JP4311397B2 - 車両用周辺監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に装着され、車両周辺の障害物を監視し、運転者に警報を報知する車両用周辺監視装置に関する。
従来から、車両周辺の障害物を超音波センサを用いて検出する車両用周辺監視装置があり、例えば、図19、図20(a)(b)に示すような構成に成っている。この車両用周辺監視装置は、車両に装着された超音波センサ3,4と、超音波センサ3,4の動作を制御するコントローラ部10と、を備えている。超音波センサ3,4は、超音波を送波/受波する圧電型超音波マイクロフォン2、電気信号をそれぞれ送受信する送信回路21と受信回路22を備えている。
コントローラ部10は、超音波発生用パルスを生成する駆動回路20、受信信号を増幅する増幅回路5、受信増幅信号をしきい値と比較するしきい値回路7、障害物が検出されたときに警報信号を外部のブザー91aと表示器92aに出力するブザー出力回路91と表示出力回路92、及び、これらの各回路を制御する中央制御部9を備えている。コントローラ部10の中央制御部9は、車両の前後進や旋回等の車両信号90を得ると共に駆動回路20を動作させてしきい値回路7から信号を得て、障害物検知如何を判断し、障害物検知時に車両運転者に対して警報信号を出力する一連の制御を行う。
ところで、車両用周辺監視装置に用いられる超音波センサには、通常、車両のコーナ部に設けられて近距離を主たる検知範囲とするコーナセンサ用の短距離センサと、車両の後方又は前方に設けられて近距離、中距離、遠距離を主たる検知範囲とするバックセンサ又はフロントセンサ用の長距離センサと、がある。通常、短距離センサは、近距離の広角エリアを監視し、長距離センサは、遠距離までの狭角エリアを監視する。また、何れの超音波センサにおいても、路面に平行な水平方向では監視範囲が広くなるように、垂直方向では下方にある路面を障害物として検知しないように監視範囲が狭くなるように、監視範囲の異方性が要求される。
上述の超音波センサ3は、コーナセンサ用の短距離センサであり、超音波センサ4は、バックセンサ用の長距離センサである。図20(a)(b)に示す超音波センサ3は、水平方向と垂直方向における検知エリア30において、検知エリア幅ch,cvを有し、超音波センサ4は、検知エリア40において、検知エリア幅bh,bvを有している。その大小は、上述のように、cv<ch、bv<bh、である。
ここで、図21(a)(b)を参照して、従来の超音波センサに用いられている圧電型超音波マイクロフォンを説明する。この圧電型超音波マイクロフォン2は、まず、振動ケース100、振動ケース100の底部内側に接着した圧電振動素子101、これに電気接続するリード線102、及び、振動ケース100の内側空間部に充填された緩衝材103によって振動部品が構成され、次に、この振動部品を、保持ゴム105を介してハウジング104内に保持して構成されている。また、マイクロフォン2のリード線102には、送信回路21や受信回路22を構成する電子回路106が接続され、さらに、コネクタ107が接続されて、これらがマイクロフォン2と共に一体化されている。
上述のような圧電型超音波マイクロフォンの指向性は、主に駆動共振周波数、外径、さらには振動面形状等によって決まる。また、障害物検出エリア幅は検知利得によって決定される。検知利得は、圧電型超音波マイクロフォンの有する指向性の半値幅(半値角)と、受信波の増幅回路の増幅率と、しきい値回路のしきい値と、によって与えられる。障害物検出エリア幅は、センサ前方の左右又は上下の幅であって、その幅内であれば障害物を検出できるという幅である。なお、エリア幅が一定のとき、センサからエリア幅を見込む角度は、エリア幅を定義した距離によって異なり、センサの近くではエリア幅の見込み角度が広くなり、遠方では狭くなる。
図22(a)(b)と図23(a)(b)に、それぞれ短距離センサ用と長距離センサ用の圧電型超音波マイクロフォンの水平方向及び垂直方向の利得の角度依存性を示す。これらの図における角度幅θch,θcv,θbh,θbvが、上述の図20(a)(b)に示した検知エリア幅ch,cv,bh,bvに対応する。
