JP4273852B2 - 画像撮影装置、プログラム - Google Patents

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JP4273852B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像撮影装置およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、撮影画像を電子データとして様々な記録媒体に記録できるデジタルスチルカメラ等が多く市販されるようになった。また、上記記録媒体の記録容量も年々大容量化が進み、誰もが手軽に、しかも撮影残り枚数を気にすることなく撮影を楽しめるようになってきている。一方で、撮影した画像データが大量になるにつれて、撮影時又は撮影後の画像データの整理についても多くの時間と労力が必要とされるようになり大変な作業となってきている。さらに、気軽に撮影が楽しめる反面、同じような構図での撮影による類似画像データも多くなり、不要な画像データを削除するなどして選別する作業も大変な作業となる。
【0003】
上記問題を解決するために、例えば、特許文献1には、撮影した画像ファイルを撮影日時データ及び撮影位置データと関連づけ、画像ファイルに関連づけられた撮影日時データ又は撮影位置データ基づいて、画像データを階層構造をもったグループに分類し、表示することができ、さらに、使用者が多数の画像ファイルの中から目的のファイルを容易に選択することができ、階層構造をもったグループに基づいて画像ファイル群をメモリカードに記録することができる画像撮影装置について開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、被写体である人物が身に付けた信号部材からその人物固有のID情報を採取してその画像データに対応づけて記録し、内蔵メモリ又は記録メディアから画像データを読み出して外部記憶手段に記録する際には、画像データとともに読み出されたID情報ごとに外部記憶手段にフォルダを作成し、読み出された画像データをID情報で分類して該当するフォルダに保存する画像データの分類保存方法が開示されている。画像認識手法については、例えば特許文献3に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−228528号公報
【特許文献2】
特開2003−069935号公報
【特許文献3】
特開2002−008042号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1にあっては、撮影した画像ファイルを撮影日時データ及び撮影位置データと関連づけ、画像ファイルに関連づけられた撮影日時データ又は撮影位置データ基づいて、画像データを階層構造をもったグループに分類するため、撮影後に撮影した画像データを整理する場合には、類似の画像データが不要な場合には、結局全ての画像データに目を通して必要な画像データか、不要な画像データかを判断して削除する必要がある。また、撮影時においては、既に同様の画像が撮影済みの場合にも、撮影者は気づかずに撮影を続けてしまう。
【0007】
また、特許文献2にあっては、被写体である人物の身に付けた信号部材からその人物固有のID情報を採取してその画像データに対応づけて記録し、内蔵メモリ又は記録メディアから画像データを読み出して外部記憶手段に記録する際には、画像データとともに読み出されたID情報ごとに外部記憶手段にフォルダを作成し、読み出された画像データをID情報で分類するため、特許文献1と同様の問題に加え、撮影前にID情報の登録を行なっておく等の前準備が必要となる。
【0008】
以上に述べた従来の画像撮影装置、画像整理装置及びプログラムにおける問題点は、撮影した画像データの整理において、撮影時において、既に類似の画像を撮影済みと気づくことなく、類似の画像を数多く撮影してしまうということである。さらに、記録媒体等に記録された大量の画像データの中から、類似した画像から画像状態の善し悪しを判断し、必要とする画像データのみを残しつつ整理するためには多くの時間と労力を費やさなければならないということである。
【0009】
本発明の課題は、撮影時に既に類似の画像が撮影済みであることを使用者に報知し、不要な類似の画像を撮影しなくて済むようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、カメラ撮影部で撮影された撮影済み画像を記録媒体に記録する画像撮影装置であって、画像撮影時における類似画像チェックの要否を示すモード情報を任意に設定する設定手段と、前記カメラ撮影部での撮影操作時に、前記設定手段で類似画像チェックのチェック要を示すモード情報が設定されているか否かを判別するモード判別手段と、類似画像チェック要を示すモード情報が設定されている場合には、当該撮影操作時に前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像の内容を認識し、その撮影画像と類似する撮影済み画像が前記記録媒体に既に記録済みか否かを判別する類似判別手段と、前記類似判別手段で、類似する撮影済み画像が既に記録済みでないと判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して新たに記録するよう制御し、類似する撮影済み画像が既に記録済みであると判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して記録することを一時的に抑止するよう制御する記録制御手段と、前記記録制御手段で、前記画像の記録が一時的に抑止された際は、前記撮影操作で撮影された撮影画像と類似する画像が既に撮影済みであることを報知する報知手段と、を有することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態として実施例を図1〜図11に基づいて説明する。
