JP4275292B2

JP4275292B2 - Entrance packing

Info

Publication number: JP4275292B2
Application number: JP2000164012A
Authority: JP
Inventors: 計夫高見沢; 攻高木; 奏一朗上田
Original assignee: Mutsubushi Rubber Co Ltd
Current assignee: Mutsubushi Rubber Co Ltd
Priority date: 2000-06-01
Filing date: 2000-06-01
Publication date: 2009-06-10
Anticipated expiration: 2020-06-01
Also published as: JP2001342793A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発進立坑からシールドの発進をさせる場合において用いられるエントランスパッキンに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種のエントランスパッキンとしては、例えばシールドの外周形状である円形に対応した形状を有しているものがある。
具体的には、例えばエントランスパッキン１０１は、図５に示すように、坑口１０４の外周に係る部分１０３に対する取付部１１１ａ、及びシールド１０２の外周全体に対して締め付け力を付与する自由端部１１１ｂからなる板状の弾性部材たるゴムリング１１１と、ゴムリング１１１の立坑側に間欠的に添設され、坑口１０４の外周に係る部分１０３に対する取付部１１２ａ、及び自由端部１１２ｂからなり、取付部１１２ａと自由端部１１２ｂとの境界に係るヒンジ部分を基端部１１２ｃとしたシールド進行方向における折れ曲げが自在である鋼製の裏返り防止金具１１２とから構成されている。
【０００３】
かかるエントランスパッキン１０１によれば、図５に示すように、坑口１０４からシールド１０２が挿入されると、ゴムリング１１１の自由端部１１１ｂがシールド１０２の外周全体に対して締め付け力を付与すると同時に、裏返り防止金具１１２の自由端部１１２ｂの先がシールド１０２の外周に当接しながら泥水圧Ｐに抵抗することによりゴムリング１１１の裏返りを防止し、もってシールド１０２と坑口１０４の外周に係る部分１０３との隙間１０５から立坑内への泥水の流入を阻止することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このタイプのエントランスパッキン１０１では、ゴムリング１１１と、裏返り防止金具１１２とが別個独立に分離構成されていることから、泥水の部分的な漏れを回避できないという不都合を内在している。
【０００５】
即ち、ゴムリング１１１のうち、自由端部１１１ｂは、同図に示すように、ゴムリング１１１の有する弾性によりシールド１０２の外周全体に対して締め付け力を付与しているのみならず、取付部１１１ａとの境界に係る部分を基端部１１１ｃとした一種の板ばねとなってシールド１０２の外周に対して押圧力を付勢していることとなっているが、この基端部１１１ｃから自由端部１１１ｂの先まで相当に距離があり、本来的に付勢し得る押圧力に限界がある。
【０００６】
また、施工精度やシールド１０２の製作精度との関係上、坑口１０４を実際に通過している時におけるシールド１０２の外径中心とエントランスパッキン１０１の内径中心とが必ずしも正確には合致しないのが現実である。
【０００７】
従って、シールド１０２の外周に対するゴムリング１１１の密着に部分的な欠陥ができ易く、それ故に、泥水の部分的な漏れを回避できない。
【０００８】
そこで、本発明の課題は、発進立坑からシールドの発進をさせる場合において、シールドとの隙間から泥水の部分的な漏れが生じないように、泥水の阻止機能を安定的に発揮させることができるエントランスパッキンを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明に係るエントランスパッキンは、シールドの外周形状に対応した形状を有し、坑口の外周に係る部分に対する取付部、弾性部材を含み、シールドの外周全体に対して締め付け力を付与する自由端部、及び該取付部と該自由端部との中間部からなる一体構造のエントランスパッキンであって、前記中間部及び前記自由端部は、前記取付部との境界に係る部分を基端部としたシールド進行方向における折れ曲げが自在であり、前記自由端部は、前記中間部との境界に係る部分を基端部としたシールドの外周に対する板ばね付勢が自在であり、前記中間部は、前記自由端部との境界に係る部分及び前記取付部との境界に係る部分を含む一体の部材であって、該自由端部との境界に係る部分がシールドの外周に当接しながら泥水圧に抵抗することにより前記中間部及び前記自由端部の裏返りを防止する裏返り防止部材を含むことを特徴としている。
【００１０】
本発明に係るエントランスパッキンによれば、単に、シールドの外周全体に対する締め付け力の付与や中間部及び自由端部の裏返りの防止ができるのみならず、中間部との境界に係る部分を基端部としたシールドの外周に対する板ばね付勢が強力にできるので、発進立坑からシールドの発進をさせる場合において、泥水の阻止機能を安定的に発揮させることができる。そして、それ故に、シールドとの隙間から泥水の部分的な漏れが生ずることがない。
