JP4309143B2 - フィルターの自動洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は汚水を濾過して浄水とするフィルターの自動洗浄装置に関し、特に、フィルターが詰まると高圧洗浄水をノズルを用いて吹き付けて異物の除去を自動的に図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、汚水濾過器等に内蔵するフィルターは処理液中に混入する異物を捕捉するため設置されるものであるため、フィルターには異物が付着して目詰まりが発生しやすい構成となっている。目詰まりが発生するとフィルターを通して処理液が通過しにくくなり、濾過作用が著しく低下するため、フィルターを洗浄する必要がある。
【0003】
一般には、定期的に作業員が濾過器よりフィルターを取り出し、ブラシやヘラを用い、フィルターの表面を擦って異物を掻き取っているが、フィルター表面を擦る際に異物をフィルターの目(隙間)に押し込み、さらに細分化して除去しにくくなり、かつ、掻き取る際にフィルターに損傷を与える恐れもあった。
また、洗浄時には繁雑な部品の着脱、消耗品の交換、メンテナンスを必要とする等、手数がかかる問題もあった。
【0004】
上記した問題に対して、特許第2670831号(特許文献1)に開示された逆洗浄式の洗浄方法が近時用いられてきている。
上記逆洗浄方式によるフィルターの洗浄は、フィルターの外部あるいはフィルターの中空部に洗浄液配管を配置し、該洗浄液配管に付設したノズルから洗浄液をフィルターに対して濾過方向とは逆方向に噴射して、フィルターに付着した粒状物を除去している。
【0005】
【特許文献1】
特許第2670831号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に開示された洗浄システムでは、フイルターの洗浄時期をどのように設定しているのか開示されていない。異物の混入量が多い処理液ではフィルターの目詰まりが発生しやすいため、必要な時期に自動的に洗浄を開始する必要があり、フィルターの洗浄時期を自動化することが特に要求されている。
また、特許文献1でノズルから噴射する洗浄液として、濾過後の浄水を利用することも開示されているが、該濾過後の浄水は圧力が低くなる場合が多く、洗浄液の圧力が低下すると洗浄能力も低下し、安定した洗浄効果が得られない問題がある。
上記特許文献1以外にも逆洗浄方式を備えた洗浄装置が開示されているが、殆どが洗浄力を確保するためにフィルターを部分的に順番に洗浄していく複雑な構造となっており、故障の要因となり、メンテナンスの必要性が高くなる問題もある。
【0007】
本発明は上記問題を解消せんとするもので、フィルターの洗浄時が自動設定されると共に、洗浄液を高圧水として洗浄能力を高めると共に安定した洗浄を行え、しかも、洗浄時におけるフィルターの分割、移動等を無くして、洗浄時の状態のままで洗浄を行えるようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、第一の発明として、異物が混入した処理液流入口と濾過された濾過液取出口を備えたケースの内部に上蓋を備えた筒形状のフィルターを収容し、該フィルター外面とケース内面の間を上記処理液流入口と連通した処理液溜め部とすると共に、上記フィルター内部を上記濾過液取出口と連通する濾過液溜め部とし、該濾過液溜め部にノズルを付設した洗浄液供給管を配管しているフィルターの自動洗浄装置において、
上記ケースは円筒状の周壁に平板状の底壁を備えたケース本体と、該ケース本体の上面に取り付ける蓋を備え、該蓋の内面に配置する上記上蓋からケース本体の底壁までケース本体の内部上記フィルターを配置し、
上記ケース本体の底壁の中央に上記濾過液取出管と連結した濾過液取出口を開口していると共に、該濾過液取出口を囲む外周の底壁上面に上記フィルターの下端を配置し、該フィルターとケース本体の内周面に挟まれた上記処理液溜め部の底壁にドレン管を連結したドレン排出口を設け、かつ、該ケース本体の周壁の上部に処理液導入管と連結する上記処理液流入口を設け、該処理液流入口から流入する処理液を上記処理液溜め部内を上記周壁の内面に沿って旋回させながら流下させ、
