JP4287427B2 - 携帯端末用アンテナ装置及び携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末用アンテナ装置及び携帯端末に関する。
PDC(Personal Digital Cellular)やPHS(Personal Handyphone System)などの携帯端末は、通話を行う音声通信と、メールや画像などのデータのやりとりを行うデータ通信の2つの機能を備えている。携帯端末を用いて通話を行う場合、携帯端末を人体頭部の耳に近接して使用するため、人体を含んだアンテナの放射効率が低下してしまう。そのため、通話時のアンテナ指向性は、人体から離れる方向を向いていることが望ましい。
一方データ通信の場合、携帯端末を人体から離して使用するため、携帯端末の周囲に自由空間が広がる。そのため、データ通信時のアンテナの指向性は、さまざまな方向から到来する電磁波を受信できる無指向性となることが望ましい。したがって、携帯端末は、通話時とデータ通信時に応じてアンテナの指向性を上述の状態に切り換えられるアンテナ装置を備えていることが望まれる。
そこで、アンテナの指向性を変化させることができるアンテナ装置が既に知られている(例えば、特許文献1参照。)。このアンテナ装置は、接地導体に接続され高周波電流が給電されるアンテナA0と無給電素子A1,A2,・・・,A6を有している。なお、アンテナA0と無給電素子A1,A2,・・・,A6は、接地導体の同一平面上に接続されている。そして、無給電素子A1,A2,・・・,A6に接続された可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変化させることで、無給電素子の電気的な素子長を変化させている。この変化により、電気的な素子長がアンテナA0の素子長より長くなった無給電素子は、アンテナA0に対して反射器として働き、短くなった無給電素子は、導波器として働く。つまり、このアンテナ装置では、各無給電素子の電気的な素子長を変化させることで、接地導体と平行な平面の指向性を変化させている。
特開2001−24431公報(4頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載されたアンテナ装置は、アンテナA0や無給電素子A1,A2,・・・,A6に比べ、接地導体が大きいため、この接地導体がアンテナA0の反射器として動作する。これにより、アンテナA0から放射される電磁波の放射パターンは、接地導体に対してアンテナA0が接続されている側に傾く。また、アンテナA0と無給電素子A1,A2,・・・,A6が接地導体の同一平面上に接続されているため、アンテナA0の指向性の変化も、アンテナA0が接続された接地導体側に偏った範囲内に限定されてしまう。そのため、接地導体のアンテナA0が接続されていない側へのアンテナの放射を増大させることができず、データ通信時にアンテナを無指向性に近づけることができないという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、通話時とデータ通信時とで最適な指向性を得る携帯端末用アンテナ装置及びこのアンテナを内蔵した携帯端末を提供すること目的とする。
本発明の一実施形態である携帯端末用アンテナ装置は、地板と、前記地板のスピーカーが接続される第1の面に、スイッチを介して接続される無給電素子と、前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、前記無給電素子の素子長が使用周波数の四分の一波長であって、前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを開放し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを短絡することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態である携帯端末用アンテナ装置は、地板と、前記地板のスピーカーが接続される第1の面に接続される無給電素子と、前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、前記無給電素子の素子長が使用周波数の二分の一波長であって、前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを短絡し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを開放することを特徴とする。
本発明の一実施形態である携帯端末は、携帯端末筐体と、前記携帯端末筐体に内蔵されたアンテナ装置と、前記アンテナ装置を介して通信相手と通信を行う無線送受信手段とを備え、前記アンテナ装置は、地板と、前記地板のスピーカーが接続される第1の面に、スイッチを介して接続される無給電素子と、前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、前記無給電素子の素子長が使用周波数の四分の一波長であって、前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを開放し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを短絡することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態である携帯端末は、携帯端末筐体と、前記携帯端末筐体に内蔵されたアンテナ装置と、前記アンテナ装置を介して通信相手と通信を行う無線送受信手段とを備え、前記アンテナ装置は、地板と、前記地板のスピーカーが接続される第1の面に接続される無給電素子と、前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、前記無給電素子の素子長が使用周波数の二分の一波長であって、前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを短絡し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを開放することを特徴とする。
