21表面に突き当たる状態で記録された一定階調レベルのグレイ画像52とを比較して示している。この比較から明らかな様に、本実施例によるグレイ画像51が一様な階調レベルであるのに対して、グレイ画像52には多数の線が生じている。これは、回転ブラシの毛先が感光体ドラム21表面に突き当たって、毛先から電荷が急激に注入され、感光体ドラム21表面に線状の帯電むらが生じたためである。
また、回転ブラシ41の毛先もしくは毛の腹部が感光体ドラム21表面を滑って行く場合は、回転ブラシ41と感光体ドラム21間の機械的な抵抗が小さく、回転ブラシ41の毛及び感光体ドラム21表面が摩耗し難い。また、回転ブラシ41と感光体ドラム21間の機械的な抵抗が小さいことから、感光体ドラム21の回転トルクを大きくする必要がない。このため、感光体ドラム21の回転トルクを大きくしたときに発生する回転むらが発生せず、図5に示す様なバンディング53(すじ状の画像むら)が発生することもない。
更に、回転軸43の周りに弾性部材44を設けていることから、回転ブラシ41を感光体ドラム21に押し付けると、回転ブラシ41の毛だけではなく、弾性部材44も弾性変形する。この弾性部材44の弾性変形により、弾性部材44がないときよりも、回転ブラシ41の毛が柔軟に変形して感光体ドラム21表面に均一に接触する。これにより、感光体ドラム21表面がより均一に帯電される。
また、図6に示す様に帯状のブラシ布45を螺旋状に巻き付けていることから、帯状のブラシ布45の継ぎ目が螺旋状になる。このため、回転ブラシ41の毛を感光体ドラム21に接触させ、回転ブラシ41及び感光体ドラム21を回転させた状態では、感光体ドラム21表面に対するブラシ布45の継ぎ目の影響が現れ難くなる。
あるいは、回転ブラシ41を感光体ドラム21に押し付けない状態では、螺旋状の継ぎ目で毛の密度が低くなり、これが帯電むらの原因になると考えられる。ところが、回転ブラシ41を感光体ドラム21に押し付けた状態では、弾性部材44の弾性変形により回転ブラシ41の毛が柔軟に変形し、螺旋状の継ぎ目に周囲の毛が寄ってきて、螺旋状の継ぎ目近傍であっても、毛の密度が高くなり、回転ブラシ41の毛が感光体ドラム21表面に均一に接触して、感光体ドラム21表面が均一に帯電される。
更に、回転ブラシ41の毛だけではなく、弾性部材44も弾性変形することから、感光体ドラム21表面に接触する多数の毛の圧力が均一化され、毛の並びの乱れが防止される。これにより、感光体ドラム21表面の均一な帯電が維持され続ける。
また、回転ブラシ41の毛及び弾性部材44が共に変形するので、回転ブラシ41の毛に対する負荷が軽減され、回転ブラシ41の毛に癖が付きにくくなる。その上、回転ブラシ41の毛に寝癖が付いても、この寝癖の回復が早くなる。弾性部材44がなければ、この寝癖の回復に略半日かかるが、弾性部材44があれば、この寝癖の回復が10分以内となる。
一方、この様なブラシ帯電装置22においては、感光体ドラム21の残留現像剤等の汚れが回転ブラシ41に付着して、回転ブラシ41が汚れるという欠点がある。この回転ブラシ41の汚れを放置しておくと、感光体ドラム21の帯電むらや傷が発生し、画像品質の低下を招く。
そこで、ブラシ帯電装置22には、回転ブラシ41をクリーニングするために、本発明のクリーニング装置の実施例1を付設している。
本実施例のクリーニング装置では、回転ブラシ41の左側に滑り板47を配置して、回転ブラシ41の毛に滑り板47を圧接し、回転ブラシ41の毛を一定方向に揃えている。また、回転ブラシ41の上側に発泡弾性部材46を配置して、回転ブラシ41の毛に発泡弾性部材46を圧接し、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤や汚れ等を除去している。
ここでは、滑り板47及び発泡弾性部材46を回転ブラシ41の回転方向に順次配置している。このため、滑り板47により回転ブラシ41の多数の毛が押し分けられて、各毛の根元付近が露呈された直後に、発泡弾性部材46が各毛の先端乃至根元付近に圧接され、発泡弾性体46により各毛の先端乃至根元付近に付着した現像剤等の汚れが掻き取られる。
滑り板47は、テフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂であり、小さな摩擦係数の平滑面47aを有している。
滑り板47の平滑面47aは、その摩擦係数が極めて小さいことから、回転ブラシ41の毛を損傷させたり引き抜くことなく、回転ブラシ41の多数の毛を押し分けて、各毛の根元付近を露呈させる。
また、滑り板47の平滑面47aは、回転ブラシ41の毛を周方向に揃える。これにより、回転ブラシ41の毛の向きの乱れを原因とする感光体ドラム21表面の帯電むらを防止することができる。
