JP4285867B2 - 可倒式パーキングブレーキレバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可倒式パーキングブレーキレバー(以下、本文中特に断わりのないブレーキレバーは可倒式パーキングブレーキレバーを意味する)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、レバーが車内に突出しないように、制動時にレバーが可倒する可倒式パーキングブレーキレバーが種々提案されている。例えば、実開平05-016535号「パーキングブレーキの操作装置」は、操作レバーと中間レバー(本発明にいう作動レバー)とからなるブレーキ機構で、制動状態Bにおいて操作レバーのみを可倒させる。具体的には、操作レバーと中間レバーのほか、制動状態Bで操作レバーを傾倒可能にするリリースレバーを有し、このリリースレバーを操作して操作レバーと中間レバーとの係合を解除し、操作レバーのみを可倒する。操作レバーが可倒したときにリリースレバーは状態保持され、操作レバーを引き起こすとリリースレバーが元の状態に復帰し、別途プッシュボタンを押すことで制動状態Bを解除し、操作レバーと中間レバーとを一体に倒すことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記実開平05-016535号提示のブレーキレバーをはじめ、従来のブレーキレバーは、操作レバーの傾倒と解除状態Dとに関連がなく、別途解除操作のための特別な機構(プッシュボタン等)を設ける必要があった。このため、ブレーキレバーの構造が複雑になると共に、解除状態Dと操作レバーの傾倒及び起立とが各個に独立した操作となる不便があった。
【0004】
また、従来のブレーキレバーは、操作レバーを運転者が意図的に倒すもので、制動状態Bで自律的に可倒しない。確かに、運転者の意図なしに操作レバーが倒れることは望ましくないとも考えられるが、これまでなかった操作レバーの傾倒操作(リリースレバーの操作)を運転者に望むことは、運転者に負担を課することになる。更に、当然に運転者の操作のし忘れが懸念され、せっかくの可倒式の利点が損なわれてしまう結果となる。このことから、制動状態Bに自律的に操作レバーが可倒するブレーキレバーが好ましいことが分かる。
【0005】
更に、自律的に操作レバーが傾倒する場合、無制限に傾倒し、操作レバーが非制動状態Aの位置まで倒れ込むと、制動状態Bと非制動状態Aとの判別が難しくなる問題がある。これについて、実開平05-065725号では、操作レバーが待避のために傾倒している状態は、リリースレバーがプッシュボタンの押し込みを規制することで判別がつくとしている([0043])。しかし、改めてプッシュボタンを押し込む操作をしなければ非制動状態Aか、制動状態Bにおける操作レバーのみの傾倒か判別がつかないのは不便である。やはり、従来同様、ブレーキレバー全体の姿勢を見て制動状態B又は非制動状態Aを判別したい。そこで、操作レバーの傾倒という機構的な特徴を利用して制動と解除との切替を実現しながら、特別な操作もなく従来通りに操作でき、しかし制動状態Bにおいて自律的かつ非制動状態Aとの判別が容易な程度に傾倒する可倒式パーキングブレーキレバーを開発するべく、検討した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
検討の結果開発したものが、屈曲関係で連結した操作レバー及び作動レバーで構成する可倒式パーキングブレーキレバーにおいて、非制動状態Aから操作レバー及び作動レバーを一体に引き起こして制動状態Bとし、制動状態Bから操作レバーのみ倒して解除可能状態Cとし、解除可能状態Cから再び操作レバーを引き起こして解除状態Dとし、そして解除状態Dから操作レバー及び作動レバーを一体に倒して非制動状態Aに復帰させる手順で操作するブレーキレバーであり、ポールに対してこのポールをラチェット歯に係合又は解除するターンオーバースプリングを設け、制動状態Bで操作レバーが作動レバーに対して倒れるとターンオーバースプリングの付勢方向がポールをラチェット歯からの解除方向に切り替わることで解除可能状態Cにし、特別な解除機構(プッシュボタン等)を操作することなく解除状態Dへ移行できるようにした可倒式パーキングブレーキレバーである。本発明にいう解除可能状態Cとは、ラチェット歯から解除方向にポールが付勢されているものの、依然ポールとラチェット歯と係合が強い状態にあり、操作レバーを引き上げることでポールとラチェット歯との係合が解除される直前の状態を意味する。
