JP4277477B2 - 液体噴射ヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電振動子の変形によって圧力室内の液体に圧力変動を生じさせ、ノズル開口から液滴として吐出させる液体噴射ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴として吐出させる液体噴射ヘッドとしては、例えば、記録ヘッド、液晶噴射ヘッド、色材噴射ヘッド等がある。記録ヘッドは、プリンタやプロッタ等の画像記録装置に搭載されるものであり、インク液をインク滴として吐出させる。液晶噴射ヘッドは、液晶ディスプレイを製造するディスプレイ製造装置に用いられるものである。このディスプレイ製造装置では、多数のグリッドを有するディスプレイ基体の所定グリッドに、液晶噴射ヘッドから吐出させた液滴状の液晶を注入する。色材噴射ヘッドは、カラーフィルタを製造するフィルタ製造装置に用いられるものであり、フィルタ基体の表面に色材を吐出する。
【0003】
このような液体噴射ヘッドには種々の形式があるが、その一種に、振動板の表面に形成された圧電振動子をたわみ変形させることで液滴を吐出させるようにしたものがある。この液体噴射ヘッドは、例えば、圧力室と圧電振動子とを備えたアクチュエータユニットと、ノズル開口や共通液室を備えた流路ユニットとから構成される。この液体噴射ヘッドでは、振動板上の圧電振動子を変形させることで圧力室容積を変化させ、圧力室内に貯留された液体に圧力変動を生じさせる。そして、この圧力変動を利用することでノズル開口から液滴を吐出させる。例えば、圧力室の収縮によって液体を加圧し、ノズル開口から液体を押し出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような液体噴射ヘッドでは小型化が強く求められている。これは、小型化によりその用途を広げることができるからである。また、上記のアクチュエータユニットは、例えばセラミックスの焼成によって作製されるので、小型化によってロット毎(例えば、1枚のセラミックスシートから)の取り数を増やすことができ、コストダウンにつながるからである。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化に適した構造の液体噴射ヘッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、ノズル開口に連通されると共にノズル列とは直交する方向に細長い複数の圧力室と、該圧力室の一部を区画する振動板と、前記圧力室とは反対側の振動板表面に各圧力室毎に設けられ、圧力室長手方向に細長い圧電振動子とを備え、圧電振動子の変形によって圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドにおいて、
前記圧電振動子は、電場に応じて変形する圧電体層と該圧電体層に付与される電場を発生する電極層とを備え、各圧電振動子の長手方向一側には配線基板との導通部となる個別端子を設け、
前記圧電体層を互いに積層された上層圧電体及び下層圧電体から構成し、圧力室長手方向に細長いブロック状に成形すると共に、その端部が圧力室端部を越えるように配設し、
前記電極層を、共通幹電極から複数の共通枝電極を各圧電体層毎に延設した櫛歯状の共通電極と、各圧電体層毎に設けられる個別電極とから構成し、
前記共通枝電極を互いに同電位に調整される共通上電極及び共通下電極から構成し、下層圧電体の表面に共通下電極を、上層圧電体における圧力室とは反対側の表面に共通上電極をそれぞれ形成すると共に圧力室長手方向の他側に延出して共通幹電極に導通させる一方、個別電極を下層圧電体と上層圧電体との境界に形成すると共に圧力室長手方向の一側に延出して個別端子に導通させ、
該個別端子を、圧電体層の長手方向の一側面を覆う状態に形成すると共に、その端部を、圧力室との重畳領域よりも外側の非重畳領域における圧電体層端部の表面に重ねて形成し、
個別端子の配線基板との導通部を圧電振動子よりも上方に配置したことを特徴とする液体噴射ヘッドである。
【0007】
こで、「上下」とあるのは、振動板を基準とした位置関係を示している。即ち、振動板から近い側を「下」とし、振動板から遠い側を「上」として示している。
【0008】