本発明の携帯端末用アンテナ装置及び携帯端末によれば、通話時には人体と離れる方向にアンテナの指向性が設定され、データ通信時には無指向性に近づくようにアンテナの指向性が設定されるように切り替えられるので、使用状況に応じて最適な指向性を得ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、図1を用いて本発明に係る携帯端末の概略構成について説明する。
図1に示す携帯端末は、携帯端末筐体1、この携帯端末筐体1に内蔵された携帯端末用アンテナ装置2、この携帯端末用アンテナ装置2を介して通話信号、メールや画像などのデータ信号を基地局に送信する無線送信部3、基地局から送信された通話信号、メールや画像などのデータ信号を受信する無線受信部4、及び各種の動作制御や送信データを送信信号に、受信信号を受信データに変換する情報処理部5、及びキーパッド(図示せず)など携帯端末を操作するインタフェースを有する操作部6を備えている。
本発明は、上述した携帯端末用アンテナ装置2に関する。そこで、以下、携帯端末用アンテナ装置2を中心にその構成及び動作について詳細に説明する。
図2乃至図5を用いて本発明の第1の実施例を説明する。
図2は、第1の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の構成を示す図である。この携帯端末用アンテナ装置2は、長方形板状の有限地板11、この有限地板11に接続された通話用スピーカー12、有限地板11の通話用スピーカー12が接続されていない面(以下、有限地板11の裏側と称する。)に給電点13を有する折り返しモノポールアンテナ14、通話用スピーカー12が接続された面(以下、有限地板11の表側と称する。)にスイッチ15を介して接地される無給電逆L素子16、及び、スイッチ15を制御する機能を含む通信識別部17を有している。
次に、実施例1の携帯端末用アンテナ装置2の構成を詳細に説明する。
まず、有限地板11は、導体であり、携帯端末に実装した場合では幾層にも重なる誘電体基板のいずれかの層に存在する。次に、この有限地板11の表側に接続された通話用スピーカー12は、通話をする場合に使用されるため、通話時には人体に向けられる。そのため通話している場合、有限地板11の裏側は、人体の反対方向に向けられる。
また、折り返しモノポールアンテナ14は、有限地板11裏側の長手方向の中央近くに給電点13を有している。この折り返しモノポールアンテナ14は、線状導体であり、給電点13から有限地板11と略垂直に伸びた線状導体を有限地板11の長手方向と略平行になるよう折り曲げられ、さらに自身と略平行に給電点13付近まで折り返した形状になっており、給電点13付近で有限地板11に短絡されている。なお、本実施例では、アンテナに折り返しモノポールアンテナ14を用いているが、図3(a)に示す逆Lアンテナ21、図3(b)に示す逆Fアンテナ22、及び図3(c)に示すパッチアンテナ23を使用しても良い。即ち、アンテナに高周波電流を給電した際に有限地板11に比較的大きな電流が流れるアンテナであれば、折り返しモノポールアンテナ14の代わりとしていずれのアンテナを使用してもよい。
次に、有限地板11と無給電逆L素子16の間に設けられたスイッチ15は、高周波用のスイッチであり、使用周波数の無線信号の通過・遮断を切り替える。図2のスイッチ15は単極単投スイッチであるが、これと等価な機能を有するものであれば、ピンダイオード、MEMS(Micro Electro Mechanical System)スイッチ等を用いてもよい。
次に、有限地板11の表側にスイッチ15を介して接地される無給電逆L素子16は、有限地板11に給電点を有していないが、それ以外は逆Lアンテナ21(図3(a)参照)と同じ構造をしており、その素子長は使用周波数の四分の一波長となっている。無給電逆L素子16は、給電点を有していないため、直接高周波電流が給電されることはないが、スイッチ15が短絡され、無給電逆L素子16が有限地板11に接地された状態で折り返しモノポールアンテナ14に高周波電流が給電されると、これと同じ電流が無給電逆L素子16にも流れる。したがって、スイッチ15が短絡されると無給電逆L素子16が動作可能となる。
しかし、スイッチ15が開放され、無給電逆L素子16が有限地板11に接地されていない状態では、折り返しモノポールアンテナ14に高周波電流が給電されても、これと同じ電流が無給電逆L素子16に流れない。したがって、スイッチ15が開放されると無給電逆L素子16が動作不能となる。なお、本実施例では無給電逆L素子16を使用しているが、無給電逆L素子16の代わりに無給電パッチ素子を使用しても良い。この場合の無給電パッチ素子も有限地板11に給電点を有していないが、それ以外はパッチアンテナ23(図3(c)参照)と同じ構造をしている。
