JP4306757B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シート上の未定着画像を定着させる定着装置および画像形成装置に関する。
複写機などの画像形成装置に備えられる定着装置には、定着ローラに定着ベルトを接触させて定着ニップを確保し、定着ニップを記録シートが通過することにより記録シート上に形成されたトナーなどの未定着画像を定着させる、いわゆるベルトニップ方式の定着装置がある(特許文献1)。
このベルトニップ方式の定着装置は、定着ベルトを定着ローラに向けて押圧し、その押圧力により定着ニップに適正な圧力を付与する押圧部材と、定着ベルトと押圧部材間に介在する低摩擦シートを備えている。低摩擦シートは、基材の表面にフッ素樹脂系材料などがコートされてなる。低摩擦シートを定着ベルトと押圧部材間に介在させることで、直接、押圧部材を定着ベルトに当接させる場合よりも押圧により発生する摩擦力を低減させることができる。
特開2005−300732号公報
しかしながら、上記の低摩擦シートを備える構成としても、定着ニップ形成のための押圧により時間経過に連れてフッ素樹脂系材料などの膜が磨耗し、そのまま使用し続けてシートの基材が露出するまでになると摩擦力が増大して定着ベルトの駆動負荷が大きくなる。定着ベルトの駆動負荷が大きくなって定着ベルトの移動が不安定になると、定着ローラとの間で速度差が生じ、定着ニップにおいて記録シートの搬送性が低下して画像ずれが生じるなど画質が劣化してしまう場合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、定着ベルトの押圧による摩擦に起因して生じる画質劣化を抑制可能なベルトニップ方式の定着装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、定着ベルトをその裏面側から押圧部材で押圧して定着ローラと前記定着ベルト表面を接触させて定着ニップを確保し、記録シートを前記定着ニップを通過させて未定着画像を定着する定着装置であって、前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介挿される摩擦低減用のシート状部材と、前記シート状部材を搬送自在に支持する支持機構と、所定条件を満たすまでは前記シート状部材の搬送を停止させ、所定条件を満たした場合に前記シート状部材を一定方向に所定量だけ搬送させるシート搬送手段と、を備え、前記所定条件を満たした場合とは、前記定着ベルトの回転時間の積算値が所定値以上になった場合であり、前記所定量とは、前記定着ニップにおける前記記録シートの搬送方向長さに相当する量であることを特徴とする。
また、定着ベルトをその裏面側から押圧部材で押圧して定着ローラと前記定着ベルト表面を接触させて定着ニップを確保し、記録シートを前記定着ニップを通過させて未定着画像を定着する定着装置であって、前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介挿される摩擦低減用のシート状部材と、前記シート状部材を搬送自在に支持する支持機構と、所定条件を満たすまでは前記シート状部材の搬送を停止させ、所定条件を満たした場合に前記シート状部材を一定方向に所定量だけ搬送させるシート搬送手段と、を備え、前記所定条件を満たした場合とは、前記定着ニップを通過した記録シートの通紙枚数の積算値が所定値以上になった場合であり、前記所定量とは、前記定着ニップにおける前記記録シートの搬送方向長さに相当する量であることを特徴とする。
また、本発明は、搬送される記録シート上に形成された未定着画像を定着させる定着部を備える画像形成装置であって、前記定着部として上記の定着装置を備えることを特徴とする。
このように所定条件として定着ベルトの回転時間の積算値が所定値以上になった場合、または、定着ニップを通過した記録シートの通紙枚数の積算値が所定値以上になった場合に、シート状部材を所定量として定着ニップにおける記録シートの搬送方向長さに相当する量だけ搬送させる構成としたので、定着ベルトの回転時間を用いて、または、記録シートの枚数を用いてシート状部材の搬送を制御できると共に、1回の搬送動作で、シート状部材の、定着ベルトと押圧部材の間に介挿される部分を、定着ニップの長さ分だけ古い部分から新たな部分に入れ換えることができ、定着ベルトの回転をより安定化できるようになり、従来のように固定のため、時間経過と共にシート状部材が磨耗して摩擦力が増大し、増大した摩擦力に起因して画質劣化が生じるといったことを防止できる。
