JP4284255B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は引出し容器を備えた冷蔵庫に関する。
冷凍室を形成する引出し容器内に吹出された冷気が、この容器の前壁と引出し扉の内板との間を通して冷却器に戻る構成とした冷蔵庫として特許文献1に記載のものがある。熱侵入空間と遮断するために、容器の前端部に当接する突条部、及び引出し式扉と容器との間に断熱部材とを備えている。
特開平9-79728号公報
この種の従来の冷蔵庫を図8を用いて説明する。なお、図8に示す冷蔵庫は冷凍室を最下部に配置した所謂ボトムフリーザー型の冷蔵庫である。
図8において、冷蔵庫本体51は冷凍室52の上方に野菜室53を備え、さらにその上方には図示しない冷蔵室を有している。冷凍室52の前面開口には引出し扉54が配置される。なお、引出し扉54は上下に複数備えられ、第1冷凍室扉54aと第2冷凍室扉54bとからなる。野菜室53にも、冷凍室52と同様に引出し式の野菜室扉55が配置される。
そして、上記の扉54a、54b、55には、それぞれ専用の容器が図示しない引出し枠に取付けられている。すなわち、第1冷凍室扉54aには第1容器56が、第2冷凍室扉54bには第2容器57が、野菜室扉55には野菜容器58が、それぞれ取付けられている。冷凍室52の背面側には冷却器59が備えられており、この冷却器59は、圧縮機60、凝縮器(図示せず)、キャピラリチューブ(図示せず)とともに冷凍サイクルを構成している。而して、冷却器59と熱交換した冷気は冷凍室52、野菜室53、冷蔵室(図示せず)に図示しない送風機により吹出され、それぞれの室を所定の温度に冷却する。
第1容器56への冷気吹出口61、及び第2容器57への冷気吹出口62によって、第1、第2容器56、57に吹出された冷気は容器56、57内の冷凍食品と熱交換した後、容器56、57の前壁56a、57aと扉内板63、64との間に形成された隙間65、66間を図の矢印に示す如く通り吸込口67より冷却器59に吸込まれる。
また、各扉にはパッキング68が設けられ、図には示してないが内部にゴム磁性体を有し、各扉と冷凍室52、野菜室53の前面開口縁間を扉閉時気密的にシールしている。なお、冷凍室52を区画する梁状仕切70は、第1冷凍室扉54a、第2冷凍室扉54bのパッキング68と当接面を形成している。
かかる構成を有する図8における冷蔵庫で、特に冷凍室第1、第2容器56、57に吹出された冷気は容器56、57の最上端に設けられた吐出口69より扉内板63、64と前壁56a、57aが作る隙間65、66に吐出され、この隙間を通して矢印の如く、冷却器59側の吸込口67に戻される。
このとき、隙間65、66を流れる冷気は吸込口67に向かうにあたり、特段の方向性がつけられていないので、第1、第2冷凍室扉54a、54bの両側パッキング部に扉54a、54bの幅方向、すなわち、左右両側に流れ込む可能性を持っていた。
通常、扉54a、54bの下面側パッキング68部は冷気の流れによる熱侵入・冷気の漏洩を防ぐため、種々の対策をしているが、左右両側の側面側に付いては、下面側ほど冷気漏洩の対策をしていない。したがって、幅方向、すなわち左右両側に流れた冷気は直接パッキング部に流れ込むこととなり、パッキング68を冷却してしまう。したがって、熱ロスとなってしまうという問題があった。
すなわち、パッキング68が冷気により冷却されると、冷凍室52内と冷蔵庫外との温度遮断が不足し、熱漏洩が生じパッキング68の庫外側に露付を生じたり熱ロス問題を生ずるという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、熱侵入、冷気漏洩の問題を解決し、省エネ向上に貢献することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷凍室へと吹き出される冷気吹出口と、前記冷凍室容器と前記扉の内板面との間に設けられ前記冷凍室容器を通った冷気が通る間隙と、前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、前記扉の内板と一体形成された土手と、前記扉の内板面前記冷凍室容器幅方向端部よりも内側であって、かつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に設けられ上下方向に延伸する凸部と、前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、前記凸部の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする構成とした。
