JP4293438B2 - 検査装置 - Google Patents
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Description
電力会社は失効替えされた多数のWHMを、オーバーホールや修理を行う業者(以下、修理業者という。)へ配送する。修理業者は、電力会社から送られたWHMを、同一品WHMとして再生する。これらWHMは各メーカ、電圧容量や電流容量等各種定格が混在した膨大な数量であり、同一品となるように充分な配慮がなされて再生がされている。
連続して搬送される複数個の電力量計を検査する検査装置であって、
電力量計の通過を検知して検知信号を出力するセンサと、
センサからの検知信号が出力された時に電力量計の銘板を含むように撮像するカメラと、
カメラが撮像した画像を画像データとして取り込んで画像処理によって電力量計の銘板の表記を認識してその表記の正否を検査する検査処理部と、
を備え、検査前の検査処理部は、
それぞれ電力量計の銘板に表されるデータであり、銘板を含むような画像データである銘板画像データ、銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データである領域データ、型式を表す文字・数のパターンデータである型式データ、電流値・電圧値を表す文字・数のパターンデータである定格情報データ、および、所有者を表す文字・数のパターンデータである所有者表示データを含む基準表記データを検査前に予め設定する設定手段として機能し、
また検査時の検査処理部は、
搬送される電力量計の銘板についての銘板画像を含む一次画像データを取得し、この一次画像データの中で最も大きい大枠を銘板の大枠として抽出し、この銘板の大枠およびこの銘板の大枠内の画像データを銘板画像データとして設定取得する画像データ取得手段と、
取得した銘板画像データから銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データである領域データを取得する領域データ取得手段と、
領域データ取得手段で取得された領域データおよび設定手段で設定された基準表記データの領域データに基づいて、画像データ取得手段で取得された銘板画像データから、パターンデータによる型式データ、パターンデータによる定格情報データ、および、パターンデータによる所有者表示データを含む検出表記データを生成する検出表記データ生成手段と、
検出表記データ生成手段で生成された検出表記データと設定手段で設定された基準表記データとのそれぞれのパターンデータによる型式データ、パターンデータによる定格情報データ、および、パターンデータによる所有者表示データ同士を比較して一致するか否かを判定する比較判定手段と、
検出表記データ生成手段で生成された検出表記データと設定手段で設定された基準表記データとが異なると判定された場合に警報を発するように制御する警報手段と、
として機能することを特徴とする。
請求項1記載の検査装置において、
前記領域データの、銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データは何れも四隅の四点の座標であることを特徴とする。
請求項2記載の検査装置において、
前記検出表記データ生成手段は、
前記設定手段で設定された前記基準表記データの前記領域データから、電力量表示部の表示枠の四隅のうちの一カ所を基準とし、他の区分枠の四隅のうちの一カ所までを結ぶベクトル角度およびベクトル大きさを算出するとともに、前記領域データ取得手段で取得された前記領域データを用いて同様にベクトル角度およびベクトル大きさを算出するベクトル情報算出手段と、
前記ベクトル情報算出手段により前記基準表記データの前記領域データと前記領域データ取得手段の前記領域データとから算出された二個のベクトル角度を比較して算出した角度ズレにより、前記基準表記データに角度を合わせるように前記画像データ取得手段で取得された銘板画像データの回転補正を行う回転補正手段と、
