JP4303628B2 - 複軸移動可能な搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2軸の移動・停止を可能にした複軸移動可能な搬送装置に関する。
従来より、1つの駆動モータで2軸の動作・停止を可能にした装置が提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)
特開平9−250687公報(第2−3頁,図1) 特開平4−8401号公報(第2−3頁,図1)
しかし、前記従来の装置では、互いに直交する2軸方向への搬送を行うことができない。
したがって、本発明の目的は、1つの駆動モータの駆動により互いに直交する2軸を含む複軸の移動・停止が可能な搬送装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本第1発明は、1つの駆動モータにより互いに概ね直交する第1および第2方向の2軸を含む複軸の移動・停止を可能にした複軸移動可能な搬送装置であって、駆動モータにより回転駆動する第1および第2駆動プーリと、前記第1または第2駆動プーリのうちいずれか一方のみを選択して前記駆動モータの回転を前記第1または第2駆動プーリに伝達する選択手段と、前記第1駆動プーリに巻回された第1歯付ベルトと、前記第2駆動プーリに巻回された第2歯付ベルトと、前記第1歯付ベルトに取り付けられた第1取付部と、前記第2歯付ベルトに取り付けられた第2取付部と、前記第1取付部を第1方向に案内する第1リニアガイドと、前記第2取付部を第2方向に案内する第2リニアガイドとを備え、前記第1駆動プーリの回転による前記第1取付部の第1方向への移動と、前記第2駆動プーリの回転による前記第2取付部の第2方向への移動とを1つの駆動モータの駆動により可能としたことを特徴とする。
前記第1歯付ベルトは前記第1駆動プーリと第1従動プーリとに無端状に巻回され、前記第1従動プーリは前記第1駆動プーリに対し第1方向に離間しており、前記第2歯付ベルトは前記第2駆動プーリと、一対の第2従動プーリとに無端状に巻回され、前記一対の第2従動プーリが第2方向に互いに離間している。
本第1発明によれば、1つの駆動モータの駆動により互いに直交する2つの方向への移動、すなわち、2軸移動が可能となる。
前記選択手段の具体的な構成としては、たとえば、前記第1および第2駆動プーリのうち、回転抵抗が小さい方の駆動プーリを回転させ、一方、回転抵抗の大きい方の駆動プーリを回転させない差動(ディファレンシャル)装置と、前記第1および第2駆動プーリの回転抵抗を変更する変更手段とを備えているのが好ましい。
一方、第2発明は、1つの駆動モータにより互いに概ね直交する第1および第2方向の2軸を含む複軸の移動・停止を可能にした複軸移動可能な搬送装置であって、固定フレームと、前記固定フレームに対し第1方向に移動可能に取り付けられた第1スライダと、前記第1スライダに対し第2方向に移動可能に取り付けられた第2スライダと、前記第1および第2スライダが移動しないようにロックする第1および第2ロック手段と、前記固定フレームに回転自在に取り付けられた駆動プーリおよび従動プーリと、前記第1スライダに回転自在に取り付けられた移動プーリおよび一対のテンションローラと、前記3つのプーリの外周に巻回された無端状の歯付ベルトとを備え、前記従動プーリが前記駆動プーリに対し第1方向に離間した位置に配置され、前記移動プーリが前記駆動プーリおよび従動プーリに対し第2方向に離間した位置に配置され、このように3つの前記プーリが配置されていると共に、前記テンションローラが前記移動プーリに対し第2方向に離間した位置で歯付ベルトの外側に接触していることで、前記無端状の歯付ベルトが概ね凸字状に巻回された部分を有している。
前記第1ロック手段が第1スライダを移動させないようにした状態では、駆動モータの駆動により前記3つのプーリおよびテンションローラが回転して前記歯付ベルトが周回することで、前記第2スライダが第2方向に移動する。
一方、前記第2ロック手段が第2スライダを移動させないようにした状態では、前記移動プーリおよびテンションローラが回転せずに、前記駆動プーリおよび従動プーリのみが回転することで、前記第1スライダが第1方向に移動する。
本第2発明によれば、差動装置のように複雑な機構を用いずに、1つの無端状の歯付ベルトにより2軸移動を実現できるから、移動誤差が生じ難く搬送の位置精度を著しく向上させることができる。
なお、第2発明においては、前記第2スライダを第1および第2方向の双方に概ね直交する第3方向に移動可能に設けてもよい。