さらに、上記蓋および上記上蓋に上記洗浄液供給管を回転自在に貫通させており、該洗浄液供給管には、上記濾過液を循環させて洗浄用ポンプで加圧して供給し、あるいは/および別に用意した洗浄液を洗浄用ポンプで加圧して供給し、かつ、上記洗浄液供給管あるいは上記フィルターの回転用モータを設け、
上記回転用モータおよび上記洗浄用ポンプを上記フィルターの内外液圧の差圧を検出する差圧センサーからの信号で駆動制御し、あるいはタイマーにより駆動制御し、該洗浄用ポンプの駆動で上記ノズルより高圧洗浄液を濾過方向と逆方向にフィルターの全面にわたって噴射させ、該フィルターに付着した異物と洗浄液を上記処理液溜め部へと吹き飛ばさせ、異物混入ドレン液を上記ドレン排出口を通して上記ドレン管に排出させる構成としていることを特徴とするフィルターの自動洗浄装置を提供している。
【0009】
濾過液を循環して再利用する場合には、上記濾過液流出口に連通させた濾過液取出管より分岐させた循環管を設け、該循環管を上記洗浄液供給管に連続させ、洗浄水として濾過後の濾過液を用いると共に、該循環管に洗浄用ポンプを介設して濾過液を高圧洗浄水として上記洗浄液供給管に供給している。
また、上記洗浄用ポンプの上流位置にストレーナを介設していることが好ましい。
【0010】
濾過液の循環利用と、上記別途用意する洗浄液、例えば、上水道水の利用とを併用する場合には、上記循環管の洗浄用ポンプより上流位置で上水道水の供給管と分岐させ、該分岐位置に流路切替弁を介設している。
上記構成とすると、濾過液の使用量に応じて、上水道水を洗浄液として補充して利用することができる。
【0011】
上記のように、本発明では、ノズルから洗浄液を噴射してフィルターを洗浄する時期を、フィルターの内外液圧の差圧センサーからの信号あるいは/およびタイマーで自動設定している。
上記差圧センサーの信号で設定する場合、フィルターの目詰まりがひどくなると、処理液の液圧が濾過液よりも高くなり、この差圧センサーからの検出信号により洗浄を開始する設定とすると、所要時期に洗浄を自動開始することができる。また、この差圧センサーによらずに、予め目詰まりが発生する時期を経験的に知見しておき、タイマーにより洗浄開始時期を自動設定していもよい。いずれの場合も、フィルターを洗浄すべき時期にノズルより洗浄液の噴射を自動的に行って、フィルターを自動洗浄することができ、常に、フィルターによる良好な濾過作用を安定して維持することができる。
さらに、タイマーによる洗浄時期の設定と上記差圧センサーの信号による洗浄時期の設定とを併用し、タイマーにより定常的に洗浄すると共に、急にフィルターに目詰まりが生じると、差圧センサーで検知して洗浄を行うようにしてもよい。
【0012】
特に、本発明では、フィルターにより濾過された濾過液をノズルから噴射する洗浄液として利用して節水効果を挙げているが、洗浄効果を高めるため、ポンプを介在させて高圧洗浄水としている。このように、ポンプを介在させると、洗浄液の液圧も制御でき、処理液の異物混入状況に応じて洗浄液を高圧化させて、フィルターに付着する異物を確実に除去することができる。
【0013】
上記洗浄液供給管あるいは上記フィルターを回転させる駆動手段を設けている。即ち、フィルターの中空部を濾過液溜め部とした場合には、該フィルターの中空部に垂設する洗浄液供給管を回転させ、筒形状のフィルターの内周面全面に洗浄液を噴射している。一方、フィルターの中空部に処理液を導入して処理液溜め部とし、フィルター外を濾過液溜め部とした場合には、フィルター外に洗浄液供給管を配してフィルター外面に洗浄液を噴霧させるため、洗浄液供給管を固定して、フィルターを回転させることが好ましい。
【0014】
上記にように、上記筒形状のフィルターの中空部を上記濾過液溜め部とすると共に、ケース内周面とフィルター外周面に囲まれた部分を処理液溜め部とし、
上記洗浄液供給管は上記筒形状のフィルターの中心軸線に沿って略全長にわたる長さとし、長さ方向に間隔をあけてノズルを配置し、該洗浄液供給管のケース外に突出した部位に回転用モータを付設し、該回転用モータを上記ポンプの駆動時に駆動させて上記洗浄液供給管を回転させ、上記フィルターの内面全周に高圧洗浄液を噴射させる構成としている。
