JP4294198B2 - 温感を有する発泡組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温感を有する発泡パックに好適なパックに関する。
【0002】
【従来の技術】
パック或いはマッサージなどの化粧行為時に重要な要素の一つに、温感を感じることがある。これは、この様な化粧行為に於いて期待される効果に血行促進作用があり、温感を感じることにより、この様な効果の実感が具現され、その結果、この化粧行為そのものに大いなる満足を感じるためと、適度な温感が使用時の心地よさを具現し、この快感によって、個人的な生態系の環境を整え、健康上好ましい効果を発揮するためである。この様な温感の具現化方法としては、従来知られていた技術としては、多量のグリセリン等の多価アルコールを化粧料中に含有させ、このグリセリンが生体の水と混和するときに生じる溶解熱を利用する方法や還元性酸化鉄を含有させ、生体が有している水により酸化されるときに生じる化学反応熱を利用する方法などが知られているが、溶解熱はその熱の発生量が小さいため、感じる温感は充分ではないという欠点を有し、酸化反応による化学反応熱によるものは、熱の発生量のコントロールがしにくく、アレルギーなどを引き起こす可能性のある鉄イオンを多量に放出する欠点があったため、この様な欠点を改良した温感化粧料の開発が望まれていた。
【0003】
更に、パック化粧料という観点に於いては、使用時の延展に於ける心地よさを有する剤形として、発泡タイプのパック料が知られている。この様な発泡タイプのものとしては、外殻形成剤として高級アルコールを用い、フロンガス或いは液化天然ガスなどを用いたものが知られているが、これらには環境的な問題や爆発の危険性等の問題があり、年々使用しづらい環境になりつつある。又、外殻形成剤として高級アルコールを用い、用時に炭酸ガスを発生させて使用する発泡タイプの上記発泡パックの欠点を改良したパック料は未だ知られていないし、この様なタイプで温感を有するパックも知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、使用感、安全性に優れる、温感を有するパック化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、使用感、安全性に優れる、温感を有するパック化粧料を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上と2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする発泡パック用組成物を用時、有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする発泡用の組成物で発泡させるタイプのパック料にこの様な特性があることを見いだし、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上と2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする発泡パック用組成物。
(2)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上として、炭酸水素ナトリウムを0.5〜8重量%含有することを特徴とする、(1)に記載の発泡パック用組成物。
(3)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上として、酸化マグネシウムを1〜5重量%含有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の発泡パック用組成物。
(4)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上として、セタノールを1〜10重量%含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1に記載の発泡パック用組成物。
(5)有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、(1)〜(4)何れか1の記載の発泡パック用組成物を発泡させる為の発泡用の組成物。
(6)有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上として、クエン酸イオンをクエン酸に換算して10〜20重量%含有することを特徴とする、(5)に記載の発泡用の組成物。
(7)(1)〜(4)何れか1項に記載の発泡パック用の組成物と(5)又は(6)に記載の発泡用の組成物とを組み合わせてなる発泡パック。
(8)温感を有することを特徴とする、(7)に記載の発泡パック。以下、本発明について実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の発泡パック用の組成物の必須成分である炭酸塩