【0007】
具体的には、ターンオーバースプリングの付勢を間接的にポールに及ぼすものとして、(1)作動レバーに軸着した押圧レバーと、ポールをラチェット歯に対して係合方向に付勢するバネと、押圧レバーと操作レバーとの間に架設したターンオーバースプリングとを備え、制動状態Bで操作レバーが作動レバーに対して倒れると、押圧レバーの回動軸とターンオーバースプリングの操作レバーに対する連結点とを結ぶ思案線がターンオーバースプリングの押圧レバーに対する連結点を超え、押圧レバーを介してターンオーバースプリングがポールをラチェット歯からの解除方向に付勢し、解除可能状態Cとなるブレーキレバーがある。
【0008】
ターンオーバースプリングの付勢を直接的にポールに及ぼすものとして、(2)作動レバーに軸着した切替レバーと、切替レバーとポールとの間に架設したターンオーバースプリングとを備え、制動状態Bで操作レバーが作動レバーに対して倒れると、この操作レバーに追随して切替レバーを押し倒し、ターンオーバースプリングのポールに対する連結点が切替レバーの回動軸とターンオーバースプリングの切替レバーに対する連結点とを結ぶ思案線を超え、ターンオーバースプリングがポールをラチェット歯からの解除方向に付勢し、解除可能状態Cとなるブレーキレバーがある。
【0009】
本発明のブレーキレバーでは、操作レバーの傾倒を利用した解除可能状態Cを新たに設定し、特別な解除機構(例えば従来のプッシュボタン等)を操作することなしに、制動状態Bから解除可能状態C、そして解除状態Dに至る一連の操作を実現する。このため、非制動状態Aと操作レバーの待避状態(解除可能状態C)との違いを判別するだけでなく、ターンオーバースプリングの付勢方向の切替を確実に実現するには、操作レバーを自律的に可倒させ、またその可倒量を制限的にするのが好ましい。そこで、上記各ブレーキレバーにおいて、(a)作動レバーに対して操作レバーを倒す方向に付勢する捻りコイルバネを設け、制動状態Bで解放された操作レバーが捻りコイルバネの付勢により自律的に倒れるようにし、また(b)操作レバーに可倒制限ストッパを設けてなり、非制動状態Aでは操作レバー及び作動レバーが一体に傾倒し、解除可能状態Cでは可倒制限ストッパで規制される制限的可倒量で操作レバーのみが倒れるようにする。
【0010】
上記(1)ブレーキレバーに、(a),(b)の構造及び付勢方向を切り替えたターンオーバースプリングの初期状態への復帰させる構造を含めた詳細な構成は、車体に固定するラチェットプレートと、ラチェットプレートに作動傾倒軸を有する作動レバーと、作動レバーに操作傾倒軸を有する操作レバーと、前記操作傾倒軸に軸着したポールと、作動レバーに対して操作レバーを倒す方向に付勢する捻りコイルバネと、ラチェット歯に対してポールを係合方向に付勢するバネと、操作レバーに設けた初期位置ストッパ,可倒制限ストッパと、ラチェットプレートに設けた前記初期位置ストッパの初期位置受け部と、作動レバーに設けた前記可倒制限ストッパの制動受け部と、ポールをラチェット歯からの解除方向に押圧可能な押圧レバーと、制動状態Bで操作レバーが倒れると付勢方向を前記解除方向に変えて押圧レバーを付勢するターンオーバースプリングとからなる。本構成では、押圧レバーに対するターンオーバースプリングの付勢方向を変える。ターンオーバースプリングの付勢方向を分ける思案線は、押圧レバーの回動軸とターンオーバースプリングの操作レバーに対する連結点(操作連結点)とを結ぶ線(操作思案線)である。
【0011】
上記ブレーキレバー((1)+(a),(b))は、非制動状態Aでは初期位置ストッパが初期位置受け部で規制されるまで操作レバー及び作動レバーが一体に傾倒し、(i)非制動状態Aから操作レバー及び作動レバーを一体に引き起こしてポールがラチェット歯に係合する制動状態Bとし(図1中A〜B参照)、(ii)制動状態Bで解放された操作レバーが捻りコイルバネの付勢により可倒制限ストッパが制動受け部で規制されるまで制限的可倒量で自律的に倒れ、この操作レバーの傾倒に対して押圧レバーは作動レバーに回動が規制されるため、操作思案線がターンオーバースプリングの押圧レバーに対する連結点(押圧連結点)を超え、ターンオーバースプリングの付勢方向をポールの解除方向に変えて、押圧レバーがポールとラチェット歯との係合を維持する程度にポールを解除方向に押圧して解除可能状態Cとし(図1中B〜C参照)、(iii)再び操作レバーを引き起こすとポールとラチェット歯との係合が弱められて前記切替レバーの押圧が勝り、ポールがラチェット歯から離隔した解除状態Dとなり(図1中C〜D参照)、(iv)解除状態Dで操作レバー及び作動レバーを一体に倒して非制動状態Aに戻す際に押圧レバーがラチェットプレートに押され、押圧連結点が操作思案線を超え、ターンオーバースプリングの付勢方向をポールの解除方向とは違った向きにする(図1中D〜A参照)。