また、前記シート状部材は、長尺状であり、前記支持機構は、前記シート状部材の長手方向における一方端が巻き掛けられる第1のローラと、他方端が巻き掛けられる第2のローラを備え、前記第1と第2のローラにより前記シート状部材を巻き取る巻取機構であることを特徴とする。
このようにすれば、シート搬送を簡易な巻き取り機構で実現することができる。
さらに、前記第1のローラは、前記回転方向において前記定着ニップよりも下流側の位置に、前記第2のローラは、前記定着ニップよりも上流側の位置にそれぞれ配置され、前記シート搬送手段は、前記所定条件を満たすまでは、前記第2のローラにブレーキをかけて前記シート状部材の搬送を停止させ、前記所定条件を満たした場合に、前記ブレーキを解除すると共に前記第1または第2のローラに前記シート状部材を巻き取らせることを特徴とする。
このようにすれば、第2のローラについてブレーキの動作と解除を切り替えることでシート状部材の搬送と停止を制御できる。
また、前記一定方向は、前記定着ニップの位置において前記定着ベルトの回転方向と同方向であり、前記シート搬送手段は、前記定着ベルトの回転中に前記第1のローラに前記シート状部材を巻き取らせることを特徴とする。
このようにすれば、シート状部材に、回転中の定着ベルトとの摩擦による当該回転方向と同方向の力が付勢されることになり、シート状部材を搬送させるための駆動力を低減できる
また、前記シート搬送手段は、前記所定条件を満たすまでは、前記シート状部材にブレーキをかけて前記シート状部材の搬送を停止させ、前記所定条件を満たした場合に、前記ブレーキを解除して前記シート状部材に前記定着ベルトの回転による駆動力を作用させることにより前記シート状部材を搬送させることを特徴とする。
らに、前記シート搬送手段は、搬送される記録シートが前記定着ニップを通過中でないときに前記シート状部材の搬送を実行することを特徴とする。
このようにすれば、より定着の安定性を確保できる。
以下、本発明に係る定着装置および画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラーデジタルプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)を例にして説明する。
図1は、プリンタ1の全体の構成を示す図である。
同図に示すように、プリンタ1は、画像プロセス部3、給送部4、定着部5および制御部6を備えており、ネットワーク(例えばLAN)に接続されて、外部の端末装置(不図示)からの印刷(プリント)ジョブの実行指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック色からなるカラーの画像形成を実行する。以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像プロセス部3は、Y〜K色のそれぞれに対応する作像部3Y,3M,3C,3K、光学部10、中間転写ベルト11、ホッパ20Y,20M,20C,20Kなどを備えている。
作像部3Yは、感光体ドラム31Y、その周囲に配設された帯電器32Y、現像器33Y、一次転写ローラ34Y、感光体ドラム31Yを清掃するためのクリーナ35Yなどを備えており、感光体ドラム31Y上にY色のトナー像を作像する。他の作像部3M〜3Kについても、作像部3Yと同様の構成になっており、同図では、符号を省略している。
ホッパ20Y〜20Kは、Y〜K色の補充用のトナーを収容し、必要に応じて現像器33Y〜33Kにトナーを供給する。
光学部10は、レーザダイオードなどの発光素子を備え、感光体ドラム31Y〜31Kを露光するためのレーザ光Lを出射する。
中間転写ベルト11は、無端状のベルトであり、駆動ローラ12と従動ローラ13に張架されて矢印A方向に回転駆動される。
給送部4は、記録シートとしての用紙Sを収容する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙Sを搬送路43上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ42と、繰り出された用紙Sを二次転写位置46に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対44と、二次転写ローラ45などを備えている。
制御部6は、外部の端末装置からの画像信号をY〜K色用のデジタル信号に変換し、光学部10の発光素子を駆動させるための駆動信号を生成する。