次に、図4を用いて通信識別部17を説明する。図4に示す通信識別部17は、音声信号処理部201、制御部202及びバイアス電圧用電源回路203を有している。この音声信号処理部201はマイクロフォン(図示せず)により取得した音声信号を、無線信号に重畳する符号に変換する。音声信号処理部201は、音声信号を無線信号に重畳すべく動作していると判断した場合は、通話時であると識別する。また、音声信号を無線信号に重畳していないと判断した場合は、データ通信時と識別する。そして、音声信号処理部201は、その識別結果を制御部202へ通知する。通知を受けた制御部202は、この識別結果に基づきバイアス電圧用電源回路203を制御する。このバイアス電圧用電源回路203は、制御部202の制御を受けて、スイッチ15を開放/短絡するためのバイアス電圧を送出する。ここでは、音声信号処理部201が、通話時またはデータ通信時のいずれかを識別しているが、例えば携帯端末の中央演算処理装置など、音声信号を処理している装置を用いて識別してもよい。
次に、図5のフローチャートを用いて、実施例1における携帯端末用アンテナ装置2の動作について説明する。
携帯端末用アンテナ装置2が通信を開始すると、まず通信識別部17の音声信号処理部201は、その通信が通話であるか、又はデータ通信であるかを識別する(ステップ101)。通話であると識別した場合、通信識別部17の制御部202は、バイアス電圧用電源回路203を制御してスイッチ15を開放するバイアス電圧を送出する(ステップ102)。バイアス電圧によってスイッチ15が開放されると、無給電逆L素子16は、有限地板11に接続されていない状態になるため、折り返しモノポールアンテナ14との間の結合量が極めて小さくなる。そのため、折り返しモノポールアンテナ14に給電される高周波電流が、無給電逆L素子16には流れず、主に折り返しモノポールアンテナ14から電磁波が放射される(ステップ103)。
したがって、図6(a)に示すように、折り返しモノポールアンテナ14は、有限地板11の裏側(すなわち、有限地板11の通話用スピーカー12が接続される表側とは反対側)に設置されているので、折り返しモノポールアンテナ14から放射される電磁波は、人体とは離れる指向性となる。
また、音声信号処理部201がデータ通信であると識別された場合、通信識別部17の制御部202は、バイアス電圧用電源回路203を制御してスイッチ15を短絡するバイアス電圧を送出する(ステップ104)。バイアス電圧によってスイッチ15が短絡されると、無給電逆L素子16は、有限地板11に接続されている状態になるため、折り返しモノポールアンテナ14との間の結合量が大きくなる。そのため、折り返しモノポールアンテナ14に高周波電流が給電されると、これと同じ電流が無給電逆L素子16にも流れ、折り返しモノポールアンテナ14及び無給電逆L素子16の両方から電磁波が放射される(ステップ105)。
したがって、図6(b)に示すように、有限地板11の裏側に設置されている折り返しモノポールアンテナ14と、有限地板11の表側に設置されている無給電逆L素子16の2つの素子から電磁波が放射され、有限地板11の両側から無指向性で放射される。
以上のように、通話とデータ通信の場合とで無給電逆L素子16の使用可/不可を切り替えて通信を行った後、通信識別部17は、さらに通信を行うか否か判断する(ステップ106)。これは、通信を行う無線信号を生成する無線送信部3又は無線受信部4からの指示を受けて判断しても良く、また、折り返しモノポールアンテナ14にさらに電流が給電されるか否かによって判断しても良い。通信識別部17は、さらに通信を行うと判断した場合、ステップ1に戻り、その通信が通話であるかデータ通信であるかを識別する。また、通信を行わないと判断した場合は、動作を終了する。
なお、本実施例では、無給逆L素子の素子長を使用周波数の四分の一波長としたが、
使用周波数の二分の一波長としてもよい。この場合、スイッチ15を開放し無給電逆L素子16を有限地板11から離した状態で、折り返しモノポールアンテナ14に高周波電流を流すと、同じ電流が無給電逆L素子16に流れるが、スイッチ15を短絡し無給電逆L素子16を有限地板11に接続した状態では、無給電逆L素子16に電流はあまり流れない。そのため、上述した動作は通話とデータ通信で逆転し、通話の場合にスイッチ15を短絡し、データ通信の場合に開放する。
以上のように第1の実施例によれば、アンテナ14とは別に素子長を使用周波数の四分の一波長とする無給逆L素子をアンテナ14とは反対側の有限地板11に接続した構成で、通話時は、無給電逆L素子16と有限地板11の間をスイッチ15により開放し、折り返しモノポールアンテナ14からの電磁波の放射パターンを人体とは反対の方向の指向性で放射し、データ通信時は、無給電逆L素子16と有限地板11の間をスイッチ15により短絡し、折り返しモノポールアンテナ14と無給電逆L素子16の両方から電磁波の放射パターンを無指向性で放射する。即ち、通話時とデータ通信時の通信状態に応じてアンテナの指向性が最適となるように切り替えることができる。
さらに、折り返しモノポールアンテナ14の給電点13を有限地板11裏側の長辺中央近くに設置することで、携帯端末を左右の手でそれぞれ把持した場合の放射パターンの差異が小さくなり、どちらの手で携帯端末を把持してもアンテナの利得が劣化することなく通話することができる。