本構成はポールを別途バネで係合方向に付勢するので、ターンオーバースプリングの付勢を解除方向から変更する場合、特に係合方向へ向ける必要はない。
【0012】
また、(2)ブレーキレバーに、(a),(b)の構造及び付勢方向を切り替えたターンオーバースプリングの初期状態への復帰させる構造を含めた詳細な構成は、車体に固定するラチェットプレートと、ラチェットプレートに作動傾倒軸を有する作動レバーと、作動レバーに操作傾倒軸を有する操作レバーと、前記操作傾倒軸に軸着したポールと、作動レバーに対して操作レバーを倒す方向に付勢する捻りコイルバネと、操作レバーに設けた初期位置ストッパ,可倒制限ストッパと、ラチェットプレートに設けた前記初期位置ストッパの初期位置受け部と、作動レバーに設けた前記可倒制限ストッパの制動受け部と、制動状態Bで倒れる操作レバーに追従して倒れる切替レバーと、制動状態Bまではラチェット歯に対してポールを係合方向に付勢し、制動状態Bで切替レバーが倒れると前記付勢をラチェット歯に対する解除方向に変えるターンオーバースプリングと、非制動状態Aに戻す際にポールが摺接するガイドレールとからなる。本構成は、ポールと切替レバーとが相対的関係にあり、それぞれがターンオーバースプリングの付勢を受けて姿勢変化する。ターンオーバースプリングの付勢方向を分ける思案線は、切替レバーの回動軸と、ターンオーバースプリングの切替レバーに対する連結点(切替連結点)を結ぶ線(切替思案線)と、ターンオーバースプリングのポールに対する連結点(ポール連結点)を結ぶ線(ポール思案線)である。
【0013】
上記ブレーキレバー((2)+(a),(b))では、非制動状態Aでは初期位置ストッパが初期位置受け部で規制されるまで操作レバー及び作動レバーが一体に傾倒し、(i)非制動状態Aから操作レバー及び作動レバーを一体に引き起こしてポールがラチェット歯に係合する制動状態Bとし(図1中A〜B参照)、(ii)制動状態Bで解放された操作レバーが捻りコイルバネの付勢により可倒制限ストッパが制動受け部で規制されるまで制限的可倒量で自律的に倒れ、この操作レバーに追従して切替レバーが倒れるとポール連結点が切替思案線を超え、ターンオーバースプリングがポールを解除方向に付勢する解除可能状態Cとし(図1中B〜C参照)、(iii)再び操作レバーを引き起こすとポールとラチェット歯との係合が弱められて前記ターンオーバースプリングの付勢が勝り、ポールがラチェット歯から離隔した解除状態Dとなり(図1中C〜D参照)、(iv)解除状態Dで操作レバー及び作動レバーを一体に倒して非制動状態Aに戻す際にポールをラチェットプレートのガイドレールに摺接させて姿勢変化させるとポール思案線が切替連結点を超え、ターンオーバースプリングの付勢により切替レバーを起立させて初期状態へ復帰する(図1中D〜A参照)。すなわち、本構成((2)+(a),(b))では、解除可能状態Cでは切替レバーを基礎としてターンオーバースプリングがポールを(解除方向へ)押し、非制動状態Aではポールを基礎としてターンオーバースプリングが切替レバーを(初期状態へ)押す。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。図1は、本発明のブレーキレバーの作動手順を示す模式図、図2〜図11は本発明のうち上述の(1)+(a),(b)で構成した一実施形態である可倒式パーキングブレーキレバーの作動手順を表した一部破断側面図(偶数図番)及び部分拡大図(奇数図番)であり、図2及び図3は非制動状態A(初期状態)、図4及び図5は制動状態B、図6及び図7は解除可能状態C、図8及び図9は解除状態D、そして図10及び図11は非制動状態A直前をそれぞれ表している。本例のブレーキレバーは、運転席の横側に配置し、乗降及び車内の移動の邪魔にならないように、制動状態Bで操作レバー1が自律的に傾倒する。
