JP4296292B2 - 流体軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、二つの部材間に介在する流体の圧力によって、部材を支持する流体軸受に関する。
二つの部材の間を流体で満たし、流体の圧力によって、一方の部材を他方の部材に対して支持する流体軸受が知られている。流体軸受には、部材間に、あらかじめ圧力を高めてある流体を供給する静圧軸受と、二つの部材の相対移動によって流れる流体を、この流体自身の流れによって狭い部分に押し込めるようにして圧力を発生させる動力学的な軸受がある。後者の軸受においては、流体が押し込められる「狭い」空間を形成するために、二つの部材の間隔を大きくすることはできない。また、前者、後者双方の軸受において、流体の圧力が逃げないようにするために、二つの部材の間隔を大きくすることができない。したがって、二つの部材間の間隔が変動するような場合、あらかじめ変動分を見込んで間隔を大きく設定しておくことができない。
下記特許文献1においては、そのスラスト軸受において一方の部材を弾性的に支持して部材間の間隔の変化に対応する構成が示されている。すなわち、軸と共に回転するスラストディスクと、回転方向に固定された流体フォイル部材の間に、動力学的に流体圧を発生させるスラスト軸受において、流体フォイル部材の背面を複数枚のスプリングフォイル部材により支持し、このスプリングフォイル部材が弾性変形することにより、流体フォイル部材の変位を許容する構成が示されている。この構成によれば、軸受を構成し、相対移動する二つの部材の一方の変位に追従して他方の部材が変位することができるので、あらかじめこれら二つの部材の間隔を狭く設定することができる。
特開平10−61660号公報
前述の特許文献1に記載された軸受においては、流体フォイル部材、すなわち圧力を発生する流体に接し、背面より弾性的に支持される部材は、薄板で構成され、剛性が低い。このため、この部材は、流体の圧力が高くなると、この圧力によって変形し、流体の圧力を発生するために決定されている所期の形状を正確に保つことができない。よって、この部材を含む軸受は、形状が変形しないときに期待される許容荷重よりも低減するため、比較的大きな許容荷重を達成できないし、大きな許容荷重を得ようとすれば、大きな軸受面積が必要となり、高速回転に制約があり、実用できないという問題があった。
また、動圧を利用した流体軸受一般に言えることであるが、動圧を発生するための流体を十分に供給すること、大きな動圧を発生することなどの要求がある。
流体軸受の流体に接する部材の、流体の圧力による変形を抑制するのに有利な構成を提供する。軸受内の流体の圧力を高めるのに好適な構成を提供する。
また、流体を軸受部分に効率的に供給し、また効率的に動圧を発生することに有利な軸受の構造を提供する。
本発明の流体軸受は、流体を介して対向する二つの部材の一方を弾性的に支持することによって、二つの部材間の間隔の変化を吸収し、間隔の変動を抑制する。前記二つの部材のうち軸と一体となって回転する回転部材に対向する軸受部は、前記回転部材に対向する軸受面を有する前記軸と同軸の略円環板形状の対向部材と、前記対向部材の軸受面の反対側の面に相対する相対面を有する基部材と、前記基部材に対して前記対向部材を軸方向に移動を許容するよう弾性支持する弾性部材と、を有する。弾性支持され、流体に接する部材の剛性を十分高くし、流体の圧力による変形を抑制する。すなわち、流体に接する部材は、これを支持する弾性部材の剛性より十分大きいものであり、これによって、もう一方の部材の変位は、弾性部材の変形により吸収される一方、部材の圧力を発生させるための形状は、部材の高い剛性によって維持される。さらに、前記基部材は、前記対向部材と同一外径の円環板であって、かつ前記相対面を有する背面支持円板を含み、前記対向部材と前記背面支持円板は、それらの外周面に周方向に延びる外周溝を有し、さらに、前記外周溝を架け渡すように係合される断面がコの字形の円環形状のクリップを有する。
