JP2003163974A - 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003163974A
JP2003163974A JP2002194122A JP2002194122A JP2003163974A JP 2003163974 A JP2003163974 A JP 2003163974A JP 2002194122 A JP2002194122 A JP 2002194122A JP 2002194122 A JP2002194122 A JP 2002194122A JP 2003163974 A JP2003163974 A JP 2003163974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
input
user
camcorder
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002194122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4284932B2 (ja
Inventor
Hidenobu Takemura
秀信 武村
Yasuyuki Osada
康行 長田
Tetsuya Kimura
徹也 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002194122A priority Critical patent/JP4284932B2/ja
Publication of JP2003163974A publication Critical patent/JP2003163974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4284932B2 publication Critical patent/JP4284932B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0251Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity
    • H04W52/0254Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity detecting a user operation or a tactile contact or a motion of the device
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続が必要なときのみブルートゥース接続を
行い、同時にダイヤルアップ接続を行うようにする。 【解決手段】 ステップS221で、ネットワーク接続
要求を受けたと判断された場合、ステップS222でダ
イヤルアップ接続を確認するためのダイアログボックス
が表示される。そして、ステップS223において、接
続ボタンが押下されたと判断された場合、ステップS2
26で、ブルートゥース接続が実行され、ステップS2
27で、ブルートゥース機器に接続できたと判断された
場合、ステップS228でダイヤルアップ接続が実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、
特に、近距離無線通信による接続と、それとは異なる接
続を介してネットワークに接続する場合、ネットワーク
に実際に接続するときにだけ、近距離無線通信による接
続を実行することができる情報処理装置および情報処理
方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータを、公衆回線網
を介して、インターネットなどのネットワークに接続す
る場合、ユーザは、いわゆるダイヤルアップ接続によっ
て、インターネットサービスプロバイダにアクセスす
る。パーソナルコンピュータは、インターネットサービ
スプロバイダを介して、インターネット上に公開されて
いるウェブページを閲覧したり、電子メールの送受信を
行うことができる。
【0003】パーソナルコンピュータと公衆回線網との
接続においては、従来、ケーブルを用いた有線の接続が
主流であったが、近年、無線接続の技術として、ブルー
トゥース(bluetooth)(商標)が注目されている。
【0004】ブルートゥースとは、2.4GHz帯域を用いる
無線伝送方式である。ブルートゥース技術は、情報のや
りとりを行うために短距離無線通信を利用し、携帯型電
話機やパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digita
l Assistants)、および周辺機器を、無線で簡単に接続
することを目的としている。この無線通信は世界中で利
用可能な2.45 GHzのISM(Industry Science Medical:免
許なしで使える帯域)を利用するため、ブルートゥース
技術に対応した機器であれば、世界中で使用することが
可能である。例えば、パーソナルコンピュータの周辺機
器に本技術を用いることにより、マウス、キーボード、
モデム、プリンタなどの全てをワイヤレス化することが
可能となる。また、携帯型電話機やモデムなどの、公衆
回線網に接続するための機器とパーソナルコンピュータ
との接続に、ブルートゥース技術を用いることにより、
従来必要であったケーブルが不要になる。
【0005】図1に示されるように、パーソナルコンピ
ュータ1は、ブルートゥースによる近距離無線通信によ
り、ブルートゥースアダプタ2に接続し、そこから公衆
回線網3およびインターネットサービスプロバイダ(IS
P)4を介して、インターネット5に接続し、例えば、
電子メールを授受したり、所定のウェブサーバ(図示せ
ず)にアクセスし、ウェブページを閲覧することが可能
となる。パーソナルコンピュータ1とブルートゥースア
ダプタ2とのブルートゥースによる接続は、常時接続状
態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、パーソナルコン
ピュータ1以外に、例えば、PDA(Personal Digital As
sistants)、携帯型電話機など、ユーザが持ち歩くこと
が可能な、いわゆるモバイル機器の利用が盛んである。
これらのモバイル機器をはじめとする持ち運び可能で、
かつネットワークに接続可能な機器は、バッテリにより
動作されるため、常時ブルートゥース接続状態である場
合、消費電力量が高くなってしまい、バッテリの消耗が
激しくなってしまう。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、例えば、ブルートゥース接続などに代表さ
れる近距離無線通信を介してダイヤルアップ接続が行わ
れるような場合、接続が必要なときのみブルートゥース
接続を行い、同時にダイヤルアップ接続を行うようにす
ることにより、ユーザが、接続のために煩雑な操作を行
うことなしに、消費電力を抑えることができるようにす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、ユーザの操作入力を受ける入力手段と、入力手段に
より入力されたユーザの操作に従って、近距離無線通信
による第1の接続を実行する第1の接続手段と、第1の
接続手段による第1の接続の実行に同期して、第2の接
続を実行する第2の接続手段と、入力手段により入力さ
れたユーザの操作に従って、第2の接続手段による第2
の接続を切断する第1の切断手段と、第1の切断手段に
よる第2の接続の切断に同期して、第1の接続手段によ
る第1の接続を切断する第2の切断手段とを備えること
を特徴とする。
【0009】近距離無線通信は、ブルートゥースによる
通信であり、ネットワークはインターネットであるもの
とすることができ、第2の接続は、ダイヤルアップ接続
であるものとすることができ、第2の接続手段には、ダ
イヤルアップ接続により公衆回線網を介してインターネ
ットに接続させるようにすることができる。
【0010】電子メールの送受信を実行する電子メール
送受信手段を更に備えさせるようにすることができ、電
子メール送受信手段には、第1の接続手段により接続さ
れた第1の接続、および第2の接続手段により接続され
た第2の接続を介して、電子メールを送受信させるよう
にすることができる。
【0011】ウェブページを閲覧する閲覧手段を更に備
えさせるようにすることができ、閲覧手段には、第1の
接続手段により接続された第1の接続、および第2の接
続手段により接続された第2の接続を介して、ウェブペ
ージが保存されている所定のサーバにアクセスさせるよ
うにすることができる。
【0012】画像を撮像する撮像手段と、撮像手段によ
り撮像された画像に所定の画像処理を実行する画像処理
手段とを更に備えさせるようにすることができる。
【0013】画像処理手段により画像処理された画像を
所定のサーバに出力する出力手段を更に備えさせるよう
にすることができ、出力手段には、第1の接続手段によ
り接続された第1の接続、および第2の接続手段により
接続された第2の接続を介して、所定のサーバに画像を
出力させるようにすることができる。
【0014】本発明の情報処理方法は、ユーザの操作入
力を受ける入力ステップと、入力ステップの処理により
入力されたユーザの操作に従って、近距離無線通信によ
る第1の接続を実行する第1の接続ステップと、第1の
接続ステップの処理による第1の接続の実行に同期し
て、第2の接続を実行する第2の接続ステップと、入力
ステップの処理により入力されたユーザの操作に従っ
て、第2の接続ステップの処理による第2の接続を切断
する第1の切断ステップと、第1の切断ステップの処理
による第2の接続の切断に同期して、第1の接続ステッ
プの処理による第1の接続を切断する第2の切断ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、ユーザの操作入力を受ける入力ステップと、入
力ステップの処理により入力されたユーザの操作に従っ
て、近距離無線通信による第1の接続を実行する第1の
接続ステップと、第1の接続ステップの処理による第1
の接続の実行に同期して、第2の接続を実行する第2の
接続ステップと、入力ステップの処理により入力された
ユーザの操作に従って、第2の接続ステップの処理によ
る第2の接続を切断する第1の切断ステップと、第1の
切断ステップの処理による第2の接続の切断に同期し
て、第1の接続ステップの処理による第1の接続を切断
する第2の切断ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明のプログラムは、ユーザの操作入力
を受ける入力ステップと、入力ステップの処理により入
力されたユーザの操作に従って、近距離無線通信による
第1の接続を実行する第1の接続ステップと、第1の接
続ステップの処理による第1の接続の実行に同期して、
第2の接続を実行する第2の接続ステップと、入力ステ
ップの処理により入力されたユーザの操作に従って、第
2の接続ステップの処理による第2の接続を切断する第
1の切断ステップと、第1の切断ステップの処理による
第2の接続の切断に同期して、第1の接続ステップの処
理による第1の接続を切断する第2の切断ステップとを
含むことを特徴とする。
【0017】本発明の情報処理装置および情報処理方
法、並びにプログラムにおいては、ユーザの操作が入力
され、入力されたユーザの操作に従って、近距離無線通
信による第1の接続が実行され、第1の接続の実行に同
期して、第2の接続が実行され、入力されたユーザの操
作に従って、第2の接続が切断され、第2の接続の切断
に同期して、第1の接続が切断される。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したサービ
ス提供システムの構成例を表している。このサービス提
供システムにおいては、インターネット10に対して、
ネットワークシステム14、ネットワークサービスビジ
ネスセンタ15、イメージステーションサーバ16、イ
