JP4305581B2 - リールシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣竿の竿体外周面に設けられリールを取付可能なリールシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
釣竿には、スピニングリール,両軸受けリール等の釣り用リールを取り付けるためのリールシートが設けられている。ある種のリールシートは、釣り用リールの脚部の一端を係止する第1係止部と雄ネジ部とを有する本体部と、移動シート部と、ナット部とを有している。この移動シート部はリールの脚部の他端を係止する第2係止部を有し、シート本体に対して相対移動可能である。ナット部は雄ネジ部に螺合して移動シート部を移動させる。
【0003】
このようなリールシートでは、リールの脚部の一端を本体部の第1係止部に係止した状態でナット部を回転させて、移動シート部を第1係止部に接近させて、移動シート部の第2係止部でリールの脚部の他端を係止しかつ第1及び第2係止部でリールの脚部を挟持してリールを釣竿に固定する。
【0004】
また、他種のリールシートは、リールの脚部の一端を係止する第1係止部とレール部とを有する本体部と、レール部を移動可能な移動シート部と、移動シートを任意の箇所で本体部に固定可能な固定手段とを有している。そして、この移動シート部はリール脚部の他端を係止する第2係止部を有している。
【0005】
このようなリールシートでは、リールの脚部の一端を本体部の第1係止部に係止した状態で移動シート部を軸方向に移動させて、第2係止部でリールの脚部の他端を係止しかつ第1及び第2係止部でリールの脚部を挟持してリールを釣竿に固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
釣竿のリールシートは、ユーザが所持する様々なリールを取り付けるものであり、特有のリール専用に設けられたものではない。このため、フード状の第1係止部及び第2係止部でリールの脚部を係止した場合に、リールの脚部とフードとの間に隙間や段が生じる恐れがある。魚を釣り上げる際にリール及びリールシートには大きな力が加わるので、この多少の隙間によりリールのがたつきが生じて、リールの脚部とリールシートとに損傷が生じる場合も考えられる。このため、第1係止部及び第2係止部のフード状部分の内側のリールの脚部と直接接触する箇所には、リールシート及びリールの脚部をそれぞれ保護するために合成樹脂製の緩衝部材が固定されている。
【0007】
しかし、従来の緩衝部材はフード状部分の内側に完全に固定されており、大きな力が加わった場合に、この緩衝部材自体が破損してしまう場合がある。また、ナット部を強く締め込む等して第2係止部を第1係止部に強く接近させてリールの脚部を強く挟持した際にも、この緩衝部材を破損してしまう場合がある。さらにまた、リールをリールシートに取り付けたまま釣竿を落とした場合などにも、この緩衝部材を破損してしまう場合がある。
【0008】
本発明の課題は、リールのがたつきを抑えかつ耐久性に優れ、リールを容易に取付可能なリールシートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るリールシートは、竿体に設けられリールを取付可能なリールシートであって、竿体の周面に設けられリールの脚部の一端を覆うようにして係止可能な固定フードと、固定フードに隣接して軸方向に伸びリールの脚部を載置可能な載置部と、載置部の左右両側に一体的に設けられ、リールの幅方向への移動を規制するための突起部)と、載置部に形成された雄ネジ部と、前記雄ねじ部の左右両側面に形成された係止溝とを有する本体部と、固定フードに対向して配置され、リールの脚部の他端を覆うようにして係止可能な移動フードと、周方向に回転しないように係止溝に係止される係止突起とを有し、雄ネジ部の外周に軸方向に移動可能かつ回転不能に装着される移動シート部と、雄ネジ部に螺合可能な雌ねじ部を有し、移動シート部と一体で軸方向に移動可能でありかつ移動シート部に対して相対回転可能なナット部と、移動フード及び/または固定フードの内側に一端が固定され、移動フード及び/または固定フードとリールの脚部との間に配置され、他端に割り溝が形成された合成樹脂製の薄板状の緩衝部材とを備え、前記緩衝部材の前記割り溝は、幅方向中央付近に前記他端側から軸方向に形成されているものであることを特徴とする。
