JP4287169B2 - プレート型熱交換器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周縁が立ち上げられた皿状金属板(ドロンカップ型)を互いに逆向きに重ね合わせると共に、内部にインナーフィンを介装し、そのインナーフィンの表面側と裏面側とに異なった流体を流通させたプレート型の熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドロンカップ型といわれるプレート型熱交換器の一つとして、プレス成形により両端部に出入口を開口すると共に、周縁を立ち上げて皿状に形成した一対のプレートを設け、両プレートを互いに逆向きに重ね合わせてその周縁を接合し、内部に波形に曲折したインナーフィンを介装したものが知られている。このようなインナーフィンを有する熱交換器において、インナーフィンの表面側と裏面側とに夫々異なった流体を流通させ、両流体間に熱交換を行うものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−162179号公報
【0004】
この熱交換器は、インナーフィンの周縁を上下一対のプレートの周縁と一体に接合すると共に、インナーフィンの波形の頂部および谷部となる各凸条が上下一対のプレートの内面に接触し、その接触部が一体にろう付け固定されたものである。そして第1のプレートとインナーフィンの表面側との間に第1の流体が流通し、第2のプレートとインナーフィンの裏面側との間に第2の流体が流通するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のプレート型熱交換器は、一枚のインナーフィンの表面側と裏面側との間のみで熱交換が行われるものであり、伝熱面積を充分確保し得ない欠点があった。また、インナーフィンの波の頂部および谷部は一対のプレートの内面に夫々接触しているため、その接触部には流体が流通できず、伝熱面として機能し得ない構造であった。
そこで本発明は、可能な限り伝熱面をより大きく確保し、熱交換を促進させるプレート型熱交換器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、夫々全周縁が立ち上げられて皿状に形成された一対の互いに整合する第1プレート(4)および第2プレート(5)と、
両プレート(4)(5)と外周が整合する平面を有する一対の第1インナーフィン(6)および第2インナーフィン(7)と、を具備し、
前記両インナーフィン(6)(7)介して両プレート(4)(5)が逆向きに重ね合わされると共に、両プレート(4)(5)の周縁間に、両インナーフィン(6)(7) の各周縁が挟持された状態で、それらの周縁がろう付け接合され、
その周縁を除き、第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)との間に、第1流体(8)が流通する偏平な第1流路(9)が形成されると共に、第1インナーフィン(6)と第1プレート(4)の間および、第2インナーフィン(7)と第2プレート(5)との間に夫々、第2流体(10)が流通する偏平な第2流路(11)が形成され、
第1流路(9)および第2流路(11)に夫々連通する一対づつの第1の出入口(1)および第2の出入口(2) が形成され、
前記両インナーフィン(6)(7)は夫々波形に曲折され、夫々の波が交差するように第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)とが重ね合わされ且つ、その交差部が互いにろう付けされ、
前記両プレート(4)(5)および両インナーフィン(6)(7)は平面が細長く形成され、夫々のインナーフィン(6)(7)の各波はその稜線がプレートの長手方向に沿って蛇行状に形成され且つ、その各波は、その長手方向に沿い断続的にその振幅が低く形成され或いは、断続的に波の存在しない波断続部(21)が形成され、夫々の波断続部(21)で前記第1流体(8)および第2流体(10)が両プレート(4)(5)の幅方向に流通できるように構成され、
前記波断続部(21)は、両インナーフィン(6)(7)の平面で、千鳥に分散配置され、前記第1プレート(4)および第2プレート(5)の内面に、幅方向へ伸びる凸条(13)が形成され、
その波断続部(21)以外の位置で、その凸条(13)と各インナーフィン(6)(7)の各波の頂部との交差部がろう付け固定されたプレート型熱交換器である。
【0011】
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)とは同一形成のものからなり、両者互いに表裏逆向きにして重ね合わされてなるプレート型熱交換器である。
【0012】
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2において、
前記両プレート(4)(5)の厚みが前記両インナーフィン(6)(7)のそれに比べて充分厚く、
第1プレート(4)の長手方向の両端部に夫々一対づつの第1の出入口(1)と第2の出入口(2)とが形成され、
一対の第1の出入口(1)が前記第1インナーフィン(6)の第1の連通孔(16)を介して、前記第1流路(9)に連通されると共に、一対の第2の出入口(2)が両インナーフィンの第2の連通孔(17)を介して一対の前記第2流路(11)に連通されたプレート型熱交換器である。