本発明の発泡パック用の組成物は炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上を必須成分として含有することを特徴とする。本発明で使用できる炭酸塩としては、化粧料などで使用されているものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウムなどの炭酸と水素イオンを含有しても良いアルカリ金属の塩、炭酸カルシウム、炭酸水素カルシウムなどの炭酸と水素イオンを含有しても良いアルカリ土類金属の塩が好ましく例示でき、これらの内では、発泡特性から、炭酸水素ナトリウムを含有することが特に好ましい。炭酸水素ナトリウムの含有量は、組成物全量に対して0.5〜8重量%が好ましく、1〜7重量%が更に好ましい。又、炭酸塩の含有量としては、1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜8重量%である。これは多すぎても少なすぎても泡形成が阻害されるからである。
【0007】
(2)本発明の発泡パック用の必須成分であるマグネシウム塩、酸化マグネシウム
本発明の発泡パック用の組成物はマグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする。マグネシウム塩としては、硫酸マグネシウム、塩酸マグネシウム、硝酸マグネシウムなどのマグネシウムの鉱酸塩、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、酢酸マグネシウムなどが例示できる。この様なマグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上の好ましい形態としては、酸化マグネシウムの反応熱も生ずるという発熱特性から、組成物全量に対して酸化マグネシウムを1〜5重量%、更に好ましくは2〜4.5重量%含有する形態が好ましく例示できる。これらマグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上の含有量は総量で0.5〜10重量%が好ましく、1〜8重量%が更に好ましい。これは、この範囲内において発熱量が適当であるためである。
【0008】
(3)本発明の発泡パック用の組成物の必須成分である高級アルコール
本発明の発泡パック用の組成物は炭素数10〜20の高級アルコールを必須成分として含有することを特徴とする。この様な高級アルコールとしては、脂肪族飽和高級アルコールが好ましく、具体的には、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどが好ましく例示できる。これらの中ではセタノールが特に好ましい。特に好ましい形態としては、組成物全量に対してセタノールを1〜10重量%、更に好ましくは2〜5重量%含有する形態である。これは、この様な高級アルコールの組合せが、泡の形成特性、維持率に優れるからである。本発明の発泡パック用の組成物における、この様な高級アルコールの含有量としては1〜15重量%、更に好ましくは1.5〜10重量%である。
【0009】
(4)本発明の発泡パック用の組成物
本発明の発泡パック用組成物は、上記必須成分を含有することを特徴とし、使用時に発泡用の組成物を添加、混合することにより発泡し、パック剤として機能することを特徴とする。本発明の発泡パック用の組成物には上記必須成分以外に、通常化粧料で使用する任意の成分を含有することが出来、この様な任意成分としては、、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等を好ましく例示することができる.これらの任意の成分の内、特に好ましいものは水を含有する発泡用の組成物との混合時に熱を発生するグリセリン、ポリエチレングリコール、1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、ジグリセリンなどの多価アルコールであり、中でもポリエチレングリコールが好ましく、ポリエチレングリコールでは平均分子量が100〜600のものが特に好ましい。その好ましい含有量は、組成物全量に対して30〜80重量%であり、更に好ましくは40〜70重量%である。これは、多すぎると発泡を損なうことがあり、少なすぎると発熱補助効果を発揮できない場合があり、適度であれば保湿付加作用を発揮することが出来るからである。更に、安全性を損なうことなく泡の肌理を整える効果があることから、親水性の非イオン界面活性剤を含有することが好ましく、この様な親水性非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンの付加モル数の大きいポリオキシエチレン脂肪酸エステルが好ましく例示できる。この様なポリオキシエチレン脂肪酸エステルのポリオキシエチレンの付加モル数としては40以上が好ましく、100以上が更に好ましい。特に好ましいものとしては、ポリオキシエチレン(150)ステアリン酸エステルが例示できる。この様な非イオン界面活性剤の好ましい含有量は組成物全量に対して1〜10重量%であり、更に好ましくは2〜5重量%である。本発明の発泡パック用の組成物は上記必須の成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより製造することが出来る。
【0010】
(5)本発明の発泡用の組成物
