JP4283706B2 - ネットワークリソースの設定方法、削除方法、設定装置、設定プログラム、削除プログラム及びそれらのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークリソースの設定方法、削除方法、設定装置、設定プログラム、削除プログラム及びそれらのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、保証型、統計的保証型、非保証型のサービスクラスに配分された帯域を、契約にもとづきユーザに配分して帯域を確保し、ユーザ装置間にユーザ毎のパスを設定するネットワークリソースの設定方法、削除方法、設定装置、削除装置、設定プログラム、削除プログラム及びそれらのプログラムを記録した記録媒体に関する。
インターネットの分野において、利用者に複数のサービスクラスを提供する技術に、DSTE(Diffserv Aware Traffic Engineering)がある。DSTEは、利用することができる帯域の保証が異なる複数のサービスクラスを設定し、サービスクラス毎に利用可能な帯域の上限を定め、その範囲内で、ユーザ装置間でのデータの伝送路であるパスを設定する方法である(非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3を参照)。
"Requirements for Support of Differentiated Services−aware MPLS Traffic Engineering"、[online]、2003年7月、IETF、[2003年12月検索]、インターネット<URL : http://www.ietf.org/rfc/rfc3564.txt> "Maximum Allocation Bandwidth Constraints Model for Diff-Serv-aware MPLS Traffic Engineeringz"、[online]、2003年9月、IETF、[2003年12月検索]、インターネット<URL : http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-tewg-diff-te-mam-01.txt> "Russian Dolls Bandwidth Constraints Model for Diff-Serv-aware MPLS TrafficEngineering"、[online]、2003年9月、IETF、[2003年12月検索]、インターネット<URL : http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-tewg-diff-te-russian-04.txt>
しかしながら、DSTEは、複数のサービスクラスに帯域を配分する方法を規定しているが、各サービスクラスに配分された帯域を、ユーザに配分する方法は規定していない。また、DSTEは、複数のサービスクラスに帯域を配分する枠組みを規定しているが、各サービスクラスの利用可能な帯域の上限を設定する具体的な方法は規定していない。
そこで、本発明は、このような問題を鑑みてなされたものであり、各サービスクラスの利用可能な帯域の上限を設定する具体的な方法を提供し、また、各サービスクラスに配分された帯域を、ユーザに配分する方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、ネットワークリソースのパスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースにデータを設定するリンクリソース管理手段が、リンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定し、ユーザ毎にリンクの情報を管理するユーザデータベースにデータを設定するユーザ管理手段が、ユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定し、パスの設定の要求を処理するパス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信し、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知する手順と、パス設定手段が、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定し、パスの情報を管理するパス管理手段が、設定されたパスの情報をパスデータースに記入することとした。
ネットワークリソースの設定と削除を管理するユーザ・リソースの管理方法は、予め、リンクリソース管理手段を用いてリンクリソースデータベースに、保証型利用可能帯域と、統計的保証型利用可能帯域と、非保証型利用可能帯域とを設定する。また、ユーザ管理手段を用いてユーザデータベースに、各ユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、各ユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、各ユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する。その後、パス設定要求処理手段を用いてパス設定の可否を判断し、可能な場合、パス設定手段がパスを設定する。これにより、各サービスクラス毎に帯域を配分した後、さらに各サービスクラスの帯域をユーザに配分することができる。
帯域の配分が手動により行われる場合、オペレータは、1つないし3つのサービスクラスをユーザに対して提供でき、ユーザとの契約にしたがってリソースを配分する。ユーザは、1つないし3つのサービスクラスで設定されたパスを利用することができる。
また、本発明では、ユーザ管理手段は、ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定することとした。
ユーザデータベースはリンク情報をユーザ毎に管理している。そのため、ユーザ管理手段は、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を設定できる。また、これを予め設定しておくことにより、サービスクラスでのユーザ毎の帯域の配分に利用する。
また、本発明では、リンクリソース管理手段は、リンクリソースデータベースに、保証型契約帯域として、ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、統計的保証型契約帯域として、ユーザデータベースに設定されている全ての統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、非保証型契約帯域として、リンク帯域からリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定することとした。
ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域から保証型契約帯域を得ることができ、ユーザデータベースに設定されている統計的保証型ユーザ契約帯域から統計的保証型契約帯域を得ることができ、リンク帯域とリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から非保証型契約帯域を得ることができる。
また、本発明では、リンクリソース管理手段は、保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、統計的保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを仕較し、小さい値を設定し、非保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、リンクリソースデータベースに設定されている非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、小さい値を設定することとした。
リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と保証型利用帯域とから保証型利用可能帯域を得ることができ、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域と統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域とから統計的保証型利用可能帯域を得ることができ、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域と、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域とから非保証型利用可能帯域を得ることができる。
また、本発明では、ユーザ管理手段は、各ユーザ装置の保証型ユーザ利用可能帯域として、ユーザデータベースに設定されている各ユーザ装置の保証型ユーザ契約帯域から保証型ユーザ利用帯域を引いた値を設定し、各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用可態帯域とユーザデータベースに設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域から統計的保証型ユーザ利用帯域を引いた値とを比較し、小さい値を設定することとした。
ユーザ管理データベースに設定されている各ユーザ装置の保証型ユーザ契約帯域と保証型ユーザ利用帯域とから各ユーザ装置の保証型ユーザ利用可能帯域を得ることができ、リンクリソース管理データベースに設定されている統計的保証型利用可態帯域とユーザ管理データベースに設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ利用帯域とから各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ利用可能帯域を得ることができる。
また、本発明では、パスの設定が可能か否かの判定は、所定のサービスクラスの利用可能帯域が、パスの設定要求時に要求した帯域以上であるか否かにより行われることとした。
パスの設定が可能か否かの判定を行うことにより、利用可能帯域が少なく、パスを設定することができない場合を、事前に判別する。
また、本発明では、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と要求する帯域とを伴うパスの設定要求を受信した場合、パス設定要求処理手段は、リンク毎に、保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスの順で要求帯域を確保できるかどうか検査し、確保できる場合、パス設定手段に対して、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定を要求し、パス設定手段は、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定することとした。
サービスクラスの指定を伴わないパスの設定要求の場合には、利用する帯域の保証がある保証型サービスクラス、保証の小さい統計的保証型サービスクラス、保証のない非保証型サービスクラスの順で利用できる帯域の有無を検査し、帯域を確保できた時点で、パスの設定を行う。
