JP4301406B2 - 吊下式容器 - Google Patents

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Description

本発明は吊下式容器に関し、詳しくは、内部に芳香剤,防虫剤等の揮散性物質を収納するための吊下式容器に関する。
箪笥等の収納具内に、そのハンガーロッドにフックを引っかけて吊り下げる防虫用の吊下式容器が知られている。(例えば、特許文献1参照)
この吊下式容器は、ヒンジを介して開閉可能に形成した扁平直方体形状のケース本体の上端にフック状のハンガーを立設して構成しており、ケース本体内に防虫剤等の揮散性剤を収納し、ケース本体に形成した窓孔より揮散させる如く構成している。
特開平11−130081号公報
従来のこの種の吊下式容器は、例えばハンガーをハンガーロッドに引っ掛けるという簡単な操作でロッドに吊り下げることができ、また、交換の際はハンガーの係合を解除すれば簡単に取り外すことができるため、取り扱いが極めて容易であるという利点を有するものである。
しかしながら、ハンガーロッドなどの吊り下げるためのロッド形態のものが必要であり、使用範囲が限定される。また、ハンガーがケース本体上に一体に突設しているため、それだけ余分な空間を必要として嵩張り、運搬,保管等の際にはその効率が悪く、極端な場合にはコストにも影響する。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、従来品の様に吊り下げて使用することは勿論,載置しての使用においても収納物の効果を有効に発揮でき、また、必要のない場合には吊り下げ部位を不都合に突出させずに収納しておくことができて、運搬,保管時には嵩張らず、また、載置しての使用の場合には余分な突出部として引っ掛けて倒される等の不都合を極力回避できる等の種々の効果を発揮する吊下式容器を提案するものである。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器本体2の前面開口aを被覆し且つ前記開口対応位置に揮散用の窓孔17を備えた蓋体3を嵌着した起立可能な容器であって、蓋体3上に回転可能に枢着した基板25にヒンジ26を介して起伏可能に連結したフック4を設け、フック4を起立状態で係止する係止手段Aを設けてなり、係止手段Aは、後端部を後方へ突出して基板25上に突設するとともに、上面後縁に突条33を突設した係止突部31と、フック4の下縁部に穿設するとともに、フック4を伏臥状態から起立させた際に係止突部31の後縁部を挿通し、且つ、突条33を乗り越えてフック裏面が係止される係合窓32とで構成した。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記容器体2は、前記開口a周縁より外方へ突設したフランジ5の下端縁と、前記開口a下端縁より後方へ下る底壁6の後端縁とで起立可能に構成し、前記蓋体3は、前記フランジ5外周に周縁部を嵌着し、前記容器本体2と蓋体3とで全体として起立可能に構成した。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、前記ヒンジ26上方所定位置に第2ヒンジ29を設け、該第2ヒンジ29部分より伏臥させたフック4を容器本体2裏面に折り曲げ可能に構成した。
第4の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第3の手段のいずれかの手段に於いて、前記容器本体2の裏面に前記フック4を回動して嵌合する嵌合凹部10を設けた。
本発明の吊下式容器は、フック4による吊り下げと、安定した載置とを必要に応じて選択でき、様々な種類の揮散性収納物に対応できて極めて汎用性に富み、また、載置しての使用の際にはフック4を突出しない状態で維持させておくことができるため、フック4を引っ掛けて容器を倒す等の不都合を防止できるとともに、使用前の運搬,保管等の際には嵩張らず能率良く行える利点がある。また、吊り下げるロッド等の向き等によりフック4を好ましい向きに回転させて吊り下げることができる。更に、後方へ下る底壁を備えており、収納した揮散剤の露出しない部分が最後まで後部コーナー部に残り、最後まで安定した載置が可能となる。