次に、図7を用いて本発明の第2の実施例を説明する。図7に、第2の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の構成を示す。この携帯端末用アンテナ装置2は、図2に示す携帯端末用アンテナ装置2とほぼ同じ構成であるが、有限地板11と無給電逆L素子16との接地点15a(即ち、有限地板11とスイッチ15の接続点)と、折り返しモノポールアンテナ14の給電点13から最も遠い先端部14aとが、有限地板11に垂直な方向から見て重なっている点が異なっている。即ち、折り返しモノポールアンテナ14の先端部14aから垂直な有限地板11の裏側と対称な表側に、無給電逆L素子16が接続されるスイッチ15と有限地板11の接続点が形成されている。
ただし、無給電逆L素子16の接地点15aと折り返しモノポールアンテナ14の先端部15aは厳密に重なっている必要はなく、使用周波数の十分の一波長程度の範囲であればずれていてもよい。それ以外の構成および動作は、図2に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて説明は省略する。
なお、本実施例においても、第1の実施例と同様、折り返しモノポールアンテナ14の代わりに、図3に示す逆Lアンテナ21、逆Fアンテナ22、及びパッチアンテナ23を使用してもよい。さらに、無給電逆L素子16についても、代わりに無給電パッチ素子を使用しても良い。
以上のように第2の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果に加えて、さらに無給電逆L素子16の接地点15aと折り返しモノポールアンテナ14の先端部14aが重なっているため、スイッチ15の開放・短絡の切り替え時に折り返しモノポールアンテナ14の入力インピーダンスが変化しにくく、安定したアンテナ放射を得ることができる。
次に、図8を用いて本発明の第3の実施例を説明する。図8に、第3の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の構成を示す。この携帯端末用アンテナ装置2は、図7に示す携帯端末用アンテナ装置2とほぼ同じ構成であるが、無給電逆L素子16の先端の向きと、給電点13から折り返しモノポールアンテナ14の先端の向きとが同じになるように、無給電逆L素子16が配置されている点が異なる。それ以外の構成は、図7に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて構成および動作の説明は省略する。
なお、本実施例においても、第1の実施例と同様、折り返しモノポールアンテナ14の代わりに、図3に示す逆Lアンテナ21、逆Fアンテナ22、及びパッチアンテナ23を使用してもよい。さらに、無給電逆L素子16についても、代わりとして無給電パッチ素子を使用しても良い。
以上のように第3の実施例によれば、第2の実施例と同様の効果に加えて、さらに無給電逆L素子16の先端の向きと折り返しモノポールアンテナ14の先端の向きが同じ方向を向いており、それぞれの放射源の空間的な位置が離れているため、放射源から放射される電磁波が干渉しにくくなり、結果として大きな放射パターンが得られる。
次に、図9を用いて、第4の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2を説明する。第4の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2は、図4に示す通信識別部17の音声信号処理部201の代わりに、CCD撮像素子204、画像演算処理部205、及び妨害物近接判定論理回路206を備えている点が異なるが、それ以外の構成要素は図2及び図4に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて説明は省略する。
次に、図9を用いて第4の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の通信識別部17について説明する。通信識別部17は、CCD撮像素子204、画像演算処理部205、妨害物近接判定論理回路206、制御部202、及びバイアス電圧用電源回路203を有している。
CCD撮像素子204は、有限地板11の表側の通話用スピーカー12付近に配置されており、内蔵するレンズ(図示せず)から入ってきた可視光を電気信号に変換し、画像演算処理部205へ出力する。画像演算処理部205は、入力された電気信号を画像データに変換し、妨害物近接判定論理回路206へ出力する。妨害物近接判定論理回路206は、入力された画像データをもとに、画像の輝度値を算出し、あらかじめ設定しておいた閾値と比較する。比較結果、輝度値が閾値より小さい、すなわち画像が暗い場合は、CCD撮像素子204の近くにレンズを人体があると判断し、通話時と識別する。また、輝度値が閾値より大きい、すなわち画像が明るい場合は、CCD撮像素子204の近くに人体がないと判断し、データ通信時と識別する。
妨害物近接判定論理回路206は、以上の判断をもとに通話時であるかデータ通信時であるかを識別し、その結果を制御部202に通知する。通知を受けた制御部202は、この識別結果に基づきバイアス電圧用電源回路203を制御する。このバイアス電圧用電源回路203は、制御部202の制御を受けて、スイッチ15を開放/短絡するためのバイアス電圧を送出する。