また、冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷却室へと吹き出される冷気吹出口と、前記冷凍室容器の前壁上方に形成される開口と、前記冷凍室容器の前壁と前記扉の内板面との間に設けられ前記開口から流れ出る冷気が通る間隙と、前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、前記扉の内板と一体形成された土手と、前記扉の内板面前記冷凍室容器幅方向端部よりも内側であって、かつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に設けられ上下方向に延伸する凸部と、前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、前記凸部の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする構成とした。
また、上記の構成を備えたものにおいて、前記凸部の上側端部は、丸みを帯びた曲面状の形状としたものとした。開口を備えたものにおいては、前記凸部を前記開口よりも下方に位置するものとした。また、上記のいずれかの構成を備えたものにおいて、前記凸部の下側端部は、前記冷凍室容器の底面よりも下方に位置するものとした。
また、本発明は、冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷凍室へと吹き出される冷気吹出口と、前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、前記扉の内板面と、前記冷凍室容器の前壁との間隙を、前記冷凍室容器を通った冷気が通る冷気通路とした冷蔵庫において、前記扉の内板と一体形成された土手を有し、前記冷気通路には、左右両側に前記冷凍室容器の前壁幅より小さい間隔でかつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に前記冷気通路を通る冷気を整流して下方へと導くガイド体が備えられ、前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、前記ガイド体の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする構成とした。
本発明によれば、熱侵入、冷気漏洩の問題を解決し、省エネ向上に貢献する冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る冷蔵庫の縦断面図である。
冷蔵庫本体1は、上方から冷蔵室2、野菜室3、冷凍室4を有している。符号5乃至7は、上記の各室の前面開口部を閉塞する扉で、それぞれ冷蔵室扉5、野菜室扉6、冷凍室扉7である。冷蔵室扉5はヒンジ(図示せず)を利用し、回動自在に枢着される回転式の扉であり、野菜室扉6、及び冷凍室扉7はそれぞれの扉に取付けられた枠体8、9を利用し、野菜室3、冷凍室4側のレール(図示せず)に対し引出し自在に装着される引出し式の扉である。
野菜室3は、野菜室扉6の枠体8をもって保持される野菜室容器10を備え、この野菜室容器10によって野菜室3の収納空間を形成している。冷凍室7は、冷凍室扉7の枠体9をもって保持される冷凍室容器11を備えている(図5に斜視図で示す)。この冷凍室容器11によって冷凍室4の収納空間を形成している。冷凍室4の背部には冷却室12が配置されている。この冷却室12内には冷却器14が設置され、冷却器14の下方には冷却器除霜用のヒータ13が、冷却器14の上方には冷気を各室内へと送る送風機15が設置されている。而して冷却器14は圧縮機16、凝縮器(図示せず)キャピラリチューブ(図示せず)を伴って冷凍サイクルを構成している。
そして冷却器14で冷却された冷気は冷凍室4、冷蔵室2、野菜室3にそれぞれ送風機15をもって矢印の如く吹き出される。すなわち、冷却室12から、野菜室3及び冷蔵室2の背面部に備えられた冷気通路を通り、背面部から吹き出されて冷蔵室2及び野菜室3を冷却する。そして冷蔵室2、野菜室3を冷却した冷気は、図には示していないが、冷蔵庫本体1を構成する壁内を通って冷却室12に戻される。