前記第2ロック手段は、前記テンションローラと移動プーリ間の歯付ベルトを挟んで周回させないようにするのが好ましい。
また、第2発明においては、前記第1および第2方向の双方に概ね直交する第3方向に移動可能な昇降ベースを前記第2スライダに対し移動可能に取り付け、前記昇降ベースを第3方向に移動させるための送り機構と、駆動モータMの回転を前記送り機構に伝達して前記送り機構を動作させる第2移動プーリと、前記昇降ベースが第2スライダに対し相対移動しないようにロックする第3ロック手段とを設け、前記第1スライダに設けられた第1移動プーリとテンションローラ間の歯付ベルトが前記第2移動プーリの外周に巻回され、前記第1ロック手段が第1スライダを移動させないようにした状態において、前記第3ロック手段が昇降スライダの移動を許容した状態では、駆動モータの回転により前記歯付ベルトが周回して前記第2移動プーリが回転することで、前記昇降ベースが第3方向に移動し、一方、前記第3ロック手段が昇降スライダを移動させないようにした状態では、前記第2移動プーリが回転しないことで、前記第2スライダが第2方向に移動するようにしてもよい。
このようにすれば、1つの駆動モータの駆動により互いに直交する3つの方向への移動、すなわち、3軸移動が可能となる。
さらに、本第1および第2発明においては、前記第1および第2方向の双方に概ね直交する第3方向に、前記駆動モータの駆動により移動される移動部を更に備えていてもよい。
〔実施例1〕
以下、第1発明にかかる搬送装置の一実施例を図1〜3を用いて説明する。
全体構成:
図1に示すように、本搬送装置は、2軸の移動・停止が可能な搬送装置であり、第1方向D1に移動可能なツール取付部(第1取付部)10と、前記第1方向D1に概ね直交する第2方向D2に移動可能な第2取付部20とを備えている。ツール取付部10は、第2取付部20の上方に設けられている。
たとえば、第2取付部20に電子基板等の被加工部材を固定し、ツール取付部10に半田ごてや電動ドライバ等の加工器具を取り付けて、ツール取付部10を第1方向D1に、第2取付部20を第2方向D2に移動させることにより、電子基板等に任意の位置で半田付けやネジ締めなどの加工作業を自動で行うことが可能である。
本搬送装置は、下固定ベース5、柱6,7および桁8を備えている。柱6,7は、第1方向D1に離間して下固定ベース5の両端部に略鉛直方向に立設されている。桁8は、前記柱6,7に架け渡されており、柱6,7および桁8は、下固定ベース5上に門型に形成されている。
図2は、本搬送装置の要部を示す分解斜視図である。
下固定ベース5の鉛直方向に設けられた柱6,7のうち、一方の柱6の上端には駆動モータMが設けられており、駆動モータMの下方には、後述する差動装置3が設けられている。
前記桁8(図1)内には、上固定ベース9が設けられている。上固定ベース9には、ツール取付部10を移動させるための第1スライダユニット1が設けられており、下固定ベース5には、第2取付部20を移動させるための第2スライダユニット2が設けられている。
第1スライダユニット1:
上固定ベース9には、駆動モータMによって回転駆動される第1駆動プーリ11と、第1従動プーリ12とが設けられている。第1駆動プーリ11および第1従動プーリ12は、第1方向D1に離間して設けられており、該第1駆動プーリ11、第1従動プーリ12間には無端状の第1歯付ベルト13が巻回されている。第1駆動プーリ11は、第1歯付ベルト13に噛み合う歯付プーリにより構成されている。
第1歯付ベルト13の片側には、第1ベルト固定具15が固定されており、該ベルト固定具15には、種々の加工器具等を取り付けるためのツール取付部(第1取付部)10が固定されている。
ツール取付部10の下部には第1スライダ17が固定されている。上固定ベース9上には、第1スライダ17を第1方向D1に案内する第1リニアガイド16が設けられている。ツール取付部10は、第1スライダ17を介して第1リニアガイド16に案内され、第1方向D1にスライド移動可能である。
したがって、駆動モータMにより第1駆動プーリ11が回転駆動されると、第1歯付ベルト13が第1駆動プーリ11と第1従動プーリ12との間を移動し、該第1歯付ベルト13に取り付けたツール取付部10が、第1リニアガイド16に案内されて第1方向D1に往復動される。
第1歯付ベルト13には、第1歯付ベルト13を挟持することにより、第1歯付ベルト13の移動を禁止するための第1ブレーキ18が設けられている。したがって、第1ブレーキ18および第1歯付ベルト13は、第1駆動プーリ11の回転抵抗を変更する変更手段を構成している。