また、本発明では、ネットワークリソースの設定方法のパスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースにデータを設定するリンクリソース管理手段が、リンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定する手順と、ユーザ毎にリンクの情報を管理するユーザデータベースにデータを設定するユーザ管理手段が、ユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する手順と、リンクの結合である仮想リンクの情報を管理する仮想リンクデータベースにデータを設定する仮想リンク管理手段が、対応リンクIDリストに記載された各リンク毎に、保証型ユーザ契約帯域と、統計的保証型ユーザ契約帯域と、保証型ユーザ利用帯域と、統計的保証型ユーザ利用帯域と、保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する手順と、パスの設定要求を処理するパス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信し、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知する手順と、パス設定手段が、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定する手順と、パスの情報を管理するパス管理手段が、設定されたパスの情報をパスデータベースに設定する手順とを実行することとした。また、ユーザ管理手段は、ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、リンクリソース管理手段は、保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、統計的保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、統計的保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、非保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、リンク帯域からリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、非保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、リンクリソースデータベースに設定されている非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することとした。
ネットワークリソースの設定方法は、パスだけでなく、リンクの連結である仮想リンクでも帯域を確保する。
また、本発明では、パス設定時に、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信した場合、パスの削除の要求を処理するパス削除要求処理手段が、パスの削除を行うパス削除手段に、ユーザ装置間でのユーザ毎のパスの削除を要求し、パス削除手段が、ユーザ装置間でのユーザ毎のパスを削除する手順とパスの情報を管理するパス管理手段が、削除されたパスの情報をパスデータースから削除することとした。
サービスクラスの指定を伴うパスを削除するネットワークリソースの削除方法では、
指定されたサービスクラスに設定されたパスを削除する。
また、本発明では、パス削除要求処理手段は、パス設定要求処理手段が、パス設定時にそれらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域とを伴うパスの設定要求を受信した場合、リンク毎に、非保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、保証型サービスクラスの順で帯域を解放した後、パス削除手段に対して、帯域を解放したリンクが構成しているパスの削除を要求し、パス削除手段は、帯域を解放したリンクが構成しているパスを削除することとした。
サービスクラスの指定を伴なわないパスを削除するネットワークリソースの削除方法では、ユーザがパスの削除を要求する場合、帯域の利用を保証されていない非保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、保証型サービスクラスの順で帯域を解放し、パスを削除する。
また、本発明では、ネットワークリソースの設定装置は、リンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定するリンクリソース管理手段と、ユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる各ユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定するユーザ管理手段と、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信し、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知するパス設定要求処理手段と、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定するパス設定手段と、設定されたパスの情報をパスデータデースに記入するパス管理手段とを備えることとした。また、ユーザ管理手段は、ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、リンクリソース管理手段は、保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、統計的保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、統計的保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、非保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、リンク帯域からリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、非保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、リンクリソースデータベースに設定されている非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することとした。
また、このネットワークリソースの設定装置は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴う場合の装置であり、その内容は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴う場合のネットワークリソースの設定方法と同じである。
また、本発明では、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と要求する帯域とを伴うパスの設定要求を受信した場合、パス設定要求処理手段は、リンク毎に、保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスの順で要求帯域を確保できるかどうか検査し、確保できる場合、パス設定手段に対して、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定を要求し、パス設定手段は、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定することとした。
このネットワークリソースの設定装置は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴なわない場合の装置であり、その内容は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴わない場合のネットワークリソースの設定方法と同じである。
また、本発明では、ネットワークリソースの設定装置が、パスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定するリンクリソース管理手段と、ユーザ毎にリンクの情報を管理するユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定するユーザ管理手段と、リンクの結合である仮想リンクの情報を管理する仮想リンクデータベースに、対応リンクIDリストに記載された各リンク毎に、保証型ユーザ契約帯域と、統計的保証型ユーザ契約帯域と、保証型ユーザ利用帯域と、統計的保証型ユーザ利用帯域と、保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する仮想リンク管理手段と、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信し、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知するパス設定要求処理手段と、複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定するパス設定手段と、設定されたパスの情報をパスデータベースに記入するパス管理手段とを備えることとした。また、ユーザ管理手段は、ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、リンクリソース管理手段は、保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、統計的保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、ユーザデータベースに設定されている全ての統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、統計的保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、非保証型契約帯域として、リンクリソースデータベースに、リンク帯域からリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、非保証型利用可能帯域として、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、リンクリソースデータベースに設定されている非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することとした。
また、本発明のネットワークリソースの設定装置は仮想リンクを設定する場合の装置であり、その内容は、仮想リンクを設定する場合のネットワークリソースの設定方法と同じである。
また、本発明では、パス設定時に、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴うパスの設定要求を受信した場合、ネットワークリソースの削除方法の、パスの削除を行うパス削除手段に、ユーザ装置間でのユーザ毎のパスの削除を要求するパス削除要求処理手段と、ユーザ装置間でのユーザ毎のパスを削除するパス削除手段と削除されたパスの情報をパスデータデースから削除するパス管理手段とを実行することとした。
また、本発明のネットワークリソースの設定装置は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴う場合の装置であり、その内容は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴う場合のネットワークリソースの削除方法と同じである。
また、本発明では、パス削除要求処理手段は、パス設定要求処理手段が、パス設定時にそれらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域とを伴うパスの設定要求を受信した場合、リンク毎に、非保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、保証型サービスクラスの順で帯域を解放した後、パス削除手段に対して、帯域を解放したリンクが構成しているパスの削除を要求し、パス削除手段は、帯域を解放したリンクが構成しているパスを削除することとした。