前記ベクトル情報算出手段により前記基準表記データの前記領域データと前記領域データ取得手段の前記領域データとから算出された二個のベクトル大きさを比較して算出した縮尺ズレにより、前記基準表記データに縮尺を合わせるように前記画像データ取得手段で取得された銘板画像データの縮尺補正を行う縮尺補正手段と、
角度・縮尺を補正した銘板画像データから領域データを取得し、この角度・縮尺を補正した銘板画像データにおける領域データ内のパターンデータを型式データ、定格情報データ、所有者表示データとして抽出設定することにより検出表記データを生成するデータ設定手段と、
として機能することを特徴とする。
請求項3に記載の検査装置において、
前記検出表記データ生成手段で算出された角度ズレおよび縮尺ズレに基づいて、カメラの撮像偏位や焦点距離を制御し、銘板画像の角度・範囲を補正してカメラの撮像範囲が銘板範囲とほぼ一致するように設定して一次画像データをそのまま銘板画像データとなるように設定する撮像範囲設定部を、
備えることを特徴とする。
請求項4に記載の検査装置において、
前記撮像範囲設定部は、
回転移動量及びベクトル比率が所定の閾値を超えた場合、撮像範囲を限定不可と判断することを特徴とする。
請求項5に記載の検査装置において、
前記設定手段は、銘板画像を含む一次画像データを取得し、この画像データの中で最も大きい大枠を銘板の大枠として抽出して、この銘板の大枠およびこの銘板の大枠内の画像データを銘板画像データとして設定する銘板画像データ生成手段と、
この銘板画像データをディスプレイに出力させるディスプレイ出力手段と、
ディスプレイに表示された銘板画像を基にポインティングデバイスで銘板自体の長方形の大枠を表す四隅の四点、電力量表示部の表示枠を表す四隅の四点、および、型式・電流階級値・電圧階級値・「電」マーク印を覆う長方形の黒縁付の区分枠を表す四隅の四点が指定されて、銘板自体の長方形の大枠を表す四隅の四点の位置座標データ、電力量表示部の表示枠を表す四隅の四点の位置座標データ、および、型式・電流階級値・電圧階級値・「電」マーク印を覆う長方形の黒縁付の区分枠を表す四隅の四点の位置座標データによる領域データを設定する領域データ設定手段と、
各領域データ内のパターンデータを型式データ、定格情報データ、所有者表示データとして抽出設定するデータ抽出設定手段と、
銘板画像データ、型式データ、定格情報データ、所有者表示データによる基準表記データを設定登録する設定登録手段と、
として機能することを特徴とする。
検査装置100は、図1で示すように、カメラ11、照明装置12、赤外線センサ13、検査処理部14、警報処理部15を備えている。
また、警報処理部15は、シーケンサ制御部151、警報部152を備える。この警報部152はさらに、相違品表示ランプ1521、システム異常ランプ1522、相違品アラーム1523、システム異常アラーム1524を備える。
この検査装置100は、搬送装置20を流れるWHM30(被撮像品の一具体例である)を撮像し、画像処理によりWHM30を検査する。
搬送装置20は、例えば、ベルトコンベアなどの移動体であり、このベルトコンベアに同一定格グループに含まれる複数のWHM30が、連続して搬送される。
WHM30は、被撮像品の表記部の具体例として銘板を有しており、この銘板に表される情報としては、定格の電圧容量・電流容量、所有者表示マーク(電力会社別所有を表す「電」等)、および、型式の4項目、すなわち、図2に示すように、数字、アルファベット及び特定の漢字で記載される銘板記載事項の(1)電圧階級値、(2)電流階級値、(3)所有者表示マーク(「電」マーク)、(4)型式が含まれる。
カメラ11は、図1に示すように、搬送装置20の上側に配置され、搬送装置20を流れるWHM30を撮像して画像信号を出力する。例えば、ITVカメラ等のアナログカメラである。
照明装置12は、リング状に構成されたスポット用照明装置であり、WHM30に光を照射して充分な照度を与える。
赤外線センサ13は、本発明のセンサの一具体例であり、WHM30が到達したことを検知する。例えば、WHM30が放射する赤外線を検出する焦電型赤外線センサなどである。赤外線センサ13はWHM30が通過する毎に順次検出する。例えば、図1で示すように矢印A方向に流れるWHM30の通過を検知して検知信号を出力する。検知信号は検査処理部14の画像入力部141へ出力される。
