JP4294460B2 - 対物レンズ,光ピックアップ装置及び光ディスク装置 - Google Patents

対物レンズ,光ピックアップ装置及び光ディスク装置 Download PDF

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Description

本発明は、対物レンズ,光ピックアップ装置及び光ディスク装置に係り、詳しくは、光源からの入射光束を情報記録媒体(以下、光ディスクという)の記録面に集光する対物レンズ、情報記録媒体の記録面に光を照射して記録面からの反射光を受光する光ピックアップ装置、及びこの光ピックアップ装置を備えた光ディスク装置に関するものである。
近年、情報記録媒体としてCDやDVD等の光ディスクが広く普及しており、これらの光ディスクに記録再生処理(アクセス)するための光ディスク装置の開発が行われている。また、最近ではBlu-ray Disc やHD−DVD等のさらに大容量の光ディスク、及びその光ディスクにアクセスするための光ディスク装置の開発も進められている。これらの光ディスク装置では、光ディスクの記録面にレーザ光の微小スポットの光束を形成することにより情報の記録を行い、記録面からの反射光に基づいて情報の再生などを行っている。そして、光ディスク装置には、記録面にレーザ光を照射するとともに、記録面からの反射光を受光するための装置として光ピックアップ装置が設けられている。
一般的に光ピックアップ装置は対物レンズを含み、光源から出射される光束を記録面に導くとともに、記録面で反射された戻り光束を所定の受光位置まで導く光学系、及び受光位置に配置された光検出器などを備えている。この光検出器からは、記録面に記録されているデータの再生情報だけでなく、光ピックアップ装置自体と対物レンズの位置制御に必要な情報(サーボ情報)などを含む信号が出力される。そして、光ディスク装置は、光検出器からの出力信号に基づいて、記録面の所定位置に所定形状の光スポットが形成されるように各種サーボ制御を行っている。
前述したように情報記録媒体には、CDやDVD、さらに大容量のBlu-ray Disc やHD−DVD等、光源波長や透明基板厚さ、対物レンズのNA(開口数)等の規格が異なる数種類の光ディスクが存在している。これらの光ディスクを同一の光ディスク装置で取り扱えることが望ましいが、それぞれの光ディスクに対応した光ピックアップ装置を複数搭載することは、小型化、低コスト化の観点から好ましくない。そこで、図13に示すように青色(Blu-ray Disc やHD−DVD等)用光源、DVD用光源、CD用光源の各光源と、各光源からの出射光束を所定の光ディスク109に集光させるための1つの対物レンズ108を備えた構成が望ましい。ところが、このように1つの対物レンズで、青色、DVD、あるいはCDの異なる規格の光ディスクに集光させるためには、異なる光源波長、及び/または、異なる透明基板厚さに対してほぼ回折限界に収差補正する必要がある。
また、記録/再生可能な光ディスク装置の場合、記録時と再生時における光源の出力変化に伴う波長変動(いわゆる、モードホップ)によって対物レンズにおける屈折率が変わり、フォーカスサーボ制御が追従するまでの間、光ディスクの記録面での光スポットがデフォーカス状態になって情報の記録が不十分になったり、再生ができなくなるという問題がある。通常の硝材は波長が短くなるほど波長分散が大きくなるため、特に低波長の光源に対して色収差を補正し、波長変動時におけるベストフォーカス位置の変動を小さく抑える必要がある。
さらに、光源の部分における温度変化に伴う波長変動や、光源の発振波長の固体ばらつきによって発生する色収差により、光ディスクの記録面における集光スポットが劣化し、情報の再生性能等が悪化するという問題もある。これらの波長変動に伴う色収差は、フォーカスサーボ制御によりある程度は補正可能であるが、前述のモードホップ以上の波長変動を見込む必要があり、残留収差が懸念される。前述したように、通常の硝材は波長が短くなるほど波長分散が大きくなるため、特に低波長の光源に対する波長変動特性を考慮する必要がある。