図1は本実施形態における画像撮影装置の内部構成を示す図である。同図において、画像撮影装置は、CPU11、カメラ撮影部12、操作部13、メモリ14、画像文字認識部15、表示部16、画像メモリ部17、記録媒体18を有し、これらがバス19を介して接続され、相互にデータの授受が行なえる構成となっている。
【0029】
CPU11は中央演算処理部であり、メモリ14に予め格納されている制御プログラムを実行することでこの画像撮影装置全体の動作を制御する。カメラ撮影部12は、画像の撮影処理を司る部分で、CPU11からレリーズボタンの押下を通知されると、撮像レンズを介してCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子上に結像された被写体像を、光電変換して電気信号に変えた後A/D変換を行い、デジタル画像データにする。
【0030】
操作部13は、操作者の操作指示を受け付ける操作ボタン等であり、電源キー、レリーズボタン、種々の設定を行なう為の設定ボタン等から構成されている。操作者がこの操作部13を操作すると操作内容がCPU11に通知され、CPU11はその操作内容に基づいて他の要素の制御処理を行なう。メモリ14は、CPU11によって実行されるプログラム等を記憶するROMや、CPU11がワークメモリとして用いるRAM等から構成されている。画像文字認識部15は、撮影画像に写っている文字を文字データに変換するものである。尚、この画像文字認識部15は、専用の回路によって実現しても、CPU11によるソフトウエア処理によって実現しても良い。表示部16は、液晶モニタやそのドライバ等から構成されており、画像撮影時に撮影画像を表示したり、後述する電子掲示板へ表示させるデータの選択等の設定の際、種々の情報を操作者が確認できるように表示するものである。
【0031】
画像メモリ部17は、フラッシュメモリ等で構成される書き換え可能な不揮発性メモリであり、撮影した画像の画像データを記憶する。記録媒体18は、SDカード、フラッシュメモリカード、スマートメディアカード、メモリースティック、PCカード等のメモリカードであり、画像撮影装置から着脱可能な可搬記録媒体であり、画像撮影装置に装着されるとバス19に接続される。本実施形態の画像撮影装置は、操作者による操作部13の操作指示に基づいて、CPU11がメモリ部14のRAMをワークメモリとして用いながらメモリ部14内のプログラムを実行することによって、画像撮影装置の他の構成要素を制御して後述する各種処理を実現する。
【0032】
図2、図3及び図11は、本発明の実施形態を示すフローチャートである。本発明の実施形態は、図2〜図10に整理処理の実施例の処理概要を示し、図2及び図11において類似チェック処理の実施例の処理概要を示している。図2は、整理処理の実施例及び類似チェック処理の実施例の共通処理部を示しており、操作部13であるシャッタ又は設定用ボタン等の操作がCPU11に通知されると、CPU11は、図2に示す通常の撮影処理、図3に示す整理処理、又は図11に示す類似チェック処理のいずれかの処理に移行する。
【0033】
以下、図2〜図10に基づいて、本発明の整理処理の実施例について説明をする。
図2は、操作部13であるシャッタ及び設定用ボタン等の操作により、使用者が所望する処理に分岐する処理を示している。CPU11は、シャッタ操作が行なわれたことを示す割り込み信号等による通知があった場合には(ステップS201)、画像撮影を実施し、カメラ撮影部12により、撮像レンズを介してCCD等の撮像素子上に結像された被写体像を、光電変換して電気信号に変えた後A/D変換を行い、デジタル画像データにする(ステップS202)。デジタル化された画像データは、画像番号と関連づけられて記録媒体18である例えばSDカードやメモリカード等の画像撮影装置から着脱可能な可搬記録媒体に記録される(ステップS203)。さらに、シャッタ操作が行なわれたことを示す割り込み信号等による通知を受けると、CPU11はステップS201からステップS203の処理を繰り返し実行される。
【0034】
ステップS201において、CPU11への割り込み信号等による通知が、シャッタ操作を示すものでない場合には、さらに、シャッタハーフ操作を示すものであるかを判別し(ステップS204)、シャッタハーフ操作の通知である場合には、例えば操作部13により設定される類似チェックモードの設定がされているかをチェックする(ステップS205)。類似チェックモードの設定がされていない場合には、モードの切り替え処理(ステップS209)に処理が移行され、類似チェックモードの設定がされている場合には、画像仮撮影を実施し、カメラ撮影部12により、撮像レンズを介してCCD等の撮像素子上に結像された被写体像を、光電変換して電気信号に変えた後A/D変換を行い、デジタル画像データにする(ステップS206)。一時的に撮影する仮撮影によりデジタル化された画像データは、画像メモリ部17に割り当てられている仮画像データを格納する領域(以下、仮メモリとする)に格納される(ステップS207)。仮画像データが仮メモリに格納されると、CPU11の処理は類似チェック処理(ステップS208)に移行する。
【0035】
ステップS204において、CPU11への割り込み信号等による通知が、シャッタハーフ操作を示すものでない場合、及びステップS205において類似チェックモードの設定がされていない場合には、モードの切り替え処理(ステップS209)に処理が移行される。CPU11への割り込み信号等による通知が、モード切り替えの通知である場合には、類似チェックモードの設定がされているかをチェックし(ステップS210)、類似チェックモードの設定がされている場合には、通常モードに設定が変更され(ステップS211)、類似チェックモードの設定がされていない場合には、類似チェックモードに設定が変更される(ステップS212)。通常モード又は類似チェックモードの設定がされると、CPU11は再び操作者からの操作待ち状態(ステップS213)となる。
【0036】
ステップS209において、CPU11への割り込み信号等による通知が、モードの切り替え通知でない場合には(ステップS209)、操作部13の整理ボタンが押下されたかをチェックする(ステップS214)。整理ボタンが押下されていない場合には、再び操作者からの操作待ち状態(ステップS213)となる。また、整理ボタンが押下された場合には、整理処理に処理が移行される(ステップS215)。
【0037】
図2に示すフローチャートにおいて、整理処理(ステップS215)に処理が移行された場合の処理概要のフローチャートを図3に示す。
整理処理が開始されると(ステップS300)、CPU11は、記録媒体18である、例えばSDカードやメモリカード等の画像撮影装置から着脱可能な可搬記録媒体から撮影済み画像データを読出してメモリ14のワーク用メモリ領域へ展開する(ステップS301)。画像データが読み出されると、その読み出された画像データは、図4に示すレイアウト番号テーブルに示す構図レイアウトパターンの画像データと比較され、一致、又は類似と判断される構図レイアウトパターンに対応するレイアウト番号を抽出する(ステップS302)。ステップS302により抽出されたレイアウト番号は、メモリ14に展開されている画像認識テーブル(図5参照)の画像番号に対応するレイアウト番号にセットされる(ステップS303)。
【0038】
ここで、画像データの構図レイアウトの認識方法は、従来より一般的に知られている手法をもって実施される。また、以後に記載される画像認識手法についても、従来より一般的に知られている手法をもって実施される。
例えば、図4に示すレイアウト番号テーブルを、メモリ14に展開する。同図には、レイアウト番号として1から順に連続した番号が付され、それぞれのレイアウト番号に対応した構図レイアウトパターンには、ステップS301で読み出された画像データと比較するために用いる構図レイアウトのパターンである画像データ、又は構図レイアウトパターンの画像データを格納しているメモリ領域のアドレスが格納される。
【0039】
構図レイアウトパターンである画像データは、ステップS301で読み出された画像データと比較するために用いられ、例えば、一人又は複数人の人物について、上半身のみのが撮影されている画像データ、全身が撮影されている画像データ、建物、建物や植物を組み合わせた背景の画像データ等が画像メモリ部17に格納されている。
【0040】
CPU11は、以上に述べたメモリ14に展開されているレイアウト番号テーブル(図4参照)のレイアウト番号に対応する構図レイアウトパターンと、ステップS301で読み出された画像データとを逐次比較する。比較する際には、構図レイアウトパターンの画像データの形状に沿って、構図レイアウトパターンの画像データにおける各ドットのRGBデータと、ステップS301で読み出された画像データにおける各ドットのRGBデータとを比較する。比較した結果、画像データに対する構図レイアウトパターン画像データのRGBデータの占有率を計算し、例えば80%以上であれば一致、又は類似と判断して構図レイアウトパターンに対応するレイアウト番号を抽出する(ステップS302)。なお、上記占有率は、80%に限られない。必要に応じて、0%〜100%の間で適当な閾値を設定すればよい。
【0041】
CPU11は、ステップS302により、一致、又は類似と判断された構図レイアウトパターンの画像データに対応したレイアウト番号を、メモリ14に展開されている画像認識テーブル(図5参照)におけるレイアウト番号にセットする(ステップS303)。
【0042】
ここで、図5に示す画像認識テーブルは、図2に示すS203で撮影された画像データに対応して1から順に番号が付された画像番号、画像番号に対応する画像データと一致、又は類似とステップS302で判断された図4に示す構図レイアウトパターンの画像データに対応するレイアウト番号、及びその画像データ内に認識される人物数で構成される。
【0043】
ステップS302、及びステップS303により、ステップS301で読み出された画像データのレイアウト番号が決定されると、CPU11は、次の処理に移行する。CPU11は、ステップS301によりメモリ14のワーク用メモリ領域へ展開された画像データについて、ステップS302、及びステップS303と同様の画像認識手法により、画像データ内の人物部分を認識し(ステップS304)、図5に示す画像認識テーブルの人物数に人物数をセットする(ステップS305)。
【0044】
ここで、画像データの人物部分の認識方法は、上記にも示したようにステップS302及びステップS303と同様に、従来より一般的に知られている手法をもって実施される。
例えば、図4と同様のテーブル、人物番号テーブルを、メモリ14に展開する。人物テーブルには、人物番号として1から順に連続した番号が付され、それぞれの人物番号に対応した人物パターンには、画像データと比較するために用いる人物パターンである画像データ、又は人物パターンの画像データを格納しているメモリ領域のアドレスが格納される。
【0045】
人物パターンである画像データは、ステップS301で読み出された画像データと比較するために用いられ、例えば、正面向きの人物の画像データ、横向きの人物の画像データ、座った状態の人物の画像データ等が画像メモリ部17に格納されている。
【0046】
CPU11は、以上に述べたメモリ14に展開されている人物番号テーブルの人物番号に対応する人物パターンの画像データと、ステップS301で読み出された画像データとを逐次比較する。比較する際には、人物パターンの画像データの形状に沿って、人物パターンの画像データにおける各ドットのRGBデータと、ステップS301で読み出された画像データにおける各ドットのRGBデータとを比較する。比較した結果、ステップS301で読み出された画像データに対する人物パターンの画像データのRGBデータの占有率を計算し、例えば80%以上であれば一致、又は類似と判断し、人物が撮影されていると判断する(ステップS304)。なお、上記占有率は、80%に限られない。必要に応じて、0%〜100%の間で適当な閾値を設定すればよい。
【0047】
CPU11は、以上の手法により、順次画像データと人物パターンとを比較することにより、画像データ内に撮影されている人物数をカウントし、図5に示す画像認識テーブルの人物数にデータをセットする(ステップS305)。
ステップS306において、CPU11は、SDカードやメモリカード等の画像撮影装置から着脱可能な可搬記録媒体に記録されている撮影済み画像データの全てに対して、ステップS301からステップS305の処理が終了したかを判断し、全てが終了していない場合には、再度ステップS301から処理を実施する(ステップS306)。
【0048】
以上の処理によって、メモリ14に展開されている図5に示す画像認識テーブルが作成され、ステップS301で読み出された画像データについて、構図レイアウト、及び撮影された人物の人物数が認識されることになる。
全ての画像データについて、ステップS301からステップS305の処理が完了すると、CPU11は、メモリ14に展開されている分類テーブル(図6参照)の作成処理に移行し、分類処理を開始する。
【0049】
CPU11は、メモリ14に展開されている図5に示す画像認識テーブルを、同図レイアウト番号、及び人物数に基づいて分類する分類処理を実施し、図6に示す分類テーブルに、レイアウト番号、人物数、及び画像番号をセットする。
例えば、CPU11は、画像認識テーブルの画像番号に沿って、同一のレイアウト番号の画像番号を検索する。図5に示す例では、CPU11によって、レイアウト番号1に対する同一のレイアウト番号の画像番号として、画像番号1、画像番号2、画像番号4、画像番号5、画像番号6、画像番号7、画像番号9が検出される。同一のレイアウト番号の画像番号が検出されると、CPU11は、さらに人物数に基づいて画像番号を分類する。その結果、CPU11により、人物数が2である画像番号として、画像番号1、画像番号5、画像番号6、画像番号7、画像番号9が検出され、図6に示す分類テーブルにセットされている。さらに、人物数が4である画像番号として、画像番号2、画像番号4が図6の分類テーブルにセットされている。同様にして、図5に示す画像認識テーブルにセットされている画像番号全てに対してレイアウト番号、及び人物数に基づいて分類処理が実行され、図6に示す分類テーブルに結果がセットされる(ステップS307、ステップS308)。
【0050】
ステップS307、及びステップS308によって分類テーブルが作成されると、CPU11は、メモリ14に展開されている分類テーブル(図6参照)を参照し、同一分類番号に対して複数の画像番号がセットされているかをチェックし(図示せず)、同一分類番号に対して複数の画像番号がセットされている場合には、さらに細分類処理を開始する。細分類処理を実施するにあたって、図6に示す分類テーブル、及び図7に示す細分類テーブルが使用される。
【0051】
ステップS309〜ステップS311では、ステップS307及びステップS308で処理された分類テーブルをさらに、画像データ内に撮影されている人物が同一人物であるかを判別し、同一人物が撮影されている画像データ毎に細分類される。
【0052】
ステップS309において、CPU11は、メモリ14に展開されている図6に示す分類テーブルの分類番号を参照する。次に、分類番号に対応する画像番号が複数セットされているかを判別する。画像番号が複数セットされていない場合には(分類番号に対応する画像番号が1対1の場合には)、CPU11は、次の分類番号を参照し、分類番号に対応した画像番号が複数セットされているかをチェックする。
【0053】
分類テーブルの分類番号に対応する画像番号が複数セットされている場合には、CPU11は、分類テーブルの分類番号にセットされている各々の画像データに対して、順次画像データ内の人物部分の比較処理を実行する(ステップS310)。
【0054】
ここで、人物部分の比較処理は、例えば次の処理手順によって実施される。すなわち、分類番号にセットされた1の画像データに対して、上述の公知技術によって画像データ内の人物部分を認識して抽出する。
また、画像データの人物部分の比較処理は、ステップS304でも記述したように、従来より一般的に知られている手法をもって実施される。
【0055】
例えば、図4と同様のテーブル、人物番号テーブルを、メモリ14に展開する。人物テーブルには、人物番号として1から順に連続した番号が付され、それぞれの人物番号に対応した人物パターンには、分類番号にセットされた1の画像データと比較するために用いる人物パターンである画像データ、又は人物パターンの画像データを格納しているメモリ領域のアドレスが格納される。
【0056】
人物パターンである画像データは、分類番号にセットされた1の画像データと比較するために用いられ、例えば、正面向きの人物の画像データ、横向きの人物の画像データ、座った状態の人物の画像データ等が画像メモリ部17に格納されている。
【0057】
CPU11は、以上に述べたメモリ14に展開されている人物番号テーブルの人物番号に対応する人物パターンの画像データと、分類番号にセットされた1の画像データとを逐次比較する。比較する際には、人物パターンの画像データの形状に沿って、人物パターンの画像データにおける各ドットのRGBデータと、分類番号にセットされた1の画像データにおける各ドットのRGBデータとを比較する。比較した結果、撮影された画像データに対する人物パターンの画像データのRGBデータの占有率を計算し、例えば80%以上であれば一致、又は類似と判断し、類似番号にセットされた1の画像データに対する人物パターンの画像データが特定される。同様にして、同一の分類番号にセットされている他の画像データ対しても人物パターンの画像データを特定する。
【0058】
人物パターンの画像データが特定されると、CPU11は、分類番号にセットされた1の画像データに対する人物パターンの画像データと、同一の分類番号にセットされた他の画像データに対する人物パターンに対する画像データとが一致するかを判別することにより、同一人物であるかを判別する(ステップS310)。なお、上記占有率は、80%に限られない。必要に応じて、0%〜100%の間で適当な閾値を設定すればよい。
【0059】
次に、同一分類番号にセットされた上記比較処理をしていない他の画像データに対しても、画像データ内の人物部分を認識して抽出する。同一分類番号内の1の画像データと上記他の画像データとを、例えば抽出された人物部分の形状、色情報(画像データにおけるRGBデータ)等で比較し、同一人物かを判断する。同一人物であると判断された場合には、上記分類番号内の1の画像データと同じ細分類テーブルの細分類番号に画像番号がセットされる。同一分類番号内の全ての画像データに対して人物比較が終了すると、CPU11は、次の分類番号を参照し、画像番号が複数セットされているかを判別する処理を実施し、分類番号内に複数の画像番号がセットされている場合には、上記人物部分の比較処理が実施される。
【0060】
以上のようにして、図6に示す分類テーブルにセットされている分類番号全てに対して人物部分比較処理が実施され、図7に示す細分類テーブルに示すデータがセットされる(ステップS311)。
例えば、図7の例では、細分類番号1には、画像番号1、画像番号5、画像番号7がセットされ、細分類番号2には、画像番号6、画像番号9がセットされている。
【0061】
これは、図6に示す分類テーブルの分類番号1にセットされている画像番号全てに対して人物部分の比較処理を行なわれた結果、画像番号1、画像番号5、画像番号7の画像データには、同一のレイアウト(レイアウト番号1)で、同一の人物が2人撮影されていると判断されたことを示し、同様に、画像番号6、画像番号9の画像データには、同一のレイアウト(レイアウト番号1)で、細分類番号1の画像データにある人物とは異なる人物が2人撮影されていると判断されたことを示している。
【0062】
以上に述べたステップS311までの処理によって、撮影された画像データは、同一の構図レイアウト、同一の人物(同じ人数)が撮影された画像データに分類される。ステップS312では、図7に示す細分類テーブルの各細分類番号にセットされている画像データ群について、画像状態の評価処理が実施される。画像状態を評価するにあたっては、例えば画像データ内に撮影されている人物部分の顔の画像状態で評価できる。画像状態の評価処理を実施するにあたっては、図7に示す細分類テーブル、図8に示す顔評価テーブル、及び図9に示す画像評価テーブルが使用される。
【0063】
CPU11は、メモリ14に展開されている細分類テーブル(図7参照)の細分類番号を参照し、細分類番号にセットされている複数の画像データの内から1つの画像データを選択する。ステップS310と同様に、従来技術により、選択された画像データに対して、人物部分の顔部分が認識され抽出される。
【0064】
本実施例では、顔部分の評価に際して図8に示す顔評価テーブルを使用して、顔部分の撮影状態を評価する。画像メモリ部17には、図8の顔評価テーブルにある「方向」(正面向きの状態、斜め向きの状態)、「隠れ度」(全面露出の状態、全面の3/4露出状態)、「開眼度」(目を開けた状態)について、比較するためのパターン画像データが格納されている。
【0065】
また、顔部の評価に際しては、図8に示す顔評価テーブルの評価項目にあるように、「方向」にあっては、正面向きの状態の場合には3、斜め向きの状態の場合には1、その他の状態の場合には0とし、「隠れ度」にあっては、顔全面が露出されている状態の場合には3、顔全面の3/4が露出している状態の場合には1、その他の状態では0とし、また「開眼度」にあっては、目が開いた状態(良の状態)の場合には2、その他の状態(悪の状態)には0として点数を付し、これらの点数の合計点によって、顔部分の撮影状態が評価される。
【0066】
顔部分の画像データが抽出されると、抽出された顔部分の画像データは順次、図8に示す顔評価テーブルの顔部番号と関連付けられる。顔部番号に対応する顔部画像データの各々は、CPU11によって、画像メモリ部17に格納されている、「方向」(正面向きの状態、斜め向きの状態)、「隠れ度」(全面露出の状態、全面の3/4露出状態)、「開眼度」(目を開けた状態)について比較するためのパターン画像データと、形状、色情報(RGBデータ)等とが比較され、その占有率が、例えば80%以上の場合には、一致又は類似と判断された上記比較のためのパターン画像データに対応する点数を図8に示す顔評価テーブルにセットされていく。なお、上記占有率は、80%に限られない。必要に応じて、0%〜100%の間で適当な閾値を設定すればよい。
【0067】
図8には、細分類テーブル(図7参照)の細分類番号1にセットされている画像番号1について顔部の撮影状態を評価した結果が示されている。画像番号1には、2人の人物が撮影されているため(図7細分類テーブル「人物数」参照)、メモリ14に展開されている顔評価テーブルには、顔部番号1と顔部番号2が抽出されてセットされている。顔部番号1の画像データは、評価項目である「方向」にあっては、斜め向き状態のパターン画像データと一致又は類似であると判断され、「隠れ度」にあっては、全面露出の状態のパターン画像データと一致又は類似であると判断され、また、「開眼度」にあっては、目を開けた状態のパターン画像データと一致又は類似とは判断されなかったことを表している。したがって、顔部番号1の評価点数は4となる。同様にして、顔部番号2の画像データに対しても評価され、評価点数は6となっている。
【0068】
顔評価テーブルへのセットが完了すると、CPU11は、顔部番号毎の合計点を算出し、さらに、顔部番号毎の合計点の総和(画像データの総合評価点)を算出して、メモリ14に展開されている図9に示す画像評価テーブルの画像番号に対応する画像データの総合評価点にセットする。
【0069】
図9に示す画像評価テーブルの例では、細分類テーブル(図7参照)にある細分類番号1にセットされている画像番号1、画像番号5、及び画像番号7に対して、上記の説明と同様に顔評価テーブル(図8参照)を使用して画像状態を評価した結果を示している。
【0070】
以上に述べた画像状態の評価処理が、図7に示す細分類テーブルにセットされている全ての細分類番号について実施される(ステップS312)。
ステップS312によって、細分類番号単位での各画像の画像状態の評価が完了すると、CPU11は、メモリ14に展開されている画像評価テーブルを「総合評価点」の高い順にソートし(ステップS313)、細分類番号単位で、表示部16に画像データを表示する(ステップS314)。ここで、本発明では、報知手段として、画像データ等の表示部16への表示によって使用者への報知を行なっているが、音声による報知でもよい。
【0071】
CPU11は、メモリ14に展開されている画像評価テーブル(図9参照)の「総合評価点」の高い画像番号を整理対象として自動選択する(ステップS315)。整理対象の画像番号を選択すると、CPU11は、選択された画像番号について、整理してもよいかを使用者に問い合わせを行なうため、例えば表示部16にその旨表示し、操作部13からの指示待ち状態となる(ステップS316)。整理対象の画像番号が、選択された画像番号でない場合には、使用者により整理対象の画像番号が変更され、CPU11は、再度確認を行なうために、例えば表示部16にその旨表示して、操作部13からの指示待ち状態となる(ステップS317)。
【0072】
CPU11は、使用者により、操作部13から整理OKの通知を受けると、選択されている画像番号に対応する画像データを残し、それ以外の画像データを全て削除する(ステップS318)。画像データの削除が終了し、画像データの整理処理が終了すると、CPU11は、図2に示すステップS200において、使用者からの操作待ち状態となる。
【0073】
以上の説明において、ステップS302における構図レイアウトを認識する処理、ステップS304における画像内の人物部分を認識する処理、ステップS310における指定分類内の各画像内で人物部分を比較する処理、ステップS312における細分類単位で各画像データの画像状態を評価する処理は、本実施例に記述した手法に限らない。画像データの認識処理は、従来より公知な手法(例えば、特許文献3を参照)を用いて実施可能である。また、以下に説明するステップS1101における仮撮影画像から構図レイアウトを認識する処理、ステップS1103における構図レイアウトを認識する処理、ステップS1108における仮撮影画像から人物部分を認識する処理、ステップS1109における類似画像データから人物部分を認識する処理においても同様に、従来より公知である手法(例えば、特許文献3を参照)を用いて実施可能である。
【0074】
図3のステップS302等の画像認識処理は、あらかじめ決められた構図レイアウトに対応したレイアウト番号を決定することができればよく、ステップS302に記載した手法に限られない、例えば、明るさの急変する部分(エッジ)を特徴量として抽出するエッジ法により、撮影された画像データ及び構図レイアウトパターンの画像データのエッジを抽出し、両画像データのエッジを比較してレイアウト番号を決定してもよい。
【0075】
ステップS315において、整理対象として自動選択される画像番号は、例えば最も「総合評価点」の高い画像番号でもよく、「総合評価点」に閾値を設定しておき、「総合評価点」が閾値以上のものを整理対象として選択するようにしてもよい。
【0076】
ステップS312における細分類単位で各画像データの画像状態を評価するに際して、本実施例では、画像データ内に撮影された人物部分の内、顔の撮影状態に基づいて評価を実施したが、例えば、人物全体の撮影状態や構図レイアウトの撮影状態等、画像データ内に撮影された他の部分に基づいて評価を実施してもよい。また、図8に示す顔評価テーブルにおける評価項目についても本実施例で示した「方向」、「隠れ度」、「開眼度」に限らない。評価の精度や、カメラの処理能力等を考慮して評価項目を設定すればよい。
【0077】
図11は、本発明の類似チェック処理の実施例について示している。以下、図に基づいて説明をする。同図に示すフローチャートは、類似チェック処理(ステップS208)に処理が移行された場合の処理概要のフローチャートである。
類似チェック処理が開始されると(ステップS1100)、ステップS1101では、CPU11によって、仮メモリに記憶されている画像データ(ステップS207)から、構図レイアウトが認識される。構図レイアウトを認識する手段は、図3の例えばS302での処理と同様に、従来より一般的に知られている手法をもって実施される。
【0078】
例えば、図4に示すレイアウト番号テーブルを、あらかじめ用意しておく。同図には、レイアウト番号として1から順に連続した番号を付し、それぞれのレイアウト番号に対応した構図レイアウトパターンには、撮影された画像データと比較するために用いる構図レイアウトのパターンである画像データ、又は構図レイアウトパターンの画像データを格納しているメモリ領域のアドレスが格納される。
【0079】
また、撮影された画像データと比較するために用いる構図レイアウトのパターンである画像データには、例えば、一人又は複数人の人物について、上半身のみのが撮影されている画像データ、全身が撮影されている画像データ、建物、建物や植物を含めた背景の画像データ等が画像メモリ部17に格納されている。
【0080】
CPU11は、以上に述べたメモリ14に展開されているレイアウト番号テーブルのレイアウト番号に対応する構図レイアウトパターンと、撮影された画像データとを逐次比較する。比較する際には、構図レイアウトパターンの画像データの形状に沿って、撮影された画像データの各ドットのRGBデータと、構図レイアウトのパターン画像データの各ドットのRGBデータとを比較する。比較した結果、撮影された画像データに対する構図レイアウトパターン画像データのRGBデータの占有率を計算し、例えば80%以上であれば一致、又は類似と判断し構図レイアウトが特定される(ステップS1101)。なお、上記占有率は、80%に限らない。必要に応じて、0%〜100%の間で適当な閾値を設定すればよい。
【0081】
さらに、CPU11は、既に記録媒体18に記録済みの画像データを画像メモリ部17等に読出し(ステップS1102)、ステップS1101と同様の処理により、構図レイアウトを認識する(ステップS1103)。
CPU11は、ステップS1101によって特定された構図レイアウトパターン及び、ステップS1103によって特定された構図レイアウトパターンとが一致又は類似であるかを判断し(ステップS1104)、一致又は類似でない場合には、ステップS1106に処理が移行する。上記構図レイアウトパターンが一致又は類似である場合には、撮影済み画像番号をメモリ14に記憶し、ステップS1106にCPU11の処理が移行される。ステップS1106において、CPU11は、記録媒体18に記録済みの全ての画像データについて構図レイアウトの類似チェックが実施されたかを判別し、全ての画像データについて処理が完了していない場合には、ステップS1102に処理が戻り、再度ステップS1102〜ステップS1106の処理が実行される。
【0082】
ステップS1106において、仮撮影画像の構図レイアウトと全ての撮影済み画像の構図レイアウトとの類似チェック処理が終了すると、CPU11は、構図レイアウトが類似の画像データの画像番号がメモリ14に記憶されているかを判別する(ステップS1107)。メモリ14に構図レイアウトが類似の画像データの画像番号が記憶されていない場合には、CPU11は、ステップS1116へと処理が移行する。メモリ14に構図レイアウトが類似の画像データの画像番号が記憶されている場合には、さらに、仮撮影画像データの人物部分と、メモリ14記憶されている全ての構図レイアウト類似画像データの人物部分との類似チェック処理が、CPU11によって実施される。
【0083】
ステップS1108において、ステップS304と同様の手法によって、仮撮影画像から人物部分を認識し人物パターンの画像データが特定される。さらに、CPU11は、メモリ14に記憶されている1の類似画像データからステップS304と同様の処理によって、人物部分を認識して人物部パターンを特定する。ステップS1108によって特定された人物パターンとステップS1109によって特定された人物パターンとが比較され、同一人物であるかが判断される(ステップS1110)。
【0084】
ステップS1110において、仮撮影画像の人物部分と、メモリ14に記憶されている類似画像データ(ステップS1104によって抽出した撮影済み画像番号に対応する画像データ)の人物部分とが同一人物であると判断されると、CPU11は、該当する類似画像データの画像番号を、メモリ14に記憶する(ステップS1111)。さらに、CPU11は、メモリ14に他の類似画像番号が記憶されているかをチェックし(ステップS1112)、他に類似画像番号が記憶されている場合には、ステップS1109に処理が移行し、再度ステップS1109からステップS1112の処理を実行する。
【0085】
メモリ14に記憶されている類似画像番号について、同一人物のチェックが完了すると、CPU11は、ステップS1113に処理が移行され、表示部16に類似画像データ有りのメッセージ又は画像データ等を表示し、使用者に通知する。CPU11は、表示部16へのメッセージ等の表示後、例えば図10に示すように類似画像データを表示する(ステップS1114)。CPU11は、類似画像データの表示後、使用者からのシャッタ操作の通知があるかをチェックし(ステップS1115)、シャッタ操作である場合には、仮メモリ内に記録されている仮画像データを、記録媒体18に記憶する。
【0086】
ステップS1117において、CPU11は、シャッタ操作でない場合には、仮メモリ内に記憶されている仮画像データを消去し(ステップS1117)、類似チェック処理を終了して(ステップS1118)、図2に示すステップS201の処理に移行する。
【0087】
図3の実施例に示した整理処理装置は、デジタルスチルカメラ等の撮影機能を必ずしも必要としない。例えば、パーソナルコンピュータ等を用いて、パーソナルコンピュータ等に接続された記録媒体に記録された画像データに対して整理処理を実現させてもよい。
【0088】
以上に説明した実施例では、整理処理及び類似チェック処理について、1つの処理の一部として記載しているが、整理処理のみの機能、又は類似チェック処理のみの機能を有する画像撮影装置、画像整理装置、及びプログラムであってもよい。
【0090】
【発明の効果】
発明によると、撮影時に、既に類似画像を撮影してしまっていることを使用者に通知することにより、類似画像の撮影を未然に防止できるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における画像撮影装置の内部構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態の処理概要を示すフローチャートである。
【図3】本発明の整理処理の処理概要を示すフローチャートである。
【図4】レイアウト番号テーブルを示す図である。
【図5】画像認識テーブルを示す図である。
【図6】分類テーブルを示す図である。
【図7】細分類テーブルを示す図である。
【図8】顔評価テーブルを示す図である。
【図9】画像評価テーブルを示す図である。
【図10】細分類画像の表示例を示す図である。
【図11】本発明の類似チェック処理の処理概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11・・・CPU
12・・・カメラ撮影部
13・・・操作部
14・・・メモリ部
15・・・画像文字認識部
16・・・表示部
17・・・画像メモリ部
18・・・記録媒体部
19・・・バス

Claims (4)

  1. カメラ撮影部で撮影された撮影済み画像を記録媒体に記録する画像撮影装置であって、
    画像撮影時における類似画像チェックの要否を示すモード情報を任意に設定する設定手段と、
    前記カメラ撮影部での撮影操作時に、前記設定手段で類似画像チェックのチェック要を示すモード情報が設定されているか否かを判別するモード判別手段と、
    類似画像チェック要を示すモード情報が設定されている場合には、当該撮影操作時に前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像の内容を認識し、その撮影画像と類似する撮影済み画像が前記記録媒体に既に記録済みか否かを判別する類似判別手段と、
    前記類似判別手段で、類似する撮影済み画像が既に記録済みでないと判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して新たに記録するよう制御し、類似する撮影済み画像が既に記録済みであると判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して記録することを一時的に抑止するよう制御する記録制御手段と、
    前記記録制御手段で、前記画像の記録が一時的に抑止された際は、前記撮影操作で撮影された撮影画像と類似する画像が既に撮影済みであることを報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする画像撮影装置。
  2. 前記記録制御手段は、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像の記録が一時的に抑止された後に、その撮影の続行指示があった場合には、当該撮影画像を前記記録媒体に対して新たに記録するよう制御する、ことを特徴とする請求項1記載の画像撮影装置。
  3. 前記報知手段は、類似画像が既に撮影済みであることを報知する際に、前記記録媒体に記録されていた類似する撮影済み画像を表示する、ことを特徴とする請求項1記載の画像撮影装置。
  4. コンピュータに、
    カメラ撮影部で撮影された撮影済み画像を記録媒体に記録する機能と、
    画像撮影時における類似画像チェックの要否を示すモード情報を任意に設定する設定機能と、
    前記カメラ撮影部での撮影操作時に、類似画像チェックのチェック要を示すモード情報が設定されているか否かを判別する機能と、
    類似画像チェック要を示すモード情報が設定されている場合には、当該撮影操作時に前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像の内容を認識し、その撮影画像と類似する撮影済み画像が前記記録媒体に既に記録済みか否かを判別する機能と、
    類似する撮影済み画像が既に記録済みでないと判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して新たに記録するよう制御し、類似する撮影済み画像が既に記録済みであると判別された場合には、前記カメラ撮影部で撮影された撮影画像を前記記録媒体に対して記録することを一時的に抑止するよう制御する機能と、
    前記画像の記録が一時的に抑止された際は、前記撮影操作で撮影された撮影画像と類似する画像が既に撮影済みであることを報知する機能と、
    を実行させるためのプログラム。
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