請求項に記載のものは、前記圧電体層を単層構造とし、圧電体層と振動板との間には個別電極を、振動板とは反対側の圧電体層表面に共通枝電極及び個別端子を、それぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッドである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここでは、液体噴射ヘッドとして、図1に示すように、プリンタやプロッタ等の画像記録装置に搭載される記録ヘッド1を例に挙げて説明する。この記録ヘッド1は、例えば、流路ユニット2と、アクチュエータユニット3と、フィルム状の配線基板4とから概略構成されており、流路ユニット2の表面に複数のアクチュエータユニット3を複数横並びに接合し、流路ユニット2とは反対側のアクチュエータユニット3の表面に配線基板4を取り付けている。
例えば、図7に示すように、配線基板4は、ベースフィルム4Aの表面に導体パターン4Bを形成し、接点端子20を残して導体パターン4Bをレジスト4Cで覆った構成であるので、この接点端子20を後述する個別端子19に半田付けすることで配線基板4を取り付けている。
【0010】
流路ユニット2は、図2の断面図に示すように、オリフィスとして機能するインク供給口5及びノズル連通口6の一部となる通孔を開設した供給口形成基板7と、共通インク室8となる通孔及びノズル連通口6の一部となる通孔を開設したインク室形成基板9と、ノズル開口10…を副走査方向に沿って開設したノズルプレート11から構成されている。これらの供給口形成基板7、インク室形成基板9、及び、ノズルプレート11は、例えば、ステンレス製の板材をプレス加工することで作製されている。
【0011】
なお、この図2では、1つのアクチュエータユニット3に対応する流路ユニット2の一部を示している。そして、本実施形態では1つの流路ユニット2に3つのアクチュエータユニット3…が接合されているので、インク供給口5、ノズル連通口6、供給口形成基板7、共通インク室8等は、アクチュエータユニット3毎に合計3組形成されている。
【0012】
そして、流路ユニット2は、インク室形成基板9の一方の表面(図中下側)にノズルプレート11を、他方の表面(同上側)に供給口形成基板7をそれぞれ配置し、これらの供給口形成基板7、インク室形成基板9、及び、ノズルプレート11を接合することで作製される。例えば、シート状の接着剤によって各部材7,9,11を接着することで作製される。
【0013】
上記のノズル開口10は、図3に示すように、所定ピッチで複数個列状に開設される。そして、列設された複数のノズル開口10…によってノズル列12が構成される。例えば、92個のノズル開口10…で1つのノズル列12が構成される。また、このノズル列12は、1つのアクチュエータユニット3に対して2列形成される。このため、本実施形態では、1つの流路ユニット2に合計6列のノズル列12…が横並びに形成される。
【0014】
アクチュエータユニット3は、ヘッドチップとも呼ばれ、圧電アクチュエータの一種である。このアクチュエータユニット3は、図2に示すように、圧力室13となる通孔を開設した圧力室形成基板14と、圧力室13の一部を区画する振動板15と、供給側連通口16となる通孔及びノズル連通口6の一部となる通孔を開設した蓋部材17と、圧電振動子18とによって構成される。これら各部材の板厚に関し、圧力室形成基板14、及び、蓋部材17は、好ましくは50μm以上、より好ましくは100μm以上である。また、振動板15は、好ましくは50μm以下、より好ましくは3〜12μm程度である。
【0015】
そして、このアクチュエータユニット3は、圧力室形成基板14の一方の表面に蓋部材17を、他方の表面に振動板15をそれぞれ配置し、これらの各部材を一体化することで作製される。即ち、これらの圧力室形成基板14、振動板15、及び、蓋部材17は、アルミナや酸化ジルコニウム等のセラミックスで作製されており、焼成によって一体化される。
【0016】
例えば、グリーンシート(未焼成のシート材)に対して切削や打ち抜き等の加工を施して必要な通孔等を形成し、圧力室形成基板14、振動板15、及び、蓋部材17の各シート状前駆体を形成する。そして、各シート状前駆体を積層及び焼成することにより、各シート状前駆体は一体化されて1枚のセラミックスシートとなる。この場合、各シート状前駆体は一体焼成されるので、特別な接着処理が不要である。また、各シート状前駆体の接合面において高いシール性を得ることもできる。
