JP4299391B2 - 永久磁石回転子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍機や空調機の圧縮機駆動用電動機等に代表される永久磁石(以下、磁石と称す)界磁を有する同期電動機の回転子に関し、特に回転子鉄心の内部に磁石を埋め込んで構成するいわゆる埋め込み磁石構造の回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記埋め込み磁石構造の回転子を備えた電動機は、固定子の通電巻線の電流とこれに鎖交する主磁束(磁石による磁束)とによって得られる主磁束トルクに加えて、回転子位置による磁気抵抗の相違によって得られるリラクタンストルクが利用できる特長を備えており、これら両トルクが効率よく組み合わされるように通電制御されるように構成される。
【0003】
このような電動機の一例として、図6に示す構成のものが知られており、例えば電気学会論文誌D117巻10号(平成9年)1221〜1226頁に開示されている。図6の電動機は、回転軸4に垂直な断面を示しており、この軸4は円柱状の回転子鉄心2dの中心に設けた軸孔に嵌入されて回転子1を支持している。また回転子鉄心2dには軸4と平行に磁石を収容するための孔部が複数設けられており、この孔部に磁石3e,3fが挿入されて構成されている。
【0004】
磁石3e,3fは、図示する断面において略円弧状をなし、その凹面側を外周部に向けて回転子鉄心2dに埋め込まれている。界磁を形成する各極は、軸側磁石3eと反軸側磁石3fの2重の磁石によって1つの極が形成されており、図示する例は4極の界磁構成を示している。
【0005】
上記回転子1は、所定のエアギャップ11を介して固定子5と対向配置されて永久磁石型の同期電動機を構成する。固定子5は、固定子鉄心6の外周部がケーシングに固定されて支持されており、固定子鉄心6の内周部には、複数の歯部7と、この歯部7間に形成されてエアギャップ11へ向けた開口部9を有するスロット8を備え、このスロット8には絶縁材を介して例えば三相4極構造に巻装された巻線10を備えている。そしてインバータを介して固定子5の巻線10に通電することによって回転子1が回転を行うようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示す電動機の要部を図7に示す。回転子に埋め込まれている磁石3e,3fの各端部には、この端部と回転子鉄心2dの外周部との間にブリッジ部14が形成されているために、このブリッジ部14を経由して短絡磁束が生じている。従って、ブリッジ部14等の磁石3e,3f端部の鉄心部分の磁束密度はかなり高く構成されることになる。
【0007】
一方、リラクタンストルクに寄与する固定子磁束は、巻線10に電流が流れることによって、固定子鉄心6の歯部7からエアギャップ11を経由して回転子鉄心2dへ流出入する。この固定子磁束は、磁石3eと3f間に形成された磁路12へ流出入することにより大きなリラクタンストルクを発生し得る。この場合、固定子磁束の流路としては、回転子鉄心のブリッジ部14を経由して磁路12へ流出入すべきところ、前述したようにブリッジ部14等の磁石端部の鉄心部分の磁束密度が非常に高いために、固定子の磁束量が大きくなると迂回して磁石3e,3fの端部を通過することになる。この結果、磁石3e,3fの端部における単位体積当たりの磁束量が他の部分に比べて非常に大きくなって、磁石3e,3fの端部が減磁するといった問題が発生する。
【0008】
局部的ではあるが、このように磁石が減磁することによって主磁束量が減少するため、電動機の起電力定数が小さくなってインバータの始動制御とのマッチングが悪くなってしまう。このため電動機のセンサレス始動ができなくなったり、始動電流が増加してさらに磁石の減磁が進行したりする。また主磁束量の減少に伴って必然的に電動機の効率が大きくダウンするため、この点も大きな問題となっている。
【0009】
