JP4309622B2 - 電子的撮像装置および顕微鏡用電子的撮像装置 - Google Patents

電子的撮像装置および顕微鏡用電子的撮像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子等によって撮影された画像を電子的に記録する電子的撮像装置および顕微鏡用電子的撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、撮影レンズにより結像された被写体像を撮像素子(CCD)などの撮像手段により撮像するとともに、この撮像手段から電気信号として得られる画像信号を電子的に記録するようにした電子カメラなどの電子的撮像装置が多く用いられるようになっている。
【0003】
このような電子的撮像装置では、より良好な画像を表示手段に表示することが重要であり、このため、従来、撮像手段から電気信号として出力される画像信号に対して適切な信号処理を施すことなどが行われている。
【0004】
特開平11−112837号公報は、このような考えに基づいたもので、撮像動作時のゲイン制御手段によるゲイン値に応じて、輪郭強調手段による輪郭強調度を可変制御するようにしている。
【0005】
一方、最近になって撮像素子に結像される被写体像を、撮影レンズの光路中に設けた平行平板などで光学的にずらしたり、撮影レンズを光軸に垂直な平面内でずらすなどして複数枚の画像を読み取り、これらの複数枚の画像を合成して高精細の静止画像を得るような方法が実用化されている。
【0006】
このような方法のものについても、より良好な画像を表示手段に表示するため、画像信号に対して適切な信号処理を施すことが行われており、例えば、特開平07−123424号公報に開示されるように、ずらし画像の相対位置関係に基づいてエッジエンハンス強度を可変させ、どの状態でも安定した解像力を感じられるように画質を制御するものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような特開平07-123424号公報のものは、ずらし画像の相対位置関係が細かくなるにしたがって、同公報中の図4に示すように空間周波数特性を図示右側にシフトするようにしている。つまり、空間周波数特性をナイキスト周波数が高くなる方向にシフトしエッジ強調度を上げることによって、安定した解像力を確保しようとしている。
【0008】
ところが、このようにしてエッジ強調度を上げていくと、余計な周波数まで強調してしまうこととなり、余計なノイズやエッジ強調によるギザ等を発生させてしてしまい、かえって見苦しい画像になってしまうという問題を生じる。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、解像感を保ちながら輪郭強調により強調されるノイズやギザを低減した良質な画像を得られる電子的撮像装置および顕微鏡用電子的撮像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、被写体像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子を周期的に変位させ、それぞれの変位位置ごとに前記撮像素子より前記被写体像の画像信号を出力させる変位手段と、前記変位手段による各変位位置ごとの前記撮像素子の画像信号を再配置して画像合成する画像処理手段と、前記画像処理手段より再配置された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調周波数を可変可能にした輪郭強調手段と を具備し、前記輪郭強調手段は、前記撮像素子の開口部の形状に応じて定まる解像度限界点までの周波数範囲を強調するように前記輪郭強調周波数を設定することをことを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記輪郭強調手段は、前記変位手段による前記撮像素子の周期的変位動作の前と後で前記輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴としている。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記撮像素子に対し前記被写体像を投射させるレンズ系を有し、前記レンズ系の種類に応じて前記輪郭強調手段による輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴としている。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記撮像素子より出力される画像の信号レベルを所定のゲインに調整するゲイン調整手段を有し、前記ゲイン調整手段のゲイン値に応じて前記輪郭強調手段による輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴としている。
【0014】
請求項5記載の発明は、照明光の開口数を調整する開口絞りと対物レンズを有し、前記対物レンズからの像を出力するポートを少なくとも1つ有する顕微鏡に接続され、前記ポートから出力された像を撮像する顕微鏡用電子的撮像装置において、前記ポートから出力され撮像された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調強度を可変可能にした輪郭強調手段と、を具備し、前記開口絞りの状態変化に応じて輪郭強調手段による輪郭強調強度を可変することを特徴としている。
【0016】
請求項記載の発明は、照明光の開口数を調整する開口絞りと対物レンズを有し、前記対物レンズからの像を出力するポートを少なくとも1つ有する顕微鏡に接続され、前記ポートから出力された像を撮像する顕微鏡用電子的撮像装置において、
被写体像を撮像する撮像素子と、前記撮像素子を周期的に変位させ、それぞれの変位位置ごとに前記撮像素子より前記被写体像の画像信号を出力させる変位手段と、前記変位手段による各変位位置ごとの前記撮像素子の画像信号を再配置して画像合成する画像処理手段と、前記開口絞りの状態変化に応じて前記画像処理手段より再配置された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調周波数を可変可能にした輪郭強調手段と、を具備し、前記輪郭強調手段は、前記撮像素子の開口部の形状に応じて定まる解像度限界点までの周波数範囲を強調するように前記輪郭強調周波数を設定することを特徴としている。
【0017】
この結果、本発明によれば、変位手段による撮像素子の変位の前後のどちらの場合も解像感を保ちながら、輪郭強調により強調される余計なノイズやエッジ強調による斜めギザ等の発生を抑制できる。
【0018】
また、本発明によれば、レンズ系のMTFに関係なく、解像感を保ちながら輪郭強調により強調される余計なノイズやエッジ強調によるギザ等の発生を抑制できる。
【0019】
さらに、本発明によれば、ノイズ量の大きな領域で必要以上のエッジ強調をすることがなくなり、良質な画像を取得することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態が適用される電子的撮像装置の概略構成を示すものである。図において、1は撮影光学系で、撮影レンズやこれを駆動する駆動モータおよび駆動機構等からなっている。この撮影光学系1を介して光学的な被写体像がCCD等の固体撮像素子(以下、単にCCDという)2に結像される。
【0022】
CCD2は、結像される光学的な被写体像を光電変換し、被写体像の画像信号を生成する。
【0023】
この場合、CCD2には、駆動パルス等の同期信号を発生させるタイミングジェネレータ(TG)3およびシグナルジェネレータ(SG)4が接続され、所定のタイミング信号により駆動されるようになっている。また、CCD2は、図示しない電子シャッタ機能(手段)を有しており、これにより露光時間の制御を行なうことができるようになっている。
【0024】
CCD2には、変位手段として圧電ドライバ5が接続されている。この圧電ドライバ5は、ピエゾ素子等の圧電素子を有するもので、この圧電素子によりCCD2を周期的に変位させ、それぞれの変位位置での被写体像の画素ずらしされた画像信号を出力させるようになっている。
【0025】
CCD2には、CDS回路(相関二重サンプリング回路;Correlated Double Sampling)が接続されている。このCDS回路は、CCD2の出力信号から画像信号成分を抽出するものである。
【0026】
CDS回路6には、ゲイン調整手段として増幅器(AMP)7が接続されている。この増幅器(AMP)7は、CDS回路6からの出力信号レベルを所定のゲイン値に調整するためのAGC回路などを含むゲイン制御手段からなっている。
【0027】
増幅器(AMP)7には、A/D変換器8を介して画像メモリとしてフレームメモリ9が接続されている。A/D変換器8は、タイミングジェネレータ(TG)3のタイミング信号に同期して増幅器(AMP)7より出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するものである。フレームメモリ9は、A/D変換器8から出力されるデジタル信号を記憶するものである。また、フレームメモリ9は、メモリコントローラ10によりデータの読み書きが制御される。フレームメモリ9は、画素ずらしにより取得される複数の画像に相当するメモリを備えており、これらメモリに各画像を各別に記憶する。そして、後述するCPU28の制御をもとに、これら複数の画像を1つの画像に再配置(画素ずらし)する(画像処理手段)。