発泡弾性部材46は、スポンジ状の合成樹脂であり、単発泡及び連発泡を含む。単発泡は、単独で存在するセル(気泡)であり、他のセルとのつながりがない。また、連発泡は、相互につながる多数のセルである。発泡弾性部材46の圧接面46a、排出面46b、及び各側面46c、つまり発泡弾性部材46の外周面には、多数のセルの孔が存在し、これらセル孔が発泡弾性部材46内の多数のセル(連発泡)につながっている。
発泡弾性部材46下側の面は、回転ブラシ41の毛に圧接する圧接面46aとなっている。また、発泡弾性部材46上側の面は、排出面46bとなっており、この排出面46bに現像剤回収容器48が覆い被さっている。発泡弾性部材46の圧接面46a及び排出面46bは、いずれも開放されている。更に、発泡弾性部材46の各側面46cは、ケーシング49により封止されている。
回転ブラシ41の回転に伴い、発泡弾性部材46の圧接面46aが回転ブラシ41の多数の毛の先端乃至根元付近に押し付けられ、発泡弾性部材46の圧接面46aの各セル孔により回転ブラシ41の多数の毛に付着した現像剤等の汚れが掻き取られ、この掻き取られた現像剤等の汚れが該圧接面46aの各セル孔に転移し、回転ブラシ41の各毛がクリーニングされる。
ここで、発泡弾性体46の圧接面46aは、研磨もしくはカットにより形成される。この研磨もしくはカットにより、図7に示す様に発泡弾性体46の圧接面46aに露出したセル孔46dの縁46eの断面形状を先鋭化することができる。そして、先鋭化された各セル孔46dの縁46eにより、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤等の汚れを良好に掻き落とすことが可能になる。
この場合は、発泡弾性体46の圧接面46aに対する研磨もしくはカットの方向を一定にして、先鋭化される各セル孔46dの縁46eの向きを揃え、図7に示す様に先鋭化された各セル孔46dの縁46eの向きが回転ブラシ41外周の移動方向Aと逆になる様に、発泡弾性体46を回転ブラシ41に対して配置して圧接する。これにより、発泡弾性体46の圧接面46aの各セル孔46dによる汚れの掻き落とし能力を更に向上させることができる。
こうして発泡弾性部材46の圧接面46aによる回転ブラシ41の毛のクリーニングが継続されると、現像剤等の汚れが該圧接面46aの各セル孔に連続的に転移して、該圧接面46aの各セル孔が満杯となり、該圧接面46aの各セル孔内の現像剤等の汚れが発泡弾性部材46内の多数のセル(連発泡)に侵入して移動して行く。そして、発泡弾性部材46内の現像剤等の汚れは、発泡弾性部材46の排出面46b又は各側面46cに到達する。発泡弾性部材46の排出面46bに到達した現像剤等の汚れは、そのまま現像剤回収容器48に排出されて回収される。また、発泡弾性部材46の各側面46cに到達した現像剤等の汚れは、該各側面46cがケーシング49により封止されていることから、該各側面46cを回避して、排出面46bへと移動して行き、最後に排出面46bに到達して、現像剤回収容器48に排出されて回収される。
従って、回転ブラシ41の回転に伴い、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤等の汚れが発泡弾性体46の圧接面46aにより掻き取られ、更に現像剤等の汚れが発泡弾性体46内を通じて現像剤回収容器48まで移動して回収される。
この様に滑り板47により回転ブラシ41の多数の毛が押し分けられて、各毛の根元付近が露呈され、発泡弾性体46により各毛の先端乃至根元付近に付着した現像剤等の汚れが掻き取られ、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤等の汚れを原因とする感光体ドラム21表面の帯電むらが防止される。また、滑り板47により回転ブラシ41の毛が一定方向に揃えられ、回転ブラシ41の毛の向きの乱れによる感光体ドラム21表面の帯電むらが防止される。
ところで、本発明の発明者等による実験によれば、発泡弾性体46の連発泡率に対応するセル膜除去率が高くなる程、つまり発泡弾性体46の各セルが連通する確率が高くなる程、現像剤等の汚れが発泡弾性体46の各セルを通じて速やかに流通し、より多くの現像剤等の汚れが吸収されることが分かった。
図8は、発泡弾性体46のセル膜除去率を段階的に変更して、各セル膜除去率別に、用紙の記録枚数の増加に伴う画像品質の変化を判定して示す実験データである。尚、「○」は良好な画像品質を示し、また「×」は不良の画像品質を示す。
この実験データから明らかな様に、例えば発泡弾性体46のセル膜除去率を10〜20%に設定し、発泡弾性体46の各セルが連通する確率を低く抑えた場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が10000枚に到達する前に、画像品質が不良となる。これは、発泡弾性体46による現像剤等の汚れの吸収量が少ないことを示唆している。