光学部10は、制御部6からの駆動信号によりY〜K色の画像形成のためのレーザ光Lを発し、感光体ドラム31Y〜31Kを露光走査させる。この露光走査により、帯電器32Y〜32Kにより帯電された感光体ドラム31Y〜31K上に静電潜像が形成される。各静電潜像は、現像器33Y〜33Kにより現像されて感光体ドラム31Y〜31K上にY〜K色のトナー像が形成される。各色のトナー像は、一次転写ローラ34Y〜34Kに作用する静電力により中間転写ベルト11上に順次転写される。この際、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト11上の同じ位置に重ね合わせて一次転写されるようにタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト11上に重ね合わされた各色トナー像は、中間転写ベルト11の回転により二次転写位置46に移動する。
一方、中間転写ベルト11の移動タイミングに合わせて、給送部4からは、タイミングローラ対44を介して用紙Sが給送されて来ており、その用紙Sは、回転する中間転写ベルト11と二次転写ローラ45の間に挟まれて搬送され、二次転写ローラ45に作用する静電力により中間転写ベルト11上のトナー像が一括して用紙S上に二次転写される。
二次転写位置46を通過した用紙Sは、定着部5に搬送され、用紙S上のトナー像(未定着画像)が定着部5において加熱、加圧により用紙Sに定着された後、排出ローラ対71を介して排出トレイ72上に排出される。
図2は、定着部5の構成例を示す断面図である。
同図に示すように、定着部5は、ヒータ57が内挿された筒状の定着ローラ51と、無端状の定着ベルト52と、長尺状の摺動シート53と、押圧部54などを備え、定着ベルト52をその裏面側から摺動シート53を介して押圧部54で押圧して定着ローラ51と定着ベルト52表面を接触させて定着ニップ521を確保し、用紙Sを定着ニップ521を通過させて未定着のトナー像を加熱溶融させると共に加圧して定着させる、ベルトニップ方式の定着装置である。
定着ローラ51は、例えば機械構造用炭素鋼鋼管のSTKM12種などの鉄製やアルミニウム製からなるパイプの表面にシリコーンゴム等の弾性層とPFAチューブやPFAコートからなる離型層などが積層されてなる。また、定着ローラ51は、定着部5のベース(不図示)に設けられた保持部材(不図示)により回転自在に保持されており、駆動モータ(不図示)からの回転駆動力を受けて矢印B方向に回転駆動される。なお、定着ローラ51の、用紙搬送方向に直交する方向(主走査方向に相当。以下、「幅方向」という。)長さは、用紙Sの幅よりも少し大きくなっている。この幅方向長さについては、定着ベルト52、摺動シート53、押圧部54について同じである。
定着ベルト52は、耐熱層の表面に離型層が積層されてなる。耐熱層の材料としては、例えばポリイミド樹脂が用いられる。離型層には離型性に優れた材料、例えばフッ素樹脂などが用いられる。耐熱層の厚みは、例えば80〔μm〕、離型層の厚みは、例えば30〔μm〕とされる。もちろん材料、厚み等がこれらに限られないことはいうまでもない。また、2層に限られず、1層であっても良いし、耐熱層と離型層の間に別の1または複数の層を備える構成であっても良い。
定着ベルト52は、筒状になっており、その両端がホルダー501、502(図3参照)により回転自在に保持されており、定着ローラ51の回転駆動力を受けて定着ローラ51の回転と共に矢印C方向に回転する。なお、同図では、定着ベルト52の構成を判り易くするためホルダー501、502を省略している。
押圧部54は、軟質素材からなるソフトパッド541と、硬質素材からなるハードパッド542と、これらを保持する保持部材543を備える。
保持部材543は、その幅方向両端が上記ホルダー501、502に固定されている。
ソフトパッド541の素材としては、例えばゴム、より具体的にはシリコーンゴムなどが用いられる。ハードパッド542の素材としては、例えば金属や耐熱樹脂、より具体的にはアルミニウムなどが用いられる。
ソフトパッド541は、定着ニップ521の、用紙搬送方向における中央部に相当する位置に設けられ、圧縮バネ544の復元力を受けて摺動シート53を介して定着ベルト52を定着ローラ51に向けて押圧する。ソフトパッド541は、軟質素材のため当該中央部における定着ローラ51と定着ベルト52の接触圧を均一化して定着性を向上できる。
ハードパッド542は、定着ニップ521の、用紙搬送方向における下流側の位置に設けられ、先端が山形になっており、定着ベルト52を定着ローラ51に食い込ませるように押圧する。これにより、定着ニップ521を通過した用紙Sが定着ベルト52から離間し易くなり、用紙Sが定着ベルト52に巻き付くことが防止され、用紙Sの搬送性を向上できる。
