JP4295434B2 - ケラチン繊維に永続的な形を与えるための方法および調製物 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、ケラチンのジスルフィド結合の還元的切断および酸化的再生によってケラチン繊維(より詳しくはヒト毛髪)を永続的に変形させるための方法、ならびにこの方法に好適な調製物に関する。
【0002】
(背景技術)
ケラチン繊維の永続的な変形は、通常、繊維を機械的に変形させ、そして好適な補助剤でその変形を固定することによって行われている。その変形前および/または変形後において、繊維はケラチン還元物質の水性調製物で処理され、そして所定の接触時間の後に水または水溶液で洗浄される。別の工程において、繊維は酸化剤の水性調製物で処理される。一定の接触時間の後、酸化剤もまた洗浄して除かれ、そして機械的な変形補助具(カーラー、ローラー)が繊維から除かれる。
【0003】
ケラチン還元剤の水性調製物は、通常の場合にはアルカリ性にされており、その結果、一方では十分なチオール官能基が脱プロトン化され、他方では繊維は膨潤して、ケラチン還元物質がより深く繊維内に浸透できるようになる。ケラチン還元物質により、ケラチンのジスルフィド結合の一部が-SH基に切断され、その結果、ペプチド結合が緩められ、そしてその機械的な変形によって繊維を伸ばすことにより、ケラチンの構造が再配向させられる。酸化剤の影響下において、ジスルフィド結合が再生され、そしてこのようにして、ケラチンの構造が受けた変形が固定される。問題としているタイプの知られているプロセスは、ヒト毛髪の永続的なウエーブ形成である。このプロセスは、直毛においてカールおよびウエーブを生じさせるために、そしてまたカールした毛髪をまっすぐにするために適用することができる。
【0004】
残念なことに、この方法で行われた毛髪の永続的なウエーブ形成の好ましくない副作用は、多くの場合、毛髪がもろくなり、つやを失うことである。さらに、濡れた時および乾燥時のくし通り性、触感、柔軟性、滑らかさ、光沢および引裂き強度などの他の性質もまた、有害な影響を受けることが多い。
【0005】
従って、この状況を改善しようとする試みが数多くなされてきた。
還元溶液の対応する改変は、ウエーブ形成性能を一般に満足できないものにしている。ストラクチュラント、ポリマー、フィルム形成剤および架橋樹脂などの知られている添加剤の添加、あるいは中性pHまたは微酸性pHへの調製物の調整は、毛髪に対して及ぼされる損傷を低下させることができるが、毛髪は、その構造が多少なりとも弱められたままである。さらなる後処置による毛髪の手入れは毛髪の性質を再度改善し得るが、これは、さらに多くの時間がかかり、そして一般には少なくとも1つの他の配合物の使用を伴う。
【0006】
従って、言及された望ましくない副作用がさらに低下されているか、または完全に除去されている、ケラチン繊維を永続的に変形させるための方法を見出すことが依然として求められていた。
【0007】
(発明の開示)
今回、驚くべきことに、変形させたケラチン繊維の性質における著しい改善(改善されたくし通り性および状態など)が、変形処理プロセスにおいて使用する少なくとも1つの調製物を多相調製物として調製し、かつ特殊な化合物を含有させる場合に達成され得ることが見出された。
【0008】
従って、本発明は、繊維を機械的な変形処理の前および/またはその後においてケラチン還元物質の水性調製物で処理し、一定の接触時間の後に第1の洗浄液で洗浄し、酸化剤の水性調製物で固定し、そしてやはり一定の接触時間の後に洗浄および必要に応じて後処理することを含んで成る、ケラチン繊維を永続的に変形するための方法に関する。この方法は、前記の2つの水性調製物の少なくとも一方または第1の洗浄液が、2相系または多相系の形態であって、これが、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換されることを特徴とする。
【0009】
下記の用語が以下使用される:
・「ウエーブローション」、これはケラチン還元物質の水性調製物を意味し、
・「中間洗浄液」、これは第1の洗浄液を意味し、そして
・「固定剤」、これは酸化剤の水性調製物を意味する。
【0010】
本発明による方法において、ウエーブローション、中間洗浄液および/または固定剤は、2相系または多相系として調製される。本発明に従って使用される2相系または多相系は、少なくとも2つの異なる連続相が存在する系である。そのような系の例は、下記の相を含有する調製物である。
・互いに分かれて存在する水性相および非水性相
・分かれて存在する水性相および2つの非水性非混和相
・水中油型エマルションおよび別個の非水性相
・油中水型エマルションおよび別個の水性相
連続相が1つだけ存在する系、例えば、単なる水中油型エマルションまたは油中水型エマルションなどは、本発明の範囲における2相系ではない。
【0011】
本発明による方法において使用される2相系または多相系を含有する配合物は、それらが均一な形態でケラチン繊維に適用されたときにのみ、その完全な作用を発揮する。この目的のために、配合物は、機械的な作用によって、例えば、それらを収容している容器を手で単に振とうすることによって均一な系に変換される。ケラチン繊維に均一に適用することを確実にするために、この均一な状態は、個々の相が再形成される前、十分な時間にわたってそのまま維持されなければならない。本発明による教示には、境界層、すなわち個々の相の形成が観測者に見えるまで少なくとも20秒間(より詳細には少なくとも30秒間)、この均一な状態が安定に持続すれば十分であることがわかっている。
【0012】