また、前記フック4が、前記蓋体3上に回転可能に枢着した基板25にヒンジ26を介して起伏可能に連結するとともに、前記フック4を起立状態で係止する係止手段Aを設けてなるものにあっては、吊り下げる際にフック4が倒れる等の不都合がなく取り扱い易く、また、起立させたフックを回転させる際にヒンジ26に掛かる負担を軽減してその耐久性をより増大する利点がある。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明吊下式容器の一実施形態を示す斜視図、図2は縦断面図、図3は分解斜視図である。吊下式容器1は、容器本体2と、蓋体3と、フック4とを備えている。
容器本体2は、箱型をなし、起立可能に構成している。図示例では、前面に設けた開口a周縁より外方へ突設したフランジ5の下端縁と、前記開口a下端縁より後方へ下る底壁6の後端縁とで起立可能に支持したもので、より安定な状態を維持するためには、少なくとも前面を、上部が後方に位置する傾斜面に形成すると良い。また、前記した如く開口aの底縁より底壁6を、また、両側縁より一対の側壁7,7を、上端縁より頂壁8を、それぞれ後方へ延設し、各底壁6,両側壁7,7,頂壁8の後端縁を周縁部とする後壁9を設けている。
容器本体2内の収納部には防虫剤,芳香剤等の揮散性物質を収納する。揮散性物質収納後に開口aをシール材11によりシールする。シール材11は周縁部をフランジ5表面に剥離可能に固着して開口aを閉塞し、開封前の揮散性物質の揮散を防止する如く構成している。シール材11は通気性のない材質で形成され、例えば、ガスバリアー性の合成樹脂、或いは合成樹脂と金属薄膜層との積層体等より形成されたものが使用でき、粘着剤等により剥離可能に固着している。また、シール材11のコーナーには取り外す際に摘むための突片12を一体に形成している。
蓋体3は、前記開口aを被覆する蓋板15の周縁部より延設した嵌合筒部16をフランジ5外周に嵌着して容器本体2に装着したもので、蓋板15には収納物を揮散する揮散用の窓孔17を開口している。蓋板15は周縁部を残して中央部が前方へ膨出した形態を採り、シール材11との間に空隙ができる如く構成している。蓋体3の嵌着に際しては、嵌合筒部16内周に突設した係合突条18をフランジ5裏面に乗り越え係合させてより安定した嵌着状態を維持している。
フック4は、蓋体3の上端部に回転可能且つ起伏可能に備えており、載置させての使用の際等には伏臥させて突出部分の少ない状態を現出でき、また、フックを起立させてハンガーロッド等に吊り下げての使用が行える如く構成している。また、ハンガーロッド等の向きに対応させて容器本体2及び蓋体3に対するフック4の方向を適宜変えて吊り下げることができる様に構成している。尚、このフック4は容器本体2の上に回転可能且つ起伏可能に設けても良い。
本実施形態に於いてフック4は、蓋体3上に回転可能に枢着した基板25の一側縁にヒンジ26を介して起伏可能に連結している。基板25は裏面より回転軸27を垂設し、該回転軸を蓋体3上面である嵌合筒部16に穿設した軸受孔28に回転可能に嵌合させている。回転軸27は縦切溝により二分割され枢着し易く形成されており、また、下端外周に係止突部を突設して抜け出しの防止を図っている。
また、前記フック4を起立状態で係止する係止手段Aを設けている。この係止手段Aを設けることにより、フック4を起立状態で安定的に維持でき、吊り下げる際にフック4が不都合に倒れる等がなく、また、起立させたフック4を回転させる際にヒンジ26に掛かる負担を軽減する如く構成している。
前記係止手段Aとして、基板25上に後端部を後方へ突出した係止突部31を突設し、また、フック4の下縁部に伏臥状態から係止突部31の後端部を挿通してその外周に係合する係合窓32を穿設している。また、係止突部31の上面後縁には突条33を突設し、該突条33を乗り越えてフック4裏面が係止される如く構成している。また、容器本体2後面にはフック4を回動して嵌合する嵌合凹部10を設けている。