【0013】
この場合には、リールの脚部の一端を固定フードに係止させながらリールの脚部を載置部に配置する。そして、移動フードを移動させながら移動フードでリールの脚部の他端を係止し、固定機構で移動フードを固定する。また、固定フード及び/または移動フード内には緩衝部材が配置されており、リールの脚部のがたつきを十分に抑えている。
ここで、緩衝部材は一部のみが固定されており、他の部分はリールの脚部からの力を受けるとその力を適度に吸収して遊動するので、大きな力がリールに加わった場合にも緩衝部材が破損することはない。また、リールを取り付ける際に移動シートを強く移動させて固定フードに近づけすぎても、緩衝部材を破損することはない。
また、リールの脚部の一端を固定フードに係止させながらリールの脚部を本体部の載置部に配置する。ここで、ナット部の雌ねじ部を本体部の雄ネジ部に螺合させて一方向に回転させると、ナット部に押されて移動シート部が固定フードに接近する。そして、移動フードがリールの脚部の他端を覆うようにして係止し、固定フード及び移動フードの2つのフードで脚部を挟持する。この際に、固定フード及び/または移動フードの内側に配置された緩衝部材が、リールシートをリールの脚部に十分に固定すると共にリールシート及びリールの脚部が互いに損傷するのを抑えている。ここで、ナット部を強く螺合させて移動シート部を固定フードに接近させすぎてしまっても、緩衝部材の他端は固定フード及び/または移動フードに固定されておらず割り溝が形成されているので、緩衝部材が破損してしまうことはない。また、リールをリールシートに固定したまま釣竿をおとしてしまっても、緩衝部材を損傷することもない。
【0014】
発明2にかかるリールシートは、竿体に設けられリールを取付可能なリールシートであって、竿体の周面に設けられリールの脚部の一端を覆うようにして係止可能な固定フードと、固定フードに隣接して軸方向に伸びリールの脚部を載置可能な載置部と、載置部の両側面に軸方向に形成された一対のレール部とを有する本体部と、レール部に沿って軸方向に滑動可能に形成され、リールの脚部の他端を覆うようにして係止可能な可能フードと、移動フードを載置部の所定の位置に固定する固定機構と、移動フード及び/または固定フードの内側に一端が固定され、移動フード及び/または固定フードとリールの取付脚との間に配置されて、他端に割り溝が形成された合成樹脂製の緩衝部材とを備え、前記移動フードには、前記リールの脚部を覆う竿元側に、前記固定機構の係止部が形成されており、前記緩衝部材の前記割り溝には、幅方向中央付近に前記他端側から軸方向に形成されているものであることを特徴とする。
【0015】
この場合には、リールの脚部の一端を固定フードに係止させながらリールの脚部を本体部の載置部に配置する。ここで、移動フードを溝部に沿って固定フード側へ移動させて、移動フードでリールの脚部の他端を覆うようにして係止し、固定フード及び移動フードの2つのフードで脚部を挟持する。この際に、固定フード及び/または移動フードの内側に配置された緩衝部材が、リールシートをリールの脚部に十分に固定すると共にリールシート及びリールの脚部が互いに損傷するのを抑えている。ここで、勢いよく移動シート部を固定フードに接近させすぎてしまっても、緩衝部材の他端は固定フード及び/または移動フードに固定されておらず割り溝が形成されているので、緩衝部材が破損してしまうことはない。また、リールをリールシートに固定したまま釣竿をおとしてしまっても、緩衝部材を損傷することもない。
【0018】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】
本発明の第1実施形態を採用したリールシート1は、図1に示すように、釣り用リール2の脚部3を係止して釣り用リール2を竿体4に装着するためのものである。このリールシート1は、竿体4の外周に装着された本体部10と、移動シート部11と、ナット部12とを有している。