ンターネットサービスプロバイダA(ISP−A)1
7、インターネットサービスプロバイダB(ISP−
B)18、情報提供サーバ19、並びに検索サーバ20
が接続されている。
【0019】また、これらのネットワークシステム1
4、インターネットサービスプロバイダA17、並びに
インターネットサービスプロバイダB18は、公衆回線
網13に接続されており、この公衆回線網13には、ブ
ルートゥースアダプタ12もさらに接続されている。カ
ムコーダ11は、ブルートゥース(商標)による近距離
無線通信により、ブルートゥースアダプタ12に接続
し、そこから公衆回線網13を介して、ネットワークシ
ステム14、インターネットサービスプロバイダA1
7、あるいはインターネットサービスプロバイダB18
に接続することが可能とされている。
【0020】ネットワークシステム14は、アクセスポ
イント(AP)31、カスタマデータベース(C-DB)3
2、カスタマ登録ウェブサーバ33、並びに登録認証プ
ラットフォーム(Registration Authentication Platfo
rm(RAP))34により構成されている。
【0021】アクセスポイント31は、公衆回線網13
に接続される。カスタマデータベース32は、カムコー
ダ11を購入したユーザの各種の情報を登録する。カス
タマ登録ウェブサーバ33は、カムコーダ11の登録処
理を制御する。登録認証プラットフォーム34は、ネッ
トワークシステム14におけるユーザの認証処理を実行
する。
【0022】アクセスポイント31、カスタマデータベ
ース32、カスタマ登録ウェブサーバ33、並びに登録
認証プラットフォーム34は、図2の例では、個別に形
成されているが、一体的に構成することもできる。
【0023】ネットワークサービスビジネスセンタ15
は、カムコーダ用イメージステーション41を有し、こ
のカムコーダ用イメージステーション41は、カムコー
ダ11から送信されてきた画像データを登録、管理す
る。
【0024】イメージステーションサーバ16は、図示
せぬパーソナルコンピュータから送信されてきた画像デ
ータを登録、管理する。
【0025】インターネットサービスプロバイダA17
は、アクセスポイント51、カスタマデータベース5
2、メールサーバ53を有している。メールサーバ53
は、さらにPOPサーバ54とSMTP(Simple Mail Transfe
r Protocol)サーバ55を有している。
【0026】インターネットサービスプロバイダA17
は、特定のインターネットサービスプロバイダであり、
図2に示されるサービス提供システムの提供者と同一、
または、提携している企業等により提供されるインター
ネット接続サービスである。
【0027】アクセスポイント51は、公衆回線網13
との通信処理を行う。カスタマデータベース52は、イ
ンターネットサービスプロバイダA17のユーザの各種
の情報を登録する。POPサーバ54は、カムコーダ11
との間でのメールの送受信の処理を主に管理する。SMTP
サーバ55は、他のSMTPサーバ(この例の場合、インタ
ーネットサービスプロバイダB18のSMTPサーバ65)
との間でのメールの送受信を主に管理する。
【0028】インターネットサービスプロバイダB18
は、アクセスポイント61、カスタマデータベース62
を有するとともに、POPサーバ64とSMTPサーバ65か
らなるメールサーバ63を有している。この基本的な構
成は、インターネットサービスプロバイダA17におけ
る場合と同様である。
【0029】情報提供サーバ19は、例えば、所定の企
業の商品に関する各種の情報を提供する。検索サーバ2
0は、インターネット10を介して公開されている各種
の情報を検索するサービスを提供する。
【0030】図3は、カムコーダ11の構成例を表して
いる。このカムコーダ11は、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダであり、インターネット10に対するアクセ
ス機能を有している。図3において、CPU(Central Pro
cessing Unit)71は、ROM(Read Only Memory)72
に記憶されているプログラム、またはRAM(Random Acce
ss Memory)73にロードされたプログラムに従って各
種の処理を実行する。RAM73にはまた、CPU71が各種
の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記
憶される。EEPROM(Electrically Erasable Programmab
le Read Only Memory)74には、電源オフ後も記憶す
る必要があるデータが記憶される。
【0031】CPU71、ROM72、RAM73、および、EEP
ROM74は、バス75を介して相互に接続されている。
このバス75にはまた、入出力インタフェース76も接
続されている。
【0032】入出力インタフェース76にはまた、各種
のボタン、スイッチなどよりなる入力部77、LCD(Liq
uid Crystal Display)78、スピーカ79、CCD(Char
ge Coupled Device)撮像素子などより構成される撮像
部80、音声信号を取り込むマイクロホン81、並び
に、ブルートゥースによりブルートゥースアダプタ12
との間で近距離無線通信を行う通信部82が接続されて
いる。
【0033】記録再生部83は、装着されたカセット磁
気テープに、撮像部80で撮像された映像データと、マ
イクロホン81により収音された音声データ等を記録す
る。また、記録再生部83は、カセット磁気テープに記
録されている映像データと音声データを再生し、映像デ
ータに対応する画像をLCD78に出力し、表示させ、音
声データをスピーカ79に供給し、出力させる。
【0034】メモリカードインターフェース84は、携
帯可能な半導体メモリとしてのメモリカード85が装着
されたとき、メモリカード85に対するデータの書き込
み処理と読み出し処理を実行する。メモリカード85に
は、撮像部80で撮像された映像データ並びにマイクロ
ホン81より収音された音声データが記録できる他、通
信部82からインターネット10を介して取得した各種
のデータなども記憶することができる。
【0035】エンコーダ/デコーダ86は、映像データ
をMPEG(Moving picture Experts Group)またはJPEG
(Joint Photographic Coding Experts Group)の方式
で、エンコードまたはデコードする。
【0036】入出力インタフェース76にはまた、必要
に応じてドライブ87が接続され、磁気ディスク91、
光ディスク92、光磁気ディスク93、或いは半導体メ
モリ94などが適宜装着され、それらから読み出された
コンピュータプログラムが、必要に応じてRAM73にイ
ンストールされる。
【0037】図4は、カスタマ登録ウェブサーバ33の
構成例を表している。図4において、CPU111は、ROM
112に記憶されているプログラム、または記憶部11
8からRAM113にロードされたプログラムに従って各
種の処理を実行する。RAM113にはまた、CPU111が
各種の処理を実行する上において必要なデータなども適
宜記憶される。
【0038】CPU111、ROM112、およびRAM113
は、バス114を介して相互に接続されている。このバ
ス114にはまた、入出力インタフェース115も接続
されている。
【0039】入出力インタフェース115には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部116、CRT、LCDなど
よりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出
力部117、ハードディスクなどより構成される記憶部
118、モデム、ターミナルアダプタなどより構成され
る通信部119が接続されている。通信部119は、イ
ンターネット10を含むネットワークを介しての通信処
理を行う。
【0040】入出力インタフェース115にはまた、必
要に応じてドライブ120が接続され、磁気ディスク1
31、光ディスク132、光磁気ディスク133、或い
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部118にインストールされる。
【0041】アクセスポイント31、カスタマデータベ
ース32、および登録認証プラットフォーム34は、カ
スタマ登録ウェブサーバ33と個別に形成される場合、
図示は省略するが、カスタマ登録ウェブサーバ33と基
本的に同様の構成とされる。
【0042】図5は、ネットワークサービスビジネスセ
ンタ15を構成するカムコーダ用イメージステーション
41の構成例を表している。このカムコーダ用イメージ
ステーション41を構成するCPU151乃至半導体メモ
リ174は、図4のカスタマ登録ウェブサーバ33を構
成するCPU111乃至半導体メモリ134と基本的に同
様の構成とされ、対応する名称のものは、対応する機能
を有する。従って、それらの説明は、繰り返しになるの
で省略する。
【0043】さらに、図6は、インターネットサービス
プロバイダA17のカスタマデータベース52の構成例
を表している。このカスタマデータベース52のCPU1
91乃至半導体メモリ214も、図4のカスタマ登録ウ
ェブサーバ33のCPU111乃至半導体メモリ134と
基本的に同様の構成とされ、対応する名称のものは、対
応する機能を有するので、その説明は、繰り返しになる
ので省略する。
【0044】アクセスポイント51並びにメールサーバ
53(POPサーバ54とSMTPサーバ55)が、カスタマ
データベース52と個別に形成される場合、これらも基
本的に図6のカスタマデータベース52と同様の構成と
される。
【0045】カムコーダ11を購入したユーザは、この
図2のサービス提供システムにおけるサービスの提供を
受けることができる。そのためには、カムコーダ11の
ユーザは、カムコーダ11(そのユーザ)をネットワー
クシステム14に登録する処理を実行する。カムコーダ
11を購入すると、ブルートゥースアダプタ12が付属
しており(付属していない場合は、別途購入し)、ユー
ザは、このブルートゥースアダプタ12を公衆回線網1
3に接続することで、ネットワークシステム14にカム
コーダ11(そのユーザ)を登録することができる。
【0046】この登録処理が行われるとき、このサービ
ス提供システムにおいて、図7のフローチャートに示さ
れる処理が実行される。すなわち、ステップS1におい
て、ネットワークシステム14によりデジタルイメージ
カスタマ登録処理が実行され、その後、ステップS2に
おいて、インターネットサービスプロバイダA17によ
り、ISP−Aかんたん登録処理が実行され、さらに、
その後、ステップS3において、ネットワークサービス
ビジネスセンタ15により、アルバム利用登録処理が実
行される。
【0047】そこで、以下、これらステップS1乃至ス
テップS3の処理を個別に説明する。
【0048】最初に、図8と図9のフローチャートを参
照して、ネットワークシステム14におけるデジタルイ
メージカスタマ登録処理について説明する。図8は、こ
の登録処理を行う場合におけるカムコーダ11の処理を
表し、図9は、それに対応するカスタマ登録ウェブサー
バ33の処理を表している。
【0049】ステップS11において、カムコーダ11
のユーザは、入力部77を操作して、ネットワークシス
テム14にアクセスを指令する。このアクセス先は、RO
M72に予め記憶されている。CPU71は、このROM72
に記憶されている情報に基づいて、通信部82を制御
し、ネットワークシステム14のアクセスポイント31
へのアクセスを指令する。通信部81は、この指令を受
けると、ブルートゥースアダプタ12と近距離無線通信
し、そこから公衆回線網13を介してネットワークシス
テム14のアクセスポイント31にアクセスする。
【0050】この一番最初のネットワークシステム14
へのアクセスには、ゲストIDが利用される。すなわち、