本発明の流体軸受をスラスト軸受として適用する場合、流体を介して対向する二つの部材を略円環板形状とし、これらの部材の対向する面の一方に、半径方向に延び、その内側端が半径方向内側に向けて開放している放射溝と、周方向の一端が前記放射溝に連続しており、他端が隔離されている凹部を設けることができる。流体が内周より放射溝を通って凹部に供給される。放射溝の外周端が、これが設けられた部材の円環外周より内側となるようにして、流体を放射溝より凹部に効率的に送るようにすることができる。放射溝が外周縁まで達するようにして、その外側端部の開口断面積を、内側端部の開口断面積より 小さくしておくことにより、流体を凹部に効率的に送るようにすることもできる。また、放射溝をほぼ一定の断面積として、外周縁まで達するようにした場合には、放射溝が設けられた部材を囲うように配置した外周リングにより、放射溝の外側開口部の少なくとも一部を覆うようにして、流体の流れの一部をせき止め、凹部に流れやすくすることができる。
前記凹部についても、その外側が、これが設けられた部材の円環外周より内側に位置するようにし、流体が外側に逃げないようにして効率よく圧力を発生させることができる。また、外側を円環外周まで達するようにした場合は、凹部が設けられた部材を囲うように配置した外周リングにより、流体が逃げないようにすることができる。また、凹部の深さは内周側で深く、外周側で浅くすることも好適である。特に、凹部の底を2段の階段状とし、内周側の段が深く、外周側の段を浅くすることができる。浅い部分は、軸の回転速度が低いときに有効に圧力が高くなり、深い部分は、回転速度が高いときに大きな圧力が発生する。このように、凹部の深さを半径方向に異ならせることで、より広い回転数域で、大きな動圧効果を有効に得ることができる。
二つの部材間を満たした流体は、回転部材に引きずられて周方向に流れを生じる。そのとき、部材間の隙間には速度勾配が生じ、回転部材側が高くなる。流体の圧力は、速度に比例するので回転部材側に放射溝と凹部を形成した方がより高い圧力を発生する。一方、回転することにより遠心力が発生し、隙間内の流体は半径方向外側にも流れようとする。圧力発生は放射溝から凹部にかけての周方向流れによりなされるので、放射溝の圧力が高まれば、より高い圧力が発生する。したがって、放射溝の外周側の端を開放しないようにしたり、一部を塞いで開放断面積を小さくして、放射溝内で遠心力により放射溝内の圧力を高めるようにする。
本発明の流体軸受で、スラスト軸受を構成する場合、一方の部材を弾性支持する支持点は、その部材の流体の圧力を受ける面の半径方向内側の端付近であることが好ましい。軸に固定された部材の変位は、半径方向外側で大きく、内側で小さいため、内側にて支持した方が、変位によく対応することができる。
本発明の流体軸受で、スラスト軸受を構成する場合、二つの部材は平行、あるいは両者間の隙間を半径方向外側で小さくすることが好ましい。二つの部材間で発生する流体の圧力は、半径方向外側で大きくなる。それに対応して部材が変位し、半径方向の隙間が大きくなる。それに対して、あらかじめ半径方向の隙間を小さくしておけば、圧力による変位が生じても隙間を平行に保つことができる。
本発明の流体軸受は、圧縮した流体を二つの部材の内周側から供給することにより、許容荷重を大きくすることができる。圧縮した流体を供給することによる静圧効果により部材間の隙間の圧力が増加し、かつ部材間の相対移動による動圧効果をも高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、本発明の実施形態の流体軸受が適用されたターボチャージャ10の概略構成を示す断面図である。図面の向かって左側がコンプレッサ12、右側がタービン14を構成する。コンプレッサ12とタービンに共通のシャフト16の左端にはコンプレッサインペラ18、右端にはタービンロータ20が固定され、三者が一体となって回転する。コンプレッサ12とタービン14の間の部分のシャフト16にラジアル軸受22が構成される。また、コンプレッサ12の背面側にスラスト軸受24が構成される。ラジアル軸受22は、図示するように比較的軸長の短い軸受を2個離して配置する他に、軸長の長い1個を配置するようにしてもよい。