特許文献1には、光ディスクの基板の厚さに対応した発振波長でレーザ光源から発された光ビームを、光ディスクの信号記録面に集光して記録再生を行う光ヘッドに用いられる屈折型対物レンズと回転対称な位相型回折レンズ構造を持つ球面収差補正素子との組合せからなる複合対物レンズ、光情報記録再生装置が記載されており、また、特許文献2には、互いに異なる少なくとも2つの波長の光を用い、異なる種類の情報記録媒体に適用する場合であっても、大きな球面収差や色収差を発生させることなくそれぞれの異なる情報記録媒体に対して、情報の記録及び/または再生を、1つのピックアップ装置で可能とする光ピックアップ装置、記録再生装置、光学素子、記録再生方法について記載され、また、本件発明者の出願による特願2003−334804号には、複数世代に対して十分に収差補正され、かつ光利用効率の高い対物レンズを用いた光ピックアップ装置と光情報処理装置が記載されている。
特許文献1,2及び特願2003−334804号においては、対物レンズ面上に回折面を設けることにより球面収差等を補正し、対物レンズのみで前述した様々な性能を確保するとしている。前述した様々な性能を対物レンズのみで確保するということは、例えば、色収差を補正するためのダブレットレンズあるいはトリプレットレンズが不要になり、光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
特開2000−260056号公報 特開2001−195769号公報
しかしながら、青色/DVD/CDの3世代あるいは青色/DVDの2世代に対して十分に収差補正し、かつ青色光源のモードホップによる色収差を補正し、かつ波長変動特性を確保しつつ、対物レンズに求められる軸外特性等の様々な性能を確保するには、前記特許文献1,2及び特願2003−334804号の構成では対物レンズ設計の自由度が少ないため、より高い性能を確保するのが困難である。
具体的な例では、光軸ずれによる収差劣化を考慮すると、光学系は無限系であることが望ましいが、前記特願2003−334804号に記載されているように、DVD光学系におけるDVD用光源から対物レンズまでの距離を長くし、倍率を−1/78.1から−1/161.3へ有限系から無限系に近付けていくと、DVD光学系の軸外特性については、例えば画角0.5度の入射光束に対する波面収差が0.056λrmsから0.039λrmsへ良くなっていくが、逆に青色に対する波長変動特性については、例えば中心波長+5nmの波長の入射光束に対する波面収差が0.023λrmsから0.037λrmsへ劣化していく。
すなわち、DVD光学系を無限系に近付けたことにより対物レンズとしてはその分DVD光学系に対する球面収差補正効果が要求され、結果的に青色に対する波長変動特性が劣化してしまう傾向にある。青色に対する波長変動特性は、光源の発振波長の固体ばらつきを考慮すると、中心波長+5nmの波長に対して波面収差が0.02λrms以下に抑えられていることが望ましいが、複数世代の互換を考慮すると前記特許文献1,2及び特願2003−334804号の構成では達成が困難である。特に、DVD光学系を無限系にしたときには特に達成が困難となるという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、複数世代に対して良好に収差補正された対物レンズと、これを用いた規格の異なる複数の情報記録媒体の記録面に対して良好な集光スポットを形成できる小型の光ピックアップ装置、及び規格の異なる複数の情報記録媒体へのアクセスを安定して行うことができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した対物レンズは、波長λ1,λ2,λ3(λ1<λ2<λ3)の複数光源からの入射光束を、情報記録媒体の記録面に集光する対物レンズであって、両面に樹脂層を接合した屈折レンズと、樹脂層の少なくとも1つの表面に形成した回折面とを備え、屈折レンズ及び樹脂層の材料は、使用波長のうち最も短い波長λ1に対する屈折率が略一致する材料とした構成によって、一般的に最も高い光利用効率を求められる最短波長の入射光束に対して屈折レンズと樹脂層の境界面での反射を抑え、光量の損失を小さくでき、また、対物レンズ設計の自由度が高いため、複数世代に対して良好に収差補正された対物レンズを得ることができる。
また、請求項2に記載した対物レンズは、請求項1の対物レンズであって、波長λ1,λ2,λ3(λ1<λ2<λ3)の複数光源うち2つは無限系、1つは有限系の入射光束を情報記録媒体の記録面に集光する構成によって、対物レンズ設計の自由度が高いため、複数世代に対して良好に収差補正された対物レンズを得ることができる。