水に加えて、本発明に従って使用される2相系および多相系は、必須成分として、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する。
【0013】
本発明に従って使用される好適な油成分は、原理的には、任意の油および脂肪化合物、ならびに固体のパラフィンおよびワックスとのそれらの混合物である。好ましい油成分は、水における溶解度が20℃で1重量%未満(より詳細には0.1重量%未満)である油成分である。個々の油成分または脂肪成分の融点は、好ましくは約40℃未満である。室温(すなわち、約25℃未満)で液体である油成分は、本発明の目的のためには特に有利であり得る。しかし、複数の油成分および脂肪成分ならびに必要に応じて固体のパラフィンおよびワックスが使用される場合、これらの油成分および脂肪成分ならびに必要に応じて使用されたパラフィンおよびワックスの混合物がこれらの条件を満たしさえすれば、通例十分である。
【0014】
油成分の好ましい群は植物油である。そのような油の例には、杏仁油、アボカード油、ヒマワリ油、オリーブ油、ダイズ油、ナタネ油、アーモンド油、ホホバ油、オレンジ油、コムギ胚芽油、桃仁油、およびココナッツ油の液体画分が挙げられる。しかし、牛脂の液体画分などの他のトリグリセリド、および合成トリグリセリド油もまた好適である。
【0015】
本発明に従って使用される好適な油成分の別の特に好ましい群は、液体のパラフィン油および合成炭化水素であり、そしてまた、合計で12個〜36個の炭素原子(より詳細には12個〜24個の炭素原子)を含有するジ-n-アルキルエーテル、例えば、ジ-n-オクチルエーテル、ジ-n-デシルエーテル、ジ-n-ノニルエーテル、ジ-n-ウンデシルエーテル、ジ-n-ドデシルエーテル、n-ヘキシル-n-オクチルエーテル、n-オクチル-n-デシルエーテル、n-デシル-n-ウンデシルエーテル、n-ウンデシル-n-ドデシルエーテルおよびn-ヘキシル-n-ウンデシルエーテル、およびジ-tert-ブチルエーテル、ジイソペンチルエーテル、ジ-3-エチルデシルエーテル、tert-ブチル-n-オクチルエーテル、イソペンチル-n-オクチルエーテルおよび2-メチルペンチル-n-オクチルエーテルである。市販の製品として入手可能な化合物である1,3-ジ-(2-エチルヘキシル)シクロヘキサン(Cetiol(登録商標)S)およびジ-n-オクチルエーテル(Cetiol(登録商標)OE)を好ましく使用できる。
【0016】
本発明に従って使用される好適な他の油成分は、脂肪酸エステルおよび脂肪アルコールエステルである。脂肪酸と、3個〜24個の炭素原子を含有するアルコールとのモノエステルが好ましい。この群の化合物は、8個〜24個の炭素原子を含有する脂肪酸、例えば、カプロン酸、カプリル酸、2-エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸ならびにそれらの工業用混合物(例えば、天然油脂の加圧加水分解、またはRoelenオキソ合成からのアルデヒドの還元、または不飽和脂肪酸の二量体化において得られる)と、アルコール、例えば、イソプロピルアルコール、グリセロール、カプロンアルコール、カプリルアルコール、2-エチルヘキシルアルコール、カプリンアルコール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、リノリルアルコール、リノレニルアルコール、エレオステアリルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコールおよびブラシジルアルコールならびにそれらの工業用混合物(例えば、油脂に基づく工業用メチルエステルまたはRoelenオキソ合成から得られるアルデヒドの高圧水素添加において得られ、そして不飽和脂肪アルコールの二量体化におけるモノマー画分として得られる)とのエステル化反応の生成物である。本発明により、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸C16 〜 18アルキルエステル(Cetiol(登録商標)SN)、ステアリン酸2-エチルヘキシルエステル(Cetiol(登録商標)868)、オレイン酸セチル、グリセロールトリカプリレート、ココ脂肪アルコールカプレート/カプリレート、およびステアリン酸n-ブチルが特に好ましい。
【0017】
本発明に従って使用される好適な他の油成分は、アジピン酸ジ-n-ブチル、アジピン酸ジ-(2-エチルヘキシル)、コハク酸ジ-(2-エチルヘキシル)、およびアゼライン酸ジイソトリデシルなどのジカルボン酸エステル、ならびにエチレングリコールジオレエート、エチレングリコールジイソトリデカノエート、プロピレングリコールジ-(2-エチルヘキサノエート)、プロピレングリコールジイソステアレート、プロピレングリコールジペラルゴネート、ブタンジオールジイソステアレート、およびネオペンチルグリコールジカプリレートなどのジオールエステル、ならびに例えばジアセチルグリセロールモノステアレートなどの複合エステルである。
【0018】
最後に、本発明のために好ましく使用される他の油成分は、シリコーン油であり、より詳細には、ジアルキルシロキサンおよびアルキルアリールシロキサンであり、例えば、ジメチルポリシロキサンおよびメチルフェニルポリシロキサンならびにそのアルコキシル化アナログおよび第四級化アナログなどである。そのようなシリコーン油の例は、DC190、DC200およびDC1401の名称でDow Corningによって販売されている製品であり、Dow Corningの市販製品のDC344およびDC345であり、Q2-7224(製造者:Dow Corning;安定化されたトリメチルシリルアモジメチコーン)、Dow Corning(登録商標)929エマルション(ヒドロキシルアミノ修飾型シリコーンを含有し、これはアモジメチコーンとしても知られている)、SN-2059(製造者:General Electric)、SLM-55067(製造者:Wacker)、ならびにAbil(登録商標)Quat3270および3272(製造者:Th. Goldschmidt;ジ第四級ポリジメチルシロキサン、Quaternium-80)である。