本発明の発泡用の組成物は、使用直前に上記発泡パック用の組成物と混合して、これを発泡させるためのものであって、その必要な構成要件としては、有機酸を含有することである。これは、かかる有機酸によって、上記発泡パック用の組成物中の炭酸塩が加水分解して炭酸ガスを発生するからである。この様な有機酸は、発泡用に組成物全体が酸性になるのであれば、遊離の有機酸の形態であっても、一部が塩になった酸性の緩衝組成物の形態であってもかまわない。好ましい形態は、泡が持続的発生することから、一部が塩となった緩衝組成物の形態である。この様な有機酸(イオン)としては、クエン酸(イオン)、蓚酸(イオン)、グリコール酸(イオン)、乳酸(イオン)、リンゴ酸(イオン)等が例示でき、これらは唯1種を含有することも出来るし、2種以上を組み合わせて含有することも出来る。この様な中で特に好ましい形態は、組成物全量に対して、クエン酸を、クエン酸イオンをクエン酸に換算して10〜20重量%、更に好ましくは15〜18重量%含有することである。有機酸の含有量としては、酸の量に換算して、総量で組成物全量に対して10〜25重量%であり、更に好ましくは15〜20重量部である。これは、上記の炭酸塩の加水分解に見合った量だからである。
【0011】
(6)本発明の発泡パック
本発明の発泡パックは上記発泡パック用の組成物と発泡用の組成物の組み合わせたものである。これらの2種の組成物はパックとして使用する直前に混合し、発泡させて用いることを特徴とする。この時、同時に上記酸化マグネシウム及びマグネシウム塩から選ばれる1種乃至は2種以上の作用により、発熱し温感を有することを第2の特徴とする。この様に使用部位において発熱することにより、使用部位に於ける血行を改善し、新陳代謝を高め、整肌作用を発揮する。この様な新陳代謝の活性化により、従来のパックに比して、有効成分の効率的な経皮吸収を促すことも出来る。又、フロンガスなどによる環境への懸念もなく、液化天然ガスなどを使用した場合のように爆発の懸念もない。
【0012】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこの様な実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0013】
<実施例1>
下記に示す処方に従って発泡パック用の組成物1を作成した。即ち、処方成分をニーダーで混練りし、均一な組成物として本発明の発泡パック用の組成物を得た。
ベヘニルアルコール 0.7重量部
セタノール 4 重量部
ステアリン酸 1.4重量部
POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部
デカグリセリンモノオレート 2.7重量部
ホホバ油 0.1重量部
1,3−ブタンジオール 13.7重量部
ポリエチレングリコール400 54.5重量部
キサンタンガム 0.1重量部
カオリン 6.7重量部
無水珪酸 4 重量部
酸化マグネシウム 4 重量部
炭酸水素ナトリウム 4 重量部
燐酸2水素1カリウム 2.7重量部
【0014】
<実施例2>
下記に示す処方に従って、本発明の発泡用の組成物1を作成した。即ち、処方成分を攪拌可溶化して発泡用の組成物を得た。
水酸化カリウム 3.2重量部
クエン酸 16.1重量部
水 80.7重量部
【0015】
<実施例3>
発泡パック用の組成物1と発泡用の組成物1と組み合わせて本発明の発泡パック1とした。(重量比1:1)このものについて、従来のパックとの比較を行った。従来のパックとしては、下記に処方を示す比較例1を用いた。比較はパネラー3名を使用して、右半顔を5分間パックし、左半顔は無処置とし、パックを除去後洗顔し、その後5分にサーモグラフイーを用いて左右の平均温度差を測定した。この作業はパックの種類を変えて2日間実験した。結果を表1に示す。これより、本発明の発泡パックは、血行を改善しその結果、パック部位の右半顔の温度が洗顔後5分であってもパックをしなかった左半顔に比し有意に温度が上昇していることがわかる。
(従来のパック)
ポリ酢酸ビニルエマルジョン 50 重量部
グリセリン 20 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
カオリン 10 重量部
水 10 重量部
【0016】
【表1】
Figure 0004294198
【0017】
<実施例4>
発泡パック用の組成物1の酸化マグネシウムを1,3−ブタンジオールに置換して発泡パック用の比較組成物1とし、このものと発泡用の組成物1と組み合わせて比較例2とした。このものを実施例3と同様に評価した結果を表2に示す。これより、本発明の発泡パックの新陳代謝促進効果は、酸化マグネシウムの発熱効果によることがわかった。
【0018】
【表2】
Figure 0004294198
【0019】
<実施例5>
発泡の効果を見るために、酸化マグネシウムを従来のパックに混ぜ込み、使用直前にこのものと発泡用の組成物1とを混合し、(比較例3)これを用いてパックし、実施例3、4と同様に比較した。結果を表3に示す。これより、発泡タイプにすることで発熱の効果を著しく増強させていることがわかる。
(従来のパック+酸化マグネシウム)
ポリ酢酸ビニルエマルジョン 50 重量部
グリセリン 20 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
カオリン 10 重量部
水 6 重量部
酸化マグネシウム 4 重量部
【0020】
【表3】
Figure 0004294198
【0021】
<実施例6>