ユーザが、例えば、「GUEST」をIDとして入力すると、
登録認証プラットフォーム34は、アクセスを許容す
る。登録認証プラットフォーム34は、カムコーダ11
からのアクセスを許容したとき、以後、カスタマ登録ウ
ェブサーバ33に、カムコーダ11に対する処理の管理
権を引き渡す。
【0051】カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU11
1は、このとき、図9のステップS31において、カム
コーダ11のユーザに対して個人情報の入力を要求す
る。この要求は、通信部119から出力され、アクセス
ポイント31、公衆回線網13、およびブルートゥース
アダプタ12を介して、カムコーダ11に送信される。
【0052】カムコーダ11のCPU71は、通信部82
を介してこの要求を受け取ると、ステップS12におい
て、その要求に対応するメッセージを、LCD78に出力
し、表示させる。
【0053】カムコーダ11のユーザは、このメッセー
ジに基づいて、入力部77を操作して、個人情報を入力
する。この個人情報には、カムコーダ11の16桁の数
字とアルファベットからなる登録コード(カムコーダ1
1を購入したとき、添付されている葉書に記載されてい
る)、ユーザの郵便番号、氏名、住所、生年月日、性
別、電話番号、電子メールアドレスなどの他、カムコー
ダ11の製造番号(シリアル番号)、購入年月日などが
含まれる。
【0054】カムコーダ11のCPU71は、ステップS
12において、これらの個人情報を入力すると、これを
ネットワークシステム14に送信させる。
【0055】すなわち、CPU71は、通信部82を制御
し、入力された個人情報をネットワークシステム14に
送信させる。この個人情報は、ブルートゥースアダプタ
12、公衆回線網13、アクセスポイント31を介し
て、カスタマ登録ウェブサーバ33に供給される。
【0056】カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU11
1は、図9のステップS31において、この個人情報を
通信部119を介して取得すると、これをRAM113
に供給し、一時的に記憶させる。
【0057】CPU111は、RAM113に個人情報が登録
されると、ステップS32において、個人情報確認画面
を生成し、通信部119からカムコーダ11に送信させ
る。この個人情報確認画面のデータは、アクセスポイン
ト31から公衆回線網13を介して、ブルートゥースア
ダプタ12に供給され、ブルートゥースアダプタ12か
らカムコーダ11に送信される。
【0058】カムコーダ11のCPU71は、図8のステ
ップS13において、通信部82を介して、この個人情
報確認画面のデータを受信すると、RAM73に一旦これ
を記憶させた後、これを再び読み出して、LCD78に出
力し、表示させる。これにより、LCD78には、カムコ
ーダ11のユーザが入力した個人情報が確認のために表
示される。
【0059】ユーザが、自らが入力した個人情報を確認
したことを入力部77を操作することで入力すると、CP
U71は、この確認信号を通信部82からカスタマ登録
ウェブサーバ33に送信させる。
【0060】カスタマ登録ウェブサーバ33のCPU11
1は、通信部119を介してこの確認信号を受け取る
と、図9のステップS32において、RAM113に登録
されていた個人情報を記憶部118に転送し、記憶させ
る。
【0061】そして、ステップS33において、CPU1
11は、カムコーダ11のユーザに対する仮IDと仮パス
ワードを発行する。この仮IDと仮パスワードは、通信部
119から出力され、アクセスポイント31、公衆回線
網13、ブルートゥースアダプタ12を介してカムコー
ダ11に送信される。
【0062】カムコーダ11のCPU71は、図8のステ
ップS14において、通信部82を介してこの仮IDと仮
パスワードを受信すると、これをLCD78に供給し、表
示させるか、または、EEPROM74に供給し、記憶させ
る。
【0063】カスタマ登録ウェブサーバ33は、以上の
ようにして、記憶部118に登録されたカムコーダ11
のユーザの個人情報を、ステップS33において、カス
タマデータベース32に供給し、登録させる。
【0064】ステップS34において、カスタマデータ
ベース32は、インターネット10を介して、ネットワ
ークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメー
ジステーション41に、この個人情報を供給する。
【0065】カムコーダ用イメージステーション41の
CPU151は、通信部159を介してネットワークシス
テム14から送信されてきた個人情報を受信すると、こ
れを記憶部158に供給し、記憶させる(後述する図1
6のステップS121)。
【0066】ステップS35において、カスタマデータ
ベース32は、カムコーダ11の個人情報を、さらに、
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデ
ータベース52に送信する。
【0067】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52は、インターネット10を
介して、ネットワークシステム14から送信されてきた
カムコーダ11の個人情報を登録する(後述する図11
のステップS71)。
【0068】なお、ステップS36において、以後、ネ
ットワークシステム14のカスタマデータベース32
は、ネットワークビジネスセンタ15において、カムコ
ーダ11のユーザの個人情報が変更されたとき、カムコ
ーダ用イメージステーション41からインターネット1
0を介してこれを受信し、自分自身に登録させる。ま
た、カスタマデータベース32は、その更新された個人
情報を、インターネット10からインターネットサービ
スプロバイダA17のカスタマデータベース52に供給
し、登録させる。
【0069】逆に、インターネットサービスプロバイダ
A17において、カムコーダ11のユーザが個人情報を
変更したとき、カスタマデータベース52にそれが登録
されるので、カスタマデータベース52は、それをイン
ターネット10を介して、ネットワークシステム14の
カスタマデータベース32に通知する。カスタマデータ
ベース32は、入力された個人情報を古い個人情報に上
書きし、個人情報を更新させる。
【0070】このとき、カスタマデータベース32は、
インターネット10を介して、ネットワークサービスビ
ジネスセンタ15のカムコーダ用イメージステーション
41に、この更新された個人情報をさらに送信する。
【0071】カムコーダ用イメージステーション41
は、入力された個人情報で古い個人情報を更新する。
【0072】以上のようにして、ネットワークシステム
14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およ
びインターネットサービスプロバイダA17における個
人情報は、その1つにおいて更新されると、それが直ち
にリアルタイムで他の2つに反映される。
【0073】以上のようにして、ネットワークシステム
14のカスタマデータベース32にカムコーダ11のユ
ーザが登録されると、以後、ネットワークシステム14
は、カムコーダ11に関する各種の情報を、必要に応じ
て、カムコーダ11のユーザに、インターネット10を
介して、あるいは葉書などにより通知する。
【0074】デジタルイメージカスタマ登録処理が以上
のようにして完了すると、次に、ISP−Aかんたん登
録処理が実行される。すなわち、カスタマ登録ウェブサ
ーバ33は、カスタマ登録処理が完了すると、以後のカ
ムコーダ11に対する処理の管理権をインターネットサ
ービスプロバイダA17のカスタマデータベース52に
移管する。
【0075】従って、以後、カムコーダ11とインター
ネットサービスプロバイダA17のカスタマデータベー
ス52との間において、ISP−Aかんたん登録処理が
実行される。図10は、この場合におけるカムコーダ1
1の処理を表し、図11は、これに対応するカスタマデ
ータベース52の処理を表している。
【0076】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52のCPU191は、図11の
ステップS71において、図9のステップS35におい
てネットワークシステム14のカスタマデータベース3
2から送信された個人情報を受信すると、これを記憶部
198に供給し、記憶させる。
【0077】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52は、ステップS71におい
て、カムコーダ11の個人情報を受信すると、そのユー
ザが既にインターネットサービスプロバイダA17の会
員であるか否かを入力することを、そして会員である場
合には、インターネットサービスプロバイダA17のユ
ーザIDを入力することを、カムコーダ11に要求する。
【0078】カムコーダ11のCPU71は、図10のス
テップS51において、この要求を受けたとき、対応す
るメッセージをLCD78に出力し、表示させる。ユーザ
は、この表示を見て、自分自身が既にインターネットサ
ービスプロバイダA17の会員である場合には、そのユ
ーザIDを入力部77を操作することで入力する。また会
員でない場合には、その旨が入力される。カムコーダ1
1のCPU71は、そこでステップS52において、イン
ターネットサービスプロバイダA17のユーザIDが入力
されたか否かを判定し、インターネットサービスプロバ
イダA17の会員でないことが入力された場合には、ス
テップS53において、その旨を通信部82を介して、
インターネットサービスプロバイダA17のカスタマデ
ータベース52に送信させる。
【0079】カスタマデータベース52のCPU191
は、通信部199を介してこの入力を受け取ると、図1
1のステップS72において、ユーザは、インターネッ
トサービスプロバイダA17の会員でないと判定し、ス
テップS73に進み、インターネットサービスプロバイ
ダA17への入会のための個人情報を送信する。この個
人情報は、図9のステップS35の処理で、ネットワー
クシステム14から送信されてきて、ステップS71に
おいて、受信、記憶された情報が、基本的にそのまま用
いられる。
【0080】カムコーダ11のCPU71は、図10のス
テップS54において、通信部82を介して、インター
ネットサービスプロバイダA17への入会のための個人
情報を受信すると、それをLCD78に出力し、表示させ
る。
【0081】この個人情報は、カムコーダ11のユーザ
が、ネットワークシステム14にユーザ登録した場合
に、入力した個人情報であるから、基本的には誤りがな
いはずである。しかしながら、念のため、ユーザは、こ
の表示を見て、訂正する必要があるか否かを判定し、訂
正する必要がある場合には、入力部77を操作して、訂
正を入力する。
【0082】そこで、ステップS55において、カムコ
ーダ11のCPU71は、訂正が入力されたか否かを判定
し、訂正が入力された場合には、ステップS56におい
て、訂正された項目を、通信部82からインターネット
サービスプロバイダA17のカスタマデータベース52
に送信させる。訂正が入力されない場合には、ステップ
S56の処理はスキップされる。
【0083】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52のCPU191は、図11の
ステップS74で、通信部199を介して訂正を受信し
たか否かを判定し、訂正を受信した場合には、ステップ
S75において、受信した訂正内容に基づいて、既に登
録されている個人情報を訂正する。訂正が受信されない
場合には、ステップS75の処理は、スキップされる。
【0084】この個人情報としては、上述したように、
カムコーダ11を購入したユーザがネットワークシステ
ム14にユーザ登録した個人情報が基本的にそのまま表
示される(そのうちの、インターネットサービスプロバ
イダA17の会員になるのに必要な情報のみが表示され