【0019】
最後に、本発明に従って使用される好適な他の油成分は、特にここに引用するるドイツ国特許出願公開DE-OS 197 101 54に詳しく記載されている炭酸ジアルキルである。炭酸ジオクチル類(より詳細には炭酸ジ-2-エチルヘキシル)は、本発明のために好ましい油成分である。
【0020】
本発明により、水混和性の低いアルコールは、言及された油成分の代替物として、あるいは言及された油成分に加えて使用することができる。
「水混和性の低いアルコール」は、(水の重量に基づいて)10重量%以下が20℃で水に溶解するアルコールであることが理解される。
【0021】
多くの場合、トリオールおよび特にジオールは、本発明のために特に好適であることが明らかにされている。4個〜20個(より詳細には4個〜10個)の炭素原子を含有するアルコールを本発明に従って使用することができる。本発明に従って使用されるアルコールは、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状であり得る。本発明に従って使用される好適なアルコールの例には、1-ブタノール、シクロヘキサノール、1-ペンタノール、デカノール、オクタノール、オクテノール、ドデセノール、デセノール、オクタジエノール、ドデカジエノール、デカジエノール、オレイルアルコール、エルシルアルコール、リシノリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、アラキジルアルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコールおよびベヘニルアルコールおよびそれらのGuerbetアルコールが挙げられる(この列挙は、純粋に例示的であり、本発明を決して限定するものではない)。しかし、これらの脂肪アルコールは、好ましくは天然の脂肪酸に由来し、通常、脂肪酸のエステルから還元によって得られる。本発明により、天然に存在するトリグリセリド(牛脂、パーム油、ピーナッツ油、ナタネ油、綿実油、ダイズ油、ヒマワリ油および亜麻仁油など)の還元、または対応するアルコールとのそのエステル交換反応生成物から形成される脂肪酸エステルの還元によって製造され、従って種々の脂肪アルコールの混合物を表す脂肪アルコール画分を使用することもまた可能である。
【0022】
本発明により、好ましいアルコールは、2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、1-ブタノール、シクロヘキサノール、1-ペンタノールおよびブタン-1,2-ジオールである。2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、1-ブタノールおよびシクロヘキサノールが特に好ましい。
【0023】
水性相および非水性相は、1:200〜1:1(好ましくは1:40〜1:5、より好ましくは1:20〜1:10)の重量比で、本発明による方法において使用される配合物中に存在する。いくつかの非水性相が提供される場合、これらの数字は、非水性相に全体として適用される。
【0024】
本発明による教示はまた、多相調製物を2つまたはそれ以上の別々に作製された出発調製物から使用直前に作製する本発明方法の実施形態をも包含する。この実施形態は、非適合性が大きい成分の場合には好まれ得る。
【0025】
本発明はまた、本発明による方法を行うために使用される調製物に関する。
ケラチン繊維を永続的に変形させるための方法において、これらの調製物は、還元工程を行うために、あるいは酸化工程を行うために、あるいは還元工程の後で洗浄するために使用され、そして原理的には、本発明による条件(2相系または多相系の存在および迅速な混和性)が満足されるならば、そのような調製物の典型的な成分のいずれかを含有することができる。
本発明による方法は、好ましくは、ヒトの毛髪を永続的にウエーブ処理するか、またはまっすぐにするために使用される。
【0026】
本発明による方法の1つの好ましい実施形態において、ウエーブローションが、上に述べた2相系または多相系の形態で調製される。驚くべきことに、この方法で調製されたウエーブローションは、同じ量の特定のケラチン還元成分についてはるかに強力なウエーブ作用を有することが見出された。同様に、本発明に従って調製されていないウエーブローションで達成されるウエーブ化性能が、本発明ではケラチン還元物質の量が明らかに少ないウエーブローションで達成され得る。これは、毛髪および頭皮の両方にとって有益である。
【0027】
さらに、ウエーブローションを2相系または多相系として調製することによって、着香に関わる様々な困難さを明瞭に軽減させ得ることが見出された。ウエーブローションの必須成分(ケラチン還元性チオ化合物、必要に応じてアンモニアまたはアルカノールアミンなどのアルカリ)のにおいはほとんどの使用者には受け入れられないので、着香は実際には不可欠である。問題は、これらのウエーブローションにおける芳香成分はほとんどが貯蔵において不安定であるということである。従って、そのようなローションのための香料選択は極めて制限される。今回、驚くべきことに、本発明による2相系または多相系が使用された場合、数多くの他の芳香成分をウエーブローションに安定に配合できることが見出された。さらなる芳香成分は、本発明に従って構成された固定液に安定に配合されることもまた見出された。本発明による2相系および多相系を含有する中間洗浄液の場合、芳香成分を配合するために乳化剤または可溶化剤を多くの場合に使用する必要がないことが見出された。