摺動シート53は、定着ベルト52と押圧部54の間に介挿され、押圧部54の押圧により生じる摩擦を低減するためのものである。摺動シート53は、供給ローラ531と巻取ローラ532に巻架されており、後述のように所定条件を満たしたときに所定量だけ矢印D方向に巻き取られる構成になっている。
摺動シート53は、例えば耐熱性のガラスクロス基材をフッ素樹脂でコーティングしてなり、耐熱性、耐摩耗性、定着ベルト52との摺動性を向上させたものである。なお、摺動シート53は、これに限られず、例えばガラスクロス基材にフッ素樹脂シートを圧接して接着させたものを用いるとしても良い。
摺動シート53の表面には、ガラスクロス基材の凹凸が現れており、この凹凸が定着ベルト52との接触面積を減らし定着ベルト52との摩擦抵抗を低減させている。上記のフッ素樹脂には、例えばPTFEや、PTFEとPFAの混合材料などが用いられる。
フレーム59は、その幅方向の両端に側板590を有している。なお、同図では、一方の側板だけが示されている。上記ホルダー501、502は、各側板590に支持されている。
各側板590の下端部には、フック592が設けられており、フック592は、固定軸594に掛着されている。また、各側板590の上端部591には、引っ張りバネ593の一方端が接続されている。引っ張りバネ593の他方端は、定着部5のベースに接続されている。引っ張りバネ593による矢印E方向への引っ張り力により、フレーム59が固定軸594を支点に矢印E方向に付勢され、押圧部54が定着ベルト52等を介して定着ローラ51を押圧する。ソフトパッド541による押圧については、さらに圧縮バネ544による復元力が加わることになる。
定着ニップ521よりも用紙搬送方向下流側の位置には、分離爪58が配置されている。分離爪58は、定着ニップ521を通過した用紙Sの先端が定着ローラ51の表面に密着している場合に用紙Sを強制的に定着ローラ51から剥がす。
図3は、摺動シート53の巻取機構を説明するための分解斜視図であり、説明に関係のない押圧部54等の部材については、図示を省略している。なお、機構説明のための概要図であり、各部材の大きさ等については実際の寸法に一致していない。
同図に示すように、ホルダー501、502は、正面視D形状をしたフランジ状の部材であり、図2に示す各側板590に支持されており、小径部503、504に定着ベルト52が回転自在に外嵌されている。
巻取ローラ532は、摺動シート53を巻き取るためのものであり、ホルダー501、502に回転可能に保持されている。巻取ローラ532の一端は、ホルダー502を貫通して巻取モータ533の回転軸に接続されている。
供給ローラ531は、摺動シート53を供給するためのものであり、ホルダー501、502に回転可能に保持されている。供給ローラ531の一端は、ホルダー502を貫通してラチェットホイール534に接続されている。
ラチェットホイール534の下方には、ラチェット爪536が配置されている。ラチェット爪536は、軸部539を有し、この軸部539が図示しない支持部材により回転自在に支持されている。ラチェット爪536には、引っ張りバネ537と解除ソレノイド535が接続されている。
通常時(巻取時以外)には、巻取モータ533と解除ソレノイド535が動作せず、引っ張りバネ537による引っ張り力を受けてラチェット爪536は、矢印G方向に付勢され、ラチェットホイール534と係合する。この係合により供給ローラ531にブレーキが掛かった状態になり、供給ローラ531は回転が禁止される。
一方、巻取時には、解除ソレノイド535が動作し、解除ソレノイド535のプランジャーの吸引によりラチェット爪536に引っ張りバネ537の引っ張り力よりも大きい逆方向の力が掛かり、ラチェット爪536は、矢印G方向の反対方向に付勢され、ラチェットホイール534との係合が解除される。この係合解除により供給ローラ531へのブレーキが解除されることになる。
解除ソレノイド535の動作と共に巻取モータ533が動作し、供給ローラ531と巻取ローラ532が矢印F方向に回転する。巻取ローラ532の回転により摺動シート53が巻き取られ、巻き取られた分だけ供給ローラ531から摺動シート53が供給される。なお、ブレーキ機構が上記のものに限られないことはいうまでもない。例えば、公知のトルクリミッタや電磁ブレーキ等を採用するとしても良い。また、巻取時に供給ローラ531にある程度の負荷がかかる構成をとることで、摺動シート53を弛ませることなく巻き取ることができる。