スラスト軸受24は、シャフト16に同軸に固定され、これと一体に回転する回転円板26と、ケーシング28に回転方向の動きが規制されて支持される軸受部30,32より構成される。二つの軸受部30,32は、回転円板26を挟むようにして配置され、回転円板26、すなわちシャフト16およびインペラ18,ロータ20の軸方向の動きを規制している。回転円板26の前面側(図中左側)の軸受部30(以下、前面軸受部30と記す)は、ケーシングに固定される軸受基部34と、ばねにより弾性支持され回転円板26に対向する前面対向円板36を含む。ばねによる支持構造の詳細については後述する。一方回転円板26の後面側(図中右側)の軸受部32(以下、後面軸受部32と記す)は、ケーシング28に固定される後面対向円板38を含む。後面対向円板38は、前面対向円板36と同様、回転円板26に対向しているが、前面対向円板36のような弾性支持はなされておらず、ケーシング28に対して回転方向にも軸方向にも、動かないように固定されている。
回転円板26と前面および後面対向円板36,38との互いに対向する面は、この対向する面に挟まれた領域の流体に圧力を発生するような形状となっており、この圧力によって、回転円板26などの軸方向の動きが規制され、位置決めが達成されている。この形状については、後に詳述する。
図2は、スラスト軸受を構成する前面および後面軸受部30,32と回転円板26を分解して示した斜視図である。また、図3は、前面対向円板36の支持構造の詳細を示す図である。前面対向円板36は、ケーシング28に固定される軸受基部34に対し、円環板状のばね40を介して支持されている。さらに、詳しく説明すれば、ばね40は、その内周付近で、軸受基部34に対し、内側リング42を介してビス44にて固定され、一方、外周付近において、前面対向円板36に対し、外側リング46を介してビス48にて固定される。この構造により、前面対向円板36は、回転方向の動きを規制され、一方で、軸方向の動きまたは軸の傾きについては、ばね40の弾性により許容される。
ターボチャージャ10を運転する場合、シャフト16は、コンプレッサ12側すなわち左向きにスラストを受ける。このため、回転円板26は基本的に前面対向円板36側に接近し、こちらの間隙が、後面対向板38側より狭くなる。すなわち、シャフト16の振れ回りによる回転円板26と間隙の変動は、前面側の方が影響が大きく、本実施形態の装置においては、前面側の軸受部30に弾性支持構造を設けている。したがって、他の装置において、後面側に影響が大きく出るのであれば、こちらに弾性支持構造を設けることもでき、また、運転状態により影響が出る面が変わるような場合など、前面側、後面側両方に設けることも可能である。
図2に示されるように、前面および後面対向円板36,38の、回転円板26に対向する面には、凹部又は溝が形成されている。すなわち、内周から外周のやや手前まで半径方向に延びる放射溝50と、内周と外周の中間付近に略円弧状または略弓形に設けられた凹部としてのポケット溝52を有している。図4および図5には、これらの溝の詳細が示されている。図5は、図4に示すX−X線、すなわち後面対向円板36と同心の円弧による断面図である。放射溝50は、内周側の端は、前面対向円板36の内周の縁に達しているが、外周の縁には達していない。これによって、放射溝50内の流体が、回転による遠心力によって外周側に逃げることが押さえられる。ポケット溝52は、流体の流れに対して、放射溝50の下流側に延び、この溝周囲の外周側、内周側そして下流側に壁面54が構成される。