第1ブレーキ18としては、たとえば、エアの注入により作動するエアブレーキや、ソレノイド(電磁弁)を用いることができる。
第2スライダユニット2:
下固定ベース5には、駆動モータMによって回転駆動される第2駆動プーリ21、一対の第2従動プーリ22,22、および一対のテンションローラ24,24が設けられている。
第2従動プーリ22,22は、第2方向D2に互いに離間して設けられており、第2駆動プーリ21は、第1駆動プーリ11の直下に設けられている。
第2駆動プーリ21および第2従動プーリ22,22には、無端状の第2歯付ベルト23が架け渡されており、テンションローラ24は、第2駆動プーリ21に対し第1方向D1に離間した位置で第2歯付ベルト23の外側から第2歯付ベルト23に接している。そのため、第2歯付ベルト23は、略「T」字状に巻回されている。なお、第2駆動プーリ21は第2歯付ベルト23に噛み合う歯付プーリにより構成されている。
第2歯付ベルト23には、ベルト固定具25が固定されている。ベルト固定具25は、第2歯付ベルト23の第2従動プーリ22,22間における直線部分に固定されている。ベルト固定具25には、電子基板等の被加工部材等を取り付けるための第2取付部20が固定されている。第2取付部20の下部には第2スライダ27が固定されている。
下固定ベース5には、第2スライダ27を第2方向D2に案内する第2リニアガイド26が設けられている。第2リニアガイド26は、第2従動プーリ22,22間を結ぶ直線と概ね平行に設けられている。第2取付部20は、第2スライダ27を介して第2リニアガイド26に案内され、第2方向D2にスライド移動可能である。
したがって、駆動モータMにより第2駆動プーリ21が回転駆動されると、第2歯付ベルト23が移動され、該第2歯付ベルト23に取り付けた第2取付部20が第2リニアガイド26に案内されて第2方向D2に往復動される。
第2歯付ベルト23には、第2歯付ベルト23を挟持して、第2歯付ベルト23の移動を禁止するための第2ブレーキ28が設けられている。第2ブレーキ28としては、前記第1ブレーキ18と同様な装置を用いることができる。
したがって、第2ブレーキ28および第2歯付ベルト23は、第2駆動プーリ21の回転抵抗を変更する変更手段を構成している。
差動装置3:
図3(a)は差動装置3を示す一部破断した斜視図である。
図3(a)に示すように、差動装置(ディファレンシャル装置)3は、たとえば、3つのカサ歯車31,32,33を備えた差動カサ歯車装置からなる。
駆動モータMから延びる第1駆動軸41の下端には、駆動歯車31が設けられている。一方、駆動歯車31に対向する位置に設けられた従動歯車33は、第2駆動プーリ21の回転軸を構成する第2駆動軸42の上端に設けられている。駆動歯車31と従動歯車33とに噛み合うナカダチ車32は、ギアケース30に設けた回転軸43を中心に回転可能に設けられている。
前記駆動モータMは、一方の柱6(図1)に取り付けられたモータベース45に固定されている。前記ギアケース30は、ベアリング46を介して、モータベース45に対して回転自在に取り付けられている。ギアケース30の下端部30dは、第1駆動プーリ11に固定され、第1駆動プーリ11の回転軸を構成している。
一方、前記第1駆動軸41および第2駆動軸42は、ギアケース30に対して回転自在に設けられている。
前記第1ブレーキ18(図2)を作動させ、第1歯付ベルト13を制動すると、第1駆動プーリ11の回転抵抗が大きくなり、第1駆動プーリ11に固定されたギアケース30の回転が禁止される。
ここで、駆動モータMによって第1駆動軸41を回転させると、第1駆動軸41の下端に設けられた駆動歯車31が、ナカダチ車32を介して従動歯車33を回転させる。したがって、従動歯車33に取り付けた第2駆動軸42が回転され、第2駆動プーリ21が回転される。
一方、第2ブレーキ28(図2)を作動させ、第2歯付ベルト23を制動すると、第2駆動プーリ21の回転抵抗が大きくなり、第2駆動プーリ21の回転軸(第2駆動軸)42の上端に固定された従動歯車33の回転が禁止される。
ここで、駆動モータMによって第1駆動軸41を回転させると、駆動歯車31の回転により、ナカダチ車32が該駆動歯車31の周囲を公転する。ナカダチ車32の公転により、ナカダチ車32の回転軸43を介してギアケース30全体がモータベース45に対して回転し、かかる回転により、ギアケース30の下端部30dに固定された第1駆動プーリ11が回転される。