【0020】
本体部10は、内部に竿体4が貫通して装着される合成樹脂または金属からなる変形筒状部材である。本体部10は、図2及び図3に示すように、変形筒状の大径部15と、大径部15の穂先側から突出する筒状の小径部16とを有している。
【0021】
大径部15の竿元側には脚部3の一端を係止するための固定フード20と、脚部を載置するための載置部25とが形成されている。また、大径部15の竿元側には竿尻グリップ17が竿体4の外周にはめ込まれている。固定フード20は大径部15の竿元側外周において載置部25の竿元側から上方を覆うように載置部25と一体的に形成されている。一方、大径部15の固定フード20の反対側にはゴム製のシートグリップ23が固定されている。また、載置部25の左右両側は、釣り用リール2の脚部3の幅方向への移動を規制するための突起部26が載置部25と一体的に形成されている。
【0022】
小径部16は、図2〜図4に示すように、外周面の一部に大径部15より連続して形成され切り欠かれた平坦な載置部25と、載置部25の周面に形成された雄ネジ部31とを有している。また、小径部16の全長にわたって雄ネジ部31の左右両側面には、移動シート部11を回転不能に係止するための係止溝32が形成されている。
【0023】
移動シート部11は、内径が小径部16の外径にほぼ一致する筒状の部材であって、小径部16の外周を軸方向に移動可能である。移動シート部11は、小径部16の外周を周方向に回転しないように係止溝32に係止される係止突起36と、固定フード20に対向して配置され脚部3の他端を覆いながら係止可能な移動フード35を有している。移動フード35は、移動シート部11が本体部10に装着された際に載置部25を覆いかつその間に脚部3の他端側が挿入可能になっている。そして、この脚部3が挿入される移動フード35の内周面には合成樹脂製の薄板状の緩衝部材100が固定されている。この緩衝部材100は、幅方向中央付近に移動フード35の竿元側から軸方向に形成された割り溝100aを有している。この緩衝部材100は穂先側において移動フード35に固定されており、割り溝100a側は移動フード35に固定されておらず遊動自在になっている。
【0024】
ナット部12は、図2及び図3に示すように、穂先側ほど小径に形成された円筒型部材である。ナット部12は、移動シート11の雄ネジ部31に螺合可能な雌ねじ部37と、雌ねじ部37の外周に配置されるグリップ部38とを有している。そして、パッキンPを介して移動シート部11の穂先側に、雌ねじ部37が雄ネジ部31に螺合して配置されている。
【0025】
このリールシート1には、以下のようにして釣り用リール2を取り付ける。
【0026】
まず、ナット部12を緩めて本体部10との螺合を解除する。そして、リール2の脚部3を載置部25に載置すると共に脚部3の一端を固定フード20に挿入して係止させる。次に、移動シート部11を移動させながらリール2の脚部3の他端を移動フード35内に挿入する。そして、雌ねじ部37を雄ネジ部31に螺合させてナット部12を本体部10に締め付けて、ナット部12及び移動シート部11を、固定フード20方向に移動させてゆく。こうして、固定フード20及び移動フード35によりリール2の脚部3を挟持して、釣り用リール2をリールシート1に固定する。
【0027】
ここでは、ナット部12を勢いよく本体部10に締め込んで、移動フード35と脚部3との間に大きな力が加わっても、移動フード35内に穂先側のみ固定された緩衝部材100が配置されており、固定されない元竿側に割り溝100aが形成されているので、リール2及びリールシート1を互いに傷付けてしまうことはなく、また緩衝部材100が破損してしまうのも防止できる。
【0028】
なお、移動フード35内のみではなく、固定フード20内にも、同様に割り溝が形成された緩衝部材を配置してもよい。
【0029】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0030】