【0028】
フレームメモリ9には、色分離回路11とγ補正回路12が接続されている。
色分離回路11は、フレームメモリ9から読み出された画像信号をRL信号、GL信号、BL信号の三原色の各色信号に分離するものである。また、γ補正回路12は、色信号のガンマ(γ)補正処理を施すものである。
【0029】
色分離回路11には、画像信号のホワイトバランスを調整するWB(ホワイトバランス)回路13が接続されている。WB(ホワイトバランス)回路13には、ホワイトクリップ14、クリップレベル検出回路15を介して色補正回路16が接続されている。色補正回路16は、色再現性を改善するための色補正を行うものである。
【0030】
色補正回路16には、色γ補正回路17を介して色差マトリクス回路18が接続されている。色γ補正回路17は、色補正回路16で補正された色信号のγ(γ)補正処理を施すものである。色差マトリクス回路18は、R、G、Bの各色信号を輝度信号YLと二つの色差信号(R−Y信号及びB−Y信号)に変換して色相や色の飽和度等を調整するものである。
【0031】
一方、γ補正回路12には、Y信号生成部19が接続されている。このY信号生成部19は、γ補正回路12によりγ補正処理が施された画像信号から輝度信号(Y信号)のみを抽出し生成するものである。
【0032】
Y信号生成部19には、バンドパスフィルタ(BPF)20が接続されている。バンドパスフィルタ(BPF)20は、輪郭強調手段の一部を形成するもので、Y信号から低周波成分を除去して輪郭信号(以下、エッジ信号という)を抽出するようにしている。
【0033】
バンドパスフィルタ(BPF)20には、コアリング部21が接続されている。コアリング部21も輪郭強調手段の一部を形成するもので、バンドパスフィルタ(BPF)20により生成されたエッジ信号のノイズ成分を抑圧又は除去し、S/N比を改善するコアリング処理を施すものである。
【0034】
コアリング部21には、エッジ強調度積算器22が接続されている。エッジ強調度積算器22は、コアリング部21によってコアリング処理が施されたY信号に対して所定の係数を掛け合わせエッジ強調処理を施すもので、輪郭強調手段の一部を構成している。
【0035】
エッジ強調度積算器22から出力されるエッジ強調処理済みのY信号は、色差マトリクス回路18から出力される輝度信号YLとともに加算器23に入力される。加算器23は、これらの信号を加算して輝度信号YHを出力するようになっている。
【0036】
そして、加算器からの輝度信号YHは、色差マトリクス回路18からの色差信号(R−Y信号及びB−Y信号)とともに画像信号として表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)24およびDRAM25に入力される。液晶ディスプレイ(LCD)24は、画像信号を表示可能な形態に処理する信号処理回路を有し、ここで信号処理された画像を表示するものである。DRAM25は、画像信号を一時的に記憶するメモリ等からなるカメラ内蔵記憶手段である。
【0037】
DRAM25には、画像信号に圧縮処理及び伸長処理を施す圧縮伸長回路26および画像信号を保存するメモリカード等の記録媒体27が接続されている。
【0038】
そして、上述した各構成部材は、制御手段であるCPU28に電気的に接続されている。CPU28は、電子的撮像装置全体を統括的に制御するものである。CPU28には、操作部29が接続されている。操作部29は、撮影時にAF動作を開始させると共に、露光動作を開始させるトリガー信号を発生させ得るトリガースイッチなど、複数のスイッチを有している。
【0039】
このように構成された電子的撮像装置において、撮影時に行われる動作について説明する。なお、ここでは撮影時に行われる作用のうち、本発明にかかわる部分のみを説明している。
【0040】
この場合、CCD2は、ピエゾ素子等からなる圧電素子を有する圧電ドライバ5により一定周期で振動され、この振動に同期して撮像出力を発生する。例えば、図2(a)に示す画素配置において、同図(b)に示す基準画素位置▲1▼に対して2/3画素間隔で、▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼→▲7▼→▲8▼→▲9▼の順番で、水平、垂直方向に、それぞれ3個所で合計9個所に画素ずらしを行い、それぞれの変位位置の撮像出力を発生する。これにより、同図(c)に示すようにR、G、Bの色配列を変えることなく、X、Y方向ともに3倍の画素数となり、その分解像度を向上させることができる。