なお、妨害物近接判定論理回路206では、画像データの明暗から妨害物が近接しているか否かを判定しているが、それ以外でも、画像の色や質感から妨害物が近接しているか否かを判定してもよい。
以上のように第4の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果に加えて、妨害物近接判定にCCD撮像素子から取得した画像データを使用しており、例えばカメラ付き携帯端末など、あらかじめCCD撮像素子を備えている携帯端末ならば、通話時であるかデータ通信時であるかの識別部が新たに部品を増やすことなく既存の回路を利用して行うことができる。
次に、図10を用いて、第5の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2を説明する。第5の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2は、図4に示す通信識別部17の音声信号処理部201の代わりに、静電容量センサー207、及び静電容量測定回路208を備えている点が異なるが、それ以外の構成要素は図2及び図4に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて説明は省略する。
図10を用いて、第5の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の通信識別部17を説明する。まず静電容量センサー207は、近接する物体の静電容量を電気信号に変換するセンサーである。携帯端末用アンテナ装置2に物体が近づくと、静電容量センサー207が、この物体の静電容量を電気信号に変換し、静電容量測定回路208へ出力する。次に静電容量測定回路208は、静電容量センサー207から入力される電気信号を静電容量値に変換し、妨害物近接判定論理回路206に出力する。妨害物近接判定論理回路206は、この静電容量値とあらかじめ設定しておいた閾値を比較し、静電容量値が閾値より大きいと判断した場合は通話時と識別し、小さいと判断した場合はデータ通信時であると識別し、その識別結果を制御部202へ出力する。制御部202は、この識別結果に基づきバイアス電圧用電源回路203を制御する。このバイアス電圧用電源回路203は、制御部202の制御を受けて、スイッチ15を開放/短絡するためのバイアス電圧を送出する。
以上のように第5の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果に加えて、静電容量値をもとに妨害物近接判定を行っているため、鞄など静電容量の少ないものが近接しても誤って通話と判断することがなく、通話またはデータ通信を精度良く識別することができる。
次に、図11を用いて、第6の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2を説明する。第6の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2は、図4に示す通信識別部17の音声信号処理部201の代わりに、ジャイロセンサー209、角度検出回路210、及び端末姿勢判定論理回路211を備えている点が異なるが、それ以外の構成要素は図2及び図4に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて説明は省略する。
図11を用いて、第6の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の通信識別部17を説明する。まず、ジャイロセンサー209により、携帯端末用アンテナ装置2の角速度が検出され、角度検出回路210に入力される。角度検出回路210は、この携帯端末用アンテナ装置2の角速度をもとに、地面に対する携帯端末用アンテナ装置2の傾きを算出する。端末姿勢判定論理回路211は、角度検出回路210が算出した結果をもとに、アンテナ装置2が地面に対して垂直に近いと判断した場合は通話時と識別し、アンテナ装置2が地面に対して平行に近いと判断した場合はデータ通信時であると識別し、判断結果を制御部202へ通知する。制御部202は、この識別結果に基づきバイアス電圧用電源回路203を制御する。このバイアス電圧用電源回路203は、制御部202の制御を受けて、スイッチ15を開放/短絡するためのバイアス電圧を送出する。
以上のように第6の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果に加えて、通話時とデータ通信時では携帯端末用アンテナ装置2の傾きが90度近く異なるため、これをジャイロセンサー209を用いて携帯端末用アンテナ装置2の傾きを算出することで、通話であるかデータ通信であるかを精度良く識別することができる。
次に、図12を用いて、第7の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2を説明する。第7の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2は、図4に示す通信識別部17の音声信号処理部201の代わりに、入力キー識別回路を備えている点が異なるが、それ以外の構成要素は図2及び図4に示す携帯端末用アンテナ装置2と同じであるため、同一符号をつけて説明は省略する。