る)。従って、ユーザは、ネットワークシステム14に
ユーザ登録するために入力した項目と基本的に同様の項
目をインターネットサービスプロバイダA17の会員に
なるために、再度入力する必要がなくなる。従って、操
作性が改善される。
【0085】次に、ステップS57において、カムコー
ダ11のCPU71は、カスタマデータベース52からの
入力ガイダンスに従って、ユーザ名とパスワードの入力
を促すメッセージをLCD78に表示させる。カムコーダ
11のユーザは、このメッセージに従って、入力部77
を操作し、インターネットサービスプロバイダA17を
利用する場合にユーザが用いるユーザ名とパスワードを
入力する。CPU71は、この入力されたユーザ名とパス
ワードを、通信部82を介して、インターネットサービ
スプロバイダA17のカスタマデータベース52に送信
する。
【0086】カスタマデータベース52のCPU191
は、ステップS76において、通信部199を介してこ
のユーザ名とパスワードを受信すると、記憶部198に
記憶されているデータに基づいて、そのユーザ名とパス
ワードが既に他のユーザにより使用されているか否かを
判定し、使用されている場合には、そのメッセージを通
信部199からカムコーダ11に送信する。
【0087】カムコーダ11のCPU71は、通信部82
を介してこのメッセージを受信すると、LCD78に表示
させる。カムコーダ11のユーザは、この表示を見て、
入力したユーザ名とパスワードが既に登録されていると
判定した場合、新たなユーザ名とパスワードを入力す
る。
【0088】以上のようにして、カムコーダ11からユ
ーザ名とパスワードが送信されてくると、カスタマデー
タベース52のCPU191は、図11のステップS76
において、通信部199を介してこれを取得し、ステッ
プS77において、ユーザ名に基づいて、ユーザIDを決
定する。このユーザIDは、インターネットサービスプロ
バイダA17の会員としてのユーザIDである。
【0089】このサービス提供システムにおいては、ネ
ットワークシステム14、ネットワークサービスビジネ
スセンタ15、およびインターネットサービスプロバイ
ダA17において、共通のIDとパスワードを使用するこ
とができるようになされている。しかしながら、上述し
たように、ネットワークシステム14において、ユーザ
登録なされた段階において、カムコーダ11のユーザに
は、仮IDと仮パスワードが既に設定されている(図8の
ステップS14、図9のステップS33)。
【0090】この仮IDと仮パスワードに基づいて、イン
ターネットサービスプロバイダA17において、ユーザ
がサービスを受けることができるようにするために、CP
U191は、図9のステップS33において、ネットワ
ークシステム14により発行され、ステップS71の処
理で受信された仮IDと仮パスワードを、ステップS77
で決定したユーザIDと対応させるための対応関係を記述
したテーブルをステップS78で生成し、ISP−Aか
んたん接続に登録する。
【0091】これにより、図9のステップS33におい
て、ネットワークシステム14から発行され、図8のス
テップS14において、カムコーダ11により受信され
た仮IDと仮パスワードに基づいて、カムコーダ11のユ
ーザがインターネットサービスプロバイダA17にアク
セスしてきたとき、カスタマデータベース52は、その
仮IDと仮パスワードに対応するユーザIDをテーブルから
検索することで、カムコーダ11のユーザに、インター
ネットサービスプロバイダA17が提供するサービスを
利用させる。
【0092】CPU191は、以上のようにして、カムコ
ーダ11のユーザのインターネットサービスプロバイダ
A17の会員としての登録が完了したとき、ステップS
79において、インターネットサービスプロバイダA1
7に対してアクセスするときに必要な設定情報をカムコ
ーダ11に送信する。
【0093】カムコーダ11のCPU71は、図10のス
テップS58において、インターネットサービスプロバ
イダA17からのISP−A設定情報を受信すると、こ
れをLCD78に出力し、表示させる。これにより、ユー
ザは、ISP−A設定情報を確認することができる。こ
のISP−A設定情報には、例えば、図12に示される
ように、PPPログイン、PPPパスワード、アクセスポイン
ト電話番号、POPID、POPパスワード、Eメールアドレ
ス、POPサーバ、SMTPメールサーバ、ニュースサーバな
どが記述されている。
【0094】カムコーダ11のユーザは、必要に応じ
て、この図12に示される内容をメモするなどした後、
入力部77を操作して確認の信号をインターネットサー
ビスプロバイダA17に出力する。
【0095】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52は、ステップS80におい
て、カムコーダ用設定情報を送信する。
【0096】カムコーダ11は、図10のステップS5
9において、このカムコーダ用設定情報を受信すると、
LCD78にこれを表示させる。
【0097】図13は、このようにして、カスタマデー
タベース52からカムコーダ11に送信されるカムコー
ダ用設定情報の例を表している。この例のおいては、カ
ムコーダ用設定情報がDIカスタマID、DIパスワード、お
よびアクセスポイント電話番号により構成されている。
【0098】アクセスポイント電話番号とは、カムコー
ダ11がインターネット10に接続するとき、アクセス
するポイント、具体的には、インターネットサービスプ
ロバイダA17のアクセスポイント51の電話番号を表
している。
【0099】カムコーダ11のユーザは、図10のステ
ップS60において、このようにして表示されたカムコ
ーダ用設定情報をインターネット10に接続するための
条件として入力部77を操作して、カムコーダ11に設
定する。この設定は、EEPROM74に記憶される。
【0100】例えば、パーソナルコンピュータを購入し
たユーザが、一般的なサービスプロバイダ(図2の例の
場合、インターネットサービスプロバイダB18)を介
して、インターネット10に接続するためには、図14
Aに示されるような、PPP接続用ID、PPP接続用パスワー
ド、アクセスポイント電話番号、Primary DNS Server,
Secondary DNS Server, Proxy Server, Port Number, P
OP認証用ID、POP認証用パスワード、POP Server, SMTP
Server、およびメールアドレスという12個の項目を設
定する必要があるのに対して、このように、カムコーダ
11を購入したユーザは、ISP−Aかんたん登録処理
を行うことで、図14Bに示されるように、Unified ID
(図13におけるDIカスタマIDに対応する)、パスワー
ド(図13におけるDIパスワードに対応する)、および
アクセスポイント電話番号(図13におけるアクセスポ
イント電話番号に対応する)の3個の項目の設定だけで
済むことになる。従って、設定操作に不慣れなユーザで
あっても、簡単に、インターネット接続のための操作を
行うことが可能となる。
【0101】カムコーダ11のユーザは、自分自身が既
にインターネットサービスプロバイダA17の会員であ
る場合には、カスタマデータベース52からの要求に基
づいて、入力部77を操作して、インターネットサービ
スプロバイダA17のユーザIDを入力する。そこで、こ
の場合、カムコーダ11のCPU71は、図10のステッ
プS61において、ユーザから入力されたインターネッ
トサービスプロバイダA17のユーザIDを取得すると、
通信部82からカスタマデータベース52に、このイン
ターネットサービスプロバイダA17のユーザIDを送信
させる。
【0102】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52のCPU191は、カムコー
ダ11から送信されてきたインターネットサービスプロ
バイダA17のユーザIDを、図11のステップS81に
おいて、受信し、取得すると、ステップS82におい
て、ユーザのインターネットサービスプロバイダA17
のIDを、ステップS71の処理で受信されたそのユー
ザの個人情報に含まれる仮IDと仮パスワードに対応させ
るためのカムコーダ用設定情報を、カムコーダ11に送
信させる。
【0103】カムコーダ11のCPU71は、ステップS
62において、カスタマデータベース52から送信され
てきた、インターネットサービスプロバイダA17のI
Dを、仮IDと仮パスワードに対応させるカムコーダ用設
定情報を受信すると、ステップS63において、ユーザ
が入力部77を操作して行う入力に基づいて、インター
ネットサービスプロバイダA17のIDを、仮IDと仮パ
スワードに対応するように設定する処理を行う。具体的
には、CPU71は、インターネットサービスプロバイダ
A17のIDと、仮IDおよび仮パスワードとの対応テー
ブルを生成する。従って、以後、仮パスワードと仮IDが
入力されてインターネット10への接続が指令された場
合、CPU71は、この仮IDと仮パスワードを、インター
ネットサービスプロバイダA17のIDに変換して、イ
ンターネットサービスプロバイダA17に対するアクセ
ス処理を行う。
【0104】カスタマデータベース52のCPU191
は、図11のステップS80,S82の処理の後、ステ
ップS83に進み、それまでの処理により登録された情
報、あるいはユーザによりその登録情報が更新された場
合、その更新された情報を、ネットワークシステム14
に送信する。
【0105】ネットワークシステム14のカスタマデー
タベース32は、このインターネットサービスプロバイ
ダA17からの登録情報を受信すると、それをカスタマ
データベース32に登録させるとともに、ネットワーク
サービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージス
テーション41にもそれを送信し、反映させる。
【0106】以上のような、ISP−Aかんたん登録処
理に引き続いて、アルバム利用登録処理が実行される。
このアルバム利用登録処理について、図15と図16の
フローチャートを参照して、さらに説明する。図15
は、カムコーダ11のアルバム利用登録処理を表し、図
16は、それに対応するカムコーダ用イメージステーシ
ョン41のアルバム利用登録処理を表している。
【0107】インターネットサービスプロバイダA17
のカスタマデータベース52のCPU191は、ISP−
Aかんたん登録処理が完了すると、カムコーダ11に対
する処理の管理権を、ネットワークサービスビジネスセ
ンタ15のカムコーダ用イメージステーション41に移
管する。
【0108】カムコーダ用イメージステーション41の
CPU151は、図16のステップS121において、ネ
ットワークシステム14のカスタマデータベース32が
図9のステップS34において送信したカムコーダ11
の個人情報を、通信部159を介して受信すると、これ
を記憶部158に供給し、記憶させる。CPU151は、
ステップS122において、受信した個人情報のうちの
氏名とメールアドレスを読み出し、これをカムコーダ1
1に送信する。
【0109】カムコーダ11のCPU71は、カムコーダ
用イメージステーション41からの氏名とメールアドレ
スを受信すると、ステップS101において、これをLC
D78に出力し、表示させる。カムコーダ11のユーザ
は、この表示を見て、自分自身の氏名とメールアドレス
が正しいか否かを判定する。なお、このメールアドレス
(Eメールアドレス)は、インターネットサービスプロ
バイダA17における会員登録において設定されたもの
(図12)である。
【0110】カムコーダ11のユーザは、氏名とメール
アドレスが、正しいことを確認したとき、入力77を操
作し、その氏名とメールアドレスをアルバム利用登録す
るのに用いることを了承する場合には、その旨を入力す
る。そこで、ステップS102において、CPU71は、
了承が入力されたか否かを判定し、入力された場合に
は、ステップS103に進み、その入力に対応する了承