また、冷凍室4に吹き出される冷気は、冷凍室4の背面側に備えられる吹出口17より冷凍室容器11内に矢印に示す如く吹き出され、冷凍室容器11内の食品を冷却する。本実施例では、冷気吹出口17は冷凍室容器11の背壁上端よりも上方に備えられており、冷気吹出口17から吐出された冷気が冷凍室容器11内へと供給される。冷凍室容器11内の食品を冷却後の冷気は、冷凍室容器11の前壁18(冷凍室扉7の扉内板7aと対向する容器11の面)に設けられた開口20より冷凍室容器11の前壁18と冷凍室扉7の扉内板7aとの間に形成される間隙(以下、隙間19と称する)を通り冷凍室容器11の底面を通り、冷凍室背部に設けられる冷気戻り口を通って、冷却室12に戻される。この冷気戻り口は、冷却器12よりも下方に備えられており、戻った冷気は送風機15によって冷却室12内を上方へと導かれ、その間に冷却器14を通って再度冷却され、再び冷却器14より上方に位置する冷気吹出し口17から冷凍室4へと供給される。
このとき、冷凍室容器11内の食品を冷却した冷気が前壁18途中に設けられた開口20より隙間19側に吐出されるよう構成しておく。すなわち、開口20は冷凍室容器11前壁18の上方に設けている。これは冷凍室容器11内に冷凍食品が一杯に入っていると、あまり、この吐出口20が下方にあると、冷凍食品によりその開口20が塞がれてしまうためである。
また、開口20は冷凍容器11の前壁18上部でなく従来例の如く上端、例えば、前壁上端のフランジ部に開口を設けることも可能である。すなわち、扉内板7aと前壁18との間に形成される隙間を流れる冷気を幅方向でなく下方に流せば良いものである。
換言すると、開口20は下にあれば冷凍食品の冷却がスムーズに行われるものであるが、冷凍食品との関係で容器11上方に設けられるのが良い。上方とは、例えば、容器11深さの中間位置よりも上方であり、本実施例では、図示のように容器11深さの中間位置よりも上方で、容器11の前壁18の上端フランジの折り返し部の下端よりも開口20の下端が下方の位置となるように設けられている。このように構成されることによって、上端のフランジ部に開口を設ける場合と比較して、後述するガイド体24による冷気の案内がより効率的に行われる。なお、開口20が上下方向に延伸して設けられる場合には、開口20の上端部が、容器11深さの中間位置より上方にあれば同様である。
なお、冷凍食品の収納量を考慮し、容器11の下方に上方開口20と別に開口を設けておいても良い。下方にも開口を設けることによって、容器11内に収納される冷凍食品の間を通って流れる冷気が下方へと抜けることとなり、冷凍食品の冷却がより効率的に行われることとなる。
冷凍室扉7の内周縁、すなわち、冷凍室扉7の内側面における、後述するガイド体24及び土手25より外側には、パッキング21が設けられている。パッキング21は、冷凍室4の前縁開口部と当接して、冷凍室4内を外気から遮断する。さらには、隙間19を通った冷気が扉下面に位置するパッキング21側に行くことを防止するために、パッキング21よりも上方に鰭状パッキング22を備えている。通常、鰭状パッキング22は扉内板7a下面側下部に取付けられ、冷凍室4を構成する内箱23に当接させれば、冷気がパッキング21側へ行くことを防止する効果が大きくなる。
隙間19内には、ガイド体が扉内板7aに設けられている。本実施例においては、扉7の内板面に凸部24が設けられ、この凸部24がガイド体として作用しており、ガイド体24は扉内板7aと一体に設けられている。すなわち、凸部24(ガイド体24)は開口20より隙間19に吐出された冷気を整流して下方に落す役目を果している。
以下、このガイド体24の作用について図2乃至5を用いて説明する。図2は本発明の一実施例に係る冷凍室扉を庫内側より見た図である。
扉内板7aには、この扉内板7aと一体に形成された土手25が備えられている。この土手25は、冷凍室の開口縁との間に狭い空間(スロート部)を作り、熱対流を抑制している。
ガイド体24は樹脂板を真空成形で作る扉内板7aと一体に冷凍室4側に突出するように、土手25よりも左右方向の内側に設けられている。そしてこの位置は扉内板7aの両側で冷凍容器11の前壁18の略両側に位置して、上下方向に延伸する形状を有する凸部として設けられている。本実施例の凸部は、上下方向に直線状に延伸する形状としているが、他の部材との関係で屈曲部を設けたり、点線状に上下方向に複数並べて配置する構成としてもよい。
ガイド体24は、開口20から前方へ流れた冷気が隙間19内を下方へ案内すべく設けられたものであり、その左右方向の位置としては、開口20よりも外側に配置される。また、冷凍室容器11の幅との関係では、図2に示すように、容器11の両側端部よりも内側に配置される。容器11端部よりも内側に配置することによって、容器11と扉7との間の隙間19を、冷凍室扉7の幅方向両側に広がるのを防止されつつ下方へと案内することができる。