またリラクタンストルクを利用する電動機はリラクタンストルクによる脈動が大きいため、その対策として、図8に示すように磁石3g,3hの端部にカット部分13を設けて、磁石端部の鉄心面積を大きくして固定子磁束がスムーズに回転子に流出入できるように構成したものが提案されている。ところがこのような磁石3g,3hを用いた回転子の場合は、磁石端部が先細になっているため、この部分が一層減磁し易いといった欠点を有している。これは、ブリッジ部14は相変わらず狭幅であるので回転子鉄心2eの外周部の磁束密度は過大となり、前述同様磁石3g,3hの端部の減磁をまねくためである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、固定子とエアギャップを介して対向配置されており、中心に軸孔が設けられている回転子鉄心と、当該回転子鉄心に設けられた孔部に収容された永久磁石を有し、前記永久磁石は、前記回転子鉄心の軸方向に垂直な断面で見て、前記回転子鉄心の外周部に向けて凹形状となるように各極に配設されている永久磁石回転子において、前記永久磁石は、各極に、回転子半径方向に多層に配設されており、前記回転子鉄心の外周部には、前記各極に多層に配設された各永久磁石の端部と対向する位置に、各永久磁石の端部との間に狭幅のブリッジ部を残すように各永久磁石の端部に向けて切り欠いた溝部が設けられている。また、永久磁石の端部とこれに対向する溝部との相対位置関係は、各永久磁石端部で同一となる個所が少ない方がトルクリップル低減効果があるので、前記位置関係は不揃いとなるように構成する。
【0011】
この場合、前記永久磁石は、フェライト磁石材あるいは希土類磁石材を用い、前記溝部の円周方向の幅は、前記エアギャップ以上に設定され、前記溝部の半径方向の深さは、前記ブリッジ部の幅以上に設定される。また、前記各永久磁石の断面形状は、略円弧状あるいは略くの字状等が選択可能であり、これら永久磁石は回転子鉄心に設けた孔部に収容して装着される。前記孔部と永久磁石には部分的に隙間が存在しても構わない。
【0012】
また、減磁耐力が大きいため、前記永久磁石を収容する孔部の端部を先細状にして、コギングトルクの一層の低減を図るように構成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態を示す電動機の回転子の横断面図であり、回転子の軸方向に垂直な断面を示している。回転子鉄心2aは、順送プレス型によって所定形状に打ち抜いた0.35mm厚,0.50mm厚等の薄鉄板をプレス型内で軸方向に多数積層したものであり、各薄鉄板に設けた切り起こし突起による凹凸部を軸方向に隣接するもの同士で嵌合させて固定する周知のクランプ手段等によって複数箇所で固定されている。この円柱状の回転子鉄心2aの中心には軸孔4aが設けられ、この軸孔4aと平行に設けた孔部に磁石3a,3b及びカシメピン16がそれぞれ挿着されている。
【0014】
各磁石3a,3bは断面形状が円弧状に形成され、鉄心2aの外周部に向けて凹形状となるように埋め込まれ、回転子半径方向に2層に配設されたペア毎に1極を形成するように着磁されて、図示例の場合4極の界磁を構成するようになっている。磁石材料としては、フェライト磁石等が適している。反軸心側の磁石3bの凹面側には厚肉の鉄心部分が存在し、また軸心側の磁石3aと反軸心側の磁石3bとの層間には円弧状の鉄心部分12が打ち残されており、これらの部分にq軸の磁路が形成されることによってq軸インダクタンスが大きくなって、大きなリラクタンストルクが得られるようになっている。
【0015】
この回転子は、図2に示すように、鉄心2aに設けた孔部15a,15bにそれぞれ磁石3a,3bを挿着した後、鉄心2aの軸方向両端部に端板18が装着されて蓋がなされ、鉄心のピン孔16a及び端板のピン孔19にそれぞれカシメピン16を挿通して固着一体化するものである。端板18は、黄銅や亜鉛等の非磁性の金属板から成り、必要に応じて、バランスウェイト等の付属品が端板と一体形成されるかまたは同時かしめにより固着される。
【0016】
図1に示す回転子1の要部を図3に示す。回転子鉄心2aの外周部には磁石3a,3bの端部へ向けて切り欠いた溝部20が設けてあり、この溝部20の底部と磁石3a、3b端部との間には狭幅のブリッジ部21が形成されている。このブリッジ部21によって回転子鉄心2aを構成する薄鉄板は円周方向に連結され、溝部20を含む外周縁部及び各孔部を備えたものが一体打ち抜き可能となっている。
【0017】
回転子鉄心2aに埋め込まれている磁石3a,3bの短絡磁束によって、磁石端部のブリッジ部21は磁気的に飽和状態となって磁束密度が大となるが、磁石層間の鉄心部分12の回転子外周部への連通口22の磁石3a,3bによる磁束密度はさほど大きくなることはない。この理由は、上記連通口22には、N,Sで図示される磁石3aのN極の磁束と磁石3bのS極の磁束との差分の磁束量しか流出入しないからである。加えて、溝部20の存在によって磁石3a,3bが固定子鉄心6から離間しているため、固定子磁束は磁石3a,3bの端部に集中して通過することがない。