【0015】
また、第二の発明として、上記構成とは逆に、上記筒形状のフィルターの中空部を処理液水溜め部とすると共に、ケース内周面とフィルター外周面に囲まれた部分を濾過液溜め部としたフィルターの自動洗浄装置を提供している。
即ち、異物が混入した処理液流入口と濾過された濾過液取出口を備えたケース内部に上蓋を備えた筒形状のフィルターを収容し、該フィルター内部を上記処理液流入口と連通した処理液溜め部とすると共に、上記フィルター外面とケース内面の間を上記濾過液取出口と連通する濾過液溜め部とし、該濾過液溜め部にノズルを付設した洗浄液供給管を配管しているフィルターの自動洗浄装置において、
上記ケースは円筒状の周壁に平板状の底壁を備えたケース本体と、該ケース本体の上面に取り付ける蓋を備え、該蓋の内面に配置する上記上蓋からケース本体の底壁までケース本体の内部上記フィルターを配置し、
上記ケース本体の底壁の中央に上記処理液導入管と連結した処理液流入口を開口してケースの軸線方向に処理液を流入していると共に、該処理液流入口を囲む外周の底壁上面に上記フィルターの下端を配置し、該フィルターと上記処理液流入口に挟まれた底壁にドレン管を連結したドレン排出口を設け、かつ、上記処理液溜め部を囲む周壁の上部に上記濾過液取出口を設け、
上記洗浄液供給管は、上記筒形状のフィルターの全長にわたる長さとし、長さ方向に間隔をあけてノズルを配置すると共に、上記ケース内面の所定位置に固定する一方、
上記フィルターの端面に連結して上記ケース外に突出した部位に回転用モータを付設し、
上記濾過液を循環させて洗浄用ポンプで加圧して供給し、あるいは/および別に用意した洗浄液を洗浄用ポンプで加圧して供給し、
かつ、上記洗浄用ポンプおよび上記回転用モータを上記フィルターの内外液圧の差圧を検出する差圧センサーからの信号で駆動制御し、或いはタイマーにより駆動制御し、上記フィルターを回転させると共に、該洗浄用ポンプの駆動で上記ノズルよりフィルターの外面全周に高圧洗浄液を噴射させ、該フィルターに付着した異物と洗浄液を上記処理液溜め部へと吹き飛ばさせ、異物混入ドレン液を上記ドレン排出口を通して上記ドレン管に排出させる構成としていることを特徴とするフィルターの自動洗浄装置を提供している。
【0016】
上記ドレン管は処理液溜め部の底壁に設けたドレン排出口に連続させるため、開閉弁を設け、該開閉弁を上記ポンプが駆動する洗浄液時のみ開き、汚物混入ドレン液を排出させ、非洗浄時の濾過時には上記開閉弁を閉鎖して、処理液溜め部に導入した未処理の処理液がドレン管を通して排出されないようにしている。
【0017】
上記フィルターは断面三角形状としたウエッジワイヤーを軸線方向として環状に並設して連結した構成、或いは、メッシュ材やパンチング材からなる円筒材で構成している。
フィルター材としては上記ウエッジワイヤーを用いると、軸線方向の全長にわたってスリットを有するフィルターとすることができ、隣接配置するウエッジワイヤーの隙間を適宜寸法に設定することにより、フィルターの通過許容寸法を簡単に設定することができる。しかも、断面三角形であるため、濾過時における異物との接触面積が小さく、異物による目詰まりを発生させにくい。かつ、太い金属棒からなるウエッジワイヤーは剛性を有するため、高圧洗浄水を噴射しても変形が生じることもない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は第1実施形態の濾過器10を示し、円筒状のケース本体11の内部に円筒状のフィルター12を収容し、該フイルター12の中空部からなる濾過液溜め部Aに洗浄液供給管13に連結したノズルヘッダー14を収容した状態で、上記ケース本体11の上面に蓋15を取り付けてケース内部を密閉構造としている。蓋15の中心に洗浄液導入口15aを設け、該洗浄液導入口15aに上記洗浄液供給管13を回転自在に貫通させ、その下端に上記ノズルヘッダー14を連結して、ノズルヘッダー14を濾過液溜め部Aの略全長にわたって配置している。上記ケース内部のフィルター12の外周面とケース内面との間の環状空間を異物が混入した処理液溜め部Bとしている。