また、発泡弾性体46のセル膜除去率を40%に設定し、発泡弾性体46の各セルが連通する確率を高くした場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が10000枚に到達するまで、良好な画像品質が維持される。これは、発泡弾性体46による現像剤等の汚れの吸収量が多いことを示唆している。
更に、発泡弾性体46のセル膜除去率を50%より高めて、発泡弾性体46の各セルが連通する確率をより高くした場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が20000枚に到達するまで、良好な画像品質が維持され、またセル膜除去率を60%と更に高めて、発泡弾性体46の各セルが連通する確率を更に高くした場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が30000枚に到達するまで、良好な画像品質が維持される。これは、発泡弾性体46による現像剤等の汚れの吸収量がより多くなったことを示唆している。
従って、発泡弾性体46の連発泡率に対応するセル膜除去率が高くなる程、現像剤等の汚れが発泡弾性体46の各セルを通じて速やかに流通し、より多くの現像剤等の汚れが吸収されると言える。
ここで、画像形成装置のメンテナンスの1周期の間、回転ブラシ41に付着した現像剤等の汚れを発泡弾性体46の各セルを通じて吸収し続けることが可能な様に、発泡弾性体46のセル膜除去率を設定する。
一般的には、画像形成装置により20000枚乃至30000枚程度の用紙が記録される期間を、画像形成装置のメンテナンスの1周期としていることが多い。より具体的には、現像器24のトナーボトル24aに収納されているトナー量は、20000枚又は30000枚程度の用紙を記録するのに必要とされる量に設定されている。また、感光体ドラム21の感光層の寿命は、20000枚又は30000枚程度の用紙を記録し得る程度の長さに設定されている。
そこで、図8の実験データに基づいて、発泡弾性体46のセル膜除去率を60%以上又は80%以上に設定する。発泡弾性体46のセル膜除去率を60%以上に設定した場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が20000枚に到達するまで、良好な画像品質を確実に維持することができる。また、発泡弾性体46のセル膜除去率を80%以上に設定した場合は、画像形成装置による用紙の記録枚数が30000枚に到達するまで、良好な画像品質を確実に維持することができる。
そして、用紙の記録枚数が20000枚又は30000枚に到達したときに、画像形成装置のメンテナンスを行い、現像器24のトナーボトル24aもしくは感光体ドラム21と共に、発泡弾性体46を交換する。これにより、メンテナンスを簡略化することができる。
更に、発泡弾性体46の交換と同時に、回転ブラシ41を交換したり、ブラシ帯電装置22そのものを交換しても良い。あるいは、ブラシ帯電装置22が感光体ドラム21と共にユニット化されているならば、このユニットそのものを交換しても構わない。
仮に、10000枚程度の用紙が記録される期間を、画像形成装置のメンテナンス周期に設定したならば、メンテナンス周期が短くなり過ぎ、メンテナンスを頻繁に行う必要がある。また、40000枚以上の用紙が記録される期間を、画像形成装置のメンテナンス周期に設定するならば、現像器24のトナーボトル24aに収納されているトナー量を多くしたり、各消耗部品の寿命を長期化する必要あり、解決すべき問題点が多くなって、現実的ではなくなる。
発泡弾性体46のセル膜除去率は、発泡弾性体46の加圧処理により調節することができる。この場合は、発泡弾性体46の加圧圧力を高くしたり、加圧回数を増やすことにより、セル膜除去率を高くすることができる。
また、セル膜除去率は、発泡弾性体46の溶剤含浸処理により調節される。この場合は、発泡弾性体46に含浸される溶剤の量を多くしたり、含浸処理時間を長くすることにより、セル膜除去率を高くすることができる。
ただし、発泡弾性体46のセル膜除去率を高くし過ぎると、発泡弾性体46そのものの強度及び耐久性が低下するので、発泡弾性体46のセル膜除去率を、発泡弾性体46の実用的な強度及び耐久性を維持し得るセル膜除去率以下に抑える必要がある。
尚、本発明のクリーニング装置は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、図9に示す様に感光体ドラム21表面との接触部位よりも回転ブラシ41の回転方向下流側に、発泡弾性体46を設け、発泡弾性体46よりも回転ブラシ41の回転方向下流側に、滑り部材47を設けても良い。この場合は、回転ブラシ41の毛に発泡弾性体46を圧接して、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤等の汚れを除去し、このときに乱れた回転ブラシ41の毛を滑り部材47に圧接して、回転ブラシ41の毛を一定方向に揃えることができる。これにより、回転ブラシ41の毛に付着した現像剤等の汚れを原因とする感光体ドラム21表面の帯電むらが防止され、回転ブラシ41の毛の向きの乱れによる感光体ドラム21表面の帯電むらも防止される。