また、請求項3,4に記載した対物レンズは、請求項1,2の対物レンズであって、屈折レンズを、ガラスレンズ、また、球面レンズの面形状とした構成によって、温度変化等の環境変化に対して屈折率の変化や膨張等による収差劣化を抑え、製作が容易となり、低コスト化が実現できる。
また、請求項5に記載した対物レンズは、請求項1〜4の対物レンズであって、屈折レンズ及び樹脂層を、それぞれ異なった波長分散の材料とした構成によって、複数の光源波長に対して波長変動特性を良好にすることができる。
また、請求項6,7に記載した対物レンズは、請求項1〜の対物レンズであって、回折面における回折格子形状を、ブレーズ形状としたこと、また、回折面における回折格子構造を、回折面において発生する回折光のうち回折効率が最大となる回折次数が、波長の異なる複数光源からの入射光束のうち、少なくとも2つの入射光束に対して互いに異なり、かつ全ての入射光束に対して絶対値を1以上とした構成によって、回折面における回折効率を高くでき、複数光源に対して高い回折効率を確保することができる。
また、請求項に記載された対物レンズは、請求項1〜の対物レンズであって、回折面において、波長λ1,λ2,λ3の複数光源からの各入射光束に対して発生する回折光のうち回折効率が最大となる回折次数をm1,m2,m3としたとき、次の条件:「390nm<λ1<420nm,630nm<λ2<670nm,760nm<λ3<820nm,m1=2,m2=1,m3=1」を満たす構成によって、青色/DVD/CDの3世代に対して良好に収差補正された光利用効率の高い対物レンズを得ることができる。
また、請求項に記載された光ピックアップ装置は、請求項1〜のいずれか1項に記載の対物レンズを用いて、種類の異なる複数の情報記録媒体のそれぞれに対応した波長が異なる複数の光源からの光束を、情報記録媒体の記録面に集光して、記録面からの反射光を光検出器により受光する構成によって、規格の異なる複数の情報記録媒体の記録面に対して良好な集光スポットを形成できる小型の光ピックアップ装置を得ることができる。
また、請求項10に記載された光ディスク装置は、請求項記載の光ピックアップ装置を用いて、情報記録媒体に対して情報の記録,再生及び消去のうち少なくともいずれか1以上の処理を行うため、光ピックアップ装置の信号を処理する処理手段を備えた構成によって、規格の異なる複数の情報記録媒体へのアクセスを安定して行う光ディスク装置を得ることができる。
以上説明したように、本発明の対物レンズによれば、青色/DVDの2世代、あるいは青色/DVD/CDの3世代等の複数世代に対して十分に収差補正でき、またこれを用いる光ピックアップ装置及び光ディスク装置によれば、規格の異なる複数の情報記録媒体の記録面に対して良好な集光スポットを形成できる小型の光ピックアップ装置を構成でき、さらに規格の異なる複数の情報記録媒体へのアクセスを安定して行う光ディスク装置を得ることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1における光ピックアップ装置の構成を示す概略図である。図1に示すように、青色光学系として、青色波長帯域の半導体レーザ101、コリメートレンズ102、偏光ビームスプリッタ103、ダイクロイックプリズム203,303、偏向プリズム104、1/4波長板105、開口部106、開口制限手段107、対物レンズ108、検出レンズ110、光束分割手段111、光検出器112より構成される。
また、DVD光学系として、ホログラムユニット201、コリメートレンズ202、ダイクロイックプリズム203,303、偏向プリズム104、1/4波長板105、開口部106、開口制限手段107、対物レンズ108から構成される。また、CD光学系として、ホログラムユニット301、カップリングレンズ302、ダイクロイックプリズム303、偏向プリズム104、1/4波長板105、開口部106、開口制限手段107、対物レンズ108から構成される。
以上のように、光ピックアップ装置は、青色光学系、DVD光学系、CD光学系から構成されている。各光学系のうち、ダイクロイックプリズム203,303、偏向プリズム104、1/4波長板105、開口部106、開口制限手段107、対物レンズ108は複数の光学系の共通部品である。