このガイド体24の長さ(図2のL寸法)、すなわち、ガイド体24の上下方向の長さ及び上下方向の位置は、前壁18に設けられた開口20から冷凍室容器11下端に対向する位置になるように設けられている。隙間19における冷気を案内するために、この位置に配置することとしたものであり、ガイド体24の下端は、容器11下端相当位置(すなわち容器11の底面に相当する位置)、あるいは、容器11下端(容器11の底面に相当する位置)よりも下側に延びて形成されることが望ましい。なぜならば、隙間19を通った冷気は、容器19の下方を経由して冷凍室背面側の冷却室12へと戻ることとなるため、容器11の下端よりも下方の位置においても、隙間19内と同様に左右両側への冷気の流れ込みは望ましいものではなく、当該位置においては、容器11の下方と内箱23の底面との間に冷気の通り路が背面部に向かって形成されているため、左右への拡散の影響が小さくなるからである。
ガイド体24の下方には鰭状パッキング22によって扉下方への冷気の流れを規制しており、ガイド体24の下端部は、容器11の下端相当位置と、鰭状パッキング22または鰭状パッキング22が取付けられる土手25との間に位置するによって、冷気を効果的に案内することができる。なお、鰭状パッキング22の取付け等に支障がなければ、ガイド体24を土手25とつなげて形成してもよい。
ガイド体24の上端位置は、本実施例では開口20よりも下方としている。開口20から隙間19へと流れ出る冷気の扉内板7aとの衝突及び冷気の拡散は、開口20よりも隙間19内を下方に流れながら行われることとなるため、その位置にガイド体24を設けることによって、左右側へ冷気の流出を効率的に抑えることができる。
しかし、他の部材(例えば枠体取付け部9a)との関係で上端を当該位置まで延設出来ない場合には、当該他の部材のさらに下方に配置する。本実施例では、枠体取付け部9aが扉内板7aに配置されているため、その下方に配置している。
なお、開口20とガイド体24の上端位置を同じ高さ、あるいはガイド体24の上端位置の方を上側としても冷気の案内という点においては差し支えなく、より確実に冷気を下方へ案内することができる。
次に、図3及び図4を用いてガイド体24(凸部)の冷凍室側への突出寸法について説明する。図3は、図2におけるAA断面相当図であり、図4は図3を矢印Bから見た図である。ガイド体24の冷凍室4側への突出寸法は冷凍室容器11取付け状態において容器11の前壁18に当接する位の突出寸法が良いが、この突出寸法は効果が得られる寸法であれば良い。
前壁18は、通常、上端が最も扉側と近い位置にあり、下端は扉から離れるように前壁18は傾斜して形成されている。したがって、開口20より下方の位置にあっては、隙間19の前後方向寸法は、開口20の位置と比べて大きく形成されているのが通常である。すなわち、ガイド体20の突出寸法を容器11の前壁18に当接するくらいの寸法とすれば、開口20の鉛直下側には、ガイド体24によって左右が規制される空間が形成されるため、冷気を効果的に下方へ案内できる。その際は、容器11の前壁18の傾斜面に対応して、ガイド体24も下側へ向かって突出寸法を大きくしておけば、より効果的に冷気を下方に案内可能となる。
なお、隙間19へ流れ出る冷気は、冷凍室背面側から前面側へと開口20を通って侵入するため、その対向面となる扉内板7aにガイド体24たる凸部を備えているため、凸形状であれば、ガイド体としての効果を奏するものである。このように、扉内板7aにガイド体24を備えているため、ガイド体24よりも外側にある土手25よりも小さい突出寸法であってもガイド体としての効果を奏するものである。また、突出寸法が小さい場合であっても、例えば、下方の土手25部に設けられる鰭状パッキング22よりも大きい突出寸法とすることでより効果的に冷気を冷却室12へと戻すことができる。すなわち、隙間19において容器11よりも下方にまで冷気が案内されると、容器11の下方と内箱23の底面との間に冷気の通り路が背面部に向かって形成されているため、当該位置においては左右への拡散の影響が小さくなるからである。
上述の如く、扉内板7aの両側にガイド体24を図2〜図4に示したように設けたものであると、冷凍室容器11内の食品と熱交換した冷気は、先ず開口20より隙間19に吐出される。そしてこの隙間19内に吐出された冷気はガイド体24により、冷凍室扉7の幅方向両側(図2に示すα、β)に広がるのを防止されつつ冷却室12に戻される。