図10は、本発明の画像形成装置の実施例2を概略的に示す側面図である。この画像形成装置は、カラー画像を形成するためのものであり、4つの可視像形成ユニット60Y、60M、60C、60Bと、転写定着ローラ61とを備えている。
各可視像形成ユニット60Y、60M、60C、60Bでは、感光体ドラム62の周囲にブラシ帯電装置22、レーザスキャンユニット63、現像器64、転写ローラ65、クリーナー66を配置している。各可視像形成ユニット60Y、60M、60C、60Bの現像器64には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色トナーが収容されている。そして、各可視像形成ユニット60Y、60M、60C、60Bにおいては、ブラシ帯電装置22により感光体ドラム62表面を一様に帯電した後、画像情報に応じてレーザスキャンユニット63のレーザー光を変調しつつ、レーザー光を感光体ドラム62表面に照射して、感光体ドラム62表面に静電潜像を形成し、更に現像器64により感光体ドラム62表面の静電潜像にトナーを付着させて、感光体ドラム62表面にトナー像を形成し、トナーとは逆極性のバイアス電圧が印加された転写ローラ65により感光体ドラム62表面のトナー像を中間転写ベルト67上に転写する。
各可視像形成ユニット60Y、60M、60C、60Bにより感光体ドラム62表面に各色のトナー像を形成して、各色のトナー像を中間転写ベルト67上に順次重ねて転写する。これにより、中間転写ベルト67上に、1つのカラーのトナー像Tが形成される。このカラーのトナー像Tは、転写定着ローラ61により記録紙Pに転写されて定着される。
この様なカラー画像形成装置では、トナーの色の数だけ、ブラシ帯電装置22及び感光体ドラム62を設ける必要があり、例えば4つの色を用いるならば、4組のブラシ帯電装置22及び感光体ドラム62を設ける必要がある。このため、仮にコロナ放電の帯電装置を用いるならば、大量のオゾンが発生し、オゾンの臭気だけではなく、オゾンによる感光体ドラム62の劣化が問題となる。
ところが、ブラシ帯電装置22は、図1の画像形成装置と同様のものであるため、オゾンの発生量が極めて少ない。
また、ブラシ帯電装置22を感光体ドラム21下側に配置しているので、重力に逆らわずに、発泡弾性体46の各セルにより回転ブラシ41の現像剤等の汚れを除去して、現像剤等の汚れを発泡弾性体46の各セルを通じて下方の排出面46bへと流通させて現像剤回収容器48に排出することができ、汚れの除去効率が向上する。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、ブラシ布45の毛に回転ブラシ41の周面で斜めに傾く様な癖を付けいるが、この代わりに、ブラシ布45の毛を回転軸43に対して放射状に設けておき、回転ブラシ41と感光体ドラム21の接触部位でそれらの外周を同一方向に移動させ、回転ブラシ41の周速度を感光体ドラム21よりも速くする。これによっても、回転ブラシ41の毛が感光体ドラム21表面の回転方向に順目となる様に傾き、ブラシ布45の毛が回転ブラシ41の周方向に整列して傾斜する。
また、ブラシ布45を螺旋状に巻き付け接着する代わりに、図11に示す様にブラシ布45を弾性部材44の周りにのり巻き状に巻き付けて接着しても良い。この場合は、ブラシ布45の毛が回転軸43に対して放射状になるので、ブラシ布45の毛を回転ブラシ41の周方向に整列させ傾斜させることが容易になる。
また、本発明のクリーニング装置は、ブラシ帯電装置22の回転ブラシ41だけではなく、画像形成装置1における、クリーニング器26のクリーニングブラシ、除電器(図示せず)の除電ブラシ等に適用することができ、更に回転ブラシの構造にかかわらず、適用することができる。
本発明の適用対象となる画像形成装置を示す側面図である。 図1の画像形成装置におけるブラシ帯電装置を示す側面図である。 図2のブラシ帯電装置における回転ブラシと感光体ドラムの接触状態を拡大して示す側面図である。 (a)及び(b)は、図2のブラシ帯電装置を用いたときのグレイ画像、及び比較例のブラシ帯電装置を用いたときのグレイ画像を比較して示す図である。 感光体ドラムの回転むらを原因とするバンディング(すじ状の画像むら)を示す図である。 図2のブラシ帯電装置における回転ブラシのブラシ布の巻き方を示す斜視図である。 発泡弾性体の圧接面を拡大して示す断面図である。 発泡弾性体のセル膜除去率を段階的に変更して、各セル膜除去率別に、用紙の記録枚数の増加に伴う画像品質の変化を求めて示す実験データである。 図2のブラシ帯電装置の変形例を示す側面図である。 本発明の画像形成装置の実施例2を概略的に示す側面図である。 図2のブラシ帯電装置における回転ブラシのブラシ布の他の巻き方を示す斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 原稿搬送部