【0041】
CCD2によって得られた画像信号は、CDS回路6において画像信号成分が抽出され、増幅器(AMP)7により出力信号レベルが所定のゲイン値に調整された後、A/D変換器8においてデジタル信号に変換される。そして、このデジタル信号に変換された画像信号は、フレームメモリ9に一時的に記憶される。
【0042】
フレームメモリ9は、画素ずらしにより取得される▲1▼〜▲9▼の9つの画像に相当するメモリを備えており、これらメモリに9つの画像を各別に記憶する。そして、CPU28の制御をもとに、これら9つの画像を1つの画像に再配置(画素ずらし)する。
【0043】
その後、再配置された画像の画像信号は、色分離回路11に出力される主信号と、γ補正回路12に出力される副信号とに分岐される。ここで、主信号については、色分離回路11以降の各回路において、所定の色補正処理等の信号処理が施される。一方、副信号については、γ補正回路12によってγ補正処理が施された後、Y信号生成部19において、輝度信号(Y信号)のみが抽出されて生成される。このY信号は、バンドパスフィルタ(BPF)20に入力される。バンドパスフィルタ(BPF)20は、Y信号からエッジ信号を生成して、これをコアリング部21に出力する。
【0044】
コアリング部21は、エッジ信号に対して所定のコアリング処理を施し、その後、これをエッジ強調度積算器22へ出力する。そして、このエッジ強調度積算器22においてエッジ強調処理がなされた後、エッジ強調処理済みのY信号は、加算器23において主信号の輝度信号YLに加算され、LCD24に出力され、画像の再生表示処理がなされる。
【0045】
ところで、バンドパスフィルタ(BPF)20によって施されるエッジ強調処理は、通常、4×4のBPFが用いられ、ナイキスト周波数付近を強調させている。つまり、図2(a)に示す画素ずらし前の画像信号については、図3(a)に示すような4×4のBPFを用いることにより、ナイキスト周波数付近をエッジ強調し、同時に、所定のMTF(コントラスト再現度)を確保できるようにしている。。
【0046】
一方、図2(c)に示す画素ずらし後の画像信号は、ナイキスト周波数を上げることにより、解像度の向上と折り返しによるモアレ低減が見込まれる。
【0047】
しかし、実際は、図4(a)に示すようにCCD2の開口部(光を電気信号に変換するPD(ホトダイオード))の形状が大きいような場合、同図(b)に示すように▲1▼〜▲9▼の画素ずらしにより、画素ずらし前の画素位置と重なり部分が生じ、この重なり部分により解像度の向上が難しく、画素ずらし後のナイキスト周波数までMTFを確保することができない。つまり、画素ずらし後の画像信号についてはCCD2の開口部の形状によって解像度の限界が決まってしまい、これ以降は、画素ずらしをしてもナイキスト周波数がシフトするだけになる。図5は、開口率85%のCCD2の場合の解像周波数に対するMTFを示すもので、画素ずらし前のナイキスト周波数F1については、問題なくMTFを確保することができる。しかし、画素ずらし後のナイキスト周波数F2については、既に解像度の限界に達しているため、これ以上の解像度の向上は見込めない。
【0048】
このような画素ずらし後の画像信号に対し、バンドパスフィルタ(BPF)20として4×4のBPFを適用すると、図6に示すように、かかる4×4のBPFの周波数特性Bは、図5で述べたCCD2のMTFに対して画素ずらし後のナイキスト周波数付近も強調するようになっているため、解像度の向上が見込めない余計な周波数域(図示ハッチングで示す部分)Dまで強調をしてしまうことになる。つまり、画素ずらし後のナイキスト周波数では、既に解像度の限界に達していて、これ以上の解像度の向上は見込めないにもかかわらず、余計な強調を行ってしまうこととなり、これによりノイズやエッジ強調による斜めギザ等を発生させてしまうという問題が生じる。
【0049】
そこで、この第1の実施の形態では、画素ずらし後については、4×4のBPFに代えて図3(b)に示すような6×6のBPFを用いる。この6×6のBPFの周波数特性は、図6中Cに示すように画素ずらし前のナイキスト周波数付近を含む解像度の限界点までの周波数範囲を強調するように設定されている。これにより、解像度の向上は見込めない余計な周波数域を強調することがなくなり、必要なエッジ強調のみを行うことができるので、ノイズやエッジ強調による斜めギサ等の発生を抑制することができる。