画像入力部141は、詳しくは、図3で示すように、同期部141a、A/D変換部141b、撮像範囲設定部141cを備える。カメラ11、照明装置12、赤外線センサ13は、画像入力部141の同期部141aに接続される。
表記検査処理部142は銘板に誤りがあった場合に相違通知データをシステム異常検出部143へ出力する。
システム異常検出部143は、この相違通知データに基づいて生成した制御信号を、図1で示す警報処理部15のシーケンサ制御部151へ出力する。
なお、銘板の検査機能のみに特化する場合には、システム異常検出部143を省略して表記検査処理部142とシーケンサ制御部151を直接接続して制御しても良い。
検査装置100の構成はこのようなものである。
中央処理部1421は、まず、被撮像品の表記、つまりWHM30の銘板についてであって検査に用いられる基準表記データを予め設定する設定手段として機能する(設定手段1422)。この設定は検査前に予め行っておく。
この基準表記データは、詳しくは銘板画像データ、領域データ、型式データ、および、定格情報データである。
領域データは、銘板の大枠(図2の枠A)と、電力量表示部の表示枠(図2の枠B)と、型式の区分枠(図2の枠C)と、定格情報の区分枠(図2の枠D)と、所有者表示情報の区分枠(図2の枠E)を表す位置座標データである。
型式データは、型式を表す文字・数のパターンデータである。例えば「AAA20」というものである。
定格情報データは、電流値・電圧値を表す文字・数のパターンデータである。例えば「100」、「30」というものである。
所有者表示データは、所有者を表す文字・数のパターンデータである。例えば。「電」というものである。
WHM30の全体を表す一次画像データから更に、銘板範囲に絞り込んだ銘板画像データを生成する。
続いて、中央処理部1421は、領域データを設定する(領域データ設定手段)。つまり、ディスプレイに表示された銘板画像を基に設定を行う。
検査対象となるのは、先に説明したように銘板の(1)電圧階級値、(2)電流階級値、(3)所有者表示マーク(「電」マーク)、(4)型式であり、設定はこれらを含む領域である。
中央処理部1421は、このようにして求められた基準表記データを、図3の記憶部1428に設定登録する手段として機能する(設定登録手段)。
WHM30の銘板画像データ、領域データ、型式データ、定格情報データ、所有者表示データが関連づけられて登録されている。なお、主キーを型式データと設定すれば、形式データを入力すれば全てのデータが読み出せるため、以後の検査が容易となる。
このような設定について、多数あるWHM30全てに対して予め行っておく。これにより、基準表記データの蓄積を予め行って、その後は同じ設定を行う必要がなくなる。
設定手段は、これら銘板画像データ生成手段、ディスプレイ出力手段、領域データ設定手段、データ抽出設定手段、設定登録手段である。
まず、銘板画像を含む一次画像データを取得し、この一次画像データの中で最も大きい枠Aを抽出して、この枠A自体および枠A内の画像データを銘板画像データとして設定する。銘板画像データは図2で示すような銘板画像である。
領域データは、銘板自体の長方形の大枠を表す位置座標データ、電力量表示部の表示枠を表す位置座標データ、および、型式・電流階級値・電圧階級値・「電」マーク印を覆う長方形の黒縁付の区分枠を表す位置座標データである。例えば、図2で示すように長方形状の枠を検出して四隅の四点の座標を算出する。
この検出表記データ生成手段について詳しく説明する。
まず、中央処理部1421は、設定手段1422で設定された基準表記データの領域データから、電力量表示部の表示枠の四隅のうちの一カ所を基準とし、他の区分枠の四隅のうちの一カ所までを結ぶベクトル角度およびベクトル大きさを算出する手段として機能し、さらに領域データ取得手段1424で取得された領域データを用いて同様にベクトル角度およびベクトル大きさを算出する手段として機能する(ベクトル情報算出手段)。
基準表記データは予め画像が水平になるように設定されており、この基準表記データのベクトルに合わせることで、銘板画像が水平になる。