【0015】
本発明に基づく基本的なブレーキレバーは、屈曲関係で連結した操作レバー1及び作動レバー2から構成され、ブレーキケーブル3(中心線で代表、以下同じ)を連結した作動レバー2を操作レバー1で操作する。非制動状態A〜制動状態B及び解除状態D〜非制動状態Aの操作は従来同様であるが、制動状態Bにおいて操作レバー1のみが自律的に倒れ、この操作レバー1の傾倒によってポール4とラチェット歯5との係合を解除できる状態、すなわち解除可能状態Cとなる点に特徴がある(図1中B〜C参照)。実際には、作動レバー2はカバー等に覆われ、操作レバー1のみが覗くことになるので、外観的には、解除操作を担うプッシュボタンのない単なる1本のレバーに見える。
【0016】
本例のブレーキレバー((1)+(a),(b))は、図2に見られるように、車体に固定するラチェットプレート6と、ラチェットプレート6に作動傾倒軸7を有する作動レバー2と、作動レバー2に操作傾倒軸8を有する操作レバー1と、前記操作傾倒軸8に軸着したポール4と、作動レバー2に対して操作レバー1を倒す方向に付勢する捻りコイルバネ9と、ラチェット歯5に対してポール4を係合方向に付勢するバネ(本例ではコイルバネ)10と、操作レバー1に設けた初期位置ストッパ11,可倒制限ストッパ12と、ラチェットプレート6に設けた初期位置受け部13と、作動レバー2に設けた制動受け部14と、ポール4をラチェット歯5からの解除方向に押圧可能な押圧レバー15と、制動状態Bで操作レバー1が倒れると付勢方向を前記解除方向に変えて押圧レバー15を押すターンオーバースプリング16とから構成する。本例では、初期位置ストッパ11,可倒制限ストッパ12は同一部材の使用部位を使い分けているが、以下では前記使用部位をそれぞれ初期位置ストッパ11,可倒制限ストッパ12と呼ぶ。
【0017】
ラチェットプレート6は、前縁にポール4と係合するラチェット歯5を備え、非制動状態Aに戻る際、ラチェット歯5の上部で姿勢変化した押圧レバー15を押す。ラチェット歯5下方に初期位置受け部13を設け、非制動状態Aで傾倒した操作レバー1を支持することで、過剰に操作レバー1及び作動レバー2が倒れないように規制している。車体へは、例えば支持部17をボルト止めすることで固定している。本例は、更に制動状態Bか否かを運転パネルに表示するため、非制動状態Aでは押圧していて作動レバー2の回動により押圧が解除されるスイッチ18をラチェットプレート6に取り付けている。
【0018】
作動レバー2は、ラチェットプレート6後方に設けた作動傾倒軸7に軸着し、ブレーキケーブル3を連結している。作動レバー2を起こす(図4中矢印参照)ことで、ブレーキケーブル3を引っ張って制動が働く。このほか、作動レバー2には、上記スイッチ18に対する押圧突起19、ポール4を軸着し、捻りコイルバネ9を装着し、そして操作レバー1の傾倒中心となる操作傾倒軸8、押圧レバー15の回動軸20を設けている。また、各部の作動を担う部位として、捻りコイルバネ9の一端を係止する作動レバー突起24、制動状態Bで傾倒する操作レバー1の制限的可倒量を決定する制動受け部14、そしてポール4の回動量を規制するポール受け部25を一体に形成している。作動レバー突起24、制動受け部14及びポール受け部25は別体で構成し、後付してもよい。押圧レバー15は、上端の復帰部21を作動レバー2上縁に内接し、回動を制限している。押圧レバー15下端にはポール押圧部22を設け、ターンオーバースプリング16との押圧連結点23をポール押圧部22近傍に設けている。
【0019】
操作レバー1は上記作動レバー2の操作傾倒軸8に軸着しており、捻りコイルバネ9の他端を操作レバー突起26で係止し、作動レバー2に対して屈曲するように操作レバー1を傾倒する方向へ常時付勢している。このため、操作レバー1が自由になった時点(制動状態Bで操作レバー1から手を離した時点)で、自律的に操作レバー1のみが傾倒する。この操作レバー1の自律的な傾倒は、操作レバー1に設けた可倒制限ストッパ12が作動レバー2の制動受け部14に支持されるまで傾倒する(制限的可倒量)。
【0020】