上述したセンサの用途からくる検知エリア幅の条件に合わせて超音波センサを最適設計するために、通常、コーナセンサ用の短距離センサは圧電型超音波マイクロフォンの径を小さくした比較的小型のもの、バックセンサ用の長距離センサは比較的大型のものとされ、コーナセンサ用とバックセンサ用とが別々に存在していた。たとえば、コーナセンサ用では圧電型超音波マイクロフォンの外形寸法はφ14〜16mm、バックセンサ用では外形寸法はφ16〜18mmである。
なお、水平設置方向と垂直設置方向とにおける指向性の異方性を大きくする超音波送受波器がある。これは、内部底面に圧電振動素子を配置する有底中空部を有するケース体において、中空部の底部と平行な断面を一方向で比較的長く、別な方向で比較的短くすると共に、底部に厚肉部と薄肉部とが設けて異方性を備えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、振動板の振動面を、長軸方向と短軸方向を有する異方性振動面とすることにより、長軸方向と短軸方向の直交2軸方向において、互いに異なる指向性を持たせる超音波送受波器が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−32594号公報 特開昭61−234698号公報
しかしながら、上述した外形寸法の違いにより短距離センサと長距離センサとを実現する超音波センサを用いる車両用周辺監視装置においては、複数品番の超音波センサが必要となるのでコスト低減に限界がある。また、長距離センサが比較的大型になり小型化できないので外見的に目立つことになり、意匠的に好ましくないという問題がある。
また、上述した技術や特許文献1、特許文献2に示されるような超音波センサを用いる車両用周辺監視装置においては、超音波送受波器に異方性を持たせて水平方向と垂直方向の検知エリア幅の違いを実現できるものの、なお、次のような問題がある。すなわち、近距離、中距離、及び遠距離を主たる検知範囲とする長距離センサが、遠距離までの狭角エリアを監視するので、近距離において広角エリアを監視できない。つまり、遠距離における検知エリア幅を、近距離で確保できないという問題がある。
本発明は、上記課題を解消するものであって、短距離センサと長距離センサの圧電型超音波マイクロフォンを共用化、小型化、及び低コスト化すると共に検知距離によらずに略同一の検知エリア幅を確保できる車両用周辺監視装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、超音波センサによって車両周辺の障害物を検出すると共に、得られた検出情報に基づいて警報信号を出力する車両用周辺監視装置であって、超音波を送受信する圧電型超音波マイクロフォンを用いて構成した超音波センサと、前記超音波センサに送波パルスを出力することにより当該超音波センサから超音波パルスを空中に送信させる送信駆動回路と、前記超音波センサが障害物からの反射超音波を受信して出力する受信波信号を受け取って増幅すると共に出力する増幅回路と、前記増幅回路が出力した信号強度の大きさに基づいて信号を出力するしきい値回路と、前記送信駆動回路を制御して障害物検出を行うと共に前記しきい値回路からの出力に基づいて警報信号を出力する中央制御部と、を備え、前記超音波センサとして、近距離を主たる検知範囲とするコーナ用の短距離センサと、近距離、中距離、遠距離を主たる検知範囲とするバック又はフロント用の長距離センサとを備え、これらの超音波センサを略同一の圧電型超音波マイクロフォンを用いて構成し、前記増幅回路の増幅率又は前記しきい値回路から出力されるしきい値を切り替えることにより前記長距離センサの近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくする利得制御回路又はしきい値制御回路を備え、その切り替えに際して急激な検知エリア幅の変動がないように切替開始時の値から切替後の値に徐々に切り替えるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用周辺監視装置において、前記圧電型超音波マイクロフォンは、有底円筒形であって内部空間の円筒軸に直交する断面が直線からなる対向2辺と互いに同心の円弧からなる対向2辺を有する略四角形であり前記直線からなる対向2辺方向を水平方向としこれに直交する方向を垂直方向とする振動ケースと、前記振動ケース底部の内側に接着した圧電振動素子と、を備えて構成され、当該マイクロフォンの駆