のネットワークリソースの設定装置は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴なわない場合の装置であり、その内容は、パスの設定要求時にサービスクラスの指定を伴なわない場合のネットワークリソースの削除方法と同じである。
また、本発明は、請求項1から請求項に記載したネットワークリソースの設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このプログラムは、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のネットワークリソースの設定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明では、請求項または請求項に記載のネットワークリソースの削除方法をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークリソースの削除プログラムとした
このプログラムは、請求項6または請求項に記載したネットワークリソースの削除方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明では、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のネットワークリソースの設定方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体とした
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載したネットワークリソースの設定方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体に記録したものである。記録媒体には、例えば、ハードディスク、CD−ROM、DVD、フレキシブルディスク、メモリがある。
また、本発明では、請求項または請求項に記載のネットワークリソースの削除方法をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録することとした。
また、本発明では、請求項6または請求項に記載したネットワークリソースの削除方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体に記録したものである。
発明によれば、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定することができ、その結果、サービスクラスに配分された帯域を、ユーザに配分することが可能となる。
発明によれば、ユーザ毎に設定するパスを、保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス及び非保証型サービスクラスのうち、少なくとも一つのサービスクラスに設定することが可能となり、ユーザは少なくとも一つのサービスクラスを利用することができる。
発明によれば、ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定した上で、ネットワークリソースの設定方法を実行することが可能となる。
発明によれば、保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域を設定するために、ユーザデータベースに設定されている全ての保証型ユーザ契約帯域の合計とユーザデータベースに設定されている全ての統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合とをそれぞれ利用でき、非保証型契約帯域を設定するために、リンク帯域からリンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域との和を引いた値を利用できる。
発明によれば、保証型利用可能帯域を設定するために、リンクリソースデータベースに設定されている保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値を利用でき、統計的保証型利用可能帯域を設定するために、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域を引いた第2の値のうち小さい値を利用でき、非保証型利用可能帯域を設定するために、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースデータベースに設定されている統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、リンクリソースデータベースに設定されている非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた第4の値とのうち小さい値を利用できる。
発明によれば、各ユーザ装置の保証型ユーザ利用可能帯域を設定するために、ユーザ管理データベースに設定されている各ユーザ装置の保証型ユーザ契約帯域から保証型ユーザ利用帯域を引いた値を利用でき、各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ利用可能帯域を設定するために、リンクリソース管理データベースに設定されている統計的保証型利用可態帯域とユーザ管理データベースに設定されている各ユーザ装置の統計的保証型ユーザ契約帯域から統計的保証型ユーザ利用帯域を引いた値とのうち小さい値を利用することができる。
発明によれば、パスの設定が可能か否かを所定のサービスクラスの利用可能帯域が、パスの設定要求時に要求した帯域以上であるか否かにより判定することができる。
発明によれば、リンクの連結である仮想リンクを用いた場合にも、複数のユーザ装置間に指定されたサービスクラスにおける要求する帯域でのユーザ毎のパスを設定することができ、その結果、サービスクラスに配分された帯域を、ユーザに配分することが可能となる。
発明によれば、ネットワークリソースの設定方法により設定したパスを、削除することが可能となる。
発明によれば、ネットワークリソースの設定方法のプログラムをコンピュータに実行させることが可能となる。
発明によれば、ネットワークリソースの削除方法のプログラムをコンピュータに実行させることが可能となる。
発明によれば、ネットワークリソースの設定プログラムを記録媒体に記録し、これをコンピュータに読み込ませることにより、任意のコンピュータ上でネットワークリソースの設定方法を実行することが可能となる。
発明によれば、ネットワークリソースの削除プログラムを記録媒体に記録し、これをコンピュータに読み込ませることにより、任意のコンピュータ上でネットワークリソースの削除方法を実行することが可能となる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、リンク毎に指定するサービスクラスで帯域を確保し、パスを設定する場合について説明する。
≪用語の定義≫
まず、重要な用語の定義を説明する。「リンク」とは、装置間を接続し、データを伝送する媒体である。「パス」とは、複数のリンクの直列的な結合によって形成されたデータの論理的な伝送路である。「サービスクラス」とは、提供するサービスのクラスを意味しており、ここでは保証型、統計的保証型、非保証型がある。
≪ネットワークの構成≫
図1は、本発明の実施形態に係るネットワークリソースの設定装置を含むネットワークの構成図である。ネットワークは、ユーザ1が所有し、通信行う際に利用するユーザ装置1a〜1cと、ユーザ2が所有し、通信行う際に利用するユーザ装置2a〜2c、ネットワークプロバイダが所有し、スイッチングによりデータを転送するネットワーク装置3a〜3dと、ユーザ装置−ネットワーク装置間、ネットワーク装置−ネットワーク装置間を接続し、データを伝送する媒体であるリンク4と、ユーザ装置1a〜1c、ユーザ装置2a〜2c、ネットワーク装置3a〜3d、リンク4を管理するユーザ・リソース管理装置5とから構成される。なお、ユーザ・リソース管理装置5が、特許請求の範囲におけるネットワークリソースの設定装置および削除装置に相当し、ユーザ・リソース管理装置5で実施される方法が、特許請求の範囲におけるネットワークリソースの設定方法及び削除方法に相当する。
ネットワーク装置3a〜3dには、例えば、MPLS(Multi Protocol Label Switching)のLSR(Label Switching Router)や波長クロスコネクトなどが利用される。また、図1においては、ユーザ・リソース管理装置5は、集中的に配置されているが、各ネットワーク装置3a〜3dに分散的に配置されても構わない。
≪ユーザ・リソース管理装置の構成≫
図2に、本発明の第1の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置5の構成を示す。ユーザ・リソース管理装置5は、リンクリソースデータベース(以後、「データベース」を「DB」と表記する)501と、ユーザDB502と、パスDB503と、リンクリソース管理手段504と、ユーザ管理手段505と、パス管理手段506と、パス設定要求処理手段507と、パス設定手段508と、パス削除要求処理手段509と、パス削除手段510とから構成される。
<リンクリソースDB>
リンクリソースDB501は、各リンクの情報(以後、「リンク情報」と言う)を管理する。管理するリンク情報を以下に説明する。
「リンクID」は、リンクを一意に識別する情報である。「両端装置ID」は、リンクの両端にある装置のIDである。図1のネットワーク装置3a−ネットワーク装置3b間のリンクの場合、両端装置IDは<3a,3b>となる。「リンク帯域」は、リンクに割り当て可能な帯域の上限である。「保証型契約帯域」は、保証型サービスクラスに配分された帯域である。「統計的保証型契約帯域」は、統計的保証型サービスクラスに配分された帯域である。「非保証型契約帯域」は、非保証型サービスに配分された帯域である。「保証型利用帯域」は、保証型サービスクラスが利用している帯域である。「統計的保証型利用帯域」は、統計的保証型サービスクラスが利用している帯域である。「非保証型利用帯域」は、非保証型サービスクラスが利用している帯域である。「保証型利用可能帯域」は、保証型サービスクラスがさらに利用可能な帯域の上限である。「統計的保証型利用可能帯域」は、統計的保証型サービスクラスがさらに利用可能な帯域の上限である。「非保証型利用可能帯域」は、非保証型サービスクラスがさらに利用可能な帯域の上限である。
なお、リンクID、両端装置ID、リンク帯域は、オペレータによる手動で、または自動で設定される。
<ユーザDB>
ユーザDB502は、ユーザ毎のリンク情報を管理する。ユーザ毎のリンク情報を以下に説明する。
「ユーザID」は、ユーザを一意に識別する情報である。図1の例では、ユーザ1やユーザ2が相当する。「保証型ユーザ契約帯域」は、各ユーザが保証型サービスクラスとして契約した帯域である。「統計的保証型ユーザ契約帯域」は、各ユーザが統計的保証型サービスクラスとして契約した帯域である。「保証型ユーザ利用帯域」は、各ユーザが保証型サービスクラスとして契約した帯域の中から、実際に利用している帯域である。「統計的保証型ユーザ利用帯域」は、各ユーザが統計的保証型サービスクラスとして契約した帯域の中から、実際に利用している帯域である。「非保証型ユーザ利用帯域は、非保証型サービスクラスとして利用している帯域である。「保証型ユーザ利用可能帯域」は、各ユーザが、保証型サービスクラスとして利用可能な帯域の上限である。「統計的保証型ユーザ利用可能帯域」は、各ユーザが、統計的保証型サービスクラスとして利用可能な帯域の上限である。
<パスDB>
パスDB503は、各パスの情報(以後、「パス情報」と言う)を管理する。パス情報を以下に説明する。
