JP4279593B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベーターの運転制御プログラムを書換えるエレベーターの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベーターの制御装置は、電気的に書換え可能なプログラム記憶装置5の運転制御プログラム領域5Aに、エレベーター運転用のプログラムを記憶している。運転制御プログラムの書換え時は、外部プログラム転送装置3を接続し、更新する運転制御プログラムの書換え用予備領域5Cに書き込む。そして、エレベーター用電動機1の回転を検出し、かごが停止しているとき、運転制御プログラム領域5Aのプログラムを、予備領域5Cのプログラムに書き換える。書換え中は予備領域5Cのプログラムを実行する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−10772号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のエレベーターの制御装置では、運転制御プログラムが正常に書換えできなかった場合の対策が考慮されていないという問題点があった。つまり、新しい運転制御プログラムのデータが書換え途中で変化して正常に書換えできなかったり、誤って古いバージョンに書換えてしまったり、書換えた新しい運転制御プログラムに不具合があった場合などには、正常な運転制御が実施できなくなってしまうが、運転制御プログラムを正常に復帰させる手段がないため、運転制御プログラムを正常に書換えない限り、その時点でエレベーターの運転ができなくなり、致命的な故障につながってしまうという問題点があった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、新しい運転制御プログラムで正常に動作できない場合は、元の運転制御プログラムに戻すことにより、エレベーターの運転を再開することができるエレベーターの制御装置を得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターの制御装置は、コンピュータと、電源投入後、リセットスイッチ操作後、若しくは書換えプログラムを起動するために選択指令及びリセット指令の出力を実行した後には、運転制御プログラムを書換えるための書換えプログラムを格納する書換えプログラム領域が実行開始アドレスに割り付けられ、かつ他のアドレスに、新しい運転制御プログラムを一時的に保管するプログラム更新領域、古い運転制御プログラムを一時的に保管するプログラム退避領域及び運転制御プログラムを格納する運転制御プログラム領域が割り付けられ、運転制御プログラムを起動するために選択指令及びリセット指令の出力を実行した後には、前記運転制御プログラム領域が実行開始アドレスに割り付けられ、かつ他のアドレスに、前記プログラム更新領域及び前記プログラム退避領域が割り付けられるプログラムメモリと、選択指令に基づいて前記プログラムメモリの割付を変更するアドレス変更手段と、リセット指令に基づいてコンピュータをリセットするリセット信号生成手段と、外部プログラム転送装置から出力される更新プログラムを入力するインターフェース装置と、コンピュータの動作モードを示すフラグであって、運転制御プログラムモードでの通常運転を実行させる場合又は初期値の場合にはモード1、運転制御プログラムモードでの点検運転を実行させる場合にはモード2、プログラム更新領域から運転制御プログラム領域へ書き換える場合にはモード3、プログラム退避領域から運転制御プログラム領域へ書き換える場合にはモード4を示す動作モードフラグと、プログラム更新領域から運転制御プログラム領域への書換えが完了したか否かを示す書換えモード1完了フラグと、プログラム退避領域から運転制御プログラム領域への書換えが完了したか否かを示す書換えモード2完了フラグとを設けたものである。また、このコンピュータは、電源投入若しくはシステムリセットが行われると、前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード1と判定し、運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード1と判定し、外部プログラム転送装置から運転制御プログラムの書換え要求があった場合には、前記外部プログラム転送装置から転送される新しい運転制御プログラムを前記プログラム更新領域へ転送し、前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた古い運転制御プログラムを前記プログラム退避領域へ転送し、動作モードフラグをモード3に設定し、エレベーターを休止させてから書換えプログラムを起動するために前記アドレス変更手段へ選択指令を出力するとともに前記リセット信号生成手段へリセット指令を出力し、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード3と判定し、プログラム更新領域に格納された新しい運転制御プログラムを運転制御プログラム領域へ転送し、この運転制御プログラム領域への転送が正常に完了した場合、書換えモード1完了フラグをセットするとともに、動作モードフラグをモード2に設定し、新しい運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた新しい運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、この新しい運転制御プログラムでエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための点検運転を行い、点検運転の結果が異常だった場合、書換えモード1完了フラグがセットされているときにはこの書換えモード1完了フラグをリセットするとともに、動作モードフラグをモード4に設定し、エレベーターを休止させてから書換えプログラムを起動するために前記アドレス変更手段へ選択指令を出力するとともに前記リセット信号生成手段へリセット指令を出力し、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード4と判定し、プログラム退避領域に格納された元の古い運転制御プログラムを運転制御プログラム領域へ転送し、この運転制御プログラム領域への転送が正常に完了した場合、書換えモード2完了フラグをセットするとともに、動作モードフラグをモード2に設定し、元の古い運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた元の古い運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、この元の古い運転制御プログラムでエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための点検運転を行い、点検運転の結果が正常だった場合、この元の古い運転制御プログラムによりエレベーターの運転制御を行うものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0008】
図1において、エレベーターの制御装置1は、CPU(コンピュータ)3と、プログラムメモリ4と、RAM5と、アドレス変更回路(アドレス変更手段)6と、リセット信号生成回路(リセット信号生成手段)7と、インターフェース装置8と、バス9とを備える。また、インターフェース装置8は、外部プログラム転送装置2と接続している。この外部プログラム転送装置2は、変更したい運転制御プログラムを出力する。
【0009】
なお、プログラムメモリ4は、フラッシュメモリ等の電気的に書換え可能な不揮発性メモリから構成され、書換えプログラム領域41と、運転制御プログラム領域42と、プログラム更新領域43と、プログラム退避領域44とを有する。
【0010】
書換えプログラム領域41は、運転制御プログラムを書換えるための書換えプログラムを格納する。運転制御プログラム領域42は、運転制御プログラムを格納する。また、プログラム更新領域43は、変更したい運転制御プログラムを一時的に保管する。プログラム退避領域44は、変更前の運転制御プログラムを一時的に保管する。
【0011】
アドレス変更回路6は、CPU3上で動作しているプログラムからの選択指令に基づいて、リセット後に実行するプログラムとして、書換えプログラム、もしくは運転制御プログラムの何れかを選択し、プログラム選択信号をプログラムメモリ4へ出力する出力ポートを含んでいる。すなわち、このアドレス変更回路6は、プログラム選択信号により図2に示すようなプログラムメモリ4の割付を変更する。
【0012】
リセット信号生成回路7は、CPU3上で動作しているプログラムからのリセット指令に基づいて、リセット信号をCPU3へ出力する出力ポートを含んでいる。すなわち、このリセット信号生成回路7は、リセット信号によりCPU3をリセット解除する。
【0013】
インターフェース装置8は、外部プログラム転送装置2から出力される更新プログラムを入力する。
【0014】
図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のプログラムメモリの割付を示す図である。
【0015】
制御装置1のCPU3は、図2に示された、プログラムメモリ4のアドレス「00000」に割り付けられたプログラムで動作する。
【0016】
図2(A)は、電源投入後あるいは図示しないリセットスイッチ操作後(ハードウエア(H/W)によるリセット時の初期状態)、もしくは書換えプログラムを起動するために選択指令およびリセット指令の出力を実行した後(ソフトウエア(S/W)の実行後)のプログラムメモリ4の割付を示しており、書換えプログラムを格納する書換えプログラム領域41と、プログラム更新領域43を構成するプログラム更新領域(1)〜(4)と、プログラム退避領域44を構成するプログラム退避領域(1)〜(4)と、運転制御プログラム領域42とが割り付けられている。
【0017】
図2(B)は、運転制御プログラムを起動するために選択指令およびリセット指令の出力を実行した後のプログラムメモリ4の割付を示しており、運転制御プログラム領域42を構成する運転制御プログラム領域(1)〜(4)と、前述のプログラム更新領域(1)〜(4)と、前述のプログラム退避領域(1)〜(4)とが割り付けられている。なお、運転制御プログラムの動作時には、プログラムメモリ4のマップ上に書換えプログラム領域41が割り付けられない構成になっており、これは書換えプログラム領域41にアクセスできないことを意味する。
【0018】