【0018】
この結果、磁石の短絡磁束と固定子磁束が重畳しても、上記連通口22の磁束密度は過大となることがなく、固定子磁束は回転子の鉄部分にスムーズに流出入することができると同時に、磁石3a,3bの端部を減磁させてしまうような要因は除去されていることになる。
【0019】
溝部20の大きさは、磁石材の残留磁束密度あるいは固定子巻線の電流値等の要素によって適正値が存在するが、概略の目安としては、円周方向の幅を電動機のエアギャップ以上に、また半径方向の深さをブリッジ部21の幅以上にそれぞれ設定する。また溝部20の形状に関しては、例示した矩形に限定する必要はなく、断面形状が台形、三角形、半円形等であってもよく、所用の磁気抵抗が得られる形状であれば構わない。
【0020】
磁石端部とこれに対向する溝部20との円周方向相対位置関係はさほど厳密なものではなく、溝部20が概ね磁石端部と対向するように設ければよい。但し、溝部20と固定子歯部7(またはスロット8)との相対位置関係が円周方向の複数箇所で同一となると、トルクリップルを増大させる要因となるため、磁石端部と溝部との相対位置関係を円周方向になるべく不揃いとなるように構成することが好ましい。このような構成は、回転子鉄心2aの薄鉄板の打ち抜き形状を設計する際に前記相対位置関係を不揃いに設定する方法と、前記相対位置関係を特別不揃いに設計することなく、薄鉄板の積層時にスキュー等を施すことによって軸方向に不揃いになるように設定する方法とがある。
【0021】
図4は本発明の第2の実施形態における係る回転子を示しており、断面形状が円弧状の磁石3cを回転子鉄心2bの外周部に向けて凹形状となるように埋め込むものであるが、図1のものと異なり、各極当たりの磁石3cは半径方向に1層のみとなっている。各磁石3cの端部には、狭幅のブリッジ部21を介して溝部20が対向して設けてあり、図1の場合と同様の作用、効果が得られるものである。尚、各極当たりに配設する磁石の層数は、1層や2層に限らず、さらに多層であっても本発明が適用できることは勿論である。
【0022】
図5は本発明の第3の実施形態に係る回転子を示しており、磁石を収容するための孔部15dの断面形状を略くの字状に形成するとともに、回転子鉄心2cの外周部に向けて凹形状となるように形成し、この孔部15dに各極当たり1対の平板状の磁石3d、3dを挿着して構成したものである。このような回転子の場合においても、図示するように、ブリッジ部21を介して溝部20を対向して設けることにより、図1の回転子の場合と同様の作用、効果が得られるものである。この図に示されるように本発明においては、磁石3dとこれを収容するための孔部15dとの間には、適宜箇所に隙間が存在しても構わない。尚、図5のような略くの字状の孔部15d及び磁石3dは、各極当たり1層に限らず2層以上の適数配設したものであっても本発明は同様に適用可能である。
【0023】
図9は、そのような一例を示すものであり、断面形状を略くの字状に形成した2層の孔部15i,15jに、1対の平板状の磁石3i,3iと3j,3jをそれぞれ挿着して構成したものである。磁石3i,3jの材料として、例えばNd−Fe−B系磁石等の希土類磁石を用い、主磁束を大きく設定したものである。希土類磁石を使用した場合、残留磁束密度が高いため短絡磁束量も大きくなる恐れがあるが、磁石3i,3jの端部に対向して溝部20が設けてあるため、隣接極間での主磁束の漏洩短絡に対して大きな防止効果を有している。
【0024】
また希土類磁石は鉄分を多く含むため、磁石内部に鉄損を発生する欠点を有している。そして固定子巻線にはPWM波等の高調波成分を含む電圧が印加されるため、これに伴って発生した高調波磁束は表皮効果によって回転子の外周表面近傍に集中する。従って、従来は回転子外周部近傍部分で希土類磁石に多大な鉄損が生じていたが、図9に示すような本発明の構成においては、溝部20によって磁石3i,3jが回転子外周部から離間しているため、前述の希土類磁石特有の鉄損の発生が抑制されて効率のよい電動機が構成できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、回転子鉄心の外周部に向けて凹形状となるように永久磁石を埋め込んで構成する永久磁石回転子において、減磁耐力に優れた回転子が構成でき、磁石の減磁が防止できるものである。この結果、主磁束量の変動がないため電動機のセンサレス始動が常にスムーズであり、また効率等の電動機特性も恒久的に良好且つ安定したものが提供できる特長を備えている。
