JP4299258B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、積層コンデンサに関する。
この種の積層コンデンサとして、複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、当該積層体に形成された複数の端子電極とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ノイズ除去のため電子機器の電源回路等に接続される積層コンデンサは、広い周波数帯域でノイズ除去の効果を発揮することが要求される。広い周波数帯域でノイズを効果的に除去できるよう、この種の積層コンデンサでは広帯域にわたって低インピーダンスであることが求められている。
特許文献1には、内部電極を分割することにより得られる2つの静電容量の異なるコンデンサを一体に形成した積層コンデンサが開示されている。この積層コンデンサは、2つの静電容量の異なるコンデンサを一体に形成することによって、広帯域での低インピーダンス化を図っている。
特開平07−142285号公報
近年、電子機器に用いられる電源回路の高周波数化に伴い、電源回路に適用される積層コンデンサの等価直列インダクタンス(ESL)の低減化がより一層求められている。ところが、特許文献1に記載の積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの増大を抑制する有効な対策がとられていない。そのため、特許文献1に記載の積層コンデンサでは等価直列インダクタンスが高くなってしまうおそれがある。また、等価直列インダクタンスが高いと、インピーダンスの十分な低下を図ることが困難になってしまうおそれもある。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンスである積層コンデンサを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明による積層コンデンサは、複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、当該積層体の側面上に形成された複数の端子電極と、を備えた積層コンデンサであって、積層体は、交互に配置される複数の第1の内部電極と複数の第2の内部電極とを複数の内部電極として含む第1のコンデンサ部と、第3の内部電極と第4の内部電極とを複数の内部電極として含む第2のコンデンサ部とを有しており、複数の端子電極は、互いに電気的に絶縁された複数の第1及び第2の端子電極と、互いに電気的に絶縁された第3及び第4の端子電極とを含み、複数の第1及び第2の端子電極が形成された積層体の側面上において、複数の第1及び第2の端子電極が交互に配置されており、複数の第1の内部電極はそれぞれ、引き出し導体を介して複数の第1の端子電極のうちいずれか1つに電気的に接続されるとともに、複数の第1の端子電極はそれぞれ、複数の第1の内部電極の少なくとも1つに電気的に接続され、複数の第2の内部電極はそれぞれ、引き出し導体を介して複数の第2の端子電極のうちいずれか1つに電気的に接続されるとともに、複数の第2の端子電極はそれぞれ、複数の第2の内部電極の少なくとも1つに電気的に接続され、第3の内部電極は、引き出し導体を介して第3の端子電極に電気的に接続され、第4の内部電極は、引き出し導体を介して第4の端子電極に電気的に接続され、第3の内部電極と第4の内部電極とが、積層体の積層方向で互いに隣り合うように配置されるとともに、第1のコンデンサ部の静電容量と、第2のコンデンサ部の静電容量とが異なることを特徴とする。
本発明による積層コンデンサは、複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、当該積層体の側面上に形成された複数の端子電極と、を備えた積層コンデンサであって、積層体は、第1の内部電極と第2の内部電極とを複数の内部電極として含む第1のコンデンサ部と、第3の内部電極と第4の内部電極とを複数の内部電極として含む第2のコンデンサ部とを有しており、複数の端子電極は、互いに電気的に絶縁された複数の第1及び第2の端子電極と、互いに電気的に絶縁された第3及び第4の端子電極とを含み、複数の第1及び第2の端子電極が形成された積層体の側面上において、複数の第1及び第2の端子電極が交互に配置されており、第1の内部電極は、複数の引き出し導体を介して複数の第1の端子電極それぞれと電気的に接続され、第2の内部電極は、複数の引き出し導体を介して複数の第2の端子電極それぞれと電気的に接続され、第3の内部電極は、引き出し導体を介して第3の端子電極に電気的に接続され、第4の内部電極は、引き出し導体を介して第4の端子電極に電気的に接続され、第3の内部電極と第4の内部電極とが、積層体の積層方向で互いに隣り合うように配置されるとともに、第1のコンデンサ部の静電容量と、第2のコンデンサ部の静電容量とが異なることを特徴とする。
これらの積層コンデンサは、静電容量の異なる第1及び第2のコンデンサ部を有するため、2つの共振周波数を持つ。その結果、この積層コンデンサでは、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。また、第1及び第2の内部電極は、第1及び第2の端子電極にそれぞれ引き出し導体を介して接続される。第1及び第2の端子電極は積層体の側面上で交互に配置されるため、第1の内部電極を第1の端子電極に接続させる引き出し導体を流れる電流と、第2の内部電極を第2の端子電極に接続させる引き出し導体を流れる電流とが互いに逆向きに流れる。そのため、これらの電流に起因して発生する磁界が相殺され、この積層コンデンサでは等価直列インダクタンスが低減されることとなる。このように、この積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスが低減されるとともに、広帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となっている。
また、第2のコンデンサ部の静電容量は、第1のコンデンサ部の静電容量に比べて小さいことが好ましい。この場合、第2のコンデンサ部によって、高周波数帯域での低インピーダンス化が実現される。