換言すると、開口20から隙間19内に吐出された冷気はガイド体24により整流され冷凍室容器11底面側に送り込まれ冷却室12側に吸い込まれて行くものである。なお、本実施例のガイド体24は、整流の効果をも奏するものであり、したがって、ガイド体24の上側端部は、完全な矩形形状ではなく、丸みを帯びた曲面状の形状としている。このように上側端部を曲率をもった形状としたことによって、冷気の衝突、拡散を小さくすることができる。
このような構成をとることにより、従来の如く冷凍室容器11の前壁18と扉内板7a間の隙間を流れる冷気が扉下方以外に流れるのを防止し、露付或いは熱漏洩によるエネルギーロスを防止するようにしたものである。
上記の実施例は、扉内板7a左右両側に2つのガイド体24を形成した例を示したものであるが、これに限られるものではない。例えば、両ガイド体24の間に同構成のガイド体を備えた構成としてもよい。その際は、両ガイド体24の中央部に配置することによって、整流の効果も向上し、かつ、左右両側で対象に冷気を案内することができる。このように中央にガイド体を備える場合においては、左右のガイド体24と同じ長さとする必要はない。上記の実施例では、左右のガイド体24は、枠体取付け具9a等の他の部材との関係を考慮して上下方向の長さを決定しているが、中央部のガイド体にそのような関係がなければ、左右のガイド体よりも長い寸法を有するものとすることができる。
また、開口20からの冷気の流れ出しの程度によっては、中央部のガイド体が左右への冷気拡散の要因となる場合においては、当該中央部のガイド体を左右のガイド体よりも短い寸法とすれば、整流の効果の促進と冷気拡散の防止とを併せて実現することが出来る。
次に図6乃至図7をもって、上述の図1乃至図5で示した実施例とは異なる比較例を説明する。尚、図1乃至図5で示した実施例と本比較例との異なるところは、ガイド体24を扉内板7a側に設けるか、冷凍容器11側に設けるかの違いである。図6はこの比較例を示すための図で、本比較例に係る冷凍室扉を庫内側より見た図である。すなわち、図2におけるAA断面に相当する図である。図7は図6に使われている引出し容器をB方向からみた図である。
すなわち、図6及び図7に示すガイド体24は冷凍室容器11と一体に作られている。この冷凍室容器11は樹脂成形品(射出成形品)であることによりガイド体24は容易に一体に作ることが出来る。
また、この容器11と一体に作られたガイド体24の働きは図2乃至図5に示したガイド体24と同じく隙間19内に入った冷気を整流し、下方へと案内するものである。
このように構成することにより、容器11の成形(射出成形)時に、このガイド体を一体に作ることが出来るので複雑な形状(冷気を誘導、整流しやすい形状、例えば流線形、或いは鉤型)にも対応出来ることは勿論一体に作ることによる原価メリットを出すことが出来るものである。
比較例では、ガイド体24は冷凍室容器11に設けられた開口20より高さ方向で上方に設けられている。図2で示した実施例と異なり、この枠体9の取付部9a及び取付ネジ26が邪魔とならないためである。ガイド体24は出来るだけ高さ方向で開口20に近づけて設けておくのが良い。開口20の相当位置あるいはそれよりも上方に設けられることによって、冷気の左右方向への広がりをより防ぐことができる。その際は、ガイド体24の高さは、枠体取付部9a及び取付ネジが邪魔とならないような高さとすればよい。
また、ガイド体24を冷凍室扉7の幅方向両端以外の例えば中間等に設ける場合には枠体9の取付部9aは邪魔しないので、図7にも示す如く両端のガイド体24より高さ(H寸法側)方向で開口20に限りなく近づけて設けることが出来るので冷気の整流及び冷気誘導に対して有効である。
本発明の各実施例は、冷却器14で冷却された冷気は一方が冷蔵室2、野菜室3側に送風機15により強制循環され、それぞれの室を冷却する。また、他方冷凍室容器11内に送風機15により吹出された冷気は冷凍室容器11内の冷凍食品を冷却後冷凍室容器11の比較的上部に設けられた開口20より隙間19(冷気ダクト)に吐出され隙間19を降下し、冷却室12に戻される。(勿論この冷気が隙間19を経由して冷却器12に戻るのも送風機15の吸引力によるものである。)