図4は、制御部6の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部6は、主な構成要素としてCPU60、通信インターフェース(I/F)部61、ROM62、RAM63、回転時間計測部64、回転時間記憶部65、通紙枚数計測部66および通紙枚数記憶部67を備える。
通信I/F部61は、LANカードなどのネットワークに接続するためのインターフェースである。
回転時間計測部64は、定着部5の定着ローラ51の回転時間を計測する。この計測は、例えば定着ローラ51の駆動モータへの通電開始から終了までの時間をタイマーによりカウントすることで行われる。回転時間計測部64は、1回の計測毎に、計測した時間を、現に回転時間記憶部65に記憶されている回転時間に加算して、加算後の値を新たな回転時間として書き換える。
回転時間記憶部65は、例えば不揮発性メモリからなり、現在までの定着ローラ51の総回転時間(積算の回転時間)を示す情報が格納される。
通紙枚数計測部66は、1枚の用紙Sが定着部5を通過する毎に、現に通紙枚数記憶部67に記憶されている通紙枚数に「1」をインクリメントして、インクリメント後の値を新たな通紙枚数として書き換える。
通紙枚数記憶部67は、例えば不揮発性メモリからなり、現在までの定着部5の総通紙枚数(積算枚数)を示す情報が格納される。
CPU60は、ROM62から必要なプログラムを読み出して、画像プロセス部3、定着部5等の動作をタイミングを取りながら統一的に制御して円滑なプリント動作を実行させる。また、摺動シート53を巻き取りにより搬送するシート搬送制御処理を実行する。RAM63は、CPU60のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
図5は、シート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。当該処理は、プリントジョブの実行指示があったときを契機にジョブ開始前に実行される。
同図に示すように、回転時間記憶部65に記憶されている回転時間を示す情報を読み出す(ステップS11)。読み出した回転時間Tが所定時間T0以上であるか否かを判断する(ステップS12)。ここで、所定時間T0は、回転時間Tが当該時間T0以上になると、摺動シート53の磨耗が画像ずれ等の発生に至る程度にまで進んでいると想定される時間に相当する。例えば、50〜70〔時間〕程度とすることができる。所定時間T0は、予め実験等により求められ、そのデータがROM62等に格納される。
T≧T0であることを判断すると(ステップS12で「YES」)、所定条件を満たしたとして摺動シート53の搬送動作を実行する(ステップS13)。具体的には、巻取モータ533と解除ソレノイド535を所定時間tsだけ動作させる。所定時間tsとしては、例えば摺動シート53が定着ニップ521における用紙搬送方向長さ(定着ニップ長:図2の符号Wで示される長さ。例えば5〜6mm程度)だけ搬送されるのに要する時間とすることができる。この時間tsは、巻取モータ533の動作時の回転数等から予め求めることができる。この搬送動作により、摺動シート53が定着ニップ長の分だけ巻き取られ、定着ベルト52と押圧部54の間には、摺動シート53のうち、磨耗していない新たな部分が介挿されることになり、磨耗の進行による摩擦力のこれ以上の増大を防止して、摩擦力増大に起因して生じる定着ベルト52の不安定動作に伴う画質劣化が防止される。なお、1回の搬送量は、定着ニップ長に限られることはない。押圧による摩擦力を低減できれば良く、例えばハードパッド542により押圧されている部分の長さ(図2の符号Vで示される長さ)としても良い。ハードパッド542の部分が摺動シート53に最も押圧力が掛かり、磨耗量も他のソフトパッド541等の部分よりも多くなると考えられるからである。搬送量は、実験等により適正な量が決められROM62等に格納される。
搬送動作は、定着ローラ51の回転動作中に実行されることが望ましい。定着ニップ521の位置において、定着ベルト52の回転方向と摺動シート53の搬送方向が同じなので、定着ローラ51が回転して定着ベルト52が回転すると、摺動シート53に、定着ベルト52との摩擦による定着ベルト52と同方向の力が付勢されることになり、摺動シート53の巻き取りに要する駆動トルクを低減できる。これにより、巻取モータ533として小型のものを用いることができると共に巻取モータ533の動作に要する消費電力の低減を図れる。
搬送動作が終了すると回転時間Tをリセットする(ステップS14)。具体的には、回転時間記憶部65に記憶されている回転時間を「0」に書き換える。そして、プリント動作を開始し(ステップS15)、当該処理を終了する。