動共振周波数fが、f=72±5kHzであり、前記振動ケースの外径寸法Dが、D=φ11±0.5〜φ12.0±0.5mmであり、前記振動ケースの内部空間の水平方向の開口寸法aが、a=6.0±1.0mmであり、前記振動ケースの垂直方向の側壁厚み寸法bが、b=0.5±0.1mmである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用周辺監視装置において、前記利得制御回路は、遠距離において前記長距離センサが所定の検知エリア幅を持つように設定した前記増幅回路の増幅率を用いて得られる検知利得を基準値として、中距離における検知利得を前記基準値よりも大きな値とし、かつ、近距離における検知利得を前記中距離における検知利得よりもさらに大きな値とするように、前記増幅回路の増幅率を切り替えるものである。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用周辺監視装置において、前記しきい値制御回路は、前記長距離センサの検知エリアが遠距離から、中距離、近距離と近付くにつれて、しきい値が小さな値となるように前記しきい値回路のしきい値を切り替えるものである。
請求項の発明は、請求項1に記載の車両用周辺監視装置において、前記短距離センサと長距離センサとは同一外形形状を有するものである。
請求項1の発明によれば、コーナ用の短距離センサと長距離センサの超音波センサを略同一の圧電型超音波マイクロフォンを用いて構成するので、品番数を低減でき車両用周辺監視装置の低コスト化が図られる。また、略同一のセンサを用いるので、意匠的にも改善される。また、近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくすることによって、近距離において、従来よりも広角度となり障害物検知能力がより増大する。
請求項2の発明によれば、圧電型超音波マイクロフォン2に異方性を持たせて水平方向と垂直方向の検知エリア幅の違いを実現でき、また、短距離センサと長距離センサの圧電型超音波マイクロフォンとして共用化と共に小型化ができ、従って、車両用周辺監視装置を低コスト化できる。
請求項3の発明によれば、利得制御回路により増幅回路の増幅率を切り替えて検知利得を制御するので、長距離センサの近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を容易に略等しくできる。遠距離における検知エリア幅を近距離において確保できるので、従来よりも長距離センサによる近距離での障害物検知エリアが増大し、従って、近距離での監視がより少数の短距離センサによって可能、又は、同数のセンサによってより確実に監視することが可能となる。
請求項の発明によれば、しきい値制御回路により、しきい値回路のしきい値を切り替えるので、長距離センサの近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を容易に略等しくできる。遠距離における検知エリア幅を近距離において確保できるので、従来よりも長距離センサによる近距離での障害物検知エリアが増大し、従って、近距離での監視がより少数の短距離センサによって可能、又は、同数のセンサによってより確実に監視することが可能となる。
請求項の発明によれば、同一工具や治具を用いて車両に取付ることができ、取り付け作業がより容易となる。また、外形が統一されることにより、意匠的にも優れたものとなる。
以下、本発明の実施形態に係る車両用周辺監視装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る車両用周辺監視装置1のブロック構成を示す。車両用周辺監視装置1は、車両に装着され、超音波センサによって車両周辺の障害物を検出するとともに得られた検出情報に基づいて警報信号を出力する装置であって、運転者は、これによって車両周辺の障害物を監視できる。車両用周辺監視装置1は、車両に装着された超音波センサ3,4と、超音波センサ3,4の動作を制御するコントローラ部10と、を備えている。超音波センサ3,4は、超音波を送波/受波する圧電型超音波マイクロフォン2、電気信号を送受信する送信回路21、及び受信回路22を備えている。