なお、運転制御プログラム領域42は、運転制御プログラム(1)〜(4)がそれぞれの領域に分かれて記憶されており、プログラム更新領域43およびプログラム退避領域44は、前述のそれぞれの領域に対応した領域(1)〜(4)に分かれている。
【0019】
図3は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のフラグを説明するための図である。
【0020】
図3(A)において、「MOD」は、CPU3の動作モードを示す『動作モードフラグ』である。「FLG1」は、プログラム更新領域43から運転制御プログラム領域42への書換えが完了したか否かを示す『書換えモード1完了フラグ』であり、書換え完了時にセット(例えば、FFhに設定)される。また、「FLG2」は、プログラム退避領域44から運転制御プログラム領域42への書換えが完了したか否かを示す『書換えモード2完了フラグ』であり、書換え完了時にセット(例えばFFhに設定)される。
【0021】
図3(B)は、動作モードフラグMODの内容を示し、例えばモード1である運転制御プログラムモードでの通常運転を実行させる場合は、MODには01hの値が設定される。
【0022】
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0023】
図4は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の書換えプログラム動作時の動作を示すフローチャートである。また、図5は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の運転制御プログラム動作時の動作を示すフローチャートである。
【0024】
まず、通常のエレベーターの運転を行う場合の動作を説明する。
【0025】
電源投入もしくはそれに類するシステムリセットが行われると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するので、図2(A)に示す書換えプログラム領域41に格納されている書換えプログラムが動作し、図4のステップ101に至る。
【0026】
ステップ101は、図3(A)に示す動作モードフラグMODを判定するステップであり、初期値はモード1に設定されており、ステップ102に進む。
【0027】
ステップ102は、アドレス変更回路6に内蔵されるプログラム選択信号を出力する出力ポートに、運転制御プログラムを選択する選択指令を出力するステップである。
【0028】
ステップ103は、リセット信号生成回路7に内蔵されるリセット信号を出力する出力ポートに、リセット指令を出力するステップである。
【0029】
ステップ10l→ステップ102→ステップ103の一連の処理により、通常の運転制御プログラムにより起動する設定が行われた後、CPU3がリセットされることになる。
【0030】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(B)に示す運転制御プログラム領域42に格納されている運転制御プログラム(1)〜(4)が動作することになり、図5のステップ201に至る。
【0031】
ステップ201は、図3(A)に示す動作モードフラグMODを判定するステップであり、モード1に設定されているため、ステップ202に進む。
【0032】
ステップ202は、通常のエレベーター運転制御を行うステップである。
【0033】
ステップ201→ステップ202の一連の処理により、通常のエレベーターの運転制御が行われることになる。
【0034】
次に、外部プログラム転送装置2から運転制御プログラムの書換え要求があった場合の動作について説明する。
【0035】
ステップ203は、外部プログラム転送装置2から運転制御プログラムの書換え要求があるか否かを判断するステップで、書換え要求があった場合は、ステップ204に進む。
【0036】
ステップ204は、外部プログラム転送装置2から転送される新しい運転制御プログラムを、インターフェース装置8を経由して、図2(B)に示すプログラム更新領域(1)〜(4)へ転送するステップである。
【0037】
ステップ205は、図2(B)に示す運転制御プログラム領域42に格納されている運転制御プログラム(1)〜(4)を、プログラム退避領域44のプログラム退避領域(1)〜(4)へ転送するステップである。これにより、現在正常に動作している運転制御プログラムをバックアップすることができる。
【0038】
ステップ206は、プログラム更新領域43への転送およびバックアップが正常に完了した場合、図3(A)に示す動作モードフラグMODをモード3に設定(03hに設定)するステップである。
【0039】
ステップ207は、運転制御プログラムの書換えを安全に行うためにエレベーターを休止させるステップである。
【0040】
ステップ208は、アドレス変更回路6に内蔵されるプログラム選択信号を出力する出力ポートに、書換えプログラムを選択する選択指令を出力するステップである。
【0041】
ステップ209は、リセット信号生成回路7に内蔵されるリセット信号を出力する出力ポートに、リセット指令を出力するステップである。
【0042】
ステップ203→ステップ204→ステップ205→ステップ206→ステップ207→ステップ208→ステップ209の一連の処理により、運転制御プログラムの書換え要求があった場合に、現在の運転制御プログラムのバックアップを取るとともに、新しい運転制御プログラムヘの書換えを行う設定が行われた後、CPU3がリセットされることになる。