上記の如く構成した吊下式容器1は、図1の状態から蓋体3を外した後シール材11を取り除き再び蓋体3を嵌着することにより開封することができる。そして、載置して使用する場合にはフック4を回動させて嵌合凹部10に収納して使用できる。また、吊り下げて使用する場合には図1の如き状態で所定のロッド等に吊り下げ使用する。この際、係止突部31に係合窓32が嵌合して安定した起立状態を維持する。また、吊り下げるロッド等の向きにより、例えば図4に示す如く、必要に応じてフックを回転させて吊り下げることができる。このフック4を回転させる際には係合窓32に係止突部31が密に嵌合しているため、フック4を捩じることにより生じる負担がヒンジ26に掛かるのを極力防止できる。
図5は他の実施形態を示すもので、容器本体2の奥行きが充分大きく、フック4を伏臥させてその上面に載置できる場合を示す。
図6及び図7は更に他の実施形態を示し、容器本体2の奥行きが図1と図5の実施形態の中間程度の伏臥させたフック4の先端が突出する程度の場合であって、ヒンジ26の上方所定位置に第2ヒンジ29を設け、伏臥させたフック4をその第2ヒンジ29で更に容器本体2後方へ折り曲げ、その先端部を容器本体2裏面に設けた嵌合凹部10に嵌合させている。
図8は更に他の実施形態を示すもので、別形態の係止手段Aを備えている。この場合の係止手段Aは同様に蓋体上に回転可能に枢着した基板25上に係止突起34突設するとともに、基板25縁部にヒンジ26介して連結したフック4の前面に挟持突起35を突設して、フック4を起立させた際に挟持突起35の挟持溝35a が係止突起34を挟持する如く構成している。その他の構成は図1の実施形態と同様である。
上記各実施形態に於いて各部材は合成樹脂により形成することができ、特に容器本体2及び蓋体3は公知のシート成形により形成することができる。
本発明吊下式容器の斜視図である。(実施例1) 本発明吊下式容器の断面図である。(実施例1) 本発明吊下式容器の分解斜視図である。(実施例1) 本発明吊下式容器の作用を説明する説明図である。(実施例1) 本発明吊下式容器の要部斜視図である。(実施例2) 本発明吊下式容器の要部斜視図である。(実施例3) 本発明吊下式容器の断面図である。(実施例3) 本発明吊下式容器の斜視図である。(実施例4)
符号の説明
2…容器本体、3…蓋体,4…フック,5…フランジ,17…窓孔,25…基板,
26…ヒンジ,A…係止手段,a…開口

Claims (4)

  1. 容器本体2の前面開口aを被覆し且つ前記開口対応位置に揮散用の窓孔17を備えた蓋体3を嵌着した起立可能な容器であって、蓋体3上に回転可能に枢着した基板25にヒンジ26を介して起伏可能に連結したフック4を設け、フック4を起立状態で係止する係止手段Aを設けてなり、係止手段Aは、後端部を後方へ突出して基板25上に突設するとともに、上面後縁に突条33を突設した係止突部31と、フック4の下縁部に穿設するとともに、フック4を伏臥状態から起立させた際に係止突部31の後縁部を挿通し、且つ、突条33を乗り越えてフック裏面が係止される係合窓32とで構成してなることを特徴とする吊下式容器。
  2. 前記容器体2は、前記開口a周縁より外方へ突設したフランジ5の下端縁と、前記開口a下端縁より後方へ下る底壁6の後端縁とで起立可能に構成し、前記蓋体3は、前記フランジ5外周に周縁部を嵌着し、前記容器本体2と蓋体3とで全体として起立可能に構成してなる請求項1記載の吊下式容器。
  3. 前記ヒンジ26上方所定位置に第2ヒンジ29を設け、該第2ヒンジ29部分より伏臥させたフック4を容器本体2裏面に折り曲げ可能に構成してなる請求項1記載の吊下式容器。
  4. 前記容器本体2の裏面に前記フック4を回動して嵌合する嵌合凹部10を設けてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吊下式容器。
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