コントローラ部10は、超音波センサ3,4に送波パルスを出力することにより超音波センサ3,4から超音波パルスを空中に送信させる送信駆動回路20と、超音波センサ3,4が障害物からの反射超音波を受信して出力する受信波信号を受け取って増幅すると共に出力する増幅回路5,6と、増幅回路5,6が出力した信号強度の大きさに基づいて信号を出力するしきい値回路7と、障害物が検出されたときに警報信号を外部のブザー91aと表示器92aに出力するブザー出力回路91及び表示出力回路92と、送信駆動回路20を制御して障害物検出を行うと共にしきい値回路7からの出力に基づいて警報信号を出力する中央制御部9と、を備えている。また、コントローラ部10は、超音波の往復時間から障害物(超音波反射物)までの距離を求めて、これを警報信号に反映する。これにより、例えば、ブザー音が高くなったり、大きくなったりする。
また、コントローラ部10の中央制御部9は、車両の前後進や旋回等の車両信号90を得ると共に駆動回路20を動作させてしきい値回路7から信号を得て、障害物検知如何を判断し、障害物検知時に車両運転者に対して警報信号を出力する一連の制御を行う。例えば、増幅回路5,6によって受信波信号を増幅し、しきい値回路7によって所定のレベル以上の受信波信号であるとの出力がなされたとき、ブザー発報や表示点滅などの警報信号が出力される。
また、上述の超音波センサ3,4は2種類あって、それぞれ同符号を付すことにして、近距離を主たる検知範囲とするコーナ用の短距離センサ3、近距離、中距離、遠距離を主たる検知範囲とするバック又はフロント用の長距離センサ4である。車両用周辺監視装置1では、これらの超音波センサ3,4を略同一の圧電型超音波マイクロフォン2を用いて構成すると共に、長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくできるように構成されている。これは、時限的に順次、増幅率を切り替える利得制御型の増幅回路6を用いて構成されるものであり、これについては後述する(図6〜図10(a)(b))。なお、近距離、中距離、遠距離は、例えば、50cm、100cm、150cmの前後の距離範囲である。
次に、図2(a)(b)(c)を参照して圧電型超音波マイクロフォン2の構造を説明し、図3、図4、図5(a)(b)を参照して、その特性を説明する。圧電型超音波マイクロフォン2は、有底円筒形であって内部空間の円筒軸に直交する断面が直線からなる対向2辺と互いに同心の円弧からなる対向2辺を有する略四角形であり前記直線からなる対向2辺方向を水平方向としこれに直交する方向を垂直方向とする振動ケース11と、振動面11aとなる振動ケース11の底面の内側に接着した圧電振動素子12と、を備え、圧電振動素子12にリード線13,14が接続されると共に、内部空間に緩衝充填材15を充填して構成されている。
このような圧電型超音波マイクロフォン2について、その駆動共振周波数fと外径寸法Dとを変化させたとき、図3に示す水平方向指向性半値角θh、及び図4に示す垂直方向指向性半値角θvの特性が得られた。この特性に基づき、水平方向の指向性が広角指向性であり、かつ、長距離センサの遠距離において所定の障害物に対する検知エリア幅となる指向性が得られるものであり、かつ、圧電型超音波マイクロフォン2の組立作業性が良く十分な品質を有するものであるとして、次の設計諸元を決定した。
すなわち、マイクロフォンの駆動共振周波数fがf=72±5kHzであり、振動ケース11の外径寸法DがD=φ11±0.5〜φ12.0±0.5mm、内部空間の水平方向の開口寸法aがa=6.0±1.0mm、垂直方向の側壁厚み寸法bがb=0.5±0.1mmである。このような圧電型超音波マイクロフォン2は、従来品よりもかなり小型されており、意匠的にも大幅な改善がなされたものと成っている。
上述の設計諸元に基づいて製作された圧電型超音波マイクロフォン2の指向性は、図5(a)に示すように、音圧の角度分布において水平方向指向性半値角θhが、θh=90゜±5゜程度であり、図5(b)に示すように、垂直方向指向性半値角θvが、θv=48゜±5゜程度である。この圧電型超音波マイクロフォン2は、半値角θh,θv間に約2倍の違いがあり、十分異方性を有しているので、水平方向と垂直方向の検知エリア幅の違いを実現できる。