この過程において、隙間19を降下する冷気は開口20を出て降下を始めた所で、ガイド体24に案内され図2の幅方向(W寸法側)に広がるのを抑えられ隙間19(冷凍室容器11の前壁18と扉内板7aとが作る隙間を降下する。このことにより、降下する冷気により図2の冷凍室扉7のA、B側(図2)のパッキング21が冷却されるのを防止するものである。
本発明の各実施例は、以上説明した如き構成を有するものであるから、次のような効果が得られるものである。すなわち、冷凍室4の前面開口部を閉塞する扉7と冷凍室容器11を備え、冷却器14で冷却された冷気が冷凍室容器11に吹き出され、且つ冷凍室容器11を冷却後の冷気を冷凍室容器11の前壁18と扉内板間7aに出来る隙間19を通して冷却室12に戻すようにした冷蔵庫において、冷凍室容器11の前壁18に冷気吐出のための開口20を設けると共に開口20より吐出された冷気を整流して下方に落すためのガイド体24をこの隙間19に設けることによって、容器11の前壁18と扉内板7aとの間の隙間18を流れる冷気が扉下方以外に流れるのを防止し、露付或いは熱漏洩によるエネルギーロスを防止するようにしたものである。
また、開口20より吐出された冷気を整流して下方に落すためのガイド体24を扉内板7aと一体にして隙間19の両側に位置するよう形成することにより扉内板成形(真空成形)時にこのガイド体24を作ることが出来るので大幅な原価低減が計れるものである。
また、ガイド体24を冷凍室容器11と一体に隙間の両側に位置するよう形成したものにおいては、冷凍室容器成形(射出成形)時にこのガイド体24を作ることが出来るので、複雑な形状(冷気を誘導整流しやすい形状例えば流線形或いは鉤型)にも対応出来ることは勿論一体に作ることによる原価メリットを出すことが出来るものである。
なお、上記の実施例は、容器11に開口20を備えたものについて説明したものであるが、必ずしも開口である必要はなく、容器11を通った冷気が容器11の前壁18と扉7との間の隙間19を流れる構成であれば、適用できるものである。また、外部との温度差の大きい冷凍室について述べたが、引き出し式の扉を有し、冷気循環が同様の貯蔵室であれば、冷凍室以外であっても同様に実施することができる。
また、上記の実施例は、ガイド体を扉7側、あるいは容器11の前壁18側に備えたものを示したが、両方に備えた構成としてもよい。その場合は、扉側のガイド体24の突出寸法、及び容器11側のガイド体24の突出寸法は、互いのガイド体24がオーバーラップするようにするとよい。当該構成とすることにより、冷気が左右方向へと拡散することをより効果的に防止することが可能である。
本発明の実施例の冷蔵庫の縦断面図である。 本発明の実施例に係る冷凍室扉を庫内側より見た図である。 図2のAA断面相当図である。 図3を矢印Bから見た図である。 図1〜図4の冷凍室を形成する引出し容器を示す図である。 本発明の比較例に係る冷蔵室扉を庫内側から見た図である。 図6に使われている引出し容器のB方向から見た図である。 従来冷蔵庫の要部縦断面図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体、2…冷蔵室、3…野菜室、4…冷凍室、5冷蔵室扉、6…野菜室扉、7…冷凍室扉、7a…扉内板、8…枠体(野菜室扉用)、9…枠体(冷凍室扉用)、9a…取付部、10…野菜室容器、11…冷凍室容器、12…冷却室、13…除霜用ヒータ、14…冷却器、15…送風機、16…圧縮機、17…吹出口、18…前壁、19…隙間、20…開口、21…パッキング、22…鰭状パッキング、23…内箱、24…ガイド体、25…土手、26…取付ネジ。

Claims (6)

  1. 冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、
    前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、
    前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、
    前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、
    前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、
    前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷凍室へと吹き出される冷気吹出口と、
    前記冷凍室容器と前記扉の内板面との間に設けられ前記冷凍室容器を通った冷気が通る間隙と、
    前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、
