JP4284932B2 - 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、近距離無線通信による接続と、それとは異なる接続を介してネットワークに接続する場合、ネットワークに実際に接続するときにだけ、近距離無線通信による接続を実行することができる情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータを、公衆回線網を介して、インターネットなどのネットワークに接続する場合、ユーザは、いわゆるダイヤルアップ接続によって、インターネットサービスプロバイダにアクセスする。パーソナルコンピュータは、インターネットサービスプロバイダを介して、インターネット上に公開されているウェブページを閲覧したり、電子メールの送受信を行うことができる。
【0003】
パーソナルコンピュータと公衆回線網との接続においては、従来、ケーブルを用いた有線の接続が主流であったが、近年、無線接続の技術として、ブルートゥース(bluetooth)(商標)が注目されている。
【0004】
ブルートゥースとは、2.4GHz帯域を用いる無線伝送方式である。ブルートゥース技術は、情報のやりとりを行うために短距離無線通信を利用し、携帯型電話機やパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、および周辺機器を、無線で簡単に接続することを目的としている。この無線通信は世界中で利用可能な2.45 GHzのISM(Industry Science Medical:免許なしで使える帯域)を利用するため、ブルートゥース技術に対応した機器であれば、世界中で使用することが可能である。例えば、パーソナルコンピュータの周辺機器に本技術を用いることにより、マウス、キーボード、モデム、プリンタなどの全てをワイヤレス化することが可能となる。また、携帯型電話機やモデムなどの、公衆回線網に接続するための機器とパーソナルコンピュータとの接続に、ブルートゥース技術を用いることにより、従来必要であったケーブルが不要になる。
【0005】
図1に示されるように、パーソナルコンピュータ1は、ブルートゥースによる近距離無線通信により、ブルートゥースアダプタ2に接続し、そこから公衆回線網3およびインターネットサービスプロバイダ(ISP)4を介して、インターネット5に接続し、例えば、電子メールを授受したり、所定のウェブサーバ(図示せず)にアクセスし、ウェブページを閲覧することが可能となる。パーソナルコンピュータ1とブルートゥースアダプタ2とのブルートゥースによる接続は、常時接続状態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、パーソナルコンピュータ1以外に、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型電話機など、ユーザが持ち歩くことが可能な、いわゆるモバイル機器の利用が盛んである。これらのモバイル機器をはじめとする持ち運び可能で、かつネットワークに接続可能な機器は、バッテリにより動作されるため、常時ブルートゥース接続状態である場合、消費電力量が高くなってしまい、バッテリの消耗が激しくなってしまう。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、ブルートゥース接続などに代表される近距離無線通信を介してダイヤルアップ接続が行われるような場合、接続が必要なときのみブルートゥース接続を行い、同時にダイヤルアップ接続を行うようにすることにより、ユーザが、接続のために煩雑な操作を行うことなしに、消費電力を抑えることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、ユーザの操作入力を受ける入力手段と、ブルートゥースによる所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する接続手段と、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を制御する制御手段とを備え、情報処理装置のカスタマ登録をユーザが情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった第2の接続を行うための接続先が情報処理装置内に複数登録されている場合において、入力手段によりユーザからネットワークへの接続を指令する操作入力を受け、複数の接続先の中から所定の接続先が選択された後、接続手段はブルートゥースによる第1の接続を実行し、制御手段は、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を制御し、入力手段によりユーザからネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受けたとき、制御手段は、所定のブルートゥース機器とネットワークとの第2の接続を切断し、接続手段は、第2の接続の切断に同期して第1の接続を切断することを特徴とする。
【0009】
ネットワークはインターネットであるものとすることができ、第2の接続は、ダイヤルアップ接続であるものとすることができ、制御手段には、所定のブルートゥース機器と、ダイヤルアップ接続により公衆回線網を介したインターネットとの接続を制御させるようにすることができる。
【0010】
電子メールの送受信を実行する電子メール送受信手段を更に備えさせるようにすることができ、電子メール送受信手段には、第1の接続手段により接続された第1の接続、および制御により接続が制御された第2の接続を介して、電子メールを送受信させるようにすることができる。
【0011】
ウェブページを閲覧する閲覧手段を更に備えさせるようにすることができ、閲覧手段には、第1の接続手段により接続された第1の接続、および制御手段により接続が制御された第2の接続を介して、ウェブページが保存されている所定のサーバにアクセスさせるようにすることができる。
【0012】
画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像に所定の画像処理を実行する画像処理手段とを更に備えさせるようにすることができる。
【0013】
画像処理手段により画像処理された画像を所定のサーバに出力する出力手段を更に備えさせるようにすることができ、出力手段には、第1の接続手段により接続された第1の接続、および制御手段により接続が制御された第2の接続を介して、所定のサーバに画像を出力させるようにすることができる。
【0014】
本発明の情報処理方法は、ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、情報処理装置のカスタマ登録をユーザが情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった第2の接続を行うための接続先が情報処理装置内に複数登録されている場合において、第1の入力ステップの処理によりユーザの操作入力が受けられ、複数の接続先の中から所定の接続先が選択された後、ブルートゥースによる所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、第1の接続ステップの処理による第1の接続の実行に同期して、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を実行する第2の接続ステップと、ユーザから、ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、第2の入力ステップの処理により入力されたユーザの操作に従って、第2の接続ステップの処理による第2の接続を切断する第1の切断ステップと、第1の切断ステップの処理による第2の接続の切断に同期して、第1の接続ステップの処理による第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、情報処理装置のカスタマ登録をユーザが情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった第2の接続を行うための接続先が情報処理装置内に複数登録されている場合において、第1の入力ステップの処理によりユーザの操作入力が受けられ、複数の接続先の中から所定の接続先が選択された後、ブルートゥースによる所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、第1の接続ステップの処理による第1の接続の実行に同期して、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を実行する第2の接続ステップと、ユーザから、ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、第2の入力ステップの処理により入力されたユーザの操作に従って、第2の接続ステップの処理による第2の接続を切断する第1の切断ステップと、第1の切断ステップの処理による第2の接続の切断に同期して、第1の接続ステップの処理による第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
本発明のプログラムは、ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、情報処理装置のカスタマ登録をユーザが情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった第2の接続を行うための接続先が情報処理装置内に複数登録されている場合において、第1の入力ステップの処理によりユーザの操作入力が受けられ、複数の接続先の中から所定の接続先が選択された後、ブルートゥースによる所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、第1の接続ステップの処理による第1の接続の実行に同期して、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続を実行する第2の接続ステップと、ユーザから、ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、第2の入力ステップの処理により入力されたユーザの操作に従って、第2の接続ステップの処理による第2の接続を切断する第1の切断ステップと、第1の切断ステップの処理による第2の接続の切断に同期して、第1の接続ステップの処理による第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムにおいては、情報処理装置のカスタマ登録をユーザが情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった第2の接続を行うための接続先が情報処理装置内に複数登録されている場合において、ユーザの操作入力が受けられ、複数の接続先の中から所定の接続先が選択された後、ブルートゥースによる第1の接続が実行され、第1の接続の実行に同期して、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介したネットワークへの第2の接続が実行され、入力されたユーザの操作に従って、第2の接続が切断されたとき、第2の接続の切断に同期して、第1の接続が切断される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明を適用したサービス提供システムの構成例を表している。このサービス提供システムにおいては、インターネット10に対して、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、イメージステーションサーバ16、インターネットサービスプロバイダA(ISP−A)17、インターネットサービスプロバイダB(ISP−B)18、情報提供サーバ19、並びに検索サーバ20が接続されている。