【0019】
上記ケース本体11の底壁11aの中心には濾過液溜め部Aと連通させた濾過液取出口11bを開口し、濾過液取出管16を連結している。また、底壁11aには処理液溜め部Bと連通させたドレン排出口11cを設け、ドレン管17と連結している。さらに、ケース11の周壁11dの上部に処理液流入口11eを設け、異物が混入した汚水からなる処理液を導入する処理液導入管18と連結している。上記処理液流入口11eは図1に示すように、導入した処理液が処理液溜め部B内を旋回しながら流下していくように周壁11dに設けている。
【0020】
上記フィルター12は図3および図4に示すように、フィルター素材として断面略三角形としたウエッジワイヤー20を多数本用いて円筒を形成している。詳しくは、ウエッジワイヤー20の頂点20aを内周側とし、底辺20bを外周側として垂直方向に配置し、これら多数本のウエッジワイヤー20を周方向に隣接させて円筒を構成し、円筒の内周面に軸線方向に間隔をあけて円環状の組立筋21を配置し、これら組立筋21を各ウエッジワイヤー20と溶接して組み立てている。その際、ウエッジワイヤー20の隣接する底辺20aの間の隙間20cの寸法を調節することにより捕捉する異物の大きさを設定している。
【0021】
上記フィルター12に対して外周側より内周側に処理液が通過し、混入した異物Sはウエッジワイヤー20の隙間20cで捕捉されて、処理液Q1が濾過液Q2となってフィルター20の中空部の濾過液溜め部Aに流入する。
【0022】
上記フィルター12の中空部の濾過液溜め部Aには、上記洗浄液供給管13の下端に連結した矩形筒形状の上記ノズルヘッダー14が中央部に位置し、該ノズルヘッダー14には長さ方向に間隔をあけると共に対向位置にノズルチップ23を取り付けている。該ノズルチップ23より噴射する洗浄液Q3は、フィルター12の内周側から外周側へと、上記処理液の濾過方向と逆方向に噴射させる。
其の際、ノズルチップから噴射させる洗浄液Q3はウエッジワイヤー20に到達した時、異物を捕捉する最小隙間にむかって行く間に、凝縮され速度が早く大きくなる。そのため、より強力な力で異物を吹き飛ばすことができる。
また、ノズルチップ23より噴射する洗浄液Q3は扇形噴霧とし、各ノズルチップ23からの噴霧は扇形とし、隣接する噴霧がラップしてフィルター12の長さ方向の全長にわたって洗浄液を噴射させる設定としている。
【0023】
また、上記蓋15より上方へ突出する洗浄液供給管13に回転板24を外嵌固定し、該回転板24を蓋15上に搭載した回転用モータ25により回転駆動させ、ノズルヘッダー14を自転させて、ノズルチップ23をフィルター12の内周面に沿って移動させて、フィルター12の全周に洗浄液を噴射している。
【0024】
図2は上記濾過器10と連結する配管および電気制御系に示す全体システム図である。上記濾過液取出管16より循環管27を分岐させ、該循環管27を洗浄液供給管13に回転軸受(図示せず)を介して連結している。この循環管27に洗浄用ポンプ28を介設している。また、該洗浄用ポンプ28の上流位置にストレーナ55を介設し、洗浄用ポンプ28のメンテナンスを最小限としている。
上記洗浄用ポンプ28の駆動制御するため、濾過器10内の処理液溜め部Bの圧力P1と濾過液溜め部Aの圧力P2との差圧を検出する差圧センサー30を設けている。該差圧センサー30の検出信号を制御器31に送信し、P1>P2になると共に、P1>P2が設定時間T1継続すると、制御器31よりポンプ28を駆動させる制御を行い、洗浄を開始するようにしている。
【0025】
なお、P1>P2で且つ予め設定した閾値よりもP1が大となった場合にポンプ28を駆動させる設定としてもよい。さらには、上記差圧センサー30による圧力検出に因らず、タイマーを用いて、設定時間間隔でポンプ28を駆動させて洗浄を間欠的に行わせる設定としてもよい。さらにまた、タイマーと差圧センサーとを併用してもよい。
【0026】