T<T0であることを判断すると(ステップS12で「NO」)、所定条件を満たしていないとして、そのままステップS15に移る。この場合、搬送動作は実行されず摺動シート53が停止状態のままになる。この意味で、制御部6、巻取モータ533、解除ソレノイド535等は、当該シート搬送制御処理を実行する場合に、摺動シート53を搬送し、または停止させるシート搬送制御手段として機能するものといえる。
以上、説明したように本実施の形態では、所定条件を満たすまでは(所定時期に達するまでは)、摺動シート53の搬送を停止させ、所定条件を満たすと(所定時期に達すると)、摺動シート53を一定方向に所定量だけ搬送させる構成としたので、摺動シート53の、定着ベルト52と押圧部54の間に介挿される部分が可変することになり、従来のように固定のため時間経過と共に磨耗して摩擦力が増大し、増大した摩擦力に起因して画質劣化が発生するといったことを防止できる。また、従来では、低摩擦シートの磨耗による画質劣化が生じるとその都度、低摩擦シートの交換作業が必要であったが、本実施の形態によれば、そのような交換作業が不要になってその手間を省くこともできる。
なお、上記搬送動作は、摺動シート53の磨耗が進んだと想定される時期毎に実行されれば良く、動作の要否を定着ローラ51の回転時間に基づいて判断する構成に限られることもない。
例えば、通紙枚数を用いる構成をとることもできる。
図6は、通紙枚数を用いた場合のシート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。なお、上記図5と同内容のステップについては、以下同符号を付し、その説明を省略することとする。
同図に示すように、通紙枚数記憶部67に記憶されている通紙枚数を示す情報を読み出し(ステップS21)、読み出した通紙枚数Mが所定枚数M0以上であるか否かを判断する(ステップS22)。所定枚数M0は、所定時間T0と同様に、通紙枚数Mが当該枚数M0以上になると、摺動シート53の磨耗が画像ずれ等の発生に至る程度にまで進んでいると想定される時間に相当する。例えば、1〜2万枚とすることができる。
M≧M0であることを判断すると(ステップS22で「YES」)、搬送動作を実行し(ステップS13)、通紙枚数Mをリセットする(ステップS23)。一方、M<M0であることを判断すると(ステップS22で「NO」)、搬送動作を実行せずにプリント動作を開始する(ステップS15)。
また、回転時間と通紙枚数の両方から搬送動作の要否を判断するとしても良い。
図7は、回転時間と通紙枚数を用いた場合のシート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。
同図に示すように、回転時間Tが所定時間T0以上であることを判断すると共に(ステップS12で「YES」)、通紙枚数Mが所定枚数M0以上であることを判断した場合に(ステップS22で「YES」)、搬送動作を実行し(ステップS13)、回転時間Tと通紙枚数Mをリセットする(ステップS31)。一方、T<T0またはM<M0である場合には(ステップS12で「NO」、S22で「NO」)、搬送動作を実行せずにプリント動作を開始する(ステップS15)。
上記では、プリント開始前に搬送動作を実行するとしたが、これに限られることはない。例えば、複数枚の用紙を連続給送してプリントを実行する場合に、ある用紙が定着部5を通過後、次の用紙が定着部5に到達するまでの間(紙間)において搬送動作を実行するとしても良い。また、ウォームアップ中において定着ローラ51が回転駆動される間に実行することもできる。用紙が定着部5を通過していない間に実行されることが望ましい。
本発明は、定着装置に限られず、定着装置に備えられる摺動シートの搬送等の方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能である。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、巻取ローラ532を巻取モータ533により回転させる構成例を説明したが、これに限られることはない。例えば、弦巻バネの復元力を利用する構成をとることも可能である。この場合、供給ローラ531と巻取ローラ532の両方に電磁ブレーキなどのブレーキ機構を設け、巻取時にのみブレーキを解除することで摺動シート53を所定量だけ搬送することができる。また、摺動シート53が定着ベルト52との摩擦により受ける、定着ベルト52の回転方向と同方向の力だけを利用して摺動シート53を搬送させる構成をとれれば、上記弦巻バネを省略することも可能であろう。