【0019】
また、これらのネットワークシステム14、インターネットサービスプロバイダA17、並びにインターネットサービスプロバイダB18は、公衆回線網13に接続されており、この公衆回線網13には、ブルートゥースアダプタ12もさらに接続されている。カムコーダ11は、ブルートゥース(商標)による近距離無線通信により、ブルートゥースアダプタ12に接続し、そこから公衆回線網13を介して、ネットワークシステム14、インターネットサービスプロバイダA17、あるいはインターネットサービスプロバイダB18に接続することが可能とされている。
【0020】
ネットワークシステム14は、アクセスポイント(AP)31、カスタマデータベース(C-DB)32、カスタマ登録ウェブサーバ33、並びに登録認証プラットフォーム(Registration Authentication Platform(RAP))34により構成されている。
【0021】
アクセスポイント31は、公衆回線網13に接続される。カスタマデータベース32は、カムコーダ11を購入したユーザの各種の情報を登録する。カスタマ登録ウェブサーバ33は、カムコーダ11の登録処理を制御する。登録認証プラットフォーム34は、ネットワークシステム14におけるユーザの認証処理を実行する。
【0022】
アクセスポイント31、カスタマデータベース32、カスタマ登録ウェブサーバ33、並びに登録認証プラットフォーム34は、図2の例では、個別に形成されているが、一体的に構成することもできる。
【0023】
ネットワークサービスビジネスセンタ15は、カムコーダ用イメージステーション41を有し、このカムコーダ用イメージステーション41は、カムコーダ11から送信されてきた画像データを登録、管理する。
【0024】
イメージステーションサーバ16は、図示せぬパーソナルコンピュータから送信されてきた画像データを登録、管理する。
【0025】
インターネットサービスプロバイダA17は、アクセスポイント51、カスタマデータベース52、メールサーバ53を有している。メールサーバ53は、さらにPOPサーバ54とSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ55を有している。
【0026】
インターネットサービスプロバイダA17は、特定のインターネットサービスプロバイダであり、図2に示されるサービス提供システムの提供者と同一、または、提携している企業等により提供されるインターネット接続サービスである。
【0027】
アクセスポイント51は、公衆回線網13との通信処理を行う。カスタマデータベース52は、インターネットサービスプロバイダA17のユーザの各種の情報を登録する。POPサーバ54は、カムコーダ11との間でのメールの送受信の処理を主に管理する。SMTPサーバ55は、他のSMTPサーバ(この例の場合、インターネットサービスプロバイダB18のSMTPサーバ65)との間でのメールの送受信を主に管理する。
【0028】
インターネットサービスプロバイダB18は、アクセスポイント61、カスタマデータベース62を有するとともに、POPサーバ64とSMTPサーバ65からなるメールサーバ63を有している。この基本的な構成は、インターネットサービスプロバイダA17における場合と同様である。
【0029】
情報提供サーバ19は、例えば、所定の企業の商品に関する各種の情報を提供する。検索サーバ20は、インターネット10を介して公開されている各種の情報を検索するサービスを提供する。
【0030】
図3は、カムコーダ11の構成例を表している。このカムコーダ11は、カメラ一体型ビデオテープレコーダであり、インターネット10に対するアクセス機能を有している。図3において、CPU(Central Processing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72に記憶されているプログラム、またはRAM(Random Access Memory)73にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM73にはまた、CPU71が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)74には、電源オフ後も記憶する必要があるデータが記憶される。
【0031】
CPU71、ROM72、RAM73、および、EEPROM74は、バス75を介して相互に接続されている。このバス75にはまた、入出力インタフェース76も接続されている。
【0032】
入出力インタフェース76にはまた、各種のボタン、スイッチなどよりなる入力部77、LCD(Liquid Crystal Display)78、スピーカ79、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子などより構成される撮像部80、音声信号を取り込むマイクロホン81、並びに、ブルートゥースによりブルートゥースアダプタ12との間で近距離無線通信を行う通信部82が接続されている。
【0033】
記録再生部83は、装着されたカセット磁気テープに、撮像部80で撮像された映像データと、マイクロホン81により収音された音声データ等を記録する。また、記録再生部83は、カセット磁気テープに記録されている映像データと音声データを再生し、映像データに対応する画像をLCD78に出力し、表示させ、音声データをスピーカ79に供給し、出力させる。
【0034】
メモリカードインターフェース84は、携帯可能な半導体メモリとしてのメモリカード85が装着されたとき、メモリカード85に対するデータの書き込み処理と読み出し処理を実行する。メモリカード85には、撮像部80で撮像された映像データ並びにマイクロホン81より収音された音声データが記録できる他、通信部82からインターネット10を介して取得した各種のデータなども記憶することができる。
【0035】
エンコーダ/デコーダ86は、映像データをMPEG(Moving picture Experts Group)またはJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)の方式で、エンコードまたはデコードする。
【0036】
入出力インタフェース76にはまた、必要に応じてドライブ87が接続され、磁気ディスク91、光ディスク92、光磁気ディスク93、或いは半導体メモリ94などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じてRAM73にインストールされる。
【0037】
図4は、カスタマ登録ウェブサーバ33の構成例を表している。図4において、CPU111は、ROM112に記憶されているプログラム、または記憶部118からRAM113にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM113にはまた、CPU111が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0038】
CPU111、ROM112、およびRAM113は、バス114を介して相互に接続されている。このバス114にはまた、入出力インタフェース115も接続されている。
【0039】
入出力インタフェース115には、キーボード、マウスなどよりなる入力部116、CRT、LCDなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部117、ハードディスクなどより構成される記憶部118、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部119が接続されている。通信部119は、インターネット10を含むネットワークを介しての通信処理を行う。
【0040】
入出力インタフェース115にはまた、必要に応じてドライブ120が接続され、磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、或いは半導体メモリ134などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部118にインストールされる。
【0041】
アクセスポイント31、カスタマデータベース32、および登録認証プラットフォーム34は、カスタマ登録ウェブサーバ33と個別に形成される場合、図示は省略するが、カスタマ登録ウェブサーバ33と基本的に同様の構成とされる。
【0042】
図5は、ネットワークサービスビジネスセンタ15を構成するカムコーダ用イメージステーション41の構成例を表している。このカムコーダ用イメージステーション41を構成するCPU151乃至半導体メモリ174は、図4のカスタマ登録ウェブサーバ33を構成するCPU111乃至半導体メモリ134と基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能を有する。従って、それらの説明は、繰り返しになるので省略する。
【0043】
さらに、図6は、インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52の構成例を表している。このカスタマデータベース52のCPU191乃至半導体メモリ214も、図4のカスタマ登録ウェブサーバ33のCPU111乃至半導体メモリ134と基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能を有するので、その説明は、繰り返しになるので省略する。
【0044】
アクセスポイント51並びにメールサーバ53(POPサーバ54とSMTPサーバ55)が、カスタマデータベース52と個別に形成される場合、これらも基本的に図6のカスタマデータベース52と同様の構成とされる。
【0045】
カムコーダ11を購入したユーザは、この図2のサービス提供システムにおけるサービスの提供を受けることができる。そのためには、カムコーダ11のユーザは、カムコーダ11(そのユーザ)をネットワークシステム14に登録する処理を実行する。カムコーダ11を購入すると、ブルートゥースアダプタ12が付属しており(付属していない場合は、別途購入し)、ユーザは、このブルートゥースアダプタ12を公衆回線網13に接続することで、ネットワークシステム14にカムコーダ11(そのユーザ)を登録することができる。
【0046】
この登録処理が行われるとき、このサービス提供システムにおいて、図7のフローチャートに示される処理が実行される。すなわち、ステップS1において、ネットワークシステム14によりデジタルイメージカスタマ登録処理が実行され、その後、ステップS2において、インターネットサービスプロバイダA17により、ISP−Aかんたん登録処理が実行され、さらに、その後、ステップS3において、ネットワークサービスビジネスセンタ15により、アルバム利用登録処理が実行される。