【0043】
次に、運転制御プログラム領域を新しい運転制御プログラムに書換える動作について説明する。
【0044】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(A)に示す書換えプログラム領域41に格納されている書換えプログラムが動作することになり、図4のステップ101に至る。ここでは、動作モードフラグMODはモード3に設定されており、ステップ104に進む。
【0045】
ステップ104は、図2(A)に示すプログラム更新領域(1)〜(4)に格納された新しい運転制御プログラムを運転制御プログラム領域(1)〜(4)へ転送するステップである。
【0046】
ステップ105は、運転制御プログラム領域42への転送が正常に完了した場合、図3(A)に示す書換えモード1完了フラグFLGlをセット(FFhに設定)するとともに、動作モードフラグMODをモード2に設定(02hに設定)するステップである。
【0047】
ステップ106は、アドレス変更回路6に内蔵されるプログラム選択信号を出力する出力ポートに、運転制御プログラムを選択する選択指令を出力するステップである。
【0048】
ステップ107は、リセット信号生成回路7に内蔵されるリセット信号を出力する出力ポートに、リセット指令を出力するステップである。
【0049】
ステップ101→ステップ104→ステップ105→ステップ106→ステップ107の一連の処理により、運転制御プログラム領域42が新しい運転制御プログラムに書換えられ、新しい運転制御プログラムによる点検運転が起動する設定が行われた後、CPU3がリセットされることになる。
【0050】
次に、新しい運転制御プログラムでの運転制御が正常に動作するか否かを判断するための点検運転の動作について説明する。
【0051】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(B)に示す運転制御プログラム領域42に格納された新しい運転制御プログラム(1)〜(4)が動作することになり、図5のステップ201に至る。ここでは、動作モードフラグMODはモード2に設定されており、ステップ210に進む。
【0052】
ステップ210は、新しい運転制御プログラム(1)〜(4)でエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための専用の点検運転を行うステップである。この点検運転は、乗客に対するサービスを極力低下させずにかつ安全に行う必要があるため、例えば、夜中でかつ運転が所定時間以上行われなかった場合を条件に行うもので、乗客が不用意に乗り込まないように戸閉した状態で走行させるなどの試運転を行う。この試運転としては、例えば、自動で往復運転を行ったり、管制運転を自動で行えるような専用運転を行ったりすることを意味する。
【0053】
ステップ211は、点検運転の結果を判定するステップである。点検運転の結果が正常だった場合、ステップ212に進む。この点検運転の結果を判定する方法としては、制御装置1のCPU3による運転制御により、試運転が正常にできたかどうかで判断する。
【0054】
ステップ212は、図3(A)に示す書換えモード1完了フラグFLG1および書換えモード2完了フラグFLG2をリセット(00hに設定)するとともに、動作モードフラグMODをモード1に設定(01hに設定)するステップである。
【0055】
ステップ213は、ステップ202と同じ動作で、通常のエレベーター運転制御を行うステップである。
【0056】
ステップ201→ステップ210→ステップ211→ステップ212→ステップ213の一連の処理により、点検運転を行い、その結果が正常だった場合に新しい運転制御プログラムにより通常のエレベーターの運転制御が行われることになる。
【0057】
もし、点検運転の結果が異常だった場合、ステップ214に進む。
【0058】
ステップ214は、図3(A)に示す書換えモード1完了フラグFLG1および書換えモード2完了フラグFLG2の値を判定するステップである。この場合、書換えモード1を行った後の点検運伝であり、書換えモード1完了フラグFLGlがセット(FFhに設定)されているので、ステップ215に進む。
【0059】
ステップ215は、書換えモード1完了フラグFLG1をリセット(00hに設定)するとともに、動作モードフラグMODをモード4に設定(04hに設定)するステップである。
【0060】
ステップ216は、ステップ207と同じで、運転制御プログラムの書換えを安全に行うためにエレベーターを休止させるステップである。
【0061】
ステップ217は、アドレス変更回路6に内蔵されるプログラム選択信号を出力する出カポートに、書換えプログラムを選択する選択指令を出力するステップである。
【0062】
ステップ218は、リセット信号生成回路7に内蔵されるリセット信号を出力する出力ポートに、リセット指令を出力するステップである。
【0063】
ステップ214→ステップ215→ステップ216→ステップ217→ステップ218の一連の処理により、新しい運転制御プログラムでの点検運転の結果が異常だった場合、プログラム退避領域44にバックアップされた正常に動作していた元の運転制御プログラムヘの書換えを行う設定が行われた後、CPU3がリセットされることになる。