信号を、カムコーダ用イメージステーション41に送信
させる。
【0111】これに対して、アルバム利用登録を了承し
ない場合、ユーザは、入力部77を操作してその旨を入
力する。このとき、ステップS104において、CPU7
1は、アルバム利用登録が了承されなかったことを表す
非了承信号をカムコーダ用イメージステーション41に
送信させる。
【0112】カムコーダ用イメージステーション41の
CPU151は、図16のステップS123において、了
承信号が入力されたか否かを判定し、入力された場合に
は、ステップS124に進み、ステップS121で受信
した個人情報を、記憶部158に記憶させる。
【0113】これに対して、ステップS123におい
て、了承信号が入力されていないと判定された場合、ス
テップS124の処理はスキップされる。
【0114】このようにして、カムコーダ用イメージス
テーション41には、ネットワークシステム14で発行
された仮IDと仮パスワードに対応する個人情報が登録さ
れる。
【0115】その後、ステップS125において、カム
コーダ用イメージステーション41のCPU151は、ユ
ーザからの登録情報を更新する入力がなされた場合に
は、その旨をネットワークシステム14に送信する。
【0116】ネットワークシステム14のカスタマデー
タベース32は、この更新情報を自分自身が登録すると
ともに、それをインターネットサービスプロバイダA1
7のカスタマデータベース52に送信し、登録させる。
【0117】なお、ネットワークシステム14のカスタ
マデータベース32は、仮IDと仮パスワードを発行した
後、ユーザの住所宛に、本IDと本パスワードを記載した
葉書を郵送する。ユーザは、これを受け取ったとき、仮
IDと仮パスワードを、本IDと本パスワードに変更して利
用する。
【0118】カスタマデータベース32は、本IDと本パ
スワードを発行すると、それをネットワークサービスビ
ジネスセンタ15とインターネットサービスプロバイダ
A17にインターネット10を介して送信する。ネット
ワークサービスビジネスセンタ15とインターネットサ
ービスプロバイダA17においては、それぞれ本IDと本
パスワードが登録される。仮IDと仮パスワードは、発行
されてから、所定の期間(例えば、2週間)だけ利用す
ることが可能であり、ネットワークシステム14、ネッ
トワークサービスビジネスセンタ15、およびインター
ネットサービスプロバイダA17は、それぞれ仮IDと仮
パスワードを2週間だけ有効とし、有効期間が経過した
後、その仮IDと仮パスワードが使用された場合には、ア
クセスを拒否することになる。
【0119】なお、以上においては、カムコーダ11か
らネットワークシステム14にユーザ登録させるように
したが、パーソナルコンピュータによりインターネット
10を介して登録したり、葉書で登録することも可能で
ある。
【0120】次に、図17のフローチャートを参照し
て、カムコーダ11がネットワークシステム14、ネッ
トワークサービスビジネスセンタ15、またはインター
ネットサービスプロバイダA17に接続する場合の処理
について説明する。ユーザは、入力部77を操作して、
ネットワークシステム14にユーザ登録したとき割り当
てられた仮IDと仮パスワード(または、その後に設定さ
れた本IDと本パスワード)を入力する。ステップS14
1において、CPU71は、ユーザの入力部77の操作に
基づいて入力されたIDとパスワードを取得する。さら
に、CPU71は、ステップS142において、ユーザか
ら指定されたアクセス先がインターネットサービスプロ
バイダA17であるのか否かを判定する。
【0121】アクセスするのがインターネットサービス
プロバイダA17である場合には、ステップS134に
進み、CPU71は、図10のステップS63で生成した
変換テーブルが存在するか否かを判定する。変換テーブ
ルが存在する場合(カムコーダ11のユーザが、カムコ
ーダ11のユーザ登録をする前から、既にインターネッ
トサービスプロバイダA17の会員であり、そのユーザ
IDを有していた場合)、ステップS144に進み、CPU
71は、ステップS141で取得したIDとパスワードを
変換テーブルに基づいて、インターネットサービスプロ
バイダA17のIDに変換する。そして、ステップS14
5において、CPU71は、そのインターネットサービス
プロバイダA17のIDに基づいて、通信部82を制御
し、インターネットサービスプロバイダA17にアクセ
スさせる。
【0122】ステップS143において、変換テーブル
が存在しないと判定された場合(ユーザがカムコーダ1
1を購入し、ネットワークシステム14にユーザ登録し
た後、インターネットサービスプロバイダA17に会員
登録した場合)、ステップS145に進み、CPU71
は、入力されたIDとパスワードを用いて、インターネッ
トサービスプロバイダA17にアクセスする処理を実行
する。この場合、上述したように、インターネットサー
ビスプロバイダA17のカスタマデータベース52が変
換テーブルを有しているので、この変換テーブルに基づ
いて、インターネットサービスプロバイダA17は、カ
ムコーダ11が正規のユーザであるのか否かを判定す
る。
【0123】ステップS142において、アクセスする
先がインターネットサービスプロバイダA17ではない
と判定された場合、ステップS146に進み、CPU71
は、アクセス先がネットワークシステム14であるか否
かを判定する。アクセス先がネットワークシステム14
である場合には、ステップS147に進み、CPU71
は、ステップS141で取得されたIDとパスワードに基
づいて、ネットワークシステム14にアクセスする。同
様に、ステップS146において、アクセスするのがネ
ットワークシステムではないと判定された場合(アクセ
ス先はネットワークビジネスセンタ15であると判定さ
れた場合)、ステップS148に進み、CPU71は、ス
テップS141で取得されたIDとパスワードを利用し
て、ネットワークビジネスセンタ15にアクセスさせ
る。
【0124】以上のようにして、このサービス提供シス
テムにおいては、図18に示されるように、ネットワー
クシステム14、ネットワークサービスビジネスセンタ
15、並びにインターネットサービスプロバイダA17
におけるIDとパスワードとして、ネットワークシステム
14のユーザ登録時に発行された仮IDと仮パスワード
(同一のIDとパスワード)を用いて、それぞれのサービ
スの提供を受けることができる。
【0125】すなわち、ユーザは、以上説明した処理に
より、カムコーダ11を用いて、ネットワークシステム
14、ネットワークサービスビジネスセンタ15、およ
びインターネットサービスプロバイダA17に接続し、
電子メールの受送信、ウェブページの閲覧、アルバムの
利用などの処理を実行することができるようになる。
【0126】カムコーダ11は、図2を用いて説明した
ように、ブルートゥース(商標)による近距離無線通信
により、ブルートゥースアダプタ12に接続し、そこか
ら公衆回線網13を介して、ネットワークシステム1
4、インターネットサービスプロバイダA17、あるい
はインターネットサービスプロバイダB18に接続する
のみならず、図19に示されるように、ブルートゥース
アダプタ12に代わって、ブルートゥース対応携帯電話
機301および基地局302、もしくはブルートゥース
モデム303およびモジュラージャック304を介し
て、公衆回線網13に接続し、ネットワークシステム1
4、インターネットサービスプロバイダA17、あるい
はインターネットサービスプロバイダB18に接続し、
更にインターネット10に接続することができる。
【0127】ユーザによって、入力部77の所定のキー
などが操作されることにより、カムコーダ11のLCD7
8には、図20に示されるネットワークメニュー画面3
11が表示される。ネットワークメニュー画面311に
は、メールの送受信を行うための操作画面に進むための
メールボタン321、撮像された画像データをネットワ
ークサービスセンタ15のカムコーダ用イメージステー
ション41にアップロードしたり、あるいは、アップロ
ードされた画像データを編集したり閲覧するための操作
画面に進むためのアルバムボタン322、ウェブページ
を閲覧する(ブラウジングする)ための操作画面に進む
ためのブラウザボタン323、各種設定を行うための操
作画面に進むための設定ボタン324、およびネットワ
ークメニューを終了する場合に選択される終了ボタン3
25が設けられている。
【0128】ユーザが設定ボタン324を選択した場
合、LCD78には、図21に示される設定メニュー画面
331が表示される。設定メニュー画面331には、上
述したカスタマ登録を実行するための操作画面に進むた
めのカスタマ登録ボタン341、かんたん設定を実行す
るための操作画面に進むための簡単設定ボタン342、
ブルートゥースに関する設定を実行するための操作画面
に進むためのブルートゥース設定ボタン343、その他
の手動で実行する各種設定のための操作画面に進むため
の手動設定ボタン344、および設定メニュー画面33
1を閉じて、図20を用いて説明したネットワークメニ
ュー画面311を表示させる場合に選択される終了ボタ
ン345が設けられている。
【0129】図22のフローチャートを参照して、ブル
ートゥースの接続のための設定処理について説明する。
【0130】ステップS201において、CPU71は、
入出力インタフェース76およびバス75を介して、入
力部77から入力されるユーザの操作入力を示す信号を
基に、図21を用いて説明した、ブルートゥース設定ボ
タン343が選択されたか否かを判断する。ステップS
201において、ブルートゥース設定ボタン343が選
択されていないと判断された場合、選択されたと判断さ
れるまで、ステップS201の処理が繰り返される。
【0131】図21を用いて説明した設定メニュー画面
331において、ブルートゥース設定ボタン343が選
択された場合、図23に示されるブルートゥース設定画
面351が表示される。ブルートゥース設定画面351
には、接続機器の設定を実行する場合に選択される接続
機器ボタン361、接続機器の設定についての情報が表
示されるリストボックス362、ブルートゥースの設定
を終了し、図21を用いて説明した設定メニュー画面3
31に戻る場合に選択される、戻るボタン363、およ
び接続処理を実行し、正しく設定されているか否かを確
認する場合に選択される確認ボタン364が設けられて
いる。
【0132】接続機器ボタン361が選択された場合、
図24に示されるように、リストボックス362に複数
のリストボックスが表示される。ここでは、ブルートゥ
ース機器がはじめて登録される場合について説明するの
で、<戻る>と表示されたリストボックス362−1お
よび<新規登録>と表示されたリストボックス362−
2が表示される。既にブルートゥース機器が登録されて
いる場合、登録されているブルートゥース機器の名称
が、リストボックス362に表示される。
【0133】ステップS201において、ブルートゥー
ス設定ボタン343が選択されたと判断された場合、図
23のブルートゥース設定画面351が表示されるの
で、ステップS202において、CPU71は、接続機器
の新規登録を実行するために、接続機器ボタン361が
選択され、表示されるリストボックス362のうち、<
新規登録>と記載されているリストボックス362−2
が選択されたか否かを判断する。ステップS202にお
いて、接続機器の新規登録が選択されていないと判断さ
れた場合、接続機器の新規登録が選択されたと判断され
るまで、ステップS202の処理が繰り返される。
【0134】ステップS202において、接続機器の新
規登録が選択されたと判断された場合、ステップS20
3において、CPU71は、ブルートゥース機器の自動検
出処理を実行し、図25に示される新規登録画面371
を表示する。
【0135】検索処理の実行中は、図25に示される新
規登録画面371の前面に、検索中ダイアログボックス
381が表示される。検索中ダイアログボックス381
には、キャンセルボタン382が備えられ、検索処理を