3 スキャナー部
4 印字部
6 給紙部
7 排紙装置
11 原稿セットトレイ
12、28 PSローラ
15 第1走査ユニット
16 第2走査ユニット
17 結像レンズ
18 CCD
21 感光体ドラム
22 ブラシ帯電装置
23 レーザスキャンユニット
24 現像器
25 転写器
26 クリーニング器
41 回転ブラシ
42 バイアス電圧回路
43 回転軸
44 弾性部材
45 ブラシ布

Claims (5)

  1. 電位を静電潜像担持体に付与するために静電潜像担持体に当接もしくは摺接される回転ブラシをクリーニングする回転ブラシのクリーニング装置において、
    静電潜像担持体との接触部位よりも回転ブラシの回転方向下流側で、回転ブラシの毛に圧接される滑り部材と、
    滑り部材よりも回転ブラシの回転方向下流側で、回転ブラシの毛に圧接される発泡弾性体と
    を備えることを特徴とする回転ブラシのクリーニング装置。
  2. 滑り部材は、平滑面を有しており、この平滑面を回転ブラシの毛に圧接して、回転ブラシの毛の方向を揃えることを特徴とする請求項1に記載の回転ブラシのクリーニング装置。
  3. 発泡弾性体は、連発泡の発泡弾性体であることを特徴とする請求項1に記載の回転ブラシのクリーニング装置。
  4. 発泡弾性体は、回転ブラシとの接触面及び該発泡弾性体に侵入した現像剤等を排出する排出面を除く他の面を封止されることを特徴とする請求項3に記載の回転ブラシのクリーニング装置。
  5. 静電潜像担持体の下側表面に回転ブラシが接触することを特徴とする請求項1に記載の回転ブラシのクリーニング装置。
JP2004157951A 2004-05-27 2004-05-27 回転ブラシのクリーニング装置 Expired - Fee Related JP4312659B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157951A JP4312659B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 回転ブラシのクリーニング装置
US11/138,854 US7346290B2 (en) 2004-05-27 2005-05-25 Cleaning apparatus for a rotatable member
CNB2005100743630A CN100456169C (zh) 2004-05-27 2005-05-27 旋转部件的清洁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157951A JP4312659B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 回転ブラシのクリーニング装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005144210A Division JP4354429B2 (ja) 2004-05-27 2005-05-17 回転部材のクリーニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005338492A JP2005338492A (ja) 2005-12-08
JP4312659B2 true JP4312659B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=35492143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004157951A Expired - Fee Related JP4312659B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 回転ブラシのクリーニング装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4312659B2 (ja)
CN (1) CN100456169C (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720426B2 (en) * 2007-01-29 2010-05-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Cleaning device and image forming apparatus using the same
JP2010145520A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 中間転写体用クリーニング装置および画像形成装置