下記の処方に従って、発泡パック用の組成物の炭酸塩の量を変えて適正量を検討した。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用した。結果を表4に示す。これより、炭酸塩は1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜8重量%であることがわかる。
ベヘニルアルコール 0.7重量部
セタノール 4 重量部
ステアリン酸 1.4重量部
POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部
デカグリセリンモノオレート 2.7重量部
ホホバ油 0.1重量部
1,3−ブタンジオール 13.7重量部
ポリエチレングリコール400 54.5重量部
キサンタンガム 0.1重量部
カオリン 6.7重量部
無水珪酸*
酸化マグネシウム 4 重量部
炭酸水素ナトリウム*
燐酸2水素1カリウム 2.7重量部
*表4に示す。
【0022】
【表4】
Figure 0004294198
【0023】
<実施例7>
下記の処方に従って、発泡パック用の組成物の酸化マグネシウムの量を変えて適正量を検討した。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用した。結果を表5に示す。これより、酸化マグネシウム及びマグネシウム塩から選ばれる1種乃至は2種以上は1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜8重量%であることがわかる。
ベヘニルアルコール 0.7重量部
セタノール 4 重量部
ステアリン酸 1.4重量部
POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部
デカグリセリンモノオレート 2.7重量部
ホホバ油 0.1重量部
1,3−ブタンジオール 13.7重量部
ポリエチレングリコール400 54.5重量部
キサンタンガム 0.1重量部
カオリン 6.7重量部
無水珪酸**
酸化マグネシウム**
炭酸水素ナトリウム 4 重量部
燐酸2水素1カリウム 2.7重量部
**表5に示す。
【0024】
【表5】
Figure 0004294198
【0025】
<実施例8>
下記の処方に従って、発泡パック用の組成物の高級アルコールの量を変えて適正量を検討した。発泡組成物として発泡用の組成物1を使用した。結果を表6に示す。これより、高級アルコールは1〜10重量%が好ましく、更に好ましくは2〜5重量%であることがわかる。
ベヘニルアルコール 0.7重量部
セタノール***
ステアリン酸 1.4重量部
POE(150)ステアリン酸エステル 1.4重量部
デカグリセリンモノオレート 2.7重量部
ホホバ油 0.1重量部
1,3−ブタンジオール 13.7重量部
ポリエチレングリコール400 54.5重量部
キサンタンガム 0.1重量部
カオリン 6.7重量部
無水珪酸***
酸化マグネシウム 4 重量部
炭酸水素ナトリウム 4 重量部
燐酸2水素1カリウム 2.7重量部
***表6に示す。
【0026】
【表6】
Figure 0004294198
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、使用感、安全性に優れる、温感を有するパック化粧料を提供することができる。

Claims (7)

  1. 1)炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上と2)マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上と3)炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする発泡パック用組成物。
  2. 炭酸塩から選ばれる1種乃至は2種以上として、炭酸水素ナトリウムを0.5〜8重量%含有することを特徴とする、請求項1に記載の発泡パック用組成物。
  3. マグネシウム塩及び酸化マグネシウムから選ばれる1種乃至は2種以上として、酸化マグネシウムを1〜5重量%含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡パック用組成物。
  4. 炭素数10〜24の高級アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上として、セタノールを1〜10重量%含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の発泡パック用組成物。
  5. 請求項1〜4何れか1項に記載の発泡パック用の組成物と、有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上を含有する発泡用組成物とを組み合わせてなる発泡パック。
  6. 前記発泡用組成物が、前記有機酸から選ばれる1種乃至は2種以上として、クエン酸イオンをクエン酸に換算して、発泡用組成物全量に対して10〜20重量%含有することを特徴とする、請求項5に記載の発泡パック
  7. 温感を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の発泡パック。
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