図5〜7に示すように、本発明の第2実施形態を採用したリールシート40は、竿体4の周面に固定された筒状の本体部51と、本体部51の穂先側に設けられリール2の脚部3の一端を係止可能な固定フード52と、固定フード52から軸方向に伸び脚部3を載置可能な載置部53と、載置部53の両側に軸方向に形成された一対の溝部54と、載置部53の左右両側面に軸方向に形成されたレール部55とを有している。そして、載置部53上にはリール2の脚部3の他端側を係止可能な移動フード56がレール部55に沿って軸方向に滑動可能に配置され、この移動フード56には、載置部53の任意の位置にロック可能なロック部57が設けられている。
【0031】
図6及び7に示すように、固定フード52は竿元側に開口したフード状の部材であって、リール2の脚部3の一端を覆うようにして係止可能である。フード状に本体部51から突出しており、フード状内部には、図8に詳しく示すように、合成樹脂製の板状緩衝部材200が固定されている。この緩衝部材200は、ポリカーボネイトやポリスチレン等の合成樹脂からなる薄板状部材であって、固定フード52の内周面上側に合致するようにやや湾曲して形成されている。幅方向両端にそれぞれ軸方向に形成された割り200aが設けられている。割り200aは、固定フード52の開口側から軸方向に形成されている。
【0032】
載置部53は、固定フード52に連続して竿元方向に延伸している。固定フード52から中央付近竿元側までにかけては左右に一対の溝部54が軸方向に形成されており、この部分の載置部53は細身に形成された細身部53aとなっている。竿元側端部には溝部54が形成されておらず、細身部53aより幅方向に太い太身部53bが形成されており、この太身部53bには孔53cが形成されている。そして、これら細身部53a及び太身部53bは、後述のレール部55に比べて窪んで形成されており、後述のカバー部材60を取り付けることでレール部55と面一になるように形成されている。
【0033】
レール部55は、載置部53の両側にそれぞれ左右対称に形成され、幅方向に窪んで形成され移動フード56を軸方向に滑動可能に係止する係止窪み55aを有している。この係止窪み55aの上部は左右方向に突出しており、突出部55bとなっている。
【0034】
なお、これらのリールシート40の本体部51,固定フード52,載置部53,溝部54及びレール部55は、竿体4の外周の所定の位置に設けられた補強用樹脂層(図示せず)上に射出成型によって一体的に形成されている。
【0035】
図5に示すように、カバー部材60は、固定フード52,載置部53の細身部53a及び溝部54を連続して覆うように形成された合成樹脂製の部材である。竿体4の所定の位置に、本体部51,固定フード52,載置部53,溝部54及びレール部55が一体射出成型された後に、溝部54にはめ込まれるようにして接着剤等で接着され固定されている。また、載置部53の太身部53bには固定板71が固定される。この固定板71は、板状の金属製部材であり、表面に形成された係止溝71aと、背面に形成され載置部53の孔53cにはめ込み可能な凸部71bを有している。この固定板71は、孔53cに凸部71bをはめ込んで所定の位置に固定されている。
【0036】
移動フード56はリール2の脚部3の他端を覆うように、穂先側に開口したフード状の部材である。フード状の内部はリール2の脚部3の一端が載置可能になっている。移動フード56はレール部55の係止窪み55aに係止され、レール部25に沿って軸方向に滑動可能になっている。また、移動フード56の竿元側にはロック部57が設けられており、必要に応じて固定板71上の固定溝71aにロック可能になっている。
【0037】
このリールシート1には、以下のようにして釣り用リール2を取り付ける。
【0038】
まず、ロック部57を解除して、リール2の脚部3を載置部55に載置すると共に脚部3の一端を固定フード52に挿入して係止させる。次に、移動シート56を移動させながらリール2の脚部3の他端を移動フード56内に挿入する。そして、適当な箇所において移動フード56を固定して、固定フード52及び移動フード56によりリール2の脚部3を挟持して、釣り用リール2をリールシート1に固定する。
【0039】