【0028】
従って、第2の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の還元工程を行うための調製物であって、ケラチン還元物質および典型的な成分を含有する調製物に関する。これは、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多相系の形態で存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0029】
本発明によるウエーブローションは、ケラチン還元物質として知られているメルカプタンを必須成分として含有する。そのような化合物の例には、チオグリコール酸、チオ乳酸、チオリンゴ酸、メルカプトエタンスルホン酸ならびにそれらの塩およびエステル、システアミン、システイン、Bunte塩、および亜硫酸の塩が挙げられる。チオグリコール酸および/またはチオ乳酸のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩ならびに遊離酸が特に好適である。それらは、ウエーブローションにおいて、好ましくは0.5〜1.0モル/kgの濃度で、そして5〜12(より好ましくは7〜9.5)のpH値で使用される。このpH値を調節するために、本発明によるウエーブローションは、通常、アンモニア、アルカリ金属およびアンモニアの炭酸塩および炭酸水素塩、またはモノエタノールアミンのような有機アミンなどのアルカリ化剤を含有する。
【0030】
さらに、本発明によるウエーブローションは、例えば下記のような、そのウエーブ力を高める成分を含有することができる:
・複素環化合物、例えば、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジン、ジオキソラン、ジオキサン、モルホリンおよびピペラジンならびにこれらの化合物の誘導体(例えば、C1 〜 4アルキル誘導体、C1 〜 4ヒドロキシアルキル誘導体およびC1 〜 4アミノアルキル誘導体など)など。複素環系の炭素原子および窒素原子の両方において存在し得る好ましい置換基は、メチル基、エチル基、β−ヒドロキシエチル基およびβ−アミノエチル基である。本発明によると、複素環化合物の好ましい誘導体は、例えば、1-メチルイミダゾール、2-メチルイミダゾール、4(5)-メチルイミダゾール、1,2-ジメチルイミダゾール、2-エチルイミダゾール、2-イソプロピルイミダゾール、N-メチルピロリジン、1-メチルピペリジン、4-メチルピペリジン、2-エチルピペリジン、4-メチルモルホリン、4-(2-ヒドロキシエチル)モルホリン、1-エチルピペラジン、1-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン、1-(2-アミノエチル)ピペラジンである。本発明によると、他の好ましいイミダゾール誘導体は、ビオチン、ヒダントインおよびベンゾイミダゾールである。イミダゾールが特に好ましい。
【0031】
・アミノ酸、例えば、特にアルギニン、シトルリン、ヒスチジン、オルニチンおよびリジンなど。これらのアミノ酸は、遊離のアミノ酸として、そして例えば塩酸塩のような塩として使用することができる。言及されたアミノ酸の含有量の高い(>50%、より詳細には>70%)平均して2個〜3個のアミノ酸を有するオリゴペプチドもまた、本発明に従った使用のために好適であることが明らかにされている。本発明により、アルギニンおよびアルギニン塩およびアルギニンが多いオリゴペプチドが特に好ましい。
・ジオール、例えば、2-エチルヘキサン-1,3-ジオール、ブタン-1,3-ジオール、ブタン-1,4-ジオール、プロパン-1,2-ジオール、プロパン-1,3-ジオール、ネオペンチルグリコールおよびエチレングリコールなど。1,3-ジオール、より詳細には、2-エチルヘキサン-1,3-ジオールおよびブタン-1,3-ジオールは、特に好適であることが明らかにされている。
【0032】
ウエーブ力を高めるこれらの成分に関するさらなる情報はドイツ国特許出願公開DE-OS 44 36 065および欧州特許EP-B1 36057 (これらを特にここに引用する) に見出すことができる。
ウエーブ力を高める化合物は、本発明によるウエーブローションにおいて、ウエーブローション全体に基づいて0.5〜5重量%の量で存在し得る。1〜4重量%の量、そしてジオールの場合には0.5〜3重量%の量が十分であることが明らかにされたので、これらの量が特に好ましい。
【0033】
第3の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の酸化工程を行うための調製物であって、酸化剤および典型的な成分を含有する調製物に関する。この調製物は、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多相系の形態で存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0034】
本発明の固定用調製物の必須成分は、酸化剤であり、例えば、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化水素、および水性の過酸化水素調製物を安定化させるために通常的に使用されている安定化剤などである。通常の場合には約0.5〜15重量%のH2O2を含有し、そして即用形態の場合には通例約0.5〜3重量%のH2O2を含有するそのような水性過酸化水素調製物のpH値は、好ましくは2〜6の範囲内であり、より好ましくは2〜4の範囲内である。pH値は、無機酸によって調節され、好ましくはリン酸によって調節される。臭素酸塩に基づく固定用調製物は、臭素酸塩を通常の場合には1〜10重量%の濃度で含有し、溶液のpH値は4〜7のpHに調節される。酸化剤(より詳細にはH2O2)を含有するとしても極く少量含有する、酵素(例えば、ペルオキシダーゼ)を含有する固定用調製物もまた好ましい。