すなわち、差動装置3は、第1または第2駆動プーリ11,21のうち、回転抵抗が小さい方の駆動プーリ21(11)を回転させ、一方、回転抵抗の大きい方の駆動プーリ11(21)を回転させない。したがって、差動装置3は、第1または第2駆動プーリ11,21のうち、いずれか一方のみを選択して、駆動モータMの回転を第1または第2駆動プーリ11,21に伝達する選択手段を構成している。
搬送動作:
つぎに、本搬送装置の搬送動作について説明する。
第1方向D1への移動;
図2の第1ブレーキ18を作動させて第1歯付ベルト13を制動した後、図3(a)の駆動モータMにより第1駆動軸41を回転させると、第1駆動プーリ11の回転抵抗が大きいので、差動装置3によって第2駆動プーリ21のみが回転される。図2の第2駆動プーリ21の回転によって第2歯付ベルト23が移動され、第2歯付ベルト23に取り付けた第2取付部20が第2リニアガイド26に案内されて第2方向D2に移動される。駆動モータMの回転方向を変更し、第2取付部20の移動方向を逆転させることで、第2取付部20を第2方向D2に往復動させることができる。
第2方向D2への移動;
一方、図2の第2ブレーキ28を作動させて第2歯付ベルト23を制動した後、図3(a)の駆動モータMにより第1駆動軸41を回転させると、第2駆動プーリ21の回転抵抗が大きいので、差動装置3によって第1駆動プーリ11のみが回転される。図2の第1駆動プーリ11の回転によって第1歯付ベルト13が移動され、第1歯付ベルト13に取り付けたツール取付部10が第1リニアガイド16に案内されて第1方向D1に移動される。駆動モータMの回転方向を変更し、ツール取付部10の移動方向を逆転させることで、ツール取付部10を第1方向D1に往復動させることができる。
変形例:
なお、差動装置3としては、種々の装置を用いることができるが、前述のカサ歯車装置を用いる他に、たとえば、図3(b)に示す平歯車による差動装置を用いてもよい。
図3(b)に示すように、本変形例では、3枚の平歯車31A,32A,33Aを用いている。その他の構成は、前述のカサ歯車を用いた差動装置と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
また、カサ歯車や平歯車のような歯車による差動装置の他に、たとえば、摩擦車による差動装置を採用してもよい。
また、ブレーキ18,28としては、前述のベルト13,23を挟持するものの他に、たとえば、摩擦によって駆動プーリ11,21の回転を禁止するものであってもよい。かかるブレーキとしては、たとえば、ブレーキパッドを、ベルト13,23を介して駆動プーリ11,21に押し当てることにより、駆動プーリ11,21の回転を禁止するようにしてもよい。また、ブレーキパッドを第2駆動軸42やギアケース30に押し当てることにより、駆動プーリ11,21の回転を禁止するようにしてもよい。
さらに、前述の実施例では、第2歯付ベルト23の配置を略「T」字型としたが、第2歯付ベルト23の配置は第2取付部20が移動し得る配置であればよく、たとえば、第2従動プーリ22やテンションローラ24の個数を増減することにより、「L」字型や「コ」字型に配置してもよい。
また、図2の実施例1の搬送装置に、前述のブレーキ、差動装置、スライダユニット等と同様の機構を更に追加することで、3軸以上に移動・停止可能な搬送装置とすることもできる。
〔実施例2〕
つぎに、第2発明にかかる搬送装置の一実施例を図4を用いて説明する。
図4に示す搬送装置は、第1方向D1と、第1方向D1に概ね直交する第2方向D2とに移動可能なツール取付部70を備えている。たとえば、前記ツール取付部70に、把持装置や電動ドライバ等のツールを取り付けて第1および第2方向D1,D2に移動させることで、前記ツールによる作業を任意の位置で行うことが可能である。
本搬送装置は、固定フレーム50およびスライドベース(第1スライダ)67を備えている。
前記固定フレーム50には、駆動プーリ61と、従動プーリ62とが回転自在に取り付けられている。駆動プーリ61の回転軸には、たとえば、ステッピングモータなどからなる駆動モータMが接続され、該駆動モータMによって駆動プーリ61が回転される。従動プーリ62は、駆動プーリ61に対し第1方向D1に離間した位置に配置されている。
前記スライドベース67は、第1リニアガイド66を介して固定フレーム50に取り付けられている。スライドベース67は、第1リニアガイド66により案内され、固定フレーム50に対し第1方向D1に移動可能とされている。