回転円板26は、図4(a)において矢印Aで示す左回りに回転し、この回転によって、回転円板26と前面対向円板36の間に介在する流体が引きずられて、矢印Aの方向に回転する。この流体の流れが図5の矢印Bで示されている。また、前面対向円板36の内側から、放射溝50によってポケット溝52に供給された流体も、周方向の流れによって、矢印Cの向きに流れる。ポケット溝52の底面は、図5に示すように流体の流れに沿って徐々に浅くなるように傾斜が付けられており、壁面54に達する。流体は、このくさび状に、そして段差が設けられて、狭められていく空間に、押し込まれるように流れていき、これにより圧力Pが発生する。この圧力Pが回転円板36、すなわちシャフト16を軸方向に支持する力となる。このとき、ポケット溝52の内周側、外周側にそれぞれ壁面54が設けられており、これにより流体の流れにより発生する圧力が、流れの側方に逃げることを抑えている。
後面対向円板38にも前面対向円板36と同様の放射溝、ポケット溝が形成されている。回転円板26が、軸方向より二つの対向円板36,38に狭持され、これらの円板の軸受を構成する面に形成された溝形状により発生する圧力により、シャフト16が軸方向に支持される。
本実施形態において、ポケット溝52は、流体の流れに沿って徐々に浅くなるように構成されているが、同一の深さに形成されてもよい。
本実施形態によれば、軸または回転部材と、軸受部との互いに対向する面のいずれか一方に、周囲よりくぼむように設けられたポケットと、このポケットが設けられた面と同一の面に、その面の縁よりポケット溝の前記流体の流れに関して上流側の縁に至るように設けられた溝と、を有する流体軸受が提供される。
弾性支持される前面対向円板36は、ばね40より十分に大きな剛性を有しており、流体に発生する圧力による変形は、ばね40に生じるものが前面対向円板36のものより十分に大きい。すなわち、前面対向円板36は、ばね40に対して剛体とみなせる程度に十分な剛性となっている。前面対向円板36は、実質的に剛体であるので、放射溝50、ポケット溝52を含め、その表面の形状が流体の圧力によってほとんど変形せず、安定して圧力を発生し、スラスト力を支持することができる。
この実施形態においては、軸受を構成する面のうち固定されている面、すなわち前面および後面対向円板36,38の回転円板26に対向する面に、圧力を発生する溝を形成したが、回転する側の面、すなわち回転円板26の面に溝を形成することもできる。その場合は、図4(b)に示すように、内周部に円環状の溝53を付加する。これにより放射溝の内側端が内周に向けて開放し、流体が放射溝50に、内周側より滑らかに流れ込むのを助ける。
また、溝の形状は、流れの方向に、流れの断面積が小さくなるような形状であって、流体がそこに押し込められて圧力が発生されるようになれば、どのような形状であってもよい。
図6は、対向円板の支持構造の他の例を示す図であり、また図3に対応して描かれている。回転円板26に対向して、図3の前面対向円板36に対応する対向円板56が配置されている。対向円板56は、図3に示す軸受基部34に対応する軸受基部58に固定された背面支持板60に弾性支持されている。背面支持円板60は、ビス62により軸受基部58に固定され、回転方向にも軸方向にもこれと一体となっている。対向円板56および背面支持円板60は、同一の外径を有する円環板であり、その外周面には周方向に延びる外周溝64,66が形成されている。この二つの外周溝64,66を架け渡すように断面がコの字形をした、円環形状のクリップ68が係合されている。また、対向円板56と背面支持円板60の間には、断面が図示するような略S字形で全体として円環形状のばね70が配置されている。このばね70を押し縮めるようにした状態で、対向円板56と背面支持円板60の外周を前述のクリップ68で止め、これらの円板が結合される。図示するように、これらの円板56,60は結合された状態で間隙が形成されており、この間隙によって対向円板56の、軸の倒れを含む軸方向の動きが許容される。対向円板56には、前述の前面対向円板36と同様の放射溝とポケット溝が設けられている。また、回転円板26側にこれらの溝を設けることも可能である。