(2)上記実施の形態では、摺動シート53を定着ベルト52と同方向に搬送させるとしたが、搬送方向は同方向に限られない。例えば、逆方向とするとしても良い。逆方向とする場合、供給ローラ531と巻取ローラ532が入れ換わることになるが、入れ換えると、駆動側となる巻取ローラが供給ローラよりも回転方向上流側に位置することになるので、その巻取ローラの方に、巻取モータとブレーキ機構の両方が接続されることになる。また、逆方向とする場合、例えば定着ベルト52が停止しているときに摺動シート53の搬送を行うことが望ましい。
上記では、巻取ローラ532だけを回転駆動させるとしたが、摺動シート53を搬送できれば良く、例えば供給ローラ531を巻取ローラ532よりも少し遅い速度で回転駆動させて摺動シートに回転方向への引っ張り力を付勢させて巻き取ることでシートの撓みを防止する構成としても良い。
(3)上記実施の形態では、長尺状の摺動シート53を巻き取る構成例を説明したが、定着ベルト52と押圧部54の間に介挿される摩擦低減用のシート状部材を搬送自在に支持する支持機構であれば、上記の構成に限られない。例えば、定着ベルト52と同様の無端状のものを用いることができる。この場合、例えば次の構成をとることが考えられる。
すなわち、シート状部材(摺動シート)を無端状とし、その内側に、上記幅方向に平行かつホルダー501、502により回転自在に支持された複数本のローラを配置する。シート状部材の幅方向両端に送り孔を設け、各ローラの表面に当該送り孔に係合するトラクタピンを設ける。各ローラの一方端がホルダー502を貫通して、電磁ブレーキに接続される。このような構成において、所定条件を満たすまでは、電磁ブレーキにより各ローラの回転が停止される。シート状部材は、各ローラのトラクタピンと係合しているので、各ローラが停止するとシート状部材もブレーキが掛かった状態になって搬送が停止される。所定条件を満たすと、所定時間だけブレーキが解除される。これにより、各ローラへのブレーキが解除されて、シート状部材が定着ベルト52の回転と共にその駆動力を受けて所定量だけ搬送される。なお、各ローラに駆動モータも接続して当該モータの駆動力によりシート状部材を搬送させるとしても良い。
(4)上記実施の形態では、本発明の画像形成装置をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合の例を説明したが、これに限られない。トナー像等の未定着画像をベルトニップ方式により定着する定着装置を備える画像形成装置一般、例えば複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。また、カラー画像形成に限られず、モノクロの画像形成を行う画像形成装置にも適用できる。さらに、上記ではソフトパッド541とハードパッド542を備える押圧部54を用いた例を説明したが、適正な定着ニップを確保できる押圧部材であればソフトパッド541等を備える構成に限られないことはいうまでもない。
また、圧縮バネ544の復元力などを利用して押圧するとしたが、押圧部材に押圧力を作用させることができる付勢手段であれば、バネに限られないこともいうまでもない。付勢手段として、例えば押圧力を可変できる構成、具体的には押圧部材をカム状の部材とし当該カム状の部材を所定角回転させて押圧力を可変させる機構などを用い、摺動シート53の搬送時にだけ押圧力を緩める(またはゼロにする)ように制御すれば、摺動シート53の搬送時に生じる定着ベルト52や押圧部材との摩擦力を低減でき、当該搬送をよりスムーズに行うことができる。この場合、搬送方向を定着ベルト52の回転と逆方向とすることもできる。
また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせて実施するようにしても良い。
本発明は、ベルトニップ方式の定着装置に広く適用することができる。
プリンタの全体の構成を示す図である。 プリンタに備えられる定着部の構成例を示す断面図である。 定着部に備えられる摺動シートの巻取機構を説明するための分解斜視図である。 プリンタに備えられる制御部の構成を示すブロック図である。 制御部により実行されるシート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。 上記とは別のシート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。 さらに上記とは別のシート搬送制御処理の内容例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
5 定着部
6 制御部
51 定着ローラ