次に、図6、図7を参照して、長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくする構成を説明する。まず障害物検知利得とは、反射超音波の受波信号が如何ほどの大きさであれば障害物として検出するかを示すものであり、圧電型超音波マイクロフォンの有する指向性の半値幅(半値角)と、受信波の増幅回路の増幅率と、しきい値回路のしきい値と、を総合した結果によって与えられる。また、障害物検出エリア幅は、センサ前方の左右又は上下の幅であって、その幅内であれば障害物を検出できるという幅である。そこで、検知エリア幅が略一定とは、センサからエリア幅を見込む角度が、センサの近くで広く、遠方では狭いことを意味する。
ところで、従来例として示した図20(a)において、長距離センサ4の検知エリア40が、遠距離で広く、近距離では狭くなっている。そこで、近距離において、遠距離と略同じ検知エリア幅を確保するには、近距離において広角エリアを検知できるようにしなければならない。検知エリアを広げるということは、より広い角度範囲のより小さな受信波信号を、障害物による信号として取り入れることを意味する。これは、近距離において、障害物検知利得を増大することであり、例えば、近距離において増幅率を増大することによって実現できる。
上述の、距離に応じて増幅率を変化させる増幅回路、すなわち利得制御型の増幅回路6は、図6に示すように、中央制御部9(図1)からの利得制御信号G1,G2,G3によって開閉するトランジスタQ1,Q2,Q3を用いて構成されている。本回路では、入力された受信信号は、互いに並列に接続された互いに抵抗値の異なる3つの抵抗R1,R2,R3を、それぞれに接続された3つのトランジスタQ1,Q2,Q3によって順次切り替えていくことにより、初段に接続した抵抗R0との間で分圧比を変えて、出力を可変とし、利得を制御する。つまり、利得制御信号G1,G2,G3を出力する中央制御部9と、利得制御型の増幅回路6とによって、長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくする利得制御回路が構成されている。
上述の利得制御信号G1,G2,G3は、時間的に切り替えられる。その切替は、図7に示すように、検知距離、すなわち時刻t0に送信信号Sのトリガによって超音波が送信され、反射波となって障害物から逆伝播して受波されて受信信号Rが得られる時間に基づく。例えば、近距離、中距離、遠距離が、例えば、50cm、100cm、150cmの前後の距離範囲であると、これに応じて、超音波の空気中音速から、切替時刻t1,t2,t3を決定できる。なお、本回路は利得制御回路の1例であり、この回路に限定されるものではない。なお、この回路例では、しきい値回路7におけるしきい値(しきい値電圧Vt)は一定とされている。
また、上述の利得制御回路は、遠距離において長距離センサ4が所定の検知エリア幅を持つように設定した増幅回路6の増幅率を用いて得られる検知利得を基準値として、中距離における検知利得を前記基準値よりも大きな値とし、かつ、近距離における検知利得を前記中距離における検知利得よりもさらに大きな値とするように、増幅回路の増幅率を切り替えて前記検知利得を制御する。
次に、図8、図9、図10(a)(b)を参照して、上述の利得制御回路による利得の調整結果、及び、検知エリアと検知エリア幅を説明する。長距離センサ4の障害物検知利得を距離によって切り替えるので、利得の角度分布が、図8、図9に示すようになる。遠距離から近距離になると、各検知エリアにおいて用いられる利得に対する有効視野角が、水平方向でφ3,φ2,φ1、垂直方向でψ3,ψ2,ψ1と次第に広くなる。すなわち、その大小関係は、φ3<φ2<φ1、ψ3<ψ2<ψ1である。
上述の有効視野角φ3〜φ1の変化によって、水平方向の検知エリア幅が、図10(a)に示すように、遠距離、中距離、及び近距離において、bh3,bh2,bh1と互いに大略同じ値となる。同様に、有効視野角ψ3〜ψ1の変化によって、垂直方向の検知エリア幅が、図10(b)に示すように、遠距離、中距離、及び近距離において、ch3,ch2,ch1と互いに大略同じ値となる。この図10(a)(b)と、従来例として示した図20(a)(b)とにおける長距離センサ4による近距離での検知エリア40を比べてみると、本発明の長距離センサ4を用いた検知エリア40が、満遍なく車両の近傍(特に、中央部近傍)をカバーしていることが分かる。なお、利得変動幅及び切替のタイミングは、所望の検知エリア幅や検知エリアと切替位置に応じて、容易、かつ任意に設定して、切り替えることができる。