【0050】
このことから、画素ずらしをするしないによってエッジ強調のためのバンドパスフィルタ(BPF)20は、4×4のBPFと6×6のBPFを切換えて用いるようにする。
【0051】
この場合における撮影動作時のタイミングチャートは、図7に示すようになる。この場合、同図(a)に示す垂直同期信号VDは、フレーム周期で出力され、この垂直同期信号VDに基づいて同図(e)(f)に示す画素ずらし電圧x、yが制御され画素ずらしが行われる。また、この画素ずらしごとの同図(b)に示す露光により同図(g)に示す画像信号が読み出される。また、同図(d)に示すバンドパスフィルタ(BPF)20は、画像信号を画素ずらしする前の状態で撮影をする場合は、4×4のBPFが用いられ、画像信号を画素ずらした後は、4×4のBPFの代えて6×6のBPFが用いられる。つまりバンドパスフィルタ(BPF)20による輪郭強度周波数を可変制御して、所定のS/N比を確保した状態で、エッジ強調処理が実行される。
【0052】
このようにすれば、図2(a)に示す画素ずらし動作の前の画像信号については、4×4のBPFを用いることにより、ナイキスト周波数付近を強調させて問題なくMTFを確保することができる。また、図2(c)に示す画素ずらし動作の後の画像信号については、4×4のBPFに代えて6×6のBPFを用いることにより、解像度の向上は見込めない余計な周波数域を強調することがなくなり、必要なエッジ強調のみを行うことができる。これにより、画素ずらし前後のどちらの場合でも解像感を保ちながら、輪郭強調により強調される余計なノイズやエッジ強調による斜めギザ等の発生を抑制できる良質な画像を取得することができる。
【0053】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0054】
この第2の実施の形態にかかる電子的撮像装置の概略構成は、第1の実施の形態で述べた図1と同様なので、同図を援用するものとする。
【0055】
この第2の実施の形態では、撮影光学系1や顕微鏡側の対物レンズなどの光学系を含むレンズ系のMTFの傾向によってバンドパスフィルタ(BPF)20により輪郭強度周波数を可変することを特徴としている。
【0056】
図8は、CCD2のMTFの一例を示すもので、このようなCCD2に対して図9(a)に示すように比較的MTFが高いレンズ系が用いられる場合は、これらCCD2とレンズ系を組み合わせた時のMTFは、図10(a)に示すようになり、解像周波数の全域に亘って高いMTFを得られる。
【0057】
このような場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20として、図11(a)に示すような周波数特性を有する4×4のBPFを用いる。これにより、高域の周波数を含めて全域に亘って必要なエッジ強調を行うことができる。
【0058】
一方、図8に示すようなMTFのCCD2に対して図9(b)に示すように比較的MTFが低いレンズ系が用いられる場合は、これらCCD2とレンズ系を組み合わせた時のMTFは、図10(b)に示すようになり、特に、周波数の高い領域では、MTFが低くなり、解像度の向上がほとんど見込めない状態となる。
【0059】
このような場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20では、4×4のBPFに代えて6×6のBPFを用いる。この6×6のBPFの周波数特性は、図11(b)に示すように解像度の向上は見込めない高い周波数域を除いた範囲の周波数を強調するように設定されている。
【0060】
これにより、解像度の向上は見込めない余計な周波数域を強調することがなくなり、必要なエッジ強調のみを行うことができるので、ノイズやエッジ強調によるギサ等の発生を抑制することができる。
【0061】
従って、このようにすれば、レンズ系のMTFに応じてバンドパスフィルタ(BPF)20において、4×4のBPFと6×6のBPFを切換えて用いるようにすることで、解像度の向上は見込めない余計な周波数域を強調することがなくなり、必要なエッジ強調のみを行うことができる。これにより、レンズ系のMTFに関係なく、解像感を保ちながら輪郭強調により強調される余計なノイズやエッジ強調によるギザ等の発生を抑制できる良質な画像を取得することができる。
【0062】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0063】