【0017】
なお、1枚のセラミックスシートには、複数ユニット分の圧力室13…やノズル連通口6…等が形成されている。換言すれば、1枚のセラミックスシートから複数のアクチュエータユニット3(ヘッドチップ)…を作製する。例えば、1つのアクチュエータユニット3となるチップ領域を、1枚のセラミックスシート内にマトリクス状に複数設定する。そして、圧電振動子18等の必要な部材を各チップ領域内に形成した後、このセラミックスシートをチップ領域毎に切断することで、複数のアクチュエータユニット3…を得る。
【0018】
上記の圧力室13は、ノズル列12とは直交する方向に細長い空部であり、ノズル開口10に対応する複数形成されている。即ち、図3に示すように、ノズル列方向に列設されている。そして、各圧力室13…の一端は、供給側連通口16及びインク供給口5を通じて共通インク室8に連通している。また、供給側連通口16とは反対側の圧力室13の他端は、ノズル連通口6を通じて対応するノズル開口10に連通する。さらに、この圧力室13の一部(上側表面)は、振動板15によって区画されている。
【0019】
上記の圧電振動子18は、所謂撓み振動モードの圧電振動子18であり、圧力室13とは反対側の振動板表面に圧力室13毎に形成されている。この圧電振動子18は、圧力室長手方向に細長いブロック状であり、その幅は圧力室13の幅と略等しく、その長さは圧力室13の長さよりも多少長い。さらに、この圧電振動子18は、その両端部が圧力室13の長手方向端部を越えるように配設されている。
【0020】
この圧電振動子18は、図4に示すように、圧力室13とは反対側の振動板表面に圧力室13毎に設けられる。即ち、各圧電振動子18…はノズル列方向に列設されている。そして、これらの圧電振動子18の内、振動子列の端部に位置するものは、インク滴の吐出に関与しない(即ち、駆動信号が供給されずに変形しない)ダミー振動子18aである。そして、このダミー振動子18a以外の複数の圧電振動子18…がインク滴の吐出に関与する(即ち、駆動信号の供給によって変形する)駆動振動子18b…として機能する。
【0021】
そして、圧電振動子18(駆動振動子18b,ダミー振動子18a)の長手方向一側には、圧電振動子18…毎に個別端子19…を設けている。この個別端子19は、上記した配線基板4の接点端子20(図7参照)が導通される部分である。また、圧電振動子18の長手方向他側には、共通電極の一部を構成する直線状の共通幹電極21をノズル列方向に延設している。
【0022】
本実施形態における圧電振動子18(駆動振動子18b)は、図5に示すように、圧電体層22と共通枝電極23と駆動電極(個別電極)24等によって構成される多層構造であり、駆動電極24と共通枝電極23とによって圧電体層22を挟んでいる。駆動電極24には個別端子19を通じて駆動信号の供給源(図示せず)が導通され、共通枝電極23は共通幹電極21等を通じて例えば接地電位に調整される。そして、駆動電極24に駆動信号が供給されると、駆動電極24と共通枝電極23との間には電位差に応じた強さの電場が発生される。この電場を圧電体層22に付与すると、圧電体層22は電場の強さに応じて変形する。
【0023】
即ち、駆動電極24の電位を高くする程、圧電体層22は電場と直交する方向に収縮し、圧力室13の容積を少なくするように振動板15を変形させる。一方、駆動電極24の電位を低くする程、圧電体層22は電界と直交する方向に伸長し、圧力室13の容積を増やすように振動板15を変形させる。
【0024】
そして、このアクチュエータユニット3と上記の流路ユニット2とは、互いに接合される。例えば、供給口形成基板7と蓋部材17との間にシート状接着剤を介在させ、この状態でアクチュエータユニット3を流路ユニット2側に加圧することで接着される。
【0025】
上記構成の記録ヘッド1は、共通インク室8からインク供給口5、供給側連通口16、圧力室13、及び、ノズル連通口6を通じてノズル開口10に至る一連のインク流路がノズル開口10毎に形成されている。使用時においてこのインク流路内はインクで満たされており、圧電振動子18を変形させることで対応する圧力室13が収縮或いは膨張し、圧力室13内のインクに圧力変動が生じる。このインク圧力を制御することで、ノズル開口10からインク滴を吐出させることができる。例えば、定常容積の圧力室13を一旦膨張させた後に急激に収縮させると、圧力室13の膨張に伴ってインクが充填され、その後の急激な収縮によって圧力室13内のインクが加圧されてインク滴が吐出される。さらに、ノズル開口10からインク滴が吐出されると、共通インク室8からインク流路内に新たなインクが供給されるので、続けてインク滴を吐出できる。