また、第2のコンデンサ部は、第3及び第4の内部電極を複数含み、複数の第3の内部電極と複数の第4の内部電極とは、交互に配置されていることが好ましい。第3及び第4の内部電極を複数有し、これらを交互に配置することで、第2のコンデンサ部の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部に所望の周波数帯域での低インピーダンス化を担わせることが可能となる。
本発明によれば、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンスである積層コンデンサを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。また、説明中、「上」及び「下」なる語を使用することがあるが、これは各図の上下方向に対応したものである。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る積層コンデンサC1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る積層コンデンサの斜視図である。図2は、第1実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
積層コンデンサC1は、図1に示すように、略直方体形状をした積層体1と、積層体1に形成された第1〜第4の端子電極3A〜3D、5A〜5D、7、9とを備える。第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dは、積層体1の互いに対向する側面1a、1b上に形成されている。第3及び第4の端子電極7、9は、積層体1の互いに対向する側面1c、1d上に形成されている。
第1の端子電極3A、3Bは、積層体1の側面1a上に形成されている。第1の端子電極3C、3Dは、側面1aと対向する積層体1の側面1b上に形成されている。第2の端子電極5A、5Bは、積層体1の側面1a上に形成されている。第2の端子電極5C、5Dは、側面1aと対向する積層体1の側面1b上に形成されている。
側面1a、1b上では、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dが交互に配置されている。すなわち、側面1a上では、側面1c側から側面1d側に向かって、第1の端子電極3A、第2の端子電極5A、第1の端子電極3B、第2の端子電極5Bがこの順で配置されている。側面1b上では、側面1c側から側面1d側に向かって、第1の端子電極3C、第2の端子電極5C、第1の端子電極3D、第2の端子電極5Dがこの順で配置されている。第1の端子電極3A〜3Dと第2の端子電極5A〜5Dとは、互いに電気的に絶縁されている。
第3の端子電極7は、積層体1の側面1c上に形成されている。第4の端子電極9は、側面1cと対向する積層体1の側面1d上に形成されている。第3の端子電極7と第4の端子電極9とは、互いに電気的に絶縁されている。
積層体1は、図2に示すように、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とを有する。積層体1は、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とが積層され、一体となって形成されている。
まず、第1のコンデンサ部11の構成について説明する。第1のコンデンサ部11は、複数(例えば、101層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各50層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。実際の積層コンデンサC1では、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各第1の内部電極21は、図2に示すように、矩形状を呈している。各第1の内部電極21は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。また、各誘電体層10も、図2に示すように、矩形状を呈している。
複数の第1の内部電極21にはそれぞれ、引き出し導体31A〜31Dが一つずつ形成されている。引き出し導体31A、31Bは、積層体1の側面1aに引き出されるように第1の内部電極21から伸びている。引き出し導体31C、31Dは、積層体1の側面1bに引き出されるように第1の内部電極21から伸びている。
各第1の内部電極21は、引き出し導体31A〜31Dを介して4つある第1の端子電極3A〜3Dのうちいずれか一つに電気的に接続されている。また、4つの第1の端子電極3A〜3Dはそれぞれ、複数の第1の内部電極21の少なくとも1つに電気的に接続されている。
具体的には、引き出し導体31Aが形成された第1の内部電極21は、この引き出し導体31Aを介して第1の端子電極3Aに電気的に接続される。引き出し導体31Bが形成された第1の内部電極21は、この引き出し導体31Bを介して第1の端子電極3Bに電気的に接続される。引き出し導体31Cが形成された第1の内部電極21は、この引き出し導体31Cを介して第1の端子電極3Cに電気的に接続される。引き出し導体31Dが形成された第1の内部電極21は、この引き出し導体31Dを介して第1の端子電極3Dに電気的に接続される。
各第2の内部電極23は、図2に示すように、矩形状を呈している。各第2の内部電極23は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。
複数の第2の内部電極23にはそれぞれ、引き出し導体33A〜33Dが一つずつ形成されている。引き出し導体33A、33Bは、積層体1の側面1aに引き出されるように第2の内部電極23から伸びている。引き出し導体33C、33Dは、積層体1の側面1bに引き出されるように第2の内部電極23から伸びている。
各第2の内部電極23は、引き出し導体33A〜33Dを介して4つある第2の端子電極5A〜5Dのうちいずれか一つに電気的に接続されている。また、4つの第2の端子電極5A〜5Dはそれぞれ、複数の第2の内部電極23の少なくとも1つに電気的に接続されている。
具体的には、引き出し導体33Aが形成された第2の内部電極23は、この引き出し導体33Aを介して第2の端子電極5Aに電気的に接続される。引き出し導体33Bが形成された第2の内部電極23は、この引き出し導体33Bを介して第2の端子電極5Bに電気的に接続される。引き出し導体33Cが形成された第2の内部電極23は、この引き出し導体33Cを介して第2の端子電極5Cに電気的に接続される。引き出し導体33Dが形成された第2の内部電極23は、この引き出し導体33Dを介して第2の端子電極5Dに電気的に接続される。