また、光ディスク109a,109b,109cはそれぞれ光源波長が異なる光ディスクで、光ディスク109aは透明基板厚さが0.6mmの青色系光ディスク、光ディスク109bは透明基板厚さが0.6mmのDVD系光ディスク、光ディスク109cは透明基板厚さが1.2mmのCD系光ディスクである。
なお、開口部106は、対物レンズ108をフォーカス方向,トラック方向に可動させるアクチュエータ上の対物レンズ108を保持するボビン上で規制することが可能であり、具体的な光学部品を用いる必要はない。
以下、図1を参照して青色/DVD/CDの各光学系の動作について説明する。まず、青色光学系の動作について説明する。波長405nmの半導体レーザ101から出射した直線偏光の発散光は、コリメートレンズ102で略平行光とされ、偏光ビームスプリッタ103、ダイクロイックプリズム203,303を透過し、偏向プリズム104で光路を90度偏向され、1/4波長板105を通過し円偏光とされ、開口部106を透過し、開口制限手段107においてNA0.65に制限され、対物レンズ108に入射し、光ディスク109aの記録面に微小スポットとして集光される。このスポットにより、情報の記録,再生あるいは消去が行われる。
さらに、光ディスク109aから反射した光は、往路とは反対回りの円偏光となり、対物レンズ108で再び略平行光とされ、1/4波長板105を通過して往路と直交した直線偏光になり、偏光ビームスプリッタ103で反射されて、検出レンズ110で収束光とされ、光束分割手段111により複数の光路に偏向分割され光検出器112に至る。光検出器112からは、情報信号,サーボ信号が検出される。
次に、DVD光学系の動作について説明する。図1において、ホログラムユニット201は、半導体レーザ201a,ホログラム201b及び光検出器201cを一体化して構成されたユニットである。このホログラムユニット201内に実装された波長660nmの半導体レーザ201aのチップから出射した直線偏光の発散光は、ホログラム201bを透過し、コリメートレンズ202で略平行光とされ、ダイクロイックプリズム203によって偏向プリズム104の方向に反射され、偏向プリズム104で光路を90度偏向され、1/4波長板105を通過し円偏光とされ、開口部106においてNA0.65に制限され、対物レンズ108に入射し、光ディスク109bの記録面に微小スポットとして集光される。このスポットにより、情報の記録,再生あるいは消去が行われる。
光ディスク109bから反射した光は、偏プリズム104で偏向され、ダイクロイックプリズム203で反射され、コリメートレンズ202で収束光とされ、ホログラム201bにより複数の光路に分割・回折されてホログラムユニット201内の光検出器201cに至る。光検出器201cからは、情報信号,サーボ信号が検出される。
次に、CD光学系の動作について説明する。図1において、ホログラムユニット301は、半導体レーザ301a,ホログラム301b及び光検出器301cを一体化して構成されたユニットである。このホログラムユニット301内に実装された波長785nmの半導体レーザ301aのチップから出射した直線偏光の発散光は、ホログラム301bを透過し、カップリングレンズ302で所定の発散光とされ、ダイクロイックプリズム303によって偏向プリズム104の方向に反射され、偏向プリズム104で光路を90度偏向され、1/4波長板105を通過し楕円偏光あるいは円偏光とされ、開口部106を通過し、開口制限手段107においてNA0.50に制限され、対物レンズ108に入射し、光ディスク109cの記録面に微小スポットとして集光される。このスポットにより、情報の記録,再生あるいは消去が行われる。
さらに、光ディスク109cから反射した光は、偏向プリズム104で偏向され、ダイクロイックプリズム303で反射され、カップリングレンズ302で収束光とされ、ホログラム301bにより複数の光路に分割・回折されてホログラムユニット301内の光検出器301cに至る。光検出器301cからは、情報信号,サーボ信号が検出される。
ここで、図1に示す開口制限手段107について、図2を用いて詳細に説明する。青色光学系,DVD光学系,CD光学系で、光学系の倍率や制限されるNAが異なるため、必ずしも対物レンズ108に入射する入射瞳径φ1,φ2,φ3は等しくならない。そこで、図2(a)〜図2(c)に示すような開口制限手段107が必要である。
