JP4290027B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、尿素水溶液を還元剤として用いて排気中の窒素酸化物(NOx)を還元除去する排気浄化装置において、特に、排気管に析出した尿素を除去する技術に関する。
エンジンの排気に含まれるNOxを除去する触媒浄化システムとして、特開2000−27627号公報(特許文献1)に開示された排気浄化装置が提案されている。
かかる排気浄化装置は、エンジンの排気管に配設された還元触媒の排気上流に、エンジン運転状態に応じた必要量の液体還元剤を噴射供給することで、排気中のNOxと還元剤とを触媒還元反応させて、NOxを無害成分に浄化処理するものである。ここで、還元反応は、NOxと反応性が良好なアンモニアを用いるもので、液体還元剤としては、排気熱及び排気中の水蒸気により加水分解してアンモニアを容易に発生する尿素水溶液が用いられる。
特開2000−27627号公報
ところで、還元触媒の排気上流に噴射供給された尿素水溶液の一部は、排気管の内壁に付着することが知られている。排気管は排気熱により高温となっているため、その内壁に付着した尿素水溶液から水分が蒸発し、尿素が析出されてしまうことがある。エンジン負荷が高ければ、排気温度の上昇に伴って排気管温度が尿素の融点以上となり、尿素が溶解して除去される。しかし、エンジン負荷が低い状態が長時間連続すると、排気管温度が尿素の融点以上まで昇温せず、尿素堆積量が徐々に増加してしまう。尿素堆積量が多くなると排気抵抗が増加することから、排気圧力の上昇による燃費及び出力低下を来してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、尿素が析出する可能性がある排気管をヒータにより尿素の融点以上に適宜加熱することで、排気管に析出した尿素が除去可能な排気浄化装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、エンジン排気管に配設され、窒素酸化物を尿素水溶液により還元浄化する還元触媒と、該還元触媒の排気上流に尿素水溶液を噴射供給する噴射供給手段と、該噴射供給手段により噴射供給された尿素水溶液が付着する部位を少なくとも含む排気管の周囲に配設されたヒータと、該ヒータが配設された部位を挟む排気管内の差圧を検出する差圧検出手段と、該差圧検出手段により検出された差圧が所定値以上となったときに、前記排気管内に尿素が析出したと判定する析出判定手段と、該析出判定手段により尿素が析出したと判定されたときに、前記ヒータの作動を制御する作動制御手段と、を含んで排気浄化装置を構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記ヒータが配設された部位の排気管温度を検出する温度検出手段を備え、前記作動制御手段は、前記温度検出手段により検出された排気管温度が尿素の融点以上となるようにヒータの作動を制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、エンジンがアイドル状態にあるか否かを判定するアイドル判定手段と、該アイドル判定手段によりエンジンがアイドル状態であると判定されたときに、前記ヒータを作動させる作動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、エンジンが暖機中であるか否かを判定する暖機判定手段と、前記暖機判定手段によりエンジンが暖機中であると判定されたときに、前記ヒータの作動を禁止する第1の作動禁止手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明では、各種補機が作動しているか否かを判定する補機作動判定手段と、該補機作動判定手段により各種補機が作動中であると判定されたときに、前記ヒータの作動を禁止する第2の作動禁止手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記エンジンが停止したか否かを判定する停止判定手段と、前記ヒータが配設された部位の排気管温度を検出する温度検出手段と、を備え、前記作動制御手段は、前記析出判定手段により尿素が析出したと判定されたことに加え、前記停止判定手段によりエンジンが停止したと判定され、かつ、前記温度検出手段により検出された排気管温度が尿素の融点未満であるときに、前記ヒータを所定時間作動させることを特徴とする。