図7〜10には、対向円板の表面形状の他の例が示されている。対向円板236は、前述の対向円板36と類似の構成を有する。すなわち、放射溝250と、表面にくぼんで設けられたポケット溝252を有している。放射溝250は、対向円板236の内側縁まで達し、ここで内周側に向けて開放している。一方、放射溝250の外周側の端は、対向円板236の外側の縁まで達しているが、図8およびZ−Z線断面図である図9に示すように、外周側の開放断面積は内周側より小さくなっている。すなわち、放射溝250は、内周側は深く彫られた深溝部250aとなっており、外周側は浅く彫られた浅溝部250bとなっている。浅溝部250bは、対向円板236の外周縁近傍に設けられており、放射溝250を流れる流体をある程度せき止めて、圧力を発生させている。また、放射溝250の外周側において、溝の断面積を小さくするには、図9に示した深さを変える手法以外のものを採用することができる。例えば、溝の幅を狭めることも可能である。
図10には、ポケット溝252の図7に示すY1−Y1線断面が示されている。図示されるように、ポケット溝252も内周側と外周側でその深さが異なっている。すなわち、内周側の深溝部252aと、外周側の浅溝部252bを有する、半径方向に2段の階段形状となっている。周方向の流れによる動圧は、回転速度を高めていくと、まず浅い部分で発生し、高速となってから深い部分で発生する。高速域において、大きな圧力を発生するのは、深い部分である。本実施形態では、外周側を浅溝部252bとして、径方向外側で圧力を高め、回転円板の振れを抑える力をより外側に発生するようにしている。これにより、低回転時の振れを効率よく抑制するようにしている。また、深溝部252aを内側に設け、高回転時に内側で大きな力を発生するようにして、回転円板26、対向円板236に加わる曲げモーメントを小さくし、これらの円板の変形を抑制している。
図11,12には、対向円板の表面形状のさらに他の例が示されている。対向円板336も、前述の対向円板36と類似の構成を有し、放射溝250と、凹部としてのポケット溝352を有している。放射溝250は、図7等に示したものと全く同様であり、その説明を省略する。ポケット溝352は、その外側の端が対向円板336の外周縁まで達している。また、図12のY2−Y2線断面図に示されるように、前述のポケット溝252と同様に2段の階段状の構成を有する。内側の深溝部352aに対して、外側の浅溝部352bが、流体が外側に流れ出るのを阻止するように機能し、深溝部352aでの動圧発生を確保している。浅溝部352bより外周へと逃げる流体は、対向円板352の外側に、その外周にわずかの隙間を持ってリングを配置することによって阻止することができる。
図7,図11等に示した対向円板の表面形状は、回転円板に適用することも可能である。この場合、図4(b)に示したように、円環溝を設け、流体が放射溝に流れ込みやすいようにすることが好適である。
図13には、対向円板436と軸受基部434の配置の例を示す図である。基本的には、図3に示した配置に準じているが、対向円板436の放射溝450と、対向円板436の外周と軸受基部434の関係が前述の例と異なる。放射溝450は、対向円板436の外周縁まで達している。また、軸受基部434の、対向円板436の外周に面するリング状の部分(以下、リング部434aと記す)は、対向円板436とわずかの隙間を持って位置している。放射溝450の外側の開口に対しては、隙間の狭い部分(図中左側)と、隙間の広い部分(右側)を形成するように、段が形成されている。放射溝450の開口
部分の断面積を制御して、放射溝内の流体の流れを制御する。これにより、放射溝の外側の端部の加工が容易となる。また、リング部434aが対向円板436に近接しているために、例えば、図11などに示したようにポケット溝が対向円板の外周縁まで達している場合であっても、ポケット溝内の流体が外周側に逃げることを防止できる。また、回転円板に放射溝を設けた場合であっても適用できる。