【0035】
第4の実施形態において、本発明は、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の還元工程後の洗浄用の調製物であって、典型的な成分を含有する洗浄用調製物に関する。この洗浄用調製物は、少なくとも1つの油成分、および/または水混和性の低い少なくとも1つのアルコールを含有する2相系または多相系の形態で存在し、機械的な作用によって均一な系に変換され得る。
【0036】
本発明による調製物が、タンパク質加水分解物およびその誘導体から選択される毛髪手入れ成分を含有することが有利であることもまた見出された。
好適なタンパク質加水分解物は、特に、エラスチン、コラーゲン、ケラチン、ミルクタンパク質、絹タンパク質、ダイズタンパク質、アーモンドタンパク質、エンドウマメタンパク質、ジャガイモタンパク質、オートムギタンパク質、トウモロコシタンパク質およびコムギタンパク質の加水分解物である。本発明により、植物に基づく生成物を好ましく使用できる。
【0037】
タンパク質加水分解物の好適な誘導体は、特に、それらと脂肪酸および脂肪酸混合物(オレイン酸、ミリスチン酸、ウンデシレン酸、ココ脂肪酸およびアビエチン酸など)との縮合生成物である。これらの縮合生成物は、塩の形態で、より詳細には、ナトリウム塩、カリウム塩およびトリエタノールアミン塩の形態で提供してもよい。
【0038】
他の好適な誘導体は、第四級化されたタンパク質加水分解物である。このクラスの化合物の例は、Lamequat(登録商標)L(CTFA名:ラウリルジモニウムヒドロキシプロピルアミノ加水分解動物タンパク質;Gruenau)、Croquat(登録商標)WKPおよびGluadin(登録商標)WQの名称で市販されている製品である。これらの製品の最後の物は、植物に基づいており、好ましいと考えられる。タンパク質誘導体は、本発明による調製物において、調製物全体に基づいて、好ましくは0.1〜10重量%の量で、より好ましくは0.1〜5重量%の量で存在する。
【0039】
さらに、本発明による調製物は、少なくとも1つのコンディショニング剤を含有する。
好ましいコンディショニング剤はカチオン性ポリマーである。カチオン性ポリマーは通例、第四級窒素原子を例えばアンモニウム基として有するポリマーである。好ましいカチオン性ポリマーの例を次に挙げる:
【0040】
・Celquat(登録商標)およびPolymer JR(登録商標)の名称で市販されている第四級化セルロース誘導体。好ましい第四級化セルロース誘導体は、Celquat(登録商標)H100、Celquat(登録商標)L200およびPolymer JR(登録商標)400である。
・第四級基を有するポリシロキサン。
・ジメチルジアリルアンモニウム塩のポリマー、並びにアクリル酸およびメタクリル酸のエステルおよびアミドとのそのコポリマー。このようなカチオン性ポリマーの例は、Merquat(登録商標)100(ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド))およびMerquat(登録商標)550(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミドコポリマー)の名称の市販品である。
・ビニルピロリドンとジアルキルアミノアクリレートおよびメタクリレートの第四級化誘導体とのコポリマー、例えば硫酸ジエチルで第四級化したビニルピロリドン/ジメチルアミノメタクリレートコポリマー。このような化合物は、Gafquat(登録商標)734、およびGafquat(登録商標)755の名称で市販されている。
・Luviquat(登録商標)の名称で市販されている、ビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウムメトクロリドコポリマー。
・第四級化ポリビニルアルコール。
・Polyquaternium 2、
Polyquaternium 17、
Polyquaternium 18、および
Polyquaternium 27
の名称で知られる、ポリマー主鎖に第四級窒素原子を有するポリマー。
【0041】
他の適当なコンディショニング剤は、いわゆる両性ポリマーである。両性ポリマーは、両性のポリマー、すなわち分子内に遊離のアミノ基と遊離の−COOHまたは−SO3Hの両方を含み、分子内塩を形成しうるポリマー;分子内に第四級アンモニウム基と−COO−または−SO3 −基とを含む双性イオン性ポリマー;および−COOHまたは−SO3H基と第四級アンモニウム基とを含むポリマーである。本発明に従って使用するのに適する両性ポリマーの1例は、Amphomer(登録商標)の名で入手できるアクリル樹脂、すなわちt−ブチルアミノエチルメタクレートと、N−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−アクリルアミドと、アクリル酸、メタクリル酸およびそれらの単純なエステルからなる群から選択する2種またはそれ以上のモノマーとのコポリマーである。他の好ましい両性ポリマーは、不飽和カルボン酸(たとえばアクリル酸およびメタクリル酸)、カチオン性の不飽和カルボン酸誘導体(たとえば、塩化アクリルアミドプロピル=トリメチル=アンモニウム)および、場合により他のイオン性またはノニオン性モノマー(たとえば、DE−OS 39 29 973およびその中に引用されている先行文献に開示されているもの)から成る。本発明によると、特に好ましい両性ポリマーは、アクリル酸、メチルアクリレートおよびメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロリドのターポリマーで、Merquat(登録商標)2001Nの名称で市販されているもの、および市販生成物Merquat(登録商標)280である。