請求項7記載の発明では、前記ヒータの周囲に断熱材が配設されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、還元触媒の排気上流に噴射供給された尿素水溶液の一部が排気管内壁に付着し、排気熱によりその水分が蒸発して尿素が析出されたときには、尿素が析出することに起因する圧力損失を介して、排気管内に尿素が析出したことが高精度に判定される。そして、排気管内に尿素が析出したときのみ、尿素水溶液が付着する部位を含む排気管の周囲に配設されたヒータを作動させることで、析出した尿素を加熱して溶解することができる。このため、ヒータの作動を適切に制御することで、排気管に析出した尿素を除去でき、排気抵抗の増加を起因とする燃費及び出力低下を確実に防止することができる。一方、尿素が析出していないときにはヒータが作動することがなく、不必要なエネルギ消費を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、排気管温度が尿素の融点以上となるようにヒータの作動が制御されるため、排気管温度が尿素の融点以上であるときにはヒータが作動せず、不必要なエネルギが消費されることを防止できる。なお、排気管温度が尿素の融点以上であるときには、析出した尿素は排気管から受熱して自然溶解するので、ヒータが作動しなくとも不具合は発生しない。
請求項3記載の発明によれば、エンジンがアイドル状態である場合に限って、ヒータを作動させるため、排気によってヒータから奪われる熱量が少なくなり、析出した尿素を効率的に除去することができる。
請求項4又は請求項5に記載の発明によれば、エンジンが暖機中又は各種補機が稼動中であるときにはヒータの作動が禁止されるため、オルタネータ(交流発電機)の負荷変動に伴ってエンジン運転が不安定となることを防止することできる。
請求項6記載の発明によれば、排気管に尿素が析出した状態でエンジンが停止しても、排気管温度が尿素の融点未満、換言すると、尿素が自然溶解しない温度であれば、ヒータが所定時間作動するので、析出した尿素が融点以上に加熱され、これを溶解除去することができる。このため、エンジンを再始動したときには、排気抵抗の増加が問題となる尿素の析出がなく、エンジン始動直後から、燃費及び出力低下を確実に防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、ヒータの周囲に配設される断熱材により、ヒータで発生した熱が排気管の外方へと拡散されることが抑制され、効率的に排気管を加熱するために活用される。このため、必要最小限のエネルギを用いて、排気管を尿素の融点以上まで加熱することが可能となり、車載バッテリの消耗などを抑制することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明を具現化した排気浄化装置の構成を示す。
エンジン10の排気は、排気マニフォールド12から、NOx還元触媒14が配設された排気管16を通過して大気中に排出される。NOx還元触媒14の排気上流には、還元剤供給装置18から配管20及び噴射ノズル22を介して、還元剤としての尿素水溶液が空気と共に噴射供給される。即ち、NOx還元触媒14の排気上流の排気管16には、図2に示すように、その周壁に開口した開口部16Aを塞ぐように、噴射ノズル22が結合されたフランジ24がボルト26により締結される。そして、還元剤供給装置18と噴射ノズル22とは、配管20により連通接続される。
また、噴射ノズル22の排気下流であって、ここから噴射供給された尿素水溶液が付着する部位を少なくとも含む排気管16の周囲には、その温度を少なくとも尿素の融点(132℃)以上に加熱可能な電熱ヒータ28と、電熱ヒータ28で発生した熱が外部に拡散されることを抑制する断熱材30と、がこの順序で配設される。
そして、還元剤供給装置18及び電熱ヒータ28の制御系として、エンジン10の回転速度Ne及び負荷Qを夫々検出する回転速度センサ32及び負荷センサ34、電熱ヒータ28が配設された部位の排気管温度Teを検出する温度センサ36(温度検出手段)、電熱ヒータ28が配設された部位を挟む排気管16内の差圧Δpを検出する差圧センサ38(差圧検出手段)、各種補機が作動中のときにON信号を出力する補機スイッチ40、並びに、冷却水温度Twを検出する水温センサ42が夫々設けられる。ここで、エンジン10の負荷Qとしては、燃料噴射量,アクセルペダル開度,スロットル弁開度,吸気流量,吸気負圧などが利用可能である。回転速度センサ32,負荷センサ34,温度センサ36,差圧センサ38,補機スイッチ40および水温センサ42の各出力信号は、コンピュータを内蔵したコントロールユニット44に入力され、そのROM(Read Only Memory)に記憶された制御プログラムによって、還元剤供給装置18及び電熱ヒータ28が夫々制御される。なお、温度センサ36は、排気管温度Teを直接検出する構成に代えて、排気温度を介して排気管温度Teを間接的に検出する構成としてもよい。
ここで、還元剤供給装置18,配管20,噴射ノズル22及びコントロールユニット44を含んで噴射供給手段が構成される。また、コントロールユニット44の制御プログラムにより、作動制御手段が実現される。
次に、エンジン10の始動後にコントロールユニット44において実行される、電熱ヒータ28の作動を制御する制御プログラムについて図3を参照しつつ説明する。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、差圧センサ38により検出された差圧Δpに基づいて、排気管16の内壁に尿素が析出したか否かを判定する。即ち、排気管16の内壁に尿素がある程度析出すると、排気流路面積が小さくなることから圧力損失が発生し、その前後の圧力差が大きくなる特性がある。このため、差圧Δpが所定値p0以上であるか否かを介して、尿素の析出を間接的に検出することができる。そして、尿素が析出したならばステップ2へと進む一方(Yes)、尿素が析出していなければ待機する(No)。なお、ステップ1の処理が、析出判定手段に該当する。