図12を用いて、第7の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置2の通信識別部17を説明する。まず、操作部6のキーパッド(図示せず)が操作されると、どのキーが操作されたかという入力キー情報が入力キー識別回路212に通知される。入力キー識別回路212は、この通知をもとに操作されたキーが通話時に操作されるキーであるか、データ通信時に操作されるキーであるかを判別することで、通信が通話であるかデータ通信であるかを識別し、その結果を制御部202へ通知する。制御部202は、この識別結果に基づきバイアス電圧用電源回路203を制御する。このバイアス電圧用電源回路203は、制御部202の制御を受けて、スイッチ15を開放/短絡するためのバイアス電圧を送出する。
ここでは、通信を識別するために、入力キー識別回路212にて操作されたキーが通話時又はデータ通信時に操作されるキーであるかを判断しているが、一定期間内にキーを操作した回数などをもとに判断してもよい。
以上のように第7の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果に加えて、携帯端末があらかじめ備えているキーパッドを使用して通信の識別を行っているため、新たにセンサーなどを設けることなく通信の識別を行うことができる。さらに、通話又はデータ通信を行う際には決められたキーを操作するので、通信の識別を精度良く行うことができる。
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
携帯端末の概略構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置の構成図。 図2のアンテナ14の他の構成例を示す図。 図2の通信識別部17の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第1の実施例に係る携帯端末の使用状態を示す概念図。 本発明の第2の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置の構成図。 本発明の第3の実施例に係る携帯端末用アンテナ装置の構成図。 本発明の第4の実施例に係る通信識別部17の構成を示すブロック図。 本発明の第5の実施例に係る通信識別部17の構成を示すブロック図。 本発明の第6の実施例に係る通信識別部17の構成を示すブロック図。 本発明の第7の実施例に係る通信識別部17の構成を示すブロック図。
符号の説明
1・・・筐体
2・・・アンテナ装置
3・・・無線送信部
4・・・無線受信部
5・・・情報処理部
6・・・操作部
11・・・有限地板
12・・・通話用スピーカー
13・・・給電点
14,21,22,23・・・アンテナ
15・・・スイッチ
16・・・無給電逆L素子
17・・・通信識別部
201・・・音声信号処理部
102・・・制御部
203・・・バイアス電圧用電源回路
204・・・CCD撮像素子
205・・・画像演算処理部
206・・・妨害物近接判定論理回路
207・・・静電容量センサー
208・・・静電容量測定回路
209・・・ジャイロセンサー
210・・・角度検出回路
211・・・端末姿勢判定論理回路
212・・・入力キー検出回路

Claims (12)

  1. 地板と、
    前記地板のスピーカーが接続される第1の面に、スイッチを介して接続される無給電素子と、
    前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、
    通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、
    前記無給電素子の素子長が使用周波数の四分の一波長であって、
    前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、
    前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを開放し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを短絡することを特徴とする携帯端末用アンテナ装置。
  2. 地板と、
    前記地板のスピーカーが接続される第1の面に接続される無給電素子と、
    前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、
    通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、
    前記無給電素子の素子長が使用周波数の二分の一波長であって、
    前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、
    前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを短絡し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを開放することを特徴とする携帯端末用アンテナ装置。
  3. 前記アンテナの先端から垂直な前記地板の第2の面と対称な前記第1の面に前記スイッチと前記地板の接続点が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  4. 前記無給電素子の先端の方向と、前記アンテナの先端の方向とが同じであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  5. 前記給電点は、前記地板の長辺の中央付近に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  6. 前記通信識別手段は、