開口制限手段107は一例として波長選択性膜1,2を有するような構成がある。すなわち、波長選択性膜1は青色,DVDの光源波長帯域の光束は透過し、CDの光源波長帯域の光束は反射するような膜となっていて、CDのNAを制限する。また、波長選択性膜2は青色,CDの光源波長帯域の光束は反射し、DVDの光源波長帯域の光束は透過するような膜となっていて、青色のNAを制限する。また、開口制限手段107は対物レンズ108に入射する入射瞳径を制限するため、対物レンズと一体となって可動することが望ましく、図1に示すように対物レンズ108を可動させるアクチュエータに搭載させることが望ましい。また、アクチュエータにおける可動部の軽量化、組み付け工数の低減を考慮すると、前述した波長選択性膜1,2を対物レンズ108のレンズ面に構成することがより好ましい。なお、開口制限手段107の他の構成としては、波長選択性の回折格子として、波長選択的に反射するのではなく、回折するような構成でも良い。
次に、以上に述べたような光ピックアップ装置の光学系において複数の光学系に対して共通部品となっている本発明に係る対物レンズについて詳細に説明する。
図3は対物レンズの概略を示す図であるが、屈折レンズ108aの光源側の表面に樹脂層108bが接合され、さらにその表面には図3に示すようなブレーズ形状の回折面が形成されている。ブレーズ形状あるいはキノフォームと呼ばれる回折格子形状は、回折格子の形状としては最も回折効率が高く有利である。ある波長に対して最適化されると、その波長での回折効率はスカラー回折理論によれば100%になり、また、これを階段近似した形状であっても90%以上の回折効率を期待できる。図3に示す符号dはブレーズ形状の格子溝深さであって、回折面における回折効率に作用する。対物レンズ108は高い透過率が求められるため、回折面における回折効率が高い方が望ましい。
図4は対物レンズ108の樹脂層108bの材料にD線の屈折率nd:1.511、アッベ数νd:39.6の硝材(511.396)を用いた場合の格子溝深さdに対する青色(波長405nm)、DVD(波長660nm)、CD(波長785nm)に対する回折効率をスカラー回折理論を用いて求めた結果を示す図である。
格子溝深さdを様々な深さにすることによって、各波長に対して、1次光や2次光が発生し、各回折光に対する回折効率が変動しており、その周期は各波長で互いに異なっている。したがって、図4に示す結果によれば、波長405nmに対しては2次光、波長660nmに対しては1次光、波長785nmに対しては1次光が発生するような格子溝深さにすることにより、高い回折効率を確保できることがわかる。
具体的には図4に示すように、格子溝深さdは1.3〜1.4mm程度が望ましい。前述した周期は対物レンズ108の樹脂層108bの材料の屈折率によって異なるが、CD/DVDの波長比と比べて、CD/青色,DVD/青色の波長比が非常に大きいため、青色に対する周期はCDやDVDと比べて短くなり、青色/DVD,青色/CD,青色/DVD/CDのような組合せの光学系に対して共通部品とするには少なくとも青色に対しては他と異なる回折次数が発生するような格子溝深さにすることが望ましい。
図5は対物レンズ108における屈折レンズ108aと屈折レンズ108aに接合する樹脂層108bの材料をそれぞれ、SCHOTT社製のK3と前述の(511.396)としたときの、波長に対する屈折率の変化を示した図である。図5に示すように、最も高い透過率を求められる青色波長帯域で、屈折レンズ108aと樹脂層108bの屈折率がほぼ等しくなるような材料とした方が境界面での反射による光量損失を抑えることができて望ましい。
また、屈折レンズ108aの材料をガラスにすると、材料が樹脂であった場合と比較して、温度変化等の環境変化に対して屈折率の変化や膨張等による収差劣化を抑えることができる。さらに、その面形状としては球面レンズとすると製作が容易である。樹脂層108bに用いられる材料としては、光硬化性樹脂であっても熱硬化性樹脂であっても良く、金型に樹脂層表面に形成したい回折格子形状を作り込んで成形することにより回折面を得ることができる。
以下に本実施の形態1として、光ピックアップ装置に用いる対物レンズの具体的な例を挙げ説明する。本実施の形態1の対物レンズは、光源波長405nm、透明基板厚さ0.6mm、NA0.65の青色系光ディスクと、光源波長660nm、透明基板厚さ0.6mm、NA0.65のDVD系光ディスクと、光源波長785nm、透明基板厚さ1.2mm、NA0.50のCD系光ディスクの3種類の規格の光ディスクについて記録,再生を行う光ピックアップ装置に用いられる対物レンズである。