さらに、上記循環管27には、ストレーナ55の上流側で上水道水供給管50と分岐させ、この分岐位置に流路切替弁51を介設している。即ち、濾過液の使用量が多くなった場合には、洗浄用に使用せず、洗浄は上水道水で行えるようにしている。
【0027】
上記ドレン管17に流路開閉弁32を介設し、これら開閉弁32を上記制御器31で開閉制御し、ポンプ28が駆動する洗浄期間は開閉弁32を開くようにし、ポンプ28の非駆動時には開閉弁32を閉じるようにしている。
上記処理液導入管18は処理液槽35に開閉弁33、ポンプ36を介して連通させている。ポンプ36と開閉弁33の間よりバイパス管39を設け、該バイパス管39に開閉弁56を介設すると共に先端を濾過液取出管16に連通させている。濾過液取出管16にはバイパス管39との連通位置より上流に開閉弁40を設けている。上記濾過液取出管16とバイパス管39との合流位置より、特殊洗浄用ノズル37の供給管38に連通している。
【0028】
上記フィルター12をメンテナンス等により濾過器10より取り外す際には、開閉弁33、40を閉じる一方、バイパス管39の開閉弁56を開き、処理液槽35の液体をバイパス管39を通して供給管38に供給している。
【0029】
上記構成からなる装置において、図5に示すように、フィルター12に捕捉された異物がフィルターのウエッジワイヤー20の隙間20cに付着し、フィルター12に詰まりが発生すると、上記P1の圧力が大となって、P1>P2となる。この関係が差圧センサー30で検出され、制御器31に送信される、かつ、設定時間T1が経過すると、洗浄用ポンプ28が駆動し、洗浄液供給管13に洗浄液を高圧で供給する。なお、洗浄用ポンプ28の吐出圧は予め一定に設定しておいても良いし、上記差圧センサーによる検出値に応じて吐出圧を自動制御してもよい。即ち、差圧が大でフィルター12の詰まりは大きい時は吐出圧を大として洗浄水をより高圧として、洗浄能力を高めてもよい。
【0030】
洗浄用ポンプ28の駆動と同時に、制御器31により回転用モータ25を駆動してノズルヘッダー14を回転させる。また、同時に、ドレン管17の開閉弁32を開く。
【0031】
洗浄液供給管13にはポンプ28より所要圧に加圧された濾過液Q3が供給され、フィルター12の中空部の濾過液溜め部A内で回転するノズルヘッダー14を通してノズルチップ23より図6(A)に示すように、フィルター12の内周面に向かって、濾過方向と逆方向に、高圧洗浄水となる濾過液Q3が噴射され、フィルター12は洗浄される。この洗浄時に、図6(B)に示すように、フィルター12のウエッジワイヤー20の表面に付着すると共に隙間20cに堆積している異物Sをフィルター12の外周側の処理液溜め部Bへと吹き飛ばす。
処理液溜め部Bへと吹き飛ばされた異物Sが混入した洗浄後の洗浄液はケース本体11の底壁11aに設けたドレン口よりドレン管17を通して排出される。
【0032】
制御器31により予め設定している期間、上記洗浄を行い、期間経過後、ポンプ28を停止し、開閉弁32を閉じる。
なお、上記フィルターの洗浄時にも、処理液槽35から濾過器10への処理液の導入を継続スルト共に、濾過液の取り出しを継続し、ラインを止めないようにしている。
【0033】
上記のように、フィルター12の詰まりを差圧センサー30で検出し、自動的にフィルター12の洗浄を開始するため、常に、濾過作用を定常に保つことが出来る。かつ、洗浄時にフィルターをケースより取り出したり、移動させる必要がないと共に作業員による手作業での洗浄を不要とでき、さらに、洗浄水として濾過液を循環利用するため、節水効果を上げることができる。
【0034】
なお、第1実施形態ではケース本体内の中央にフィルター12を1個配置しているが、ケース本体を大容積とし、フィルターを間隔をあけて複数個配置し、各フィルター内部に回転駆動されるノズルヘッダーを配置し、該ノズルヘッダーに取り付けたノズルチップよりフィルターに高圧洗浄液を噴射してフィルターを逆洗浄する構成とすることが好ましい。該構成とすると、多量の処理液を一度に処理することが可能となる。
【0035】