    通話時に取得した音声信号を無線信号に重畳する場合は通話であると識別し、重畳していない場合はデータ通信であると識別する音声処理部と、
    前記音声処理部の識別結果に応じて前記スイッチの開放または短絡を制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  7. 前記通信識別手段は、
    前記スピーカー近くに配置されたCCD撮像素子と、
    前記CCD撮像素子から得られた信号を画像データに変換する画像演算処理部と、
    前記画像データに人物が含まれている場合は通話であると識別し、前記画像データに人物が含まれていない場合はデータ通信であると識別する妨害物近接判定論理回路と、
    前記妨害物近接判定論理回路の識別結果に応じて前記スイッチの開放または短絡を制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  8. 前記通信識別手段は、
    近接する物体の静電容量を電気信号に変換する静電容量センサーと、
    前記静電容量センサーからの前記電気信号を静電容量値に変換する静電容量測定回路と、
    前記静電容量測定回路からの前記静電容量値が閾値以上である場合は通話であると識別し、前記静電容量値が閾値より小さい場合はデータ通信であると識別する妨害物近接判定論理回路と、
    前記妨害物近接判定論理回路の識別結果に応じて前記スイッチの開放または短絡を制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  9. 前記通信識別手段は、
    前記地板の角度情報を検出するジャイロセンサーと、
    前記ジャイロセンサーからの前記角度情報から地面に対する前記地板の傾きを算出する角度検出回路と、
    前記角度検出回路により算出された結果から、前記地板が前記地面に対して垂直に近い場合は通話であると識別し、前記地板が前記地面に対して水平に近い場合はデータ通信であると識別する端末姿勢判定論理回路と、
    前記端末姿勢判定論理回路の識別結果に応じて前記スイッチの開放または短絡を制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  10. 前記通信識別手段は、
    キー操作が行われた時のキーが通話に使用されるキーか又はデータ通信に使用されるキーかを判別し、その判別結果をもとに通話時かデータ通信時かを識別する入力キー識別部と、
    前記入力キー識別部の識別結果に応じて前記スイッチの開放または短絡を制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の携帯端末用アンテナ装置。
  11. 携帯端末筐体と、
    前記携帯端末筐体に内蔵されたアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して通信相手と通信を行う無線送受信手段とを備え、
    前記アンテナ装置は、
    地板と、
    前記地板のスピーカーが接続される第1の面に、スイッチを介して接続される無給電素子と、
    前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、
    通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、
    前記無給電素子の素子長が使用周波数の四分の一波長であって、
    前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、
    前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを開放し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを短絡することを特徴とする携帯端末。
  12. 携帯端末筐体と、
    前記携帯端末筐体に内蔵されたアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を介して通信相手と通信を行う無線送受信手段とを備え、
    前記アンテナ装置は、
    地板と、
    前記地板のスピーカーが接続される第1の面に接続される無給電素子と、
    前記地板の第2の面に給電点を有して接続されるアンテナと、
    通信相手との通信が通話であるか、データ通信であるかを識別し、その識別結果に応じて前記スイッチを開放又は短絡して前記無給電素子と前記地板の前記第1の面との接続を制御する通信識別手段とを具備し、
    前記無給電素子の素子長が使用周波数の二分の一波長であって、
    前記スイッチが前記地板と接続される接続点と、前記給電点から最も遠い前記アンテナの先端部とが、前記地板と垂直な方向から見て重なっていて、
    前記通信識別手段は、識別結果が通話である場合に前記スイッチを短絡し、識別結果がデータ通信である場合に前記スイッチを開放することを特徴とする携帯端末。
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