【0026】
また特に脈動トルクを低減して振動や騒音を少なくすることを目的として、磁石を収容する孔部の端部を先細状とした回転子の場合は、磁石端部にカット部が設けられて減磁し易い形状に形成されるが、このような回転子に対して本発明の構成を適用することにより、減磁耐力が増すことによって品質に優れた電動機が構成できる。
【0027】
また本発明による回転子は減磁耐力に優れる構成であるため、減磁耐力の増加分に見合う分、使用する磁石材料自体の保磁力を減じても構わない。即ち、磁石材料の最大エネルギー積を一定とすれば、保磁力を減じた分に比例して残留磁束密度が大きくできるため、主磁束量をさらに高めることができて電動機効率を大幅に向上させ得る能力を有している。
【0028】
さらに希土類磁石を使用するものにおいては、磁石が回転子外周部から離間して埋め込まれるために、希土類磁石が高調波磁束の影響を受けにくくなって、希土類磁石内部の鉄損の発生が抑制されて効率のよい電動機が構成できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回転子の横断面図。
【図2】図1の回転子の分解斜視図。
【図3】図1の回転子の要部拡大図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す回転子の横断面図。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す回転子の横断面図。
【図6】従来例を示す電動機の横断面図。
【図7】図6の電動機の要部拡大説明図。
【図8】別の従来例を示す回転子の要部横断面図。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す回転子の横断面図。
【符号の説明】
1…回転子、2a,2b,2c,2d,2e,2f…回転子鉄心、3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h,3i,3j…永久磁石、4…軸、4a…軸孔、5…固定子、6…固定子鉄心、7…歯部、11…エアギャップ、14,21…ブリッジ部、20…溝部。
Claims (7)
- 固定子とエアギャップを介して対向配置されており、中心に軸孔が設けられている回転子鉄心と、当該回転子鉄心に設けられた孔部に収容された永久磁石を有し、前記永久磁石は、前記回転子鉄心の軸方向に垂直な断面で見て、前記回転子鉄心の外周部に向けて凹形状となるように各極に配設されている永久磁石回転子において、
前記永久磁石は、各極に、回転子半径方向に多層に配設されており、
前記回転子鉄心の外周部には、前記各極に多層に配設された各永久磁石の端部と対向する位置に、各永久磁石の端部との間に狭幅のブリッジ部を残すように各永久磁石の端部に向けて切り欠いた溝部が設けられているとともに、各永久磁石の端部とこれに対向する溝部との円周方向相対位置関係を不揃いとした永久磁石回転子。 - 前記溝部の円周方向の幅は、前記エアギャップ以上に設定され、前記溝部の半径方向の深さは、前記ブリッジ部の幅以上に設定されている請求項1に記載の永久磁石回転子。
- 前記永久磁石は、前記回転子鉄心の軸方向に垂直な断面で見て、略円弧状に形成されている請求項1または2に記載の永久磁石回転子。
- 前記孔部は、前記回転子鉄心の軸方向に垂直な断面で見て、略くの字状に形成されている請求項1または2に記載の永久磁石回転子。
- 前記永久磁石を収容する孔部の端部を先細状とした請求項1乃至4のいずれかに記載の永久磁石回転子。
- 前記永久磁石をフェライト磁石材にて構成した請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石回転子。
- 前記永久磁石を希土類磁石材にて構成した請求項1乃至5のいずれかに記載の永久磁石回転子。
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