途中でキャンセルしたい場合に、ユーザにより操作され
る。また、新規登録画面371には、ブルートゥース設
定画面351に戻る場合に操作される戻るボタン38
3、再度検索を実行させる場合に選択される再検索ボタ
ン284、および、検索結果を表示させるための検索結
果表示領域385が設けられている。
【0136】検索処理が終了して、ブルートゥース機器
が検索された場合、図26に示されるように、検索中ダ
イアログボックス381の表示が取りやめられ、検索結
果表示領域385に、検索されたブルートゥース機器の
名称およびブルートゥースアドレスが表示される。検索
されたブルートゥース機器の名称およびブルートゥース
アドレスが、検索結果表示領域385に複数表示された
場合、ユーザは、入力部77のうち、例えばカーソルキ
ーなどを押下して、検索結果表示領域385に複数表示
されている名称およびブルートゥースアドレスのうち、
選択されている名称およびブルートゥースアドレス(図
中、ハッチングがかかっている部分)を変更することに
より、それらの複数のブルートゥース機器のうち、所望
の機器を指定して選択することが可能である。
【0137】ステップS204において、CPU71は、
検索されて、検索結果表示領域385に表示されたブル
ートゥース機器のうち、いずれかの機器が選択されたか
否かを判断する。ステップS204において、いずれの
機器も選択されていないと判断された場合、いずれかの
機器が選択されるまで、ステップS204の処理が繰り
返される。
【0138】ステップS204において、検索結果表示
領域385に表示されたブルートゥース機器のうち、い
ずれかの機器が選択されたと判断された場合、ステップ
S205において、CPU71は、図27に示されるPIN
(Personal Identification Number)入力画面401を
表示し、ユーザから、PINの入力を受ける。
【0139】PIN入力画面401には、入力されたPINを
表示するテキストボックス411およびPINを入力する
ためのボタン412が設けられている。ユーザは、入力
部77を用いて、ボタン412を操作して、PINを入力
し、テキストボックス411を参照して、正しいPINが
入力されたことが確認された場合、ボタン412のうち
の終了ボタンを選択する。
【0140】ステップS206において、CPU71は、
例えば、図28に示されるように、ブルートゥース設定
画面351に設定内容を表示させるなどして、設定を確
認するための画面に対応するデータを生成し、バス75
および入出力インタフェース76を介して、LCD78に
出力して表示させ、処理が終了される。
【0141】以上説明した処理により、カムコーダ11
は、設定されたブルートゥース機器を介して、公衆回線
網13に接続することが可能となる。
【0142】例えば、図8を用いて説明したカムコーダ
11のデジタルイメージカスタマ登録処理のステップS
11、あるいは、図17を用いて説明したカムコーダ1
1のアクセス処理のステップS145、ステップS14
7、もしくは、ステップS148においても、ブルート
ゥースによる接続処理が実行される。
【0143】次に、図29のフローチャートを参照し
て、ネットワーク接続処理について説明する。
【0144】ステップS221において、CPU71は、
入出力インタフェース76およびバス75を介して、入
力部77から入力される、ユーザの操作を示す信号を基
に、ネットワーク接続要求を受けたか否かを判断する。
【0145】ここで、ネットワーク接続要求とは、例え
ば、図8を用いて説明したカムコーダ11のデジタルイ
メージカスタマ登録処理のステップS11、あるいは、
図17を用いて説明したカムコーダ11のアクセス処理
のステップS145、ステップS147、およびステッ
プS148の処理が実行される場合である。それ以外に
も、例えば、図20を用いて説明したネットワークメニ
ュー画面311において、ブラウザボタン323が選択
されて、図30に示されるブラウザ画面431が表示さ
れ、所定の操作がなされた場合に、ネットワークへの接
続要求が行われる。これらの処理が実行される場合、必
要に応じて、IDとパスワードが入力される。
【0146】図30に示されるブラウザ画面431に
は、現在、インターネット10などのネットワークに接
続しているか否かの状態を表示する接続状態表示部44
1、接続するウェブページのURL(Uniform Resource Lo
cator)を入力したり、現在接続中のウェブページのURL
を表示させるためのテキストボックス442、および各
種指令を入力する場合にユーザによって選択されるツー
ルバー443が設けられている。ツールバー443に
は、ページの切り替え、再読み込みなどを指示するため
の複数のボタンが含まれており、ツールバー443の表
示、非表示は、ユーザによって設定可能である。
【0147】例えば、接続状態表示部441が、非接続
の表示であり、テキストボックス442に、URLが入力
され、確定された場合、CPU71は、この操作をネット
ワークへの接続要求として認識し、テキストボックス4
42に入力されたURLに示されるウェブページへアクセ
スするための処理を実行する。
【0148】さらに、図20を用いて説明したネットワ
ークメニュー画面311において、アルバムボタン32
2が選択されて、図31に示されるアルバムメニュー画
面451が表示され、所定の操作がなされた場合、図2
0を用いて説明したネットワークメニュー画面311に
おいて、メールボタン321が選択されて、図32に示
されるメール画面471が表示され、所定の操作がなさ
れた場合にも、ネットワークへの接続要求が行われる。
【0149】図31に示されるアルバムメニュー画面4
51には、アップロードボタン461、閲覧/編集ボタ
ン462、終了ボタン463が設けられている。アップ
ロードボタン461は、RAM73、メモリカード85、
あるいは、ドライブ87に装着されている磁気ディスク
91、光ディスク92、光磁気ディスク93、もしくは
半導体メモリ94などに記録されているデータをネット
ワークサービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメ
ージステーション41にアップロードするための処理を
実行する場合に選択される。
【0150】閲覧/編集ボタン462は、ネットワーク
サービスビジネスセンタ15のカムコーダ用イメージス
テーション41に保存されているデータを閲覧したり、
編集するための処理を実行する場合に選択される。終了
ボタン463は、アルバムメニュー画面451の表示を
取り消して、ネットワークメニュー画面311の表示に
戻る場合に選択される。
【0151】図32に示されるメール画面471には、
送信するメールを作成する場合に選択される送信タブ4
81、メールを受信する場合に選択される受信タブ48
2、アドレス帳を表示させ、編集などを行う場合に表示
されるアドレス帳タブ483、およびメールの送受信に
関する各種設定を行う場合に選択される設定タブ484
が設けられている。
【0152】送信タブ481が選択されている場合のメ
ール画面471には、宛先を入力される場合に押下され
る宛先ボタン485、添付ファイルを選択する場合に押
下される添付ボタン486、作成されたメールを送信す
る場合に押下される送信ボタン491およびメール画面
471の表示を取り消して、ネットワークメニュー画面
311の表示に戻る場合に押下される終了ボタン492
などの各種操作ボタンが設けられている。また、メール
画面471には、メールの宛先を入力するためのテキス
トボックス487、添付ファイル名を入力するためのテ
キストボックス488、メールの題名を入力するための
テキストボックス489、およびメールの本文を入力す
るためのテキストボックス490が設けられている。
【0153】ステップS221において、以上説明した
ネットワーク接続要求を受けていないと判断された場
合、ネットワーク接続要求を受けたと判断されるまで、
ステップS221の処理が繰り返される。
【0154】ステップS221において、ネットワーク
接続要求を受けたと判断された場合、ステップS222
において、CPU71は、公衆回線網13を介して、イン
ターネットサービスプロバイダA17のメールサーバ5
3にアクセスするために所定の電話番号に対してダイヤ
ルアップ接続を実行するか否かをユーザに確認させるた
め、図34に示されるダイアログボックス511に対応
するデータをバス75および入出力インタフェース76
を介してLCD78に出力し、ダイアログボックス511
を表示させる。
【0155】ダイアログボックス511には、電話番号
が表示されるリストボックス521、ダイヤルアップ接
続をキャンセルする場合に選択されるキャンセルボタン
422、およびダイヤルアップ接続を実行する場合に選
択される接続ボタン423が設けられ、ユーザは、例え
ば、予めリストボックス521に表示されている電話番
号以外の番号に対してダイヤルアップ接続を行いたい場
合は、リストボックス521を操作し、予め登録されて
いる他の電話番号に対してダイヤルアップ接続を行わせ
るようにすることができる。
【0156】ステップS223において、CPU71は、
ダイアログボックス511の接続ボタン423が押下さ
れたか否かを判断する。
【0157】ステップS223において、ダイアログボ
ックス511の接続ボタン423が押下されなかったと
判断された場合、ステップS224において、CPU71
は、ダイアログボックス511のキャンセルボタン42
2が押下されたか否かを判断する。ステップS224に
おいて、キャンセルボタン422が押下されなかったと
判断された場合、処理は、ステップS223に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返される。
【0158】ステップS224において、キャンセルボ
タン422が押下されたと判断された場合、ステップS
225において、CPU71は、接続処理前の表示画面で
ある図32の状態のメール画面471をLCD78に表示
させて、処理が終了される。
【0159】ステップS223において、ダイアログボ
ックス511の接続ボタン423が押下されたと判断さ
れた場合、ステップS226において、CPU71は、バ
ス75、入出力インタフェース76、および通信部82
を介して、ブルートゥース接続を実行し、ブルートゥー
スアダプタ12、ブルートゥース対応携帯電話機30
1、もしくはブルートゥースモデム303に接続するた
めの処理を実行する。
【0160】ここでは、ネットワーク接続要求として、
図20を用いて説明したネットワークメニュー画面31
1において、メールボタン321が選択されて、図32
に示されるメール画面471が表示され、テキストボッ
クス487乃至テキストボックス490に、必要な情報
が記入されて、送信ボタン491が押下された場合につ
いて説明する。
【0161】具体的には、CPU71は、ブルートゥース
接続における自分自身の状態を「待ち受け状態」から
「問い合わせ(Inquiry)状態」とし、通信部82を介
して、マスターとなるブルートゥースアダプタ12、ブ
ルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブルート
ゥースモデム303がブロードキャストしているIQパケ
ットを受信する。CPU71は、受信したIQパケットに対
して、FHSパケットを送信する。
【0162】ステップS226の処理の実行中、図33
に示されるように、「Bluetooth接続中」というメッセ
ージが表示されたダイアログボックス501が表示され
る。なお、ステップS226の処理が短時間で終了する
場合、ダイアログボックス501の表示を省略しても良
い。
【0163】なお、図22を用いて説明したブルートゥ
ース設定処理によって、複数のブルートゥース機器が設
定され、接続可能な状態である場合、ステップS226
において、接続設定されている複数のブルートゥース機
器のうちから、接続に利用するブルートゥース機器をユ
ーザが選択することができるようにしても良い。