【００１１】
このような技術的手段において、前記中間部としては、取付部との境界に係る部分を基端部としたシールド進行方向における折れ曲げが自在であり、自由端部との境界に係る部分がシールドに当接しながら泥水圧に抵抗することにより中間部及び自由端部の裏返りを防止する裏返り防止部材を含むものであれば、弾性部材を含む構成とするか含まない構成とするか等の別を問わない。
【００１３】
但し、弾性部材の損耗を可及的に抑えるという観点からすれば、前記中間部としては、弾性部材の内部に、前記裏返り防止部材である板状部材を間欠的に配設してなることが好ましい。
【００１４】
この場合において、前記自由端部としては、中間部との境界に係る部分を基端部としたシールドの外周に対する板ばね付勢ができるものであれば、弾性部材が一部に含まれるか全部に含まれるか等の別を問わず、シールドの外周と接触する部分の形状や構造等も適宜選定して差し支えない。
【００１５】
但し、より完全な泥水の阻止機能を発揮させる観点からすれば、前記自由端部としては、シールドの外周全体に対して密着する弾性突起部材を含むことが好ましい。
【００１６】
また、前記自由端部が板状部材である場合において自由端に係る部分のめくり上がりを防止するという観点からすれば、前記自由端部としては、自由端に係る部分のうち立坑と反対側のみがテーパーになっていることが好ましい。
【００１７】
また、前記取付部と前記自由端部との境界に係る部分としては、該部分を基端部としたシールド進行方向における折れ曲げの自在性が確保できるものであれば、ヒンジ構造により折れ曲げ自在としても、その他構造により折れ曲げ自在としても差し支えない。
【００１８】
但し、機械的構造を回避してコストの低廉化を図るという観点からすれば、前記取付部と前記自由端部との境界に係る部分は、弾性部材からなることが好ましい。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
【００２０】
◎参考実施形態
図１は参考実施形態におけるエントランスパッキンの概略構成を示す側面図、図２は該エントランスパッキンの詳細構成を示す図（図２（ａ）は側面図、図２（ｂ）は正面図）である。
【００２１】
この参考実施形態において、エントランスパッキン１は、図１に示すように、弾性板状部材たるゴムリング１１と、ゴムリング１１の中央部分１１ｂの立坑側に対して間欠的に固着される裏返り防止部材である板状部材としてのフラットバー１２と、ゴムリング１１の外側部分１１ａに対して添設されるスペーサー１３ａ、押さえ鉄板１３ｂ及び締結ボルト１３ｃからなる坑口４の外周に係る部分３に対する取付部材１３とから構成されている。
【００２２】
そして、このエントランスパッキン１は、図示しないが、この参考実施形態に係るシールド２の外周形状である円形に対応した形状であるリング形状を有することとなっている（図２（ｂ）参照）。
【００２３】
しかし、このエントランスパッキン１は、このようなリング形状に限られるものではなく、例えば、シールドの横断面形状が馬蹄形の場合、エントランスパッキン１も馬蹄形に対応した形状となり、シールドの横断面形状が楕円形の場合、楕円形に対応した形状となる。
【００２４】
かかるエントランスパッキン１は、具体的には、図１に示すように、外側を構成する取付部２１と、内側を構成する自由端部２２と、取付部２１と自由端部２２との間を構成する中間部２３とからなる一体構造のものとして構成されている。
【００２５】
ここで、取付部２１は、エントランスパッキン１が坑口４の外周に係る部分３に取り付けられる部分としての役割を果たす。
【００２６】
この取付部２１は、具体的には、図１に示すように、坑口４の外周に係る部分３に添設されるゴムリング１１の外側部分１１ａと、この外側部分１１ａの更に外側に添設されるスペーサー１３ａと、スペーサー１３ａの外側に添設される押さえ鉄板１３ｂと、坑口４の外周に係る部分３に対してゴムリング１１、スペーサー１３ａ及び押さえ鉄板１３ｂを締結する締結ボルト１３ｃとからなっている。
【００２７】
尚、取付部２１には、図２（ａ）に示すように、坑口４の外周に係る部分３の全周に対して密着する弾性突起部材１１ｆが設けられている。この弾性突起部材１１ｆは、取付部２１と坑口４の外周に係る部分３との隙間から泥水が裏廻りして漏れる事態を未然に防止する役割を果たす。
【００２８】
尚、図２（ａ）においては、弾性突起部材１１ｆが坑口４の外周に係る部分３の中へと嵌挿されているかのように示されているが、実際はこれと異なり、弾性突起部材１１ｆの突起形状は坑口４の外周に係る部分３との間で押しつぶされた状態となっている。
【００２９】
また、中間部２３は、図２（ｂ）に示すように、ゴムリング１１の中央部分１１ｂと、この中央部分１１ｂの立坑側に間欠的に固着されるフラットバー１２とから構成されている。
【００３０】
ここで、ゴムリング１１及びフラットバー１２は、具体的には、図２に示すように、接続ボルト１２ａによって相互に固着されており、これにより一体構造になっている。
【００３１】
また、フラットバー１２は、後述するように、裏返り防止部材としての作用を奏するものであることから、図１に示すように、自由端部２２との境界に係る部分及び取付部２１との境界に係る部分を含む一体の部材として構成されている。ここで、ゴムリング１１及びフラットバー１２の裏返り防止について万全を期す観点から、押さえ鉄板１３ｂのゴムリング１１側には、泥水圧を受けた場合において取付部２１との境界に係る部分が当接することとなるストッパー１４が設けられている。
【００３２】
更に、自由端部２２は、シールド２の外周全体に対して締め付け力を付与する役割を果たす。この自由端部２２は、図１に示すように、ゴムリング１１の内側部分１１ｃのみからなっている。
【００３３】
以上のような構成を有するエントランスパッキン１において、中間部２３及び自由端部２２は、図１に示すように、取付部２１との境界に係る部分を基端部１１ｄとしたシールド進行方向における折れ曲げが自在になっている。
【００３４】
即ち、取付部２１と自由端部２２との境界に係る部分が弾性部材たるゴムで構成されることにより、該部分を基端部１１ｄとしたシールド進行方向における折れ曲げの自在性が確保されている。ここで、折れ曲げの基端部１１ｄを弾性部材たるゴムによって構成したのは、ヒンジ構造等の高価な機械的構造を回避することによりコストの低廉化をねらったという理由による。
【００３５】
一方、自由端部２２は、図１に示すように、中間部２３との境界に係る部分を基端部１１ｅとしたシールド２の外周に対する板ばね付勢が自在になっている。
【００３６】
ここで、この自由端部２２には、図２（ａ）に示すように、シールド２の外周全体に対して密着する弾性突起部材１１ｇが設けられている。この弾性突起部材１１ｇは、より完全な泥水の阻止機能を発揮させる役割を果たす。
【００３７】
尚、図２（ａ）においては、弾性突起部材１１ｇがシールド２の中へと嵌挿されているかのように示されているが、実際はこれと異なり、弾性突起部材１１ｇの突起形状はシールド２との間で押しつぶされた状態となっている。
【００３８】
また、自由端部２２は、自由端に係る部分のうち立坑と反対側のみがテーパー１１ｈに構成されている。このテーパー１１ｈは、自由端に係る部分のめくり上がりを防止する役割を果たす。
【００３９】
次に、図１及び図２を用いて、この参考実施形態に係るエントランスパッキン１の作用について説明する。尚、説明の便宜上、坑口４に係る地山領域が薬液注入工法によって改良されているものとする。
【００４０】
まず、発進立坑からシールド２が発進して前方向へと進行していくと、シールド２の外周に係る前端部がフラットバー１２及びこれと一体であるゴムリング１１を押し退けていく。
【００４１】
すると、フラットバー１２及びゴムリング１１からなる中間部２３並びにゴムリング１１のみからなる自由端部２２が、基端部１１ｄとしての取付部２１との境界に係る部分を中心にシールド２の進行方向において折れ曲げられる。
【００４２】
続いて、シールド２が更に前方向へと進行していくと、シールド２の外周に係る前端部がゴムリング１１のみからなる自由端部２２を押し広げていく結果、シールド２は自由端部２２の内側に挿入されることとなる。
【００４３】
すると、自由端部２２は、シールド２にて押し広げられたことに基づく弾性復帰力によって、シールド２の外周全体に対して締め付け力を付与する。
【００４４】
そして、シールド２が更に前方向へと進行していくと、シールド２が薬液注入工法により改良した領域を貫通することとなる結果、シールド２と地山との隙間から泥水が立坑方向へと浸入してくる。
【００４５】
泥水は、自由端部２２がシールド２の外周全体に対して締め付け力を付与しており、また、取付部２１が坑口４の外周に係る部分３全体に対して密着されており、更にエントランスパッキン１が一体構造であることから、直ちに、シールド２と地山との隙間及びシールド２と坑口４の外周に係る部分３との隙間に充填されることとなる。
【００４６】
その結果、エントランスパッキン１に対しては、泥水によって泥水圧Ｐが付与されることとなる。
【００４７】
エントランスパッキン１に対して泥水圧Ｐが付与されると、中間部２３及び自由端部２２のうちゴムリング１１に係る部分では、泥水圧Ｐに抵抗できない結果、立坑側へと裏返りそうになる。
【００４８】
しかし、中間部２３及び自由端部２２のうちフラットバー１２に係る部分では、自由端部２２との境界に係る部分をシールド２の外周に当接させることにより泥水圧Ｐに抵抗する。
【００４９】
その結果、中間部２３及び自由端部２２の裏返りは、未然に防止されることとなる。
【００５０】
ここで、施工精度やシールド２の製作精度に起因して、シールド２の外径中心とエントランスパッキン１の内径中心とで不可避的にズレを生じた状態においてシールド２が坑口４を通過していくときに、シールド２の外周に対するゴムリング１１の密着に部分的な欠陥ができ、泥水の部分的な漏れを生じる虞が懸念される。
【００５１】
しかし、自由端部２２は、シールド２の外周全体に対して締め付け力を付与しているのみならず、中間部２３との境界に係る部分を基端部１１ｅとしたシールド２の外周に対する板ばね付勢がされているので、そのような部分的な欠陥ができる虞は殆どなく、それ故に、泥水の部分的な漏れが生じない。
【００５２】
また、自由端部２２には、シールド２の外周に対して密着する弾性突起部材１１ｇが設けられていることから、より完全な泥水の阻止機能が担保されることとなる。
【００５３】
更に、自由端部２２は自由端に係る部分のうち立坑と反対側のみがテーパー１１ｈに構成したことから、シールド２と自由端に係る部分との間に偶発的にレキなどが挟み込まれ、これにより自由端に係る部分のめくり上がりが発生することとなる結果、泥水の部分的な漏れが生じる事態を招くこともない。
【００５４】
従って、この参考実施形態に係るエントランスパッキン１によれば、発進立坑からシールド２の発進をさせる場合において、泥水の阻止機能を安定的に発揮させることができる。そして、それ故に、シールド２との隙間から泥水の部分的な漏れが生ずることがない。
【００５５】
◎実施の形態
図３は本発明に係る実施の形態におけるエントランスパッキン３１の概略構成を示す側面図、図４は該エントランスパッキン３１の詳細構成を示す図（図４（ａ）は側面図、図４（ｂ）は正面図）である。尚、参考実施形態と同様な構成要素については参考実施形態と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
【００５６】
この実施の形態に係るエントランスパッキン３１は、参考実施形態と略同様であるが、参考実施形態と異なり、中間部２３がゴムリング１１の内部にフラットバー４２を間欠的に配設してなる構成となり、それ故に、取付部２１がスペーサー１３ａを含まない構成となっている。
【００５７】
従って、この実施の形態に係るエントランスパッキン３１によれば、参考実施形態と同様の機能を発揮するフラットバー４２をゴムリング１１の内部に配設しているので、参考実施形態と同様の効果が享受できるというだけでなく、ゴムリング１１の損耗を可及的に抑えることができるという効果も享受できることとなる。
【００５８】
【発明の効果】
本発明に係るエントランスパッキンによれば、以上のように構成したため、発進立坑からシールドの発進をさせる場合において、シールドとの隙間から泥水の部分的な漏れが生じないように、泥水の阻止機能を安定的に発揮させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】参考実施形態におけるエントランスパッキンの概略構成を示す側面図である。
【図２】参考実施形態におけるエントランスパッキンの詳細構成を示す図（図２（ａ）は側面図、図２（ｂ）は正面図）である。
【図３】本発明に係る実施の形態におけるエントランスパッキンの概略構成を示す側面図である。
【図４】本発明に係る実施の形態におけるエントランスパッキンの詳細構成を示す図（図４（ａ）は側面図、図４（ｂ）は正面図）である。
【図５】従来例におけるエントランスパッキンの概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
１…エントランスパッキン
２…シールド
３…外周に係る部分
４…坑口
１１…ゴムリング
１１ａ…外側部分
１１ｂ…中央部分
１１ｃ…内側部分
１１ｄ…基端部
１１ｅ…基端部
１１ｆ…弾性突起部材
１１ｇ…弾性突起部材
１１ｈ…テーパー
１２…フラットバー
１２ａ…接続ボルト
１３…取付部材
１３ａ…スペーサー
１３ｂ…押さえ鉄板
１３ｃ…締結ボルト
１４…ストッパー
２１…取付部
２２…自由端部
２３…中間部
１０１…エントランスパッキン
１０２…シールド
１０３…外周に係る部分
１０４…坑口
１０５…隙間
１１１…ゴムリング
１１１ａ…取付部
１１１ｂ…自由端部
１１１ｃ…基端部
１１２…裏返り防止金具
１１２ａ…取付部
１１２ｂ…自由端部
１１２ｃ…基端部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an entrance packing used when starting a shield from a start shaft.
[0002]
[Prior art]
As this type of conventional entrance packing, for example, there is one having a shape corresponding to the circular shape that is the outer peripheral shape of the shield.
Specifically, for example, the entrance packing 101 includes, as shown in FIG. 5, an attachment portion 111 a to the portion 103 related to the outer periphery of the wellhead 104 and a free end portion 111 b that applies a tightening force to the entire outer periphery of the shield 102. A rubber ring 111 as a plate-like elastic member, and a mounting portion 112a that is intermittently attached to the shaft side of the rubber ring 111 and is attached to a portion 103 related to the outer periphery of the wellhead 104, and a free end portion 112b. And a free-end portion 112b having a hinge portion at the boundary between the free end portion 112b and a base end portion 112c.
[0003]
According to the entrance packing 101, as shown in FIG. 5, when the shield 102 is inserted from the wellhead 104, the free end 111b of the rubber ring 111 simultaneously applies a tightening force to the entire outer periphery of the shield 102. The tip of the free end 112b of the inside-out prevention metal fitting 112 is in contact with the outer periphery of the shield 102 and resists the muddy water pressure P, thereby preventing the rubber ring 111 from being turned over. The muddy water can be prevented from flowing into the shaft from the gap 105.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this type of entrance packing 101, since the rubber ring 111 and the turn-up prevention metal fitting 112 are separately and separately configured, there is a disadvantage that partial leakage of muddy water cannot be avoided.
[0005]
That is, of the rubber ring 111, the free end 111b not only applies a clamping force to the entire outer periphery of the shield 102 due to the elasticity of the rubber ring 111, as shown in FIG. It becomes a kind of leaf spring in which the portion related to the boundary is the base end portion 111c, and the pressing force is urged against the outer periphery of the shield 102. There is a considerable distance to the tip of the portion 111b, and there is a limit to the pressing force that can be originally energized.
[0006]
In addition, because of the relationship between the construction accuracy and the manufacturing accuracy of the shield 102, it is a reality that the center of the outer diameter of the shield 102 and the center of the inner diameter of the entrance packing 101 do not always match exactly when passing through the wellhead 104. It is.
[0007]
Therefore, it is easy to make a partial defect in the adhesion of the rubber ring 111 to the outer periphery of the shield 102, and therefore, partial leakage of muddy water cannot be avoided.
[0008]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an entrance capable of stably exhibiting a muddy water blocking function so that partial leakage of muddy water does not occur from a gap with the shield when starting the shield from a start shaft. It is to provide packing.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, the entrance packing according to the present invention has a shape corresponding to the outer peripheral shape of the shield, includes an attachment portion for the portion related to the outer periphery of the wellhead, an elastic member, and is free to apply a tightening force to the entire outer periphery of the shield. An entrance packing having an integral structure including an end portion and an intermediate portion between the attachment portion and the free end portion, wherein the intermediate portion and the free end portion are defined as a base end portion corresponding to a boundary with the attachment portion. The free end can be bent in the shield traveling direction, and the free end can be urged by a leaf spring against the outer periphery of the shield with the portion related to the boundary with the intermediate as a base end. Is an integral member including a portion related to the boundary with the free end and a portion related to the boundary with the attachment portion, and the portion related to the boundary with the free end is in contact with the outer periphery of the shield. Resistance to water pressure It is characterized in that it comprises a inside-out preventing member prevents the inside-out of the intermediate portion and the free end by Rukoto.
[0010]
According to the entrance packing according to the present invention, not only can the tightening force be applied to the entire outer periphery of the shield and the intermediate portion and the free end portion can be prevented from being turned over, but the portion related to the boundary with the intermediate portion is the base end portion. Since the leaf spring biasing to the outer periphery of the shield can be made strong, the muddy water blocking function can be stably exhibited when starting the shield from the starting shaft. Therefore, partial leakage of muddy water does not occur from the gap with the shield.
[0011]
In such technical means, the intermediate portion can be bent in the shield traveling direction with the portion related to the boundary with the mounting portion as the base end, and the portion related to the boundary with the free end is shielded. If it includes an inside-out prevention member that resists turning over the middle part and the free end part by resisting muddy water pressure while contacting the It doesn't matter.
[0013]
However , from the viewpoint of suppressing the wear of the elastic member as much as possible, the intermediate portion may be formed by intermittently disposing the plate-like member as the inside-out prevention member inside the elastic member. preferable.
[0014]
In this case, as the free end portion, an elastic member is included in part or all of the free end portion as long as the plate spring can be biased with respect to the outer periphery of the shield with the portion related to the boundary with the intermediate portion as the base end portion. The shape, structure, etc. of the portion in contact with the outer periphery of the shield may be appropriately selected regardless of whether it is included in the case.
[0015]
However, from the viewpoint of exhibiting a more complete muddy water blocking function, the free end portion preferably includes an elastic protrusion member that is in close contact with the entire outer periphery of the shield.
[0016]
In addition, in the case where the free end portion is a plate-like member, from the viewpoint of preventing the portion related to the free end from turning up, the free end portion is only the side opposite to the shaft among the portions related to the free end. Is preferably tapered.
[0017]
In addition, as a portion related to the boundary between the mounting portion and the free end portion, if the portion can be bent freely in the shield traveling direction using the portion as a base end portion, it can be bent by a hinge structure. However, it can be bent and bent by other structures.
[0018]
However, from the viewpoint of reducing the cost by avoiding the mechanical structure, it is preferable that the portion related to the boundary between the mounting portion and the free end portion is made of an elastic member.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0020]
Reference Embodiment FIG. 1 is a side view showing a schematic configuration of an entrance packing according to a reference embodiment , FIG. 2 is a diagram showing a detailed configuration of the entrance packing (FIG. 2A is a side view, and FIG. 2B is a front view). Figure).
[0021]
In this reference embodiment , as shown in FIG. 1, the entrance packing 1 includes a rubber ring 11 that is an elastic plate-like member and an inside-out preventing member that is intermittently fixed to the shaft side of the central portion 11 b of the rubber ring 11. A flat bar 12 as a plate-like member, and a mounting member 13 for a portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4 comprising a spacer 13a, a pressing iron plate 13b and a fastening bolt 13c attached to the outer portion 11a of the rubber ring 11. It consists of and.
[0022]
And although this entrance packing 1 is not shown in figure, it has a ring shape which is a shape corresponding to the circular shape which is the outer periphery shape of the shield 2 which concerns on this reference embodiment (refer FIG.2 (b)).
[0023]
However, the entrance packing 1 is not limited to such a ring shape. For example, when the shield has a horseshoe cross-sectional shape, the entrance packing 1 also has a shape corresponding to a horseshoe shape, and the shield cross-sectional shape is elliptical. In the case of a shape, the shape corresponds to an ellipse.
[0024]
Specifically, as shown in FIG. 1, the entrance packing 1 includes a mounting portion 21 that forms the outside, a free end portion 22 that forms the inside, and a space between the mounting portion 21 and the free end portion 22. The intermediate portion 23 is configured as an integral structure.
[0025]
Here, the attachment portion 21 serves as a portion where the entrance packing 1 is attached to the portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4.
[0026]
Specifically, as shown in FIG. 1, the mounting portion 21 is provided on the outer side portion 11a of the rubber ring 11 attached to the portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4, and on the outer side of the outer portion 11a. Spacer 13a, a pressing iron plate 13b attached to the outside of the spacer 13a, and a fastening bolt 13c for fastening the rubber ring 11, the spacer 13a and the pressing iron plate 13b to the portion 3 on the outer periphery of the wellhead 4. ing.
[0027]
2A, the attachment portion 21 is provided with an elastic protrusion member 11f that is in close contact with the entire periphery of the portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4. As shown in FIG. This elastic projection member 11f plays a role of preventing a situation in which muddy water leaks from the gap between the attachment portion 21 and the portion 3 on the outer periphery of the wellhead 4 in advance.
[0028]
In FIG. 2 (a), the elastic projection member 11f is shown to be inserted into the portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4, but in reality, the elastic projection member 11f is different from this. The shape of the protrusion is crushed between the outer periphery of the well 4 and the portion 3.
[0029]
Moreover, as shown in FIG.2 (b), the intermediate part 23 is comprised from the center part 11b of the rubber ring 11, and the flat bar 12 fixed to the shaft side of this center part 11b intermittently.
[0030]
Here, as shown in FIG. 2, the rubber ring 11 and the flat bar 12 are specifically fixed to each other by a connection bolt 12a, thereby forming an integral structure.
[0031]
Further, as will be described later, the flat bar 12 functions as an inside-out prevention member, and therefore, as shown in FIG. 1, the portion related to the boundary with the free end portion 22 and the boundary with the mounting portion 21. It is comprised as an integral member containing the part which concerns on. Here, from the viewpoint of making sure that the rubber ring 11 and the flat bar 12 are not turned over, the rubber ring 11 side of the presser iron plate 13b comes into contact with a portion related to the boundary with the mounting portion 21 when subjected to muddy water pressure. A stopper 14 is provided.
[0032]
Furthermore, the free end 22 plays a role of applying a clamping force to the entire outer periphery of the shield 2. As shown in FIG. 1, the free end 22 includes only the inner portion 11 c of the rubber ring 11.
[0033]
In the entrance packing 1 having the above-described configuration, the intermediate portion 23 and the free end portion 22 are folded in the shield traveling direction with the base end portion 11d as a portion related to the boundary with the mounting portion 21, as shown in FIG. Bending is free.
[0034]
That is, the portion related to the boundary between the attachment portion 21 and the free end portion 22 is made of rubber as an elastic member, so that the flexibility of bending in the shield traveling direction with the portion as the base end portion 11d is secured. Yes. Here, the reason why the bent base end portion 11d is made of rubber, which is an elastic member, is that the cost is reduced by avoiding an expensive mechanical structure such as a hinge structure.
[0035]
On the other hand, as shown in FIG. 1, the free end portion 22 is free to urge the leaf spring against the outer periphery of the shield 2 with the portion related to the boundary with the intermediate portion 23 as the base end portion 11e.
[0036]
Here, as shown in FIG. 2A, the free end portion 22 is provided with an elastic protrusion member 11 g that is in close contact with the entire outer periphery of the shield 2. This elastic projection member 11g plays a role of exhibiting a more complete muddy water blocking function.
[0037]
In FIG. 2 (a), the elastic protrusion member 11g is shown as if it is inserted into the shield 2, but in reality, the protrusion shape of the elastic protrusion member 11g is different from that of the shield 2. It has been crushed between.
[0038]
Moreover, only the opposite side to a shaft is comprised by the taper 11h as for the free end part 22 among the parts which concern on a free end. The taper 11h plays a role of preventing the part related to the free end from being turned up.
[0039]
Next, the effect | action of the entrance packing 1 which concerns on this reference embodiment is demonstrated using FIG.1 and FIG.2. For convenience of explanation, it is assumed that the ground area related to the wellhead 4 has been improved by the chemical injection method.
[0040]
First, when the shield 2 starts from the starting vertical shaft and proceeds in the forward direction, the front end portion of the outer periphery of the shield 2 pushes away the flat bar 12 and the rubber ring 11 integrated therewith.
[0041]
Then, the intermediate part 23 consisting of the flat bar 12 and the rubber ring 11 and the free end part 22 consisting only of the rubber ring 11 are the traveling direction of the shield 2 around the part related to the boundary with the attachment part 21 as the base end part 11d. It is bent at.
[0042]
Subsequently, as the shield 2 further advances in the forward direction, the front end portion related to the outer periphery of the shield 2 pushes the free end portion 22 composed only of the rubber ring 11, and as a result, the shield 2 is free end portion 22. Will be inserted inside.
[0043]
Then, the free end portion 22 gives a tightening force to the entire outer periphery of the shield 2 by an elastic restoring force based on being spread by the shield 2.
[0044]
As the shield 2 advances further forward, the shield 2 penetrates the region improved by the chemical injection method, and as a result, muddy water enters the shaft from the gap between the shield 2 and the ground. Come on.
[0045]
In the muddy water, the free end portion 22 gives a tightening force to the entire outer periphery of the shield 2, the attachment portion 21 is in close contact with the entire portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4, and the entrance packing. Since 1 is an integral structure, the gap between the shield 2 and the natural ground and the gap between the shield 2 and the portion 3 related to the outer periphery of the wellhead 4 are immediately filled.
[0046]
As a result, the muddy water pressure P is applied to the entrance packing 1 by muddy water.
[0047]
When the muddy water pressure P is applied to the entrance packing 1, the portion related to the rubber ring 11 in the intermediate portion 23 and the free end portion 22 can not resist the muddy water pressure P, so that it is likely to turn over to the shaft side.
[0048]
However, in the portion related to the flat bar 12 in the intermediate portion 23 and the free end portion 22, the portion related to the boundary with the free end portion 22 is brought into contact with the outer periphery of the shield 2 to resist the muddy water pressure P.
[0049]
As a result, turning over of the intermediate part 23 and the free end part 22 is prevented in advance.
[0050]
Here, due to the construction accuracy and the manufacturing accuracy of the shield 2, the shield 2 passes through the wellhead 4 in a state where inevitably misalignment occurs between the outer diameter center of the shield 2 and the inner diameter center of the entrance packing 1. At times, there is a concern that there may be a partial defect in the adhesion of the rubber ring 11 to the outer periphery of the shield 2 and a partial leakage of muddy water.
[0051]
However, the free end 22 not only gives a clamping force to the entire outer periphery of the shield 2 but also a leaf spring with respect to the outer periphery of the shield 2 with the portion related to the boundary with the intermediate portion 23 as the base end 11e. Since it is energized, there is little risk of such a partial defect, and therefore there is no partial leakage of muddy water.
[0052]
In addition, since the free end portion 22 is provided with the elastic projection member 11g that is in close contact with the outer periphery of the shield 2, a more complete muddy water blocking function is secured.
[0053]
Furthermore, since the free end portion 22 is configured with a taper 11h only on the side of the free end opposite to the shaft, a rake or the like is accidentally sandwiched between the shield 2 and the free end portion. As a result, turning up of the portion related to the free end occurs, and as a result, no partial leakage of muddy water is caused.
[0054]
Therefore, according to the entrance packing 1 which concerns on this reference embodiment , when starting the shield 2 from a starting shaft, the blocking function of muddy water can be exhibited stably. Therefore, partial leakage of muddy water does not occur from the gap with the shield 2.
[0055]
◎ Embodiment Figure 3 is a side view showing a schematic configuration of the entrance seal 31 definitive the form status of implementation of the present invention embodiment, Fig. 4 is showing a detailed configuration of the entrance seal 31 (FIG. 4 (a) is a side view FIG. 4B is a front view). Incidentally, the same components and reference embodiment will not be further described here denoted by the same reference numerals as the reference embodiment.
[0056]
Entrance packing 31 according to the shape condition of this embodiment is the substantially similar to reference embodiment, unlike the reference embodiment, the intermediate portion 23 is formed by intermittently arranging the flat bar 42 in the interior of the rubber ring 11 Therefore, the mounting portion 21 does not include the spacer 13a.
[0057]
Therefore, according to the entrance packing 31 according to the shape condition of this embodiment, since the flat bar 42 having the same functions as those of the referential embodiment is disposed inside the rubber ring 11, the same effect as referential embodiment Not only can be enjoyed, but also the effect that wear of the rubber ring 11 can be suppressed as much as possible can be enjoyed.
[0058]
【The invention's effect】
According to the entrance packing according to the present invention, since it is configured as described above, when starting the shield from the start shaft, the muddy water blocking function is provided so that partial leakage of muddy water does not occur from the gap with the shield. It becomes possible to exhibit stably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a schematic configuration of an entrance packing according to a reference embodiment .
FIGS. 2A and 2B are diagrams (a side view and FIG. 2B are front views) showing a detailed configuration of an entrance packing according to the reference embodiment .
3 is a side view showing a schematic configuration of a definitive entrance packing in the form status of implementation of the present invention.
Diagram illustrating a detailed configuration of a definitive entrance packing in the form status of the implementation according to the present invention; FIG (FIG. 4 (a) is a side view, and FIG. 4 (b) is a front view) is.
FIG. 5 is a side view showing a schematic configuration of an entrance packing in a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Entrance packing 2 ... Shield 3 ... Part concerning outer periphery 4 ... Wellhead 11 ... Rubber ring 11a ... Outer part 11b ... Central part 11c ... Inner part 11d ... Base end part 11e ... Base end part 11f ... Elastic protrusion member 11g ... Elasticity Projection member 11h ... Taper 12 ... Flat bar 12a ... Connection bolt 13 ... Mounting member 13a ... Spacer 13b ... Pressing iron plate 13c ... Fastening bolt 14 ... Stopper 21 ... Mounting portion 22 ... Free end portion 23 ... Intermediate portion 101 ... Entrance packing 102 ... Shield 103 ... Peripheral portion 104 ... Wellhead 105 ... Gap 111 ... Rubber ring 111a ... Mounting portion 111b ... Free end portion 111c ... Base end portion 112 ... Flip prevention metal fitting 112a ... Mounting portion 112b ... Free end portion 112c ... Base end portion

Claims

シールドの外周形状に対応した形状を有し、坑口の外周に係る部分に対する取付部、弾性部材を含み、シールドの外周全体に対して締め付け力を付与する自由端部、及び該取付部と該自由端部との中間部からなる一体構造のエントランスパッキンであって、
前記中間部及び前記自由端部は、前記取付部との境界に係る部分を基端部としたシールド進行方向における折れ曲げが自在であり、
前記自由端部は、前記中間部との境界に係る部分を基端部としたシールドの外周に対する板ばね付勢が自在であり、
前記中間部は、前記自由端部との境界に係る部分及び前記取付部との境界に係る部分を含む一体の部材であって、該自由端部との境界に係る部分がシールドの外周に当接しながら泥水圧に抵抗することにより前記中間部及び前記自由端部の裏返りを防止する裏返り防止部材を含み、
前記中間部は、弾性部材の内部に、前記裏返り防止部材である板状部材を間欠的に配設してなることを特徴とする、
エントランスパッキン。A free end portion having a shape corresponding to the outer peripheral shape of the shield, including an attachment portion for the portion related to the outer periphery of the wellhead, an elastic member, and applying a tightening force to the entire outer periphery of the shield, and the attachment portion and the free portion An entrance packing having an integral structure consisting of an intermediate part with an end part,
The intermediate part and the free end part can be freely bent in the shield traveling direction with the part relating to the boundary with the attachment part as the base end part,
The free end is free to urge the leaf spring against the outer periphery of the shield with the base end as the portion related to the boundary with the intermediate portion,
The intermediate portion is an integral member including a portion related to the boundary with the free end portion and a portion related to the boundary with the attachment portion, and the portion related to the boundary with the free end portion is in contact with the outer periphery of the shield. look including the inside-out preventing member prevents the inside-out of the intermediate portion and the free end portion by resistance to muddy water pressure while in contact,
The intermediate portion is formed by intermittently disposing a plate-like member that is the inside-out prevention member inside the elastic member ,
Entrance packing.

前記自由端部は、シールドの外周全体に対して密着する弾性突起部材を含むことを特徴とする、
請求項１に記載のエントランスパッキン。The free end includes an elastic protrusion member that is in close contact with the entire outer periphery of the shield.
The entrance packing according to claim 1.

板状部材である前記自由端部は、自由端に係る部分のうち立坑と反対側のみがテーパーになっていることを特徴とする、
請求項１または請求項２に記載のエントランスパッキン。The free end that is a plate-like member is characterized in that only the side opposite to the shaft is tapered out of the portion related to the free end,
The entrance packing according to claim 1 or 2.

前記取付部と前記中間部との境界に係る部分は、弾性部材からなることを特徴とする、
請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載のエントランスパッキン。The portion related to the boundary between the attachment portion and the intermediate portion is made of an elastic member,
The entrance packing according to any one of claims 1 to 3.