カチオン性および両性ポリマーは、本発明の調製物中に、調製物全体に対して好ましくは0.1〜5重量%の量で存在する。
【0042】
コンディショニング剤として適当なシリコーン油およびシリコーンゴムは、とりわけジアルキルおよびアルキルアリールシロキサン、例えばジメチルポリシロキサンおよびメチルフェニルポリシロキサン、並びにそれらのアルコキシル化および第四級化類似体である。そのようなシリコーンの例は、Dow CorningからDC190、DC200およびDC1401の名称で市販されている生成物、および市販生成物Fancorsil(登録商標)LIM−1である。
本発明によると、他の適当なコンディションニング剤は、カチオン性シリコーン油、例えば市販生成物であるQ2−7224(製造者:Dow Corning; 安定化したトリメチルシリルアモジメチコン)、Dow Corning(登録商標)929 エマルジョン(アモジメチコンとしても知られるヒドロキシルアミノ修飾シリコーンを含有)、SN−2059(製造者:General Electric)、SLM−55067(製造者:Wacker)、並びにAbil(登録商標)−Quat3270および3272(製造者:Th. Goldschmidt; ジ第四級ポリジメチルシロキサン、Quaternium−80)である。適当なアニオン性シリコーン油は、Dow Corning(登録商標)1784である。
【0043】
本発明の調製物中にコンディショニング剤として使用するのに適当なカチオン性界面活性剤の例は、とりわけ、第四級アンモニウム化合物である。好ましいカチオン性界面活性剤は、次のようなハロゲン化アンモニウム(とりわけ、塩化および臭化アンモニウム)である: アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリドおよびトリアルキルメチルアンモニウムクロリド、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリドおよびトリセチルメチルアンモニウムクロリド。更に、易生分解性の第四級エステル化合物、いわゆる「エステルクォート(esterquat)」、例えばメチルヒドロキシアルキルジアルコイルオキシアルキルアンモニウムメトスルフェート[Dehyquart(登録商標)およびStepantex(登録商標)の商品名で市販されている]も使用し得る。
アルキルアミドアミン、とりわけ脂肪酸アミドアミン、例えばTego Amid(登録商標)S18として市販されているステアリルアミドプロピルジメチルアミンは、好ましいコンディショニング効果を示し、しかも、とりわけ易生分解性である。
【0044】
更に、本発明の調製物に特に好ましい外観を付与するために、各相を色素で着色することが有利であり得る。そのような色素は、目に見える着色をもたらす量で水相のみ、または少なくとも一つの非水性相のみに可溶であることが好ましい。非水性相と水相とを異なる色素で(好ましくは異なる色に)着色することも可能である。しかし、非水性相のみに着色することが好ましい。
【0045】
本発明の調製物における他の通常の成分を次に挙げる:
・アニオン性界面活性剤、例えば石鹸、アルキルスルフェートおよびアルキルポリグリコールエーテルスルフェート、式: R−O−(CH2CH2O)x−CH2−COOH[式中、Rは炭素数10〜22の直鎖アルキル基であり、x=0または1〜16である。]で示されるエーテルカルボン酸の塩、アシルサルコシド、アシルタウリド、アシルイセチオネート、スルホコハク酸モノ−およびジアルキルエステル、直鎖アルカンスルホネート、直鎖α−オレフィンスルホネート、α−スルホ脂肪酸メチルエステル、酒石酸およびクエン酸、アルキルグリコシドまたは炭素数8〜22の脂肪アルコールにエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド約2〜15分子が付加した生成物の形態のアルコールとのエステル。
・双性イオン性界面活性剤、例えばベタインおよび2−アルキル−3−カルボキシメチル−3−ヒドロキシエチルイミダゾリン。
【0046】
・両性界面活性剤、例えばN−アルキルグリシン、N−アルキルプロピオン酸、N−アルキルアミノ酪酸、N−アルキルイミノジプロピオン酸、N−ヒドロキシエチル−N−アルキルアミドプロピルグリシン、N−アルキルタウリン、N−アルキルサルコシン、2−アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸。
・ノニオン性界面活性剤、例えば、炭素数8〜22の直鎖脂肪アルコール、炭素数12〜22の脂肪酸、およびアルキル基の炭素数8〜15のアルキルフェノールの、エチレンオキシド2〜30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モル付加物、グリセロールのエチレンオキシド1〜30モル付加物の、C12-22脂肪酸モノエステルおよびジエステル、C8-22アルキルモノ−およびオリゴグリコシド並びにそれらのエトキシル化類似体、ヒマシ油および水素化ヒマシ油のエチレンオキシド5〜60モル付加物。
【0047】