前記スライドベース67上には、移動プーリ71および一対のテンションローラ72,72が回転自在に取り付けられている。移動プーリ71は、前記駆動プーリ61および従動プーリ62に対し第2方向D2に離間した位置に配置されている。前記3つのプーリ61,62,71の外周には、無端状の歯付ベルト80が巻回されており、テンションローラ72は、前記移動プーリ71に対し第2方向D2に離間した位置で歯付ベルト80の外側から歯付ベルト80に接触している。これにより、無端状の歯付ベルト80は、概ね凸字状に巻回されている。なお、駆動プーリ61および移動プーリ71は、歯付ベルト80に噛み合う歯付プーリにより構成されている。
歯付ベルト80には、ベルト固定具75が固定されている。ベルト固定具75は、歯付ベルト80における移動プーリ71とテンションローラ72間の直線部分の片側に固定されている。ベルト固定具75には、電動ドライバ等を取り付けるための取付部70が固定されている。取付部70の下部には第2スライダ77が設けられている。
スライドベース67には、第2スライダ77を第2方向D2に案内する第2リニアガイド76が設けられている。第2スライダ77は、第2リニアガイド76を介してスライドベース67に取り付けられている。第2スライダ77は、第2リニアガイド76により案内され、前記スライドベース67に対し第2方向D2に移動可能とされている。
前記スライドベース67には、該スライドベース67が移動しないようにロックする第1ロック手段68が設けられている。第1ロック手段68は、たとえば、エアの注入により作動するエアシリンダや、ソレノイド(電磁弁)などにより、ブレーキパッドを固定フレーム50に押し付けることで、スライドベース67の移動を禁止する。
一方、歯付ベルト80には、第2スライダ77が移動しないようにロックする第2ロック手段78が設けられている。第2ロック手段78は、前記テンションローラ72と移動プーリ71間の歯付ベルト80を挟持して周回させないようにすることで、第2スライダ77の移動を禁止する。第2ロック手段78としては、たとえば、エアの注入により作動するエアブレーキや、ソレノイド(電磁弁)などを用いることができる。
2軸移動の原理:
第2ロック手段78が第2スライダ77を移動させないようにした状態では、歯付ベルト80が周回しないように挟持されているので、移動プーリ71およびテンションローラ72は回転することができない。そのため、スライドベース67が、駆動プーリ61と従動プーリ62間の歯付ベルト80に対して固定される。かかる状態で、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、従動プーリ62のみが回転して前記歯付ベルト80が移動することで、該歯付ベルト80に固定されたスライドベース67を第1方向D1に移動させることができる。
一方、第1ロック手段68がスライドベース67を移動させないようにした状態では、駆動モータMの駆動により、前記3つのプーリ61,62,71およびテンションローラ72の全てが回転して無端状の歯付ベルト80が駆動プーリ61、従動プーリ62および移動プーリ71の周りを周回する。したがって、ベルト固定具75を介して歯付ベルト80に固定された第2スライダ77を第2方向D2に移動させることができる。
このように、第1および第2ロック手段68,78のいずれか一方を選択的にロックさせることで、スライドベース67を第1方向D1に移動させたり、第2スライダ77を第2方向D2に移動させることができる。
搬送動作:
つぎに本搬送装置の搬送動作について説明する。
第1方向D1への移動;
図1の第2ロック手段78を作動させて歯付ベルト80を挟持した後、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、移動プーリ71およびテンションローラ72は回転せず、従動プーリ62のみが回転される。したがって、スライドベース67は、駆動プーリ61と従動プーリ62間の歯付ベルト80と一体に移動し、第1リニアガイド66に案内されて第1方向D1に移動する。駆動モータMの回転方向を変更し、歯付ベルト80の移動方向を逆転させることで、スライドベース67を第1方向D1に往復動させることができる。このようにして、スライドベース67上に設けられた取付部70を第1方向D1に移動させることができる。
第2方向D2への移動;