ステップ2では、回転速度センサ32により検出された回転速度Neに基づいて、エンジン10が稼動中であるか否か、換言すると、エンジン10が停止したか否かを判定する。そして、エンジン10が稼動中であればステップ3へと進む一方(Yes)、エンジン10が稼動中でなければ停止したと判断しステップ8へと進む(No)。なお、ステップ2の処理が、停止判定手段に該当する。
ステップ3では、回転速度センサ32及び負荷センサ34により夫々検出された回転速度Ne及び負荷Qに基づいて、エンジンがアイドル状態にあるか否かが判定される。即ち、回転速度Neが略アイドル回転速度であり、かつ、負荷Qが所定値Q0以下であれば、エンジン10はアイドル状態であると判定することができる。ここで、吸気系にスロットル弁を備えるものでは、スロットル開度センサ又はアイドルスイッチなどからアイドル状態にあるか否かを判定するようにしてもよい。そして、エンジン10がアイドル状態であればステップ4へと進む一方(Yes)、アイドル状態でなければステップ1へと戻る(No)。なお、ステップ3の処理が、アイドル判定手段及び作動手段に夫々該当する。
ステップ4では、水温センサ42により検出された冷却水温度Twに基づいて、エンジン10の暖機が完了したか否か、換言すると、暖機中であるか否かを判定する。そして、暖機が完了していればステップ5へと進む一方(Yes)、暖機中であればステップ1へと戻る(No)。なお、ステップ4の処理が、暖機判定手段及び第1の作動禁止手段に夫々該当する。
ステップ5では、補機スイッチ40からのON/OFF信号に基づいて、各種補機が稼動中であるか否かを判定する。そして、各種補機が稼動していなければステップ6へと進む一方(Yes)、各種補機が稼動していればステップ1へと戻る(No)。なお、ステップ5の処理が、補機作動判定手段及び第2の作動禁止手段に夫々該当する。
ステップ6では、温度センサ36により検出された排気管温度Teが所定値T0未満であるか否かを判定する。ここで、所定値T0は、排気管16の内壁に析出した尿素が溶解する温度、具体的には、尿素の融点温度以上に設定する。そして、排気管温度Teが所定値T0未満であればステップ7へと進み(Yes)、析出した尿素を融点以上に加熱して溶解除去すべく、電熱ヒータ28を所定時間作動させる。一方、排気管温度Teが所定値T0以上であれば、尿素が自然に溶解除去されるので、不必要な電力消費を防止すべく、電熱ヒータ28を作動させずにステップ1へと戻る(No)。
ステップ8では、エンジン10を停止した後の処理が行われる。即ち、温度センサ36により検出された排気管温度Teが所定値T0未満であるか否か、換言すると、排気管16の内壁に析出した尿素が自然溶解するか否かを判定する。そして、排気管温度Teが所定値T0未満であればステップ9へと進み(Yes)、析出した尿素を融点以上に加熱して溶解除去すべく、電熱ヒータ28を所定時間作動させる。一方、排気管温度Teが所定値T0以上であれば、尿素が自然に溶解除去されるので、不必要な電力消費を防止すべく、電熱ヒータ28を作動させずに処理を終了する(No)。
なお、ステップ1,ステップ2及びステップ6〜ステップ9の一連の処理が、作動制御手段に該当する。
ここで、かかる構成からなる排気浄化装置の作用について説明する。
エンジン10の排気は、排気マニフォールド12及び排気管16を経て、NOx還元触媒14へと導入される。また、噴射ノズル22から噴射供給された尿素水溶液は、排気熱及び排気中の水蒸気により加水分解されてアンモニアとなり、排気流に乗ってNOx還元触媒14へと導入される。そして、NOx還元触媒14では、アンモニアを用いた還元反応により、排気中のNOxが水(H2O)及び無害なガス(N2など)に転化されて浄化される。
ところで、噴射ノズル22から噴射供給された尿素水溶液は、全量が加水分解してアンモニアになるとは限らず、その一部が排気管16の内壁に付着してしまう。排気温度が高く排気管温度Teが尿素の融点以上であれば、排気管16の内壁に付着した尿素水溶液の水分が蒸発して尿素が析出されたとしても、自然に融解除去されるため問題とはならない。しかし、排気管温度Teが尿素の融点未満であれば、排気管16の内壁に析出した尿素が融解除去されず、この状態が長時間連続すると、尿素の堆積量が徐々に増加してしまう。このため、尿素析出部位を挟む排気管16の差圧Δpが所定値p0以上となれば、尿素が析出したと判定することができる。
そして、尿素が析出したときであって、排気管温度Teが所定値T0未満であれば、尿素水溶液が付着する部位を少なくとも含む排気管16の周囲に配設された電熱ヒータ28を所定時間作動させることで、析出した尿素を融点以上に加熱し、これを融解除去することができる。また、エンジン10がアイドル状態である場合に限って、電熱ヒータ28を作動させるため、排気によって電熱ヒータ28から奪われる熱量が少なくなり、析出した尿素を効率的に除去することができる。さらに、エンジン10が暖機中又は各種補機が稼動中には、エンジン運転が不安定となりがちであるので、電熱ヒータ28の作動を禁止し、オルタネータ(交流発電機)の負荷変動に伴ってエンジン運転が不安定となることを防止している。