・ノニオン性ポリマー、例えばビニルピロリドン/ビニルアクリレートコポリマー、ポリビニルピロリドン、およびビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリマー。
・アニオン性ポリマー、例えばポリアクリル酸およびポリメタクリル酸、それらの塩、それらとアクリレートおよびメタクリレート並びにアクリル酸およびメタクリル酸アミドとのコポリマー、多官能性剤で架橋することにより得られるそれらの誘導体、ポリオキシカルボン酸、例えばポリケト−およびポリアルデヒドカルボン酸およびそれらの塩、クロトン酸ポリマー、およびクロトン酸とアクリル酸およびメタクリル酸のエステルおよびアミドとのコポリマー、例えば酢酸ビニル/クロトン酸コポリマーおよび酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル/クロトン酸コポリマー。
【0048】
・有機増粘剤、例えば寒天、グアーガム、アルギネート、セルロースエーテル(例えばメチルセルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロース)、ゼラチン、ペクチンおよび/またはキサンタンガム。エトキシル化脂肪アルコール(特に狭範囲のもの)、例えばArlypon(登録商標)(HENKEL)として市販されている生成物、アルコキシル化メチルグルコシドエステル、例えば市販生成物Glucamate(登録商標)DOE120(Amerchol)、およびエトキシル化プロピレングリコールエステル、例えば市販生成物Antil(登録商標)141(Goldschmidt)が、好ましい有機増粘剤であり得る。
・構造剤、例えばグルコース、およびマレイン酸。
・ヘアコンディショニング化合物、例えばリン脂質(例えば大豆レシチン、卵レシチンおよびケファリン)。
【0049】
・香油。
・可溶化剤、例えばエタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、ジエチレングリコール、エトキシル化トリグリセリドおよび脂肪アルコールエトキシレート、並びにそれらの誘導体。
・フケ防止剤、例えばClimbazol、Piroctone OlamineおよびZinc Omadine。
・活性物質、例えばビザボロール、アラントイン、パンテノール、ナイアシンアミド、トコフェロールおよび植物抽出物。
・UVフィルター。
・コンシステンシー調節剤、例えば糖エステル、ポリオールエステルまたはポリオールアルキルエーテル。
【0050】
・脂肪および蝋、例えば鯨蝋、蜜蝋、モンタン蝋、パラフィン、エステル、グリセリドおよび脂肪アルコール。
・脂肪酸アルカノールアミド。
・錯化剤、例えばEDTA、NTA、β−アラニン二酢酸およびホスホン酸。
・膨潤および浸透剤、例えばPCA、グリセロール、プロピレングリコールモノエチルエーテル、カーボネート、水素カーボネート、グアニジン類、尿素類、第一、第二および第三ホスフェート。
・乳濁剤、例えばラテックスまたはスチレン/アクリルアミドコポリマー。
・真珠光沢剤、例えばエチレングリコールモノ−およびジステアレートまたはPEG−3ジステアレート。
・直接染料。
・プロペラント、例えばプロパン/ブタン混合物、N2O、ジメチルエーテル、CO2および空気。
【0051】
本発明の調製物の他の成分およびその通常の使用量に関する情報は、既知の文献、例えばUmbach, Kosmetik, 第2版, Georg Thieme Verlag, シュトゥットガルト/ニューヨーク, 1995 および Kh. Schrader, Grundlagen und Rezepturen der Kosmetika, 第2版, Huethig Buch Verlag, ハイデルベルク, 1989 から得ることができる。
以下の実施例は本発明を説明することを意図したものである。
【0052】
実施例
量はいずれも、特記しない限り重量部で表す。
【表1】
1 コラーゲン加水分解物/ヤシ油脂肪酸縮合物, ナトリウム塩 (水中、活性物質約32%; INCI 名: カリウム ココイル 加水分解コラーゲン) (HENKEL)
2 ケラチン加水分解物 (水中、活性物質20%; INCI 名: 加水分解ケラチン) (HENKEL)
3 ヒドロキシエチルセルロース (INCI 名: ヒドロキシエチルセルロース) (HERCULES)
【0053】
本発明のウェーブローションは2相(油相、水相)を有していた。本発明のウェーブローションは、比較例の1相ウェーブローションよりも顕著に良好なウェービング結果をもたらした。しかも、毛髪が特に「手入れの行き届いた」外観を呈し、毛髪がより滑らかで、特に良好な感触を有していた。
【0054】
【表2】
4 2-ヒドロキシ脂肪アルコールエトキシレート (INCI 名: PPG-1-PEG-9-ラウリル グリコール エーテル) (HENKEL)
5 多糖に固定したコラーゲン (INCI 名: 可溶性コラーゲン) (GfN)
【0055】
本発明のウェーブローションは2相(油相、水相)を有していた。本発明のウェーブローションは、比較例の1相ウェーブローションよりも顕著に良好なウェービング結果をもたらした。しかも、毛髪が特に手入れの行き届いた外観を呈した。
【0056】
【表3】
6 グリセロール モノオレエート (INCI 名: グリセリル オレエート) (HENKEL)
7 ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロリド) (活性物質40%; INCI 名: ポリクォーターニウム-6) (CHEMVIRON)
8 第四級化小麦タンパク質加水分解物 (水中、活性物質約33%; INCI 名: ラウリルジモニウム ヒドロキシプロピル 加水分解小麦タンパク質) (GRUENAU)
【0057】
【表4】