一方、図1の第1ロック手段68を作動させてスライドベース67を制動した後、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、スライドベース67の位置が固定された状態で、移動プーリ71、テンションローラ72および従動プーリ62が回転される。これらのプーリ61,62,71およびローラ72の回転により、歯付ベルト80が凸字に沿って周回され、歯付ベルト80に取り付けた第2スライダ77が第2リニアガイド76に案内されて第2方向D2に移動される。駆動モータMの回転方向を変更し、歯付ベルト80の周回方向を逆転させることで、第2スライダ77を第2方向D2に往復動させることができる。このようにして、第2スライダ77に固定した取付部70を第2方向D1に移動させることができる。
なお、本実施例における第2ロック手段78としては、前述のベルト80を挟持するものの他に、たとえば、移動プーリ71の回転のみを禁止するものであってもよい。かかるロック手段としては、たとえば、移動プーリ71に対して制動部材を押し当てたり、係合部材を係合させることにより、移動プーリ71の回転を禁止するようにしてもよい。
〔実施例3〕
図5は、搬送装置の変形例として3軸移動可能な搬送装置を示す。
図5において、第2スライダ77には、一対の昇降ベース(第3スライダ)90,90が第3方向D3に移動可能に取り付けられている。第3方向D3は、前記第1および第2方向D1,D2の両方に概ね直交する鉛直方向である。前記昇降ベース90は、第2スライダ77を間にして第3方向D3に互いに離間して設けられている。
前記一対の昇降ベース90,90間には、該昇降ベース90を第3方向D3に移動させるための送り機構84が設けられている。前記送り機構84は、第2スライダ77を貫通し第3方向D3に沿って設けられたスピンドル85および摺動軸86を有している。スピンドル85は、バカ穴を介して第2スライダ77を貫通しており、その両端部には昇降ベース90が固定されている。摺動軸86は、軸受89を介して第2スライダ77に取り付けられ、両端部が前記昇降ベース90に固定されている。なお、摺動軸89は、スピンドル85に概ね平行に設けられている。
前記スピンドル85には、該スピンドル85の外周に形成されたネジ部85aに螺合する第2移動プーリ81が取り付けられている。第2移動プーリ81は、図示しないカラー等によって、第2スライダ77に回転自在に支持されている。第2移動プーリ81に対し第1方向D1に離間した位置には、第2テンションローラ82が回転自在に設けられている。前記第2移動プーリ81の外周には、スライドベース67の第1移動プーリ71とテンションローラ72間の歯付ベルト80が巻回されている。したがって、第2スライダ77上の第2テンションローラ82と第2移動プーリ81間において、歯付ベルト80は第1方向D1に沿って張設されている。
歯付ベルト80には、前記第2テンションローラ82と第2移動プーリ81間の歯付ベルト80を挟持して、昇降ベース90を移動しないようにロックする第3ロック手段88が設けられている。第3ロック手段88としては、前記第2ロック手段78と同様な装置を用いることができる。
また、本実施例3では、前記実施例2における図4の第2ロック手段78に代えて、ブレーキパッドをスライドベース67に押し付けることで、第2スライダ77が移動しないようにロックする第2ロック手段78Aが第2スライダ77上に設けられている。該第2ロック手段78Aとしては、前記第1ロック手段68と同様な装置を用いることができる。
その他の構成は、実施例2と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
搬送動作:
第3方向D3への移動;
図5の第1〜第3ロック手段68,78A,88のうち、第1および第2ロック手段68,78Aを作動させてスライドベース67および第2スライダ77を制動した後、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、歯付ベルト80が各プーリ61,81,71,62のまわりを周回する。したがって、第2移動プーリ81が回転することで、スピンドル85が第3方向D3に移動される。このとき、前記摺動軸86は、昇降ベース90がスピンドル85のまわりに回転するのを抑制すると共に、昇降ベース90の第3方向D3への移動を案内する。駆動モータMの回転方向を変更し、歯付ベルト80の周回方向を逆転させることで、昇降ベース90を第3方向D3に往復動させることができる。
第1方向D1への移動;
図5の第2ロック手段78Aが第2スライダ77を制動し、かつ、第3ロック手段78が歯付ベルト80を挟持した状態で、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、スライドベース67が第1方向D1に移動される。