【0047】
そこで、以下、これらステップS1乃至ステップS3の処理を個別に説明する。
【0048】
最初に、図8と図9のフローチャートを参照して、ネットワークシステム14におけるデジタルイメージカスタマ登録処理について説明する。図8は、この登録処理を行う場合におけるカムコーダ11の処理を表し、図9は、それに対応するカスタマ登録ウェブサーバ33の処理を表している。
【0049】
ステップS11において、カムコーダ11のユーザは、入力部77を操作して、ネットワークシステム14にアクセスを指令する。このアクセス先は、ROM72に予め記憶されている。CPU71は、このROM72に記憶されている情報に基づいて、通信部82を制御し、ネットワークシステム14のアクセスポイント31へのアクセスを指令する。通信部81は、この指令を受けると、ブルートゥースアダプタ12と近距離無線通信し、そこから公衆回線網13を介してネットワークシステム14のアクセスポイント31にアクセスする。
【0050】
この一番最初のネットワークシステム14へのアクセスには、ゲストIDが利用される。すなわち、ユーザが、例えば、「GUEST」をIDとして入力すると、登録認証プラットフォーム34は、アクセスを許容する。登録認証プラットフォーム34は、カムコーダ11からのアクセスを許容したとき、以後、カスタマ登録ウェブサーバ33に、カムコーダ11に対する処理の管理権を引き渡す。
【0051】
カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU111は、このとき、図9のステップS31において、カムコーダ11のユーザに対して個人情報の入力を要求する。この要求は、通信部119から出力され、アクセスポイント31、公衆回線網13、およびブルートゥースアダプタ12を介して、カムコーダ11に送信される。
【0052】
カムコーダ11のCPU71は、通信部82を介してこの要求を受け取ると、ステップS12において、その要求に対応するメッセージを、LCD78に出力し、表示させる。
【0053】
カムコーダ11のユーザは、このメッセージに基づいて、入力部77を操作して、個人情報を入力する。この個人情報には、カムコーダ11の16桁の数字とアルファベットからなる登録コード(カムコーダ11を購入したとき、添付されている葉書に記載されている)、ユーザの郵便番号、氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、電子メールアドレスなどの他、カムコーダ11の製造番号(シリアル番号)、購入年月日などが含まれる。
【0054】
カムコーダ11のCPU71は、ステップS12において、これらの個人情報を入力すると、これをネットワークシステム14に送信させる。
【0055】
すなわち、CPU71は、通信部82を制御し、入力された個人情報をネットワークシステム14に送信させる。この個人情報は、ブルートゥースアダプタ12、公衆回線網13、アクセスポイント31を介して、カスタマ登録ウェブサーバ33に供給される。
【0056】
カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU111は、図9のステップS31において、この個人情報を通信部119を介して取得すると、これをRAM113に供給し、一時的に記憶させる。
【0057】
CPU111は、RAM113に個人情報が登録されると、ステップS32において、個人情報確認画面を生成し、通信部119からカムコーダ11に送信させる。この個人情報確認画面のデータは、アクセスポイント31から公衆回線網13を介して、ブルートゥースアダプタ12に供給され、ブルートゥースアダプタ12からカムコーダ11に送信される。
【0058】
カムコーダ11のCPU71は、図8のステップS13において、通信部82を介して、この個人情報確認画面のデータを受信すると、RAM73に一旦これを記憶させた後、これを再び読み出して、LCD78に出力し、表示させる。これにより、LCD78には、カムコーダ11のユーザが入力した個人情報が確認のために表示される。
【0059】
ユーザが、自らが入力した個人情報を確認したことを入力部77を操作することで入力すると、CPU71は、この確認信号を通信部82からカスタマ登録ウェブサーバ33に送信させる。
【0060】
カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU111は、通信部119を介してこの確認信号を受け取ると、図9のステップS32において、RAM113に登録されていた個人情報を記憶部118に転送し、記憶させる。
【0061】
そして、ステップS33において、CPU111は、カムコーダ11のユーザに対する仮IDと仮パスワードを発行する。この仮IDと仮パスワードは、通信部119から出力され、アクセスポイント31、公衆回線網13、ブルートゥースアダプタ12を介してカムコーダ11に送信される。
【0062】
カムコーダ11のCPU71は、図8のステップS14において、通信部82を介してこの仮IDと仮パスワードを受信すると、これをLCD78に供給し、表示させるか、または、EEPROM74に供給し、記憶させる。
【0063】
カスタマ登録ウェブサーバ33は、以上のようにして、記憶部118に登録されたカムコーダ11のユーザの個人情報を、ステップS33において、カスタマデータベース32に供給し、登録させる。
【0064】
ステップS34において、カスタマデータベース32は、インターネット10を介して、ネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41に、この個人情報を供給する。
【0065】
カムコーダ用イメージステーション41のCPU151は、通信部159を介してネットワークシステム14から送信されてきた個人情報を受信すると、これを記憶部158に供給し、記憶させる(後述する図16のステップS121)。
【0066】
ステップS35において、カスタマデータベース32は、カムコーダ11の個人情報を、さらに、インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信する。
【0067】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52は、インターネット10を介して、ネットワークシステム14から送信されてきたカムコーダ11の個人情報を登録する(後述する図11のステップS71)。
【0068】
なお、ステップS36において、以後、ネットワークシステム14のカスタマデータベース32は、ネットワークビジネスセンタ15において、カムコーダ11のユーザの個人情報が変更されたとき、カムコーダ用イメージステーション41からインターネット10を介してこれを受信し、自分自身に登録させる。また、カスタマデータベース32は、その更新された個人情報を、インターネット10からインターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に供給し、登録させる。
【0069】
逆に、インターネットサービスプロバイダA17において、カムコーダ11のユーザが個人情報を変更したとき、カスタマデータベース52にそれが登録されるので、カスタマデータベース52は、それをインターネット10を介して、ネットワークシステム14のカスタマデータベース32に通知する。カスタマデータベース32は、入力された個人情報を古い個人情報に上書きし、個人情報を更新させる。
【0070】
このとき、カスタマデータベース32は、インターネット10を介して、ネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41に、この更新された個人情報をさらに送信する。
【0071】
カムコーダ用イメージステーション41は、入力された個人情報で古い個人情報を更新する。
【0072】
以上のようにして、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およびインターネットサービスプロバイダA17における個人情報は、その1つにおいて更新されると、それが直ちにリアルタイムで他の2つに反映される。
【0073】
以上のようにして、ネットワークシステム14のカスタマデータベース32にカムコーダ11のユーザが登録されると、以後、ネットワークシステム14は、カムコーダ11に関する各種の情報を、必要に応じて、カムコーダ11のユーザに、インターネット10を介して、あるいは葉書などにより通知する。
【0074】
デジタルイメージカスタマ登録処理が以上のようにして完了すると、次に、ISP−Aかんたん登録処理が実行される。すなわち、カスタマ登録ウェブサーバ33は、カスタマ登録処理が完了すると、以後のカムコーダ11に対する処理の管理権をインターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に移管する。
【0075】
従って、以後、カムコーダ11とインターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52との間において、ISP−Aかんたん登録処理が実行される。図10は、この場合におけるカムコーダ11の処理を表し、図11は、これに対応するカスタマデータベース52の処理を表している。
【0076】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52のCPU191は、図11のステップS71において、図9のステップS35においてネットワークシステム14のカスタマデータベース32から送信された個人情報を受信すると、これを記憶部198に供給し、記憶させる。
【0077】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52は、ステップS71において、カムコーダ11の個人情報を受信すると、そのユーザが既にインターネットサービスプロバイダA17の会員であるか否かを入力することを、そして会員である場合には、インターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを入力することを、カムコーダ11に要求する。
【0078】
カムコーダ11のCPU71は、図10のステップS51において、この要求を受けたとき、対応するメッセージをLCD78に出力し、表示させる。ユーザは、この表示を見て、自分自身が既にインターネットサービスプロバイダA17の会員である場合には、そのユーザIDを入力部77を操作することで入力する。また会員でない場合には、その旨が入力される。カムコーダ11のCPU71は、そこでステップS52において、インターネットサービスプロバイダA17のユーザIDが入力されたか否かを判定し、インターネットサービスプロバイダA17の会員でないことが入力された場合には、ステップS53において、その旨を通信部82を介して、インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信させる。
【0079】
