JP4281669B2 - 部品チャック機構 - Google Patents

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本発明は、仮置き台上にクランプ保持された部品をチャックする部品チャック機構に関する。
従来の部品チャック機構1は、図4に示されるようにチャック本体2と、チャック部3と、駆動部4とからなり、仮置き台6上には部品5を保持クランプするクランプ具7と、クランプ具7を開閉するクランプ駆動具10が設けられていた。この場合には、図4(a)に示されるように部品5を仮置き台6上に保持クランプする位置と、図4(b)の部品5をアンクランプする位置とにクランプ具7を開閉するためのクランプ駆動具75が必要であり、しかもクランプ駆動具75の駆動を部品チャック機構1と同期して制御しなければならないという問題があった。
また、従来技術として、仮置き台6上に位置決め保持された部品5の場合は、図5に示されるように、チャックの向きが定まるため、部品5をクランプするクランプ具7を開放する開放ピン20を部品チャック機構1側に設けて、この開放ピン20によって、図5(a)に示されるクランプ位置と図5(b)に示されるアンクランプ位置とにクランプ具7を駆動するものものある(特許文献1参照)。
実開昭56−33135号公報
しかし上記従来技術では、位置決めされた部品5には適用できるが、任意の向きの部品5に対しては、チャックの向きが変化し、この開放ピン20でクランプ具7を開放することができないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、任意の方向を向いたクランプ具でクランプされた部品でも、簡単な構造で確実にクランプ開放でき、部品を確実にチャックすることができる部品チャック機構を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の部品チャック機構を提供する。
請求項1に記載の部品チャック機構は、チャック本体と、部品をチャックするチャック部と、このチャック部を駆動する駆動部とを備えていて、円筒形状のチャック本体の先端部外形とチャック部の外形とを、部品のアンチャック時に同一径となるように構成し、このアンチャック時のチャック本体の先端部外形とチャック部の外形とを利用して、クランプ具によって仮置き台上にクランプ保持されている部品をクランプ解除し、次いで、駆動部でチャック部を閉じる方向に移動して、クランプ解除された部品をチャックするようにしている。これにより、チャック方向の向きに関係なく、チャック本体の先端部外形又はチャック部の外形でクランプ具を確実に開放することができるようになり、部品を確実にチャックすることができる。
請求項2の部品チャック機構は、チャック部が部品を挟持して保持する一対の爪片を有しており、この一対の爪片が互いに閉じる方向と開く方向に直線的に移動可能であって、一対の爪片が開放位置にあるときの一対の爪片の外形の距離を、チャック本体の先端部外径と同じ長さになるように構成したものであり、請求項1の発明と同様の作用効果を有する。
以下、図面に従って本発明の実施の形態の部品チャック機構について説明する。図1は、本発明の実施の形態の部品チャック機構について説明する図であり、図2は、本発明の実施の形態の部品チャック機構におけるチャック部によるアンクランプ動作を説明する図であり、また図3は、図2の部品チャック機構を90度方向を変えたとき(又はクランプ具による部品のクランプ方向が90度変わっているとき)のチャック本体によるアンクランプ動作を説明する図である。部品チャック機構1は、架台となる案内部材10に沿って直線往復移動する移動体11に取り付けられている。移動体11は、上下方向に移動可能な昇降体13と、該昇降体13を上下方向に案内するガイド部材12と、該昇降体13に取り付けられた回転駆動部14及び該回転駆動部14によって回転する回転軸体15とを有しており、部品チャック機構1は、回転軸体15に固定されている。したがって、部品チャック機構1は、往復直線移動及び上下動可能であると共に回転可能でもある。
部品チャック機構1は、基本的にベースとなるチャック本体2と、部品5をチャックするチャック部3と、このチャック部3を駆動する駆動部4等から構成されている。チャック本体2は、一種のケーシングであり、円筒形状をしていてその内部に駆動部4が内蔵され、チャック部3が開閉自在に収められている。
駆動部4は、例えば、右螺旋及び左螺旋を刻設した回転螺旋体に移動部材である一対のナット体を螺合させ、モータで回転螺旋体を正・逆回転して、一対のナット体を互に反対方向に進退させるようにしてもよいし、又はシリンダ内に一対のピストン体と3つの流体室を設けて、一対のピストン体を流体圧によって互に反対方向に進退させることによって一対のピストン体にそれぞれ固定された移動部材を進退させるようにしてもよい。いずれにしても、駆動部4は、一対の移動部材41を有しており、この一対の移動部材41を互いに反対方向に移動させる公知の移動機構を適宜採用できるものである。
チャック部3は、一対の爪片31からなり、これらの爪片31がそれぞれ駆動部4の移動部材41に取り付けられている。したがって、チャック部3の一対の爪片31は、駆動部4の駆動によって、部品5を挟持してチャックする閉位置と、部品5のチャックを解除する開位置との間で互いに反対方向に直線的に往復移動する。チャック部3の外形は、チャック部3が開位置にあるとき(アンチャック時)、円筒形状のチャック本体2の外形(外径)と同一径Dとなるように構成されている。特に、チャック本体2のチャック部3と対応する部分である先端部の外形(外径)と、開位置にあるチャック部3の外形とが同一径Dとなることが必要である。このことは、開位置状態にある一対の爪片31の外形の距離が、チャック本体2の先端部の外形(外径)と同じ長さDであることを意味している。
また、チャック本体2の先端部先端及びチャック部3(爪片31)の先端は、面取り(傾斜面)2a,3aが施こされていて、後述する案内部によって、チャック本体2及びチャック部3が確実に案内されるようになっている。
符号6は、テーブル16上に載置された仮置き台6であり、部品5は一時的に仮置き台6上に仮置かれる。テーブル16上には仮置き台6に対応してクランプ具7が設けられている。クランプ具7は、部品5をクランプ位置へと押圧する押圧体71と、この押圧体71を常時クランプ方向へ付勢する弾性体のばね72と、押圧体71に取り付けられ、チャック本体2又はチャック部3を案内する案内部73とを含んでいる。この案内部73は、押圧体71に軸支された回転ローラである。案内部73によって、チャック本体2とチャック部3とは、部品チャック機構1の下降に従って部品5をチャックする位置へと確実に案内される。同時にチャック本体2又はチャック部3は、ばね72の付勢力に抗して押圧体71を部品5のアンクランプ位置へと移動させる。
符号17は、部品5を組み付ける被組付物8を載置している載置台である。部品5をチャック部3でチャックした部品チャック機構1は、案内部材10に沿って移動体11によって被組付物8の位置まで搬送され、ここで部品5はチャック部3によるチャックが解除され、被組付物8に組み付けられる。
上記構成よりなる本発明の部品チャック機構1の作動を図1〜3に基づいて説明する。まず、仮置き台6に部品5を置き、クランプ具7で部品5をクランプ保持する。この場合、クランプ具7の押圧体71は、ばね72によって常時クランプ方向に付勢されているので、部品5が仮置き台6に置かれると同時に、図2(a)及び図3(a)に示されるように部品5は押圧体71によって押圧され、仮置き台6上にクランプ保持されることになる。次に、部品チャック機構1を吊り下げ支持した移動体11によって、部品チャック機構1は案内部材10に沿って移動し仮置き台6上に位置決めされる。この状態で、部品チャック機構1は移動体11に設けられた昇降体13によって降下する。
このとき、部品チャック機構1は、チャック部3(爪片31)を開いた状態(開位置)にしてあり、図2(b)及び図3(b)に示すようにチャック本体2又はチャック部3がクランプ具7の案内部73を押して、押圧体71をばね72に抗して部品5のアンクランプ位置へと移動させ、クランプ具7を部品5のクランプ保持を解除(アンクランプ)する。
図2は、チャック部3(爪片31)が案内部73を押して、クランプ具7の押圧体71による部品5のクランプを解除する動作を示している。また、図3は、部品チャック機構1が90度回動して(又は、クランプ具7による部品5のクランプ方向が90度変わっている場合の)、チャック本体2が案内部73を押して、クランプ具7の押圧体71による部品5のクランプを解除する動作を示している。このように、本実施形態では、チャック本体2の先端部の外形とチャック部3の外形とが同一径(同一長さ)であるため、部品チャック機構1が回転して何れの方向を向いていても、確実にクランプ具7の案内部73を押して、クランプ具7を開いてクランプ解除を行うことができる。
このように、部品チャック機構1を降下させ、図2(b),3(b)に示されるように部品5をチャック部3に入れた状態で駆動部4を駆動してチャック部3(爪片31)を閉じて部品5を挟持してチャック保持する。この部品5をチャックした状態で部品チャック機構1を上昇することで、部品5を仮置き台6から上に取り出すことができる。取り出した部品5は、この状態で被組付物8の上に搬送され、次いで部品チャック機構1が下降し、チャック部3による部品5のチャックが解除されて、部品5が被組付物8にセットされる。部品5の組み付けが終了した部品チャック機構1は元の位置へと戻る。
以上説明したように、本発明では、チャック本体の先端部の外形とチャック部の外形とが部品のアンチャック(部品のチャック保持を解除した状態)時に同一径(同一長さ)Dになるように構成したことにより、任意の方向を向いたクランプ具でクランプされた部品でも、簡単な構造で確実に部品のクランプを開放でき、部品を確実にチャックすることができる。
本発明の実施の形態の部品チャック機構について説明する図である。 実施の形態の部品チャック機構におけるチャック部によるアンクランプ動作、(a)クランプ時と(b)アンクランプ時とを説明する図である。 実施の形態の部品チャック機構におけるチャック本体によるアンクランプ動作、(a)クランプ時と(b)アンクランプ時とを説明する図である。 従来の部品チャック機構での部品チャック時のクランプ駆動具によるアンクランプ動作、(a)クランプ時と(b)アンクランプ時とを説明する図である。 従来の部品チャック機構での部品チャック時の開放ピンによるアンクランプ動作、(a)クランプ時と(b)アンクランプ時とを説明する図である。
符号の説明
1 部品チャック機構
2 チャック本体
3 チャック部
31 爪片
4 駆動部
41 移動部材
5 部品
6 仮置き台
7 クランプ具
71 押圧体
72 ばね
73 案内部
8 被組付物
10 案内部材
11 移動体
13 昇降体
14 回転駆動部
15 回転軸体

Claims (2)

  1. ベースとなるチャック本体(2)と、部品(5)をチャックするチャック部(3)と、前記チャック部(3)を駆動する駆動部(4)とからなる部品チャック機構(1)において、
    前記チャック本体(2)が円筒形状をしていて、この円筒形状の前記チャック本体(2)の先端部外形と前記チャック部(3)の外形とが、部品(5)のアンチャック時に同一径Dとなるように構成されており、
    このアンチャック時の前記チャック部(3)の外形と前記チャック本体(2)の先端部外形とを利用して、クランプ具(7)によって仮置き台(6)上にクランプ保持されている部品(5)をクランプ解除し、次いで、前記駆動部(4)で前記チャック部(3)を閉じる方向に移動して、前記チャック部(3)でクランプ解除された部品(5)をチャックするようにしたことを特徴とする部品チャック機構。
  2. 前記チャック部(3)が、部品(5)を挟持して保持する一対の爪片(31)を有しており、前記一対の爪片(31)が互いに閉じる方向と開く方向に直線的に移動可能であって、前記一対の爪片(31)が開放位置にあるときの前記一対の爪片(31)の外形の距離が、前記チャック本体(2)の先端部外径と同じ長さDであることを特徴とする請求項1に記載の部品チャック機構。
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