【0064】
次に、運転制御プログラム領域を元の運転制御プログラムに書換える動作について説明する。
【0065】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(A)に示す書換えプログラム領域41に格納されている書換えプログラムが動作することになり、図4のステップ101に至る。ここでは、動作モードフラグMODはモード4に設定されており、ステップ108に進む。
【0066】
ステップ108は、図2(A)に示すプログラム退避領域(1)〜(4)に格納された元の運転制御プログラムを運転制御プログラム領域(1)〜(4)へ転送するステップである。
【0067】
ステップ109は、運転制御プログラム領域への転送が正常に完了した場合、図3(A)に示す書換えモード2完了フラグFLG2をセット(FFhに設定)するとともに、動作モードフラグMODをモード2に設定(02hに設定)するステップである。
【0068】
ステップ110は、アドレス変更回路6に内蔵されるプログラム選択信号を出力する出力ポートに、運転制御プログラムを選択する選択指令を出力するステップである。
【0069】
ステップ111は、リセット信号生成回路7に内蔵されるリセット信号を出力する出力ポートに、リセット指令を出力するステップである。
【0070】
ステップ101→ステップ108→ステップ109→ステップ110→ステップ1llの一連の処理により、運転制御プログラム領域42が元の運転制御プログラムに書換えられ、元の運転制御プログラムによる点検運転が起動する設定が行われた後、CPU3がリセットされることになる。
【0071】
次に、元の運転制御プログラムでの運転制御が正常に動作するか否かを判断するための点検運転の動作について説明する。
【0072】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(B)に示す運転制御プログラム領域42に格納された元の運転制御プログラム(1)〜(4)が動作することになり、図5のステップ201に至る。ここでは、動作モードフラグMODはモード2に設定されておりステップ210に進む。それ以降、点検運転の結果が正常だった場合は、ステップ211→ステップ212→ステップ213の一連の処理により、点検運転を行い、元の運転制御プログラムにより通常のエレベーターの運転制御が行われることになる。
【0073】
もし、何らかの異常により、元の運転制御プログラムでの点検運転の結果が異常だった場合には、ステップ214に進む。
【0074】
ステップ214は、図3(A)に示す書換えモード1完了フラグFLG1および書換えモード2完了フラグFLG2の値を判定するステップである。この場合、書換えモード2を行った後の点検運伝であり、書換えモード2完了フラグFLG2がセット(FFhに設定)されているので、ステップ219に進む。
【0075】
ステップ219は、書換えモード2完了フラグFLG2をリセット(00hに設定)するとともに、動作モードフラグMODをモード1に設定(01hに設定)するステップである。
【0076】
ステップ220は、異常動作処理として、エレベーターの運転を停止するとともに、例えば、図示しない遠隔保守装置を経由して保守センターに異常を通報するなどの処理を行う。
【0077】
この実施の形態1では、新しい運転制御プログラムで正常に動作できない場合は、元の運転制御プログラムに戻すことにより、エレベーターの運転を再開することができる。
【0078】
さらに、運転制御プログラムの動作時にはプログラムメモリ4のマップ上に書換えプログラム領域41が割り付けられない構成になっているので、運転制御プログラムの暴走などの異常が起こったとしても、誤って書換えプログラムが動作することがなく、運転制御プログラムが不正に書換えられることを防止することができる。
【0079】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図6は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。基本的には、上記実施の形態1と同様である。
【0080】
図6において、異常検出回路(異常検出手段)10が新たに設けられたもので、プログラムの暴走等の異常を検出するウォッチドッグタイマ等から構成される。この異常検出回路10は、異常が発生した場合は、H/Wで生成した異常信号(リセット指令に相当)をリセット信号生成回路7に出力し、リセット信号によりCPU3をリセットする。また、異常検出回路10は、カウンタを内蔵しており、異常が発生した回数をカウンタによりカウントしカウント値が所定の回数まで達した場合には、H/Wで生成した異常信号(選択指令に相当)をアドレス変更回路6に出力し、書換えプログラムを選択するプログラム選択信号をプログラムメモリ4へ出力する。
【0081】
つぎに、この実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0082】
図7は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の書換えプログラム動作時の動作を示すフローチャートである。
【0083】
図7において、ステップ301〜311は、図4のステップ101〜111と同じ処理である。
【0084】
図5において、もし、新しい運転制御プログラム、もしくは変更前である元の運転制御プログラムの何れかの点検運転が何らかの異常により実施できずに運転制御プログラムが暴走した場合に、異常検出回路10が異常を検知し、異常信号をリセット信号生成回路7に出力し、CPU3をリセットする。
【0085】
異常検出回路10は、異常回数が所定回数(例えば5回)まで達した場合には、アドレス変更回路6に対し異常信号を出力し、書換えプログラムを選択するプログラム選択信号がプログラムメモリ4に出力される。
【0086】
前述の状態でCPU3がリセット解除されると、CPU3は、プログラムメモリ4のアドレス「00000」からプログラムの実行を開始するが、アドレス変更回路6により、プログラムメモリ4の割付が変更されるので、図2(A)に示す書換えプログラム領域41に格納されている書換えプログラムが動作することになり、図7の301に至る。
【0087】
ここでは、動作モードフラグMODは、モード2に設定されており、ステップ312に進む。このステップ312は、エレベーター異常動作処理として、例えば、図示しない遠隔保守装置を経由して保守センターに異常を通報するなどの処理を行う。
【0088】
この実施の形態2では、書換えた運転制御プログラムが何らかの異常により暴走しても、暴走状態の継続を防止することができる。
【0089】
なお、上記実施の形態1では、外部プログラム転送装置2から運転制御プログラムの書換え要求があった場合の動作で、図2(B)に示す運転制御プログラム領域42に格納される運転制御プログラム(1)〜(4)を、プログラム退避領域44のプログラム退避領域(1)〜(4)へ転送する処理を運転制御プログラムの中で実行したが(図5のステップ205)、書換えプログラムの中で実行させる構成にしても良い。
【0090】
【発明の効果】
この発明に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、新しい運転制御プログラムが正常に書換えできなかったり、誤って古いバージョンに書換えてしまったり、書換えた新しい運転制御プログラムに不具合があった場合でも、元の運転制御プログラムに戻すことにより、エレベーターの運転を再開することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のプログラムメモリの割付を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のフラグを説明するための図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の書換えプログラム動作時の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の運転制御プログラム動作時の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置の書換えプログラム動作時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A 制御装置、2 外部プログラム転送装置、3 CPU、4 プログラムメモリ、5 RAM、6 アドレス変更回路、7 リセット信号生成回路、8 インターフェース装置、9 バス、10 異常検出回路、41 書換えプログラム領域、42 運転制御プログラム領域、43 プログラム更新領域、44プログラム退避領域。

Claims (3)

  1. コンピュータと、
    電源投入後、リセットスイッチ操作後、若しくは書換えプログラムを起動するために選択指令及びリセット指令の出力を実行した後には、運転制御プログラムを書換えるための書換えプログラムを格納する書換えプログラム領域が実行開始アドレスに割り付けられ、かつ他のアドレスに、新しい運転制御プログラムを一時的に保管するプログラム更新領域、古い運転制御プログラムを一時的に保管するプログラム退避領域及び運転制御プログラムを格納する運転制御プログラム領域が割り付けられ、運転制御プログラムを起動するために選択指令及びリセット指令の出力を実行した後には、前記運転制御プログラム領域が実行開始アドレスに割り付けられ、かつ他のアドレスに、前記プログラム更新領域及び前記プログラム退避領域が割り付けられるプログラムメモリと、
    選択指令に基づいて前記プログラムメモリの割付を変更するアドレス変更手段と、
    リセット指令に基づいてコンピュータをリセットするリセット信号生成手段と
    外部プログラム転送装置から出力される更新プログラムを入力するインターフェース装置と、
    コンピュータの動作モードを示すフラグであって、運転制御プログラムモードでの通常運転を実行させる場合又は初期値の場合にはモード1、運転制御プログラムモードでの点検運転を実行させる場合にはモード2、プログラム更新領域から運転制御プログラム領域へ書き換える場合にはモード3、プログラム退避領域から運転制御プログラム領域へ書き換える場合にはモード4を示す動作モードフラグと、
    プログラム更新領域から運転制御プログラム領域への書換えが完了したか否かを示す書換えモード1完了フラグと、
    プログラム退避領域から運転制御プログラム領域への書換えが完了したか否かを示す書換えモード2完了フラグとを備え、
    前記コンピュータは、
    電源投入若しくはシステムリセットが行われると、前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード1と判定し、運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、
    前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード1と判定し、外部プログラム転送装置から運転制御プログラムの書換え要求があった場合には、前記外部プログラム転送装置から転送される新しい運転制御プログラムを前記プログラム更新領域へ転送し、前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた古い運転制御プログラムを前記プログラム退避領域へ転送し、動作モードフラグをモード3に設定し、エレベーターを休止させてから書換えプログラムを起動するために前記アドレス変更手段へ選択指令を出力するとともに前記リセット信号生成手段へリセット指令を出力し、
    前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード3と判定し、プログラム更新領域に格納された新しい運転制御プログラムを運転制御プログラム領域へ転送し、この運転制御プログラム領域への転送が正常に完了した場合、書換えモード1完了フラグをセットするとともに、動作モードフラグをモード2に設定し、新しい運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、
    前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた新しい運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、この新しい運転制御プログラムでエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための点検運転を行い、点検運転の結果が異常だった場合、書換えモード1完了フラグがセットされているときにはこの書換えモード1完了フラグをリセットするとともに、動作モードフラグをモード4に設定し、エレベーターを休止させてから書換えプログラムを起動するために前記アドレス変更手段へ選択指令を出力するとともに前記リセット信号生成手段へリセット指令を出力し、
    前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード4と判定し、プログラム退避領域に格納された元の古い運転制御プログラムを運転制御プログラム領域へ転送し、この運転制御プログラム領域への転送が正常に完了した場合、書換えモード2完了フラグをセットするとともに、動作モードフラグをモード2に設定し、元の古い運転制御プログラムを選択する選択指令を前記アドレス変更手段に出力し、かつリセット指令を前記リセット信号生成手段に出力し、
    前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた元の古い運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、この元の古い運転制御プログラムでエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための点検運転を行い、点検運転の結果が正常だった場合、この元の古い運転制御プログラムによりエレベーターの運転制御を行う
    ことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記コンピュータは、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた元の古い運転制御プログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、この元の古い運転制御プログラムでエレベーターが正常に運転制御できるか否かを判定するための点検運転を行い、点検運転の結果が異常だった場合、書換えモード2完了フラグがセットされているときにはこの書換えモード1完了フラグをリセットするとともに、動作モードフラグをモード1に設定し、エレベーターの運転を停止するとともに、遠隔保守装置を経由して保守センターに異常を通報する
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの制御装置。
  3. 新しい運転制御プログラム若しくは元の古い運転制御プログラムの異常を検出すると、前記書換えプログラムを起動するために前記アドレス変更手段へ選択指令を出力するとともに前記リセット信号生成手段へリセット指令を出力する異常検出手段をさらに備え、
    前記コンピュータは、前記リセット信号生成手段によりリセットされた後リセット解除されると、前記アドレス変更手段により前記プログラムメモリの実行開始アドレスに割り付けされた前記書換えプログラムを実行して、動作モードフラグをモード2と判定し、遠隔保守装置を経由して保守センターに異常を通報する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のエレベーターの制御装置。
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