操作レバー1はこのほか初期位置ストッパ11を有し、非制動状態Aでは作動レバー2と一体に初期位置ストッパ11がラチェットプレート6の初期位置受け部13に支持される。図2及び図6を比較して分かるように、制限的可倒量は非制動状態Aに比べ、操作レバー1の傾倒量又は角度を変え、非制動状態Aと制動状態Bとの違いを操作レバー1の姿勢の違いにより直感的に認識できるようにする。操作レバー1の上縁後部には、作動レバー2上縁に当接する連動部29を設けてあり、操作レバー1が作動レバー2に対して逆折れしないようにすると共に、非制動状態Aから制動状態B又はその逆への操作レバー1の操作で、操作レバー1及び作動レバー2が一体に引き起こし又は傾倒できるようにしている。
【0021】
本発明の特徴であるターンオーバースプリング16は、操作レバー1下縁の操作連結点28と押圧レバー15の押圧連結点23との間に架設している。非制動状態Aにあっては、押圧レバー15に対する押圧連結点23が操作思案線27より図2中後方にあり、押圧レバー15はポール4から離れる方向へ付勢されている。ところが、制動状態Bにおいて操作レバー1のみが傾倒する(図6参照)と、押圧レバー15が作動レバー2に回動を制限されていることにより、操作思案線27が押圧連結点23を超え、押圧レバー15の付勢方向がポール4の解除方向に切り替わる。前記付勢方向は、非制動状態Aに復帰する際、押圧レバー15の復帰部21がラチェットプレート6の前縁に押されて押圧連結点23が操作思案線27を再び跨いで切り替わり、押圧レバー15をポール4の解除方向とは離れる方向(本例ではほぼ係合方向に一致しているが、押圧レバー15自体はポール4から離隔している)に付勢する。
【0022】
次に、図2から図11を追って、作動手順を説明する。非制動状態Aでは、図2及び図3に見られるように、初期位置ストッパ11が初期位置受け部13に支持されて、操作レバー1及び作動レバー2が一体に傾倒した状態にある。この非制動状態Aでは、操作傾倒軸8がラチェットプレート6から遠ざかった位置へ変位しており、ポール4はラチェット歯5から離れた状態にある。また、押圧レバー15は、ポール押圧部22がポール4を押圧しない方向へターンオーバースプリング16により付勢され、復帰部21が作動レバー2上縁に規制された位置で停止している。この非制動状態Aでは、作動レバー2の押圧突起19がスイッチ18を押しているので、運転席には制動状態Bを示すランプ等の点灯はない。
【0023】
非制動状態Aから操作レバー1を手に持って引き上げると、図4及び図5に見られるように、連動部29が逆折れを防止していることから、操作レバー1及び作動レバー2は一体に作動傾倒軸7を中心に引き起こされる。そして、作動レバー2が引き起こされて押圧突起19がスイッチ18から離れると、運転席には制動状態Bを示すランプが点灯する。更に作動レバー2を引き起こすと、ラチェット歯5に向けて操作傾倒軸8が近付き、バネ10に付勢されたポール4がラチェット歯5に係合し始める。必要充分な制動力が得られるように、各部の位置関係やブレーキケーブル3の長さを調節しておくのは、従来同様である。
【0024】
制動状態Bで操作レバー1から手を離すと、図6及び図7(可倒制限ストッパ14の制動受け部12による支持状態を図示するため、ポール4及び押圧レバー15の一部を破断)に見られるように、捻りコイルバネ9の付勢により可倒制限ストッパ12が制動受け部14に規制されるまで(=制限的可倒量で)操作レバー1は自律的に倒れる。そして、操作レバー1の傾倒によりターンオーバースプリング16の操作思案線27が押圧連結点23を超え、押圧レバー15の付勢方向がポール4の解除方向へと変わり、ポール押圧部22がポール4を押し始める。この操作レバー1のみの傾倒は、ポール4とラチェット歯5との係合を直接左右することはなく、押圧レバー15のポール押圧部22はポール4に圧接しているだけなので、制動状態Bは解除されない。これは、ポール4とラチェット歯5との係合が、ターンオーバースプリング16による付勢を上回っているためである。これにより、予期せぬ制動状態Bの解除を防止する安全性は確保されている。
【0025】
再び操作レバー1を引き起こすと、ポール4とラチェット歯5との係合が弱められる結果、押圧レバー15によるポール4の押圧が勝り、ポール4がラチェット歯5から解除される。実際には、ポール4とラチェット歯5との係合はきついので、操作レバー1を少し多めに引き起こし、図8及び図9に見られるように、操作レバー1及び作動レバー2を一体に引き起こす方向に力を加えると解除状態Dになる。ここから操作レバー1の引き起こしを緩めると、ブレーキケーブル3の引張りによって作動レバー2が傾倒し始め、連動部29の関係から、操作レバー1と作動レバー2とは一体に傾倒していき、非制動状態A(図1)へと戻っていく。この段階では、ターンオーバースプリング16の付勢を受けて押圧レバー15は回動しており、作動レバー2上縁から離れている(図8参照)。
【0026】
解除状態Dから操作レバー1及び作動レバー2が一体に傾倒する間は、押圧レバー15はポール4を解除方向に押圧したままで、ターンオーバースプリング16の付勢方向は変わらない。しかし、非制動状態Aに近付いた段階で、図10及び図11に見られるように、押圧レバー15の復帰部21がラチェットプレート6の前縁によりターンオーバースプリング16の付勢方向とは逆向きに押され、押圧レバー15が回動する。これにより、押圧連結点23が再び操作思案線27を超え、ターンオーバースプリング16による押圧レバー15の付勢方向が切り替わる。そして、押圧レバー15は作動レバー2の上縁に規制されるまで回動して初期状態(図2及び図3参照)に復帰し、操作レバー1は初期位置ストッパ11が初期位置受け部13に支持されるまで傾倒する。
【0027】
図12〜図21は本発明の別の実施形態である可倒式パーキングブレーキレバー((2)+(a),(b)の構成)の作動手順を表した一部破断側面図(偶数図番)及び部分拡大図(奇数図番)であり、図12及び図13は非制動状態A(初期状態)、図14及び図15は制動状態B、図16及び図17は解除可能状態C、図18及び図19は解除状態D、そして図20及び図21は非制動状態A直前をそれぞれ表している。本例のブレーキレバーは、制動を担う部材の基本構成は上記例示のブレーキレバー(図2〜図11)と同様であるが、ポール4をターンオーバースプリング16で直接付勢している点が異なる。以下相違点を中心に説明する。
【0028】
本例のブレーキレバー((2)+(a),(b))は、車体に固定するラチェットプレート6と、ラチェットプレート6に作動傾倒軸7を有する作動レバー2と、作動レバー2に操作傾倒軸8を有する操作レバー1と、前記操作傾倒軸8に軸着したポール4と、作動レバー2に対して操作レバー1を倒す方向に付勢する捻りコイルバネ9と、操作レバー1に設けた初期位置ストッパ11,可倒制限ストッパ12と、ラチェットプレート6に設けた初期位置受け部13と、作動レバー2に設けた制動受け部14と、制動状態Bで倒れる操作レバー1に追従して倒れる切替レバー30と、制動状態Bまではラチェット歯5に対してポール4を係合方向に付勢し、制動状態Bで切替レバー30が倒れると前記付勢をラチェット歯5に対する解除方向に変えるターンオーバースプリング16と、非制動状態Aに戻す際にポール4が摺接するガイドレール31とからなる。本例でも、初期位置ストッパ11,可倒制限ストッパ12は同一部材の使用部位を使い分けている。
【0029】
特徴点は、切替レバー30とターンオーバースプリング16との関係である。本例のブレーキレバーでは、切替レバー30は操作傾倒軸8(回動軸)に軸着しており、操作レバー1の傾倒押部32及び復帰押部33の間で選択的に回動する。ターンオーバースプリング16は、ポール4のポール連結点37と切替レバー30の切替連結点36との間に架設している。切替レバー30は、ターンオーバースプリング16の付勢方向を切り替える部材であり、ターンオーバースプリング16による付勢が、非制動状態A〜制動状態Bではポール4をラチェット歯5に向けて係合するように、解除可能状態C〜解除状態Dでは逆にポール4をラチェット歯5から解除方向となるようにしている。また、ポール4と切替レバー30とは相対関係にあり、それぞれがターンオーバースプリング16の付勢を受けて姿勢変化する。
【0030】
非制動状態A(図12及び図13)から制動状態B(図14及び図15)へは、上述の例と変わりはない。切替レバー30は、切替連結点36がポール思案線35を超えており、傾倒押部32に当接した状態で操作レバー1に追随して起き上がる。逆に、ポール4は、ポール連結点37が切替思案線34より下側に位置することから、ポール4をラチェット歯5に係合する方向へと付勢されている。
【0031】