カスタマデータベース52のCPU191は、通信部199を介してこの入力を受け取ると、図11のステップS72において、ユーザは、インターネットサービスプロバイダA17の会員でないと判定し、ステップS73に進み、インターネットサービスプロバイダA17への入会のための個人情報を送信する。この個人情報は、図9のステップS35の処理で、ネットワークシステム14から送信されてきて、ステップS71において、受信、記憶された情報が、基本的にそのまま用いられる。
【0080】
カムコーダ11のCPU71は、図10のステップS54において、通信部82を介して、インターネットサービスプロバイダA17への入会のための個人情報を受信すると、それをLCD78に出力し、表示させる。
【0081】
この個人情報は、カムコーダ11のユーザが、ネットワークシステム14にユーザ登録した場合に、入力した個人情報であるから、基本的には誤りがないはずである。しかしながら、念のため、ユーザは、この表示を見て、訂正する必要があるか否かを判定し、訂正する必要がある場合には、入力部77を操作して、訂正を入力する。
【0082】
そこで、ステップS55において、カムコーダ11のCPU71は、訂正が入力されたか否かを判定し、訂正が入力された場合には、ステップS56において、訂正された項目を、通信部82からインターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信させる。訂正が入力されない場合には、ステップS56の処理はスキップされる。
【0083】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52のCPU191は、図11のステップS74で、通信部199を介して訂正を受信したか否かを判定し、訂正を受信した場合には、ステップS75において、受信した訂正内容に基づいて、既に登録されている個人情報を訂正する。訂正が受信されない場合には、ステップS75の処理は、スキップされる。
【0084】
この個人情報としては、上述したように、カムコーダ11を購入したユーザがネットワークシステム14にユーザ登録した個人情報が基本的にそのまま表示される(そのうちの、インターネットサービスプロバイダA17の会員になるのに必要な情報のみが表示される)。従って、ユーザは、ネットワークシステム14にユーザ登録するために入力した項目と基本的に同様の項目をインターネットサービスプロバイダA17の会員になるために、再度入力する必要がなくなる。従って、操作性が改善される。
【0085】
次に、ステップS57において、カムコーダ11のCPU71は、カスタマデータベース52からの入力ガイダンスに従って、ユーザ名とパスワードの入力を促すメッセージをLCD78に表示させる。カムコーダ11のユーザは、このメッセージに従って、入力部77を操作し、インターネットサービスプロバイダA17を利用する場合にユーザが用いるユーザ名とパスワードを入力する。CPU71は、この入力されたユーザ名とパスワードを、通信部82を介して、インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信する。
【0086】
カスタマデータベース52のCPU191は、ステップS76において、通信部199を介してこのユーザ名とパスワードを受信すると、記憶部198に記憶されているデータに基づいて、そのユーザ名とパスワードが既に他のユーザにより使用されているか否かを判定し、使用されている場合には、そのメッセージを通信部199からカムコーダ11に送信する。
【0087】
カムコーダ11のCPU71は、通信部82を介してこのメッセージを受信すると、LCD78に表示させる。カムコーダ11のユーザは、この表示を見て、入力したユーザ名とパスワードが既に登録されていると判定した場合、新たなユーザ名とパスワードを入力する。
【0088】
以上のようにして、カムコーダ11からユーザ名とパスワードが送信されてくると、カスタマデータベース52のCPU191は、図11のステップS76において、通信部199を介してこれを取得し、ステップS77において、ユーザ名に基づいて、ユーザIDを決定する。このユーザIDは、インターネットサービスプロバイダA17の会員としてのユーザIDである。
【0089】
このサービス提供システムにおいては、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およびインターネットサービスプロバイダA17において、共通のIDとパスワードを使用することができるようになされている。しかしながら、上述したように、ネットワークシステム14において、ユーザ登録なされた段階において、カムコーダ11のユーザには、仮IDと仮パスワードが既に設定されている(図8のステップS14、図9のステップS33)。
【0090】
この仮IDと仮パスワードに基づいて、インターネットサービスプロバイダA17において、ユーザがサービスを受けることができるようにするために、CPU191は、図9のステップS33において、ネットワークシステム14により発行され、ステップS71の処理で受信された仮IDと仮パスワードを、ステップS77で決定したユーザIDと対応させるための対応関係を記述したテーブルをステップS78で生成し、ISP−Aかんたん接続に登録する。
【0091】
これにより、図9のステップS33において、ネットワークシステム14から発行され、図8のステップS14において、カムコーダ11により受信された仮IDと仮パスワードに基づいて、カムコーダ11のユーザがインターネットサービスプロバイダA17にアクセスしてきたとき、カスタマデータベース52は、その仮IDと仮パスワードに対応するユーザIDをテーブルから検索することで、カムコーダ11のユーザに、インターネットサービスプロバイダA17が提供するサービスを利用させる。
【0092】
CPU191は、以上のようにして、カムコーダ11のユーザのインターネットサービスプロバイダA17の会員としての登録が完了したとき、ステップS79において、インターネットサービスプロバイダA17に対してアクセスするときに必要な設定情報をカムコーダ11に送信する。
【0093】
カムコーダ11のCPU71は、図10のステップS58において、インターネットサービスプロバイダA17からのISP−A設定情報を受信すると、これをLCD78に出力し、表示させる。これにより、ユーザは、ISP−A設定情報を確認することができる。このISP−A設定情報には、例えば、図12に示されるように、PPPログイン、PPPパスワード、アクセスポイント電話番号、POPID、POPパスワード、Eメールアドレス、POPサーバ、SMTPメールサーバ、ニュースサーバなどが記述されている。
【0094】
カムコーダ11のユーザは、必要に応じて、この図12に示される内容をメモするなどした後、入力部77を操作して確認の信号をインターネットサービスプロバイダA17に出力する。
【0095】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52は、ステップS80において、カムコーダ用設定情報を送信する。
【0096】
カムコーダ11は、図10のステップS59において、このカムコーダ用設定情報を受信すると、LCD78にこれを表示させる。
【0097】
図13は、このようにして、カスタマデータベース52からカムコーダ11に送信されるカムコーダ用設定情報の例を表している。この例のおいては、カムコーダ用設定情報がDIカスタマID、DIパスワード、およびアクセスポイント電話番号により構成されている。
【0098】
アクセスポイント電話番号とは、カムコーダ11がインターネット10に接続するとき、アクセスするポイント、具体的には、インターネットサービスプロバイダA17のアクセスポイント51の電話番号を表している。
【0099】
カムコーダ11のユーザは、図10のステップS60において、このようにして表示されたカムコーダ用設定情報をインターネット10に接続するための条件として入力部77を操作して、カムコーダ11に設定する。この設定は、EEPROM74に記憶される。
【0100】
例えば、パーソナルコンピュータを購入したユーザが、一般的なサービスプロバイダ(図2の例の場合、インターネットサービスプロバイダB18)を介して、インターネット10に接続するためには、図14Aに示されるような、PPP接続用ID、PPP接続用パスワード、アクセスポイント電話番号、Primary DNS Server, Secondary DNS Server, Proxy Server, Port Number, POP認証用ID、POP認証用パスワード、POP Server, SMTP Server、およびメールアドレスという12個の項目を設定する必要があるのに対して、このように、カムコーダ11を購入したユーザは、ISP−Aかんたん登録処理を行うことで、図14Bに示されるように、Unified ID(図13におけるDIカスタマIDに対応する)、パスワード(図13におけるDIパスワードに対応する)、およびアクセスポイント電話番号(図13におけるアクセスポイント電話番号に対応する)の3個の項目の設定だけで済むことになる。従って、設定操作に不慣れなユーザであっても、簡単に、インターネット接続のための操作を行うことが可能となる。
【0101】
カムコーダ11のユーザは、自分自身が既にインターネットサービスプロバイダA17の会員である場合には、カスタマデータベース52からの要求に基づいて、入力部77を操作して、インターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを入力する。そこで、この場合、カムコーダ11のCPU71は、図10のステップS61において、ユーザから入力されたインターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを取得すると、通信部82からカスタマデータベース52に、このインターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを送信させる。
【0102】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52のCPU191は、カムコーダ11から送信されてきたインターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを、図11のステップS81において、受信し、取得すると、ステップS82において、ユーザのインターネットサービスプロバイダA17のIDを、ステップS71の処理で受信されたそのユーザの個人情報に含まれる仮IDと仮パスワードに対応させるためのカムコーダ用設定情報を、カムコーダ11に送信させる。
【0103】
カムコーダ11のCPU71は、ステップS62において、カスタマデータベース52から送信されてきた、インターネットサービスプロバイダA17のIDを、仮IDと仮パスワードに対応させるカムコーダ用設定情報を受信すると、ステップS63において、ユーザが入力部77を操作して行う入力に基づいて、インターネットサービスプロバイダA17のIDを、仮IDと仮パスワードに対応するように設定する処理を行う。具体的には、CPU71は、インターネットサービスプロバイダA17のIDと、仮IDおよび仮パスワードとの対応テーブルを生成する。従って、以後、仮パスワードと仮IDが入力されてインターネット10への接続が指令された場合、CPU71は、この仮IDと仮パスワードを、インターネットサービスプロバイダA17のIDに変換して、インターネットサービスプロバイダA17に対するアクセス処理を行う。