【0164】FHSパケットを受信したブルートゥースア
ダプタ12、ブルートゥース対応携帯電話機301、も
しくはブルートゥースモデム303は、「呼び出し(Pa
ge)状態」に遷移し、IDパケットを送信する。
【0165】ステップS227において、CPU71は、
通信部82が、IDパケットを受信したか否かに基づい
て、ブルートゥース対応携帯電話機301、もしくはブ
ルートゥースモデム303などのブルートゥース機器に
接続できたか否かを判断する。
【0166】ステップS227において、ブルートゥー
ス機器に接続できたと判断された場合、ステップS22
8において、CPU71は、通信部82を制御して、ブル
ートゥース機器を介してダイヤルアップ接続を実行し、
作成したメールを、バス75、入出力インタフェース7
6、通信部82、ブルートゥースアダプタ12(もしく
は、ブルートゥース対応携帯電話機301、あるいはブ
ルートゥースモデム303)、および公衆回線網13を
介して、インターネットサービスプロバイダA17のメ
ールサーバ53に送信し、処理が終了される。
【0167】図35に示されるように、メールの送信中
には、ユーザにメールの送信中であることを伝えるため
のダイアログボックス531が表示される。ダイアログ
ボックス531には、メールの送信処理をキャンセルす
る場合に押下されるキャンセルボタン541が設けられ
ている。
【0168】ステップS227において、ブルートゥー
ス機器に接続できなかったと判断された場合、ステップ
S229において、CPU71は、エラーメッセージに対
応するデータを、バス75および入出力インタフェース
76を介して、LCD78に出力して表示させ、処理が終
了される。
【0169】なお、ステップS221において受けたネ
ットワーク接続要求がメールの送信要求ではない場合、
CPU71は、ネットワークシステム14、インターネッ
トサービスプロバイダA17、もしくはインターネット
サービスプロバイダB18のうち、ユーザの操作に対応
するサーバにアクセスするために、同様の処理によりブ
ルートゥース接続を実行した後、対応するサーバにアク
セスするためのダイヤルアップ接続処理を実行する。
【0170】以上説明した処理により、ダイヤルアップ
接続が実行され、例えば、電子メールの送受信、アルバ
ムの編集、あるいは、所望のウェブページの閲覧などが
実行された後、ユーザがダイヤルアップ接続を切断する
と同時に、ブルートゥース接続も切断される。カムコー
ダ11は、次のネットワーク接続要求までは、ブルート
ゥース機器と接続されない状態(待ち受け状態)である
ので、ブルートゥース接続とダイヤルアップ接続との操
作を別々に実行することなしに、消費電力量を削減する
ことが可能となる。
【0171】なお、ここでは、カムコーダ11がブルー
トゥース接続とダイヤルアップ接続を連動して実行する
ものとして説明したが、本発明は、カムコーダ11のみ
ならず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯
型電話機など、ブルートゥース接続を介して、公衆回線
網13に接続することが可能なあらゆる機器において適
応することが可能である。
【0172】また、ここでは、公衆回線網13を介して
インターネット10に接続する場合について説明した
が、例えば、イーサネット(登録商標)などを介して、
LAN(Local Area Network)もしくはWAN(Wide Area Ne
twork)などのインターネット10とは異なるネットワ
ークに接続するためにブルートゥース接続を用いる場合
においても、本発明を適応することが可能である。
【0173】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや
記録媒体からインストールされる。
【0174】この記録媒体は、図3乃至図6に示される
ように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供
するために配布される、プログラムが記録されている磁
気ディスク91(フレキシブルディスクを含む),13
1,171,211、光ディスク92(CD-ROM(Compac
t Disk-Read Only Memory),DVD(Digital VersatileDi
sk)を含む),132,172,212、光磁気ディス
ク93(MD(Mini-Disk)(商標)を含む),13
3,173,213、もしくは半導体メモリ94,13
4,174,214などよりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれ
た状態でユーザに提供される、プログラムが記録されて
いるROM72,112,152,192や、記憶部11
8,158,198に含まれるハードディスクなどで構
成される。
【0175】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0176】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0177】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および情報処理方
法、並びにプログラムによれば、ユーザの操作入力を受
け、入力されたユーザの操作に従って、近距離無線通信
による第1の接続を実行し、第1の接続の実行に同期し
て、第2の接続を実行し、入力されたユーザの操作に従
って、第2の接続を切断し、第2の接続の切断に同期し
て、第1の接続を切断するようにしたので、例えば、ブ
ルートゥースなどの近距離無線通信による接続と、それ
とは異なる接続を介してネットワークに接続する場合、
ネットワークに実際に接続するときにだけ、近距離無線
通信による接続が実行されることにより、常時ブルート
ゥース接続を行っている場合に比べて、消費電力量を抑
えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネットワーク接続システムの構成を示す
図である。
【図2】本発明を適用したサービス提供システムの構成
を示す図である。
【図3】図2のカムコーダの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図2のカスタマ登録ウェブサーバの構成を示す
ブロック図である。
【図5】図2のカムコーダ用イメージステーションの構
成を示すブロック図である。
【図6】図2のカスタマデータベースの構成を示すブロ
ック図である。
【図7】図2のサービス提供システムにおけるカスタマ
登録処理を説明するフローチャートである。
【図8】図2のカムコーダのデジタルイメージカスタマ
登録処理を説明するフローチャートである。
【図9】図2のネットワークシステムのデジタルイメー
ジカスタマ登録処理を説明するフローチャートである。
【図10】図2のカムコーダのISP−Aかんたん登録
処理を説明するフローチャートである。
【図11】図2のインターネットサービスプロバイダA
のカスタマデータベースのISP−Aかんたん登録処理
を説明するフローチャートである。
【図12】図11のステップS79におけるISP−A
設定情報の例を示す図である。
【図13】図11のステップS80におけるカムコーダ
用設定情報の例を示す図である。
【図14】インターネットに接続する場合における設定
項目を説明する図である。
【図15】図2のカムコーダのアルバム利用登録処理を
説明するフローチャートである。
【図16】図2のカムコーダ用イメージステーションの
アルバム登録利用処理を説明するフローチャートであ
る。
【図17】図2のカムコーダのアクセス処理を説明する
フローチャートである。
【図18】共通のIDとパスワードの利用を説明する図で
ある。
【図19】ブルートゥース機器を用いた接続について説
明するための図である。
【図20】ネットワークメニュー画面について説明する
ための図である。
【図21】設定メニュー画面について説明するための図
である。
【図22】ブルートゥース設定処理について説明するた
めのフローチャートである。
【図23】ブルートゥース設定画面について説明するた
めの図である。
【図24】図23のリストボックスの表示方法について
説明するための図である。
【図25】新規登録画面について説明するための図であ
る。
【図26】検索結果の表示について説明するための図で
ある。
【図27】PIN入力画面について説明するための図であ
る。
【図28】設定内容を確認するための表示画面について
説明するための図である。
【図29】ネットワーク接続処理について説明するため
のフローチャートである。
【図30】ブラウザ画面について説明するための図であ
る。
【図31】アルバムメニュー画面について説明するため
の図である。
【図32】メール画面について説明するための図であ
る。
【図33】ブルートゥース接続中に表示されるダイアロ
グボックスについて説明するための図である。
【図34】ダイヤルアップ接続を確認するために表示さ
れるダイアログボックスについて説明するための図であ
る。
【図35】メールの送信中に表示されるダイアログボッ
クスについて説明するための図である。
【符号の説明】
11 カムコーダ, 12 ブルートゥースアダプタ,
13 公衆回線網,14 ネットワークシステム,
15 ネットワークサービスビジネスセンタ, 17
インターネットサービスプロバイダA, 31 アクセ
スポイント,32 カスタマデータベース, 33 カ
スタマ登録ウェブサーバ, 34登録認証プラットフォ
ーム, 41 カムコーダ用イメージステーション,
51 アクセスポイント, 52 カスタマデータベー
ス, 53 メールサーバ, 54 POPサーバ, 5
5 SMTPサーバ, 71 CPU, 73 RAM, 77
入力部, 78 LCD, 82 通信部, 301 ブ
ルートゥース対応携帯電話機, 303 ブルートゥー
スモデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 徹也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CB06 CB08 DA06 DA19 DB25 5K067 AA43 BB21 CC04 CC08 CC10 DD17 DD52 DD53 EE02 EE12 EE16 FF23 HH22 HH23 HH32 KK13 KK15 5K101 KK20 LL01 LL12 NN14 NN18 NN45 PP04 RR27 SS07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近距離無線通信による接続を介して、ネ
    ットワークに接続する情報処理装置において、 ユーザの操作入力を受ける入力手段と、 前記入力手段により入力された前記ユーザの操作に従っ
    て、前記近距離無線通信による第1の接続を実行する第
    1の接続手段と、 前記第1の接続手段による前記第1の接続の実行に同期
    して、第2の接続を実行する第2の接続手段と、 前記入力手段により入力された前記ユーザの操作に従っ
    て、前記第2の接続手段による前記第2の接続を切断す
    る第1の切断手段と、 前記第1の切断手段による前記第2の接続の切断に同期
    して、前記第1の接続手段による前記第1の接続を切断
    する第2の切断手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記近距離無線通信は、ブルートゥース
    による通信であり、 前記ネットワークはインターネットであり、 前記第2の接続は、ダイヤルアップ接続であり、 前記第2の接続手段は、前記ダイヤルアップ接続により
    公衆回線網を介して前記インターネットに接続すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 電子メールの送受信を実行する電子メー
    ル送受信手段を更に備え、 前記電子メール送受信手段は、前記第1の接続手段によ