図14には、対向円板536の表面形状の更に他の例が示されている。放射溝550、ポケット溝552が湾曲している。この例は、前述した例と逆に流体は図中時計回りに旋回する。放射溝およびポケット溝が湾曲しているのは、外側の部分で、流体の周方向の速度成分により内側に向かう流れを形成して、半径方向外側に向かう流れを抑え、動圧を効率よく発生させるためである。
次に、ラジアル軸受22(図1参照)の構成について説明する。図15〜図17は、ラジアル軸受22の構成を示す図である。図15は軸を含む断面、図16は軸直交断面、図17は軸受面を展開した状態を示す図である。シャフト16には、これと同軸に、円筒の外周面をもつスリーブ72が固定され、シャフト16と一体となって回転する。スリーブ72を囲うようにして外周軸受部74が、ケーシング28に設けられている。外周軸受部74は、スリーブ72の外周面に対向する軸受面を有する対向円筒76と、ケーシング28に固定結合される軸受基部78を有し、さらに軸受基部78に対して対向円筒76を弾性支持するためのばね80を有している。ばね80は、軸受基部78の内周面と、対向円筒76の外周面との間に配置され、ばね鋼の薄板を円環状に形成し、周方向所定の間隔で凹凸が設けられた形状となっている。ばね80により対向円筒76を弾性支持することにより、シャフト16の半径方向の移動、振れ回り等の倒れを吸収することができる。
対向円筒76の内周面82は、対向円筒76とスリーブ72の間隙にある流体に圧力を発生させる形状となっている。具体的には、軸方向に延びる軸方向溝84と、略方形のポケット溝86が形成されている。これらの溝は、前述したスラスト軸受24における放射溝50とポケット溝52に対応し、軸方向溝84は流体を供給し、ポケット溝86に、スリーブ72の回転によって送り込まれる流体により圧力が発生する。また、対向円筒76は、前述の対向円板36と同様、ばね80に対して十分な剛性を持っており、流体に発生した圧力による変形は、わずかであり、圧力の不均一による変位は、ばね80が弾性変形することにより担われる。
ジアル軸受22、スラスト軸受24において、圧力発生を担う流体は、気体、特に空気である。コンプレッサ12により圧縮された空気が、コンプレッサインペラ18の出口付近より通路88および背面ケーシング90と軸受基部34の隙間を通って、前面軸受部30の内周側に導かれる。ここから、放射溝50に入り、回転円板26と前面対向円板36の間に供給される。また、後面軸受部32とラジアル軸受22には、ケーシング28に設けられた通路92により空気が供給される。後面軸受部32においても放射溝により空気が軸受内に導かれる。ラジアル軸受22においては、軸方向溝84により軸受内に空気が導入される。


図18は、スラスト軸受の他の構成例を示す図である。回転円板100に対向して、弾性支持される対向円板102が配置されている。これらの円板の対向する面の一方には、前述の前面対向円板36と同様の溝が形成されている。回転円板100および対向円板102は、外周に向かって厚みが増している。発生する圧力が外周側で大きくなるのに対応して、対向円板102は外周側でより大きく、回転円板100から離れるように変形する。この変形を打ち消すようにあらかじめ外周側の間隔を小さくするように、厚みの変化を持たせている。図10においては、回転円板100、対向円板102の双方について厚みを変化させているが、一方のみとすることも可能である。
図19は、スラスト軸受の更に他の構成例を示す図である。回転円板104に対向して、弾性支持される対向円板106が配置されている。これらの円板の対向する面の一方には、前述の前面対向円板36と同様の溝が形成されている。対向円板106は、その最も内周側で支持部108により支持されている。支持部108は弾性を有しており、これがたわむと対向円板106が変位する。この変位は、内周側を支持されているので、外周側の変位が大きくなる。一方、回転円板104にシャフトの振れ回りによる倒れが発生した場合、回転円板104の各部の軸方向の変位は、外周が大きくなる。前述のように対向円板106は、外周でより大きくなるので、回転円板104の倒れに対し、より有効に変位して、回転円板104との接触が防止される。