このように角度回転ズレおよび縮尺ズレの補正により、基準表記データと、補正済みの検出表記データとは角度および縮尺が一致しており、比較が可能となる。
また回転移動量及びベクトル比率が所定の閾値を超えた場合、撮像範囲を限定不可と判断し、搬送装置20を停止して、システム異常ランプ1522およびシステム異常アラーム1524等で周囲に知らせるようにしても良い。
これらデータに銘板画像データを加えて検出表記データを生成する。
このように検出表記データ生成手段は、ベクトル情報算出手段、回転補正手段、縮尺補正手段、データ設定手段である。
また、銘板に記載された数字及び文字自体が上下、左右等一部不明状態の場合、画素領域の閾値や数字固有の画素範囲により判断する。例えば、所定%(例えば70%)以上一致するのならば一致であると識別する。
最後に、中央処理部1421は、検査続行の是非を判定し、検査続行の場合は先の処理を繰り返し、検査終了する。
さらにまた、図1,図2で示した画像入力部141と表記検査処理部142との間にインターフェイス交換機を備え、小電力無線やPHS回線等無線通信回線、或いは電灯線搬送路を介して、新たに伝送路を付設することなく、事務所等センタ側からも遠隔チェックを行える構成を採用しても良い。遠隔地からでもチェックを行えるようになる。
また、被撮像品として特にWHMを例に挙げて説明したが。WHMに限定する趣旨ではなく、枠付きの表記部(特に銘板)がある装置ならば採用することができる。
11:カメラ
12:照明装置
13:赤外線センサ
14:検査処理部
141:画像入力部
141a:同期部
141b:A/D変換部
141c:撮像範囲設定部
142:表記検査処理部
1421:中央処理部
1422:設定手段
1423:画像データ取得手段
1424:領域データ取得手段
1425:検出表記データ生成手段
1426:比較判定手段
1427:警報手段
1428:記憶部
143:システム異常検出部
15:警報処理部
151:シーケンサ制御部
152:警報部
1521:相違品表示ランプ
1522:システム異常ランプ
1523:相違品アラーム
1524:システム異常アラーム
Claims (6)
- 連続して搬送される複数個の電力量計を検査する検査装置であって、
電力量計の通過を検知して検知信号を出力するセンサと、
センサからの検知信号が出力された時に電力量計の銘板を含むように撮像するカメラと、
カメラが撮像した画像を画像データとして取り込んで画像処理によって電力量計の銘板の表記を認識してその表記の正否を検査する検査処理部と、
を備え、検査前の検査処理部は、
それぞれ電力量計の銘板に表されるデータであり、銘板を含むような画像データである銘板画像データ、銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データである領域データ、型式を表す文字・数のパターンデータである型式データ、電流値・電圧値を表す文字・数のパターンデータである定格情報データ、および、所有者を表す文字・数のパターンデータである所有者表示データを含む基準表記データを検査前に予め設定する設定手段として機能し、
また検査時の検査処理部は、
搬送される電力量計の銘板についての銘板画像を含む一次画像データを取得し、この一次画像データの中で最も大きい大枠を銘板の大枠として抽出し、この銘板の大枠およびこの銘板の大枠内の画像データを銘板画像データとして設定取得する画像データ取得手段と、
取得した銘板画像データから銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データである領域データを取得する領域データ取得手段と、
領域データ取得手段で取得された領域データおよび設定手段で設定された基準表記データの領域データに基づいて、画像データ取得手段で取得された銘板画像データから、パターンデータによる型式データ、パターンデータによる定格情報データ、および、パターンデータによる所有者表示データを含む検出表記データを生成する検出表記データ生成手段と、