「パスID」とは、パスを一意に識別する情報である。「ユーザID」とは、パスが割り当てられたユーザを識別する情報であり、ユーザDB502のユーザIDと同じである。「経由リンクIDリスト」とは、パスを構成するリンクのリンクIDのリストである。「帯域」とは、パスに割り当てられた帯域である。「サービスクラス」とは、パスを利用して提供するサービスのクラスを意味しており、保証型、統計的保証型、非保証型がある。
図1の例では、ユーザ装置1a−ネットワーク装置3a−ネットワーク装置3b−ネットワーク装置3c−ユーザ装置1bにパスが割り当てられた場合、パス情報は、「ユーザID」がユーザ1となり、経由リンクIDリストが<ユーザ装置1a−ネットワーク装置3a間リンクのリンクID、ネットワーク装置3a−ネットワーク装置3b間リンクのリンクID、ネットワーク装置3b−ネットワーク装置3c間リンクのリンクID、ネットワーク装置3c−ユーザ装置1b間リンクのリンクID>となる。
<帯域管理の内容>
次に、図2に記載した各手段について説明するが、その前に、ユーザ・リソース管理装置5が行う帯域管理の内容について説明する。
図3は、各サービスクラスの契約帯域と、各サービスクラスでのユーザ契約帯域の関係を示す。保証型契約帯域では、各ユーザの契約帯域が完全に保証される。統計的保証型契約帯域では、各ユーザの契約帯域のうち、所定の割合の帯域が保証される。非保証型契約帯域では、各ユーザの契約帯域は存在せず、帯域が余っている範囲で利用可能となる。
統計的保証型契約帯域の場合、状況によっては、各ユーザに実際に割り当てられる帯域が、契約帯域より少なくなる。しかし、各ユーザに割り当てられた帯域の合計が、統計的保証型契約帯域以上になることは保証されている。非保証型契約帯域の場合、各ユーザに割り当てられた帯域の合計が、最大でも非保証型契約帯域を超えることはない。
一度ユーザに割り当てられた帯域は、ユーザが明示的に帯域解放を指示しない限り、他のユーザに割り当てることはできない。これは、全てのサービスクラスに共通であり、DSTEでは、全てのサービスクラスのHolding PriorityをSetup Priorityと同じにするか、より高くすることに相当する。
保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域は、事前の契約などにもとづきユーザDB502へ設定される。ユーザDB502へ保証型ユーザ契約帯域、統計的保証型ユーザ契約帯域が設定されると、これによってリンクリソースDB501への各サービスクラスの契約帯域の設定が可能となる。
リンクリソースDB501への各サービスクラスの契約帯域の設定は以下のように行われる。リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501へ保証型契約帯域として、ユーザDB502に設定された各ユーザの保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、統計的保証型契約帯域として、ユーザDB502に設定された各ユーザの統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のP%(Pは100より小さい正値)の値を設定する。Pは「保証度合い」を示す係数である。また、リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501へ非保証型契約帯域として、該リンクのリンク帯域から、該リンクの保証型契約帯域と統計的保証型契約帯域の合計を引いた値を設定する。非保証型契約帯域については、名称はこのようになっているが、このサービスクラスを利用するユーザに契約帯域は存在せず、単に余りの帯域が割り当てられることとなる。
ユーザDB502に、各ユーザの利用帯域が設定されている場合、リンクリソースDB501の各サービスクラス別の帯域は、ユーザDB502の各ユーザの利用帯域をサービスクラス別に分類した帯域の和となる。
<リンクリソース管理手段>
リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501へリンク情報を設定する。特に、リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501の保証型利用可能帯域として、リンクリソースDB501に設定された該リンクの保証型契約帯域から、リンクリソースDB501に設定された該リンクの保証型利用帯域を引いた値を設定する。
リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501の統計的保証型利用可能帯域として、リンクリソースDB501に設定された該リンクの統計的保証型契約帯域と非保証型契約帯域の合計から、リンクリソースDB501に設定された該リンクの統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた値Aと、ユーザDB502の該リンクについての各ユーザの統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、リンクリソースDB501に設定された該リンクの統計的保証型利用帯域を引いた値Bとを比較して、小さい値を設定する。
なお、値Aは、保証型契約帯域を除いて、統計的保証型利用可能帯域もしくは非保証型利用可能帯域として利用可能な残りの帯域であり、値Bは、保証型契約帯域を除いて、統計的保証型ユーザ利用可能帯域として、契約上、各ユーザに余っている帯域の合計である。
リンクリソース管理手段504は、リンクリソースDB501の非保証型利用可能帯域として、リンクリソースDB501の該リンクにおける非保証型契約帯域から非保証型利用帯域を引いた値Cと、前記した値Aとを比較して、小さい値を設定する。
なお、値Cは、保証型サービスクラスおよび統計的保証型サービスクラスに関する契約に反しない範囲で、非保証型サービスクラスが利用できる帯域の最大値である。
<ユーザ管理手段>
ユーザ管理手段505は、ユーザDB502へユーザ毎のリンク情報を設定する。特に、ユーザ管理手段505は、ユーザDB502の該リンクの保証型ユーザ利用可能帯域として、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの保証型ユーザ契約帯域から保証型ユーザ利用帯域を引いた値を設定する。
ユーザ管理手段505は、ユーザDB502の各リンクの統計的保証型ユーザ利用可能帯域として、リンクリソースDB501の該リンクの統計的保証型利用可能帯域Dと、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ契約帯域から統計的保証型ユーザ利用帯域を引いた値Eとを比較して、小さい値を設定する。
以上により、各ユーザの各リンクにおいて、保証型サービスクラスおよび統計的保証型サービスクラスとして利用可能な帯域を算出でき、これを各ユーザに通知することが可能となる。
<パス管理手段>
パス管理手段506は、新たにパスが設定された場合には、パスDB503にパス情報を追記し、パスが削除された場合には、パスDB503からパス情報を削除するものである。
<パス設定要求処理手段>
パス設定要求処理手段507は、ユーザからのパス設定要求を処理する。パス設定要求には、ユーザID、要求帯域、パス始点、パス終点、要求サービスクラスが含まれている。また、経由リンクIDリストは、それが含まれている場合と含まれていない場合がある。
まず、パス設定要求に経由リンクIDリストが含まれている場合について説明する。
ユーザが要求するパスのサービスクラスが保証型または統計的保証型の場合、パス設定要求処理手段507は、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、ユーザDB502に設定された、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの該要求サービスクラスのユーザ利用可能帯域が、要求帯域以上であるかの確認を行う。経由リンクIDリストに含まれる全てのリンクが、要求帯域以上である場合、パス設定手段508に、パスの設定を依頼する。
要求サービスクラスが非保証型の場合、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、リンクリソースDB501に設定された非保証型利用可能帯域が、要求帯域以上であるかの確認を行う。経由リンクIDリストに含まれる全てのリンクが、要求帯域以上である場合、パス設定手段508に、パスの設定を依頼する。
パスの設定依頼と同時に、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの該要求サービスクラスのユーザ利用帯域と、リンクリソースDB501の該リンクの該要求サービスクラスの利用帯域を、要求帯域分だけ加算する。
ただし、パスの設定が可能でない場合には、パス設定要求処理手段507は、パス設定が不可能である旨をユーザに通知する。
次に、パス設定要求に経由リンクIDリストが含まれていない場合について説明する。
ユーザが要求するパスのサービスクラスが保証型もしくは統計的保証型の場合、パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502に設定されたユーザ毎での、保証型もしくは統計的保証型のサービスクラスのユーザ利用可能帯域が、要求帯域以上の帯域であるリンクを利用して、パス設定要求に含まれているパスの始点から終点の間に、パスを設定することができるか否かの判断を行う。このとき、経由リンクIDリストを求める方法には、Dijkstra法などの既存の方法を利用することができる。パス設定が可能な場合、経由リンクIDリストとともにパスの設定を、パス設定手段508に依頼する。
要求サービスクラスが非保証型の場合、リンクリソースDB501の非保証型利用可能帯域が、要求帯域以上のリンクを利用して、パスの設定要求に含まれているパスの始点から終点まで間に、パスを設定できるか否かの判断を行う。このとき、経由リンクIDリストを求める方法に、Dijkstra法など既存の方法を利用することができる。パス設定が可能な場合、経由リンクIDリストとともにパスの設定を、パス設定手段508に依頼する。
パスの設定依頼と同時に、求められた経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、ユーザDB502該ユーザの該リンクの該要求サービスクラスのユーザ利用帯域と、リンクリソースDB501の該リンクの該要求サービスクラスの利用帯域を、要求する帯域分だけ加算する。
ただし、パス設定が可能ではない場合には、パス設定要求処理手段507は、パスの設定が不可能である旨をユーザに通知する。
<パス設定手段>
パス設定手段508は、パス設定要求処理手段507からのパスの設定要求にもとづき、経由リンクIDリストに記載されているリンクにパス設定を行い、帯域を確保するものである。なお、パスの設定要求は、ユーザによる要求ではなく、オペレータからの指示であってもよい。
<パス削除要求処理手段>
パス削除要求処理手段509は、ユーザからのパスの削除要求を処理する。パスの削除要求には、ユーザID、パスIDが含まれている。パス削除要求処理手段509は、パスDB503より該当するパスを抜き出し、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの該要求サービスクラスの利用帯域を、該パスの帯域分だけ減少させるとともに、リンクリソースDB501の該リンクの利用帯域を、該パスの帯域分だけ減少させる。同時に、パス削除手段510に、パスの削除を依頼する。
<パス削除手段>
パス削除手段510は、パス削除要求処理手段509からのパスの削除要求にもとづき、経由リンクIDリストに記載されているリンクからパスの削除を行い、帯域を解放するものである。なお、パスの削除要求は、ユーザによる要求ではなく、オペレータからの指示であってもよい。
≪ユーザ・リソース管理装置の動作≫
次に、ユーザ・リソース管理装置が帯域を確保しパスを設定する動作と、パスを削除し帯域を解放する動作について説明する。