次に、第2のコンデンサ部13の構成について説明する。第2のコンデンサ部13は、複数(例えば、4層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各2層)の第3及び第4の内部電極25、27とを含む。第3及び第4の内部電極25、27は、積層体1の積層方向で互いに隣り合うように配置される。第3及び第4の内部電極25、27の積層数は、第1及び第2の内部電極21、23の積層数と異なる。特に、本実施形態で例示したように、第3及び第4の内部電極25、27の積層数の方が、第1及び第2の内部電極21、23より少ないことが好ましい。また、実際の積層コンデンサC1では、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各第3の内部電極25は、図2に示すように、矩形状を呈している。各第3の内部電極25は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。
複数の第3の内部電極25にはそれぞれ、引き出し導体35が一つずつ形成されている。引き出し導体35は、積層体1の側面1cに引き出されるように第3の内部電極25から伸びている。各第3の内部電極25は、引き出し導体35を介して第3の端子電極7に電気的に接続されている。
各第4の内部電極27は、図2に示すように、矩形状を呈している。各第4の内部電極27は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。
複数の第4の内部電極27にはそれぞれ、引き出し導体37が一つずつ形成されている。引き出し導体37は、積層体1の側面1dに引き出されるように第4の内部電極27から伸びている。各第4の内部電極27は、引き出し導体37を介して第4の端子電極9に電気的に接続されている。
第1のコンデンサ部11に含まれる第1及び第2の内部電極21、23はそれぞれ、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dと電気的に接続される。一方、第2のコンデンサ部13に含まれる第3及び第4の内部電極25、27はそれぞれ、第3及び第4の端子電極7、9と電気的に接続される。したがって、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とは並列に接続される関係となる。
積層コンデンサC1の等価回路図を図3に示す。積層コンデンサC1の等価回路は、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13との並列回路からなる。一般的に、コンデンサには残留インダクタンスと残留抵抗が存在する。そのため、図3に示すように、第1のコンデンサ部11の等価回路には静電容量C11のほか、インダクタンスL11及び抵抗R12が存在する。第2のコンデンサ部13の等価回路には静電容量C13のほか、インダクタンスL13及び抵抗R13が存在する。
第1及び第2のコンデンサ部11、13はそれぞれ、内部電極の積層数が異なり、静電容量が異なる。すなわち、積層コンデンサC1では、第1のコンデンサ部11に含まれる第1及び第2の内部電極21、23の積層数が、第2のコンデンサ部13に含まれる第3及び第4の内部電極25、27の積層数より大きい。したがって、第1のコンデンサ部11の静電容量C11は第2のコンデンサ部13の静電容量C13より大きい。
コンデンサのインダクタンスをL、静電容量をCとすると、コンデンサの共振周波数fは式(1)によって表される。式(1)より、第1のコンデンサ部11の共振周波数fと、第2のコンデンサ部13の共振周波数fとでは値が異なることがわかる。
f=1/2π・sqrt(L・C) …(1)
特に、第2のコンデンサ部13に含まれる第3及び第4の内部電極25、27の積層数が、第1のコンデンサ部11に含まれる第1及び第2の内部電極21、23の積層数より小さいと、共振周波数fは共振周波数fに比べて大きくなる。
図4に、積層コンデンサC1の周波数に関するインピーダンス特性を表すグラフを示す。図4に示したグラフの横軸は周波数(Hz)を表し、縦軸はインピーダンス(Ω)を表す。静電容量の大きい第1のコンデンサ部11単体のインピーダンス特性は、グラフG11、G12で表され、共振周波数fにのみインピーダンスが極小となる点を有する。第1のコンデンサ部11より静電容量の小さい第2のコンデンサ部13単体のインピーダンス特性は、グラフG13、G14で表され、共振周波数fにのみインピーダンスが極小となる点を有する。一方、静電容量の異なる第1及び第2のコンデンサ部11、13を並列接続してなる積層コンデンサC1のインピーダンス特性は、グラフG11、G14で表され、共振周波数f、fの双方にインピーダンスが極小となる点を有する。このように、積層コンデンサC1は静電容量の異なる第1及び第2のコンデンサ部11、13を有しているため、1つの静電容量をもつ場合と比べ、広い周波数帯域にわたってインピーダンスを低くすることが可能となる。
特に、積層コンデンサC1では、第2のコンデンサ部13の静電容量C13が、第1のコンデンサ部11の静電容量C11に比べて小さい。そのため、第2のコンデンサ部13の共振周波数fは第1のコンデンサ部11の共振周波数fより小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11だけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、積層コンデンサC1では、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dにそれぞれ引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dを介して接続される。また、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置される。そのため、第1の内部電極21を第1の端子電極3A〜3Dに接続させる引き出し導体31A〜31Dと第2の内部電極23を第2の端子電極5A〜5Dに接続させる引き出し導体33A〜33Dとは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。また、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流とでは、その向きは互いに逆向きとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺される。その結果、積層コンデンサC1の等価直列インダクタンスは低減される。