検出表記データ生成手段で生成された検出表記データと設定手段で設定された基準表記データとのそれぞれのパターンデータによる型式データ、パターンデータによる定格情報データ、および、パターンデータによる所有者表示データ同士を比較して一致するか否かを判定する比較判定手段と、
検出表記データ生成手段で生成された検出表記データと設定手段で設定された基準表記データとが異なると判定された場合に警報を発するように制御する警報手段と、
として機能することを特徴とする検査装置。 - 請求項1記載の検査装置において、
前記領域データの、銘板の大枠と電力量表示部の表示枠と型式の区分枠と定格情報の区分枠と所有者表示の区分枠とを表す位置座標データは何れも四隅の四点の座標であることを特徴とする検査装置。 - 請求項2記載の検査装置において、
前記検出表記データ生成手段は、
前記設定手段で設定された前記基準表記データの前記領域データから、電力量表示部の表示枠の四隅のうちの一カ所を基準とし、他の区分枠の四隅のうちの一カ所までを結ぶベクトル角度およびベクトル大きさを算出するとともに、前記領域データ取得手段で取得された前記領域データを用いて同様にベクトル角度およびベクトル大きさを算出するベクトル情報算出手段と、
前記ベクトル情報算出手段により前記基準表記データの前記領域データと前記領域データ取得手段の前記領域データとから算出された二個のベクトル角度を比較して算出した角度ズレにより、前記基準表記データに角度を合わせるように前記画像データ取得手段で取得された銘板画像データの回転補正を行う回転補正手段と、
前記ベクトル情報算出手段により前記基準表記データの前記領域データと前記領域データ取得手段の前記領域データとから算出された二個のベクトル大きさを比較して算出した縮尺ズレにより、前記基準表記データに縮尺を合わせるように前記画像データ取得手段で取得された銘板画像データの縮尺補正を行う縮尺補正手段と、
角度・縮尺を補正した銘板画像データから領域データを取得し、この角度・縮尺を補正した銘板画像データにおける領域データ内のパターンデータを型式データ、定格情報データ、所有者表示データとして抽出設定することにより検出表記データを生成するデータ設定手段と、
として機能することを特徴とする検査装置。 - 請求項3に記載の検査装置において、
前記検出表記データ生成手段で算出された角度ズレおよび縮尺ズレに基づいて、カメラの撮像偏位や焦点距離を制御し、銘板画像の角度・範囲を補正してカメラの撮像範囲が銘板範囲とほぼ一致するように設定して一次画像データをそのまま銘板画像データとなるように設定する撮像範囲設定部を、
備えることを特徴とする検査装置。 - 請求項4に記載の検査装置において、
前記撮像範囲設定部は、
回転移動量及びベクトル比率が所定の閾値を超えた場合、撮像範囲を限定不可と判断することを特徴とする検査装置。 - 請求項5に記載の検査装置において、
前記設定手段は、銘板画像を含む一次画像データを取得し、この画像データの中で最も大きい大枠を銘板の大枠として抽出して、この銘板の大枠およびこの銘板の大枠内の画像データを銘板画像データとして設定する銘板画像データ生成手段と、
この銘板画像データをディスプレイに出力させるディスプレイ出力手段と、
ディスプレイに表示された銘板画像を基にポインティングデバイスで銘板自体の長方形の大枠を表す四隅の四点、電力量表示部の表示枠を表す四隅の四点、および、型式・電流階級値・電圧階級値・「電」マーク印を覆う長方形の黒縁付の区分枠を表す四隅の四点が指定されて、銘板自体の長方形の大枠を表す四隅の四点の位置座標データ、電力量表示部の表示枠を表す四隅の四点の位置座標データ、および、型式・電流階級値・電圧階級値・「電」マーク印を覆う長方形の黒縁付の区分枠を表す四隅の四点の位置座標データによる領域データを設定する領域データ設定手段と、
各領域データ内のパターンデータを型式データ、定格情報データ、所有者表示データとして抽出設定するデータ抽出設定手段と、
銘板画像データ、型式データ、定格情報データ、所有者表示データによる基準表記データを設定登録する設定登録手段と、
として機能することを特徴とする検査装置。
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