【0104】
カスタマデータベース52のCPU191は、図11のステップS80,S82の処理の後、ステップS83に進み、それまでの処理により登録された情報、あるいはユーザによりその登録情報が更新された場合、その更新された情報を、ネットワークシステム14に送信する。
【0105】
ネットワークシステム14のカスタマデータベース32は、このインターネットサービスプロバイダA17からの登録情報を受信すると、それをカスタマデータベース32に登録させるとともに、ネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41にもそれを送信し、反映させる。
【0106】
以上のような、ISP−Aかんたん登録処理に引き続いて、アルバム利用登録処理が実行される。このアルバム利用登録処理について、図15と図16のフローチャートを参照して、さらに説明する。図15は、カムコーダ11のアルバム利用登録処理を表し、図16は、それに対応するカムコーダ用イメージステーション41のアルバム利用登録処理を表している。
【0107】
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52のCPU191は、ISP−Aかんたん登録処理が完了すると、カムコーダ11に対する処理の管理権を、ネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41に移管する。
【0108】
カムコーダ用イメージステーション41のCPU151は、図16のステップS121において、ネットワークシステム14のカスタマデータベース32が図9のステップS34において送信したカムコーダ11の個人情報を、通信部159を介して受信すると、これを記憶部158に供給し、記憶させる。CPU151は、ステップS122において、受信した個人情報のうちの氏名とメールアドレスを読み出し、これをカムコーダ11に送信する。
【0109】
カムコーダ11のCPU71は、カムコーダ用イメージステーション41からの氏名とメールアドレスを受信すると、ステップS101において、これをLCD78に出力し、表示させる。カムコーダ11のユーザは、この表示を見て、自分自身の氏名とメールアドレスが正しいか否かを判定する。なお、このメールアドレス(Eメールアドレス)は、インターネットサービスプロバイダA17における会員登録において設定されたもの(図12)である。
【0110】
カムコーダ11のユーザは、氏名とメールアドレスが、正しいことを確認したとき、入力77を操作し、その氏名とメールアドレスをアルバム利用登録するのに用いることを了承する場合には、その旨を入力する。そこで、ステップS102において、CPU71は、了承が入力されたか否かを判定し、入力された場合には、ステップS103に進み、その入力に対応する了承信号を、カムコーダ用イメージステーション41に送信させる。
【0111】
これに対して、アルバム利用登録を了承しない場合、ユーザは、入力部77を操作してその旨を入力する。このとき、ステップS104において、CPU71は、アルバム利用登録が了承されなかったことを表す非了承信号をカムコーダ用イメージステーション41に送信させる。
【0112】
カムコーダ用イメージステーション41のCPU151は、図16のステップS123において、了承信号が入力されたか否かを判定し、入力された場合には、ステップS124に進み、ステップS121で受信した個人情報を、記憶部158に記憶させる。
【0113】
これに対して、ステップS123において、了承信号が入力されていないと判定された場合、ステップS124の処理はスキップされる。
【0114】
このようにして、カムコーダ用イメージステーション41には、ネットワークシステム14で発行された仮IDと仮パスワードに対応する個人情報が登録される。
【0115】
その後、ステップS125において、カムコーダ用イメージステーション41のCPU151は、ユーザからの登録情報を更新する入力がなされた場合には、その旨をネットワークシステム14に送信する。
【0116】
ネットワークシステム14のカスタマデータベース32は、この更新情報を自分自身が登録するとともに、それをインターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信し、登録させる。
【0117】
なお、ネットワークシステム14のカスタマデータベース32は、仮IDと仮パスワードを発行した後、ユーザの住所宛に、本IDと本パスワードを記載した葉書を郵送する。ユーザは、これを受け取ったとき、仮IDと仮パスワードを、本IDと本パスワードに変更して利用する。
【0118】
カスタマデータベース32は、本IDと本パスワードを発行すると、それをネットワークサービスビジネスセンタ15とインターネットサービスプロバイダA17にインターネット10を介して送信する。ネットワークサービスビジネスセンタ15とインターネットサービスプロバイダA17においては、それぞれ本IDと本パスワードが登録される。仮IDと仮パスワードは、発行されてから、所定の期間(例えば、2週間)だけ利用することが可能であり、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およびインターネットサービスプロバイダA17は、それぞれ仮IDと仮パスワードを2週間だけ有効とし、有効期間が経過した後、その仮IDと仮パスワードが使用された場合には、アクセスを拒否することになる。
【0119】
なお、以上においては、カムコーダ11からネットワークシステム14にユーザ登録させるようにしたが、パーソナルコンピュータによりインターネット10を介して登録したり、葉書で登録することも可能である。
【0120】
次に、図17のフローチャートを参照して、カムコーダ11がネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、またはインターネットサービスプロバイダA17に接続する場合の処理について説明する。ユーザは、入力部77を操作して、ネットワークシステム14にユーザ登録したとき割り当てられた仮IDと仮パスワード(または、その後に設定された本IDと本パスワード)を入力する。ステップS141において、CPU71は、ユーザの入力部77の操作に基づいて入力されたIDとパスワードを取得する。さらに、CPU71は、ステップS142において、ユーザから指定されたアクセス先がインターネットサービスプロバイダA17であるのか否かを判定する。
【0121】
アクセスするのがインターネットサービスプロバイダA17である場合には、ステップS134に進み、CPU71は、図10のステップS63で生成した変換テーブルが存在するか否かを判定する。変換テーブルが存在する場合(カムコーダ11のユーザが、カムコーダ11のユーザ登録をする前から、既にインターネットサービスプロバイダA17の会員であり、そのユーザIDを有していた場合)、ステップS144に進み、CPU71は、ステップS141で取得したIDとパスワードを変換テーブルに基づいて、インターネットサービスプロバイダA17のIDに変換する。そして、ステップS145において、CPU71は、そのインターネットサービスプロバイダA17のIDに基づいて、通信部82を制御し、インターネットサービスプロバイダA17にアクセスさせる。
【0122】
ステップS143において、変換テーブルが存在しないと判定された場合(ユーザがカムコーダ11を購入し、ネットワークシステム14にユーザ登録した後、インターネットサービスプロバイダA17に会員登録した場合)、ステップS145に進み、CPU71は、入力されたIDとパスワードを用いて、インターネットサービスプロバイダA17にアクセスする処理を実行する。この場合、上述したように、インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベース52が変換テーブルを有しているので、この変換テーブルに基づいて、インターネットサービスプロバイダA17は、カムコーダ11が正規のユーザであるのか否かを判定する。
【0123】
ステップS142において、アクセスする先がインターネットサービスプロバイダA17ではないと判定された場合、ステップS146に進み、CPU71は、アクセス先がネットワークシステム14であるか否かを判定する。アクセス先がネットワークシステム14である場合には、ステップS147に進み、CPU71は、ステップS141で取得されたIDとパスワードに基づいて、ネットワークシステム14にアクセスする。同様に、ステップS146において、アクセスするのがネットワークシステムではないと判定された場合(アクセス先はネットワークビジネスセンタ15であると判定された場合)、ステップS148に進み、CPU71は、ステップS141で取得されたIDとパスワードを利用して、ネットワークビジネスセンタ15にアクセスさせる。
【0124】
以上のようにして、このサービス提供システムにおいては、図18に示されるように、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、並びにインターネットサービスプロバイダA17におけるIDとパスワードとして、ネットワークシステム14のユーザ登録時に発行された仮IDと仮パスワード(同一のIDとパスワード)を用いて、それぞれのサービスの提供を受けることができる。
【0125】
すなわち、ユーザは、以上説明した処理により、カムコーダ11を用いて、ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およびインターネットサービスプロバイダA17に接続し、電子メールの受送信、ウェブページの閲覧、アルバムの利用などの処理を実行することができるようになる。
【0126】
カムコーダ11は、図2を用いて説明したように、ブルートゥース(商標)による近距離無線通信により、ブルートゥースアダプタ12に接続し、そこから公衆回線網13を介して、ネットワークシステム14、インターネットサービスプロバイダA17、あるいはインターネットサービスプロバイダB18に接続するのみならず、図19に示されるように、ブルートゥースアダプタ12に代わって、ブルートゥース対応携帯電話機301および基地局302、もしくはブルートゥースモデム303およびモジュラージャック304を介して、公衆回線網13に接続し、ネットワークシステム14、インターネットサービスプロバイダA17、あるいはインターネットサービスプロバイダB18に接続し、更にインターネット10に接続することができる。
【0127】