【0013】
請求項4に記載の本発明は、請求項3において、
第1プレート(4)の第1の出入口(1)の孔縁は、前記両インナーフィン(6)(7)の第1の連通孔(16)の孔縁に液密にろう付け固定され、
第1プレート(4)の第2の出入口(2)の孔縁は、前記両インナーフィン(6)(7)の第2連通孔(17)の孔縁から小隙を有して離間されたプレート型熱交換器である。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明のプレート型熱交換器の平面図であり、図2はその正面図、図3はその右側面図、図4は図1のIV−IV矢視断面拡大図、図5は図1のV−V矢視断面図、図6は図1のVI−VI矢視断面図である。さらに図7は図1の VII− VII矢視断面図であり、図8は同熱交換器に内装される第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の平面図、図9は図8のIX部拡大図、図10は図9のX−X矢視断面拡大図である。
【0015】
このプレート型熱交換器は、図4〜図7に示す如く肉厚の一対の第1プレート4,第2プレート5と、それらの間に介装される薄肉の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7とを有する。
第1プレート4,第2プレート5は夫々全周縁が立ち上げられた細長い皿状に形成され、その周縁に小フランジ部3が突設されている。その第1プレート4の長手方向両端位置には、一対づつの出入口1,2が形成されている。出入口1の孔縁部は、略円形の凹部18に形成されている。その凹部18に対向する第2プレート5の位置にも、図3および図4に示す如く凹部18が形成されている。そして一対の出入口1の孔縁部に第1パイプ14が接合され、図1で夫々の出入口2に第2パイプ15が接合されている。第1プレート4および第2プレート5の中間部には、定間隔にその内面側に突出する凸条13が幅方向に曲折形成されている。
【0016】
次に、一対の第1プレート4,第2プレート5に内装される一対の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7は、その平面形状が図8の如く形成されている。これは全周縁に小フランジ部26が形成され、その小フランジ部26と同じレベルで長手方向両端隅部に一対の基面19が形成されている。この基面19には、夫々第2連通孔17が穿設されている。そしてこの基面19および小フランジ部26以外の平面は、外面側に膨出した膨出面20を形成する。この膨出面20には、その長手方向両端に第1連通孔16が穿設されている。そして中間部には、波形に曲折された波形部23がプレス成形により形成されている。この波形部23は平面において、その長手方向にその稜線および谷線が僅かに蛇行している。
【0017】
さらに図9および図10の如く、波の山線24,谷線25の一部を長手方向に離間して断続した波断続部21が形成されている。この波断続部21は、平面において千鳥状に形成されている。波断続部21のレベルは、図8において第1連通孔16の孔縁部表面のレベルと同一である。なお、図9で点線は裏側の第2インナーフィン7の山線および谷線を示す。
このようにしてなる第1インナーフィン6,第2インナーフィン7は、夫々同一形状のプレス成形品を表裏逆向きに重ね合わせて形成される。その結果、第1インナーフィン6と第2インナーフィン7とでは、夫々の山線24,谷線25が互いに交差する。そして小フランジ部26の位置および基面19の位置において、一対の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7は互いにろう付け接合される。そのため、夫々の第2連通孔17の孔縁部どうしは重ねあわられる。これに対して夫々の第1連通孔16の孔縁部は離間している。
【0018】
そして一対の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の小フランジ部26が第1プレート4,第2プレート5の小フランジ部3に挟持され、その挟持部が一体にろう付け固定される。このとき、第1プレート4,第2プレート5の内面と第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の内面との間は、図4および図6の如く小隙tを有する。この小隙tは、一例として0.3〜2mmであり、好ましくは0.4〜0.6mm程度である。また、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の振幅は、1〜3mm程度であり、好ましくは1.5〜2.5mmである。
【0019】
なお、夫々の波の高さは図8においてその長手方向両端部では、次第にテーパー状に低くなり、その先端では膨出面20と同一高さになる。また、図4の第1プレート4,第2プレート5の凸条13の位置では、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の波の頂部と交差し、図5の如くその交差部が一体にろう付け固定されている。