このため、エンジン10の稼動中においては、その運転が不安定となることがない限り、尿素析出に伴って電熱ヒータ28が作動し、これが溶解除去されるので、排気抵抗の増加を起因とする燃費及び出力低下を確実に防止することができる。
一方、尿素が析出した状態でエンジン10を停止したときには、排気管温度Teが尿素の融点未満であれば、排気管16の内壁に析出した尿素は溶解せずにそのままとなってしまう。このため、排気管温度Teが尿素の融点未満であれば、電熱ヒータ28を所定時間作動させることで、析出した尿素を融点以上に加熱し、溶解除去することができる。よって、エンジン10を再始動したときには、排気抵抗の増加が問題となる尿素の析出がなく、エンジン始動直後から、燃費及び出力低下を確実に防止することができる。
このとき、電熱ヒータ28の周囲には断熱材30が配設されているので、電熱ヒータ28で発生した熱が排気管16の外方へと拡散されることが抑制され、効率的に排気管16を加熱するために活用される。このため、必要最小限のエネルギを用いて、排気管温度Teを尿素の融点以上まで加熱することが可能となり、車載バッテリの消耗などを抑制することができる。
本発明を具現化した排気浄化装置の構成図 噴射ノズル近傍の部分拡大図 電熱ヒータの制御内容を示すフローチャート
符号の説明
10 エンジン
14 NOx還元触媒
16 排気管
18 還元剤供給装置
20 配管
22 噴射ノズル
28 電熱ヒータ
30 断熱材
32 回転速度センサ
34 負荷センサ
36 温度センサ
38 差圧センサ
40 補機スイッチ
42 水温センサ
44 コントロールユニット

Claims (7)

  1. エンジン排気管に配設され、窒素酸化物を尿素水溶液により還元浄化する還元触媒と、
    該還元触媒の排気上流に尿素水溶液を噴射供給する噴射供給手段と、
    該噴射供給手段により噴射供給された尿素水溶液が付着する部位を少なくとも含む排気管の周囲に配設されたヒータと、
    該ヒータが配設された部位を挟む排気管内の差圧を検出する差圧検出手段と、
    該差圧検出手段により検出された差圧が所定値以上となったときに、前記排気管内に尿素が析出したと判定する析出判定手段と、
    該析出判定手段により尿素が析出したと判定されたときに、前記ヒータの作動を制御する作動制御手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記ヒータが配設された部位の排気管温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記作動制御手段は、前記温度検出手段により検出された排気管温度が尿素の融点以上となるようにヒータの作動を制御することを特徴とする請求項1記載の排気浄化装置。
  3. エンジンがアイドル状態にあるか否かを判定するアイドル判定手段と、
    該アイドル判定手段によりエンジンがアイドル状態であると判定されたときに、前記ヒータを作動させる作動手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排気浄化装置。
  4. エンジンが暖機中であるか否かを判定する暖機判定手段と、
    前記暖機判定手段によりエンジンが暖機中であると判定されたときに、前記ヒータの作動を禁止する第1の作動禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の排気浄化装置。
  5. 各種補機が作動しているか否かを判定する補機作動判定手段と、
    該補機作動判定手段により各種補機が作動中であると判定されたときに、前記ヒータの作動を禁止する第2の作動禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の排気浄化装置。
  6. 前記エンジンが停止したか否かを判定する停止判定手段と、
    前記ヒータが配設された部位の排気管温度を検出する温度検出手段と、
    を備え、
    前記作動制御手段は、前記析出判定手段により尿素が析出したと判定されたことに加え、前記停止判定手段によりエンジンが停止したと判定され、かつ、前記温度検出手段により検出された排気管温度が尿素の融点未満であるときに、前記ヒータを所定時間作動させることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の排気浄化装置。
  7. 前記ヒータの周囲に断熱材が配設されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の排気浄化装置。
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