ユーザによって、入力部77の所定のキーなどが操作されることにより、カムコーダ11のLCD78には、図20に示されるネットワークメニュー画面311が表示される。ネットワークメニュー画面311には、メールの送受信を行うための操作画面に進むためのメールボタン321、撮像された画像データをネットワークサービスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41にアップロードしたり、あるいは、アップロードされた画像データを編集したり閲覧するための操作画面に進むためのアルバムボタン322、ウェブページを閲覧する(ブラウジングする)ための操作画面に進むためのブラウザボタン323、各種設定を行うための操作画面に進むための設定ボタン324、およびネットワークメニューを終了する場合に選択される終了ボタン325が設けられている。
【0128】
ユーザが設定ボタン324を選択した場合、LCD78には、図21に示される設定メニュー画面331が表示される。設定メニュー画面331には、上述したカスタマ登録を実行するための操作画面に進むためのカスタマ登録ボタン341、かんたん設定を実行するための操作画面に進むための簡単設定ボタン342、ブルートゥースに関する設定を実行するための操作画面に進むためのブルートゥース設定ボタン343、その他の手動で実行する各種設定のための操作画面に進むための手動設定ボタン344、および設定メニュー画面331を閉じて、図20を用いて説明したネットワークメニュー画面311を表示させる場合に選択される終了ボタン345が設けられている。
【0129】
図22のフローチャートを参照して、ブルートゥースの接続のための設定処理について説明する。
【0130】
ステップS201において、CPU71は、入出力インタフェース76およびバス75を介して、入力部77から入力されるユーザの操作入力を示す信号を基に、図21を用いて説明した、ブルートゥース設定ボタン343が選択されたか否かを判断する。ステップS201において、ブルートゥース設定ボタン343が選択されていないと判断された場合、選択されたと判断されるまで、ステップS201の処理が繰り返される。
【0131】
図21を用いて説明した設定メニュー画面331において、ブルートゥース設定ボタン343が選択された場合、図23に示されるブルートゥース設定画面351が表示される。ブルートゥース設定画面351には、接続機器の設定を実行する場合に選択される接続機器ボタン361、接続機器の設定についての情報が表示されるリストボックス362、ブルートゥースの設定を終了し、図21を用いて説明した設定メニュー画面331に戻る場合に選択される、戻るボタン363、および接続処理を実行し、正しく設定されているか否かを確認する場合に選択される確認ボタン364が設けられている。
【0132】
接続機器ボタン361が選択された場合、図24に示されるように、リストボックス362に複数のリストボックスが表示される。ここでは、ブルートゥース機器がはじめて登録される場合について説明するので、<戻る>と表示されたリストボックス362−1および<新規登録>と表示されたリストボックス362−2が表示される。既にブルートゥース機器が登録されている場合、登録されているブルートゥース機器の名称が、リストボックス362に表示される。
【0133】
ステップS201において、ブルートゥース設定ボタン343が選択されたと判断された場合、図23のブルートゥース設定画面351が表示されるので、ステップS202において、CPU71は、接続機器の新規登録を実行するために、接続機器ボタン361が選択され、表示されるリストボックス362のうち、<新規登録>と記載されているリストボックス362−2が選択されたか否かを判断する。ステップS202において、接続機器の新規登録が選択されていないと判断された場合、接続機器の新規登録が選択されたと判断されるまで、ステップS202の処理が繰り返される。
【0134】
ステップS202において、接続機器の新規登録が選択されたと判断された場合、ステップS203において、CPU71は、ブルートゥース機器の自動検出処理を実行し、図25に示される新規登録画面371を表示する。
【0135】
検索処理の実行中は、図25に示される新規登録画面371の前面に、検索中ダイアログボックス381が表示される。検索中ダイアログボックス381には、キャンセルボタン382が備えられ、検索処理を途中でキャンセルしたい場合に、ユーザにより操作される。また、新規登録画面371には、ブルートゥース設定画面351に戻る場合に操作される戻るボタン383、再度検索を実行させる場合に選択される再検索ボタン284、および、検索結果を表示させるための検索結果表示領域385が設けられている。
【0136】
検索処理が終了して、ブルートゥース機器が検索された場合、図26に示されるように、検索中ダイアログボックス381の表示が取りやめられ、検索結果表示領域385に、検索されたブルートゥース機器の名称およびブルートゥースアドレスが表示される。検索されたブルートゥース機器の名称およびブルートゥースアドレスが、検索結果表示領域385に複数表示された場合、ユーザは、入力部77のうち、例えばカーソルキーなどを押下して、検索結果表示領域385に複数表示されている名称およびブルートゥースアドレスのうち、選択されている名称およびブルートゥースアドレス(図中、ハッチングがかかっている部分)を変更することにより、それらの複数のブルートゥース機器のうち、所望の機器を指定して選択することが可能である。
【0137】
ステップS204において、CPU71は、検索されて、検索結果表示領域385に表示されたブルートゥース機器のうち、いずれかの機器が選択されたか否かを判断する。ステップS204において、いずれの機器も選択されていないと判断された場合、いずれかの機器が選択されるまで、ステップS204の処理が繰り返される。
【0138】
ステップS204において、検索結果表示領域385に表示されたブルートゥース機器のうち、いずれかの機器が選択されたと判断された場合、ステップS205において、CPU71は、図27に示されるPIN(Personal Identification Number)入力画面401を表示し、ユーザから、PINの入力を受ける。
【0139】
PIN入力画面401には、入力されたPINを表示するテキストボックス411およびPINを入力するためのボタン412が設けられている。ユーザは、入力部77を用いて、ボタン412を操作して、PINを入力し、テキストボックス411を参照して、正しいPINが入力されたことが確認された場合、ボタン412のうちの終了ボタンを選択する。
【0140】
ステップS206において、CPU71は、例えば、図28に示されるように、ブルートゥース設定画面351に設定内容を表示させるなどして、設定を確認するための画面に対応するデータを生成し、バス75および入出力インタフェース76を介して、LCD78に出力して表示させ、処理が終了される。
【0141】
以上説明した処理により、カムコーダ11は、設定されたブルートゥース機器を介して、公衆回線網13に接続することが可能となる。
【0142】
例えば、図8を用いて説明したカムコーダ11のデジタルイメージカスタマ登録処理のステップS11、あるいは、図17を用いて説明したカムコーダ11のアクセス処理のステップS145、ステップS147、もしくは、ステップS148においても、ブルートゥースによる接続処理が実行される。
【0143】
次に、図29のフローチャートを参照して、ネットワーク接続処理について説明する。
【0144】
ステップS221において、CPU71は、入出力インタフェース76およびバス75を介して、入力部77から入力される、ユーザの操作を示す信号を基に、ネットワーク接続要求を受けたか否かを判断する。
【0145】
ここで、ネットワーク接続要求とは、例えば、図8を用いて説明したカムコーダ11のデジタルイメージカスタマ登録処理のステップS11、あるいは、図17を用いて説明したカムコーダ11のアクセス処理のステップS145、ステップS147、およびステップS148の処理が実行される場合である。それ以外にも、例えば、図20を用いて説明したネットワークメニュー画面311において、ブラウザボタン323が選択されて、図30に示されるブラウザ画面431が表示され、所定の操作がなされた場合に、ネットワークへの接続要求が行われる。これらの処理が実行される場合、必要に応じて、IDとパスワードが入力される。
【0146】
図30に示されるブラウザ画面431には、現在、インターネット10などのネットワークに接続しているか否かの状態を表示する接続状態表示部441、接続するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を入力したり、現在接続中のウェブページのURLを表示させるためのテキストボックス442、および各種指令を入力する場合にユーザによって選択されるツールバー443が設けられている。ツールバー443には、ページの切り替え、再読み込みなどを指示するための複数のボタンが含まれており、ツールバー443の表示、非表示は、ユーザによって設定可能である。
【0147】
例えば、接続状態表示部441が、非接続の表示であり、テキストボックス442に、URLが入力され、確定された場合、CPU71は、この操作をネットワークへの接続要求として認識し、テキストボックス442に入力されたURLに示されるウェブページへアクセスするための処理を実行する。
【0148】
さらに、図20を用いて説明したネットワークメニュー画面311において、アルバムボタン322が選択されて、図31に示されるアルバムメニュー画面451が表示され、所定の操作がなされた場合、図20を用いて説明したネットワークメニュー画面311において、メールボタン321が選択されて、図32に示されるメール画面471が表示され、所定の操作がなされた場合にも、ネットワークへの接続要求が行われる。
【0149】
図31に示されるアルバムメニュー画面451には、アップロードボタン461、閲覧/編集ボタン462、終了ボタン463が設けられている。アップロードボタン461は、RAM73、メモリカード85、あるいは、ドライブ87に装着されている磁気ディスク91、光ディスク92、光磁気ディスク93、もしくは半導体メモリ94などに記録されているデータをネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41にアップロードするための処理を実行する場合に選択される。
【0150】
閲覧/編集ボタン462は、ネットワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション41に保存されているデータを閲覧したり、編集するための処理を実行する場合に選択される。終了ボタン463は、アルバムメニュー画面451の表示を取り消して、ネットワークメニュー画面311の表示に戻る場合に選択される。
【0151】
図32に示されるメール画面471には、送信するメールを作成する場合に選択される送信タブ481、メールを受信する場合に選択される受信タブ482、アドレス帳を表示させ、編集などを行う場合に表示されるアドレス帳タブ483、およびメールの送受信に関する各種設定を行う場合に選択される設定タブ484が設けられている。
【0152】
送信タブ481が選択されている場合のメール画面471には、宛先を入力される場合に押下される宛先ボタン485、添付ファイルを選択する場合に押下される添付ボタン486、作成されたメールを送信する場合に押下される送信ボタン491およびメール画面471の表示を取り消して、ネットワークメニュー画面311の表示に戻る場合に押下される終了ボタン492などの各種操作ボタンが設けられている。また、メール画面471には、メールの宛先を入力するためのテキストボックス487、添付ファイル名を入力するためのテキストボックス488、メールの題名を入力するためのテキストボックス489、およびメールの本文を入力するためのテキストボックス490が設けられている。