このように、積層コンデンサC1では、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、積層コンデンサC1では、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
(第2実施形態)
図5を参照して、第2実施形態に係る積層コンデンサの構成について説明する。第2実施形態に係る積層コンデンサは、第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部11A、11Bの間に位置する点で、第1実施形態に係る積層コンデンサC1と相違する。図5は、第2実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
第2実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体1は、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とを有する。第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部11A、11Bの間に位置するように積層され、これらのコンデンサ部11A、11B、13が積層され一体となって積層体1を形成する。
第1のコンデンサ部11A、11Bの構成について説明する。第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部の間に位置するので、第1のコンデンサ部11A、11Bは第2のコンデンサ部13の上下に位置される。そのため、第1のコンデンサ部の構成を便宜上、第2のコンデンサ部13を挟んで上に位置する第1のコンデンサ部11Aと下に位置する第1のコンデンサ部11Bとに区別して説明する。
第1のコンデンサ部11Aは、複数(例えば、51層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各25層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11A、11B、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。
第1のコンデンサ部11Bは、複数(例えば、50層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各25層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、積層方向に沿って、積層される。実際の第2実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第2実施形態に係る積層コンデンサでは、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とが並列に接続される関係となる。第1及び第2の内部電極21、23の積層数と第3及び第4の内部電極25、27の積層数とは異なるため、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11と第2のコンデンサ部13の静電容量C13とが異なる。そのため、第2実施形態に係る積層コンデンサでは、第1実施形態に係る積層コンデンサC1同様、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。
特に、第2実施形態に係る積層コンデンサでは、例示したように第1及び第2の内部電極21、23の積層数に比して、第3及び第4の内部電極25、27の積層数が少ない。そのため、第2のコンデンサ部13の静電容量C13は、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11に比べて小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11A、11Bだけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、第2実施形態に係る積層コンデンサでは、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第2実施形態に係る積層コンデンサは、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dを複数有し、これらは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置されている。そのため、第1及び第2の内部電極21、23を第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dにそれぞれ接続する引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺され、第2実施形態に係る積層コンデンサの等価直列インダクタンスは低減される。
このように、第2実施形態に係る積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、第2実施形態に係る積層コンデンサでは、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
なお、第2のコンデンサ部13内での第3及び第4の内部電極25、27の積層順は、例えば、第1実施形態に係る積層コンデンサC1のように第3の内部電極25、第2の内部電極27の順であっても、第2実施形態のように第4の内部電極27、第3の内部電極25の順であってもよい。
(第3実施形態)