(第2の実施形態)
図11、図12、図13を参照して、第2の実施形態に係る車両用周辺監視装置1を説明する。この第2の実施形態の車両用周辺監視装置1は、上述の第1の実施形態における増幅回路6を通常の増幅率が一定の増幅回路5とし、わりに、しきい値回路のしきい値を切り替えて長距離センサ4の障害物検知利得を制御することにより長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくするしきい値制御回路を備えており、他の点は同様である。しきい値制御型しきい値回路8に入力された信号が所定のレベル以上の受信波信号の場合に、中央制御部9によってブザー等の警報手段に警報が出力される点も同様である。そこで、図11に示した車両用周辺監視装置1において、長距離センサ4の増幅回路5の増幅率は時間的に切り替えられることなく一定であり、しきい値回路がしきい値制御型しきい値回路8となっている。
上述のしきい値制御型のしきい値回路8は、図12に示すように、コンパレータ回路を構成する演算増幅器Opと、中央制御部9(図1)からのしきい値制御信号T1,T2,T3によって開閉するトランジスタQ1,Q2,Q3を用いて構成されている。本回路では、比較電圧を構成する電源に接続された抵抗R0と、互いに並列に接続された3つの互いに抵抗値の異なる抵抗R1,R2,R3を、それぞれに接続された3つのトランジスタQ1,Q2,Q3によって順次切り替えていくことにより、初段に接続した抵抗R0との間で分圧比を変えて、比較電圧、すなわち、しきい値を切り替えて変化させる。つまり、しきい値制御信号T1,T2,T3を出力する中央制御部9と、しきい値制御型のしきい値回路8とによって、長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくするしきい値制御回路が構成されている。
上述のしきい値制御信号T1,T2,T3は、時間的に切り替えられる。その切替は、図13に示すように、また、第1の実施形態と同様に、検知距離、すなわち時刻t0に送信信号Sのトリガによって超音波が送信され、反射波となって障害物から逆伝播して受波されて受信信号Rが得られる時間に基づく。この回路例では、しきい値回路8におけるしきい値(しきい値電圧Vt)は、検知エリアが遠距離から、中距離、近距離と近付くにつれて、小さな値とされ、これにより、長距離センサ4の障害物検知利得を制御し、長距離センサ4の近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくする。なお、本回路はしきい値制御回路の1例であり、この回路に限定されるものではない。
上述のしきい値制御回路は、遠距離において長距離センサ4が所定の検知エリア幅を持つように設定したしきい値回路8のしきい値を用いて得られる検知利得を基準値として、中距離における検知利得を前記基準値よりも大きな値とし、かつ、近距離における検知利得を前記中距離における検知利得よりもさらに大きな値とするように、しきい値回路8のしきい値を切り替えて検知利得を制御する。
(第3の実施形態)
図14、図15(a)(b)、図16(a)(b)を参照して、第3の実施形態に係る車両用周辺監視装置1を説明する。この第3の実施形態の車両用周辺監視装置1は、上述の第1の実施形態における増幅回路6の増幅率の切替を、時間的に滑らかに行うようにしたものであり、他の点は第1の実施形態と同様である。すなわち、図14に示すように、この利得制御回路を構成する利得制御型の増幅回路6では、利得制御信号G1,G2,G3の入力ラインと接地ライン間にそれぞれコンデンサC1,C2,C3を接続して時間変化型増幅率切替回路が構成されている。そして、増幅率の切り替えに際して、コンデンサヘの充電時間を与えることにより、検知利得が切替開始時の値から切替後の値に徐々に切り替わっていくように増幅率が徐々に切り替えられる。なお、本回路は時間変化型利得制御回路の1例であり、この回路に限定されるものではない。
上述の時間変化型増幅率切替回路を備えた利得制御型の増幅回路6を用いることにより、図15(a)(b)に示すように、長距離センサ4の障害物検知利得の角度分布における各検知エリアのつなぎ部分が滑らかに接続される。また、図16(a)(b)に示すように、遠距離、中距離、及び近距離における各検知エリアの周辺境界が滑らかに接続される。このように、検知利得が徐々に切り替わるので急激な検知エリア幅の変動がなく、近距離、中距離、遠距離の切り替え時において安定に障害物を検知できる。