【0153】
ステップS221において、以上説明したネットワーク接続要求を受けていないと判断された場合、ネットワーク接続要求を受けたと判断されるまで、ステップS221の処理が繰り返される。
【0154】
ステップS221において、ネットワーク接続要求を受けたと判断された場合、ステップS222において、CPU71は、公衆回線網13を介して、インターネットサービスプロバイダA17のメールサーバ53にアクセスするために所定の電話番号に対してダイヤルアップ接続を実行するか否かをユーザに確認させるため、図34に示されるダイアログボックス511に対応するデータをバス75および入出力インタフェース76を介してLCD78に出力し、ダイアログボックス511を表示させる。
【0155】
ダイアログボックス511には、電話番号が表示されるリストボックス521、ダイヤルアップ接続をキャンセルする場合に選択されるキャンセルボタン422、およびダイヤルアップ接続を実行する場合に選択される接続ボタン423が設けられ、ユーザは、例えば、予めリストボックス521に表示されている電話番号以外の番号に対してダイヤルアップ接続を行いたい場合は、リストボックス521を操作し、予め登録されている他の電話番号に対してダイヤルアップ接続を行わせるようにすることができる。
【0156】
ステップS223において、CPU71は、ダイアログボックス511の接続ボタン423が押下されたか否かを判断する。
【0157】
ステップS223において、ダイアログボックス511の接続ボタン423が押下されなかったと判断された場合、ステップS224において、CPU71は、ダイアログボックス511のキャンセルボタン422が押下されたか否かを判断する。ステップS224において、キャンセルボタン422が押下されなかったと判断された場合、処理は、ステップS223に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0158】
ステップS224において、キャンセルボタン422が押下されたと判断された場合、ステップS225において、CPU71は、接続処理前の表示画面である図32の状態のメール画面471をLCD78に表示させて、処理が終了される。
【0159】
ステップS223において、ダイアログボックス511の接続ボタン423が押下されたと判断された場合、ステップS226において、CPU71は、バス75、入出力インタフェース76、および通信部82を介して、ブルートゥース接続を実行し、ブルートゥースアダプタ12、ブルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブルートゥースモデム303に接続するための処理を実行する。
【0160】
ここでは、ネットワーク接続要求として、図20を用いて説明したネットワークメニュー画面311において、メールボタン321が選択されて、図32に示されるメール画面471が表示され、テキストボックス487乃至テキストボックス490に、必要な情報が記入されて、送信ボタン491が押下された場合について説明する。
【0161】
具体的には、CPU71は、ブルートゥース接続における自分自身の状態を「待ち受け状態」から「問い合わせ(Inquiry)状態」とし、通信部82を介して、マスターとなるブルートゥースアダプタ12、ブルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブルートゥースモデム303がブロードキャストしているIQパケットを受信する。CPU71は、受信したIQパケットに対して、FHSパケットを送信する。
【0162】
ステップS226の処理の実行中、図33に示されるように、「Bluetooth接続中」というメッセージが表示されたダイアログボックス501が表示される。なお、ステップS226の処理が短時間で終了する場合、ダイアログボックス501の表示を省略しても良い。
【0163】
なお、図22を用いて説明したブルートゥース設定処理によって、複数のブルートゥース機器が設定され、接続可能な状態である場合、ステップS226において、接続設定されている複数のブルートゥース機器のうちから、接続に利用するブルートゥース機器をユーザが選択することができるようにしても良い。
【0164】
FHSパケットを受信したブルートゥースアダプタ12、ブルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブルートゥースモデム303は、「呼び出し(Page)状態」に遷移し、IDパケットを送信する。
【0165】
ステップS227において、CPU71は、通信部82が、IDパケットを受信したか否かに基づいて、ブルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブルートゥースモデム303などのブルートゥース機器に接続できたか否かを判断する。
【0166】
ステップS227において、ブルートゥース機器に接続できたと判断された場合、ステップS228において、CPU71は、通信部82を制御して、ブルートゥース機器を介してダイヤルアップ接続を実行し、作成したメールを、バス75、入出力インタフェース76、通信部82、ブルートゥースアダプタ12(もしくは、ブルートゥース対応携帯電話機301、あるいはブルートゥースモデム303)、および公衆回線網13を介して、インターネットサービスプロバイダA17のメールサーバ53に送信し、処理が終了される。
【0167】
図35に示されるように、メールの送信中には、ユーザにメールの送信中であることを伝えるためのダイアログボックス531が表示される。ダイアログボックス531には、メールの送信処理をキャンセルする場合に押下されるキャンセルボタン541が設けられている。
【0168】
ステップS227において、ブルートゥース機器に接続できなかったと判断された場合、ステップS229において、CPU71は、エラーメッセージに対応するデータを、バス75および入出力インタフェース76を介して、LCD78に出力して表示させ、処理が終了される。
【0169】
なお、ステップS221において受けたネットワーク接続要求がメールの送信要求ではない場合、CPU71は、ネットワークシステム14、インターネットサービスプロバイダA17、もしくはインターネットサービスプロバイダB18のうち、ユーザの操作に対応するサーバにアクセスするために、同様の処理によりブルートゥース接続を実行した後、対応するサーバにアクセスするためのダイヤルアップ接続処理を実行する。
【0170】
以上説明した処理により、ダイヤルアップ接続が実行され、例えば、電子メールの送受信、アルバムの編集、あるいは、所望のウェブページの閲覧などが実行された後、ユーザがダイヤルアップ接続を切断すると同時に、ブルートゥース接続も切断される。カムコーダ11は、次のネットワーク接続要求までは、ブルートゥース機器と接続されない状態(待ち受け状態)であるので、ブルートゥース接続とダイヤルアップ接続との操作を別々に実行することなしに、消費電力量を削減することが可能となる。
【0171】
なお、ここでは、カムコーダ11がブルートゥース接続とダイヤルアップ接続を連動して実行するものとして説明したが、本発明は、カムコーダ11のみならず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯型電話機など、ブルートゥース接続を介して、公衆回線網13に接続することが可能なあらゆる機器において適応することが可能である。
【0172】
また、ここでは、公衆回線網13を介してインターネット10に接続する場合について説明したが、例えば、イーサネット(登録商標)などを介して、LAN(Local Area Network)もしくはWAN(Wide Area Network)などのインターネット10とは異なるネットワークに接続するためにブルートゥース接続を用いる場合においても、本発明を適応することが可能である。
【0173】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0174】
この記録媒体は、図3乃至図6に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク91(フレキシブルディスクを含む),131,171,211、光ディスク92(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む),132,172,212、光磁気ディスク93(MD(Mini-Disk)(商標)を含む),133,173,213、もしくは半導体メモリ94,134,174,214などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM72,112,152,192や、記憶部118,158,198に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0175】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0176】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0177】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムによれば、常時ブルートゥース接続を行っている場合に比べて、消費電力量を抑えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネットワーク接続システムの構成を示す図である。
【図2】本発明を適用したサービス提供システムの構成を示す図である。
【図3】図2のカムコーダの構成を示すブロック図である。
【図4】図2のカスタマ登録ウェブサーバの構成を示すブロック図である。
【図5】図2のカムコーダ用イメージステーションの構成を示すブロック図である。
【図6】図2のカスタマデータベースの構成を示すブロック図である。
【図7】図2のサービス提供システムにおけるカスタマ登録処理を説明するフローチャートである。
【図8】図2のカムコーダのデジタルイメージカスタマ登録処理を説明するフローチャートである。
【図9】図2のネットワークシステムのデジタルイメージカスタマ登録処理を説明するフローチャートである。
【図10】図2のカムコーダのISP−Aかんたん登録処理を説明するフローチャートである。
【図11】図2のインターネットサービスプロバイダAのカスタマデータベースのISP−Aかんたん登録処理を説明するフローチャートである。
【図12】図11のステップS79におけるISP−A設定情報の例を示す図である。
【図13】図11のステップS80におけるカムコーダ用設定情報の例を示す図である。
【図14】インターネットに接続する場合における設定項目を説明する図である。
【図15】図2のカムコーダのアルバム利用登録処理を説明するフローチャートである。