帯域の確保とパスの設定は、ユーザからのパス設定要求を契機として行われ、パスの削除と帯域の解放は、ユーザからのパス削除要求を契機として行われる。以下、パス設定要求時にサービスクラスを指定する場合と、パス設定要求時にサービスクラスを指定しない場合に分けて、パス設定とパス解放の動作を説明する。なお、説明では、適宜、図2を参照する。
<パス設定要求時にサービスクラスを指定する場合>
図4は、ユーザがパス設定要求時にサービスクラスを指定する場合のパス設定の処理を示すフローチャートである。まず、初期設定で、ユーザDB502対して、各ユーザについてリンク毎に設定されたサービスクラスのユーザ契約帯域を設定し、リンクリソースDB501に対して、各リンクのリンク帯域、各サービスクラスの契約帯域を設定する(ステップS100)。リンクリソース管理手段504が、リンクリソースDB501に対して、各リンクの各サービスクラスの利用可能帯域を設定する(ステップS101)。ユーザ管理手段505が、ユーザDB502に対して、各ユーザについてリンク毎に設定されたサービスクラスのユーザ利用可能帯域を設定する(ステップS102)。
次に、パス設定要求の有無の判断を行い(ステップS103)、パス設定要求があった場合(ステップS103のYes)には、パス設定要求処理手段507が、パスの設定が可能であるか否かの判断を行う(ステップS104)。パス設定要求が無い場合(ステップS103のNo)には、パス設定要求が発生するまで待つ。パスの設定が可能な場合(ステップS104のYes)には、パス設定要求処理手段507が、リンクリソースDB501、ユーザDB502を更新すると同時に、パス設定手段508に、パスの設定を要求する(ステップS105)。パス設定が不可能な場合(ステップS104のNo)には、ユーザに対してパス設定が不可能な旨を通知する(ステップS106)。要求を受けたパス設定手段508は、パスの設定を行い(ステップS107)、その後、パス管理手段506が、パス情報を更新する(ステップS108)。
リンクリソースDB501、ユーザDB502の更新時に、リンクリソース管理手段504が各サービスクラスの利用可能帯域を更新する(ステップS109)。ユーザ管理手段505が、各サービスクラスのユーザ利用可能帯域を更新する(ステップS110)。
図5は、ユーザがパス設定要求時にサービスクラスを指定する場合のパス削除の処理を示すフローチャートである。まず、初期設定で、ユーザDB502対して、各ユーザについてリンク毎に設定されたサービスクラスのユーザ契約帯域を設定し、リンクリソースDB501に対して、各リンクのリンク帯域、各サービスクラスの契約帯域を設定する(ステップS200)。リンクリソース管理手段504が、リンクリソースDB501に対して、各リンクの各サービスクラスの利用可能帯域を設定する(ステップS201)。ユーザ管理手段505により、ユーザDB502に対して、各ユーザについてリンク毎に設定されたサービスクラスのユーザ利用可能帯域を設定する(ステップS202)。
次に、パス削除要求の有無の判断を行い(ステップS203)、パス削除要求があった場合(ステップS203のYes)には、パス削除要求処理手段509が、リンクリソースDB501、ユーザDB502を更新すると同時に、パス削除手段510に、パスの削除を要求する(ステップS204)。パス削除要求が無い場合(ステップS203のNo)には、パス削除要求が発生するまで待つ。要求を受けたパス削除手段510は、パスの削除を行い(ステップS205)、その後、パス管理手段506が、パス情報を更新する(ステップS206)。
リンクリソースDB501、ユーザDB502の更新時に、リンクリソース管理手段504が各サービスクラスの利用可能帯域を更新する(ステップS207)。ユーザ管理手段505が、各サービスクラスのユーザ利用可能帯域を更新する(ステップS208)。
<パス設定要求時にサービスクラスを指定しない場合>
この場合は、リンク毎に、ユーザの契約帯域と利用帯域の関係に基づき、サービスクラスが選択され、その上で帯域が確保または解放され、パスを単位としたサービスクラスの概念はない。すなわち、パスDB503には、サービスクラスがない。また、パス設定要求処理手段507は、各リンクにおいて、どのサービスクラスの契約帯域を利用して、パスに帯域を割り当てるか判断する。
ここで、パス設定要求処理手段507は、保証型、統計的保証型、非保証型の順番に、利用契約帯域があるかどうかを判断して、選択サービスクラスを決定する。さらに、パス削除要求処理手段509は、パス削除時において、各リンクにおいて、非保証型、統計的保証型、保証型の順番に、利用帯域を減少させる。
<パス設定要求処理手段>
次に、パス設定の処理の中で行うパス設定要求処理手段507の処理について、さらに詳しく説明する。図6、7、8は、パス設定要求処理手段507の処理を示すフローチャートである。まず、図6に示すフローチャートにおいて、パス設定要求に経由リンクIDリストが含まれているか否かを判断する(ステップS300)。
<パス設定要求に経由リンクIDリストが含まれている場合>
パス設定要求に経由リンクIDリストが含まれている場合、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、要求帯域に達するまで、保証型ユーザ利用可能帯域を割り当て、さらに、不足している場合は、統計的保証型ユーザ利用可能帯域を割り当て、さらに、不足している場合は、非保証型利用可能帯域を割り当てる。経由リンクIDリストに含まれる全リンクについて、要求帯域を割り当てることができた場合、パス設定手段508に、パス設定を依頼する。一方、どれか一つのリンクで要求帯域を割り当てることができなかった場合、パス設定が不可能である旨をカスタマに通知する。
この処理を図7のフローチャートを用いて具体的に説明する。パス設定要求処理手段507は、経由リンクIDリストから、先頭に記載されたリンクを取り出す(ステップS400)。またパスの設定要求時に要求された帯域を設定し、その帯域をXとする(ステップS401)。
パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの保証型ユーザ利用帯域が、X以上であるか否かを判定する(ステップS402)。X以上である場合(ステップS402のYesの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの保証型ユーザ利用帯域をX増加し、リンクリソースDB501の該リンクの保証型利用帯域をX増加する(ステップS403)(ステップS412へ進む)。X以上でない場合(ステップS402のNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの保証型ユーザ利用帯域をYとした場合、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの保証型ユーザ利用帯域をY増加し、リンクリソースDB501の該リンクの保証型利用帯域をY増加し、XをY減少する(ステップS404)。
パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用可能帯域が、X以上であるか否かを判定する(ステップS405)。X以上である場合(ステップS405のYesの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域をX増加し、リンクリソースDB501の該リンクの統計的保証型利用帯域をX増加する(ステップS406)(ステップS412へ進む)。X以上でない場合(ステップS405のNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用可能帯域をZとした場合、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域をZ増加し、リンクリソースDB501の該リンクの統計的保証型利用帯域をZ増加し、XをZ減少する(ステップS407)。
パス設定要求処理手段507は、リンクリソースDB501の該リンクの非保証型利用可能帯域がX以上であるか否かを判定する(ステップS408)。X以上である場合(ステップS408のYesの場合)、ユーザDB502の該リンクの非保証型ユーザ利用可能帯域をX増加し、リンクリソースDB501の該リンクの非保証型利用可能帯域をX増加する(ステップS409)(ステップS412へ進む)。X以上でない場合(ステップS408のNoの場合)、全リンクについてユーザDB502の利用帯域と、リンクリソースDB501の利用帯域を元に戻す(ステップS410)。その後、パスの設定が不可能であることをユーザに通知する(ステップS411)。[終了]
また、ステップS403,ステップS406,ステップS409を実行した後、経由リンクIDリストの全リンクを確認したか否かの判定を行い(ステップS412)、全リンクを確認していない場合(ステップS412のNoの場合)、経由リンクIDリストから次のリストを取り出してステップ401へ戻る(ステップS413)。全リンクを確認した場合(ステップS412のYesの場合)、パス設定手段508にパスの設定を依頼する(ステップS414)。[終了]
<パス設定要求に、経由リンクIDリストが含まれていない場合>
パス設定要求に、経由リンクIDリストが含まれていない場合、パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの、保証型ユーザ利用可能帯域が、要求帯域と同じもしくは大きいリンクを利用して、パス設定が可能かどうかの判断を行う。
可能な場合は、経由リンクIDリストを設定し、各リンクの選択サービスクラスを決定し、各リンクについて、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの選択サービスクラスの利用帯域、および、リンクリソースDB501の該リンクの選択サービスクラスの利用帯域を、要求帯域だけ増加させる。
不可能な場合は、ユーザDB502の該ユーザの、保証型ユーザ利用可能帯域と統計的保証型ユーザ利用可能帯域の合計が、要求帯域と同じもしくは大きいリンクを利用して、パス設定が可能かどうかの判断を行う。
可能な場合は、経由リンクIDリストを設定し、各リンクの選択サービスクラスを決定し、各リンクについて、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの選択サービスクラスの利用帯域、および、リンクリソースDB501の該リンクの選択サービスクラスの利用帯域を、要求帯域だけ増加させる。
不可能な場合は、ユーザDB502の該ユーザの、保証型ユーザ利用可能帯域と統計的ユーザ保証型利用可能帯域とリンクリソースDB501の非保証型利用可能帯域の合計が、要求帯域と同じもしくは大きいリンクを利用して、パス設定が可能か否かの判断を行う。
可能な場合は、経由リンクリストIDを設定し、各リンクの選択サービスクラスを決定し、各リンクについて、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの選択サービスクラスの利用帯域、および、リンクリソースDB501の該リンクの選択サービスクラスの利用帯域を、要求帯域だけ増加させる。
不可能な場合は、パス設定が不可能である旨をユーザに通知する。
この処理を図8のフローチャートを用いて具体的に説明する。図6に記載のステップS300を実行した後、パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの保証型ユーザ利用可能帯域が、要求帯域以上のリンクを利用してパスを設定することが可能か否かを判定する(ステップS500)。