図20は、スラスト軸受の更に他の構成例を示す図である。回転円板110に対向して、支持部材112にて弾性支持される対向円板114が配置されている。支持部材112は、略L字形であり、その短辺がハウジングに固定され、長辺が対向円板114の内周近傍に固定されている。この構成においても、図11と同様、対向円板114の外周側が自由端となり、より大きな変位が許容され、回転円板110の振れ回りを吸収することができる。
図21は、本発明にかかる流体軸受を採用した装置の他の例である。図21は、マイクロガスタービンの、コンプレッサ120とタービン122を固定しているシャフト126に、発電機128を取り付けた装置である。ラジアル軸受130が発電機128の前後に配置され、スラスト軸受132は発電機128の前側、すなわちコンプレッサ120側に配置される。ラジアル軸受130とスラスト軸受132の構成は、それぞれ前述のラジアル軸受22とスラスト軸受24のものと同一であり説明は省略する。
図22は、本発明にかかる流体軸受を採用した装置のさらに他の例である。図22は、電気モータ140とこれに駆動されるコンプレッサ142を含む装置である。電気モータ140の前後にシャフトを支持するラジアル軸受144が配置される。また、コンプレッサ142のインペラの背面にスラスト軸受146が、更にその後方にラジアル軸受148が配置される。個々のラジアル軸受144,148およびスラスト軸受146の構成は、それぞれ前述のラジアル軸受22とスラスト軸受24のものと同一であり説明は省略する。
図23には、本発明にかかる流体軸受を採用した装置のさらに他の例であるタービン発電機が示されている。タービン発電機は、発電機150とこれを駆動するタービン152を含む装置である。発電機の前後にシャフトを支持するラジアル軸受154が配置される。また、タービンのロータ背面にスラスト軸受156が配置される。個々のラジアル軸受およびスラスト軸受の構成は、前述のラジアル軸受、スラスト軸受と同様である。
本発明の流体軸受の実施形態が適用されたターボチャージャの概略構成を示す図である。 本実施形態のスラスト軸受の分解斜視図である。 前面対向円板36の支持構造の詳細を示す断面図である。 前面対向円板36の表面(軸受面)または回転円板の表面の形状を示す図である。 前面対向円板36の断面図である。 他の前面対向板56の支持構造を示す断面図である。 さらに他の前面対向円板236の表面(軸受面)の形状を示す図である。 図7の部分詳細図である。 図8のZ−Z線断面図である。 図7のY1−Y1線断面図である。 さらに他の前面対向円板336の表面(軸受面)の形状を示す図である。 図11の2−Y2線断面図である。 対向円板436と軸受基部434の位置関係を示す図である。 さらに他の前面対向円板536の表面(軸受面)の形状を示す図である。 本実施形態のラジアル軸受の軸を含む断面図である。 図15のラジアル軸受の軸直交の断面図である。 図15のラジアル軸受の対向円筒76の内周面を展開した状態を示す図である。 スラスト軸受の支持構造に関する他の構成を示す図である。 スラスト軸受の支持構造に関する更に他の構成を示す図である。 スラスト軸受の支持構造に関する更に他の構成を示す図である。 本発明の流体軸受が適用された装置の他の例を示す図である。 本発明の流体軸受が適用された装置の更に他の例を示す図である。 本発明の流体軸受が適用された装置の更に他の例を示す図である。
符号の説明
10 ターボチャージャ、12 コンプレッサ、14 タービン、16 シャフト、22 ラジアル軸受、24 スラスト軸受、26 回転円板、28 ケーシング、30 前面軸受部、32 後面軸受部、34 軸受基部、36 前面対向円板、38 後面対向円板、40 ばね、50 放射溝、52 ポケット溝、72 スリーブ、74 外周軸受部、76 対向円筒、78 軸受基部、80 ばね、84 軸方向溝、86 ポケット溝。