図6を参照して、第3実施形態に係る積層コンデンサの構成について説明する。第3実施形態に係る積層コンデンサは、第2のコンデンサ部13に含まれる第3の内部電極25の積層数と第4の内部電極27の積層数とが異なる点で、第2実施形態に係る積層コンデンサと相違する。図6は、第3実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
第1のコンデンサ部11Aは、複数(例えば、5層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各2層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11A、11B、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。
第1のコンデンサ部11Bは、複数(例えば4層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば各2層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、積層方向に沿って、積層される。実際の第2実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第2のコンデンサ部13の構成について説明する。第2のコンデンサ部13は、複数(例えば、3層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される第3及び第4の内部電極25、27とを含む。第3及び第4の内部電極25、27は、積層体1の積層方向で互いに隣り合うように配置される。第3の内部電極25は、例えば1層である。第4の内部電極27は、第3の内部電極25とは異なる数(例えば、2層)である。第3及び第4の内部電極25、27は、積層方向に沿って積層される。実際の第3実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第3実施形態に係る積層コンデンサでは、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とが並列に接続される関係となる。第1及び第2の内部電極21、23の積層数と第3及び第4の内部電極25、27の積層数とは異なるため、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11と第2のコンデンサ部13の静電容量C13とが異なる。そのため、第3実施形態に係る積層コンデンサでは、第1実施形態に係る積層コンデンサC1同様、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。
特に、第3実施形態に係る積層コンデンサでは、例示したように第1及び第2の内部電極21、23の積層数に比して、第3及び第4の内部電極25、27の積層数が少ない。そのため、第2のコンデンサ部13の静電容量C13は、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11に比べて小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11だけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、第3実施形態に係る積層コンデンサでは、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第3実施形態に係る積層コンデンサは、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dを複数有し、これらは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置されている。そのため、第1及び第2の内部電極21、23を第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dにそれぞれ接続する引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺され、第3実施形態に係る積層コンデンサの等価直列インダクタンスは低減される。
このように、第3実施形態に係る積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、第3実施形態に係る積層コンデンサでは、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
また、第3実施形態に係る積層コンデンサのように、第2のコンデンサ部13が含む第3の内部電極25の積層数と第4の内部電極27の積層数とは、同じ数でなくてもよい。
(第4実施形態)
図7を参照して、第4実施形態に係る積層コンデンサの構成について説明する。第4実施形態に係る積層コンデンサは、複数の第1及び第2の内部電極それぞれが電気的に接続される第1及び第2の端子電極の数の点で、第1実施形態に係る積層コンデンサC1と相違する。図7は、第4実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
積層体1は、図7に示すように、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とを有する。積層体1は、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とが積層され、一体となって形成されている。
まず、第1のコンデンサ部11の構成について説明する。第1のコンデンサ部11は、複数(例えば、101層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各50層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。実際の第4実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
各第1の内部電極21は、図7に示すように、矩形状を呈している。各第1の内部電極21は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。また、各誘電体層10も、図7に示すように、矩形状を呈している。