【図16】図2のカムコーダ用イメージステーションのアルバム登録利用処理を説明するフローチャートである。
【図17】図2のカムコーダのアクセス処理を説明するフローチャートである。
【図18】共通のIDとパスワードの利用を説明する図である。
【図19】ブルートゥース機器を用いた接続について説明するための図である。
【図20】ネットワークメニュー画面について説明するための図である。
【図21】設定メニュー画面について説明するための図である。
【図22】ブルートゥース設定処理について説明するためのフローチャートである。
【図23】ブルートゥース設定画面について説明するための図である。
【図24】図23のリストボックスの表示方法について説明するための図である。
【図25】新規登録画面について説明するための図である。
【図26】検索結果の表示について説明するための図である。
【図27】 PIN入力画面について説明するための図である。
【図28】設定内容を確認するための表示画面について説明するための図である。
【図29】ネットワーク接続処理について説明するためのフローチャートである。
【図30】ブラウザ画面について説明するための図である。
【図31】アルバムメニュー画面について説明するための図である。
【図32】メール画面について説明するための図である。
【図33】ブルートゥース接続中に表示されるダイアログボックスについて説明するための図である。
【図34】ダイヤルアップ接続を確認するために表示されるダイアログボックスについて説明するための図である。
【図35】メールの送信中に表示されるダイアログボックスについて説明するための図である。
【符号の説明】
11 カムコーダ, 12 ブルートゥースアダプタ, 13 公衆回線網,14 ネットワークシステム, 15 ネットワークサービスビジネスセンタ, 17 インターネットサービスプロバイダA, 31 アクセスポイント,32 カスタマデータベース, 33 カスタマ登録ウェブサーバ, 34 登録認証プラットフォーム, 41 カムコーダ用イメージステーション, 51 アクセスポイント, 52 カスタマデータベース, 53 メールサーバ, 54 POPサーバ, 55 SMTPサーバ, 71 CPU, 73 RAM, 77 入力部, 78 LCD, 82 通信部, 301 ブルートゥース対応携帯電話機, 303 ブルートゥースモデム
Claims (9)
- ブルートゥースによる接続を介して、ネットワークに接続する情報処理装置において、
ユーザの操作入力を受ける入力手段と、
前記ブルートゥースによる所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する接続手段と、
前記第1の接続により接続された前記所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの第2の接続を制御する制御手段と
を備え、
前記情報処理装置のカスタマ登録を前記ユーザが前記情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった前記第2の接続を行うための接続先が前記情報処理装置内に複数登録されている場合において、前記入力手段により前記ユーザから前記ネットワークへの接続を指令する操作入力を受け、複数の前記接続先の中から所定の前記接続先が選択された後、
前記接続手段は前記ブルートゥースによる前記第1の接続を実行し、
前記制御手段は、前記第1の接続により接続された前記所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの前記第2の接続を制御し、
前記入力手段により前記ユーザから前記ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受けたとき、
前記制御手段は、前記所定のブルートゥース機器と前記ネットワークとの前記第2の接続の切断を制御し、
前記接続手段は、前記第2の接続の切断に同期して前記第1の接続を切断する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記ネットワークはインターネットであり、
前記第2の接続は、ダイヤルアップ接続であり、
前記制御手段は、所定のブルートゥース機器と、前記ダイヤルアップ接続により公衆回線網を介した前記インターネットとの接続を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 電子メールの送受信を実行する電子メール送受信手段を更に備え、
前記電子メール送受信手段は、前記第1の接続手段により接続された前記第1の接続、および前記制御手段により接続が制御された前記第2の接続を介して、前記電子メールを送受信する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - ウェブページを閲覧する閲覧手段を更に備え、
前記閲覧手段は、前記第1の接続手段により接続された前記第1の接続、および前記制御手段により接続が制御された前記第2の接続を介して、前記ウェブページが保存されている所定のサーバにアクセスする
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された前記画像に所定の画像処理を実行する画像処理手段と
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記画像処理手段により画像処理された前記画像を所定のサーバに出力する出力手段を更に備え、
前記出力手段は、前記第1の接続手段により接続された前記第1の接続、および前記制御手段により接続が制御された前記第2の接続を介して、前記所定のサーバに前記画像を出力する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - ブルートゥースによる接続を介して、ネットワークに接続する情報処理装置の情報処理方法において、
ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、
前記情報処理装置のカスタマ登録を前記ユーザが前記情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった前記第2の接続を行うための接続先が前記情報処理装置内に複数登録されている場合において、前記第1の入力ステップの処理により前記ユーザの操作入力が受けられ、複数の前記接続先の中から所定の前記接続先が選択された後、前記ブルートゥースによる前記所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、
前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の実行に同期して、前記第1の接続により接続された前記所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの前記第2の接続を実行する第2の接続ステップと、
前記ユーザから、前記ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、
前記第2の入力ステップの処理により入力された前記ユーザの操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、
前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続を切断する第2の切断ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - ブルートゥースによる接続を介して、ネットワークに接続する情報処理装置用のプログラムであって、
ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、
前記情報処理装置のカスタマ登録を前記ユーザが前記情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった前記第2の接続を行うための接続先が前記情報処理装置内に複数登録されている場合において、前記第1の入力ステップの処理により前記ユーザの操作入力が受けられ、複数の前記接続先の中から所定の前記接続先が選択された後、前記ブルートゥースによる前記所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、
前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の実行に同期して、前記第1の接続により接続された前記所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの前記第2の接続を実行する第2の接続ステップと、
前記ユーザから、前記ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、
前記第2の入力ステップの処理により入力された前記ユーザの操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、
前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続を切断する第2の切断ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - ブルートゥースによる接続を介して、ネットワークに接続する情報処理装置を制御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、
ユーザから、第1の接続により接続された所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの第2の接続を指令する操作入力を受ける第1の入力ステップと、
前記情報処理装置のカスタマ登録を前記ユーザが前記情報処理装置から行ったときにサーバに登録された個人情報を用いて利用可能になった前記第2の接続を行うための接続先が前記情報処理装置内に複数登録されている場合において、前記第1の入力ステップの処理により前記ユーザの操作入力が受けられ、複数の前記接続先の中から所定の前記接続先が選択された後、前記ブルートゥースによる前記所定のブルートゥース機器への第1の接続を実行する第1の接続ステップと、
前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の実行に同期して、前記第1の接続により接続された前記所定のブルートゥース機器を介した前記ネットワークへの前記第2の接続を実行する第2の接続ステップと、
前記ユーザから、前記ネットワークへの接続の切断を指令する操作入力を受ける第2の入力ステップと、
前記第2の入力ステップの処理により入力された前記ユーザの操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、
前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続を切断する第2の切断ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。
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