可能な場合(ステップS500でYesの場合)、経由リンクIDリストを設定する(ステップS501)。その後、図7のステップS400へ進む。可能でない場合(ステップS500でNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型ユーザ利用可能帯域との合計が、要求帯域以上のリンクを利用してパスの設定が可能か否かを判定する(ステップS502)。
可能な場合(ステップS502でYesの場合)、経由リンクIDリストを設定する(ステップS503)。その後、図7のステップS400へ進む。可能でない場合(ステップS502でNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型ユーザ利用可能帯域との合計と、リンクリソースDB501の非保証型利用可能帯域の合計が、要求帯域以上のリンクを利用してパスを設定することが可能か否かを判定する(ステップS504)。
可能な場合(ステップS504でYesの場合)、経由リンクIDリストを設定する(ステップS505)。その後、図7のステップS400へ進む。可能でない場合(ステップS504でNoの場合)、パスの設定が不可能であることをユーザに通知する(ステップS506)。[終了]
<パス削除要求処理手段>
次に、パス削除の処理の中で行うパス削除要求処理手段509の処理について、詳しく説明する。
パス削除要求には、ユーザID、パスIDが含まれている。パス削除要求処理手段509は、パスDB503より該当するパスを抜き出し、経由リンクIDリストに含まれる各リンクについて、非保証型、統計的保証型、保証型の順番で、該パスの帯域に相当する分だけ、利用帯域を減少させる。
この処理を図9のフローチャートを用いて具体的に説明する。パス削除要求処理手段509は、経由リンクIDリストから、先頭に記載されたリンクを取り出す(ステップS600)。またパスDB503の帯域を設定し、その帯域をXとする(ステップS601)。
パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの非保証型ユーザ利用帯域が、X以上であるか否かを判定する(ステップS602)。X以上である場合(ステップS602のYesの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの非保証型ユーザ利用帯域をX減少し、リンクリソースDB501の該リンクの非保証型利用帯域をX減少する(ステップS603)(ステップS609へ進む)。X以上でない場合(ステップS602のNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの非保証型ユーザ利用帯域をYとした場合、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの非保証型ユーザ利用帯域を0とし、リンクリソースDB501の該リンクの非保証型利用帯域をY減少し、XをY減少する(ステップS604)。
パス設定要求処理手段507は、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域が、X以上であるか否かを判定する(ステップS605)。X以上である場合(ステップS605のYesの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域をX減少し、リンクリソースDB501の該リンクの統計的保証型利用帯域をX減少する(ステップS606)(ステップS609へ進む)。X以上でない場合(ステップS605のNoの場合)、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域をZとした場合、ユーザDB502の該ユーザの該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域を0とし、リンクリソースDB501の該リンクの統計的保証型利用帯域をZ減少し、XをZ減少する(ステップS607)。また、ユーザDB502の該リンクの保証型ユーザ利用帯域をX減少し、リンクリソースDB501の該リンクの保証型利用帯域をX減少する(ステップS608)。
その後、経由リンクIDリストの全リンクを確認したか否かの判定を行い(ステップS609)、全リンクを確認していない場合(ステップS609のNoの場合)、経由リンクIDリストから次のリストを取り出してステップ601へ戻る(ステップS610)。全リンクを確認した場合(ステップS609のYesの場合)、パス削除手段510にパスの削除を依頼する(ステップS611)。[終了]
以上、第1の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置の動作について説明した。
これにより、ユーザ・リソース管理装置は、各サービスクラスに帯域を配分するとともに、各ユーザに対してリンク毎に各サービスクラスでの帯域を配分することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態においては、ユーザDBのリンクと、リンクリソースDB501のリンクは同一であり、そのリンク毎に帯域を確保してパスを設定し、パスにユーザ契約帯域を確保した。しかし、実際の契約では、リンクの連結である仮想リンクを単位として、保証型ユーザ契約帯域、統計的保証型ユーザ契約帯域を設定することが考えられる。そこで、本実施形態においては、リンクの連結である仮想リンクを単位として、パス設定とパス解除を説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置の構成図であり、第1の実施形態に係る図2に仮想リンクDB603と仮想リンク管理手段606を加えたものである。
<仮想リンクDB>
仮想リンクDB603は、仮想リンクに関する各種情報を格納している。「仮想リンクID」は、想リンクを一意に識別する情報である。「対応リンクIDリスト」は、仮想リンクに対応するリンクIDのリストである。図1の例では、仮想リンクとして、ネットワーク装置3a−ネットワーク装置3cが設定された場合、対応リンクIDリストは、<ネットワーク装置3a−ネットワーク装置3b間リンクのリンクID、ネットワーク装置3b−ネットワーク装置3c間リンクのリンクID>が設定される。
<仮想リンク管理手段>
仮想リンク管理手段606は、仮想リンクDB603の各種情報を設定すると同時に、仮想リンクDB603の各種情報を利用して、ユーザDB502の各種情報を設定する。具体的には、仮想リンクDB603の対応リンクIDリストに含まれる各リンクに対して、ユーザDB502の該リンクの保証型ユーザ契約帯域を、仮想リンクDB603の保証型ユーザ契約帯域に、ユーザDB502の該リンクの統計的保証型ユーザ契約帯域を、仮想リンクDB603の統計的保証型ユーザ契約帯域に設定する。なお、複数の仮想リンクが同一の対応リンクを利用している場合、ユーザDB502のユーザ契約帯域は、対応リンクを利用している仮想リンクの、ユーザ契約帯域の合計とする。
また、仮想リンク管理手段606は、仮想リンクDB603の対応リンクIDリストに含まれる各リンクに対して、ユーザDB502の該リンクの保証型ユーザ利用帯域を、仮想リンクDB603の保証型ユーザ利用帯域に、該ユーザDB502の該リンクの統計的保証型ユーザ利用帯域を、仮想リンクDB603の統計的保証型ユーザ利用帯域に設定する。なお、複数の仮想リンクが同一の対応リンクを利用している場合、ユーザDB502のユーザ利用帯域は、対応リンクを利用している仮想リンクの、ユーザ利用帯域の合計とする。
仮想リンク管理手段606は、仮想リンクDB603の保証型ユーザ利用可能帯域に、仮想リンクDB603の保証型ユーザ契約帯域から保証型ユーザ利用帯域を引いた値を設定する。
仮想リンク管理手段606は、仮想リンクDB603の統計的保証型ユーザ利用可能帯域を、対応リンクIDに含まれる全てのリンクに対して、ユーザDB502の該リンクの統計的保証型ユーザ利用可能帯域の最小値Aと、仮想リンクDB603の該仮想リンクの、統計的保証型ユーザ契約帯域から統計的保証型ユーザ利用帯域を引いた値Bを仕較し、AとBのうち小さい値を設定する。
ユーザ・リソース管理装置を構成する他のデータベースと手段は、第1の実施形態において、ユーザ・リソース管理装置を構成していたデータベース及び手段と同じである。
以上のような構成のユーザ・リソース管理装置に、第1の実施形態と同じ動作を実行させる。
以上、第2の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置の動作について説明した。
これにより、ユーザ・リソース管理装置は、各サービスクラスに帯域を配分するとともに、各ユーザに対して仮想リンク毎に各サービスクラスでの帯域を配分することが可能となる。
本発明の実施形態に係るネットワークリソースの設定装置を含むネットワークの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置の構成を示す図である。 各サービスクラスの契約帯域と、各サービスクラスでのユーザ契約帯域の関係を示す図である。 ユーザがパス設定要求時にサービスクラスを指定する場合のパス設定の処理を示すフローチャートである。 ユーザがパス設定要求時にサービスクラスを指定する場合のパス削除の処理を示すフローチャートである。 パス設定要求処理手段の経由リンクIDリストが含まれているか否かを判断する処理を示すフローチャートである。 パス設定要求処理手段の経由リンクIDリストが含まれている場合の処理を示すフローチャートである。 パス設定要求処理手段の経由リンクIDリストが含まれていない場合の処理を示すフローチャートである。 パス削除要求処理手段の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るユーザ・リソース管理装置の構成図である。
符号の説明
1a ユーザ装置
1b ユーザ装置
1c ユーザ装置
2a ユーザ装置
2b ユーザ装置
2c ユーザ装置
3a ネットワーク装置
3b ネットワーク装置
3c ネットワーク装置
3d ネットワーク装置
4 リンク
5 ユーザ・リソース管理装置(ネットワークリソースの設定装置、削除装置)
501 リンクリソースデータベース(DB)
502 ユーザデータベース(DB)
503 パスデータベース(DB)
504 リンクリソース管理手段
505 ユーザ管理手段
506 パス管理手段
507 パス設定要求処理手段
508 パス設定手段
509 パス削除要求処理手段
510 パス削除手段
603 仮想リンクデータベース(DB)
606 仮想リンク管理手段

Claims (16)

  1. 保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスに、ユーザ毎に利用できる帯域を確保し、ユーザ装置間にパスを設定するネットワークリソースの設定方法であって、
    前記パスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースにデータを設定するリンクリソース管理手段が、前記リンクリソースデータベースに、前記保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、前記統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、前記非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定する手順と、
    前記ユーザ毎に前記リンクの情報を管理するユーザデータベースにデータを設定するユーザ管理手段が、前記ユーザデータベースに、前記保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、前記統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、前記非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する手順と、