この第3の実施の形態にかかる電子的撮像装置の概略構成は、第1の実施の形態で述べた図1と同様なので、同図を援用するものとする。
【0064】
上述した第1の実施の形態では、CCD2の出力信号から画像信号成分を抽出するCDS回路6の出力信号レベルを増幅器(AMP)7で所定のゲインに調整するようにしているが、この第3の実施の形態は、増幅器(AMP)7のゲイン値に応じてバンドパスフィルタ(BPF)20により輪郭強度周波数を可変することを特徴としている。
【0065】
図12は、増幅器(AMP)7のゲイン値とノイズ量の関係を示すもので、この図では、例えば取り込み画像が暗いため増幅器(AMP)7のゲイン値を上げていくと、最初から含まれるノイズの量も増加していく様子を示している。
【0066】
この状態から、増幅器(AMP)7において、ゲイン値が比較的小さくノイズ量もそれほど大きくないゲイン領域Aを使用している場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20として、図13(a)に示すような周波数特性を有する4×4のBPFを用いる。
【0067】
すると、この場合は、図14に示すCCD2のMTFに対して、増幅器(AMP)7のゲイン領域Aと図13(a)に示す4×4のBPFを組合わせると、図15(a)に示すようなMTFが得られ、高い解像度の下で必要なエッジ強調を行うことができる。
【0068】
一方、増幅器(AMP)7において、ゲイン値が大きくなりノイズ量も大きくいゲイン領域Bを使用している場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20では、4×4のBPFに代えて6×6のBPFを用いる。この6×6のBPFとして、図13(b)に示すような周波数特性を有するものを用いる。
【0069】
すると、この場合も、図14に示すCCD2のMTFに対して、増幅器(AMP)7のゲイン領域Bと図13(b)に示す6×6のBPFを組合わせると、図15(b)に示すようなMTFが得られ、低い解像度の下で必要なエッジ強調を行うことができる。
【0070】
従って、このようにすれば、増幅器(AMP)7でのゲイン値に応じてバンドパスフィルタ(BPF)20において、4×4のBPFと6×6のBPFを切換えて用いるようにすることで、ノイズ量の大きな領域で必要以上のエッジ強調をすることがなくなり、良質な画像を取得することができる。
【0071】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0072】
図16は、本発明の顕微鏡用電子的撮像装置が適用される顕微鏡の概略構成を示すものである。なお、このような顕微鏡に接続される顕微鏡用電子的撮像装置の概略構成は、第1の実施の形態で述べた図1と同様なので、同図を援用するものとする。
【0073】
図16において、31は光源で、この光源31より発せられた光は、コレクタレンズ32で集光され、照明範囲を調整するためのFS(視野絞り)33、照明光の開口数を調整するAS(開口絞り)34、コンデンサレンズ35を介して試料36に照射される。また、試料36からの透過光は、対物レンズ37、結像レンズ38を介してCCD39により撮像される。この場合、CCD39は、図示しないポートに接続される顕微鏡用電子的撮像装置(図1参照)のCCD2に該当している。
【0074】
ところで、このように構成した顕微鏡では、AS(開口絞り)34を閉じたときと開いたときとで対物レンズ37のMTFが変化することが知られている。
【0075】
図17は、この状態を説明するもので、同図(A)はAS(開口絞り)34が閉の場合、同図(B)はAS(開口絞り)34が開の場合のそれぞれの対物レンズ37のMTFを示している。同図からも明らかなように、AS(開口絞り)34が閉の場合は、AS(開口絞り)34が開の場合と比べ、中域での解像度が高くなっている。一方、図示(B)のAS(開口絞り)34が開の場合は、図示(A)のAS(開口絞り)34が閉の場合と比べ、限界解像度が高域方向に大幅に延びている。
【0076】
これにより、AS(開口絞り)34が開の状態で取得される画像のMTFが図18(C)の状態にあった場合、AS(開口絞り)3を閉の状態に調整すると、これにより取得される画像のMTFは、同図(D)に示すように中域でのMTFが上がり過ぎて、著しく不自然な画像になってしまい、また、不必要な高域のMTF強調によりノイズの発生を招いてしまう。
【0077】