複数の第1の内部電極21にはそれぞれ、4つの引き出し導体31A〜31Dが形成されている。引き出し導体31A、31Bは、積層体1の側面1aに引き出されるように第1の内部電極21から伸びている。引き出し導体31C、31Dは、積層体1の側面1bに引き出されるように第1の内部電極21から伸びている。
各第1の内部電極21は、4つの引き出し導体31A〜31Dを介して、4つの第1の端子電極3A〜3Dそれぞれと電気的に接続されている。すなわち、第1の内部電極21は、引き出し導体31Aを介して第1の端子電極3Aに、引き出し導体31Bを介して第1の端子電極3Bに、引き出し導体31Cを介して第1の端子電極3Cに、引き出し導体31Dを介して第1の端子電極3Dに電気的に接続されている。
各第2の内部電極23は、図7に示すように、矩形状を呈している。各第2の内部電極23は、積層方向と平行な積層体1の各側面1a〜1dから所定の間隔を有して位置している。
複数の第2の内部電極23にはそれぞれ、4つの引き出し導体33A〜33Dが形成されている。引き出し導体33A、33Bは、積層体1の側面1aに引き出されるように第2の内部電極23から伸びている。引き出し導体33C、33Dは、積層体1の側面1bに引き出されるように第2の内部電極23から伸びている。
各第2の内部電極23は、4つの引き出し導体33A〜33Dを介して、4つの第2の端子電極5A〜5Dそれぞれと電気的に接続されている。すなわち、第2の内部電極23は、引き出し導体33Aを介して第2の端子電極5Aに、引き出し導体33Bを介して第2の端子電極5Bに、引き出し導体33Cを介して第2の端子電極5Cに、引き出し導体33Dを介して第2の端子電極5Dに電気的に接続されている。
第4実施形態に係る積層コンデンサでは、第1のコンデンサ部11と第2のコンデンサ部13とが並列に接続される関係となる。第1及び第2の内部電極21、23の積層数と第3及び第4の内部電極25、27の積層数とは異なるため、第1のコンデンサ部11の静電容量C11と第2のコンデンサ部13の静電容量C13とが異なる。そのため、第4実施形態に係る積層コンデンサでは、第1実施形態に係る積層コンデンサC1同様、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。
特に、第4実施形態に係る積層コンデンサでは、例示したように第1及び第2の内部電極21、23の積層数に比して、第3及び第4の内部電極25、27の積層数が少ない。そのため、第2のコンデンサ部13の静電容量C13は、第1のコンデンサ部11の静電容量C11に比べて小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11だけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、第4実施形態に係る積層コンデンサでは、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第4実施形態に係る積層コンデンサは、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dを複数有し、これらは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置されている。そのため、第1及び第2の内部電極21、23を第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dそれぞれに接続する引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺され、第4実施形態に係る積層コンデンサの等価直列インダクタンスは低減される。
このように、第4実施形態に係る積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、第4実施形態に係る積層コンデンサでは、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量C13を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
(第5実施形態)
図8を参照して、第5実施形態に係る積層コンデンサの構成について説明する。第5実施形態に係る積層コンデンサは、第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部11A、11Bの間に位置する点で、第4実施形態に係る積層コンデンサと相違する。図8は、第5実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
第5実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体1は、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とを有する。第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部11A、11Bの間に位置するように、これらのコンデンサ部11A、11B、13が積層され一体となって積層体1を形成している。
第1のコンデンサ部11A、11Bの構成について説明する。第2のコンデンサ部13が第1のコンデンサ部の間に位置するので、第1のコンデンサ部11A、11Bは第2のコンデンサ部13の上下に位置される。そのため、第1のコンデンサ部の構成を便宜上、第2のコンデンサ部13を挟んで上に位置する第1のコンデンサ部11Aと下に位置する第1のコンデンサ部11Bとに区別して説明する。
第1のコンデンサ部11Aは、複数(例えば、51層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各25層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11A、11B、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。