上記フィルター12の中空部の濾過液溜め部Aに配置する洗浄液噴射装置は、図7(A)に示す角ヘッダータイプとしているが、図7(B)に示すように、洗浄液供給管13’を濾過液溜め部Aの下端近傍まで垂下させ、該洗浄液供給管13’に長さ方向に一定間隔をあけ、かつ、180度対向位置にノズルアダプター42を固着し、その先端にノズルチップ23を先端に取り付ける構成としてもよい。さらに、図7(C)に示すように、一方向だけに向いたノズルチップ23を取り付けてもよい。さらにまた、図7(D)に示すように、ノズルチップ23を洗浄液供給管13’に螺旋状に取り付けても良い。
さらに、上記差圧センサー30は濾過液取出管16内の濾過液と、濾過器10内の処理液溜め部Bの処理液との液圧の差圧を検出する構成としても良い。
【0036】
さらに、フィルター12のフィルター材として上記実施形態のようにウエッジワイヤー20を用いると、異物による目詰まりを発生させにくく利点があるが、金属製ワイヤーに代えて、樹脂製としてもよい。さらに、図8(A)に示す金属製あるいは樹脂製のメッシュ材を用いてもよい、さらにまた、図8(B)に示す金属製のパンチングメタルあるいは樹脂製の穴あき板を用いてもよい。
【0037】
図9は第2実施形態を示す。
第2実施形態は第1実施形態と濾過液溜め部と処理液溜め部とを逆とし、フィルター12’の中空部を処理液溜め部B’、フィルター12’の外部を濾過液溜め部A’としている。それに伴い、処理液導入口11e’はケース底壁11a’に設けてフィルタ12’の中空部の処理液溜め部B’に連通させると共に、濾過液取出口11b’を周壁11d’に設けている。また、ドレン排出口11c’を底壁の処理液溜め部B’と連通する位置に設けている。
【0038】
第1実施形態と同様に、濾過後の浄水を循環させると共にポンプで加圧されて高圧洗浄液を噴射する洗浄液供給管13’は、ケース本体11’の周壁11d’の内面に沿って固定している。
一方、ケース内部の中央に配置するフィルター12’の上端面に上蓋12a’を取り付け、該上蓋12a’の中央に支軸50を突設し、該支軸50を蓋15’より突出させ、第1実施形態と同様に、該支軸50を蓋15’に搭載した回転用モータ25’で回転駆動している。
【0039】
また、上記フィルター12’は円筒形状に構成した金属メッシュより形成している。上記洗浄液供給管13’には長さ方向に間隔をあけてフィルター12’側に突出させ、ノズルチップ23’を取り付けている。この洗浄液供給管13’にポンプ28’を駆動して浄水を導入する洗浄時期は、フィルター12’に目詰まりが発生する期間を予測してタイマーで設定し、所要時間経過後は自動的にポンプ28’が駆動すると共にフィルター回転用モータ25’が駆動して洗浄を行うようにしている。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、第2実施形態においても、フィルター12’は金属メッシュに限らず、前記した各種形態のフィルターを用いることができる。かつ、洗浄時期もタイマーだけに限定されず、第1実施形態と同様に差圧センサーを用いても良いし、タイマーと差圧センサーを併用してもよい。
【0040】
第2実施形態においては、フィルター12’の中空部の処理液溜め部B’に導入した固体異物が混入された処理液はフィルター12’の内側から外側へと流通して、フィルター12’で異物が捕捉され、濾過液はフィルター12’の外側の濾過液溜め部A’に溜まり、濾過液取出管16’を通して取り出される。
【0041】
フィルター12’に目詰まりが発生する時期となると、タイマーの作動で自動的にポンプ28’が駆動して洗浄液供給管13’に高圧洗浄水を供給してノズルチップ23’よりフィルター12’の外周面に向けて高圧洗浄水を噴射する。同時にフィルター回転用モータ25’が駆動して、フィルター12’が回転する。よって、ノズルチップ23’よりフィルター12’の全外周面に向けて高圧洗浄水を噴射させることができる。
【0042】
噴射された高圧洗浄水はフィルター12’のメッシュに付着した異物をフィルター12’内の処理液溜め部B’に吹き飛ばし、第1実施形態と同様にフィルター12’を逆洗浄する。この処理液溜め部B’内に吹き飛ばされた異物および洗浄液は処理液溜め部B’内の底壁に設けたドレン排出口より排出される。