    前記扉の内板と一体形成された土手と、
    前記扉の内板面前記冷凍室容器幅方向端部よりも内側であって、かつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に設けられ上下方向に延伸する凸部と
    前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、
    前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、
    前記凸部の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、
    前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、
    前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、
    前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、
    前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、
    前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷却室へと吹き出される冷気吹出口と、
    前記冷凍室容器の前壁上方に形成される開口と、
    前記冷凍室容器の前壁と前記扉の内板面との間に設けられ前記開口から流れ出る冷気が通る間隙と、
    前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、
    前記扉の内板と一体形成された土手と、
    前記扉の内板面前記冷凍室容器幅方向端部よりも内側であって、かつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に設けられ上下方向に延伸する凸部と
    前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、
    前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、
    前記凸部の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記凸部の上側端部は、丸みを帯びた曲面状の形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記凸部は前記開口よりも下方に位置することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記凸部の下側端部は、前記冷凍室容器の底面よりも下方に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 冷凍室の前面開口部を閉塞する扉と、前記扉とともに引き出される冷凍室容器と、前記冷凍室の背部に備えられ冷却器が配置される冷却室と、前記冷却器の下方に配置される前記冷却器除霜用のヒータと、前記冷却器の上方に配置され冷気を前記冷凍室内へと送る送風機と、前記冷凍室容器の背壁上端よりも上方に備えられ前記冷却室からの冷気が前記冷凍室へと吹き出される冷気吹出口と、前記冷凍室の背部であって前記冷却器よりも下方の位置に設けられ前記冷凍室を冷却した冷気が前記冷却室へと戻る冷気戻り口と、前記扉の内板面と、前記冷凍室容器の前壁との間隙を、前記冷凍室容器を通った冷気が通る冷気通路とした冷蔵庫において、
    前記扉の内板と一体形成された土手を有し、前記冷気通路には、左右両側に前記冷凍室容器の前壁幅より小さい間隔でかつ樹脂板を真空成形で作られる前記内板と一体に前記冷凍室側に突出して前記土手よりも左右方向の内側に前記冷気通路を通る冷気を整流して下方へと導くガイド体が備えられ、前記扉の内周縁であって前記土手の外側に設けられたパッキングと、前記内板の下部であって、かつ前記パッキングの上方に設けられ下方への冷気の流れを規制する鰭状パッキングと、を有し、前記ガイド体の下端部は前記冷凍室容器の下端と前記鰭状パッキング又は前記鰭状パッキングが取付けられる前記土手との間に位置することを特徴とする冷蔵庫。
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