第1のコンデンサ部11Bは、複数(例えば、50層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各25層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、積層方向に沿って積層される。実際の第5実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第5実施形態に係る積層コンデンサでは、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とが並列に接続される関係となる。第1及び第2の内部電極21、23の積層数と第3及び第4の内部電極25、27の積層数とは異なるため、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11と第2のコンデンサ部13の静電容量C13とが異なる。そのため、第5実施形態に係る積層コンデンサでは、第1実施形態に係る積層コンデンサC1同様、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。
特に、第5実施形態に係る積層コンデンサでは、例示したように第1及び第2の内部電極21、23の積層数に比して、第3及び第4の内部電極25、27の積層数が少ない。そのため、第2のコンデンサ部13の静電容量C13は、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11に比べて小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11だけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、第5実施形態に係る積層コンデンサでは、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第5実施形態に係る積層コンデンサは、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dを複数有し、これらは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置されている。そのため、第1及び第2の内部電極21、23を第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dにそれぞれ接続する引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺され、第5実施形態に係る積層コンデンサの等価直列インダクタンスは低減される。
このように、第5実施形態に係る積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、第5実施形態に係る積層コンデンサでは、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
なお、第2のコンデンサ部13内での第3及び第4の内部電極25、27の積層順は、例えば、第1実施形態に係る積層コンデンサC1のように第3の内部電極25、第2の内部電極27の順であっても、第5実施形態のように第4の内部電極27、第3の内部電極25の順であってもよい。
(第6実施形態)
図9を参照して、第6実施形態に係る積層コンデンサの構成について説明する。第6実施形態に係る積層コンデンサは、第2のコンデンサ部13に含まれる第3の内部電極25の積層数と第4の内部電極27の積層数とが異なる点で、第5実施形態に係る積層コンデンサと相違する。図9は、第6実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
第1のコンデンサ部11Aは、複数(例えば、5層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば、各2層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、第1及び第2のコンデンサ部11A、11B、13が積層される方向(以下、積層方向という)に沿って、積層される。
第1のコンデンサ部11Bは、複数(例えば4層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される複数(例えば各2層)の第1及び第2の内部電極21、23とを含む。第1及び第2の内部電極21、23は、積層方向に沿って、積層される。実際の第2実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第2のコンデンサ部13の構成について説明する。第2のコンデンサ部13は、複数(例えば、3層)の誘電体層10と、誘電体層10を介して交互に配置される第3及び第4の内部電極25、27とを含む。第3及び第4の内部電極25、27は、積層体1の積層方向で互いに隣り合うように配置される。第3の内部電極25は、例えば1層である。第4の内部電極27は、第3の内部電極25とは異なる数(例えば、2層)である。第3及び第4の内部電極25、27は、積層方向に沿って積層される。実際の第6実施形態に係る積層コンデンサでは、誘電体層10の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第6実施形態に係る積層コンデンサでは、第1のコンデンサ部11A、11Bと第2のコンデンサ部13とが並列に接続される関係となる。第1及び第2の内部電極21、23の積層数と第3及び第4の内部電極25、27の積層数とは異なるため、第1のコンデンサ部11A、11Bの静電容量C11と第2のコンデンサ部13の静電容量C13とが異なる。そのため、第6実施形態に係る積層コンデンサでは、第1実施形態に係る積層コンデンサC1同様、広い周波数帯域にわたっての低インピーダンス化が可能となる。
特に、第6実施形態に係る積層コンデンサでは、例示したように第1及び第2の内部電極21、23の積層数に比して、第3及び第4の内部電極25、27の積層数が少ない。そのため、第2のコンデンサ部13の静電容量C13は、複数の第1のコンデンサ部11A、11Bすべてによって形成される静電容量C11に比べて小さくなる。したがって、第2のコンデンサ部13は第1のコンデンサ部11だけではインピーダンス特性を良好にできない高周波数帯において、低インピーダンス化を担うこととなる。その結果、第6実施形態に係る積層コンデンサでは、高周波数帯域においてもインピーダンスを低下させることが可能となる。