この制動状態Bで操作レバー1から手を離すと、図16及び図17に見られるように、捻りコイルバネ9の付勢により可倒制限ストッパ12が制動受け部14に規制されるまで(=制限的可倒量で)操作レバー1は自律的に倒れる。そして、操作レバー1の傾倒に追随して、切替レバー30が傾倒押部32に押し倒され、切替連結点36がポール思案線35を超える結果、ポール連結点37が切替思案線34より図7中上側に変位して、ポール4はラチェット歯5から解除方向へと付勢される。しかし、操作レバー1のみが自立的に傾倒しても、ポール4とラチェット歯5とは係合しているので、制動状態Bは解除されない。これは、ポール4とラチェット歯5との係合が、ターンオーバースプリング16による付勢を上回っているためである。これにより、予期せぬ制動状態Bの解除を防止する安全性は確保されている。
【0032】
再び操作レバー1を引き起こすと、ポール4とラチェット歯5との係合が弱められる結果、ターンオーバースプリング16によるポール4の付勢が勝り、ポール4がラチェット歯5から解除される。実際には、ポール4とラチェット歯5との係合はきついので、操作レバー1を少し多めに引き起こし、図18及び図19に見られるように、操作レバー1及び作動レバー2を一体に引き起こす方向に力を加えた状態にする。ここから操作レバー1の引き起こしを緩めると、ブレーキケーブル3の引張りによって作動レバー2が傾倒しはじめ、連動部29の関係から、操作レバー1と作動レバー2とは一体に傾倒していき、非制動状態A(図1)に向けて戻っていく。
【0033】
解除状態Dから操作レバー1及び作動レバー2が一体に傾倒する間は、ターンオーバースプリング16の付勢方向は変わらず、ポール4は解除方向に付勢されたままである。しかし、非制動状態Aに近付いた段階で、図20及び図21に見られるように、ポール4の摺接部38がラチェットプレート6のガイドレール31に摺接してポール4が姿勢変化し、ポール思案線35が切替連結点34を下回る結果、ターンオーバースプリング16による上向きの付勢が切替レバー30に加わり、傾倒押部32に当接する初期状態へと切替レバー30が起き上がる。同時に、ポール4も初期状態に戻り(図12及び図13参照)、操作レバー1は初期位置ストッパ11が初期位置受け部13に支持されるまで傾倒する。
【0034】
【発明の効果】
本発明により、可倒式パーキングブレーキレバーにおける操作レバーの傾倒という手順を活かして制動と解除との切替を実現する。しかも、操作レバーの傾倒や解除可能状態Cにするための特別な操作もなく、単純にレバーを放す(自立的に傾倒)、引き上げるという操作で、前記制動と解除との切替が可能である。また、非制動状態Aと解除可能状態Cとの判別が、操作レバーの姿勢によって容易である特徴を有している。既述したように、本発明のブレーキレバーは実質的に作動レバーがカバー等に覆われることから、外観的には制動解除を担うプッシュボタンがないブレーキレバーとなり、極めて簡素な構造となる。これらは、運転者が自然な操作感覚で本発明のブレーキレバーを使用できることを意味する。
【0035】
特に、本発明では、操作レバーの傾倒が自律的であり、この自律的な傾倒を利用して、制動と解除とを切り替えるため、操作レバーの倒し忘れを防止すると共に確実な解除操作が可能となっている。また、制動状態Bで傾倒する操作レバーの制限的可倒量は、非制動状態Aとの判別を容易にするため、制動、非制動の区別を直感的に把握できる利便性をもたらしている。特に、構造が複雑になりがちな可倒式ブレーキレバーにおいてプッシュボタンを排除した点は、部品点数の削減、組立性の向上をもたらし、製造コストの削減にも役立っている。本発明は、こうした利便性や安全性をもたしながら、外観及び操作性を簡素化し、更にコスト低減を実現する効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキレバーの作動手順を示す模式図である。
【図2】本発明のブレーキレバーの非制動状態Aを表した一部破断側面図である。
【図3】本発明のブレーキレバーの非制動状態Aを表した部分拡大図である。
【図4】本発明のブレーキレバーの制動状態Bを表した一部破断側面図である。
【図5】本発明のブレーキレバーの制動状態Bを表した部分拡大図である。
【図6】本発明のブレーキレバーの解除可能状態Cを表した一部破断側面図である。
【図7】本発明のブレーキレバーの解除可能状態Cを表した部分拡大図である。
【図8】本発明のブレーキレバーの解除状態Dを表した一部破断側面図である。
【図9】本発明のブレーキレバーの解除状態Dを表した部分拡大図である。