52 定着ベルト
53 摺動シート
54 押圧部
64 回転時間計測部
66 通紙枚数計測部
501、502 ホルダー
521 定着ニップ
531 供給ローラ
532 巻取ローラ
533 巻取モータ

Claims (8)

  1. 定着ベルトをその裏面側から押圧部材で押圧して定着ローラと前記定着ベルト表面を接触させて定着ニップを確保し、記録シートを前記定着ニップを通過させて未定着画像を定着する定着装置であって、
    前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介挿される摩擦低減用のシート状部材と、
    前記シート状部材を搬送自在に支持する支持機構と、
    所定条件を満たすまでは前記シート状部材の搬送を停止させ、所定条件を満たした場合に前記シート状部材を一定方向に所定量だけ搬送させるシート搬送手段と、を備え
    前記所定条件を満たした場合とは、前記定着ベルトの回転時間の積算値が所定値以上になった場合であり、
    前記所定量とは、前記定着ニップにおける前記記録シートの搬送方向長さに相当する量であることを特徴とする定着装置。
  2. 定着ベルトをその裏面側から押圧部材で押圧して定着ローラと前記定着ベルト表面を接触させて定着ニップを確保し、記録シートを前記定着ニップを通過させて未定着画像を定着する定着装置であって、
    前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介挿される摩擦低減用のシート状部材と、
    前記シート状部材を搬送自在に支持する支持機構と、
    所定条件を満たすまでは前記シート状部材の搬送を停止させ、所定条件を満たした場合に前記シート状部材を一定方向に所定量だけ搬送させるシート搬送手段と、を備え
    前記所定条件を満たした場合とは、前記定着ニップを通過した記録シートの通紙枚数の積算値が所定値以上になった場合であり、
    前記所定量とは、前記定着ニップにおける前記記録シートの搬送方向長さに相当する量であることを特徴とする定着装置。
  3. 前記シート状部材は、長尺状であり、
    前記支持機構は、
    前記シート状部材の長手方向における一方端が巻き掛けられる第1のローラと、他方端が巻き掛けられる第2のローラを備え、前記第1と第2のローラにより前記シート状部材を巻き取る巻取機構であることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記第1のローラは、前記回転方向において前記定着ニップよりも下流側の位置に、前記第2のローラは、前記定着ニップよりも上流側の位置にそれぞれ配置され、
    前記シート搬送手段は、
    前記所定条件を満たすまでは、前記第2のローラにブレーキをかけて前記シート状部材の搬送を停止させ、前記所定条件を満たした場合に、前記ブレーキを解除すると共に前記第1または第2のローラに前記シート状部材を巻き取らせることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  5. 前記一定方向は、
    前記定着ニップの位置において前記定着ベルトの回転方向と同方向であり、
    前記シート搬送手段は、
    前記定着ベルトの回転中に前記第1のローラに前記シート状部材を巻き取らせることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  6. 前記シート搬送手段は、
    前記所定条件を満たすまでは、前記シート状部材にブレーキをかけて前記シート状部材の搬送を停止させ、前記所定条件を満たした場合に、前記ブレーキを解除して前記シート状部材に前記定着ベルトの回転による駆動力を作用させることにより前記シート状部材を搬送させることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  7. 前記シート搬送手段は、
    搬送される記録シートが前記定着ニップを通過中でないときに前記シート状部材の搬送を実行することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 搬送される記録シート上に形成された未定着画像を定着させる定着部を備える画像形成装置であって、
    前記定着部として、請求項1乃至のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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