そこで、この第4の実施の形態では、AS(開口絞り)34の状態変化に応じて図1に示すエッジ強調度積算器22でのエッジ強調度を可変するようにしている。この場合、エッジ強調度積算器22は、CPU28からのゲイン値の制御指令により、図19(a)(b)に示すようにエッジ強調度のレベルを可変可能にしている。
【0078】
このような構成において、いま、AS(開口絞り)34が開の場合は、エッジ強調度積算器22において、同図(a)に示す通常のエッジ強調度が選択される。これにより、AS(開口絞り)34が開の状態で取得される画像のMTFは、図18(C)に示す状態が維持され、自然で良質な画像を取得することができる。一方、AS(開口絞り)34が閉の場合は、図18(D)に示すように中域での解像度が高くなるので、エッジ強調度積算器22において、同図(b)に示すレベルの小さなエッジ強調度が選択される。これにより、中域での解像度が高くなり過ぎるのが抑制され、AS(開口絞り)34が閉の状態で取得される画像のMTFも、図18(C)に示す状態となって、自然で良質な画像を取得することができる。
【0079】
一方、この第4の実施の形態では、AS(開口絞り)34の状態変化に応じてバンドパスフィルタ(BPF)20により輪郭強度周波数を可変するようにもしている。
【0080】
この場合、図17中(A)に示すAS(開口絞り)34が閉状態で、限界解像度が高域方向に延びていない場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20として、図20(b)に示すような周波数特性を有する6×6のBPFを用いる。この6×6のBPFの周波数特性は、解像度の向上は見込めない高い周波数域を除いた範囲の周波数を強調するように設定されている。これにより、解像度の向上は見込めない余計な周波数域を強調することがなくなり、必要なエッジ強調のみを行うことができるので、ノイズの発生を抑制することができる。
【0081】
また、図17中(B)に示すAS(開口絞り)34が開状態で、限界解像度が高域方向に大幅に延びている場合は、バンドパスフィルタ(BPF)20として、6×6のBPFに代えて図20(a)に示すような周波数特性を有する4×4のBPFを用いる。これにより、高域の周波数を含めて全域に亘って必要なエッジ強調を行うことができる。
【0082】
従って、このようにすれば、AS(開口絞り)34の状態変化に応じて輪郭強調度および輪郭強度周波数を可変することにより、ノイズの発生を抑制した良質な画像を取得することができる。
【0083】
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
【0084】
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0085】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、解像感を保ちながら輪郭強調により強調されるノイズや斜めギザを低減した良質な画像を得られる電子的撮像装置および顕微鏡用電子的撮像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子的撮像装置の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態の画素ずらしを説明するための図。
【図3】第1の実施の形態に用いられる4×4、6×6のBPFを示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられるCCDの開口部を説明する図。
【図5】第1の実施の形態に用いられるCCDのMTFを説明する図。
【図6】第1の実施の形態の4×4と6×6のBPFを切換えた状態を説明する図。
【図7】第1の実施の形態の撮影動作時のタイミングチャートを示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に用いられるCCDのMTFを説明する図。
【図9】第2の実施の形態に用いられるレンズ系のMTFを説明する図。
【図10】第2の実施の形態を説明するための図。
【図11】第2の実施の形態の4×4と6×6のBPFの周波数特性を示す図。
【図12】本発明の第3の実施の形態に用いられる増幅器(AMP)のゲイン値とノイズ量の関係を示す図。
【図13】第3の実施の形態の4×4と6×6のBPFの周波数特性を示す図。
【図14】第3の実施の形態に用いられるCCDのMTFを説明する図。
【図15】第3の実施の形態を説明するための図。
【図16】本発明の第4の実施の形態に適用される顕微鏡の概略構成を示す図。
【図17】第4の実施の形態の開口絞りの状態変化に応じたMTFを説明する図。