まず、光源波長405nmの青色系光ディスクに対して使用した場合について、図6,(表1)を用いて説明する。図6は対物レンズの概略図である。図6に示す対物レンズ108における屈折レンズ108aの材料にはSCHOTT社製のK3、屈折レンズ108aに接合する樹脂層108bの材料には、D線の屈折率nd:1.511、アッベ数νd:39.6の硝材(511.396)を用いている。また、レンズ面の非球面形状は、光軸方向の軸X、光軸と垂直方向の軸(光軸からの高さ)Y、近軸曲率半径R、円錐係数K、非球面係数A,B,C,D,・・・を用いて、次の(数1)で表される。
Figure 0004294460
また、回折面による光路差の付加量は、光軸と垂直方向の軸(光軸からの高さ)Y、回折面係数C1,C2,C3,C4,C5・・・を用いて次式の光路差関数Φは(数2)で表される。
Figure 0004294460
なお、これに用いる回折次数がm次であった場合は、m倍する必要がある。
さらに、(表1)中の記号について説明する。OBJは物点(光源位置)を意味するが、青色光学系に対しては無限系であり、曲率半径RDY及び厚さTHIをINFINITY(無限大)としている。また、STOは入射瞳面であり、その曲率半径はINFINITY、厚さTHIを設計上0としている。S2は対物レンズの光源側の面、S5は対物レンズの光ディスク側の面である。詳細には、対物レンズは図6に示すように、S2〜S5の4面から構成され、光源側の面からそれぞれ、樹脂層108b表面に形成される回折面(S2)、樹脂層108bと屈折レンズ108aの接合面(S3)、屈折レンズ108aと樹脂層108b’の接合面(S4)、樹脂層108b’表面(S5)である。
対物レンズ108の総厚みは1.91mmであり、S5の厚さTHI:1.52826mmはワーキングディスタンスを表す。S6は光ディスクの光束入射面、IMGは光ディスクの記録面であり、これらの面間隔、すなわち透明基板厚さは0.6mmである。EPDは入射瞳径を表し、3.90mmである。なお、回折面における回折光としては2次光を用いている。
Figure 0004294460
次に、前述の対物レンズを光源波長660nmのDVD系光ディスクに対して使用した場合について、図7,(表1)を用いて説明する。(表1)中の記号は前述した通りである。DVD光学系に対しても無限系であり、物点OBJから入射瞳面STOまでの距離をINFINITYとしている。ワーキングディスタンスは1.65107mmである。なお、回折面における回折光としては1次光を用いている。
また、前述の対物レンズを光源波長785nmのCD系光ディスクに対して使用した場合について、図8,(表1)を用いて説明する。CD光学系に対しては有限系であり、物点OBJから入射瞳面STOまでの距離は約60mmである。ワーキングディスタンスは1.41817mmである。なお、回折面における回折光としては1次光を用いている。
図9は(表1)により構成した対物レンズを用いたときの青色系光ディスク,DVD系光ディスク,CD系光ディスクに対する光軸上の波面収差特性を示す図である。各光ディスクに対して波面収差は0.01λrms以下となっており、良好な収差特性を有している。
また、図10は青色用光源がモードホップしたときの中心波長(405nm)におけるベストフォーカス位置に固定した場合の波面収差特性を示す図である。図10に示すように、+1nm程度のモードホップに対して波面収差劣化量は僅かであり、十分に色収差補正されている。なお、ベストフォーカス位置の変動は、0.01mm/nmと小さく抑えられており、光ディスクの記録面での光スポットがデフォーカス状態になって情報の記録が不十分になったり、再生ができなくなる問題は解消されている。
また、図11は青色系に対する波長変動特性を示す図である。すなわち、青色用光源の波長が変動したときの各変動波長に対するベストフォーカス位置での波面収差特性である。中心波長+5nmの波長に対して波面収差が0.02λrms以下に抑えられており、十分な収差特性を有している。