9 オクタメチル シクロテトラシロキサン (INCI 名: シクロメチコン) (DOW CORNING)
【0058】
【表5】
このウェーブローションは、非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらした。この処理の後、毛髪は非常に手入れが行き届いて見え、櫛通りが良好であった。
【0059】
【表6】
この中間洗浄液の適用によって、毛髪は櫛を通し易くなり、処理後に非常に手入れの行き届いた外観を呈した。
【0060】
【表7】
10 N,N-ジメチル-N-ヤシ油アルキルアミン-N-オキシド (水中、活性物質30%; INCI 名: コカミン オキシド) (AKZO)
11 1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸 (水中、活性物質約60%; INCI 名: エチドロン酸) (HENKEL)
本発明によるこの固定処理の後、毛髪は非常に櫛を通し易く、非常に手入れの行き届いた外観を呈した。
【0061】
【表8】
このウェーブローションは、多孔性毛髪に非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらした。処理後の毛髪は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通し易かった。
【0062】
【表9】
12 第四級化ケラチン加水分解物 (水中、活性物質約32%; INCI 名: ココジモニウム ヒドロキシプロピル 加水分解ケラチン) (CRODA)
【0063】
使用前に成分A(52ml)と成分B(23ml)とを混合した。形成したこの即用混合物は、一時的に均一であっただけで、数分後には目に見えて2相に分離した。このウェーブローションは、非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらした。処理後の毛髪は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通し易かった。
【0064】
【表10】
【0065】
使用前に成分A(60ml)と成分B(15ml)とを混合した。形成したこの即用混合物は、混合前よりも温度が15〜20℃高く、一時的に均一であっただけで、数分後には目に見えて2相に分離した。このウェーブローションは、多孔性毛髪において非常に弾みのある強い均一なウェーブをもたらした。処理後の毛髪は非常に手入れの行き届いた外観を呈し、櫛を通し易かった。
Claims (9)
- ケラチン繊維を機械的な変形処理の前および/またはその後においてケラチン還元物質の水性調製物で処理し、一定の接触時間の後に第1の洗浄液で洗浄し、酸化剤の水性調製物で固定し、そしてやはり一定の接触時間の後に洗浄および必要に応じて後処理することを含んで成る、ケラチン繊維を永続的に変形するための方法であって、前記の2つの水性調製物の少なくとも一方または第1の洗浄液が、2相系または多相系の形態で存在し、該系が、油成分少なくとも1つと、水混和性の低い、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状のC4−10アルコール少なくとも1つとを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される方法。
- 油成分は、植物油、パラフィン油およびシリコーンから選択する請求項1に記載の方法。
- 水混和性の低いアルコールがジオールまたはトリオールである請求項1または2に記載の方法。
- 水混和性の低いアルコールが分枝状である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- ケラチン還元物質および通常の成分を含有する、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の還元工程を行うための調製物であって、2相系または多相系の形態で存在し、該系は、油成分少なくとも1つと、水混和性の低い、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状のC4−10アルコール少なくとも1つとを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される調製物。
- 酸化剤および通常の成分を含有する、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の酸化工程を行うための調製物であって、2相系または多相系の形態で存在し、該系は、油成分少なくとも1つと、水混和性の低い、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状のC4−10アルコール少なくとも1つとを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される調製物。
- 通常の成分を含有する、ケラチン繊維を永続的に変形させる方法の還元工程後の洗浄を行うための調製物であって、2相系または多相系の形態で存在し、該系は、油成分少なくとも1つと、水混和性の低い、飽和型または不飽和型で、直鎖状、分枝状または環状のC4−10アルコール少なくとも1つとを含有し、繊維に適用するために機械的な攪拌によって均一な系に変換される調製物。
- タンパク質加水分解物およびその誘導体から選択する活性物質を更に含有する請求項5〜7のいずれかに記載の調製物。
- コンディショニング剤を含有する請求項5〜8のいずれかに記載の調製物。
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