【図18】第4の実施の形態の開口絞りの状態変化に応じて取得される画像のMTFを説明する図。
【図19】第4の実施の形態に用いられるエッジ強調度積算器のエッジ強調度を説明する図。
【図20】第4の実施の形態の4×4と6×6のBPFの周波数特性を示す図。
【符号の説明】
1…撮影光学系
2…CCD
3…タイミングジェネレータ(TG)
4…シグナルジェネレータ(SG)4
5…圧電ドライバ
6…CDS回路
7…増幅器(AMP)
8…A/D変換器
9…フレームメモリ
10…メモリコントローラ
11…色分離回路
12…γ補正回路
13…WB(ホワイトバランス)回路
14…ホワイトクリップ
15…クリップレベル検出回路
16…色補正回路
17…γ補正回路
18…色差マトリクス回路
19…Y信号生成部
21…コアリング部
22…エッジ強調度積算器
23…加算器
24…LCD
25…DRAM
26…圧縮伸長回路
27…記録媒体
28…CPU
29…操作部
31…光源
32…コレクタレンズ
33…FS(視野絞り)
34…AS(開口絞り)
35…コンデンサレンズ
36…試料
37…対物レンズ
38…結像レンズ
39…CCD

Claims (6)

  1. 被写体像を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子を周期的に変位させ、それぞれの変位位置ごとに前記撮像素子より前記被写体像の画像信号を出力させる変位手段と、
    前記変位手段による各変位位置ごとの前記撮像素子の画像信号を再配置して画像合成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段より再配置された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調周波数を可変可能にした輪郭強調手段と
    を具備し、
    前記輪郭強調手段は、前記撮像素子の開口部の形状に応じて定まる解像度限界点までの周波数範囲を強調するように前記輪郭強調周波数を設定することをことを特徴とする電子的撮像装置。
  2. 前記輪郭強調手段は、前記変位手段による前記撮像素子の周期的変位動作の前と後で前記輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電子的撮像装置。
  3. 前記撮像素子に対し前記被写体像を投射させるレンズ系を有し、
    前記レンズ系の種類に応じて前記輪郭強調手段による輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電子的撮像装置。
  4. 前記撮像素子より出力される画像の信号レベルを所定のゲインに調整するゲイン調整手段を有し、
    前記ゲイン調整手段のゲイン値に応じて前記輪郭強調手段による輪郭強調周波数を可変可能にしたことを特徴とする請求項1記載の電子的撮像装置。
  5. 照明光の開口数を調整する開口絞りと対物レンズを有し、前記対物レンズからの像を出力するポートを少なくとも1つ有する顕微鏡に接続され、前記ポートから出力された像を撮像する顕微鏡用電子的撮像装置において、
    前記ポートから出力され撮像された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調強度を可変可能にした輪郭強調手段と、を具備し、
    前記開口絞りの状態変化に応じて輪郭強調手段による輪郭強調強度を可変することを特徴とする顕微鏡用電子的撮像装置。
  6. 照明光の開口数を調整する開口絞りと対物レンズを有し、前記対物レンズからの像を出力するポートを少なくとも1つ有する顕微鏡に接続され、前記ポートから出力された像を撮像する顕微鏡用電子的撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子を周期的に変位させ、それぞれの変位位置ごとに前記撮像素子より前記被写体像の画像信号を出力させる変位手段と、
    前記変位手段による各変位位置ごとの前記撮像素子の画像信号を再配置して画像合成する画像処理手段と、
    前記開口絞りの状態変化に応じて前記画像処理手段より再配置された画像に対して輪郭信号処理を施す輪郭強調周波数を可変可能にした輪郭強調手段と、を具備し、
    前記輪郭強調手段は、前記撮像素子の開口部の形状に応じて定まる解像度限界点までの周波数範囲を強調するように前記輪郭強調周波数を設定することを特徴とする顕微鏡用電子的撮像装置。
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