Claims (14)

  1. 軸と一体となって回転する、前記軸と同軸の略円環板形状の回転部材と、前記回転部材と軸方向に対向して配置される軸受部とを有し、前記回転部材と前記軸受部とは相対移動し、これらの間に介在する圧縮性流体を介して軸を支持する流体軸受であって、
    前記軸受部は、
    前記回転部材に対向する軸受面を有する前記軸と同軸の略円環板形状の対向部材と、
    前記対向部材の軸受面の反対側の面に相対する相対面を有する基部材と、
    前記基部材に対して前記対向部材を軸方向に移動を許容するよう弾性支持する弾性部材と、
    を有し、
    前記対向部材は剛体であって、前記弾性部材により弾性支持されることによって、前記回転部材の変位に追従可能となっており
    前記基部材は、前記対向部材と同一外径の円環板であって、かつ前記相対面を有する背面支持円板を含み、
    前記対向部材と前記背面支持円板は、それらの外周面に周方向に延びる外周溝を有し、
    さらに、前記外周溝を架け渡すように係合される断面がコの字形の円環形状のクリップ
    を有する、
    流体軸受。
  2. 請求項1に記載の流体軸受であって、
    前記回転部材と前記対向部材の互いに対向する面の一方に、半径方向に延び、その内側端が半径方向内側に向けて開放している放射溝と、周方向の一端が前記放射溝に連続しており、他端が隔離されている凹部を有している、
    流体軸受。
  3. 請求項2に記載の流体軸受であって、前記放射溝の外側端が、これが設けられた前記回転部材または前記対向部材の外周縁の内側かつ前記凹部の外周縁より外側に位置する、流体軸受。
  4. 請求項2に記載の流体軸受であって、前記放射溝の外側端が、これが設けられた前記回転部材または前記対向部材の外周縁に開放している、流体軸受。
  5. 請求項4に記載の流体軸受であって、前記放射溝の外側端の開放部断面積が、内側端の開放部断面積より小さい、流体軸受。
  6. 請求項4に記載の流体軸受であって、
    前記放射溝が設けられた前記回転部材または前記対向部材の外周を囲んで配置される外周リングを有し、
    前記外周リングが、前記放射溝の外側端の開放部の一部を覆い、開放部断面積を小さくしている、
    流体軸受。
  7. 請求項2に記載の流体軸受であって、前記凹部の外側端が、これが設けられた前記回転部材または前記対向部材の外周縁より内側に位置する、流体軸受。
  8. 請求項2に記載の流体軸受であって、前記凹部の外側端が、これが設けられた前記回転部材または前記対向部材の外周縁に達している、流体軸受。
  9. 請求項7または8に記載の流体軸受であって、前記凹部の深さが、内周側が深く、外周側が浅い、流体軸受。
  10. 請求項9に記載の流体軸受であって、前記凹部の底面が、半径方向に2段の階段状となっている、流体軸受。
  11. 請求項2に記載の流体軸受であって、
    前記放射溝と前記凹部は、前記回転部材に設けられ、
    前記回転部材は、前記凹部の内側に、これと離れて配置される円環溝を更に有し、
    前記放射溝の内側端は前記円環溝に達している、
    流体軸受。
  12. 請求項1に記載の流体軸受であって、
    前記対向部材は、前記回転部材と略平行となるよう配置された板状部材である、
    流体軸受。
  13. 請求項1に記載の流体軸受であって、
    前記対向部材は、両者の隙間が半径方向外側で小さくなるように配置された板状部材で構成された流体軸受。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の流体軸受であって、圧縮された流体が前記回転部材と前記軸受部とで形成される隙間に軸受部の内周側から供給され、この隙間を外周側に向かって流れる、
    流体軸受。
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