(第4の実施形態)
図17、図18を参照して、第4の実施形態に係る車両用周辺監視装置1を説明する。この第4の実施形態の車両用周辺監視装置1は、上述の第2の実施形態におけるしきい値制御型しきい値回路8のしきい値の切替を、時間的に滑らかに行うようにしたものであり、他の点は第2の実施形態と同様である。すなわち、図17に示すように、このしきい値制御回路を構成するしきい値制御型のしきい値回路8では、コンパレータへの比較電圧の入力端子に、分圧用の抵抗R1,R2,R3と並列にコンデンサC0を接続して時間変化型しきい値切替回路が構成されている。そして、しきい値の切り替えに際して、コンデンサヘの充電時間を与えることにより、図18に示すように、検知利得が切替開始時の値から切替後の値に徐々に切り替わっていくように、しきい値(しきい値電圧Vt)が徐々に切り替えられる。なお、本回路は切替追従型しきい値制御回路の1例であり、この回路に限定されるものではない。また、この第4の実施形態によっても、第3の実施形態と同様の検知エリアと検知エリア幅が実現される。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上述において、検知エリアを遠距離、中距離、近距離と3段階に分けて変化させる例を示したが、3段階に限らず2段階や4段階以上に変化させたり、連続的に変化させるようにしてもよい。また、第1の実施形態から第4の実施形態の利得制御型増幅回路6やしきい値制御型しきい値回路8を単独ではなく複合して適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る車両用周辺監視装置のブロック構成図。 (a)は同上監視装置に用いる圧電型超音波マイクロフォンの縦断面図、(b)は同マイクロフォンの横断面図、(c)は同マイクロフォンの正面図。 種々の直径を有する圧電型超音波マイクロフォンの水平方向における指向性を表す半値角の周波数依存性のグラフ。 種々の直径を有する圧電型超音波マイクロフォンの垂直方向における指向性を表す半値角の周波数依存性のグラフ。 (a)は同上監視装置に用いる圧電型超音波マイクロフォンの水平方向での音圧の角度依存性のグラフ、(b)は同垂直方向での音圧の角度依存性のグラフ。 同上監視装置における利得制御型増幅回路の回路図。 図5の増幅回路に入力される利得制御信号としきい値電圧の時間変化図。 同上監視装置に用いる超音波センサである長距離センサの水平方向での利得の角度依存性のグラフ。 同上監視装置に用いる超音波センサである長距離センサの垂直方向での利得の角度依存性のグラフ。 (a)は同上監視装置を車両に搭載したときの短距離センサ及び長距離センサの水平方向検知エリアを模式的に示す平面図、(b)は同垂直方向検知エリアを模式的に示す側面図。 本発明の第2の実施形態に係る車両用周辺監視装置のブロック構成図。 同上監視装置におけるしきい値制御型しきい値回路の回路図。 図11のしきい値回路に入力されるしきい値制御信号としきい値電圧の時間変化図。 本発明の第3の実施形態に係る車両用周辺監視装置の利得制御型増幅回路の回路図。 (a)は同上監視装置に用いる超音波センサである長距離センサの水平方向での利得の角度依存性のグラフ、(b)は同垂直方向での利得の角度依存性のグラフ。 (a)は同上監視装置を車両に搭載したときの短距離センサ及び長距離センサの水平方向検知エリアを模式的に示す平面図、(b)は同垂直方向検知エリアを模式的に示す側面図。 本発明の第4の実施形態に係る車両用周辺監視装置のしきい値制御型しきい値回路の回路図。 図17のしきい値回路に入力されるしきい値制御信号としきい値電圧の時間変化図。 従来の車両用周辺監視装置のブロック構成図。 (a)は同上従来の監視装置を車両に搭載したときの短距離センサ及び長距離センサの水平方向検知エリアを模式的に示す平面図、(b)は同垂直方向検知エリアを模式的に示す側面図。 (a)は同上従来の監視装置に用いる従来の超音波マイクロフォンの正面図、(b)は同マイクロフォンの中心軸に沿った断面図。 (a)は短距離センサに用いる従来の超音波マイクロフォンの水平方向での利得の角度依存性のグラフ、(b)は同垂直方向での利得の角度依存性のグラフ。 (a)は長距離センサに用いる従来の超音波マイクロフォンの水平方向での利得の角度依存性のグラフ、(b)は同垂直方向での利得の角度依存性のグラフ。