    前記パスの設定と帯域の確保の要求を処理するパス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信し、前記複数のユーザ装置間に前記指定されたサービスクラスにおける前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、前記パスの設定と帯域の確保を行うパス設定手段に、前記指定された複数のユーザ装置間に前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定とユーザ装置毎の前記帯域の確保を要求し、可能でない場合、ユーザ装置を介してユーザに対して前記パスの設定と帯域の確保が不可能なことを通知する手順と、
    前記パス設定手段が、前記指定された複数のユーザ装置間に前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスを設定しユーザ装置毎の前記帯域を確保する手順と、
    前記パスの情報を管理するパス管理手段が、設定されたパスの情報をパスデータベースに設定または更新設定する手順とを実行し、
    前記ユーザ管理手段は、
    前記ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、前記ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、
    前記リンクリソース管理手段は、
    保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、
    前記保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、
    統計的保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、
    前記統計的保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、前記ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、
    前記非保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    リンク帯域から前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域と前記統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、
    前記非保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域と前記非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記非保証型契約帯域から前記非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することを特徴とするネットワークリソースの設定方法。
  2. 前記ユーザ管理手段は、
    各ユーザ装置の前記保証型ユーザ利用可能帯域として、前記ユーザデータベースに設定されている各ユーザ装置の前記保証型ユーザ契約帯域から保証型ユーザ利用帯域を引いた値を設定し、
    各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用可能帯域と、前記ユーザデータベースに設定されている各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ契約帯域から前記統計的保証型ユーザ利用帯域を引いた値とを比較し、いずれか小さい値を設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のネットワークリソースの設定方法。
  3. 前記パスの設定が可能か否かの判定は、
    所定のサービスクラスの利用可能帯域が、パスの設定要求時に要求した帯域以上であるか否かにより行われること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークリソースの設定方法。
  4. 前記パス設定要求処理手段が、
    それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と要求する帯域とを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    前記パス設定要求処理手段は、リンク毎に、保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスの順で前記要求帯域を確保できるかどうか検査し、
    確保できる場合、パス設定手段に対して、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定を要求し、
    前記パス設定手段は、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスを設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のネットワークリソースの設定方法。
  5. 保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスに、ユーザ毎に利用できる帯域を確保し、ユーザ装置間にパスを設定するネットワークリソースの設定方法であって、
    前記パスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースにデータを設定するリンクリソース管理手段が、前記リンクリソースデータベースに、前記保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、前記統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、前記非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定する手順と、
    前記ユーザ毎に前記リンクの情報を管理するユーザデータベースにデータを設定するユーザ管理手段が、前記ユーザデータベースに、前記保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、前記統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、前記非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する手順と、
    リンクの結合である仮想リンクの情報を管理する仮想リンクデータベースにデータを設定する仮想リンク管理手段が、対応リンクIDリストに記載された各リンク毎に、前記保証型ユーザ契約帯域と、前記統計的保証型ユーザ契約帯域と、前記保証型ユーザ利用帯域と、前記統計的保証型ユーザ利用帯域と、前記保証型ユーザ利用可能帯域と、前記統計的保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する手順と、
    前記パスの設定要求を処理するパス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信し、前記複数のユーザ装置間に前記指定されたサービスクラスにおける前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、前記パスの設定を行うパス設定手段に、前記複数のユーザ装置間に前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対して前記パスの設定が不可能なことを通知する手順と、
    前記パス設定手段が、前記複数のユーザ装置間に前記要求する帯域でのユーザ毎の前記パスを設定する手順と、
    前記パスの情報を管理するパス管理手段が、設定されたパスの情報をパスデータベースに設定する手順とを実行し、
    前記ユーザ管理手段は、
    前記ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、前記ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、
    前記リンクリソース管理手段は、
    保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、
    前記保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、
    統計的保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、
    前記統計的保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、前記ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、
    前記非保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    リンク帯域から前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域と前記統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、
    前記非保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域と前記非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記非保証型契約帯域から前記非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することを特徴とするネットワークリソースの設定方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のネットワークリソースの設定方法により前記複数のユーザ装置間に設定されたパスを削除するネットワークリソースの削除方法であって、
    パス設定時に、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    パス設定時において、パス設定要求処理手段において、パスを設定すべきユーザ装置間と帯域の要求に加え、所定のサービスクラスの指定と帯域の要求を伴う場合、
    パスの削除と帯域の開放の要求を処理するパス削除要求処理手段が、パスの削除と帯域の開放を行うパス削除手段に、前記ユーザ装置間でのユーザ毎の前記パスの削除とユーザ装置毎の前記帯域の開放を要求する手順と、
    前記パス削除手段が、前記ユーザ装置間でのユーザ毎の前記パスを削除し、ユーザ装置毎の前記帯域を開放する手順と
    パスの情報を管理するパス管理手段が、削除されたパスの情報をパスデータベースから削除または更新する手順と
    を実行することを特徴とするネットワークリソースの削除方法。
  7. 前記パス削除要求処理手段は、
    前記パス設定要求処理手段が、パス設定時において、パスを設定すべきユーザ装置間と帯域の要求は伴うが、所定のサービスクラスの指定と帯域の要求を伴わない場合、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域とを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    リンク毎に、非保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、保証型サービスクラスの順で帯域を開放した後、前記パス削除手段に対して、帯域を開放したリンクが構成しているパスの削除を要求し、
    パス削除手段は、
    帯域を開放したリンクが構成しているパスを削除すること
    を特徴とする請求項に記載のネットワークリソースの削除方法。
  8. 保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスに、ユーザ毎に利用できる帯域を確保し、ユーザ装置間にパスを設定するネットワークリソースの設定装置であって、
    前記パスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定するリンクリソース管理手段と、
    前記ユーザ毎に前記リンクの情報を管理するユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定するユーザ管理手段と、
    それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信し、前記複数のユーザ装置間に前記指定されたサービスクラスにおける前記要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、前記複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知するパス設定要求処理手段と、
    前記複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎の前記パスを設定するパス設定手段と、
    設定されたパスの情報をパスデータベースに記入するパス管理手段とを備え、
    前記ユーザ管理手段は、
    前記ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、前記ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、
    前記リンクリソース管理手段は、
    保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、
    前記保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、
    統計的保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、
    前記統計的保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、前記ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、
    前記非保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    リンク帯域から前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域と前記統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、
    前記非保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域と前記非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記非保証型契約帯域から前記非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することを特徴とするネットワークリソースの設定装置。
  9. 前記パス設定要求処理手段が、
    それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と要求する帯域とを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    前記パス設定要求処理手段は、リンク毎に、保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスの順で前記要求帯域を確保できるかどうか検査し、確保できる場合、パス設定手段に対して、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスの設定を要求し、
    前記パス設定手段は、帯域を確保した全てのリンクを用いたパスを設定すること
    を特徴とする請求項に記載のネットワークリソースの設定装置。
  10. 保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、非保証型サービスクラスに、ユーザ毎に利用できる帯域を確保し、ユーザ装置間にパスを設定するネットワークリソースの設定装置であって、
    前記パスを構成しうるリンクの情報を管理するリンクリソースデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができる保証型利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができる統計的保証型利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができる非保証型利用可能帯域とを設定するリンクリソース管理手段と、
    前記ユーザ毎に前記リンクの情報を管理するユーザデータベースに、保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の保証型ユーザ利用可能帯域と、統計的保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の統計的保証型ユーザ利用可能帯域と、非保証型サービスクラスとして利用することができるユーザ毎の非保証型ユーザ利用可能帯域とを設定するユーザ管理手段と、
    リンクの結合である仮想リンクの情報を管理する仮想リンクデータベースに、対応リンクIDリストに記載された各リンク毎に、前記保証型ユーザ契約帯域と、前記統計的保証型ユーザ契約帯域と、前記保証型ユーザ利用帯域と、前記統計的保証型ユーザ利用帯域と、前記保証型ユーザ利用可能帯域と、前記統計的保証型ユーザ利用可能帯域とを設定する仮想リンク管理手段と、
    それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信し、前記複数のユーザ装置間に前記指定されたサービスクラスにおける前記要求する帯域でのユーザ毎のパスの設定が可能か否かの判定を行い、可能な場合、パスの設定を行うパス設定手段に、前記複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎の前記パスの設定を要求し、可能でない場合、ユーザに対してパスの設定が不可能なことを通知するパス設定要求処理手段と、
    前記複数のユーザ装置間に要求する帯域でのユーザ毎の前記パスを設定するパス設定手段と、
    設定されたパスの情報をパスデータベースに記入するパス管理手段とを備え、
    前記ユーザ管理手段は、
    前記ユーザデータベースに、保証型ユーザ契約帯域と統計的保証型ユーザ契約帯域を、前記ユーザ装置間のパスを構成しうるリンク毎に、予め設定し、
    前記リンクリソース管理手段は、
    保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記保証型ユーザ契約帯域の合計を設定し、
    前記保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域から保証型利用帯域を引いた値をリンクリソースデータベースに設定し、
    統計的保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    前記ユーザデータベースに設定されている全ての前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計のうち所定の割合を設定し、
    前記統計的保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、統計的保証型利用帯域と非保証型利用帯域の合計を引いた第1の値と、前記ユーザデータベースの設定されている各ユーザ装置の前記統計的保証型ユーザ契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域を引いた第2の値とを比較し、いずれか小さい値を設定し、
    前記非保証型契約帯域として、前記リンクリソースデータベースに、
    リンク帯域から前記リンクリソースデータベースに設定されている前記保証型契約帯域と前記統計的保証型契約帯域との和を引いた値を設定し、
    前記非保証型利用可能帯域として、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型契約帯域と前記非保証型契約帯域の合計から、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記統計的保証型利用帯域と前記非保証型利用帯域の合計を引いた第3の値と、前記リンクリソースデータベースに設定されている前記非保証型契約帯域から前記非保証型利用帯域を引いた第4の値とを比較し、いずれか小さい値を設定することを特徴とするネットワークリソースの設定装置。
  11. ス設定時に、パス設定要求処理手段が、それらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域と、指定されたサービスクラスとを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    パスの削除を行うパス削除手段に、前記ユーザ装置間でのユーザ毎の前記パスの削除を要求するパス削除要求処理手段と、
    前記ユーザ装置間でのユーザ毎の前記パスを削除するパス削除手段と、
    削除されたパスの情報をパスデータベースから削除するパス管理手段と
    を備えることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のネットワークリソースの設定装置。
  12. 前記パス削除要求処理手段は、
    前記パス設定要求処理手段が、パス設定時にそれらの間にパスを設定する複数のユーザ装置と、要求する帯域とを伴う前記パスの設定要求を受信した場合、
    リンク毎に、非保証型サービスクラス、統計的保証型サービスクラス、保証型サービスクラスの順で帯域を開放した後、前記パス削除手段に対して、帯域を開放したリンクが構成しているパスの削除を要求し、
    前記パス削除手段は、帯域を開放したリンクが構成しているパスを削除すること
    を特徴とする請求項11に記載のネットワークリソースの設定装置。
  13. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のネットワークリソース設定方法をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークリソースの設定プログラム。
  14. 請求項または請求項に記載のネットワークリソース削除方法をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークリソースの削除プログラム。
  15. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のネットワークリソースの設定方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  16. 請求項または請求項に記載のネットワークリソースの削除方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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