【0043】
上記第2実施形態においても、ケース本体11’の内部に複数の円筒状フィルター12’を配置し、各フィルター12’に向けて高圧洗浄水を噴射する洗浄液供給管13’をケース内部に配管してもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、フィルターの洗浄が自動開始でき、全く人手を介さずに全自動化を図ることができる。かつ、フィルターを洗浄する洗浄液として濾過液を循環させて再利用し節水をしていながら、ポンプにより加圧してノズルへと供給しているため、強い力でフィルターに洗浄液を噴射させることができ、フィルターに付着した異物を確実に除去することができ、特に、フィルターとしてウエッジワイヤーを用いると、ノズルからの噴射される洗浄液による異物除去を確実に行うことができる。
さらに、ノズルより洗浄液をフィルターに噴射して洗浄している時も、濾過器への処理液の導入を停止せず、濾過作用を連続させて、濾過液を濾過液取出管へと供給しているため、処理液の濾過器への導入、濾過作用、濾過液の取り出が中断されず、ラインを止めずに、濾過器内のフィルターの自動洗浄を行うことができる。
【0045】
さらに、洗浄液噴射用のノズルはフィルターの全長にわたって配置されると共に、洗浄液供給管あるいはフィルターを回転させるため、フィルターの全周にわたって洗浄液を噴射させ、フィルター全体の洗浄を全く人手を介さずに自動化することができる。特に、洗浄液供給管を回転させる場合には、フィルターは濾過時のままとしておくことができ、フィルターの濾過器からの取り出しや移動、分解等が不要となる等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の一部断面斜視図である。
【図2】 第1実施形態のシステム図である。
【図3】 図1に示す濾過器の断面図でる。
【図4】 フィルターの一部斜視図である
【図5】 フィルターに異物が付着している状態を示す図面である
【図6】 (A)は洗浄時にノズルより洗浄液をフィルターに噴射している状態を示す図面、(B)はフィルターより異物が除去される状態を示す図面である。
【図7】 (A)は第1実施形態の洗浄用ノズルを示し、(B)(C)(D)は変形例を示す図面である。
【図8】 (A)(B)はフィルター材の変形例を示す図面である。
【図9】 第2実施形態の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
10 濾過器
11 ケース本体
11b 濾過液取出口
11c ドレン排出口
11e 処理液流入口
12 フィルター
13 洗浄液供給管
14 ノズルヘッダー
15 蓋
16 濾過液取出管
17 ドレン管
18 処理液導入管
20 ウエッジワイヤー
23 ノズルチップ
25 回転用モータ
27 循環管
28 洗浄用ポンプ
30 差圧センサー
31 制御器
A 濾過液溜め部
B 処理液溜め部
Q1 処理液
Q2 濾過液
Q3 高圧洗浄液

Claims (5)

  1. 異物が混入した処理液流入口と濾過された濾過液取出口を備えたケースの内部に上蓋を備えた筒形状のフィルターを収容し、該フィルター外面とケース内面の間を上記処理液流入口と連通した処理液溜め部とすると共に、上記フィルター内部を上記濾過液取出口と連通する濾過液溜め部とし、該濾過液溜め部にノズルを付設した洗浄液供給管を配管しているフィルターの自動洗浄装置において、
    上記ケースは円筒状の周壁に平板状の底壁を備えたケース本体と、該ケース本体の上面に取り付ける蓋を備え、該蓋の内面に配置する上記上蓋からケース本体の底壁までケース本体の内部上記フィルターを配置し、
    上記ケース本体の底壁の中央に上記濾過液取出管と連結した濾過液取出口を開口していると共に、該濾過液取出口を囲む外周の底壁上面に上記フィルターの下端を配置し、該フィルターとケース本体の内周面に挟まれた上記処理液溜め部の底壁にドレン管を連結したドレン排出口を設け、かつ、該ケース本体の周壁の上部に処理液導入管と連結する上記処理液流入口を設け、該処理液流入口から流入する処理液を上記処理液溜め部内を上記周壁の内面に沿って旋回させながら流下させ、