第2方向D2への移動;
第1および第3ロック手段68,88がスライドベース67および昇降ベース90を制動した状態で、駆動モータMにより駆動プーリ61を回転させると、第2スライダ77が第2方向D2に移動される。
このように、前記第1〜第3ロック手段68,78A,88のうち、2つのロック手段を選択的にロックさせることで、前記第1〜第3方向D1,D2,D3の各方向への移動が可能となる。
以上のように、本変形例では、ロック手段や送り機構などの機構を増やすことにより1つの駆動モータにより3軸移動が可能となる。また、同様の機構を更に追加することで、4軸以上の軸数に対応して移動・停止可能な搬送装置とすることもできる。
なお、図5の変形例では、送り機構84として、スピンドル85の外周に螺合した第2移動プーリ81の回転によりスピンドル85を第3方向D3に移動させる構成としたが、その他の構成として、たとえば、第2移動プーリ81をスピンドル85と一体に形成してスピンドル85の位置を固定し、スピンドル85のネジ部85aに螺合した昇降ベースを、スピンドル85の回転により移動させるようにしてもよい。
〔実施例4〕
ところで、図4の実施例2における第2スライダ77は、図5の実施例3における送り機構84等を用いて第3方向D3に移動させるようにしてもよい。かかる搬送装置について、図6を用いて簡単に説明する。
図6において、スライドベース67に回転自在に設けられた移動プーリ71の中心には、スピンドル85のネジ部85aが螺合している。移動プーリ71は、図示しないカラー等によって、スライドベース67に回転自在に支持されている。前記スピンドル85の両端部には、第2スライダ77Aが固定されている。したがって、移動プーリ71の回転によりスピンドル85が第3方向D3に移動して、第2スライダ77Aが第3方向D3に移動される。すなわち、図6の搬送装置は、互いに概ね直交する第1および第3方向D1,D3に移動可能な搬送装置とされている。
その他の主たる構成および動作は、実施例2と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
第1発明にかかる複軸移動可能な搬送装置の例を示す概略斜視図である。 同要部を示す分解斜視図である。 (a)は差動装置を示す一部破断した斜視図、(b)は差動装置の他の例を示す概略断面図である。 第2発明にかかる複軸移動可能な搬送装置の例を示す概略斜視図である。 同変形例として3軸移動可能な搬送装置を示す概略斜視図である。 第2発明にかかる搬送装置の変形例を示す概略斜視図である。
符号の説明
3:差動(ディファレンシャル)装置、選択手段
10:ツール取付部(第1取付部)
11:第1駆動プーリ
12:第1従動プーリ
13:第1歯付ベルト
16:第1リニアガイド
18:第1ブレーキ
20:第2取付部
21:第2駆動プーリ
22:第2従動プーリ
23:第2歯付ベルト
26:第2リニアガイド
28:第2ブレーキ
50:固定フレーム
61:駆動プーリ
62:従動プーリ
67:スライドベース(第1スライダ)
68:第1ロック手段
71:移動プーリ
72:テンションローラ
77:第2スライダ
78:第2ロック手段
80:歯付ベルト
81:第2移動プーリ
84:送り機構
88:第3ロック手段
90:昇降ベース(第3スライダ)
D1:第1方向
D2:第2方向
D3:第3方向
M:駆動モータ

Claims (6)

  1. 1つの駆動モータにより互いに概ね直交する第1および第2方向の2軸を含む複軸の移動・停止を可能にした複軸移動可能な搬送装置であって、
    固定フレームと、
    前記固定フレームに対し第1方向に移動可能に取り付けられた第1スライダと、
    前記第1スライダに対し第2方向に移動可能に取り付けられた第2スライダと、
    前記第1スライダが固定フレームに対し相対移動しないようにロックする第1ロック手段と、
    前記第2スライダが第1スライダに対し相対移動しないようにロックする第2ロック手段と、
    前記固定フレームに回転自在に取り付けられた駆動プーリおよび従動プーリと、
    前記第1スライダに回転自在に取り付けられた移動プーリおよび一対のテンションローラと、
    前記第3のプーリの外周に巻回された無端状の歯付ベルトとを備え、
    前記従動プーリが前記駆動プーリに対し第1方向に離間した位置に配置され、