さらに第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の出入口16は、第1プレート4,第2プレート5の凹部18に接触する。そして第1プレート4の出入口1の孔縁部と、第1インナーフィン6の第1連通孔16の孔縁部とが一体にろう付け固定されている。それと共に、その出入口1に第1パイプ14の一端が接合されている。次に、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の第2連通孔17と、第1プレート4,第2プレート5の内面との間には空間が形成されている。そして、第1プレート4の出入口2に第2パイプ15が接合されている。
【0020】
【作用】
そして、一方の第1パイプ14から第1流体8が流入し、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7に形成された第1流路9内を蛇行状に流通して、他方の第1パイプ14によりそれが流出する。また、一方の第2パイプ15から第2流体10が流入し、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の外面側に形成された一対の第2流路11を蛇行状に流通して、他方の第2パイプ15からそれが流出する。そして、第1流体8と第2流体10との間に熱交換が行われるものである。
この間、夫々の第1流体8,第2流体10は、各インナーフィン6,7の波断続部21においてプレートの幅方向に移動し拡散する。そしてこの波断続部21の存在により、第1流体8,第2流体10の流通抵抗を減少し熱交換を促進し得る。
【0021】
【発明の効果】
本発明のプレート型熱交換器は、一対の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の周縁が夫々第1プレート4,第2プレート5の周縁に挟持され、その周縁どうしがろう付け固定されている。そして第1インナーフィン6と第2インナーフィン7との間に偏平な第1流路9が形成され、第1インナーフィン6と第1プレート4および第2インナーフィン7と第2プレート5との間に夫々偏平な第2流体10が形成されたものである。
このようにすることにより、特に第1流路9の耐圧性が向上すると共に、その第1流路を流通する第1流体8は一対の第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の両側から熱交換が行われ、熱交換性能の高いものとなる。
即ち、第1インナーフィン6および第2インナーフィン7は夫々の周縁が一対の第1プレート4,第2プレート5にろう付け接合されているため、ろう付けの信頼性が高く且つ、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7間に存在する第1流路9の耐圧性が高いものとなる。
【0022】
そして、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7を夫々波形に曲折し、夫々の波が交差するように重ね合わせ且つ、その交差部を互いにろう付けしたので、第1流路9の耐圧性がさらに向上すると共に熱交換が促進される。
【0023】
さらに、各波をその長手方向に沿い断続的に振幅が低く形成され或いは断続的に波の存在しない波断続部21を形成し、夫々の波断続部21で第1流体8および第2流体10が第1プレート4,第2プレート5の幅方向に流通できるように構成したので、第1流体8および第2流体10の流通に伴う圧力損失を低下させると共に、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の各部において均一に第1流体8および第2流体10を流通させることができる。
【0024】
そして、第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の平面で波断続部21を千鳥に分散配置したので、第1流体8および第2流体10のバイパスを防ぎその攪拌を行い、熱交換を促進し得る。
【0025】
また、第1プレート4および第2プレート5の内面に幅方向に伸びる凸条13を形成し、その凸条13と各第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の各波の頂部との交差部をろう付け固定したので、第2流路11側の耐圧性も向上し得る。特に、その波断続部21以外の位置で、凸条13と各フィン6,7の各波の頂部とをろう付けすることにより、そのろう付けされる頂部の数を多くし、耐圧性を可及的に高めることができる。
【0026】
上記いずれかの構成において、第1インナーフィン6と第2インナーフィン7とを同一形状のものから構成し、それを互いに表裏逆向きに重ね合わせて熱交換器を作ることができる。
このようにすることにより、部品点数を少なくすると共に金型費用を低下させ、全体として製品コストを低下させることができる。
【0027】
上記いずれかの構成において、第1プレート4,第2プレート5の厚みを第1インナーフィン6,第2インナーフィン7のそれに比べて充分厚くし、第1プレート4の長手方向両端部に夫々一対づづの出入口1と出入口2とを形成し、第1の出入口1が第1インナーフィン6の第1連通孔16を介して第1流路9に連通させると共に、一対の出入口2を第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の第2連通孔17を介して第2流体10を一対の第2流路11に連通することができる。
このようにすることにより、第1流体8と第2流体10とを第1プレート4側から流入させ、それらの配管回りをコンパクトにすることができる。それと共に、第1流路9および第2流路11の耐圧性を向上できる。