第6実施形態に係る積層コンデンサは、第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dを複数有し、これらは積層体1の側面1a、1b上で交互に配置されている。そのため、第1及び第2の内部電極21、23を第1及び第2の端子電極3A〜3D、5A〜5Dにそれぞれ接続する引き出し導体31A〜31D、33A〜33Dは、積層体1の側面1cから側面1dに向かう方向で、交互に配置されることとなる。したがって、引き出し導体31A〜31Dを流れる電流に起因して発生する磁界と、引き出し導体33A〜33Dを流れる電流に起因して発生する磁界とが相殺され、第6実施形態に係る積層コンデンサの等価直列インダクタンスは低減される。
このように、第6実施形態に係る積層コンデンサでは、等価直列インダクタンスの低減を図りつつ、広帯域にわたって低インピーダンス化を図ることが可能となる。
また、第6実施形態に係る積層コンデンサでは、交互に配置された第3及び第4の内部電極25、27の積層数によって、第2のコンデンサ部13の静電容量を変えることができる。その結果、第2のコンデンサ部13では、高周波数帯域に所望の共振周波数を有することが可能となる。
また、第6実施形態に係る積層コンデンサのように、第2のコンデンサ部13が含む第3の内部電極25の積層数と第4の内部電極27の積層数とは、同じ数でなくてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態及び変形例に限定されるものではない。例えば、誘電体層10の積層数、第1及び第2の内部電極21、23の積層数、及び第3及び第4の内部電極25、27の積層数は、上述した実施形態に記載された数に限られない。また、端子電極3A〜3D、5A〜5D、7、9の数も、上述した実施形態に記載された数に限られない。第1及び第2の端子電極は2つ以上であればよく、第3及び第4の端子電極は1つ以上であればよい。また、第1のコンデンサ部11、11A、11B及び第2のコンデンサ部13の積層方向での位置は、上述した実施形態に記載された位置に限られない。また、第1のコンデンサ部11、11A、11Bに含まれる第1の内部電極21の数と第2の内部電極23の数とは、必ずしも同じでなくてもよい。また、第2のコンデンサ部13に含まれる第3の内部電極25の数と第4の内部電極27の数とは、必ずしも同じでなくてもよい。
第1実施形態に係る積層コンデンサの斜視図である。 第1実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。 第1実施形態に係る積層コンデンサの等価回路図である。 第1実施形態に係る積層コンデンサの周波数に関するインピーダンス特性を表すグラフである。 第2実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。 第3実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。 第4実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。 第5実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。 第6実施形態に係る積層コンデンサに含まれる積層体の分解斜視図である。
符号の説明
C1…積層コンデンサ、1…積層体、3A〜3D…第1の端子電極、5A〜5D…第2の端子電極、7…第3の端子電極、9…第4の端子電極、10…誘電体層、11、11A、11B…第1のコンデンサ部、13…第2のコンデンサ部、21…第1の内部電極、23…第2の内部電極、25…第3の内部電極、27…第4の内部電極、31A〜31D、33A〜33D、35、37…引き出し導体

Claims (3)

  1. 複数の誘電体層と複数の内部電極とが交互に積層された積層体と、当該積層体の側面上に形成された複数の端子電極と、を備えた積層コンデンサであって、
    前記積層体は、それぞれ交互に配置される複数の第1の内部電極と複数の第2の内部電極とを前記複数の内部電極として含む2つの第1のコンデンサ部と、第3の内部電極と第4の内部電極とを前記複数の内部電極として含む第2のコンデンサ部とを有しており、
    前記複数の端子電極は、互いに電気的に絶縁された複数の第1及び第2の端子電極と、互いに電気的に絶縁された第3及び第4の端子電極とを含み、
    前記複数の第1及び第2の端子電極が形成された前記積層体の側面上において、前記複数の第1及び第2の端子電極が交互に配置されており、
    前記第2のコンデンサ部は、前記2つの第1のコンデンサ部の間に位置し、
    前記2つの第1のコンデンサ部に含まれる前記複数の第1の内部電極はそれぞれ、引き出し導体を介して前記複数の第1の端子電極のうちいずれか1つのみに電気的に接続されるとともに、前記複数の第1の端子電極はそれぞれ、前記複数の第1の内部電極の少なくとも1つに電気的に接続され、
    前記2つの第1のコンデンサ部に含まれる前記複数の第2の内部電極はそれぞれ、引き出し導体を介して前記複数の第2の端子電極のうちいずれか1つのみに電気的に接続されるとともに、前記複数の第2の端子電極はそれぞれ、前記複数の第2の内部電極の少なくとも1つに電気的に接続され、
    前記第3の内部電極は、引き出し導体を介して前記第3の端子電極のみに電気的に接続され、
    前記第4の内部電極は、引き出し導体を介して前記第4の端子電極のみに電気的に接続され、
    前記第3の内部電極と前記第4の内部電極とが、前記積層体の積層方向で互いに隣り合うように配置されるとともに、
    前記第1のコンデンサ部の静電容量と、前記第2のコンデンサ部の静電容量とが異なることを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 前記第2のコンデンサ部の静電容量は、前記第1のコンデンサ部の静電容量に比べて小さいことを特徴とする請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第2のコンデンサ部は、前記第3及び第4の内部電極を複数含み、
    前記複数の第3の内部電極と前記複数の第4の内部電極とは、交互に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層コンデンサ。
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