【図10】本発明のブレーキレバーの非制動状態A直前を表した一部破断側面図である。
【図11】本発明のブレーキレバーの非制動状態A直前を表した部分拡大図である。
【図12】別例のブレーキレバーの非制動状態Aを表した一部破断側面図である。
【図13】別例のブレーキレバーの非制動状態Aを表した部分拡大図である。
【図14】別例のブレーキレバーの制動状態Bを表した一部破断側面図である。
【図15】別例のブレーキレバーの制動状態Bを表した部分拡大図である。
【図16】別例のブレーキレバーの解除可能状態Cを表した一部破断側面図である。
【図17】別例のブレーキレバーの解除可能状態Cを表した部分拡大図である。
【図18】別例のブレーキレバーの解除状態Dを表した一部破断側面図である。
【図19】別例のブレーキレバーの解除状態Dを表した部分拡大図である。
【図20】別例のブレーキレバーの非制動状態A直前を表した一部破断側面図である。
【図21】別例のブレーキレバーの非制動状態A直前を表した部分拡大図である。
【符号の説明】
1 操作レバー
2 作動レバー
3 ブレーキケーブル
4 ポール
5 ラチェット歯
6 ラチェットプレート
7 作動傾倒軸
8 操作傾倒軸
9 捻りコイルバネ
10 バネ
11 初期位置ストッパ
12 可倒制限ストッパ
13 初期位置受け部
14 制動受け部
15 押圧レバー
16 ターンオーバースプリング
23 押圧連結点
27 操作思案線
28 操作連結点
30 切替レバー
31 ガイドレール
34 切替思案線
35 ポール思案線
36 切替連結点
37 ポール連結点

Claims (4)

  1. 屈曲関係で連結した操作レバー及び作動レバーで構成され、非制動状態Aから操作レバー及び作動レバーを一体に引き起こして制動状態Bとし、該制動状態Bから操作レバーのみ倒して解除可能状態Cとし、該解除可能状態Cから再び操作レバーを引き起こして解除状態Dとし、そして該解除状態Dから操作レバー及び作動レバーを一体に倒して非制動状態Aに復帰させる手順で操作する可倒式パーキングブレーキレバーにおいて作動レバーに軸着した切替レバーと、切替レバーとポールとの間に架設したターンオーバースプリングとを備え、制動状態Bで操作レバーが作動レバーに対して倒れると、該操作レバーに追随して切替レバーを押し倒し、ターンオーバースプリングのポールに対する連結点が切替レバーの回動軸とターンオーバースプリングの切替レバーに対する連結点とを結ぶ思案線を超え、該ターンオーバースプリングがポールをラチェット歯からの解除方向に付勢し、解除可能状態Cとなることを特徴とする可倒式パーキングブレーキレバー。
  2. 屈曲関係で連結した操作レバー及び作動レバーで構成され、非制動状態Aから操作レバー及び作動レバーを一体に引き起こして制動状態Bとし、該制動状態Bから操作レバーのみ倒して解除可能状態Cとし、該解除可能状態Cから再び操作レバーを引き起こして解除状態Dとし、そして該解除状態Dから操作レバー及び作動レバーを一体に倒して非制動状態Aに復帰させる手順で操作する可倒式パーキングブレーキレバーにおいて、作動レバーに軸着した押圧レバーと、ポールをラチェット歯に対して係合方向に付勢するバネと、押圧レバーと操作レバーとの間に架設したターンオーバースプリングとを備え、制動状態Bで操作レバーが作動レバーに対して倒れると、押圧レバーの回動軸とターンオーバースプリングの操作レバーに対する連結点とを結ぶ思案線がターンオーバースプリングの押圧レバーに対する連結点を超え、該押圧レバーを介してターンオーバースプリングがポールをラチェット歯からの解除方向に付勢し、解除可能状態Cとなることを特徴とする可倒式パーキングブレーキレバー。
  3. 作動レバーに対して操作レバーを倒す方向に付勢する捻りコイルバネを設け、制動状態Bで解放された操作レバーが捻りコイルバネの付勢により自律的に倒れるようにしてなる請求項1又は2いずれか記載の可倒式パーキングブレーキレバー。
  4. 操作レバーに可倒制限ストッパを設けてなり、非制動状態Aでは操作レバー及び作動レバーが一体に傾倒し、解除可能状態Cでは可倒制限ストッパで規制される制限的可倒量で操作レバーのみが倒れるようにしてなる請求項記載の可倒式パーキングブレーキレバー。
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