    さらに、上記蓋および上記上蓋に上記洗浄液供給管を回転自在に貫通させており、該洗浄液供給管には、上記濾過液を循環させて洗浄用ポンプで加圧して供給し、あるいは/および別に用意した洗浄液を洗浄用ポンプで加圧して供給し、かつ、上記洗浄液供給管あるいは上記フィルターの回転用モータを設け、
    上記回転用モータおよび上記洗浄用ポンプを上記フィルターの内外液圧の差圧を検出する差圧センサーからの信号で駆動制御し、あるいはタイマーにより駆動制御し、該洗浄用ポンプの駆動で上記ノズルより高圧洗浄液を濾過方向と逆方向にフィルターの全面にわたって噴射させ、該フィルターに付着した異物と洗浄液を上記処理液溜め部へと吹き飛ばさせ、異物混入ドレン液を上記ドレン排出口を通して上記ドレン管に排出させる構成としていることを特徴とするフィルターの自動洗浄装置。
  2. 異物が混入した処理液流入口と濾過された濾過液取出口を備えたケース内部に上蓋を備えた筒形状のフィルターを収容し、該フィルター内部を上記処理液流入口と連通した処理液溜め部とすると共に、上記フィルター外面とケース内面の間を上記濾過液取出口と連通する濾過液溜め部とし、該濾過液溜め部にノズルを付設した洗浄液供給管を配管しているフィルターの自動洗浄装置において、
    上記ケースは円筒状の周壁に平板状の底壁を備えたケース本体と、該ケース本体の上面に取り付ける蓋を備え、該蓋の内面に配置する上記上蓋からケース本体の底壁までケース本体の内部上記フィルターを配置し、
    上記ケース本体の底壁の中央に上記処理液導入管と連結した処理液流入口を開口してケースの軸線方向に処理液を流入していると共に、該処理液流入口を囲む外周の底壁上面に上記フィルターの下端を配置し、該フィルターと上記処理液流入口に挟まれた底壁にドレン管を連結したドレン排出口を設け、かつ、上記処理液溜め部を囲む周壁の上部に上記濾過液取出口を設け、
    上記洗浄液供給管は、上記筒形状のフィルターの全長にわたる長さとし、長さ方向に間隔をあけてノズルを配置すると共に、上記ケース内面の所定位置に固定する一方、
    上記フィルターの端面に連結して上記ケース外に突出した部位に回転用モータを付設し、
    上記濾過液を循環させて洗浄用ポンプで加圧して供給し、あるいは/および別に用意した洗浄液を洗浄用ポンプで加圧して供給し、
    かつ、上記洗浄用ポンプおよび上記回転用モータを上記フィルターの内外液圧の差圧を検出する差圧センサーからの信号で駆動制御し、或いはタイマーにより駆動制御し、上記フィルターを回転させると共に、該洗浄用ポンプの駆動で上記ノズルよりフィルターの外面全周に高圧洗浄液を噴射させ、該フィルターに付着した異物と洗浄液を上記処理液溜め部へと吹き飛ばさせ、異物混入ドレン液を上記ドレン排出口を通して上記ドレン管に排出させる構成としていることを特徴とするフィルターの自動洗浄装置。
  3. 上記濾過液取出口に連通させた濾過液取出管より分岐させた循環管を設け、該循環管を上記洗浄液供給管に連続させ、洗浄液として濾過後の濾過液を用いると共に、該循環管に上記洗浄用ポンプを介設して濾過液を高圧洗浄液として上記洗浄液供給管に供給し、かつ、該循環管には上記洗浄用ポンプの上流位置にストレーナを介設している請求項1または請求項2に記載のフィルターの自動洗浄装置。
  4. 上記ドレン管に開閉弁を設け、該開閉弁を上記洗浄用ポンプの駆動時に開き、汚物混入ドレン液を排出させる構成としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフィルターの自動洗浄装置。
  5. 上記フィルターは断面三角形状としたウエッジワイヤーを軸線方向として環状に並設して連結した構成、或いは、メッシュ材やパンチング材からなる円筒材で構成している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフィルターの自動洗浄装置。
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