以上に述べたように、屈折レンズ108aに樹脂層108bを接合し、その表面に回折面を設けることで、複数世代に対して良好に収差補正された対物レンズ108を実現でき、さらに、規格の異なる複数の光ディスク(情報記録媒体)の記録面に対して良好な集光スポットを形成できる小型の光ピックアップ装置を実現できる。
以上に説明した実施の形態1では、青色/DVD/CDの3世代に対する構成を示した。この場合において、前述したように光学系としては青色/DVDを無限系とした構成を示したが、青色/DVD/CDの全てを無限系とした構成にしても良い。これにより、CD光学系のレイアウトの自由度が増し、光軸ずれや軸外特性も良好となる。また、樹脂層108bを屈折レンズ108aの両面に接合した構成を示したが、片面であっても良い。この場合、回折面は樹脂層108bの表面に形成されても良いし、樹脂層108bが接合されない側の屈折レンズ108aの表面に形成しても良い。このように樹脂層108bを片面にすることで、対物レンズ108の製作が容易になる。
また、青色/DVDの2世代に対して両方を無限系とした構成にしても良い。この場合、両方が無限系でありながら、青色/DVDの2世代に対して良好に収差補正することができる。
図12は本発明の実施の形態2における光情報処理装置である光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態2の光ディスク装置は、実施の形態1で説明した光ピックアップ装置20を用いて、情報の記録,再生,消去の少なくともいずれか1以上を行う装置である。図12に示すように、光ピックアップ装置20からの信号検出用の光検出器の出力を処理する処理手段である信号処理回路21で受けて、情報信号,サーボ信号を生成し、サーボ信号は、フォーカスコントローラ22,トラックコントローラ23,アクチュエータドライバ24にフィードバックされて対物レンズのフォーカシング制御及びトラッキング制御が行われる。同様に、対物レンズをチルト制御する場合には、チルト信号が対物レンズチルトコントローラ25,対物レンズチルトドライバ26にフィードバックされて対物レンズのチルト制御が行われる。
また、光源の出力についてもレーザコントローラ27,レーザドライバ28にフィードバックされた信号により出力制御が行われる。光ディスク109はスピンドルコントローラ29,スピンドルドライバ30にフィードバックされた信号によりスピンドルモータ31を用いて回転制御される。図12に示す光ディスク装置に前述の実施の形態1で説明したような光ピックアップ装置,対物レンズを適宜用いることができ、その光ピックアップ装置からの信号により情報の記録,再生及び消去の少なくともいずれか1つを行う光ディスク装置によれば、規格の異なる複数の情報記録媒体へのアクセスを安定して行うことができる。
本発明に係る対物レンズ,光ピックアップ装置及び光ディスク装置は、青色/DVDの2世代、あるいは青色/DVD/CDの3世代等の複数世代に対して十分に収差補正して、複数の情報記録媒体の記録面に対して良好な集光スポットを形成し、アクセスを安定して行うことができ、光源からの入射光束を光ディスクの記録面に集光する対物レンズ、情報記録媒体の記録面に光を照射しその反射光を受光する光ピックアップ装置及び光ディスク装置に用いて有用である。
本発明の実施の形態1における光ピックアップ装置の構成を示す概略図 本実施の形態1における開口制限手段の(a)は青色光学系、(b)はDVD光学系、(c)はCD光学系について説明する図 本実施の形態1における対物レンズの概略構成を示す図 本実施の形態1の対物レンズの格子溝深さdに対する青色(波長405nm),DVD(波長660nm),CD(波長785nm)に対する回折効率をスカラー回折理論で求めた結果を示す図 、本実施の形態1の対物レンズにおける波長に対する屈折率の変化を示す図 本実施の形態1の対物レンズの概略と青色系光ディスクを示す図 本実施の形態1の対物レンズの概略とDVD系光ディスクを示す図 本実施の形態1の対物レンズの概略とCD系光ディスクを示す図 本実施の形態1の対物レンズを用いた青色系光ディスク,DVD系光ディスク,CD系光ディスクに対する光軸上の波面収差特性を示す図 青色用光源がモードホップしたときの中心波長(405nm)における波面収差特性を示す図 青色系に対する光源の波長変動に対する波面収差特性を示す図 本発明の実施の形態2における光情報処理装置である光ディスク装置の概略構成を示すブロック図 青色用光源,DVD用光源,CD用光源の各光源と光ディスクに集光させる1つの対物レンズを備えた構成を示す図