符号の説明
1 車両用周辺監視装置
2 圧電型超音波マイクロフォン
3 短距離センサ(コーナセンサ)
4 長距離センサ(バックセンサ、フロントセンサ)
5 増幅回路
6 利得制御型増幅回路
7 しきい値回路
8 しきい値制御型しきい値回路
9 中央制御部
10 コントローラ
30,40 検知エリア(検知範囲)
a 開口寸法
b 側壁厚み寸法
ch,bh1,bh2,bh3 検知エリア幅(水平方向)
cv,bv1,bv2,bv3 検知エリア幅(垂直方向)
D 外形寸法(直径)

Claims (5)

  1. 超音波センサによって車両周辺の障害物を検出する共に、得られた検出情報に基づいて警報信号を出力する車両用周辺監視装置であって、
    超音波を送受信する圧電型超音波マイクロフォンを用いて構成した超音波センサと、
    前記超音波センサに送波パルスを出力することにより当該超音波センサから超音波パルスを空中に送信させる送信駆動回路と、
    前記超音波センサが障害物からの反射超音波を受信して出力する受信波信号を受け取って増幅すると共に出力する増幅回路と、
    前記増幅回路が出力した信号強度の大きさに基づいて信号を出力するしきい値回路と、
    前記送信駆動回路を制御して障害物検出を行うと共に前記しきい値回路からの出力に基づいて警報信号を出力する中央制御部と、を備え、
    前記超音波センサとして、近距離を主たる検知範囲とするコーナ用の短距離センサと、近距離、中距離、遠距離を主たる検知範囲とするバック又はフロント用の長距離センサとを備え、これらの超音波センサを略同一の圧電型超音波マイクロフォンを用いて構成し、
    前記増幅回路の増幅率又は前記しきい値回路から出力されるしきい値を切り替えることにより前記長距離センサの近距離、中距離、遠距離における検知エリア幅を略等しくする利得制御回路又はしきい値制御回路を備え、その切り替えに際して急激な検知エリア幅の変動がないように切替開始時の値から切替後の値に徐々に切り替えるようにしたことを特徴とする車両用周辺監視装置。
  2. 前記圧電型超音波マイクロフォンは、有底円筒形であって内部空間の円筒軸に直交する断面が直線からなる対向2辺と互いに同心の円弧からなる対向2辺を有する略四角形であり前記直線からなる対向2辺方向を水平方向としこれに直交する方向を垂直方向とする振動ケースと、前記振動ケース底部の内側に接着した圧電振動素子と、を備えて構成され、
    当該マイクロフォンの駆動共振周波数fが、f=72±5kHzであり、
    前記振動ケースの外径寸法Dが、D=φ11±0.5〜φ12.0±0.5mmであり、
    前記振動ケースの内部空間の水平方向の開口寸法aが、a=6.0±1.0mmであり、
    前記振動ケースの垂直方向の側壁厚み寸法bが、b=0.5±0.1mmであることを特徴とする請求項1に記載の車両用周辺監視装置。
  3. 記利得制御回路は、遠距離において前記長距離センサが所定の検知エリア幅を持つように設定した前記増幅回路の増幅率を用いて得られる検知利得を基準値として、中距離における検知利得を前記基準値よりも大きな値とし、かつ、近距離における検知利得を前記中距離における検知利得よりもさらに大きな値とするように、前記増幅回路の増幅率を切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用周辺監視装置。
  4. 記しきい値制御回路は、前記長距離センサの検知エリアが遠距離から、中距離、近距離と近付くにつれて、しきい値が小さな値となるように前記しきい値回路のしきい値を切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用周辺監視装置。
  5. 前記短距離センサと長距離センサとは同一外形形状を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用周辺監視装置。
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