    前記移動プーリが前記駆動プーリおよび従動プーリに対し第2方向に離間した位置に配置され、
    このように3つの前記プーリが配置されていると共に、前記テンションローラが前記移動プーリに対し第2方向に離間した位置で歯付ベルトの外側に接触していることで、前記無端状の歯付ベルトが概ね凸字状に巻回された部分を有し、
    前記第1ロック手段が第1スライダを移動させないようにした状態では、駆動モータの駆動により前記3つのプーリが回転して前記歯付ベルトが周回することで、前記第2スライダが第2方向に移動し、
    前記第2ロック手段が第2スライダを前記第1スライダに対し相対移動させないようにした状態では、前記移動プーリが回転せずに、前記駆動プーリおよび従動プーリが回転することで、前記第1スライダが第1方向に移動する複軸移動可能な搬送装置。
  2. 1つの駆動モータにより互いに概ね直交する第1および第3方向の2軸を含む複軸の移動・停止を可能にした複軸移動可能な搬送装置であって、
    固定フレームと、
    前記固定フレームに対し第1方向に移動可能に取り付けられた第1スライダと、
    前記第1スライダに対し第2方向に移動可能に取り付けられた第2スライダと、
    前記第1スライダが固定フレームに対し相対移動しないようにロックする第1ロック手段と、
    前記第2スライダが第1スライダに対し相対移動しないようにロックする第2ロック手段と、
    前記固定フレームに回転自在に取り付けられた駆動プーリおよび従動プーリと、
    前記第1スライダに回転自在に取り付けられた移動プーリおよび一対のテンションローラと、
    前記3つのプーリの外周に巻回された無端状の歯付ベルトとを備え、
    前記従動プーリが前記駆動プーリに対し第1方向に離間した位置に配置され、
    前記移動プーリが前記第1および第3方向の双方に概ね直交する第2方向に前記駆動プーリおよび従動プーリに対し離間した位置に配置され、
    このように3つの前記プーリが配置されていると共に、前記テンションローラが前記移動プーリに対し第2方向に離間した位置で歯付ベルトの外側に接触していることで、前記無端状の歯付ベルトが概ね凸字状に巻回された部分を有し、
    前記第1ロック手段が第1スライダを移動させないようにした状態では、駆動モータの駆動により前記3つのプーリが回転して前記歯付ベルトが周回することで、前記第2スライダが第3方向に移動し、
    前記第2ロック手段が第2スライダを前記第1スライダに対し相対移動させないようにした状態では、前記移動プーリが回転せずに、前記駆動プーリおよび従動プーリが回転することで、前記第1スライダが第1方向に移動する複軸移動可能な搬送装置。
  3. 請求項1もくしは2において、前記第2ロック手段は、前記テンションローラと移動プーリ間の歯付ベルトを挟んで周回させないようにする複軸移動可能な搬送装置。
  4. 請求項1,2もしくは3において、無端状の歯付ベルトは、駆動プーリと従動プーリとの間、駆動プーリとテンションローラとの間、ならびに、従動プーリとテンションローラとの間において第1方向に沿って張設され、かつ、テンションローラと移動プーリとの間において第2方向に沿って張設されている複軸移動可能な搬送装置。
  5. 請求項において、前記第1および第2方向の双方に概ね直交する第3方向に移動可能な第3スライダを前記第2スライダに対し移動可能に取り付け、
    前記第3スライダを第3方向に移動させるための送り機構と、駆動モータMの回転を前記送り機構に伝達して前記送り機構を動作させる第2移動プーリと、前記第3スライダが第2スライダに対し相対移動しないようにロックする第3ロック手段とを設け、
    前記第1スライダに設けられた第1移動プーリとテンションローラ間の歯付ベルトが前記第2移動プーリの外周に巻回され、
    前記第1および第2ロック手段が第1および第2スライダを移動させないようにした状態において、前記第3ロック手段が第3スライダの移動を許容した状態では、駆動モータの回転により前記歯付ベルトが周回して前記第2移動プーリが回転することで、前記第3スライダが第3方向に移動する複軸移動可能な搬送装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記第1および第2方向の双方に概ね直交する第3方向に、前記駆動モータの駆動により移動される移動部を更に備えた複軸移動可能な搬送装置。
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