    り接続された前記第1の接続、および前記第2の接続手
    段により接続された前記第2の接続を介して、前記電子
    メールを送受信することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 ウェブページを閲覧する閲覧手段を更に
    備え、 前記閲覧手段は、前記第1の接続手段により接続された
    前記第1の接続、および前記第2の接続手段により接続
    された前記第2の接続を介して、前記ウェブページが保
    存されている所定のサーバにアクセスすることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 画像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された前記画像に所定の画像処
    理を実行する画像処理手段とを更に備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段により画像処理された
    前記画像を所定のサーバに出力する出力手段を更に備
    え、 前記出力手段は、前記第1の接続手段により接続された
    前記第1の接続、および前記第2の接続手段により接続
    された前記第2の接続を介して、前記所定のサーバに前
    記画像を出力することを特徴とする請求項5に記載の情
    報処理装置。
  7. 【請求項7】 近距離無線通信による接続を介して、ネ
    ットワークに接続する情報処理装置の情報処理方法にお
    いて、 ユーザの操作入力を受ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記近距離無線通信による第1の接続を
    実行する第1の接続ステップと、 前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の
    実行に同期して、第2の接続を実行する第2の接続ステ
    ップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前
    記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、 前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の
    切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による
    前記第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 近距離無線通信による接続を介して、ネ
    ットワークに接続する情報処理装置用のプログラムであ
    って、 ユーザの操作入力を受ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記近距離無線通信による第1の接続を
    実行する第1の接続ステップと、 前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の
    実行に同期して、第2の接続を実行する第2の接続ステ
    ップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前
    記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、 前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の
    切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による
    前記第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムが記録されている記録媒体。
  9. 【請求項9】 近距離無線通信による接続を介して、ネ
    ットワークに接続する情報処理装置を制御するコンピュ
    ータが実行可能なプログラムであって、 ユーザの操作入力を受ける入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記近距離無線通信による第1の接続を
    実行する第1の接続ステップと、 前記第1の接続ステップの処理による前記第1の接続の
    実行に同期して、第2の接続を実行する第2の接続ステ
    ップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記ユーザの
    操作に従って、前記第2の接続ステップの処理による前
    記第2の接続を切断する第1の切断ステップと、 前記第1の切断ステップの処理による前記第2の接続の
    切断に同期して、前記第1の接続ステップの処理による
    前記第1の接続を切断する第2の切断ステップとを含む
    ことを特徴とするプログラム。
JP2002194122A 2001-08-14 2002-07-03 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム Expired - Fee Related JP4284932B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002194122A JP4284932B2 (ja) 2001-08-14 2002-07-03 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-245993 2001-08-14
JP2001245993 2001-08-14
JP2002194122A JP4284932B2 (ja) 2001-08-14 2002-07-03 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003163974A true JP2003163974A (ja) 2003-06-06
JP4284932B2 JP4284932B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=26620524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002194122A Expired - Fee Related JP4284932B2 (ja) 2001-08-14 2002-07-03 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4284932B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4935909B2 (ja) * 2007-12-27 2012-05-23 富士通株式会社 通信システム,通信制御プログラム,回線提供装置および通信方法
JP2019164746A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム、および画像形成システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4935909B2 (ja) * 2007-12-27 2012-05-23 富士通株式会社 通信システム,通信制御プログラム,回線提供装置および通信方法
US8726345B2 (en) 2007-12-27 2014-05-13 Fujitsu Limited Communication system, line providing apparatus and communication method
JP2019164746A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム、および画像形成システム
JP7176334B2 (ja) 2018-03-19 2022-11-22 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム、および画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4284932B2 (ja) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4380592B2 (ja) データ共有システムおよび方法
JP4686870B2 (ja) 携帯型情報端末装置、情報処理方法、プログラム記録媒体及びプログラム
JP4655384B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
TWI450558B (zh) 對應多行動裝置之線上服務的提供方法與系統、伺服器、行動裝置與電腦程式產品
CN101764726B (zh) 增强的内容共享框架
JP4581269B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、録画再生装置、プログラム格納媒体、並びにプログラム
KR20040032083A (ko) 정보 처리 장치 및 정보 처리 방법
EP1283460A2 (en) Information processing apparatus
US20090055402A1 (en) Method and apparatus to automatically receive and/or transmit contents
EP1912127B1 (en) Method and apparatus for controlling an MTP database in mobile communication terminal
US8601026B2 (en) Data management device, data management system and data management method
JP4689151B2 (ja) 電子機器の取扱いガイダンス装置
JP2003163974A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
WO2006049276A9 (ja) データ伝送システム
JP2008160528A (ja) ポータブルデバイス及びその通信方式
JP2003131990A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4569013B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP4719989B2 (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、録画再生装置、プログラム格納媒体、並びにプログラム
JP2003157233A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2003150147A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2004139507A (ja) 電子メールを用いたデータ自動返信システム、端末装置、およびデータ自動返信方法
JP2002262188A (ja) 携帯型情報端末装置および情報処理方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム
KR20050108283A (ko) 이동 단말기에서 컨텐츠를 재생하는 방법 및 장치
JP4259370B2 (ja) ネットワークアクセス装置とそのプログラム、及び自動接続設定システムと方法
JP2002108355A (ja) 音楽配信システム情報処理装置、及び、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090316

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees