JP4274439B2 - 閉塞鍛造用金型装置 - Google Patents

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この発明は分流閉塞鍛造に使用する鍛造用金型装置に関する。
従来ギヤなどの機械部品を鍛造により製作する方法としては、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものが公知である。
上記特許文献1の平歯車の鍛造方法は、素材を得るべき平歯車の歯車形状の歯輪郭より小さく設定した歯車形状を有する一次加工歯車に据え込み成形する第1の加工工程、一次加工歯車に歯形以外の部分で材料を自由に流動させつつ二次加工歯車に圧縮成形する第2の加工工程、二次加工歯車を最終製品にしごき成形する第3の加工工程とからなり、これらの各工程を冷間鍛造加工で行うことを特徴とするもので、しごき成形時のしごき代が安定して形成されるため、低荷重により高精度の製品が得られる効果がある。
また上記特許文献2の押出し加工方法は、穴部を有するパンチにより押出し成形して、パンチの穴部より凸部を形成すると共に、この部分の凸部解放端を所定圧力で加圧した状態で押出加工し、加工終了前に圧力を低減または除去するようにした方法であり、下死点付近で金型に作用する最大荷重を大幅に低減できる効果を有する。
特開平5−154598号公報 特許第2534899号公報
しかし特許文献1の鍛造方法では、予め得ようとする平歯車の歯車形状の歯輪郭より小さく素材を成形しているため、素材を歯車形状に成形するのに1〜2工程を必要とする上、素材の鍛造にも3工程を必要とするなど、工程数が多いため、鍛造に時間がかかり生産性が悪い不具合がある。
また各工程毎にパンチを交換して鍛造を行うため、交換作業が煩雑となる上、予め複数種のパンチやマンドレルを用意する必要があるため、金型代も嵩むなどの不具合もある。
一方特許文献2の押出し加工方法では、上パンチに設けられた加圧部材により、素材の流動を一部拘束しながら後方押出しを行い、加工終了前に加圧部材の加圧力を低減または除去するようにしたことから、成形開始時から高い面圧が金型に作用し、これによって金型が焼付いたり、金型の寿命が早期に低下するなどの不具合がある。
また上記公報の押出し加工方法では、上パンチ側にのみ加圧部材を設けた構成のため、上パンチと下パンチの加圧力が不均一となって材料が一方向へのみ流動することから、得られた製品のファイバーフローが不均一となって、製品の強度が低下したり、製品中にクラックやヒケなどの欠陥が発生しやすいなどの不具合もある。
この発明はかかる不具合を改善するためになされたもので、加圧手段により高い閉塞力が得られるようにした閉塞鍛造用金型装置を提供して、欠肉のない品質の良好な機械部品が容易に得られるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1記載の発明は、スライド6側に取付けられた上型1のキャビティ1aと、ボルスタ17側に設置された下型2のキャビティ2aを閉塞し、かつ上型1及び下型2に設けられた上カウンタパンチ8及び下カウンタパンチ22でキャビティ1a,2a内のワーク7を加圧分流してワーク7を閉塞鍛造する閉塞鍛造用金型装置において、
上記スライド6下面に上部シリンダブロック5を介して上部支持部材4を取付け、この上部支持部材4内に収容した第1の昇降部材4aの下面に、上記上型1を取付け、
上記上部シリンダブロック5に第1の外側シリンダ11を設け、この第1の外側シリンダ11内に第1のピストン11bを上下摺動自在で、かつ第1の油圧室11c内の圧油で下方に移動するように収容し、この第1のピストン11bの下面を第1の作動ピストン10に当接すると共に、その第1の作動ピストン10を上記第1の昇降部材4aの上面に当接し、上記第1の油圧室11c内に圧油を供給する油圧発生装置25を設けて上記上型1を上方より加圧する加圧手段とし、
上記第1の外側シリンダ11の中心部に第1の内側シリンダ12を設け、この第1の内側シリンダ12内に、上記上カウンタパンチ8を下方に押す第2のピストン12aを上下摺動自在に収容し、この第2のピストン12aを下方に移動する第2の油圧室12bへの圧油の充満、およびタンク(35)へのドレーンを行う油圧発生装置25を設けて、上記上カウンタパンチ8に背圧を付与する背圧付与手段とし、
上記ボルスタ17上面に下部シリンダブロック16を介して下部支持部材14を取付け、この下部支持部材14内に収容した第2の昇降部材14aの上面に、上記下型2を取付け、
上記下部シリンダブロック16に第2の外側シリンダ19を取付け、この第2の外側シリンダ19内に第3のピストン19bを上下摺動自在で、かつ第3の油圧室19c内の圧油で上方に移動するように収容し、この第3のピストン19bの上面を第2の作動ピストン18に当接すると共に、その第2の作動ピストン18を上記第2の昇降部材14aの下面に当接し、上記第3の油圧室19c内に圧油を供給する油圧発生装置25を設けて上記下型2を下方より加圧する加圧手段とし、
上記第2の外側シリンダ19の中心部に第2の内側シリンダ20を設け、この第2の内側シリンダ20内に、上記下カウンタパンチ22を上方に押す第4のピストン20aを上下摺動自在に収容し、この第4のピストン20aを上方に移動する第4の油圧室20bへの圧油の充満、およびタンク(35)へのドレーンを行う油圧発生装置25を設けて、上記下カウンタパンチ22に背圧を付与する背圧付与手段とし、
上記スライド6が下降するとき、上記第1の油圧室11cに圧油を供給して第1のピストン11bを下方に移動し、かつ上記第3の油圧室19cに圧油を供給して第3のピストン19bを上方に移動して加圧手段により上型1、下型2を上下方向より加圧してキャビティ1a,2aを両側閉塞するとともに、上記第2の油圧室12bに圧油を充満して上カウンタパンチ8に背圧を付与し、かつ上記第4の油圧室20bに圧油を充満して下カウンタパンチ22に背圧を付与してキャビティ1a,2a内のワーク7を加圧分流し、上記スライド6が上昇する前で、かつ上記キャビティ1a,2a内にワーク7が充満されたら上記第2の油圧室12b及び第4の油圧室20b内の圧油をタンク35へドレーンさせ、背圧を除圧する構成としたことを特徴とする閉塞鍛造用金型装置である。
請求項1に係る発明は、上記構成により、スライド6とともに上型1を下降させて、上型1と下型2を密着させたら、加圧手段で上型1と下型2をそれぞれ加圧してキャビティ1a,2aを両側閉塞し、同時に背圧付与手段で上カウンタパンチ8と下カウンタパンチ22でキャビティ1a,2a内のワークを上下方向より加圧してワークを両側分流させてキャビティ1a,2a内に流動させ、キャビティ1a,2a内にワークが充満したら、上下カウンタパンチ8,22の背圧を除圧してキャビティ1a,2a内に異常高圧が発生しないようにしたもので、加圧手段により高圧の閉塞力が容易に得られるため、大型の機械部品なども容易に鍛造することができると共に、キャビティ内にワークが充満されたら、背圧付与手段の背圧を除圧するようにしたことから、異常高圧が発生して金型が破損したり、金型寿命が早期に低下することもない。
またスライドが下死点に達するまで、大きな閉塞力を確保することができるため、キャビティ内での材料の充満性が向上して、欠肉のない品質の良好な成形品が得られると共に、バリが発生することもないので、成形後バリを取り除くなどの作業も必要ない。
さらに上下加圧手段に同時に油圧を供給して、上下型を閉塞することができるため、1基の油圧発生装置で圧油の供給が可能になり、これによって設備費の削減が図れると共に、閉塞鍛造中のみ油圧を発生させればよいことから、金型取付け部品などを小型化でき、これによって金型装置の価格低減も図れるようになる。
この発明の実施の形態を図1及び図2に示す図面を参照して詳述する。
図1は両側閉塞、両側分流により等速ジョイントのインナレースや、ベベルギヤ、フランジ部品などの機械部品(以下ワークという)を鍛造するための閉塞鍛造用金型装置の断面図、図2は油圧発生装置の回路図を示す。
これら図において1は上型、2は下型で、上記上型1は上型ホルダ3を介して上部支持部材4の下面に着脱自在に取付けられており、上部支持部材4は上部シリンダブロック5を介して鍛造プレスのスライド6下面に取付けられている。
上記上型1の下面中央には、ワーク7を成形するキャビティ1aが形成されていて、このキャビティ1a内には、上型1の中心部に上下摺動自在に支承された上カウンタパンチ8のテーパ状先端部8aが上方より出没自在に突出するようになっている。
上記上部支持部材4内には、上型1を昇降する昇降部材4aが上昇自在に収容されていて、この昇降部材4aの下面にホルダ3により上型1が取付けられており、昇降部材4aの外周面には段部4bが形成されていて、この段部4bが係止リング4cに係止されることにより、昇降部材4aが上部支持部材4内より脱落しないようになっていると共に、昇降部材4aの上面には、複数の作動ピン10の下端が当接されている。
上記各作動ピン10は、シリンダブロック5内に設けられた外側シリンダ11の端板11aを上下方向に貫通するように設けられており、上端面は外側シリンダ11内に上下摺動自在に収容されたピストン11bの下面に当接されている。
上記ピストン11bの上側は油圧室11cとなっていてシリンダブロック5内に形成された油路5a及び管路29を介して図2に示す油圧発生装置25に接続されている。
また外側シリンダ11の中心部には、内側シリンダ12が設けられていて、この内側シリンダ12内に上下摺動自在に収容されたピストン12aの下面は、押圧子13を介して上カウンタパンチ8の上面に当接されていると共に、ピストン12aの中心部には、スライド6内に設けられたスライドノックアウト(図示せず)のノックアウトピン14が上下摺動自在に貫通されている。
そして上記ピストン12aの上側は油圧室12bとなっていて、予め油が充満されていると共に、シリンダブロック5内に形成された油路5b及び途中に第1電磁弁32とリリーフ弁33が並列接続された管路34を介して図2に示す油圧発生装置25の油タンク35に接続されている。
一方上記下型2は、下部支持部材14内に昇降自在に収容された昇降部材14aの上面に下型ホルダ15を介して取付けられており、下部支持部材14は下部シリンダブロック16を介して鍛造プレスのボルスタ17上面に取付けられている。
上記昇降部材14aの外周面には段部14bが形成されていて、この段部14bが係止リング14cに係止されることにより、昇降部材14aが上方へ抜け出さないようになっていると共に、昇降部材14aの上面には、複数の作動ピン18の下端が当接されている。
上記各作動ピン18は、シリンダブロック16内に設けられた外側シリンダ19の端板19aを上下方向に貫通するように設けられており、下端面は外側シリンダ19内に上下摺動自在に収容されたピストン19bの上面に当接されている。
上記ピストン19bの下側は油圧室19cとなっていて、シリンダブロック16内に形成された油路16a及び管路29を介して油圧発生装置25に接続されている。
また外側シリンダ19の中心部には内側シリンダ20が設けられていて、この内側シリンダ20内に上下摺動自在に収容されたピストン20aの上面は、押圧子21を介して下カウンタパンチ22の下面に当接されている。
上記下カウンタパンチ22の上端に形成されたテーパ状先端部22aは、下型2の上面に形成されたキャビティ2a内に下方より出没自在に突出されていると共に、上記ピストン20aの中心部には、ベッドに設けられたベッドノックアウト(ともに図示せず)のノックアウトピン23が上下摺動自在に貫通されている。
そして上記ピストン20aの下側は油圧室20bとなっていて、予め油が充満されていると共に、シリンダブロック16内に形成された油路16b及び途中に第2電磁弁36とリリーフ弁37が並列接続された管路38を介して油圧発生装置25の油タンク35に接続されている。
上記油圧発生装置25は、図2に示すように径の異なるシリンダ26a,26bを有する中圧発生手段26と、径の異なるシリンダ27a,27bを有する高圧発生手段27を有していて、油圧ポンプ28より小径側のシリンダ26b,27bへ圧油が供給されることにより、大径側のシリンダ26a,27aに中圧または高圧油が発生されるようになっており、これら中高圧発生手段26,27で発生された圧油は、管路29を介して上型1側に設けられた外側シリンダ11の油圧室11c及び下型2側に設けられた外側シリンダ19の油圧室19cへそれぞれ供給されるようになっている。
なお図2中40は中高圧発生手段26,27内の残圧を油タンク35へ抜くための残圧抜出弁である。
次に上記構成された閉塞鍛造用金型装置の作用を説明する。
スライド6が上死点に停止されている状態で、図示しないワーク搬送手段により下型2のキャビティ2a内にワーク7を搬入したら、スライド6と共に上型1を下降させ、上型1の下面を下型2の上面に密着させたら、この状態で中圧発生手段26または高圧発生手段27より圧油を外側シリンダ11,19の各油圧室11c,19cへ同時に供給して、上型1と下型2を上下方向より加圧し、キャビティ1a,2aを閉塞する(これを両側閉塞という)。
同時にキャビティ1a,2a内に突出する上カウンタパンチ8及び下カウンタパンチ22の先端部8a,22aでキャビティ1a,2a内のワーク7を上下方向より背圧を付与して、ワーク7をキャビティ1a,2a内へ分流(これを両側分流という)させて、閉塞されたキャビティ1a,2a内でワーク7を鍛造する。
そして分流されたワーク7がキャビティ1a,2a内に充満されて、内圧が上昇する直前に第1、第2電磁弁32,36を開放して、内側シリンダ12,20の油圧室12b,20bの圧油を油タンク35へドレンさせる。
これによって上下カウンタパンチ8,22に付与されていた背圧が除圧されて、ワーク7の加圧分流が停止されるため、キャビティ1a,2aの内圧上昇が抑制され、内圧が異常に上昇することにより生じる金型の破損などが防止される。
以上のようにしてワーク7の成形が完了すると、スライド6が上型1とともに上昇を開始するのに伴い、まずスライドノックアウトによりノックピン14が押し下げられて、上型1に付着したワーク7がノックアウトされ、その後さらにスライド6が上昇するのに伴い、ベッドノックアウトによりノックアウトピン23が押し上げられて下型2よりワーク7がノックアウトされた後、ワーク搬送装置により成形の完了したワーク7が搬出される。
以下上記動作を繰返すことにより、ワーク7を閉塞鍛造するもので、上下型1,2を両側閉塞すると同時に、上下カウンタパンチ14,22によりワーク7を両側分流させて鍛造を行うため、欠肉のない良質な成形品が得られるようになる。
この発明の実施の形態になる閉塞鍛造用金型装置の断面図である。 この発明の実施の形態になる閉塞鍛造用金型装置に使用する油圧発生装置の回路図である。
符号の説明
1…上型、1a…キャビティ、2…下型、2a…キャビティ、6…スライド、7…ワーク、8…上カウンタパンチ、11…加圧手段(外側シリンダ)、12…背圧付与手段(内側シリンダ)、17…ボルスタ、19…加圧手段(外側シリンダ)、20…背圧付与手段(内側シリンダ)、22…下カウンタパンチ

Claims (1)

  1. スライド(6)側に取付けられた上型(1)のキャビティ(1a)と、ボルスタ(17)側に設置された下型(2)のキャビティ(2a)を閉塞し、かつ上型(1)及び下型(2)に設けられた上カウンタパンチ(8)及び下カウンタパンチ(22)でキャビティ(1a),(2a)内のワーク(7)を加圧分流してワーク(7)を閉塞鍛造する閉塞鍛造用金型装置において、
    上記スライド(6)下面に上部シリンダブロック(5)を介して上部支持部材(4)を取付け、この上部支持部材(4)内に収容した第1の昇降部材(4a)の下面に、上記上型(1)を取付け、
    上記上部シリンダブロック(5)に第1の外側シリンダ(11)を設け、この第1の外側シリンダ(11)内に第1のピストン(11b)を上下摺動自在で、かつ第1の油圧室(11c)内の圧油で下方に移動するように収容し、この第1のピストン(11b)の下面を第1の作動ピストン(10)に当接すると共に、その第1の作動ピストン(10)を上記第1の昇降部材(4a)の上面に当接し、上記第1の油圧室(11c)内に圧油を供給する油圧発生装置(25)を設けて上記上型(1)を上方より加圧する加圧手段とし、
    上記第1の外側シリンダ(11)の中心部に第1の内側シリンダ(12)を設け、この第1の内側シリンダ(12)内に、上記上カウンタパンチ(8)を下方に押す第2のピストン(12a)を上下摺動自在に収容し、この第2のピストン(12a)を下方に移動する第2の油圧室(12b)への圧油の充満、およびタンク(35)へのドレーンを行う油圧発生装置(25)を設けて、上記上カウンタパンチ(8)に背圧を付与する背圧付与手段とし、
    上記ボルスタ(17)上面に下部シリンダブロック(16)を介して下部支持部材(14)を取付け、この下部支持部材(14)内に収容した第2の昇降部材(14a)の上面に、上記下型(2)を取付け、
    上記下部シリンダブロック(16)に第2の外側シリンダ(19)を取付け、この第2の外側シリンダ(19)内に第3のピストン(19b)を上下摺動自在で、かつ第3の油圧室(19c)内の圧油で上方に移動するように収容し、この第3のピストン(19b)の上面を第2の作動ピストン(18)に当接すると共に、その第2の作動ピストン(18)を上記第2の昇降部材(14a)の下面に当接し、上記第3の油圧室(19c)内に圧油を供給する油圧発生装置(25)を設けて上記下型(2)を下方より加圧する加圧手段とし、
    上記第2の外側シリンダ(19)の中心部に第2の内側シリンダ(20)を設け、この第2の内側シリンダ(20)内に、上記下カウンタパンチ(22)を上方に押す第4のピストン(20a)を上下摺動自在に収容し、この第4のピストン(20a)を上方に移動する第4の油圧室(20b)への圧油の充満、およびタンク(35)へのドレーンを行う油圧発生装置(25)を設けて、上記下カウンタパンチ(22)に背圧を付与する背圧付与手段とし、
    上記スライド(6)が下降するとき、上記第1の油圧室(11c)に圧油を供給して第1のピストン(11b)を下方に移動し、かつ上記第3の油圧室(19c)に圧油を供給して第3のピストン(19b)を上方に移動して加圧手段により上型(1)、下型(2)を上下方向より加圧してキャビティ(1a),(2a)を両側閉塞するとともに、上記第2の油圧室(12b)に圧油を充満して上カウンタパンチ(8)に背圧を付与し、かつ上記第4の油圧室(20b)に圧油を充満して下カウンタパンチ(22)に背圧を付与してキャビティ(1a),(2a)内のワーク(7)を加圧分流し、上記スライド(6)が上昇する前で、かつ上記キャビティ(1a),(2a)内にワーク(7)が充満されたら上記第2の油圧室(12b)及び上記第4の油圧室(20b)内の圧油をタンク(35)へドレーンさせ、背圧を除圧する構成としたことを特徴とする閉塞鍛造用金型装置。
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