【0028】
上記構成において、第1プレート4の出入口1の孔縁を第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の第1連通孔16の孔縁に液密にろう付け固定し、第1プレート4の出入口2の孔縁を第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の第2連通孔17の孔縁から小隙を有して離間させることができる。
それにより、簡単な構造で第1流体8を第1流路9に流通させ、第2流体10を第2流路11に流通させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレート型熱交換器の平面図。
【図2】同正面図。
【図3】同右側面図。
【図4】図1のIV−IV矢視断面拡大図。
【図5】図1のV−V矢視断面拡大図。
【図6】図1のVI−VI矢視断面拡大図。
【図7】図1の VII− VII矢視断面拡大図。
【図8】同熱交換器に内装される第1インナーフィン6,第2インナーフィン7の平面図。
【図9】図8のIX部拡大図。
【図10】図9のX−X矢視断面拡大図。
【符号の説明】
1,2 出入口
3 小フランジ部
4 第1プレート
5 第2プレート
6 第1インナーフィン
7 第2インナーフィン
8 第1流体
9 第1流路
10 第2流体
11 第2流路
13 凸条
14 第1パイプ
15 第2パイプ
16 第1連通孔
17 第2連通孔
18 凹部
19 基面
20 膨出面
21 波断続部
23 波形部
24 山線
25 谷線
26 小フランジ部

Claims (4)

  1. 夫々全周縁が立ち上げられて皿状に形成された一対の互いに整合する第1プレート(4)および第2プレート(5)と、
    両プレート(4)(5)と外周が整合する平面を有する一対の第1インナーフィン(6)および第2インナーフィン(7)と、を具備し、
    前記両インナーフィン(6)(7)介して両プレート(4)(5)が逆向きに重ね合わされると共に、両プレート(4)(5)の周縁間に、両インナーフィン(6)(7) の各周縁が挟持された状態で、それらの周縁がろう付け接合され、
    その周縁を除き、第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)との間に、第1流体(8)が流通する偏平な第1流路(9)が形成されると共に、第1インナーフィン(6)と第1プレート(4)の間および、第2インナーフィン(7)と第2プレート(5)との間に夫々、第2流体(10)が流通する偏平な第2流路(11)が形成され、
    第1流路(9)および第2流路(11)に夫々連通する一対づつの第1の出入口(1)および第2の出入口(2) が形成され、
    前記両インナーフィン(6)(7)は夫々波形に曲折され、夫々の波が交差するように第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)とが重ね合わされ且つ、その交差部が互いにろう付けされ、
    前記両プレート(4)(5)および両インナーフィン(6)(7)は平面が細長く形成され、夫々のインナーフィン(6)(7)の各波はその稜線がプレートの長手方向に沿って蛇行状に形成され且つ、その各波は、その長手方向に沿い断続的にその振幅が低く形成され或いは、断続的に波の存在しない波断続部(21)が形成され、夫々の波断続部(21)で前記第1流体(8)および第2流体(10)が両プレート(4)(5)の幅方向に流通できるように構成され、
    前記波断続部(21)は、両インナーフィン(6)(7)の平面で、千鳥に分散配置され、
    前記第1プレート(4)および第2プレート(5)の内面に、幅方向へ伸びる凸条(13)が形成され、その波断続部(21)以外の位置で、その凸条(13)と各インナーフィン(6)(7)の各波の頂部との交差部がろう付け固定されたプレート型熱交換器。
  2. 請求項1において、
    第1インナーフィン(6)と第2インナーフィン(7)とは同一形成のものからなり、両者互いに表裏逆向きにして重ね合わされてなるプレート型熱交換器。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記両プレート(4)(5)の厚みが前記両インナーフィン(6)(7)のそれに比べて充分厚く、
    第1プレート(4)の長手方向の両端部に夫々一対づつの第1の出入口(1)と第2の出入口(2)とが形成され、
    一対の第1の出入口(1)が前記第1インナーフィン(6)の第1の連通孔(16)を介して、前記第1流路(9)に連通されると共に、一対の第2の出入口(2)が両インナーフィンの第2の連通孔(17)を介して一対の前記第2流路(11)に連通されたプレート型熱交換器。
  4. 請求項3において、
    第1プレート(4)の第1の出入口(1)の孔縁は、前記両インナーフィン(6)(7)の第1の連通孔(16)の孔縁に液密にろう付け固定され、
    第1プレート(4)の第2の出入口(2)の孔縁は、前記両インナーフィン(6)(7)の第2連通孔(17)の孔縁から小隙を有して離間されたプレート型熱交換器。
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