符号の説明
1,2 波長選択性膜
20 光ピックアップ装置
21 信号処理回路
22 フォーカスコントローラ
23 トラックコントローラ
24 アクチュエータドライバ
25 対物レンズチルトコントローラ
26 対物レンズチルトドライバ
27 レーザコントローラ
28 レーザドライバ
29 スピンドルコントローラ
30 スピンドルドライバ
31 スピンドルモータ
100 青色用光源
101,201a,301a 半導体レーザ
102,202 コリメートレンズ
103 偏光ビームスプリッタ
104 偏向プリズム
105 1/4波長板
106 開口部
107 開口制限手段
108 対物レンズ
108a 屈折レンズ
108b,108b’ 樹脂層
109,109a,109b,109c 光ディスク
110 検出レンズ
111 光束分割手段
112,201c,301c 光検出器
200 DVD用光源
201,301 ホログラムユニット
201b,301b ホログラム
302 カップリングレンズ
203,303 ダイクロイックプリズム
300 CD用光源

Claims (10)

  1. 波長λ1,λ2,λ3(λ1<λ2<λ3)の複数光源からの入射光束を、情報記録媒体の記録面に集光する対物レンズであって、両面に樹脂層を接合した屈折レンズと、前記樹脂層の少なくとも1つの表面に形成した回折面とを備え、前記屈折レンズ及び前記樹脂層の材料は、使用波長のうち最も短い波長λ1に対する屈折率が略一致する材料としたことを特徴とする対物レンズ。
  2. 前記波長λ1,λ2,λ3(λ1<λ2<λ3)の複数光源うち2つは無限系、1つは有限系の入射光束を情報記録媒体の記録面に集光することを特徴とする請求項1記載の対物レンズ。
  3. 前記屈折レンズを、ガラスレンズとしたことを特徴とする請求項1または2記載の対物レンズ。
  4. 前記屈折レンズを、球面レンズの面形状としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の対物レンズ。
  5. 前記屈折レンズ及び前記樹脂層を、それぞれ異なった波長分散の材料としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の対物レンズ。
  6. 前記回折面における回折格子形状を、ブレーズ形状としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の対物レンズ。
  7. 前記回折面における回折格子構造を、前記回折面において発生する回折光のうち回折効率が最大となる回折次数が、波長の異なる複数光源からの入射光束のうち、少なくとも2つの入射光束に対して互いに異なり、かつ全ての入射光束に対して絶対値を1以上としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の対物レンズ。
  8. 前記回折面において、波長λ1,λ2,λ3の複数光源からの各入射光束に対して発生する回折光のうち回折効率が最大となる回折次数をm1,m2,m3としたとき、次の条件:
    390nm<λ1<420nm
    630nm<λ2<670nm
    760nm<λ3<820nm
    m1=2,m2=1,m3=1
    を満たすことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の対物レンズ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の対物レンズを用いて、種類の異なる複数の情報記録媒体のそれぞれに対応した波長が異なる複数の光源からの光束を、前記情報記録媒体の記録面に集光して、前記記録面からの反射光を光検出器により受光することを特徴とする光ピックアップ装置
  10. 請求項9記載の光ピックアップ装置を用いて、情報記録媒体に対して情報の記録,再生及び消去のうち少なくともいずれか1以上の処理を行うため、前記光ピックアップ装置の信号を処理する処理手段を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
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