【0026】
ここで、高速記録のためには、より多くのインク滴を短時間で吐出させる必要がある。この要求に応えるためには、圧力室13を区画している部分の振動板15のコンプライアンスと、圧電振動子18の変形量とを考慮する必要がある。即ち、振動板15のコンプライアンスが大きくなる程、変形に対する応答性が悪くなり、高い周波数での駆動が困難になるからである。また、振動板15のコンプライアンスが小さくなる程、振動板15が変形し難くなり、圧力室13の収縮量が少なくなるので、1滴のインク量が減ってしまうからである。
【0027】
そして、本実施形態では、多層構造の圧電振動子18を用いて振動板15のコンプライアンスを小さくし、必要量のインク滴を従来よりも高い周波数で吐出可能にした。また、個別端子19の端部を圧電振動子18の上に積層状態で形成してアクチュエータユニット3の幅方向について小型化を図っている。さらに、ダミー振動子18aの内部に共通幹電極21と個別電極19とを導通する導通電極を設けている。以下、これらの点について説明する。
【0028】
まず、駆動振動子18bの構造について説明する。図5に示すように、圧電体層22は、圧力室長手方向に細長いブロック状に成形され、互いに積層された上層圧電体(外側圧電体)31及び下層圧電体(内側圧電体)32から構成される。また、共通枝電極23は、共通上電極(共通外電極)33及び共通下電極(共通内電極)34から構成される。そして、これらの共通枝電極23と駆動電極24とが電極層を構成する。
なお、ここでいう「上(外)」或いは「下(内)」とは、振動板15を基準とした位置関係を示している。即ち、「上(外)」とあるのは振動板15から遠い側を示し、「下(内)」とあるのは振動板15に近い側を示している。
【0029】
上記の駆動電極24は、本発明の個別電極の一種であり、上層圧電体31と下層圧電体32の境界に形成される。また、共通下電極34及び共通上電極33は、共通幹電極21と共に共通電極を構成する。即ち、この共通電極は、共通幹電極21から複数の共通枝電極23(共通下電極34,共通上電極33)…が延出形成された櫛歯状に形成されている。
そして、共通下電極34は下層圧電体32と振動板15との間に形成され、共通上電極33は下層圧電体32とは反対側の上層圧電体31の表面に形成される。即ち、この駆動振動子18bは、振動板15側から、共通下電極34、下層圧電体32、駆動電極24、上層圧電体31、共通上電極33の順で積層された多層構造である。
本実施形態において、圧電体層22の厚さは上層圧電体31と下層圧電体32の2層を合計して約17μmであり、共通枝電極23を含めた圧電振動子18の全体の厚さは約20μmである。なお、従来の単層構造の圧電振動子18は、振動子全体の厚さが約15μmである。従って、圧電振動子18の厚さが増したことから、その分だけ振動板15のコンプライアンスが小さくなっている。
【0030】
上記の共通上電極33及び共通下電極34は、駆動信号に拘わらず一定の電位、例えば接地電位に調整される。上記の駆動電極24は、供給された駆動信号に応じて電位を変化させる。従って、駆動信号の供給によって、駆動電極24と共通上電極33との間、及び、駆動電極24と共通下電極34との間には、それぞれ向きが反対の電場が生じる。
【0031】
そして、これらの各電極を構成する材料としては、例えば、金属単体、合金、電気絶縁性セラミックスと金属との混合物等の各種導体が選択されるが、焼成温度において変質等の不具合が生じないことが要求される。本実施形態では、共通上電極33に金を用い、共通下電極34及び駆動電極24に白金を用いている。
【0032】