JP2010145519A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Konica Minolta Business Technologies Inc 中間転写体用クリーニング装置および画像形成装置
ES2774256T3 (es) * 2011-08-19 2020-07-20 Hewlett Packard Development Co Contenedor de tóner

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0850398A (ja) * 1994-08-08 1996-02-20 Canon Inc 接触帯電装置
JPH0943937A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Fujitsu Ltd 導電性ブラシ帯電装置
JPH10123800A (ja) * 1996-10-19 1998-05-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3515890B2 (ja) * 1997-11-26 2004-04-05 株式会社リコー 画像形成装置の帯電装置
JPH11338226A (ja) * 1998-05-21 1999-12-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2001337519A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Sharp Corp 導電性ブラシ帯電装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1702571A (zh) 2005-11-30
JP2005338492A (ja) 2005-12-08
CN100456169C (zh) 2009-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3859112B2 (ja) 画像形成装置
US7245847B2 (en) Cleaning apparatus for a rotatable brush
JP4835709B2 (ja) 画像形成装置
JP3825600B2 (ja) 帯電装置、画像形成装置、像担持体ユニット及び荷電ローラ
JP4447614B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置、クリーニング装置の制御方法、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体
US7346290B2 (en) Cleaning apparatus for a rotatable member
JP2005326758A (ja) 中間転写装置及び画像形成装置
JP4389476B2 (ja) 画像形成装置及びクリーニング方法
JP4312659B2 (ja) 回転ブラシのクリーニング装置
JP4354429B2 (ja) 回転部材のクリーニング装置
JPH10282854A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3347663B2 (ja) 画像形成装置
JP4005579B2 (ja) 回転ブラシのクリーニング装置
JP2008102248A (ja) 画像形成装置
JP4961702B2 (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP2004184934A (ja) 画像形成装置
JP4060812B2 (ja) 回転ブラシの製造方法
JP5251636B2 (ja) 画像形成装置
JP2002139970A (ja) 像担持体ユニット及びそれを備えた画像形成装置
JP4956970B2 (ja) クリーニング装置
JP2005128322A (ja) ブラシ帯電装置、及びそれを用いたカラー画像形成装置
JP2004138816A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JPH01179979A (ja) 感光体クリーニング装置
JP2005284104A (ja) 回転ブラシの製造方法、回転ブラシ、帯電装置、及び画像形成装置
JP2003140473A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090402

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090513

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4312659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees