JP4280311B2 - 画像処理複合装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の機能部により多様な処理を行う画像処理複合装置およびその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばディジタル複写機に、ファクシミリ機能やコンピュータインタフェース機能を実現するための機能ボードをセットし、多様な処理を可能としたものが知られている。この機能ボードには、該ボードにより実現するための機能を制御するためのファームウエアもしくはソフトウエアのプログラムデータなどが記憶されている。そして、機能アップや機能の変更を行いたい場合には、新たな機能ボードに差し換えるか、サービスマン等による操作で新たなプログラムデータの書き換え作業を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来例では、機能の追加や変更のために別のボードを用いるとコストに無駄を生じてしまうといった問題がある。
【0004】
また、機能を実現するためのプログラムデータを書き換える場合は、その都度サービスマンが出向く必要があり、非常に手間がかかってしまうといった問題が生じてしまう。
【0005】
また、プログラムデータを書き換えるべき装置が複数台ある場合はその手間が多大なものとなってしまう。
【0006】
また、プログラムデータを書き換える際、そのデータ量が大きかった場合は、書き換えを行っている最中は長時間装置を使用できないといった問題が生じてしまう。
【0007】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、機能の追加,変更を設定されたタイミングで効率的に行うことができる画像処理複合装置およびその制御方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明では、画像処理複合装置を次の(1)〜()のとおりに、その制御方法をつぎの(9)のとおりに構成する。
(1)複数の機能を実行可能な画像処理複合装置であって、
ネットワークを介して外部装置と接続するためのインターフェース手段と、
前記複数の機能の各々に対応するプログラムを実行する複数の処理手段と、
前記複数の処理手段が実行するプログラムを更新するタイミングを含む設定情報を前記複数の処理手段それぞれに対して設定する設定手段と、
前記設定手段が設定したタイミングに達した処理手段の更新用プログラムを前記インターフェース手段を介して前記外部装置から受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記更新用プログラムで、該当する処理手段が実行するプログラムを更新する更新手段と、を備えた画像処理複合装置。
(2)前記受信手段が受信したプログラムは、当該プログラムのバージョンを識別する識別データを有する前記(1)記載の画像処理複合装置。
(3)前記更新手段がプログラムを更新する場合に、前記受信手段が受信したプログラムに関連する処理手段による処理を停止する処理停止手段を有する前記(1)または(2)記載の画像処理複合装置。
(4)前記設定手段で設定した設定情報を記憶手段に記憶させる手段を有する前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の画像処理複合装置。
(5)前記設定手段で設定するタイミングは、日時に関わるものである前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の画像処理複合装置。
(6)前記設定手段で設定するタイミングは、動作状態に関わるものである前記(1)ないし(4)のいずれかに記載の画像処理複合装置。
(7)前記設定手段で設定した内容を出力する手段を有する前記(1)ないし(6)のいずれかに記載の画像処理複合装置。
(8)更に、画像データに基づく画像を用紙上に印刷する印刷手段を有し、
前記複数の処理手段の内の1つは前記印刷手段を用いて処理を実行する印刷機能に対応し、
前記印刷機能に対応する処理手段のプログラムの更新は、前記印刷手段の電源がOFFのときに行う、前記(1)ないし(7)のいずれかに記載の画像処理複合装置。
)ネットワークを介して外部装置と接続するためのインターフェース手段と複数の機能の各々に対応するプログラムを実行する複数の処理手段とを備え、前記複数の機能を実行可能な画像処理複合装置の制御方法であって、
前記複数の処理手段が実行するプログラムを更新するタイミングを含む設定情報を前記複数の処理手段それぞれに対して設定する設定工程と、
前記設定工程で設定したタイミングに達した処理手段の更新用プログラムを前記インターフェース手段を介して前記外部装置から受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した前記更新用プログラムで、該当する処理手段が実行するプログラムを更新する更新工程と、を備えた制御方法。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を“画像処理複合装置”の実施例をもとにして詳細に説明する。
【0032】
図1は、本発明の一実施例である“画像処理複合装置”の構成を示すブロック図である。リーダ部1は原稿の画像を読み取り、画像に応じたデータをプリンタ部2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2はリーダ部1及び画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1に接続されており、ファクシミリ部4,ファイル部5,ネットワーク・インタフェース部7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部9,コア部10などからなる。この画像入出力制御部3内の各部4,5,7,8,9及び10は、各機能を実現するために必要なパーツが各1枚のボードに備えられている。また、画像入出力制御部3を接続せずに、リーダ部1とプリンタ部2のみでもローカルなディジタル複写機として動作させることが可能である。
【0033】
ファクシミリ部4は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送し、又、コア部10から転送された画像データを圧縮し、圧縮された画像データを電話回線を介して送信する。ファクミリ部4にはハードディスク12が接続されており、受信した圧縮画像データを一時的に保存することができる。
【0034】
ファイル部5には光磁気ディスク・ドライブユニット6が接続されており、ファイル部5は、コア部10から転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスク・ドライブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶させる。又、ファイル部5は、コア部10を介して転送されたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送する。
【0035】
ネットワーク・インターフェイス部7は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)ケーブル13に接続されており、同じくLANケーブル13に接続されているパーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC/WS)11およびファイルサーバ14とコア部10との間のインターフェイスの役割をになう。
【0036】
フォーマッタ部8は、PC/WS11から転送された画像を表すコードデータをプリンタ部2で記録できる画像データに展開するものであり、イメージメモリ部9は、PC/WS11から転送されたデータを一時的に記憶するものである。
【0037】
コア部10については後述するが、コア部10は、リーダ部1,ファクシミリ部4,ファイル部5,ネットワーク・インターフェイス部7,フォーマッタ部8,イメージメモリ部9のそれぞれの間のデータの流れを制御するものである。
【0038】
図2は、リーダ部1及びプリンタ部2の断面図である。
【0039】
リーダ部1の原稿給送装置101は、原稿最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿を読み取り、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ103を点灯し、そしてスキャナユニット104の移動を開始させて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー105,106,107、及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)109へ導かれる。このように走査された原稿の画像はCCD109によって読み取られ、CCD109から出力される画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
【0040】
プリンタ部2のレーザドライバ221は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部201より発光させる。このレーザ光は感光ドラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分には現像器203によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204,カセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着された現像剤を記録紙に転写する。現像剤の載った記録紙は定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は、仕分けが設定されていない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は前述したタイミングで転写部206へ給紙される。
【0041】
図3は、リーダ部1のブロック図である。
【0042】
CCD109から出力された画像データは、A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A/D・SH部110によって処理された画像データは、画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、インターフェイス113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。CPU114は、操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理部111及びインターフェイス113を制御する。例えば、操作部115でトリミング処理を行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ送信モードが設定されている場合は、インターフェイス113から画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドをコア部10へ転送させる。このようなCPU114の制御プログラムはメモリ116に記憶されており、CPU114はメモリ116を参照しながら制御を行う。また、メモリ116はCPU114の作業領域としても使われる。
【0043】
図4はコア部10のブロック図である。
【0044】
リーダ部1からの画像データは、データ処理部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU123へ転送される。データ処理部121は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部121へ転送された画像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、インターフェイス120を介してファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワーク・インターフェイス部7へ転送される。また、ネットワーク・インタフェイス部7を介して入力された画像を表すコードデータは、データ処理部121に転送された後フォーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この画像データはデータ処理部121に転送された後、ファクシミリ部4やプリンタ部2へ転送される。
【0045】
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファイル部5,ネットワーク・インターフェイス部7へ転送される。また、ファイル部5からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクシミリ部4,ネットワーク・インターフェイス部7へ転送される。
【0046】
CPU123は、メモリ124に記憶されている制御プログラム、及びリーダ部1から転送された制御コマンドに従って前述のような制御を行う。また、メモリ124はCPU123の作業領域としても使われる。このように、コア部10を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント,画像の送受信,画像の保存,コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0047】
また、操作部115、ファクシミリ部4またはネットワーク・インターフェース部7から各オプションボード毎の制御プログラム更新(追加)のタイミングなどの設定をメモリ124に対して行うことができる。
【0048】
ここで設定する情報の詳細を図5に示す。ここで設定する項目としては、オプションボード名501,開始日502,時間503,間隔504,回数505,現バージョン506である。オプションボード名501の各項目に関してはオペレータによる入力/設定の必要はなく、各オプションボードが装着されていることをコア部10が検出すると各オプションボードの名前を自動的にリストアップする。開始日502は、繰り返し間隔で行われるバージョンアップサイクルの、始まりの日を入力する。時間503はバージョンアップが行われる時間を入力する。間隔504はバージョンアップのサイクルを設定する項目で、1回だけのバージョンアップを行う場合は“なし”の設定を行い、複数回のバージョンアップを行う場合、日,週,月などの単位で設定を行う。回数505は繰り返し間隔で504で設定された間隔で何回バージョンアップを行うかを設定する。504で“なし”にした場合は自動的に0となりそれ以外の場合、繰り返しの回数を入力する。回数を特に定めない場合は“連続”を選択する。もしバージョンアップの日時がまったくの同一の場合や時間が接近している場合、実際のバージョンアップの際にあらかじめ設定された優先順位にそって適切に処理される。また、複数のオプションボードを連動させてバージョンアップさせる場合は、あらかじめ設定された優先順位の高い方のタイミングに従う。現バージョン506は、現在記憶されているプログラムのバージョンである。この項目はオペレータによる入力/設定の必要はなく最新のプログラムダウンロード時にそのプログラムのバージョンが自動的に設定される。なお、この図5に示した情報は所定の操作で操作部115に表示させたり、外部に出力することが可能である。また、バージョンアップの開始日時は装置の動作状態に応じるようにしてもよい。
【0049】
図6は、プログラムデータのバージョンアップのタイミングを設定するルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートはメモリ124に格納されたプログラムに基づきCPU123が行う処理の流れを示す。ここではネットワーク・インタフェース部7を介してタイミングを設定する場合について説明するが、ファクシミリ部4や操作部115から設定する場合も略々同様の流れで行う。このルーチンはネットワーク・インタフェース部7を介して所定のコマンドが入力された場合、また操作部115で所定の操作を行うことによって実行される。
【0050】
ステップS602において、ネットワーク・インタフェース部7を介してのオプションボードのバージョンアップを有効にするかどうかの選択をネットワーク・インタフェース部7経由または操作部115から行う。このネットワークバージョンアップを有効にしない場合は、S603でネットワークバージョンアップフラグをOFFにしてS604でこのルーチンを終了する。
【0051】
S602において、ネットワークバージョンアップを有効にした場合は、S605に移行し、S605において、今すぐにネットワークバージョンアップを行うかどうかの選択をネットワークインタフェイス部7または操作部115から行う。直ちにバージョンアップする選択がなされた場合は、S606に移行して、バージョン更新のためのルーチンが呼び出され、所定の手順にそって順次バージョンアップが行われてS607に移行する。またS605において直ちにバージョンアップする選択がされない場合はS607に移行する。
【0052】
S607においてネットワークバージョンアップを行うタイミングの設定変更を行うか否かの選択を行い、設定を変更する場合S608の設定変更ルーチンの実行により、図5に示すような項目が設定されS609に移行する。変更しない場合は直ちにS609に移行する。
【0053】
そしてステップS609において、S608で変更された内容を有効にするかどうかの選択をネットワークインターフェース部7または操作部115から行い、有効にしない場合はS604に移行し、有効にする場合S610に移行して設定の保存を行う。S611においてネットワークバージョンアップフラグをONにしてS604でこのルーチンを終了する。
【0054】
図7は、ネットワークバージョンアップ実行ルーチンの処理の流れを示すフローチャートであり、画像入出力制御部3の電源がONにされると同時にコア部10にて常時実行されるルーチンである。S702においてネットワークバージョンアップフラグの判断を行い、OFFの場合はS703でこのルーチンを終了する。フラグがONの場合、S704に移行し、図5に例を示したように設定したタイミングにあるかどうかの判断を行う。バージョンアップタイミングが一致したオプションボードがある場合、LAN13上のPC/WS11またはファルサーバ14(バージョンアップ用データを保持している装置)にタイミング到来を通知し、S705に移行して、該当するオプションボードのネットワークバージョンアップをファームウエアあるいはソフトウエアのプログラムデータのダウンロードにより実行したのちS703でこのルーチンを終了する。タイミングが一致したオプションボードが1つもない場合は直ちにS703に移行してこのルーチンを終了する。
【0055】
次にS705のバージョン更新ルーチンのついて説明する。図8はバージョン更新ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートもメモリ124に格納されたプログラムに基づきCPU123が行う処理の流れを示すものである。
【0056】
まず、ステップS802において更新すべきプログラムデータ(設定された更新タイミングが到来したプログラムデータ)に基づき該当するオプションボードを解析する。そして、ステップS803では更新対象となるオプションボードに係る処理を禁止するフラグをONにする。なお、ここではメインボードとなるコア部10については、例えばファクシミリ機能に関する更新であればファクシミリ機能に係る処理のみ禁止し、他の機能については動作するようになっているものとする。ただし、コア部10全体の制御プログラムの更新を行う場合は装置全体の処理を禁止する。
【0057】
該当オプションボードの処理動作が正常に停止していることを確認すると、次に、ステップS804ではネットワークインタフェース部7を介してLAN13上のPC/WS11またはファイルサーバ14から更新すべきプログラムデータを入力する。このとき該当オプションボードはバージョンアップのスタンバイ状態となっている。そして、このプログラムデータを各ボードのメモリに記憶し、更新する。これをステップS806で終了したと判断するまで処理を繰り返す。
【0058】
データの更新が終了すると、ステップS807で更新したデータのバージョン情報,更新日時などの更新情報を記憶しておく。そして、ステップS808では、ステップS803でONした禁止フラグをOFFにし、S809で終了する。なお、プリンタ部2のバージョンアップはプリンタエンジン部分の電源がOFFのときに行う。
【0059】
以上説明したように、本実施例によれば、メインボード(コア部10)と複数のオプションボードから成る画像処理複合装置の内部はもしくは外部処理装置(画像入出力制御部3)において、ワークステーション等に接続するネットワーク・インターフェイス部7、コードデータをビットマップメモリ上に展開するフォーマッタ部8、ビットマップデータもしくはコードデータを公衆回線を通じて送受信を行うファクシミリ部4、その他データの処理内容ごとに機能が分割されているコア部10の各種データ処理手段、前記各々の処理手段を統括して制御を行うCPU123を備え、各種処理手段を動作させるファームウェアもしくはソフトウェアの最新のデータを、ネットワーク上のサーバに格納しておき、前記CPU123は、あらかじめ設定されたタイミングで前記ネットワーク・インターフェース部7を介し、前記データを入力し、前記CPU123が該当オプションボードのバージョンアップなどを行うことによって、装置が使用されていない状況下(例えば夜中,休日など)で人為的な介在なしに自動的にバージョンアップを行うことが可能となる。
【0060】
また、ネットワーク上に実施例と同様な装置が接続されていれば、続けてバージョンアップを行うようにしてもよい。
【0061】
本発明は、複数の機器(たとえばホストコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
【0062】
また前述した実施形態の機能を実現すべく、各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードをネットワークを介して、或は記憶媒体を介して供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を、供給されたプログラムに従って動作させることによって実施するものも本発明の範疇に含まれる。
【0063】
例えば、メモリ124に格納されたプログラムデータを光磁気ディスク等の着脱可能な記憶媒体に記憶させ、このデータを適用可能な他の装置に供給し、容易に本発明の機能を実現することができる。
【0064】
また、この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0065】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等を用いることができる。
【0066】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも係るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0067】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機能の追加,変更を設定されたタイミングで効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例である画像処理複合装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 リーダ部1及びプリンタ部2の断面図
【図3】 リーダ部1の構成を示すブロック図
【図4】 コア部10の構成を示すブロック図
【図5】 バージョンアップのタイミングの設定内容示す図
【図6】 ネットワークを介してバージョンアップのタイミングを設定する際の処理の流れを示すフローチャート
【図7】 ネットワークを介してバージョンアップを行う際の処理の流れを示すフローチャート
【図8】 オプションボードのバージョンアップの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
4 ファクシミリ部
7 ネットワーク・インタフェース部
123 CPU
124 メモリ

Claims (9)

  1. 複数の機能を実行可能な画像処理複合装置であって、
    ネットワークを介して外部装置と接続するためのインターフェース手段と、
    前記複数の機能の各々に対応するプログラムを実行する複数の処理手段と、
    前記複数の処理手段が実行するプログラムを更新するタイミングを含む設定情報を前記複数の処理手段それぞれに対して設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定したタイミングに達した処理手段の更新用プログラムを前記インターフェース手段を介して前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記更新用プログラムで、該当する処理手段が実行するプログラムを更新する更新手段と、を備えたことを特徴とする画像処理複合装置。
  2. 前記受信手段が受信したプログラムは、当該プログラムのバージョンを識別する識別データを有することを特徴とする請求項1記載の画像処理複合装置。
  3. 前記更新手段がプログラムを更新する場合に、前記受信手段が受信したプログラムに関連する処理手段による処理を停止する処理停止手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理複合装置。
  4. 前記設定手段で設定した設定情報を記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理複合装置。
  5. 前記設定手段で設定するタイミングは、日時に関わるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理複合装置。
  6. 前記設定手段で設定するタイミングは、動作状態に関わるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理複合装置。
  7. 前記設定手段で設定した内容を出力する手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像処理複合装置。
  8. 更に、画像データに基づく画像を用紙上に印刷する印刷手段を有し、
    前記複数の処理手段の内の1つは前記印刷手段を用いて処理を実行する印刷機能に対応し、
    前記印刷機能に対応する処理手段のプログラムの更新は、前記印刷手段の電源がOFFのときに行うことを特徴とする、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像処理複合装置。
  9. ネットワークを介して外部装置と接続するためのインターフェース手段と複数の機能の各々に対応するプログラムを実行する複数の処理手段とを備え、前記複数の機能を実行可能な画像処理複合装置の制御方法であって、
    前記複数の処理手段が実行するプログラムを更新するタイミングを含む設定情報を前記複数の処理手段それぞれに対して設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定したタイミングに達した処理手段の更新用プログラムを前記インターフェース手段を介して前記外部装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した前記更新用プログラムで、該当する処理手段が実行するプログラムを更新する更新工程と、を備えたことを特徴とする制御方法。
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