上記の上層圧電体31と下層圧電体32は共に、例えばジルコン酸チタン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電材料によって作製されている。そして、上層圧電体31と下層圧電体32とは分極方向が反対である。このため、駆動信号印加時の伸縮方向が上層圧電体31と下層圧電体32とで揃い、支障なく変形することができる。即ち、上層圧電体31及び下層圧電体32は、駆動電極24の電位を高くする程に圧力室13の容積を少なくするように振動板15を変形させ、駆動電極24の電位を低くする程に圧力室13の容積を増やすように振動板15を変形させる。
【0033】
次に、駆動振動子18bにおける一側(共通インク室8側)の構造について説明する。
【0034】
この一側には、上記したように、個別端子19が形成される。駆動振動子18bの個別端子19は、駆動信号(駆動電位)が供給される駆動電位供給端子であり、配線基板4の接点端子20に導通される。そして、この個別端子19は、圧力室長手方向に向けて延出された駆動電極24に導通されている。即ち、この個別端子19の一部は、駆動電極24の端部上に積層状態で設けられている。
【0035】
本実施形態では、この個別端子19の端部を、圧力室13と重畳しない振動子端部(上層圧電体)の表面に重ねて形成し、さらに、この個別端子19を共通上電極33(共通枝電極23)とは離隔させて形成した点に特徴を有する。
【0036】
即ち、図6及び図7に示すように、圧電振動子18の一側端部は、圧力室13の端部を越えて、言い換えれば、圧力室13との重畳領域よりも外側の非重畳領域まで延設されている。そして、個別端子19における振動子側端部は、この非重畳領域にて圧電振動子18の上表面に積層状態で形成されている。この圧電振動子18の上に形成された個別端子19の端部が配線基板4(接点端子20)との導通部となる(以下、導通部19aともいう)。一方、共通上電極33の端部は個別端子19の手前まで形成されているが、個別端子19との間には離隔領域Xを設けているので、互いに導通されていない。
【0037】
このような構成を採ったことにより、アクチュエータユニット3の小型化が図れる。即ち、個別端子19の端部を積極的に圧電振動子18の表面に重ねて形成したことから、個別端子19を全体的に圧電振動子側に寄せて形成できる。このため、個別端子19に関し、導通に必要な長さ(即ち、接点端子20との接合に必要な長さ)を確保しつつもアクチュエータユニット3の幅、詳しくは、圧力室長手方向(振動子長手方向)の幅を短くすることができる。
【0038】
この小型化により、製造時において従来と同じ面積のセラミックスシートに対し、より多くのアクチュエータユニット3をレイアウトできる。従って、従来と同じ工程であってもより多くのアクチュエータユニット3が製造でき、製造効率の向上が図れる。また、原材料を節約することもできる。このように、製造効率の向上と原材料の節約とが図れることから、アクチュエータユニット3のコストダウンも図れる。
【0039】
また、配線基板4との接続時には、図7に示すように、個別端子19に配線基板4の接点端子20を重ねた状態で、個別端子19とは反対側の配線基板表面から加熱端子(図示せず)を押圧し、個別端子19と接点端子20とを半田付けする。この場合において、個別端子19の導通部19aは、圧電振動子18よりも上方に位置しアクチュエータユニット3において最も高い位置にあることから、加熱端子によって最も強く加圧される。このため、半田付けを確実に行うことができる。
【0040】
さらに、導通部19aが圧電振動子18の上に形成されていることから、圧電振動子18の分だけ導通部19aよりも下の部材が厚くなる。このため、当該部材の剛性が高くなり、加熱端子からの押圧力を確実に受け止めることもできる。
【0041】
次に、駆動振動子18bにおける他側(ノズル開口10側)の構造について説明する。
【0042】
図6及び図8に示すように、駆動振動子18bの他側において、共通上電極33及び共通下電極34は、振動子長手方向に延設される。即ち、共通下電極34は、振動板15の上を通って共通幹電極21の下面まで形成される。また、共通上電極33は、圧電体層22の端面を通って共通下電極34の表面に形成される。さらに、この共通上電極33も共通幹電極21の下面まで一連に形成される。従って、これらの共通上電極33及び共通下電極34は共に、共通幹電極21に電気的に導通されている。
【0043】
次に、ダミー振動子18aの構造について説明する。このダミー振動子18aの基本的な構造は上記した駆動振動子18bと同じである。即ち、図9及び図10に示すように、このダミー振動子18aも、上層圧電体31と下層圧電体32とを備えると共に圧力室長手方向に細長いブロック状の圧電体層22を有し、振動板15と下層圧電体32の間、上層圧電体31と下層圧電体32の境界、及び、下層圧電体32とは反対側となる上層圧電体31の表面にそれぞれ電極層を設けている。
【0044】
そして、本実施形態では、振動板15と下層圧電体32の間に設けた電極層(以下、第1導通電極35という。)と、上層圧電体31と下層圧電体32の境界に設けた電極層(以下、第2導通電極36という。)とを振動子長手方向の両側に延出して共通幹電極21と個別端子19とを導通させている。即ち、第1導通電極35は共通幹電極21から下層圧電体32の下を通って個別端子19まで一連に形成され、第2導通電極36は共通幹電極21から上層圧電体31の下を通って個別端子19まで一連に形成されている。本実施形態では、これらの各導通電極を、共通下電極34及び駆動電極24と同じ電極材料で作製している。
【0045】
このように構成することで、ダミー振動子18aに設けた個別端子19と共通幹電極21とが導通電極35,36を介して導通されるので、この個別端子19を共通電位(例えば、接地電位)を供給するための供給端子(共通電位供給端子)として使用することができる。そして、この個別端子19は、駆動振動子18b用の個別端子19と同じ列に形成されているので、アクチュエータユニット3の小型化が図れる。また、配線基板4と各個別端子19を導通させる際に、ダミー振動子18a用の個別端子19と駆動振動子18b用の個別端子19とを纏めて導通できるので、作業効率の向上が図れる。
【0046】
また、これらの導通電極は何れも圧電体層22の下側に設けられているので、バリ状部は生じない。このため、配線基板4の実装後にバリ状部によって配線を断線させてしまったり、短絡を生じさせてしまったりする不具合を確実に防止できる。従って、記録ヘッド1に関し、トラブルの少ない安定した性能を発揮させることができる。
【0047】
さらに、これらの導通電極35,36は2層に分かれているので、十分な厚さを確保できる。これにより、電極の抵抗値を低く抑えることができる。加えて、各導通電極35,36を、共通下電極34及び駆動電極24と同じ電極材料で作製しているので、各導通電極35,36を共通下電極34や駆動電極24と同時に作製することができる。即ち、第1導通電極35は共通下電極34と同時に作製でき、第2導通電極36は駆動電極24と同時に作製できる。これにより、専ら導通電極を形成するための形成工程を行う必要がなくなり、製造効率を高めることができる。
【0048】
ところで、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
【0049】
例えば、上記した実施形態において、圧電振動子18は上下の圧電体層31,32等を積層した多層構造であったが、本発明は圧電体層が単層である単層構造の圧電振動子18にも適用できる。例えば、駆動振動子18bについては、圧電体層22と振動板15との間に駆動電極24を形成し、振動板15とは反対側の圧電体層表面に共通上電極33及び個別端子19をそれぞれ形成する。また、ダミー振動子18aについては、圧電体層22と振動板15との間に導通電極を形成する。
【0050】
また、以上は、液体噴射ヘッドの一種である記録ヘッド1を例に挙げて説明したが、本発明は、液晶噴射ヘッドや色材噴射ヘッド等といった他の液体噴射ヘッドにも適用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の効果を奏する。
即ち、電極層を、共通幹電極から複数の共通枝電極を各圧電体層毎に延設した櫛歯状の共通電極と、各圧電体層毎に設けられる個別電極とから構成し、下層圧電体の表面に共通下電極を、上層圧電体における圧力室とは反対側の表面に共通上電極をそれぞれ形成すると共に圧力室長手方向の他側に延出して共通幹電極に導通させる一方、個別電極を下層圧電体と上層圧電体との境界に形成すると共に圧力室長手方向の一側に延出して個別端子に導通させ、個別端子を、圧電体層の長手方向の一側面を覆う状態に形成すると共に、その端部を、圧力室との重畳領域よりも外側の非重畳領域における圧電体層端部の表面に重ねて形成したので、個別端子に関し、導通に必要な長さを確保しつつもアクチュエータユニットの幅、詳しくは、圧力室長手方向(振動子長手方向)の幅を短くすることができる。
また、個別端子の配線基板との導通部を圧電振動子よりも上方に配置したので、個別端子の導通部に配線基板の接点端子を重ねた状態で、個別端子とは反対側の配線基板表面から加熱端子を押圧して個別端子と接点端子とを半田付けする場合において、個別端子の導通部は、圧電振動子よりも高い位置にあることから、加熱端子によって最も強く加圧される。このため、半田付けを確実に行うことができる。
さらに、個別端子の導通部が圧電振動子の上に形成されていることから、圧電振動子の分だけ導通部よりも下の部材が厚くなる。このため、当該部材の剛性が高くなり、加熱端子からの押圧力を確実に受け止めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録ヘッドの構成を説明する分解斜視図である。
【図2】アクチュエータユニット及び流路ユニットを説明する断面図である。
【図3】ノズルプレートを説明する部分拡大図である。
【図4】アクチュエータユニットを圧電振動子側から見た斜視図である。
【図5】圧電振動子の構造を説明する断面図である。
【図6】駆動振動子の端部構造を説明する図である。
【図7】図6のA部拡大図である。
【図8】図6のB部拡大図である。
【図9】ダミー振動子の一側端部の構造を説明する図である。
【図10】ダミー振動子の他側端部の構造を説明する図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド
2 流路ユニット
3 アクチュエータユニット
4 配線基板
5 インク供給口
6 ノズル連通口
7 供給口形成基板
8 共通インク室
9 インク室形成基板
10 ノズル開口
11 ノズルプレート
12 ノズル列
13 圧力室
14 圧力室形成基板
15 振動板
16 供給側連通口
17 蓋部材
18 圧電振動子
19 個別端子
20 配線基板の接点端子
21 共通幹電極
22 圧電体層
23 共通枝電極
24 駆動電極(個別電極)
31 上層圧電体
32 下層圧電体
33 共通上電極
34 共通下電極
35 第1導通電極
36 第2導通電極

Claims (2)

  1. ノズル開口に連通されると共にノズル列とは直交する方向に細長い複数の圧力室と、該圧力室の一部を区画する振動板と、前記圧力室とは反対側の振動板表面に各圧力室毎に設けられ、圧力室長手方向に細長い圧電振動子とを備え、圧電振動子の変形によって圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記圧電振動子は、電場に応じて変形する圧電体層と該圧電体層に付与される電場を発生する電極層とを備え、各圧電振動子の長手方向一側には配線基板との導通部となる個別端子を設け、
    前記圧電体層を互いに積層された上層圧電体及び下層圧電体から構成し、圧力室長手方向に細長いブロック状に成形すると共に、その端部が圧力室端部を越えるように配設し、
    前記電極層を、共通幹電極から複数の共通枝電極を各圧電体層毎に延設した櫛歯状の共通電極と、各圧電体層毎に設けられる個別電極とから構成し、
    前記共通枝電極を互いに同電位に調整される共通上電極及び共通下電極から構成し、下層圧電体の表面に共通下電極を、上層圧電体における圧力室とは反対側の表面に共通上電極をそれぞれ形成すると共に圧力室長手方向の他側に延出して共通幹電極に導通させる一方、個別電極を下層圧電体と上層圧電体との境界に形成すると共に圧力室長手方向の一側に延出して個別端子に導通させ、
    該個別端子を、圧電体層の長手方向の一側面を覆う状態に形成すると共に、その端部を、圧力室との重畳領域よりも外側の非重畳領域における圧電体層端部の表面に重ねて形成し、
    個別端子の配線基板との導通部を圧電振動子よりも上方に配置したことを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記圧電体層を単層構造とし、圧電体層と振動板との間には個別電極を、振動板とは反対側の圧電体層表面に共通枝電極及び個別端子を、それぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
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