ここでは、移動フード56を勢いよく移動させて、固定フード52と脚部3との間に大きな力が加わっても、固定フード52内に穂先側のみ固定された緩衝部材200が配置されており、また、この緩衝部材200には移動フード56側が遊動自在でありかつ割り溝200aが形成されているので、リール2及びリールシート1を互いに傷付けてしまうことはなく、緩衝部材200が破損してしまうのも防止できる。
【0040】
なお、固定フード52内のみではなく、移動フード56内にも、同様に割り溝が形成された緩衝部材を配置してもよい。
【0041】
[他の実施形態]
(a)緩衝部材はその緩衝部材を配置するフードの形状に合わせて適宜変形させてもよい。
(b)固定フード及び移動フードの双方に緩衝部材を配置してもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係るリールシートによれば、リールを十分に安定した状態で竿体に容易に取付可能であり、また、リール取付時にリール及びリールシートを破損することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用したリールシートの全体図。
【図2】図1の断面図。
【図3】図1の分解斜視図。
【図4】図2のIV−IV断面図。
【図5】本発明の第2実施形態を採用したリールシートの全体図。
【図6】図5の側面図
【図7】図5の上面図。
【図8】図6のVIII−VIII断面図。
【符号の説明】
1,40 リールシート
2 釣り用リール
3 脚部
4 竿体
10 本体部
11 移動シート部
12 ナット部
20 固定フード
35 移動フード
51 本体部
52 固定フード
53 載置部
55 レール部
56 移動フード
100,200 緩衝部材
Claims (2)
- 竿体に設けられリールを取付可能なリールシートであって、
前記竿体の周面に設けられ前記リールの脚部の一端を覆うようにして係止可能な固定フードと、前記固定フードに隣接して軸方向に伸び前記リールの脚部を載置可能な載置部と、前記載置部の左右両側に一体的に設けられ、前記リールの幅方向への移動を規制するための突起部と、前記載置部に形成された雄ネジ部と、前記雄ねじ部の左右両側面に形成された係止溝とを有する本体部と、
前記固定フードに対向して配置され、前記リールの脚部の他端を覆うようにして係止可能な移動フードと、周方向に回転しないように前記係止溝に係止される係止突起とを有し、前記雄ネジ部の外周に軸方向に移動可能かつ回転不能に装着される移動シート部と、
前記雄ネジ部に螺合可能な雌ねじ部を有し、前記移動シートと一体で軸方向に移動可能でありかつ移動シート部に対して相対回転可能なナット部と、
前記移動フード及び/または固定フードの内側に一端が固定され、前記移動フード及び/または固定フードと前記リールの脚部との間に配置され、他端に割り溝が形成された合成樹脂製の薄板状の緩衝部材とを備え、
前記緩衝部材の前記割り溝は、幅方向中央付近に前記他端側から軸方向に形成されているものである
ことを特徴とするリールシート。 - 竿体に設けられリールを取付可能なリールシートであって、
前記竿体の周面に設けられ前記リールの脚部の一端を覆うようにして係止可能な固定フードと、前記固定フードに隣接して軸方向に伸び前記リールの脚部を載置可能な載置部と、前記載置部の両側面に軸方向に形成された一対のレール部とを有する本体部と、
前記レール部に沿って軸方向に滑動可能に形成され、前記リールの脚部の他端を覆うようにして係止可能な移動フードと、
前記移動フードを前記載置部の所定の位置に固定する固定機構と、
前記移動フード及び/または固定フードの内側に一端が固定され、前記移動フード及び/または固定フードと前記リールの取付脚との間に配置されて、他端に割り溝が形成された合成樹脂製の薄板状の緩衝部材とを備え、
前記移動フードには、前記リールの脚部を覆う竿元側に、前記固定機構の係止部が形成されており、
前記緩衝部材の前記割り溝は、幅方向中央付近に前記他端側から軸方向に形成されているものである
ことを特徴とするリールシート。
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